説明

支柱用マスキング材およびその製造方法

【課題】 本発明の課題は、被塗物を支持する治具の支柱に塗装工程において塗料が付着しないようにすることにある。
【解決手段】 マスキング材3は、合成樹脂シート1を筒状に丸めた形状に保持して構成されている。該マスキング材3は、塗装治具11の支柱13に装着され、該支柱13に塗料が付着することを防止している。またマスキング材3は、合成樹脂シートを筒状に丸めて筒状型材内に挿入保持し、加熱することによって上記筒状に丸めた合成樹脂シートの内部応力を除去することにより、該合成樹脂シートを筒状に丸めた形状に保持して製造される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、塗装用の治具等の支柱を塗装等の処理から保護するために使用されるマスキング材およびその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車のバンパー、ボディなどといった部品をスプレー塗装、あるいは電着塗装する場合、それら部品を支持し、固定するために塗装用の治具を使用している。そして、塗装の際にはこのような治具にも塗料が付着してしまい、該治具の再利用時にこうした塗料による部品の汚損を防止するため、治具に付着した塗料の剥離除去作業が必要となる。しかし、治具に付着した塗料、特に乾いて硬化してしまった塗料の剥離除去作業は、多大な労力と長大な時間を要してしまう。そこで、治具に付着した塗料を剥離除去する手間を省略するべく、該治具を合成樹脂フィルムやシート、あるいはアルミ箔、新聞紙等のシート材で包み、該シート材がずれないように粘着テープなどで固定する等の手法が試みられている。
また、例えば図9に示すような、自動車のバンパーBを塗装するために使用する治具11については、該治具11を保護するためのマスキング材が提供されている(特許文献1参照)。該治具11は、バンパーBの取付け部12と、該取付け部12を支持する支柱13と、該支柱13の根端に取り付けられている基台14とからなり、該支柱13には支柱回転用把手15が差出されている。そして、マスキング材は、該治具11のバンパーBの取付け部12に取り付けられ、塗料が付着しないよう該取付け部12を保護している(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2007−029769号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上記従来の治具は、様々な形状の部品を好適に支持するべく凹凸の多い形状となっているため、該治具をシート材で包む手法については、煩雑で手間を要する作業となる傾向があり、またその手間を差し引いて余りある程の優れた効果を奏する手法でもなかった。
また一方、上記の自動車のバンパーBの治具11にあっては、バンパーBの取付け部12のみならず、支柱13の特に把手15が差出されている上部(図9中に斜線で示す)に塗料が付着し易くなっているため、該支柱13に塗料が付着すると、把手15が邪魔となって塗料を除去するのに手間がかかってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記従来の問題点を解決するための手段として、合成樹脂シート1を筒状に丸めた形状に保持し、支柱の外周に嵌着する支柱用マスキング材3を提供するものである。
該支柱がバンパーB等の被塗物を支持する治具11の支柱13である場合には、本発明は特に有用である。
本発明のマスキング材3は、例えば合成樹脂シート1を筒状に丸めて筒状型材5内に挿入保持し、加熱することによって上記筒状に丸めた合成樹脂シートの内部応力を除去することによって、該合成樹脂シート1を筒状に丸めた形状に保持して製造される。
【発明の効果】
【0006】
〔作用〕
本発明のマスキング材3は、筒状に丸まっている合成樹脂シート1を手等で引張って開いて支柱13に装着し、引張り力を除去すれば、弾性復元力によって元の筒状に丸まった形状に戻り、支柱13に圧接する。
塗装等の表面処理後は、再び筒状に丸まっている合成樹脂シート1を手等で引張って開いて支柱13から取はずす。
本発明のマスキング材3を製造するには、合成樹脂シート1を筒状に丸めるが、この場合、合成樹脂シート1は内部応力によって展開状態に戻ろうとする。そこで該合成樹脂シート1を丸めた状態で筒状型材5内に挿入保持して加熱することによって展開状態に戻ろうとする応力を除去して巻きぐせを付ける。そうすると、該合成樹脂シート1は筒状に丸めた形状に保持される。
【0007】
〔効果〕
本発明にあっては、マスキング材で保護する支柱が被塗物を支持する塗装用冶具の支柱である場合、該支柱をマスキング材によって保護するから、該支柱に塗料が付着することが防止され、塗装後に該支柱から塗料を剥離除去する手間が省略される。
さらに、塗装用冶具の支柱に限らず、表面処理、加工処理、めっき処理、接着処理等の処理工程で被処理体を支持、固定などする冶具、作業台、支持台等、他に展示台等の支柱である場合もまた、表面処理剤、加工液、めっき液、接着剤、はんだ等の処理剤、処理液、あるいは処理時の汚れ、あるいは作業時の傷つきから支柱を保護することができ、該支柱を清掃、補修、修繕などする手間が省略される。
またマスキング材の製造時には、特別な成形型を製造、あるいは用意する必要が無いため、マスキング材を安価で簡易に大量生産することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明を図1〜図4に示す―実施例によって説明する。
本発明のマスキング材は、図1に示すような合成樹脂シート1を用いて形成されている。この合成樹脂シート1は、横長矩形状とされている。また該合成樹脂シート1の左右両端にはコの字形状切欠き2,2が設けられている。
上記合成樹脂シート1は、図2に示すように、左右両端部が若干重なるように筒状に丸められる。そして、該合成樹脂シート1を筒状に丸めた状態で、金属、セラミック等からなる筒状型材5内に挿入保持し、加熱することにより、該合成樹脂シート1から、図3に示すような筒状のマスキング材3が製造される。また、該マスキング材3には、該合成樹脂シート1の左右両端の切欠き2,2により、窓孔4が形成されている。
上記合成樹脂シート1は、上記マスキング材3の製造において、その材料である熱可塑性合成樹脂のガラス転移点(Tg)以上の温度に加熱される。このようにガラス転移点(Tg)以上の温度に加熱することにより、上記合成樹脂シート1は、筒状に丸めた際に発生する内部応力を除去され(内部応力が解放され)るため、筒状に丸まった形状を保持するようになる。
【0009】
上記合成樹脂シート1の材料である合成樹脂には、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−プロピレンターポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、フッ素樹脂、熱可塑性アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリアミド、熱可塑性ウレタン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アクリロニトリル−エチレン−スチレン共重合体等、またポリフェニレンエーテル、変性ポリフェニレンエーテル、ポリイミド、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトン等のようなエンジンアリングプラスチック、またとうもろこしや、サトウキビ等の澱粉から得られるポリ乳酸を原料とした生分解性樹脂などのような熱可塑性合成樹脂が使用される。
また合成樹脂シート1の材料としては、塗料の付着性(あるいは密着性)が良好な材料、前に挙げた合成樹脂の中では特に変性ポリフェニレンエーテル、あるいはポリアミド含有樹脂等のようなエンジンアリングプラスチックが望ましい。他に、塗料の付着性を向上させるため、合成樹脂シート1の表面にプライマー処理を施してもよい。合成樹脂シート1における塗料の付着性を向上させると、該合成樹脂シート1からなるマスキング材3に塗料が付着した際、該マスキング材3上から他箇所(例えば治具に支持されたバンパー)に塗料が移りにくくなり、また乾いた塗料が粉状となって飛散しにくくなる。従って、合成樹脂シート1における塗料の付着性を向上させることは、バンパー等の部品の汚損を防止することができるという優れた効果を奏する。
【0010】
上記熱可塑性合成樹脂には、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、クレー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊維、ケイ酸カルシウム、ベントナイト、ホワイトカーボン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニウム粉、石粉、高炉スラグ、フライアッシュ、セメント、ジルコニア粉等の無機充填材、あるいは木綿、麻、竹繊維、ヤシ繊維、羊毛、絹等の天然繊維、あるいはポリアミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ビスコース繊維、アセテート繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維、ビニロン繊維、アセテート繊維等の有機合成繊維、あるいはアスベスト繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、金属繊維、ウィスカー等の無機繊維、あるいはリンター、リネン、サイザル、木粉、ヤシ粉、クルミ粉、でん粉、小麦粉、木片、木粉、排水処理によって発生した汚泥の焼却灰等の有機充填材等のような補強材を添加して形状保持性、寸法安定性、圧縮および引張強度等を向上せしめてもよい。
【0011】
その他に顔料や染料、DOP,DBP等の可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、結晶化促進剤、難燃剤、防炎剤、防虫剤、防腐剤、ワックス類、滑剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、化学発泡剤またはカプセル型発泡剤のような発泡剤等の第三成分が添加されてもよい。これらの成分は一種または二種以上を相互に混合して添加されていてもよい。
上記難燃剤としては、例えば燐系難燃剤、窒素系難燃剤、硫黄系難燃剤、ホウ素系難燃剤、臭素系難燃剤、グアニジン系難燃剤、燐酸塩系難燃剤、燐酸エステル系難燃剤、アミノ樹脂系難燃剤等がある。
【0012】
上記熱可塑性樹脂には発泡剤が添加され、発泡性ビーズまたは発泡性ペレットとして提供されるが、上記発泡剤としては例えば2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、p,p’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、p,p’−オキシビス(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)、N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロソテレフタルアミド、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、アゾジカルボンアミド、ヒドラゾジカルボンアミド、バリウムアゾジカルボキシレート、ジアゾアミノベンゼン、1,1’−アゾビスホルムアミド等の有機発泡剤、炭酸水素ナトリウム、亜硝酸ナトリウム等の無機発泡剤等がある。
【0013】
上記マスキング材3は、図4に示すように該マスキング材3を構成する筒状とした合成樹脂シート1の左右両端を矢印方向に手等で引っ張って開いた状態とし、治具11の支柱13に被せて装着する。そして、該マスキング材3は、その左右両端から手等を離して引張り力を除去すると、弾性復元力によって元の筒状に丸まった形状に戻り、図5に示すように支柱13に圧接固定される。また、該支柱13の把手15は、該マスキング材3の窓孔4を貫通する。
上記マスキング材3を支柱13に圧接固定した状態で、該治具11に支持したバンパーBに上方からスプレー塗装を施す。が、該治具11の支柱13の塗料が付着し易い把手15付近にはマスキング材3が装着されているので、該マスキング材3によって塗料が付着することが阻止される。
【0014】
上記合成樹脂シート1の厚みは、0.1〜2.0mmの範囲に設定されることが望ましい。厚みが0.1mm未満であると、剛性が弱く、軟らかくなり、該合成樹脂シート1が破れやすくなったり、またマスキング材3が十分な弾性復元力を発揮できず、支柱に取り付けても該マスキング材3が該支柱に圧接せず、固定が不充分になったりするおそれがある。厚みが2.0mmを超えると、剛性が強く、硬くなり、該合成樹脂シート1を筒状に丸めることが困難になったり、また支柱への取り付け、取り外しも困難になったりするおそれがある。
【0015】
本実施例以外、図6に示すように合成樹脂シートの左右両端に半円切欠き2A,2Aを設けてもよい。そうすると、図7に示すように得られるマスキング材3Aには円形の窓孔4Aが形成される。
また、窓孔4,4Aは必ずしも設ける必要はなく、マスキング材を取り付ける治具の支柱に上記把手15のような突出物が無い場合(例えば、図8に示す支柱22)には、窓孔を省略してもよい。
また、本発明のマスキング材の形状は、必ずしも円筒状に限らず、角筒状等としてもよい。すなわち、マスキング材の形状は、筒状型材5として円パイプを用いれば円筒状とすることができ、筒状型材5として角パイプを用いれば角筒状とすることができる等、使用する筒状型材5の形状に応じて様々に変えることが出来る。
【0016】
また上記のようなバンパーを支持するための治具11に限らず、例えば図8に示すような電着塗装で使用する治具21の支柱22を本発明のマスキング材3Bで保護してもよい。すなわち、該治具21は、自動車のボディCを電着塗装する際に、該ボディCを吊り下げて支持するためのものである。該治具21は、その上端がクレーン(図示しない)に接続された略篭状に構成されており、複数本の支柱22と、これら支柱22によって支持された支持台23とを有している。そして、該治具21は、支持台23の上面にボディCを載せたまま、該ボディCとともに塗料槽内の塗料Pに浸積される。このような電着塗装において、該治具21が塗料Pに浸積された際、支柱22には塗料が付着する。また電着塗装において、塗装後にボディCを治具21に支持させたまま乾燥させた場合は、支柱22に付着した塗料は特に除去しづらいものとなる。従って、電着塗装を施す前に該支柱22を上記マスキング材3Bで保護しておけば、該支柱22に塗料Pが付着することがなく、該支柱22から塗料を剥離除去する手間を省くことができる。
【0017】
なお、上記電着塗装で使用する治具21は、マスキング材3Bの左右両端の合わせ目及び下部を粘着テープ等の貼着部材Tで封ずることが望ましい(図8,図9参照)。これは、電着塗装の塗料Pに浸積された際、該塗料Pがマスキング材3Bの左右両端の合わせ目及び下部の隙間から染み入り、支柱22に付着してしまうおそれがあるためである。但し、支柱22の上部は、塗料Pに浸漬されず塗料が付着しにくいため、必ずしも貼着部材Tで封ずる必要はない(図9参照)。
また電着塗装で使用する治具21に限らず、本発明のような合成樹脂シート1に巻きぐせを付けることによって形成され、保護対象である支柱に巻き付けるようにして装着されるマスキング材は、所望に応じて、左右両端の合わせ目、下部及び上部から選ばれる少なくとも何れか1個所を粘着テープ等の貼着部材で封じてもよい。
【0018】
また、本発明のマスキング材は、上記のような塗装用冶具の支柱に限らず、表面処理、加工処理、めっき処理、接着処理等の処理工程で被処理体を支持、固定などする冶具、作業台、支持台等に装着してもよい。この場合、表面処理剤、加工液、めっき液、接着剤、はんだ等の処理剤、処理液、あるいは処理時の汚れ、あるいは作業時の傷つきから支柱を保護することができ、該支柱を清掃、補修、修繕などする手間が省略される。
また、上記のような冶具、作業台、支持台等の他に、他に展示台、家屋等の支柱を本発明のマスキング材で保護してもよい。例えば展示台であれば展示作業中の装飾処理、傷つき等から支柱を保護することができ、家屋であれば引越作業、リフォーム作業等の傷つき、接着剤、塗料の付着などから支柱である柱を保護することができる。
また本発明のマスキング材は、合成樹脂シート1に巻きぐせを付けることによって形成され、保護対象である支柱に巻き付けるようにして装着されるものであり、合成樹脂の巻きぐせによる弾性を利用すれば、その内径を簡易かつ柔軟に拡げることが可能であるため、太さの異なる支柱に対して同一のマスキング材で柔軟に対応することができる。さらに、例えば円筒状の支柱に装着していたマスキング材を何ら加工することなくそのまま角筒状の支柱に装着できる等のように、太さの異なる支柱のみならず、断面形状の異なる支柱でも同一のマスキング材で柔軟に対応することができる。
【産業上の利用可能性】
【0019】
本発明では、塗装の際に被塗物を支持する治具の支柱がマスキング材によって保護されているから、該支柱に塗料が付着せず、したがって塗装工程に該支柱から塗料を剥離除去する手間が省略され、特に連続塗装工程にとっては極めて産業上利用可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1〜図5は本発明の実施例を示すものである。
図6〜図9は他の実施例を示すものである。
図10は従来例を示すものである。
【図1】合成樹脂シート平面図
【図2】マスキング材製造工程説明図
【図3】マスキング材の斜視図
【図4】マスキング材を支柱に装着する場合の説明図
【図5】マスキング材を支柱に装着した状態の治具斜視図
【図6】他の実施例の合成樹脂シート平面図
【図7】他の実施例のマスキング材斜視図
【図8】マスキング材を他の実施例の治具に装着した場合の説明図
【図9】マスキング材の合わせ目を貼着部材で封じた場合の説明図
【図10】従来例のマスキング材を支柱に装着した状態の治具斜視図
【符号の説明】
【0021】
1 合成樹脂シート
3,3A,3B マスキング材
5 筒状型材
11,21 治具
13,22 支柱


【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成樹脂シートを筒状に丸めた形状に保持し、支柱の外周に嵌着することを特徴とする支柱用マスキング材。
【請求項2】
上記支柱は被塗物を支持する塗装用治具の支柱である請求項1に記載の支柱用マスキング材。
【請求項3】
合成樹脂シートを筒状に丸めて筒状型材内に挿入保持し、加熱することによって上記筒状に丸めた合成樹脂シートの内部応力を除去することにより、該合成樹脂シートを筒状に丸めた形状に保持することを特徴とする請求項1に記載の支柱用マスキング材の製造方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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