説明

操作型電子部品及びその検査方法

【課題】主に自動車の電子機器の制御等に用いられる操作型電子部品、及びその検査方法に関し、簡易な構成で多数の識別品番の表示ができ、部品の種類の検査も容易なものを提供することを目的とする。
【解決手段】所定数のラインが左右方向に並んだ複数のライン部13Aと13Bを、上下方向に配列表示して電子部品を識別するラベル13を形成し、このラベル13をケース1外面に貼付することによって、上下方向に配列された複数のライン部13Aと13Bの、ラインの本数の組合せによって、多くの識別品番を表示できるため、簡易な構成で、多数の識別品番の表示が可能な操作型電子部品14を得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に自動車の電子機器の制御等に用いられる操作型電子部品、及びその検査方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、自動車内のハンドル周辺等に操作型電子部品を装着し、この操作によって車室内の様々な電子機器等を制御することが広く行われているが、これらの電子部品においては、自動車の車種やグレード、ボディの色等に合わせ、外観形状は類似であるが、その色や操作体の数、表示された文字や記号等の異なる多種類の対応が必要であり、部品の製造工程や車体への組立工程において、種類の識別の容易なものが求められている。
【0003】
このような従来の操作型電子部品について、図5を用いて説明する。
【0004】
図5は従来の操作型電子部品の斜視図であり、同図において、1は略箱状で下面開口の絶縁樹脂製のケースで、この上面には、揺動可能な操作体2Aや2B、及び上下動可能な操作体2Cが装着されている。
【0005】
また、これらの操作体2A〜2Cの上面には、その操作機能を表す所定の文字や記号、あるいは図形などが印刷や2色成形などによって表示されている。
【0006】
さらに、3は上下面に複数の配線パターンが形成された配線基板で、ケース1下面に固定されると共に、この配線基板3には操作体2A〜2Cの操作に応じて電気的接離を行うプッシュスイッチ(図示せず)や、外部へこの電気的接離信号を出力するコネクタ(図示せず)等が装着されて、出力部が形成されている。
【0007】
そして、4はケース1の外側面に貼付されたラベルで、このラベル4には、ケース1や操作体2A〜2Cの色、あるいは操作体2A〜2C上面の表示などの組合せによって異なる操作型電子部品の種類を表す、例えば、約10桁前後の英文字や数字の識別品番が表示されて、操作型電子部品5が構成されている。
【0008】
また、このような構成の操作型電子部品5を製作する際には、先ず所定の色のケース1に、所定の色で所定の表示がされた操作体2A〜2Cを装着した後、プッシュスイッチやコネクタ等が装着された配線基板3を、ケース1下面に取付けて固定する。
【0009】
そして、ケース1や操作体2A〜2Cの色や表示などによって決められる識別品番が表示されたラベル4を、ケース1外側面に貼付して組立てを完成した後、次の検査工程で、操作体2A〜2Cを操作して、出力部の電気的接離などの電気的検査や動作検査、あるいはケース1や操作体2A〜2Cの傷の有無や、表示間違い等の外観検査などが行われた後、保管・搬送される。
【0010】
なお、この検査工程において、ケース1外側面に貼付されたラベル4に、その操作型電子部品5の種類を表す正しい識別品番が表示されているかどうかを、通常目視によって検査するが、製作数量が多い場合、ラベル4に表示された約10桁前後の英文字や数字を、短時間で間違いなく確認することは難しく、見間違いや検査もれが生じ易い。
【0011】
また、このようなラベル4検査を目視ではなく、検査装置で自動検査する場合には、多数の英文字や数字を識別可能な、高精度の画像認識装置を用いて検査する必要があるため、検査装置が高価なものとなってしまう。
【0012】
このため、約10桁前後の英文字や数字の識別品番を直接ラベル4に表示するのではなく、これらをコード化したバーコードをラベルに表示すると共に、画像認識装置等にくらべ比較的安価な市販のバーコード読取り装置を用いて、このバーコードを読取り、識別することが行われる。
【0013】
しかしながら、バーコードは本来、所定の幅のバーやスペースを複数組合せることによって数字や文字などをコード化したものであるため、例えば、工業用バーコードとして多く使われているコード39では、1文字が5本の細いバー(略してNB)又は太いバー(略してWB)と4本の細いスペース(略号してNS)又は太いスペース(略してWS)の所定の組合せから構成される。
【0014】
従って、例えば、数字の「1」を表すには、「WB+NS+NB+WS+WB+NS+WB+NS+NB」の組合せ、また、英文字の「E」を表すには「WB+NS+NB+NS+WB+WS+NB+NS+NB」の組合せというように、一つの数字や文字を表すために多数のバーやスペースが必要であると共に、両端には所定の幅の余白と、バーコードの始まりと終わりにはスタート/ストップキャラクタといわれる「*」の記号を示すコードを付ける必要があるため、識別品番の約10桁前後の英文字や数字を表すには、長く複雑なバーコードが必要となる。
【0015】
このため、このようなバーコードで識別品番を表示したラベルも長い寸法のものとなってしまい、ケース1外側面にこの長いラベルを貼付するスペースが必要になると共に、このバーコードを読取るためには、ラベルが貼付されたケース1外側面には凹凸がなく平坦な面でなければならないため、電子部品の小型化の妨げとなり易いものであった。
【0016】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2001−249614号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
しかしながら、上記従来の操作型電子部品においては、操作型電子部品5の種類を示すラベルを検査する際、多数の文字や数字で識別品番を表示したラベルを、目視で検査する場合には見誤り易く、自動検査する場合には検査装置が高価なものとなってしまい、また、バーコードで識別品番を表示した場合には、電子部品の小型化を図ることが困難になるという課題があった。
【0018】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、簡易な構成で多数の識別品番の表示が可能で、部品の種類の検査も容易な操作型電子部品、及びその検査方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0020】
本発明の請求項1に記載の発明は、所定数のラインが左右方向に並んだ複数のライン部を、上下方向に配列表示して電子部品を識別するラベルを形成し、このラベルをケース外面に貼付して操作型電子部品を構成したものであり、上下方向に配列された複数のライン部の、左右方向に並んだラインの本数の組合せによって、多くの識別品番を表示できるため、簡易な構成で、多数の識別品番の表示が可能な操作型電子部品を得ることができるという作用を有する。
【0021】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ラベルの所定箇所に着色部を設けたものであり、複数のライン部に加え、着色部の色によっても部品の種類を識別表示できるため、さらに多数の識別品番の表示を行うことができるという作用を有する。
【0022】
請求項3に記載の発明は、ラベルのライン部又は着色部に対向するように、光センサ又はカラーセンサからなる検出手段を配置し、この検出手段によって、ライン部のライン数又は着色部の色を検出すると共に、このライン数又は色によって、制御手段がラベルを識別して請求項1又は2記載の操作型電子部品の検査を行うものであり、光センサやカラーセンサ等の比較的安価な検出装置で検出手段を形成できるため、安価で多数の識別品番の検査が可能な検査方法を実現することができるという作用を有する。
【発明の効果】
【0023】
以上のように本発明によれば、簡易な構成で多数の識別品番の表示が可能で、部品の種類の検査も容易な操作型電子部品、及びその検査方法を実現することができるという有利な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
【0025】
なお、背景の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0026】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による操作型電子部品の斜視図であり、同図において、1は略箱状で下面開口のABSやポリオキシメチレンなどの絶縁樹脂製のケースで、この上面には、揺動可能な操作体2Aや2B、及び上下動可能な操作体2Cが装着されている。
【0027】
また、これらの操作体2A〜2Cの上面には、その操作機能を表す所定の文字や記号、あるいは図形などが印刷や2色成形などによって表示されている。
【0028】
さらに、3は上下面に複数の配線パターンが形成された配線基板で、ケース1下面に固定されると共に、この配線基板3には操作体2A〜2Cの操作に応じて電気的接離を行うプッシュスイッチ(図示せず)や、外部へこの電気的接離信号を出力するコネクタ(図示せず)等が装着されて、出力部が形成されている。
【0029】
そして、13はケース1の外側面に貼付されたラベルで、このラベル13には、ケース1や操作体2A〜2Cの色、あるいは操作体2A〜2C上面の表示などの組合せによって異なる操作型電子部品の種類を表す、ラインによる識別品番が表示されて、操作型電子部品14が構成されている。
【0030】
なお、操作型電子部品14には、装着される自動車の車種やグレード、ボディの色等によって、外観形状は類似であるが、ケース1や操作体2A〜2Cの色、あるいは操作体2A〜2Cの数や上面の表示等の異なる多種類のものがあり、これらを識別するためラベル13には、所定数のラインが左右方向に並んだライン部13Aと13Bが上下方向に配列されて、識別品番が表示されると共に、中間部には着色部13Cが設けられている。
【0031】
そして、このラベル13には、例えば、ケース1が黒色で操作体2A〜2Cが青色の場合には、図2(a)の平面図に示すように、黒色のラベル13の上列に白色の略帯状のラインが左右方向に4本並んだライン部13Aが、下列に同じくラインが3本並んだライン部13Bが配列表示されると共に、中間部には白色の着色部13Cが設けられ、この着色部13Cには種類の大まかな区分を示す区分記号13Dである、英文字「M」が表示されている。
【0032】
これに対し、例えば、ケース1が灰色で操作体2A〜2Cが黄色の場合のラベル23には、図2(b)に示すように、上列には白色のラインが2本並んだライン部23Aが、下列にはラインが1本のライン部23Bが配列表示されると共に、中間部には水色の着色部23Cが設けられ、区分記号23Dとして英文字「B」が表示されている。
【0033】
つまり、ラベル13や23の上列と下列に、例えば、黒色の場合は4本、青色は3本、灰色は2本、黄色は1本というように、ケース1と操作体2A〜2Cの色に応じた本数のラインを並べることによって、例えば上列と下列に1〜5本ずつのラインを並べた場合には、25通りの色の組合せ、即ち25種類の識別品番が表示できるようになっている。
【0034】
さらに、ラベル13や23の中間部に着色部13Cや23Cを設け、例えば、操作体2A〜2C上面の表示が、図1に示した表示の場合には白色の着色部13C、操作体2Aと2Bの表示が逆の場合は水色の着色部23C、等とすることによって、例えば着色部に4色を用いれば、上記25通りに4を乗じて100通りの組合せ、即ち100種類の識別品番の表示が可能なように構成されている。
【0035】
また、このように構成された操作型電子部品14を製作する際には、先ず所定の色のケース1に、所定の色で所定の表示がされた操作体2A〜2Cを装着した後、プッシュスイッチやコネクタ等が装着された配線基板3を、ケース1下面に取付けて固定する。
【0036】
そして、ケース1や操作体2A〜2Cの色や表示などによって決められる識別品番が表示されたラベル13や23を、ケース1外側面に貼付して組立てを完成した後、図3の概略図に示すように、ラベル13がケース左側の外側面に貼付された操作型電子部品14を、A方向から移動させて、検査工程の検出手段15前方に対向させる。
【0037】
そして、図4の部分斜視図に示すように、検出手段15の前面には、ラベル13のライン部13Aと13Bに対向する位置に光センサ15Aと15Bが、着色部13Cに対向する位置にカラーセンサ15Cが各々配置され、光センサ15Aと15Bがライン部13Aと13Bのライン数を、カラーセンサ15Cが着色部13Cの色を各々検出する。
【0038】
なお、光センサ15Aと15Bには反射型のものが用いられ、例えば、操作型電子部品14が光センサ15Aに対向して通過する際に、ライン部13Aの移動方向に並んだ4本の白いラインからの反射光によって、ライン部13Aのラインの本数を検出する。
【0039】
つまり、光センサ15Aから投光された光に対して、黒色であるケース1外側面やラベル13のベース色からの反射光は少なく、ラインの白色からの反射光は多いため、白色のラインからの所定の受光量以上の光を受光した時に1がカウントされ、これを4回カウントすることによって、ライン部13Aのラインの数が4であることを検出する。
【0040】
また、同様に光センサ15Bが、対向して通過したライン部13Bからの反射光によって、ライン部13Bのラインの数が3本であることを検出すると共に、カラーセンサ15Cがライン部13B中間部の着色部13Cの色を検出する。
【0041】
そして、この検出手段15に接続された制御手段16が、これらのライン数や色の検出値と、予め設定された設定値とを比較し一致した時に、検出手段15の前を通過した操作型電子部品14のラベル13に、電子部品の種類を表す正しい識別品番が表示されていることを識別し、操作型電子部品14に正しいラベル13が貼付されていることを判定する。
【0042】
つまり、検出手段15は、反射型の光センサ15Aと15Bによって、ラベル13のライン部13Aと13Bのラインの本数のみを、カラーセンサ15Cによって着色部13Cの色のみを検出するだけで、バーコードのようにラインの太さやスペースの幅等は検出しない。
【0043】
従って、高価な画像認識装置などを用いる必要はなく、安価な光センサ15Aや15B、カラーセンサ15Cによって検査装置を構成できると共に、バーコードのように長い寸法のラベルを読取る必要もないため、比較的短い時間でラベル13や23の識別品番の検査を行うことができる。
【0044】
また、このようにラベル13や23の検査を終えた操作型電子部品14は、次の検査工程17で、操作体2A〜2Cを操作して、出力部の電気的接離などの電気的検査や動作検査、あるいはケース1や操作体2A〜2Cの外観検査などが行われた後、同じ識別品番毎に梱包され、保管・搬送される。
【0045】
そして、こうした操作型電子部品14は搬送の後、梱包から取出され、自動車の組立工程で車室内に装着されるが、この車体への組立工程において、操作型電子部品14を梱包から取出した際に、ラベル13や23の着色部13Cや23Cに表示された、英文字「M」や「B」等の区分記号13Dや23Dによって、種類の異なる部品の混入を防止することができる。
【0046】
つまり、ケース1や操作体2A〜2Cの色や表示等が類似し、見た目では種類が見分けづらいものがもし混じっていた場合でも、中間部に大きな文字で表示された区分記号13Dや23Dを検査することで、目視で比較的簡単に混入品の検査を行うことが可能なようになっている。
【0047】
そして、例えば、自動車のステアリングホイール中央のパッドとハンドル間のスポークに装着された操作型電子部品14の、操作体2Aや2Bを揺動操作すると、この下方のプッシュスイッチの電気的接離が行われ、例えば、車室内のオーディオの音量やエアコンの温度が増減するというように、操作型電子部品14の操作によって、車室内の様々な電子機器等の制御が行われる。
【0048】
このように本実施の形態によれば、所定数のラインが左右方向に並んだ複数のライン部13Aと13Bを、上下方向に配列表示して電子部品を識別するラベル13を形成し、このラベル13をケース1外面に貼付することによって、上下方向に配列された複数のライン部13Aと13Bの、ラインの本数の組合せによって、多くの識別品番を表示できるため、簡易な構成で、多数の識別品番の表示が可能な操作型電子部品を得ることができるものである。
【0049】
また、ラベル13の所定箇所に着色部13Cを設けることによって、複数のライン部13Aや13Bに加え、着色部13Cの色によっても部品の種類を識別表示できるため、さらに多数の識別品番の表示を行うことができる。
【0050】
さらに、ラベル13のライン部13A、13B又は着色部13Cに対向するように、光センサ15A、15B又はカラーセンサ15Cからなる検出手段15を配置し、この検出手段15によって、ライン部13A、13Bのライン数又は着色部13Cの色を検出して、制御手段16がラベル13を識別検査することによって、光センサやカラーセンサ等の比較的安価な検出装置で検出手段15を形成できるため、安価で多数の識別品番の検査が可能な検査方法を実現することができる。
【0051】
なお、以上の説明では、ラベル13の上下方向にライン部13Aと13Bを2列に配列した構成について説明したが、ライン部を3列以上に配列すれば、さらに多数の識別品番の表示が可能となる。
【0052】
また、ライン部13Aや13Bのラインの形状や、ラベル13のベース色との色を、明暗のコントラストが明確なものにすれば、検出手段15での検査時に、光センサ15Aや15Bによる読取りを確実に行うことができ、検査速度を速くすることができる。
【0053】
さらに、操作型電子部品14の出力部を、揺動操作や押圧操作によって電気的接離を行うプッシュスイッチで形成した構成について説明したが、回動操作やスライド操作によって電気的接離を行うエンコーダや電気的増減を行う可変抵抗器、或いは、磁気や光の変化に応じて電気的接離や増減を行うスイッチやセンサを用いても、本発明の実施は可能である。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明による操作型電子部品及びその検査方法は、簡易な構成で多数の識別品番の表示ができ、部品の種類の検査も容易なものを表現でき、主に自動車等の電子機器の制御用として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の一実施の形態による操作型電子部品の斜視図
【図2】同ラベルの平面図
【図3】同検査工程の概略図
【図4】同部分斜視図
【図5】従来の操作型電子部品の斜視図
【符号の説明】
【0056】
1 ケース
2A、2B、2C 操作体
3 配線基板
13、23 ラベル
13A、13B、23A、23B ライン部
13C、23C 着色部
13D、23D 区分記号
14 操作型電子部品
15 検出手段
15A、15B 光センサ
15C カラーセンサ
16 制御手段
17 検査工程

【特許請求の範囲】
【請求項1】
略箱状のケースと、このケースに装着された操作体の操作に応じて電気的接離又は増減を行う出力部と、前記ケース外面に貼付された電子部品を識別するラベルからなり、前記ラベルに、所定数のラインが左右方向に並んだ複数のライン部を、上下方向に配列して表示した操作型電子部品。
【請求項2】
ラベルの所定箇所に着色部を設けた請求項1記載の操作型電子部品。
【請求項3】
ラベルのライン部又は着色部に対向するように配置された光センサ又はカラーセンサからなる検出手段と、これに接続された制御手段からなり、前記検出手段によって、前記ライン部のライン数又は前記着色部の色を検出すると共に、検出されたライン数又は色によって、前記制御手段が前記ラベルを識別する請求項1又は2記載の操作型電子部品の検査方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−73392(P2007−73392A)
【公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−260121(P2005−260121)
【出願日】平成17年9月8日(2005.9.8)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】