説明

放射線医療設備および放射線遮蔽ガラス板

【課題】放射線室と監視室等の監視空間との間では、相互に視認可能とした状態で、対向する放射線室間では相互に視認不可とする。
【解決手段】監視者の存する監視室1と、監視室1を挟んで対向配置され且つその内部で被検者に対して放射線治療又は放射線検査を行う放射線室2a,2bとを備え、監視室1の両側に仕切壁3a,3bを設けて監視室1と各放射線室2a,2bとの間を仕切ると共に、仕切壁3a,3bの一部又は全部を放射線遮蔽ガラス板4a,4bで形成した放射線医療設備であって、放射線遮蔽ガラス板4a,4bに偏光フィルム5a,5bを貼着し、監視室1の一方側の放射線遮蔽ガラス板4aに貼着される偏光フィルム5aの偏光方向を、監視室1の他方側の放射線遮蔽ガラス板4bに貼着される偏光フィルム5bの偏光方向と直交させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者に対して放射線治療又は放射線検査を行うための放射線医療設備、およびこの放射線医療設備に利用される放射線遮蔽ガラス板に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、医療技術や医療機器の進歩に伴って、X線やγ線などの放射線を用いた治療や検査を行う医療施設が増加している。X線を用いた検査・治療としては、胸部や腹部などの一般撮影の他、血管造影やX線CT撮影などが挙げられる。一方、γ線を用いた検査・治療としては、PET検査や、ラジオアイソトープを用いた治療などが挙げられる。
【0003】
このような放射線を用いた医療行為を行う医師や臨床検査技師などの監視者は、一日に数多くの検査(診断を含む)・治療を行うため、通常の人に比べると多くの放射線を浴びるおそれがある。そのため、被検者に対して放射線を用いた治療や検査が行われる放射線室と、監視者が放射線室内の被検者の状態等を監視する監視室との間で、適切に放射線を遮蔽する必要がある。
【0004】
そこで、放射線室と監視室との間をコンクリート等で形成された仕切壁で完全に仕切ることで、監視室内への放射線の侵入を防止するという対策が講じられる場合がある。この場合、放射線室内の状況は、その内部に設置されたカメラによって監視される。
【0005】
しかしながら、このような設備構成では、放射線室内の被検者から監視者を直接視認できないので、被検者に孤独感や不安感を与えてしまうという不具合が生じ得る。
【0006】
そのため、放射線室と監視室との間を仕切る仕切壁の一部又は全部を放射線遮蔽ガラス板(例えば、下記の特許文献1〜3を参照)で形成することで、監視室への放射線の侵入を防止しつつ、放射線室の被検者から監視室の監視者を直接視認できるようにし、被検者の孤独感や不安感を低減するという対策が講じられる場合が多い。
【特許文献1】特願平4−303050号公報
【特許文献2】特開2003−315489号公報
【特許文献3】特開2003−315490号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、近年、放射線治療や放射線検査を受ける被検者の増加に伴って、かかる治療や検査が行われる放射線室を複数備えた医療施設が増加している。通常、1つの放射線室に対して1つの監視室が必要となるが、このようなレイアウトでは占有スペースが大きくなることから、医療施設内の限られたスペースの中に設置することが困難となる。そこで、省スペース化を図るために、複数の放射線室に対して1つの監視室を設けるレイアウトが採用される場合が多く、中でも2つの放射線室の間に1つの監視室を設けるレイアウトが多く採用されている。
【0008】
しかしながら、2つの放射線室の間に1つの監視室を設けるレイアウトでは、監視室の両側に設けられた放射線遮蔽ガラス板同士が対向するため、この対向する放射線遮蔽ガラス板を通して、一方の放射室内の被検者から他方の放射室内の被検者が見えてしまう。放射線室内では被検者が脱衣した状態で治療や検査が行われる場合もあること等から、被検者のプライバシーを保護する上でも被検者同士が互いを視認できなくすることが必要不可欠となる。
【0009】
そこで、放射線遮蔽ガラス板にカーテン等を取り付けることも考えられるが、その都度カーテンを開閉する必要があり、面倒且つ煩雑な作業が強いられる。しかも、カーテン等で放射線遮蔽ガラス板を覆うと、対向する放射線室間の様子は視認不可とすることはできるものの、放射線遮蔽ガラス板が覆われた側の放射線室から監視室の様子も視認できなくなってしまう。したがって、この場合には被検者に与える孤独感や不安感を低減するという放射線遮蔽ガラス板の本来的な目的が損なわれてしまうため、有効な対策とは成り得ない。
【0010】
本発明は、以上の実情に鑑み、放射線室と監視室等の監視空間との間では、相互に視認可能とした状態で、対向する放射線室間では相互に視認不可とすることを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために創案された本発明に係る放射線医療設備は、監視者の存する監視空間と、該監視空間を挟んで対向配置され且つその内部で被検者に対して放射線治療又は放射線検査を行う複数の放射線室とを備え、監視空間の両側に仕切壁を設けて監視空間と各放射線室との間を仕切ると共に、仕切壁の一部又は全部を放射線遮蔽ガラス板で形成した放射線医療設備において、放射線遮蔽ガラス板に偏光フィルムを貼着すると共に、監視空間の一方側の放射線遮蔽ガラス板に貼着される偏光フィルムの偏光方向を、監視空間の他方側の放射線遮蔽ガラス板に貼着される偏光フィルムの偏光方向と直交させたことに特徴づけられる。
【0012】
このような構成によれば、監視空間と各放射線室との間には、偏光フィルムが一枚だけ介在しているので、その偏光フィルムの偏光方向に一致する偏光成分の光は通過する。したがって、監視空間の監視者からは放射線室内の被検者を視認することができ、放射線室内の被検者からは監視空間内の監視者を視認することができる。
【0013】
一方、対向する放射線室間には、偏光方向が互いに直交した偏光フィルムが介在しているので、監視空間の一方側の放射線室からの光は、その偏光方向が直交した偏光フィルムによって遮断され、監視空間の他方側の放射線室内に侵入することがない。また同様の理由により、監視空間の他方側の放射線室からの光は、監視空間の一方側の放射線室内に侵入することがない。したがって、一方側の放射線室内の被検者から他方側の放射線室内の被検者を視認不可とすることができ、また他方側の放射線室内の被検者から一方側の放射線室の被検者を視認不可とすることができる。
【0014】
上記の構成において、監視空間が、放射線室内に設置された機器を操作する操作室であることが好ましい。
【0015】
このようにすれば、放射線遮蔽ガラス板を通して各放射線室内を直接監視しながら、放射線室内の機器を操作することができる。
【0016】
上記の構成において、放射線遮蔽ガラス板の鉛当量は、0.3mmPb以上であることが好ましい。
【0017】
すなわち、放射線遮蔽ガラス板の鉛当量が0.3mmPb未満であると、放射線の遮蔽能力が低下し、放射線室の放射線が放射線遮蔽ガラスを通過して監視空間内に侵入するおそれがある。したがって、放射線遮蔽ガラス板の鉛当量は、上記数値範囲に設定することが好ましい。なお、ここで鉛当量とは、X線の遮蔽能力が等しい鉛板の肉厚を示し、この値が大きくなるほど放射線遮蔽能力が優れていることを意味する。
【0018】
上記の構成において、放射線遮蔽ガラス板の肉厚は、3〜40mmであることが好ましい。
【0019】
すなわち、放射線遮蔽ガラス板の肉厚が40mmを超えると、透過率が低下し、監視室と放射線室との間で相互に内部の様子を視認し難くなる。一方、放射線遮蔽ガラス板の肉厚が3mm未満であると、放射線遮蔽能力が低下し、放射線室の放射線が放射線遮蔽ガラス板を通過して監視空間内に侵入するおそれがある。特に3mm未満の肉厚であると、0.3mmPb以上の鉛当量を有する放射線遮蔽ガラス板を製造することが困難となる。したがって、放射線遮蔽ガラス板の肉厚は、上記数値範囲に設定することが好ましい。
【0020】
上記の構成において、偏光フィルムを貼着した放射線遮蔽ガラス板の可視域における透過率は、10%以上であることが好ましい。なお、可視域とは、400〜700nmの波長を指す。
【0021】
すなわち、偏光フィルムを貼着した放射線遮蔽ガラス板の透過率が15%未満になると、監視室と放射線室との間で相互に内部の様子を視認し難くなる。したがって、偏光フィルムを貼着した放射線遮蔽ガラス板の透過率は、上記数値範囲に設定することが好ましい。
【0022】
上記課題を解決するために創案された本発明に係る放射線遮蔽ガラス板は、表面に偏光フィルムを貼着したことに特徴づけられる。
【0023】
このような構成によれば、かかる放射線遮蔽ガラス板を対向配置し、それぞれの表面に貼着された偏光フィルムの偏光方向を直交させることで、既に述べた段落[0012]〜[0013]に記載の作用効果を同様に享受することができる。
【0024】
上記の構成において、質量%で、SiO2 10〜40%、PbO 50〜80%、B23 0〜10%、Al23 0〜10%、SrO 0〜10%、BaO 0〜20%、Na2O 0〜10%、K2O 0〜10%、Sb23 0〜2%、Cl2 0〜2%のガラス組成を有することが好ましい。
【0025】
このようにすれば、40mm以下の肉厚で、0.3mmPb以上の鉛当量を有する放射性遮蔽ガラス板を容易に製造することが可能となる。
【0026】
上記の構成において、質量%で、SiO2 20〜70%、Al23 0〜20%、MgO 0〜20%、CaO 0〜20%、SrO 5〜40%、BaO 5〜40%、Na2O 0〜10%、K2O 0〜10%、Sb23 0〜2%、Cl2 0〜2%のガラス組成を有することが好ましい。
【0027】
このようにすれば、非鉛系ガラスで上記の段落[0025]で述べた作用効果を同様に享受することができる。
【発明の効果】
【0028】
以上のように本発明によれば、監視空間の一方側の放射線遮蔽ガラス板に貼着される偏光フィルムの偏光方向と、監視空間の他方側の放射線遮蔽ガラス板に貼着される偏光フィルムの偏光方向とを互いに直交させることにより、放射線室と監視空間との間では相互に視認可能としつつ、異なる放射線室間では相互に視認不可とすることが可能となる。したがって、放射線室内の被検者は、監視空間内の監視者の様子を視認することができるので、被検者に与える孤独感や不安感を効果的に低減することが可能となる。また、異なる放射線室間では相互に視認不可となることから、被検者のプライバシーも適正に確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、本発明の一実施形態を添付図面を参照して説明する。
【0030】
図1は、本実施形態に係る放射線医療設備の全体構成を模式的に示す平面図である。同図に示すように、この放射線医療設備は、医師や臨床検査技師などの監視者が存する監視室1と、この監視室1を挟んで対向する2つの放射線室2a,2bとを備えている。監視室1は、放射線室2a,2b内に設置された機器を操作する操作室を兼ねている。放射線室2a,2bは、被検者に対して放射線治療又は放射線検査(診断を含む)を行うためのものであって、この実施形態では、2つの放射線室2a,2bのうち、一方側がPET検査室、他方側がPET−CT検査室とされている。
【0031】
監視室1と各放射線室2a,2bとの間は、コンクリート等で形成された仕切壁3a,3bで仕切られており、この対向する仕切壁3a,3bの一部に監視用の窓として放射線遮蔽ガラス板4a,4bがそれぞれ嵌め込まれている。
【0032】
各放射線遮蔽ガラス板4a,4bの表面には、図2に示すように、偏光フィルム5a,5bが貼着されている。そして、一方の放射線遮蔽ガラス板4aの表面に貼着された偏光フィルム5aの偏光方向を、他方の放射線遮蔽ガラス板4bの表面に貼着された偏光フィルム5bの偏光方向と直交させている。なお、この実施形態では、偏光フィルム5a,5bは、各放射線遮蔽ガラス板4a,4bの監視室1側の表面に貼着されているが、この実施形態に限定されるものではなく、偏光フィルム5a,5bを、各放射線遮蔽ガラス4a,4bの放射線室2a,2b側の表面に貼着してもよい。
【0033】
これにより、監視室1と放射線室2a,2bとの間には、偏光フィルム5a,5bのいずれか一方のみが介在するので、その偏光フィルム5a(5b)の偏光方向に一致する偏光成分の光(電場の振動方向が偏光フィルム5a(5b)の偏光方向に一致した直線偏光)は通過する。そのため、監視室1の監視者からは放射線室内の被検者を視認することができ、放射線室内の被検者からは監視空間内の監視者を視認することができる。したがって、被検者に与える孤独感や不安感を効果的に低減することが可能となる。
【0034】
一方、放射線室2a,2bの間には、偏光方向が直交した2枚の偏光フィルム5a,5bが介在しているので、監視室1の一方側の放射線室2aからの光は、この2枚の偏光フィルム5a、5bによって遮断され、監視室1の他方側の放射線室2b内に侵入することがない。また同様の理由により、監視室1の他方側の放射線室2bからの光は、監視室1の一方側の放射線室2a内に侵入することがない。したがって、一方側の放射線室2a内の被検者から他方側の放射線室2b内の被検者を視認不可とすることができ、他方側の放射線室2b内の被検者から一方側の放射線室2aの被検者を視認不可とすることができる。したがって、被検者のプライバシーも適正に確保することができる。
【0035】
また、上記の放射線遮蔽ガラス板4a,4bには、X線やγ線等の放射線を遮蔽する能力が要求されることから、その鉛当量が0.3mmPb以上のものを使用することが好ましい。さらに、放射線遮蔽ガラス板4a,4bの肉厚が厚くなるに連れて透過率が低下するため、放射線遮蔽ガラス板4a,4bの肉厚は40mm以下であることが好ましい。一方、放射線遮蔽ガラス板4a,4bの肉厚を薄くし過ぎると、上記の鉛当量が0.3mmPb以上となる放射線遮蔽ガラス板4a,4bを製造することが困難となるので、その肉厚は3mm以上であることが好ましい。
【0036】
具体的には、放射線遮蔽ガラス板4a,4bとしては、質量%で、SiO2 10〜40%、PbO 50〜80%、B23 0〜10%、Al23 0〜10%、SrO 0〜10%、BaO 0〜20%、Na2O 0〜10%、K2O 0〜10%、Sb23 0〜2%、Cl2 0〜2%のガラス組成を有する鉛系ガラスや、質量%で、SiO2 20〜70%、Al23 0〜20%、MgO 0〜20%、CaO 0〜20%、SrO 5〜40%、BaO 5〜40%、Na2O 0〜10%、K2O 0〜10%、Sb23 0〜2%、Cl2 0〜2%のガラス組成を有する非鉛系ガラスを使用することができる。このようなガラス組成にすれば、40mm以下のガラス肉厚で、0.3mmPb以上の鉛当量を有する放射線遮蔽ガラス板4a,4bを容易に製造することが可能となる。
【0037】
上記の偏光フィルム5a,5bとしては、放射線遮蔽ガラス板4a,4bに貼着した状態で、その透過率が可視域で10%以上となるものを使用することが好ましい。これは、監視室1と各放射線室2a,2bとの間の視認性を良好に確保するためである。
【0038】
なお、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施することができる。例えば、上記の実施形態では、監視室の両側に1つずつ放射線室を配置する場合を説明したが、1つの監視室の両側にそれぞれ1つ以上の放射線室を配置するようにしてもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、監視空間として閉鎖された監視室を例にとって説明したが、対向配置された放射線室の間に通路を形成し、当該通路を監視空間としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施形態に係る放射線医療設備の全体構成を模式的に示す平面図である。
【図2】偏光フィルムが貼着された放射線遮蔽ガラス板の配置態様を模式的に示す縦断面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 監視室
2a,2b 放射線室
3a,3b 仕切壁
4a,4b 放射線遮蔽ガラス板
5a,5b 偏光フィルム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
監視者の存する監視空間と、該監視空間を挟んで対向配置され且つその内部で被検者に対して放射線治療又は放射線検査を行う複数の放射線室とを備え、監視空間の両側に仕切壁を設けて監視空間と各放射線室との間を仕切ると共に、仕切壁の一部又は全部を放射線遮蔽ガラス板で形成した放射線医療設備において、
放射線遮蔽ガラス板に偏光フィルムを貼着すると共に、監視空間の一方側の放射線遮蔽ガラス板に貼着される偏光フィルムの偏光方向を、監視空間の他方側の放射線遮蔽ガラス板に貼着される偏光フィルムの偏光方向と直交させたことを特徴とする放射線医療設備。
【請求項2】
監視空間が、放射線室内に設置された機器を操作する操作室であることを特徴とする請求項1に記載の放射線医療設備。
【請求項3】
放射線遮蔽ガラス板の鉛当量が、0.3mmPb以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線医療設備。
【請求項4】
放射線遮蔽ガラス板の肉厚が、3〜40mmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の放射線医療設備。
【請求項5】
偏光フィルムを貼着した放射線遮蔽ガラス板の可視域における透過率が、10%以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の放射線医療設備。
【請求項6】
表面に偏光フィルムを貼着したことを特徴とする放射線遮蔽ガラス板。
【請求項7】
質量%で、SiO2 10〜40%、PbO 50〜80%、B23 0〜10%、Al23 0〜10%、SrO 0〜10%、BaO 0〜20%、Na2O 0〜10%、K2O 0〜10%、Sb23 0〜2%、Cl2 0〜2%のガラス組成を有することを特徴とする請求項6に記載の放射線遮蔽ガラス板。
【請求項8】
質量%で、SiO2 20〜70%、Al23 0〜20%、MgO 0〜20%、CaO 0〜20%、SrO 5〜40%、BaO 5〜40%、Na2O 0〜10%、K2O 0〜10%、Sb23 0〜2%、Cl2 0〜2%のガラス組成を有することを特徴とする請求項6に記載の放射線遮蔽ガラス板。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−8445(P2009−8445A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−167984(P2007−167984)
【出願日】平成19年6月26日(2007.6.26)
【出願人】(000232243)日本電気硝子株式会社 (1,447)
【Fターム(参考)】