放射性核種含有ナノ粒子を製造するための封入方法
本発明は新規な組成物に関し、また癌性組織(及び一般的には血管の出血を伴う病理学的症状)等の標的部位の診断及び/又は治療に有用な放射性核種をリポソーム組成物等の送達システムに封入するための新規な方法に関する。本発明にかかる組成物及び方法は、特に、患者の癌性組織(及び一般的には血管の出血を伴う病理学的症状)の診断及び撮影に使用することができる。本発明は、ポジトロン断層法(PET)を利用するための新規な診断ツールを提供する。本発明の一態様は、診断及び/又は放射線治療のための所望のターゲッティング特性を有するナノ粒子の製造方法に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射性核種が封入されたナノ粒子組成物の製造方法であって、
a.ベシクル形成成分と、前記ベシクル形成成分によって取り囲まれた物質封入成分と、を含むナノ粒子組成物を用意することと、
b.ベシクル膜を通して前記放射性核種を輸送する成分を用意することと、
c.前記ナノ粒子組成物の内部に前記放射性核種を封入することと、
を含み、
前記放射性核種を輸送する成分が、下記式Aで示されるキノリン誘導体、並びにその立体異性体、立体異性体の混合物及び薬学的に許容され得る塩からなる群から選択されるイオノフォアである、方法。
【化1】
(式中、Xは、ヒドロキシ(OH)、アミノ(NH2)又はスルフヒドリル(SH)を表し、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ独立して、水素(H)、ハロ(Cl、Br又はI)、メチル(CH3)、エチル(C2H5)、プロピル(C3H8)、ブチル(C4H11)、アミノ(NH2)、ジメチルアミノ(N(CH3)2)、ヒドロキシ(OH)、シアノ(CN)、スルフヒドリル(SH)、カルボキシ(COOH)、β−D−ガラクトピラノシド(C6O6H11)、グルクロニド(C6H9O7)、スルホニル(SO3H)、ベンゾイル(C6H4COOH)及びベンジル(C6H5(CH2))からなる群から選択される置換基を表し、R1及びR2、又はR2及びR3、又はR3及びR4、又はR4及びR5、又はR5及びR6は、それらが結合している芳香族環と共にベンゾ縮合炭素環式芳香族環又は脂肪族環を形成していてもよい。)
【請求項2】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu、67Cu)、インジウム(111In)、テクネチウム(99mTc)、レニウム(186Re、188Re)、ガリウム(67Ga、68Ga)、ストロンチウム(89Sr)、サマリウム(153Sm)、イッテルビウム(169Yb)、タリウム(201Tl)、アスタチン(211At)、ルテチウム(177Lu)、アクチニウム(225Ac)、イットリウム(90Y)、アンチモン(119Sb)、スズ(117Sn、113Sn)、ジスプロシウム(159Dy)、コバルト(56Co)、鉄(59Fe)、ルテニウム(97Ru、103Ru)、パラジウム(103Pd)、カドミウム(115Cd)、テルル(118Te、123Te)、バリウム(131Ba、140Ba)、ガドリニウム(149Gd、151Gd)、テルビウム(160Tb)、金(198Au、199Au)、ランタン(140La)及びラジウム(223Ra、224Ra)からなる群から選択される1種以上の放射性核種を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記放射性核種が、61Cu、64Cu及び67Cuからなる群から選択される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記放射性核種が、61Cu、64Cu、67Cu、177Lu、67Ga、68Ga、225Ac、90Y、186Re、188Re及び119Sbからなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記放射性核種が、請求項2に記載の群から選択される2種以上の放射性核種である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記放射性核種が、64Cuと67Cu、61Cuと67Cu、64Cuと90Y、64Cuと119Sb、64Cuと225Ac、64Cuと188Re、64Cuと186Re、64Cuと211At、64Cuと67Ga、61Cuと177Lu、61Cuと90Y、61Cuと119Sb、61Cuと225Ac、61Cuと188Re、61Cuと186Re、61Cuと211At、61Cuと67Ga、67Cuと177Lu、67Cuと90Y、67Cuと119Sb、67Cuと225Ac、67Cuと188Re、67Cuと186Re、67Cuと211At、68Gaと177Lu、68Gaと90Y、68Gaと119Sb、68Gaと225Ac、68Gaと188Re、68Gaと186Re、68Gaと211At、68Gaと67Cuからなる群から選択される2種類の放射性核種を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu及び67Cu)からなる群から選択され、例えば61Cuと64Cu、61Cuと67Cu、又は64Cuと67Cuである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記イオノフォアが、前記式Aで示されるキノリン誘導体からなる群から選択され、Xがヒドロキシ(OH)である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記イオノフォアが、2−ヒドロキシキノリン、2−ヒドロキシキノリン−4−カルボン酸、6−クロロ−2−ヒドロキシキノリン、8−クロロ−2−ヒドロキシキノリン、7−アミノ−4−メチル−2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル124)、7−ジメチルアミノ−4−メチル−2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル165)、4,6−ジメチル−2−ヒドロキシキノリン、4,8−ジメチル−2−ヒドロキシキノリン、その他の2−キノリノール化合物、並びにそれらの立体異性体、立体異性体の混合物及び薬学的に許容され得る塩からなる群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記イオノフォアが2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル)である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記イオノフォアが2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル)であり、前記放射性核種が61Cu、64Cu及び67Cuからなる群から選択される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記ベシクル形成成分が、リン脂質、PEG化リン脂質及びコレステロールからなる群から選択される1種以上の化合物を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記ベシクル形成成分が、DSPC、DPPC、POPC、CHOL、DSPE−PEG−2000及びDSPE−PEG−2000−TATEからなる群から選択される1種以上の両親媒性化合物を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記物質封入成分が、キレート剤、還元剤、及び前記放射性核種と共に低溶解性塩を形成する物質からなる群から選択される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記物質封入成分が、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン([12]aneN4)、1,4,7,10−テトラアザシクロトリデカン([13]aneN4)、1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン([14]aneN4)、1,4,8,12−テトラアザシクロペンタデカン([15]aneN4)、1,5,9,13−テトラアザシクロヘキサデカン([16]aneN4)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)からなる群から選択されるキレート剤である、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記物質封入成分が、1,4−エタノ−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン(et−シクラム)、1,4,7,11−テトラアザシクロテトラデカン(iso−シクラム)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−四酢酸(DOTA)、2−(1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1−イル)酢酸(DO1A)、2,2’−(1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,7−ジイル)二酢酸(DO2A)、2,2’,2’’−(1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7−トリイル)三酢酸(DO3A)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−テトラ(メタンホスホン酸)(DOTP)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,7−ジ(メタンホスホン酸)(DO2P)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7−トリ(メタンホスホン酸)(DO3P)、1,4,8,11−15テトラアザシクロテトラデカン−1,4,8,11−四酢酸(TETA)、2−(1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン−1−イル)酢酸(TE1A)、2,2’−(1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン−1,8−ジイル)二酢酸(TE2A)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)からなる群から選択されるキレート剤である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記物質封入成分が、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−四酢酸(DOTA)、1,4,8,11−15テトラアザシクロテトラデカン−1,4,8,11−四酢酸(TETA)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−テトラ(メタンホスホン酸)(DOTP)、シクラム及びシクレンからなる群から選択されるキレート剤である、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記物質封入成分が、アスコルビン酸、グルコース、フルクトース、グリセルアルデヒド、ラクトース、アラビノース、麦芽糖及びアセトールからなる群から選択される還元剤である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記ナノ粒子の内部pHが3〜8の範囲内、例えば3.0〜3.5、3.5〜4.0、4.0〜4.5、4.5〜5.0、5.0〜5.5、5.5〜6.0、6.0〜6.5、6.5〜7.0、7.0〜7.5又は7.5〜8である、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)、イオン交換クロマトグラフィー又は透析を使用して測定した放射性核種の封入効率が、35%よりも高く、例えば40%、50%、60%、70%、80%、85%、90%又は95%よりも高い、請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記放射性標識ナノ粒子が、37℃のヒト血清中で24時間インキュベートした後に、漏出した放射性核種と放射性標識ナノ粒子とを分離するためのサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)、イオン交換クロマトグラフィー又は透析等の精製工程を行って見出される放射能の漏出率が20%未満、例えば15%未満、12%未満、10%未満、8%未満、6%未満、4%未満、3%未満、2%未満又は1%未満である安定性を有する、請求項1〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法によってナノ粒子組成物を製造するためのキットであって、
a.i.ベシクル形成成分と、ii.前記ベシクル形成成分によって取り囲まれた物質封入成分と、を含むナノ粒子組成物と、
b.下記式Aで示されるキノリン誘導体、並びにその立体異性体、立体異性体の混合物及び薬学的に許容され得る塩からなる群から選択されるイオノフォアを含む組成物と、
を含むキット。
【化2】
(式中、Xは、ヒドロキシ(OH)、アミノ(NH2)又はスルフヒドリル(SH)を表し、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ独立して、水素(H)、ハロ(Cl、Br又はI)、メチル(CH3)、エチル(C2H5)、プロピル(C3H8)、ブチル(C4H11)、アミノ(NH2)、ジメチルアミノ(N(CH3)2)、ヒドロキシ(OH)、シアノ(CN)、スルフヒドリル(SH)、カルボキシ(COOH)、β−D−ガラクトピラノシド(C6O6H11)、グルクロニド(C6H9O7)、スルホニル(SO3H)、ベンゾイル(C6H4COOH)及びベンジル(C6H5(CH2))からなる群から選択される置換基を表し、R1及びR2、又はR2及びR3、又はR3及びR4、又はR4及びR5、又はR5及びR6は、それらが結合している芳香族環と共にベンゾ縮合炭素環式芳香族環又は脂肪族環を形成していてもよい。)
【請求項23】
請求項2に記載の放射性核種の1種以上をさらに含む、請求項22に記載のキット。
【請求項24】
前記イオノフォアがカルボスチリル(2HQ)であり、前記放射性核種が請求項2に記載の放射性核種である、請求項22又は23に記載のキット。
【請求項25】
前記放射性核種が銅同位体(61Cu、64Cu及び67Cu)からなる群から選択される、請求項22又は23に記載のキット。
【請求項26】
放射性核種が封入されたナノ粒子組成物であって、
d.ベシクル形成成分と、
e.前記ベシクル形成成分によって取り囲まれた物質封入成分と、
f.前記ナノ粒子組成物の内部に封入された放射性核種と、
を含むナノ粒子組成物。
【請求項27】
PEGと共に誘導体化された両親媒性化合物をさらに含む、請求項26に記載のナノ粒子組成物。
【請求項28】
前記ベシクル形成成分が1種以上の両親媒性化合物を含む、請求項26又は27に記載のナノ粒子組成物。
【請求項29】
前記ベシクル形成成分が、DSPC、POPC、DPPC、CHOL、DSPE−PEG−2000及びDSPE−PEG−2000−TATEからなる群から選択される1種以上の両親媒性化合物を含む、請求項26〜28のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項30】
前記物質封入成分がキレート剤である、請求項26〜29のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項31】
前記物質封入成分が、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−四酢酸(DOTA)、1,4,8,11−15テトラアザシクロテトラデカン−1,4,8,11−四酢酸(TETA)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−テトラ(メタンホスホン酸)(DOTP)、シクラム及びシクレンからなる群から選択されるキレート剤である、請求項26〜30のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項32】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu、67Cu)、インジウム(111In)、テクネチウム(99mTc)、レニウム(186Re、188Re)、ガリウム(67Ga、68Ga)、ストロンチウム(89Sr)、サマリウム(153Sm)、イッテルビウム(169Yb)、タリウム(201Tl)、アスタチン(211At)、ルテチウム(177Lu)、アクチニウム(225Ac)、イットリウム(90Y)、アンチモン(119Sb)、スズ(117Sn、113Sn)、ジスプロシウム(159Dy)、コバルト(56Co)、鉄(59Fe)、ルテニウム(97Ru、103Ru)、パラジウム(103Pd)、カドミウム(115Cd)、テルル(118Te、123Te)、バリウム(131Ba、140Ba)、ガドリニウム(149Gd、151Gd)、テルビウム(160Tb)、金(198Au、199Au)、ランタン(140La)及びラジウム(223Ra、224Ra)からなる群から選択される1種以上の放射性核種を含む、請求項26〜31のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項33】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu、67Cu)及び/又は177Lu、67Ga、68Ga、225Ac、90Y、186Re、188Re及び119Sbからなる群から選択される、請求項26〜32のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項34】
前記放射性核種が、請求項26又は27に記載の群から選択される2種以上の放射性核種である、請求項26〜33のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項35】
前記放射性核種が、64Cuと67Cu、61Cuと67Cu、64Cuと90Y、64Cuと119Sb、64Cuと225Ac、64Cuと188Re、64Cuと186Re、64Cuと211At、64Cuと67Ga、61Cuと177Lu、61Cuと90Y、61Cuと119Sb、61Cuと225Ac、61Cuと188Re、61Cuと186Re、61Cuと211At、61Cuと67Ga、67Cuと177Lu、67Cuと90Y、67Cuと119Sb、67Cuと225Ac、67Cuと188Re、67Cuと186Re、67Cuと211At、68Gaと177Lu、68Gaと90Y、68Gaと119Sb、68Gaと225Ac、68Gaと188Re、68Gaと186Re、68Gaと211At、68Gaと67Cuからなる群から選択される2種類の放射性核種を含む、請求項26〜34のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項36】
抗体、アフィボディ及びペプチド成分からなる群から選択されるターゲティング化部分をさらに含む、請求項26〜35のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項37】
前記物質封入成分に結合した核局在配列ペプチド(NLSペプチド)等の細胞内ターゲティング特性を有する化合物を含む、請求項26〜36のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項38】
前記ナノ粒子の内部pHが3〜8の範囲内、例えば3.0〜3.5、3.5〜4.0、4.0〜4.5、4.5〜5.0、5.0〜5.5、5.5〜6.0、6.0〜6.5、6.5〜7.0、7.0〜7.5又は7.5〜8である、請求項26〜37のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項39】
前記ナノ粒子の直径が30〜300nmの範囲内、例えば30〜60nm、60〜80nm、80〜100nm、100〜120nm、120〜150nm、150〜180nm、180〜210nm、210〜240nm、240〜270nm又は270〜300nmである、請求項26〜38のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項40】
前記放射性標識ナノ粒子が、37℃のヒト血清中で24時間インキュベートした後に漏出した放射性核種と放射性標識ナノ粒子とを分離するためのサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)、イオン交換クロマトグラフィー又は透析等の精製工程を行って見出される放射能の漏出率が20%未満、例えば15%未満、12%未満、10%未満、8%未満、6%未満、4%未満、3%未満、2%未満又は1%未満である安定性を有する、請求項26〜39のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項41】
撮影に使用するための、請求項26〜40のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項42】
ポジトロン断層法(PET)スキャン又は単一光子放射断層撮影(SPECT)スキャンに使用するための、請求項26〜41のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項43】
医薬として使用するための、請求項26〜42のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項44】
癌治療に使用するための、請求項26〜43のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項45】
請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法によって製造される、請求項26〜44のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項1】
放射性核種が封入されたナノ粒子組成物の製造方法であって、
a.ベシクル形成成分と、前記ベシクル形成成分によって取り囲まれた物質封入成分と、を含むナノ粒子組成物を用意することと、
b.ベシクル膜を通して前記放射性核種を輸送する成分を用意することと、
c.前記ナノ粒子組成物の内部に前記放射性核種を封入することと、
を含み、
前記放射性核種を輸送する成分が、下記式Aで示されるキノリン誘導体、並びにその立体異性体、立体異性体の混合物及び薬学的に許容され得る塩からなる群から選択されるイオノフォアである、方法。
【化1】
(式中、Xは、ヒドロキシ(OH)、アミノ(NH2)又はスルフヒドリル(SH)を表し、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ独立して、水素(H)、ハロ(Cl、Br又はI)、メチル(CH3)、エチル(C2H5)、プロピル(C3H8)、ブチル(C4H11)、アミノ(NH2)、ジメチルアミノ(N(CH3)2)、ヒドロキシ(OH)、シアノ(CN)、スルフヒドリル(SH)、カルボキシ(COOH)、β−D−ガラクトピラノシド(C6O6H11)、グルクロニド(C6H9O7)、スルホニル(SO3H)、ベンゾイル(C6H4COOH)及びベンジル(C6H5(CH2))からなる群から選択される置換基を表し、R1及びR2、又はR2及びR3、又はR3及びR4、又はR4及びR5、又はR5及びR6は、それらが結合している芳香族環と共にベンゾ縮合炭素環式芳香族環又は脂肪族環を形成していてもよい。)
【請求項2】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu、67Cu)、インジウム(111In)、テクネチウム(99mTc)、レニウム(186Re、188Re)、ガリウム(67Ga、68Ga)、ストロンチウム(89Sr)、サマリウム(153Sm)、イッテルビウム(169Yb)、タリウム(201Tl)、アスタチン(211At)、ルテチウム(177Lu)、アクチニウム(225Ac)、イットリウム(90Y)、アンチモン(119Sb)、スズ(117Sn、113Sn)、ジスプロシウム(159Dy)、コバルト(56Co)、鉄(59Fe)、ルテニウム(97Ru、103Ru)、パラジウム(103Pd)、カドミウム(115Cd)、テルル(118Te、123Te)、バリウム(131Ba、140Ba)、ガドリニウム(149Gd、151Gd)、テルビウム(160Tb)、金(198Au、199Au)、ランタン(140La)及びラジウム(223Ra、224Ra)からなる群から選択される1種以上の放射性核種を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記放射性核種が、61Cu、64Cu及び67Cuからなる群から選択される、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記放射性核種が、61Cu、64Cu、67Cu、177Lu、67Ga、68Ga、225Ac、90Y、186Re、188Re及び119Sbからなる群から選択される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記放射性核種が、請求項2に記載の群から選択される2種以上の放射性核種である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記放射性核種が、64Cuと67Cu、61Cuと67Cu、64Cuと90Y、64Cuと119Sb、64Cuと225Ac、64Cuと188Re、64Cuと186Re、64Cuと211At、64Cuと67Ga、61Cuと177Lu、61Cuと90Y、61Cuと119Sb、61Cuと225Ac、61Cuと188Re、61Cuと186Re、61Cuと211At、61Cuと67Ga、67Cuと177Lu、67Cuと90Y、67Cuと119Sb、67Cuと225Ac、67Cuと188Re、67Cuと186Re、67Cuと211At、68Gaと177Lu、68Gaと90Y、68Gaと119Sb、68Gaと225Ac、68Gaと188Re、68Gaと186Re、68Gaと211At、68Gaと67Cuからなる群から選択される2種類の放射性核種を含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu及び67Cu)からなる群から選択され、例えば61Cuと64Cu、61Cuと67Cu、又は64Cuと67Cuである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記イオノフォアが、前記式Aで示されるキノリン誘導体からなる群から選択され、Xがヒドロキシ(OH)である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
【請求項9】
前記イオノフォアが、2−ヒドロキシキノリン、2−ヒドロキシキノリン−4−カルボン酸、6−クロロ−2−ヒドロキシキノリン、8−クロロ−2−ヒドロキシキノリン、7−アミノ−4−メチル−2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル124)、7−ジメチルアミノ−4−メチル−2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル165)、4,6−ジメチル−2−ヒドロキシキノリン、4,8−ジメチル−2−ヒドロキシキノリン、その他の2−キノリノール化合物、並びにそれらの立体異性体、立体異性体の混合物及び薬学的に許容され得る塩からなる群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記イオノフォアが2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル)である、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
前記イオノフォアが2−ヒドロキシキノリン(カルボスチリル)であり、前記放射性核種が61Cu、64Cu及び67Cuからなる群から選択される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記ベシクル形成成分が、リン脂質、PEG化リン脂質及びコレステロールからなる群から選択される1種以上の化合物を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
【請求項13】
前記ベシクル形成成分が、DSPC、DPPC、POPC、CHOL、DSPE−PEG−2000及びDSPE−PEG−2000−TATEからなる群から選択される1種以上の両親媒性化合物を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
【請求項14】
前記物質封入成分が、キレート剤、還元剤、及び前記放射性核種と共に低溶解性塩を形成する物質からなる群から選択される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
【請求項15】
前記物質封入成分が、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン([12]aneN4)、1,4,7,10−テトラアザシクロトリデカン([13]aneN4)、1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン([14]aneN4)、1,4,8,12−テトラアザシクロペンタデカン([15]aneN4)、1,5,9,13−テトラアザシクロヘキサデカン([16]aneN4)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)からなる群から選択されるキレート剤である、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
【請求項16】
前記物質封入成分が、1,4−エタノ−1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン(et−シクラム)、1,4,7,11−テトラアザシクロテトラデカン(iso−シクラム)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−四酢酸(DOTA)、2−(1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1−イル)酢酸(DO1A)、2,2’−(1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,7−ジイル)二酢酸(DO2A)、2,2’,2’’−(1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7−トリイル)三酢酸(DO3A)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−テトラ(メタンホスホン酸)(DOTP)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,7−ジ(メタンホスホン酸)(DO2P)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7−トリ(メタンホスホン酸)(DO3P)、1,4,8,11−15テトラアザシクロテトラデカン−1,4,8,11−四酢酸(TETA)、2−(1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン−1−イル)酢酸(TE1A)、2,2’−(1,4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン−1,8−ジイル)二酢酸(TE2A)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)からなる群から選択されるキレート剤である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。
【請求項17】
前記物質封入成分が、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−四酢酸(DOTA)、1,4,8,11−15テトラアザシクロテトラデカン−1,4,8,11−四酢酸(TETA)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−テトラ(メタンホスホン酸)(DOTP)、シクラム及びシクレンからなる群から選択されるキレート剤である、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
【請求項18】
前記物質封入成分が、アスコルビン酸、グルコース、フルクトース、グリセルアルデヒド、ラクトース、アラビノース、麦芽糖及びアセトールからなる群から選択される還元剤である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記ナノ粒子の内部pHが3〜8の範囲内、例えば3.0〜3.5、3.5〜4.0、4.0〜4.5、4.5〜5.0、5.0〜5.5、5.5〜6.0、6.0〜6.5、6.5〜7.0、7.0〜7.5又は7.5〜8である、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)、イオン交換クロマトグラフィー又は透析を使用して測定した放射性核種の封入効率が、35%よりも高く、例えば40%、50%、60%、70%、80%、85%、90%又は95%よりも高い、請求項1〜19のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記放射性標識ナノ粒子が、37℃のヒト血清中で24時間インキュベートした後に、漏出した放射性核種と放射性標識ナノ粒子とを分離するためのサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)、イオン交換クロマトグラフィー又は透析等の精製工程を行って見出される放射能の漏出率が20%未満、例えば15%未満、12%未満、10%未満、8%未満、6%未満、4%未満、3%未満、2%未満又は1%未満である安定性を有する、請求項1〜20のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法によってナノ粒子組成物を製造するためのキットであって、
a.i.ベシクル形成成分と、ii.前記ベシクル形成成分によって取り囲まれた物質封入成分と、を含むナノ粒子組成物と、
b.下記式Aで示されるキノリン誘導体、並びにその立体異性体、立体異性体の混合物及び薬学的に許容され得る塩からなる群から選択されるイオノフォアを含む組成物と、
を含むキット。
【化2】
(式中、Xは、ヒドロキシ(OH)、アミノ(NH2)又はスルフヒドリル(SH)を表し、R1、R2、R3、R4、R5及びR6は、それぞれ独立して、水素(H)、ハロ(Cl、Br又はI)、メチル(CH3)、エチル(C2H5)、プロピル(C3H8)、ブチル(C4H11)、アミノ(NH2)、ジメチルアミノ(N(CH3)2)、ヒドロキシ(OH)、シアノ(CN)、スルフヒドリル(SH)、カルボキシ(COOH)、β−D−ガラクトピラノシド(C6O6H11)、グルクロニド(C6H9O7)、スルホニル(SO3H)、ベンゾイル(C6H4COOH)及びベンジル(C6H5(CH2))からなる群から選択される置換基を表し、R1及びR2、又はR2及びR3、又はR3及びR4、又はR4及びR5、又はR5及びR6は、それらが結合している芳香族環と共にベンゾ縮合炭素環式芳香族環又は脂肪族環を形成していてもよい。)
【請求項23】
請求項2に記載の放射性核種の1種以上をさらに含む、請求項22に記載のキット。
【請求項24】
前記イオノフォアがカルボスチリル(2HQ)であり、前記放射性核種が請求項2に記載の放射性核種である、請求項22又は23に記載のキット。
【請求項25】
前記放射性核種が銅同位体(61Cu、64Cu及び67Cu)からなる群から選択される、請求項22又は23に記載のキット。
【請求項26】
放射性核種が封入されたナノ粒子組成物であって、
d.ベシクル形成成分と、
e.前記ベシクル形成成分によって取り囲まれた物質封入成分と、
f.前記ナノ粒子組成物の内部に封入された放射性核種と、
を含むナノ粒子組成物。
【請求項27】
PEGと共に誘導体化された両親媒性化合物をさらに含む、請求項26に記載のナノ粒子組成物。
【請求項28】
前記ベシクル形成成分が1種以上の両親媒性化合物を含む、請求項26又は27に記載のナノ粒子組成物。
【請求項29】
前記ベシクル形成成分が、DSPC、POPC、DPPC、CHOL、DSPE−PEG−2000及びDSPE−PEG−2000−TATEからなる群から選択される1種以上の両親媒性化合物を含む、請求項26〜28のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項30】
前記物質封入成分がキレート剤である、請求項26〜29のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項31】
前記物質封入成分が、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−四酢酸(DOTA)、1,4,8,11−15テトラアザシクロテトラデカン−1,4,8,11−四酢酸(TETA)、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−1,4,7,10−テトラ(メタンホスホン酸)(DOTP)、シクラム及びシクレンからなる群から選択されるキレート剤である、請求項26〜30のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項32】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu、67Cu)、インジウム(111In)、テクネチウム(99mTc)、レニウム(186Re、188Re)、ガリウム(67Ga、68Ga)、ストロンチウム(89Sr)、サマリウム(153Sm)、イッテルビウム(169Yb)、タリウム(201Tl)、アスタチン(211At)、ルテチウム(177Lu)、アクチニウム(225Ac)、イットリウム(90Y)、アンチモン(119Sb)、スズ(117Sn、113Sn)、ジスプロシウム(159Dy)、コバルト(56Co)、鉄(59Fe)、ルテニウム(97Ru、103Ru)、パラジウム(103Pd)、カドミウム(115Cd)、テルル(118Te、123Te)、バリウム(131Ba、140Ba)、ガドリニウム(149Gd、151Gd)、テルビウム(160Tb)、金(198Au、199Au)、ランタン(140La)及びラジウム(223Ra、224Ra)からなる群から選択される1種以上の放射性核種を含む、請求項26〜31のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項33】
前記放射性核種が、銅(61Cu、64Cu、67Cu)及び/又は177Lu、67Ga、68Ga、225Ac、90Y、186Re、188Re及び119Sbからなる群から選択される、請求項26〜32のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項34】
前記放射性核種が、請求項26又は27に記載の群から選択される2種以上の放射性核種である、請求項26〜33のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項35】
前記放射性核種が、64Cuと67Cu、61Cuと67Cu、64Cuと90Y、64Cuと119Sb、64Cuと225Ac、64Cuと188Re、64Cuと186Re、64Cuと211At、64Cuと67Ga、61Cuと177Lu、61Cuと90Y、61Cuと119Sb、61Cuと225Ac、61Cuと188Re、61Cuと186Re、61Cuと211At、61Cuと67Ga、67Cuと177Lu、67Cuと90Y、67Cuと119Sb、67Cuと225Ac、67Cuと188Re、67Cuと186Re、67Cuと211At、68Gaと177Lu、68Gaと90Y、68Gaと119Sb、68Gaと225Ac、68Gaと188Re、68Gaと186Re、68Gaと211At、68Gaと67Cuからなる群から選択される2種類の放射性核種を含む、請求項26〜34のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項36】
抗体、アフィボディ及びペプチド成分からなる群から選択されるターゲティング化部分をさらに含む、請求項26〜35のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項37】
前記物質封入成分に結合した核局在配列ペプチド(NLSペプチド)等の細胞内ターゲティング特性を有する化合物を含む、請求項26〜36のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項38】
前記ナノ粒子の内部pHが3〜8の範囲内、例えば3.0〜3.5、3.5〜4.0、4.0〜4.5、4.5〜5.0、5.0〜5.5、5.5〜6.0、6.0〜6.5、6.5〜7.0、7.0〜7.5又は7.5〜8である、請求項26〜37のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項39】
前記ナノ粒子の直径が30〜300nmの範囲内、例えば30〜60nm、60〜80nm、80〜100nm、100〜120nm、120〜150nm、150〜180nm、180〜210nm、210〜240nm、240〜270nm又は270〜300nmである、請求項26〜38のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項40】
前記放射性標識ナノ粒子が、37℃のヒト血清中で24時間インキュベートした後に漏出した放射性核種と放射性標識ナノ粒子とを分離するためのサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)、イオン交換クロマトグラフィー又は透析等の精製工程を行って見出される放射能の漏出率が20%未満、例えば15%未満、12%未満、10%未満、8%未満、6%未満、4%未満、3%未満、2%未満又は1%未満である安定性を有する、請求項26〜39のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項41】
撮影に使用するための、請求項26〜40のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項42】
ポジトロン断層法(PET)スキャン又は単一光子放射断層撮影(SPECT)スキャンに使用するための、請求項26〜41のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項43】
医薬として使用するための、請求項26〜42のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項44】
癌治療に使用するための、請求項26〜43のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【請求項45】
請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法によって製造される、請求項26〜44のいずれか1項に記載のナノ粒子組成物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図14A】
【図14B】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6A】
【図6B】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図13C】
【図13D】
【図14A】
【図14B】
【図15】
【公表番号】特表2012−533523(P2012−533523A)
【公表日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−519888(P2012−519888)
【出願日】平成22年7月16日(2010.7.16)
【国際出願番号】PCT/DK2010/050192
【国際公開番号】WO2011/006510
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(512013477)テクニカル ユニバーシティ オブ デンマーク (2)
【氏名又は名称原語表記】TECHNICAL UNIVERSITY OF DENMARK
【出願人】(510201735)
【氏名又は名称原語表記】RIGSHOSPITALET
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年7月16日(2010.7.16)
【国際出願番号】PCT/DK2010/050192
【国際公開番号】WO2011/006510
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(512013477)テクニカル ユニバーシティ オブ デンマーク (2)
【氏名又は名称原語表記】TECHNICAL UNIVERSITY OF DENMARK
【出願人】(510201735)
【氏名又は名称原語表記】RIGSHOSPITALET
【Fターム(参考)】
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