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散水ノズル
説明

散水ノズル

【課題】従来にないシャワー吐水が実現される散水ノズルの提供。
【解決手段】散水ノズル100は、吐水スクリーン114を有する外筒104と、供給流路122を有する内筒106とを備えている。吐水スクリーン114は、内側領域A1と、外周領域A2とを有している。外筒104は、内側領域A1に連通する第1流路WR1と、外周領域A2に連通する第2流路WR2とを有する。外筒104と内筒106との相対回転により、外筒104が内筒106に対して前後方向に相対移動しうる。この相対移動により、上記供給流路の水が上記第1流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第2流路に至る状態とが選択可能とされている。内側領域A1に、シャワー孔h1が設けられている。上記相対移動に基づき、内側領域A1からの吐水量が連続的及び/又は段階的に変化しうるように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、散水ノズルに関する。
【背景技術】
【0002】
散水ノズルは、園芸、清掃、洗車など、様々な用途で用いられている。また、吐水形状の切り替えが可能な散水ノズルが知られている。
【0003】
特公平4−39386号公報は、多孔板の中央に露出孔が設けられた散水ノズルが開示されている。この散水ノズルでは、この露出孔からキリ状又はストレート状の水が噴出され、この露出孔の外周に位置する多孔板からは、シャワー状又はジョロ状の水が噴出される。
【0004】
特開2000−37641号公報は、中央領域、中間領域及び周辺領域を有するシャワーヘッドを開示する。このシャワーヘッドでは、中央領域のみを吐水するか、中央領域及び中間領域を吐水するか、あるいはこれら3領域全てを吐水するかが、選択できる。この選択は、吐水部を回転させることによって達成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特公平4−39386号公報
【特許文献2】特開2000−37641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特公平4−39386号公報では、シャワー水形及びジョロ水形以外に、ストレート状水形及びキリ状水形が実現され、水形の種類が多い。このため高い利便性が達成されている。ただし、スクリーンの外周領域から広範囲にシャワー吐水がなされるため、勢いのあるシャワー吐水又は狭い範囲へのシャワー吐水が困難であった。また、ストレート吐水は水が分散しておらず且つ勢いがあるため、水圧が高い場合、水はねが生じやすい。特開2000−37641号公報はシャワーのパターンが3種類のみであった。また、シャワーヘッドにおいて吐水流量の調節ができないため、吐水領域が広がると吐水の勢いが減少し、吐水領域が狭くなると吐水の勢いが増加するため、吐水の調節自由度が低かった。
【0007】
本発明の目的は、従来にないシャワー吐水を実現しうる散水ノズルの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の散水ノズルは、吐水スクリーンを有する外筒と、供給流路を有する内筒とを備えている。上記吐水スクリーンは、内側領域と、外周領域とを有している。上記外筒は、上記内側領域に連通する第1流路と、上記外周領域に連通する第2流路と、ネジ部とを有している。上記内筒は、ネジ部を有している。上記外筒のネジ部と上記内筒のネジ部とがネジ結合を形成している。上記外筒と上記内筒との相対回転により、上記外筒が上記内筒に対して前後方向に相対移動しうる。この相対移動により、上記供給流路の水が上記第1流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第2流路に至る状態とが選択可能とされている。上記内側領域には、シャワー孔が設けられている。上記相対移動に基づき、上記内側領域からの吐水量が連続的に変化しうるように構成されている。
【0009】
好ましくは、上記外周領域に、シャワー孔が設けられている。
【0010】
好ましくは、上記相対移動に基づき、上記外周領域からの吐水量が連続的に変化しうるように構成されている。
【0011】
好ましくは、上記吐水スクリーンは、上記外周領域の外側に位置する外縁領域を更に有している。好ましくは、上記外縁領域は、環状開口部を有する。好ましくは、上記外周領域は、ストレート孔を更に有している。好ましくは、上記外筒が、上記外縁領域に連通する第3流路と、上記ストレート孔に連通する第4流路とを更に有している。上記相対移動により、上記供給流路の水が上記第1流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第2流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第3流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第4流路に至る状態とが選択可能とされている。
【0012】
好ましくは、上記散水ノズルは、上記相対移動に基づき、上記内側領域からの吐水量が連続的に変化しうるように構成されている。好ましくは、飛水距離に関わらず、上記内側領域からの吐水の着水範囲は、上記外側領域からの吐水の着水範囲よりも狭い。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る散水ノズルでは、従来にないシャワー吐水が実現される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の第一実施形態に係る散水ノズルの斜視図である。
【図2】図2は、図1の散水ノズルの正面図である。
【図3】図3は、図1の散水ノズルの先端部における断面図である。
【図4】図4は、図1の散水ノズルの先端部における断面図である。
【図5】図5は、図1の散水ノズルの先端部における断面図である。
【図6】図6は、図1の散水ノズルの先端部における断面図である。
【図7】図7は、図1の散水ノズルの先端部における断面図である。
【図8】図8は、本発明の第二実施形態に係る散水ノズルの正面図である。
【図9】図9は、図8の散水ノズルの先端部における一部切欠断面図である。
【図10】図10は、図8の散水ノズルの先端部における一部切欠断面図である。
【図11】図11は、図8の散水ノズルの先端部における一部切欠断面図である。
【図12】図12は、図8の散水ノズルの先端部における一部切欠断面図である。
【図13】図13は、図8の散水ノズルの先端部における一部切欠断面図である。
【図14】図14は、実施例における水形の輪郭形状を示す図である。
【図15】図15は、実施例におけるデータを示すグラフである。
【図16】図16は、実施例におけるデータを示すグラフである。
【図17】図17は、実施例におけるデータを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
【0016】
[第一実施形態]
図1は、本発明の第一実施形態である散水ノズル100の斜視図である。散水ノズル100は、本体102、外筒104及び内筒106を有する。本体102は、給水接続部108、把持部110及びレバー112を有する。図示しないが、本体102の内部には、内筒106に水を供給する水供給管が配置されている。レバー112により、吐水と止水との切替が可能である。この切替を実現する構造は公知である。給水接続部108には、例えばホースが接続される。所定の供給水圧(水道水圧)で供給される水は、このホースから、上記水供給管を経由して、内筒106に至る。散水ノズル100は、通常、一般の水道に接続される。一般の水道水圧は、下限としては0.05MPa以上、より一般的には0.15MPa以上であり、上限としては、0.74MPa以下である。散水ノズル100は、この範囲の水道水圧において好ましく用いられる。水道水圧は、ポンプ水圧等よりも比較的低い。散水ノズル100では、このような比較的低い水道水圧においても、後述されるような多様な水形が得られる。
【0017】
外筒104は、内筒106に対して回転可能である。この回転により、回転ポジションが変化する。この回転ポジションの変化により、水形が変化する。この点の詳細については、後述される。
【0018】
外筒104は、吐水スクリーン114を有する。吐水スクリーン114は、外筒104の前面を形成している。
【0019】
図2は、吐水スクリーン114の平面図である。吐水スクリーン114は、内側領域A1と、外周領域A2とを有する。平面視(図2)において、内側領域A1は、直径がD1である円形の領域である。外周領域A2は、円環状の領域である。外周領域A2は、内側領域A1の外側(半径方向外側)に位置する。図2において符号D2で示されるのは、外周領域A2の外径である。直径D2は、平面視における直径である。図示されないが、吐水スクリーン114の外面は、凸状の曲面を形成している。この凸状の曲面は、球面形状である。この凸状の曲面により、着水範囲が拡大される。
【0020】
内側領域A1は円形とするのが良いが、他の形状、例えば楕円又は矩形とすることもできる。ここで、その内側領域A1の外輪郭線上の2つの点の距離を離間距離Lとする。この離間距離Lは、上記2点を両端とし且つ上記外輪郭線の図心を通る線分の長さである。離間距離Lの最大値がLmaxとされ、離間距離Lの最小値がLminとされる。内側領域A1の外輪郭線が非円形とされる場合、(Lmax/Lmin)は、2以下が好ましく、1.5以下がより好ましく、1.2以下が更に好ましい。円形の内側領域A1では、(Lmax/Lmin)が1である。
【0021】
外周領域A2の内輪郭線の形状は、上述の内側領域A1の外輪郭線の形状と同じとされるのが好ましい。この場合、外周領域A2の内輪郭線が、内側領域A1の外輪郭線と一致しているのがより好ましい。外周領域A2の外輪郭線は円形とするのがよいが、他の形状、例えば楕円又は矩形とすることもできる。ここで、その外周領域A2の外輪郭線上の2つの点の距離を離間距離Mとする。この離間距離Mは、上記2点を両端とし且つ上記外輪郭線の図心を通る線分の長さである。離間距離Mの最大値がMmaxとされ、離間距離Mの最小値がMminとされる。外周領域A2の外輪郭線が非円形である場合、(Mmax/Mmin)は、2以下が好ましく、1.5以下がより好ましく、1.2以下が更に好ましい。外輪郭線が円形である外周領域A2では、(Mmax/Mmin)が1である。
【0022】
内側領域A1には、複数のシャワー孔h1が設けられている。内側領域A1において、吐水が可能な孔は、シャワー孔h1のみである。内側領域A1に、シャワー孔h1以外の他の孔が併設されてもよい。好ましくは、本実施形態のように、内側領域A1における吐水が可能な孔は、シャワー孔h1のみとされる。
【0023】
吐水スクリーン114の内面に面した水路における流量が、本願において、スクリーン内流量とも称される。吐水スクリーン114の内面に面した水路における動水圧が、本願において、スクリーン内圧とも称される。吐水スクリーン114の内面に面した水路における流速が、本願において、スクリーン内流速とも称される。
【0024】
スクリーン内圧が高くなると、スクリーン内流量及び吐出流量が増加する。この場合、多数のシャワー孔h1からの吐水は、清掃シャワー水形を形成する。スクリーン内圧が低くなると、スクリーン内流量及び吐出流量が低下する。この場合、多数のシャワー孔h1からの吐水は、ソフトジョロ水形を形成する。これらの水形の詳細については、後述される。
【0025】
なお、内側領域A1の更に内側の中央部に、シャワー孔以外の吐水孔が配置されてもよい。このシャワー孔以外の吐水孔から吐水の水形として、上記特許文献1(特公平4−39386号公報)に記載されている、キリ及びストレートが例示される。この実施形態の場合、このシャワー孔以外の吐水孔に連通する水路が設けられる。なお、内側領域A1の内側の中央部にシャワー孔以外の吐水孔が設けられた場合、散水ノズル100の構造が複雑となり、散水ノズル100が大型化しやすい。よって、散水ノズル100の小型化及び構造の簡素化の観点から、内側領域A1の内側にシャワー孔以外の吐水孔を設けないのが好ましい。内側領域A1は、吐水スクリーン114の中心を含み、吐水スクリーン114の中央領域を構成しているのが好ましい。
【0026】
外周領域A2には、複数のシャワー孔h2が設けられている。外周領域A2において、吐水が可能な孔は、シャワー孔h2のみである。外周領域A2に、シャワー孔h2以外の他の孔が併設されてもよい。好ましくは、本実施形態のように、外周領域A2における吐水が可能な孔は、シャワー孔h2のみとされる。
【0027】
スクリーン内圧が高くなると、スクリーン内流量及び吐出流量が増加する。この場合、多数のシャワー孔h2からの吐水は、シャワー水形を形成する。スクリーン内圧が低くなると、スクリーン内流量及び吐出流量が低下する。この場合、多数のシャワー孔h2からの吐水は、ジョロ水形を形成する。これらの水形の詳細については、後述される。
【0028】
[用語の定義]
ここで、明確性の観点から、本願における用語が以下の如く定義される。
【0029】
[回転ポジションR]
回転ポジションRとは、周方向における外筒104と内筒106との周方向での相対的位置関係である。回転ポジションRは、段階的及び/又は連続的に変化する。段階的変化と連続的変化とが併用されていてもよい。即ち、一定の範囲が連続的な変化とされ且つ他の領域が段階的な変化とされてもよい。なお、可動範囲の全体が連続的な変化であるのが好ましく、本実施形態はその一例である。この連続的な変化は、後述されるネジ結合によって実現される。
【0030】
[前後ポジションP]
前後ポジションPとは、前後方向における外筒104と内筒106との相対的位置関係である。前後ポジションPは、段階的及び/又は連続的に変化する。段階的変化と連続的変化とが併用されていてもよい。即ち、一定の範囲が連続的な変化とされ且つ他の領域が段階的な変化とされてもよい。なお、可動範囲の全体が連続的な変化であるのが好ましく、本実施形態はその一例である。連続的に変化する。前後ポジションPは、回転ポジションRに連動している。この連動は、後述されるネジ結合によって実現される。
【0031】
[シャワー孔]
シャワー孔とは、好ましくは、吐水スクリーン114の外面における孔径(孔の直径)が1.0mm以下の孔であるか、又は、吐水スクリーン114の外面における孔面積が0.79mm以下の孔である。より好ましい孔径については後述される。
【0032】
[シャワー吐水]
シャワー吐水とは、シャワー孔からの吐水を意味する。スクリーン内流量が高い場合、多数のシャワー孔からの吐水は、シャワー水形を形成する。スクリーン内流量が低い場合、多数のシャワー孔からの吐水は、ジョロ水形を形成する。
【0033】
[水形]
水形は、吐水の形状である。本願には、4つの水形が記載されている。これら4つの水形は、清掃シャワー水形、ソフトジョロ水形、ジョロ水形及びシャワー水形である。これら4つの水形は、いずれも、シャワー吐水による水形である。
【0034】
[清掃シャワー水形、ソフトジョロ水形]
清掃シャワー水形及びソフトジョロ水形は、いずれも、内側領域A1からの吐水の形状である。清掃シャワー水形とソフトジョロ水形との間に明確な境界は無い。つまりこれらの水形の名称は概念的である。スクリーン内流量によって、清掃シャワー水形からソフトジョロ水形まで、水形が連続的に変化しうる。散水範囲が比較的狭く且つ水の勢いが強いシャワー吐水は、水の勢いによって汚れを落とす用途に適している。
【0035】
清掃シャワー水形では、重力の存在下において水が直進する部分(吐水直進部)を有する。この吐水直進部では、水形が円錐形又は円筒形である。ソフトジョロ水形では、この吐水直進部が、無いか、又は非常に短い。
【0036】
[ジョロ水形、シャワー水形]
ジョロ水形及びシャワー水形は、いずれも、外周領域A2からの吐水の形状である。ジョロ水形とシャワー水形との間に明確な境界は無い。つまりこれらの水形の名称は概念的である。スクリーン内流量によって、ジョロ水形からシャワー水形まで、水形が連続的に変化しうる。
【0037】
シャワー水形では、重力の存在下において水が直進する部分(吐水直進部)を有する。この吐水直進部では、水形が円錐形である。ジョロ水形では、この吐水直進部が、無いか、又は非常に短い。
【0038】
図3から図7は、外筒104及び内筒106を示す断面図である。図3から図7では、外筒104を内筒106に対して回転させることにより、回転ポジションR及び前後ポジションPが変化する。よって例えば、内筒106の後端と外筒104の後端との前後方向距離Ds(図3から図5参照)も連続的に変化する。図3から図7は、連続的な変化によって生ずる多数の形態のうちの5つを例示したにすぎない。
【0039】
図3から図7が示すように、外筒104は、内側領域A1に連通する第1流路WR1と、外周領域A2に連通する第2流路WR2と、雌ネジ部fs1と、円筒部材cd1とを有する。円筒部材cd1は、通水部(第一通水部)th1と、円周内面118と、傾斜面120とを有する。第一通水部th1は、円筒部材cd1の後端部に設けられた切り欠きである。第一通水部th1は、円筒部材cd1の周方向の複数位置に設けられている。第一通水部th1は貫通孔であってもよい。傾斜面120は、前方にいくほどその内径が大きくなる円錐凹面である。
【0040】
図3から図7が示すように、内筒106は、供給流路122と、雄ネジ部ms1と、通水部(第二通水部)th2とを有する。第二通水部th2は内筒106を貫通する孔である。第二通水部th2は、内筒106の周方向の複数位置に設けられている。更に、内筒106は、第一止水部124と、第二止水部126とを有する。
【0041】
第一止水部124は、第二通水部th2の前方に設けられている。第二止水部126は、第二通水部th2の後方に設けられている。第一止水部124及び第二止水部126は、Oリングである。第一止水部124の外径は第二止水部126の外径に等しい。第一止水部124は、第二止水部126と同軸で配置されている。第一止水部124が円周内面118に接すると、水密状態が形成される。第二止水部126が円周内面118に接すると、水密状態が形成される。なお、Oリングに代えて、密封シール等のシール部材が採用されてもよい。
【0042】
雌ネジ部fs1と雄ネジ部ms1とはネジ結合を形成している。前述した通り、外筒104を内筒106に対して回転させると、このネジ結合に起因して、回転ポジションR及び前後ポジションPが連続的に変化する。
【0043】
図3は、回転ポジションRがR1であるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはP1であり、上記距離DsはDs1である。図4は、回転ポジションRがR2であるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはP2であり、上記距離DsはDs2である。図5は、回転ポジションRがR3であるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはP3であり、上記距離DsはDs3である。図6は、回転ポジションRがR4であるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはP4であり、上記距離DsはDs4である。図7は、回転ポジションRがR5であるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはP5であり、上記距離DsはDs5である。Ds1>Ds2>Ds3>Ds4>Ds5である。
【0044】
このように、散水ノズル100では、上記相対移動により、供給流路122の水が第1水路WR1に至る状態と、供給流路122の水が第2水路WR2に至る状態とが選択可能とされている。この選択は、択一的である。
【0045】
各図面の形態において得られる水形は次の通りである。
・図3(ポジションP1、R1):シャワー水形
・図4(ポジションP2、R2):ジョロ水形
・図5(ポジションP3、R3):止水状態(吐水無し)
・図6(ポジションP4、R4):ソフトジョロ水形
・図7(ポジションP5、R5):清掃シャワー水形
【0046】
図6(ポジションP4、R4)及び図7(ポジションP5、R5)では、水は第1流路WR1のみに流れる。図3(ポジションP1、R1)及び図4(ポジションP2、R2)では、水は第2流路WR2のみに流れる。
【0047】
上述したように、これらのポジションP、Rの変化は連続的であるから、図3から7では示されない形態においても、それぞれのポジションP、Rに応じた吐水流量、吐水流速及び水形が得られる。吐水流量とは、吐水スクリーン114から散水される水の流量を意味する。吐水流速とは、吐水スクリーン114から散水される水の流速を意味する。
【0048】
図3、4、6及び7では、水の流れが二点鎖線の矢印によって示されている。なお、図5は止水状態であるから、水の流れは示されていない。
【0049】
図3(ポジションP1、R1)では、供給流路122に供給された水は、第二通水部th2、第一通水部th1及び第2流路WR2を経由して、外周領域A2のシャワー孔h2から吐水される。第一止水部124と円周内面118との当接により、水は第1流路WR1には流れず、第2流路WR2にのみ流れる。この水の流れは、図4(ポジションP2、R2)でも同じである。但し、図4の形態では、図3の形態に比較して、第一通水部th1と第二通水部th2との重複幅が狭い。即ち、図4の形態では、第二通水部th2と第一通水部th1との境界における流路断面積(境界流路面積Mk)が狭い。この境界流路面積Mkと、外周領域A2での通水面積M2(後述)との比によって、スクリーン内圧が変化する。即ち、Mk/M2が大きいと、スクリーン内圧が高まる。この図3(ポジションP1、R1)では、図4(ポジションP2、R2)に比較して、Mk/M2が比較的大きい。このため、図3(ポジションP1、R1)では、図4(ポジションP2、R2)に比較して、吐水流量が多く、且つ、吐水流速が速い。これら吐水流量及び吐水流速の変化に伴い、水形が変化する。もちろん、図3(ポジションP1、R1)と図4(ポジションP2、R2)との間のポジションP、Rでは、吐水流量及び吐水流速は連続的に変化し、水形も連続的に変化する。
【0050】
図5(ポジションP3、R3)では、第一止水部124が円周内面118に当接しており、且つ、第二止水部126が円周内面118に当接している。よって、供給流路122に供給された水は、第二通水部th2で止水される。水は、第1流路WR1及び第2流路WR2のいずれにも至ることなく、止められる。
【0051】
なお、寸法の変更によって、止水するポジションを無くすこともできる。これは、例えば、円周内面118の前後方向長さを、第一止水部124と第二止水部126との前後方向距離よりも短くすることで、達成される。この場合、円筒部材cd1を短くすることができるので、散水ノズル100の小型化が可能である。
【0052】
図6(ポジションP4、R4)では、供給流路122に供給された水は、第二通水部th2及び第1流路WR1を経由して、内側領域A1のシャワー孔h1から吐水される。第二止水部126と円周内面118との当接により、水は第2流路WR2には流れず、第1流路WR1にのみ流れる。この水の流れは、図7(ポジションP5、R5)でも同じである。但し、図6の形態では、内筒106の先端部130又は第一止水部124と傾斜面120との間に狭い流路N1が形成される(図6参照)。この流路N1により、境界流路面積Mkが小さくなり、外周領域A1での通水面積M1との比(Mk/M1)が低下する。このMk/M1の低下により、第1水路WR1におけるスクリーン内圧が低下する。よって、吐出流量及び吐出流速が低下する。一方、図7(ポジションP5、R5)では、この狭い流路N1が解消されるため、図6(ポジションP4、R4)に比較して、Mk/M1が増加する。このMk/M1の増加により、吐水流量及び吐水流速が増加し、水形が変化する。もちろん、図6(ポジションP4、R4)と図7(ポジションP5、R5)との間のポジションP、Rでは、吐水流量及び吐水流速は連続的に変化し、水形も連続的に変化する。
【0053】
本来的に、シャワー吐水は、細かい水流を広い範囲に分散させることを目的としている。このため、シャワー吐水は、より広い領域からの吐水が当然とされ、狭い内側領域A1のみからシャワー吐水を行うことは想定されなかった。一方、強い水流により清掃等を行う場合、強い水の勢いを重視する観点から、ストレート水形が用いられていた。内側領域A1からのシャワー吐水という技術思想は、従来の技術水準からは容易に想到できないものであった。
【0054】
近年、多数の水形が可能な散水ノズルが一般的である。当業者は、水形の多様性によって、利便性の高い散水ノズルを実現してきた。このため従来の散水ノズルでは、シャワー水形に加えて、ストレート水形及びキリ水形への切替が可能であった。内側領域A1からの吐水をシャワー水形とするのは、水形の多様性に逆行すると考えられ、当業者の技術水準とは逆方向の構成であった。
【0055】
本実施形態の構成は、このような当業者の技術水準を覆すものである。図7(ポジションP5、R5)においては、内側領域A1から、勢いのあるシャワー吐水(清掃シャワー水形)が可能である。このシャワー吐水では、以下の作用効果が得られうる。
(a)吐水範囲を、吐水スクリーン114の中央部における狭い領域(即ち内側領域A1)に限定している。この狭い範囲から勢いのあるシャワー吐水がなされるため、細い円錐形状の水形で、狭い範囲に、勢いのあるシャワー吐水が可能となる。
(b)強く且つ局所的なシャワー吐水により、落ちにくい汚れを洗い流すことができる。また、ストレート水形と比較して、着水範囲が広いため、汚れを落とす効果が広範囲で得られる。
(c)シャワー水形であり、水流が細いため、吐水流速が高いにも関わらず、ストレート水形のような激しい水ハネは生じない。
(d)吐水流速が高いにも関わらず、従来のストレート水形と比較して、吐水流量は少ない。よって、節水しながら、高い清掃効果が得られる。
【0056】
一方、図6(ポジションP4、R4)では、内側領域A1のみから、吐水流量が少ない水形(ソフトジョロ水形)の吐水がなされる。着水範囲は狭く、吐水流量を微小とすることが可能である。よって例えば、植木鉢及び観葉植物への給水に最適である。図4(ポジションP2、R2)によるジョロ水形でも、狭い着水範囲と少ない吐水流量が可能であるが、吐水が広い範囲(外周領域A2)からなされるため、上記ソフトジョロ水形の場合と比較して、着水範囲及び吐水流量の調節に限界があった。よって、例えば、小さな植木鉢及び小さな観葉植物等への給水が難しいことがあった。また、園芸用途では、勢いが小さく且つ少量の水を吐出したい場合があるが、上記ジョロ水形ではそのような吐水が困難であった。図6(ポジションP4、R4)のソフトジョロ水形は、この問題を解決しうる。
【0057】
なお、傾斜面120は、回転ポジションRの回転角度に対する吐水流量又は吐水流速の変化率を緩やかにするのに寄与している。即ち、傾斜面120は、ソフトジョロ水形において、吐水流量及び吐水流速の調整を容易としている。
【0058】
図3(ポジションP1、R1)のシャワー水形では、円環状(ドーナツ型)の外周領域A2からシャワー吐水がなされる。よって、少ない吐水流量で、着水範囲の直径が広い水形が得られる。内側領域A1の外側に外周領域A2を設けることで、外周領域A2の直径D2を大きくしつつ、外周領域A2の面積を抑制することができる。この面積の抑制により、シャワー孔h2の配置密度を適切に維持しながら、直径D2を拡大することが可能となる。よって、吐水スクリーン114の外面の球面形状の曲率を過度に大きくすることなく、シャワー吐水の着水面積を大きくすることができる。吐水スクリーン114の外面の球面形状の曲率が過大である場合、水流が乱れ、適切なシャワー水形が得られないことがある。
【0059】
散水ノズル100では、内側領域A1から連続的に変化するシャワー吐水が得られるのに加え、外周領域A2からも、連続的に変化するシャワー吐水が得られる。さらに、前述の通り、内側領域A1からのシャワー吐水と、外周領域A2からのシャワー吐水とで、多くの相違がある。このように散水ノズル100では、多様なシャワー吐水が実現される。
【0060】
図8から図13は、第2実施形態に係る散水ノズル200を示す。図8は、この散水ノズル200の正面図であり、図9から13は、散水ノズル200の一部切欠断面図である。図9から13において、散水ノズル200の本体の記載は省略されている。図9から13は、図8のA−A線に沿った断面図である。
【0061】
散水ノズル200は、図示されない本体と、外筒202及び内筒204を有する。本体の構造は、前述した散水ノズル100と同様である。
【0062】
外筒202は、内筒204に対して回転可能である。この回転により、回転ポジションが変化する。この回転ポジションの変化により、水形が変化する。この点の詳細については、後述される。
【0063】
外筒202は、吐水スクリーン206を有する。吐水スクリーン206は、外筒202の前面を形成している。
【0064】
[第二実施形態]
図8は、吐水スクリーン206の平面図である。吐水スクリーン206は、内側領域A1と、外周領域A2と、外縁領域A3とを有する。平面視(図8)において、内側領域A1は、直径がDaである円形の領域である。外周領域A2は、円環状の領域である。外周領域A2は、内側領域A1の外側(半径方向外側)に位置する。図8において符号Dbで示されるのは、外周領域A2の外径である。直径Dbは、平面視における直径である。外縁領域A3は、円環状の領域である。外縁領域A3は、外周領域A2の外側(半径方向外側)に位置する。図8において符号Dcで示されるのは、外縁領域A3の外径である。直径Dcは、平面視における直径である。後述の図9から13で図示されるように、吐水スクリーン206の外面は、凸状の曲面を形成している。この凸状の曲面は、球面形状である。この凸状の曲面により、着水範囲が拡大される。
【0065】
内側領域A1は円形とするのが良いが、他の形状、例えば楕円又は矩形とすることもできる。前述した通り、Lmax及びLminが定義される。内側領域A1の外輪郭線が非円形とされる場合、(Lmax/Lmin)は、2以下が好ましく、1.5以下がより好ましく、1.2以下が更に好ましい。円形の内側領域A1では、(Lmax/Lmin)が1である。
【0066】
外周領域A2の内輪郭線の形状は、上述の内側領域A1の外輪郭線の形状と同じとされるのが好ましい。この場合、外周領域A2の内輪郭線が、内側領域A1の外輪郭線と一致しているのがより好ましい。外周領域A2の外輪郭線は円形とするのがよいが、他の形状、例えば楕円又は矩形とすることもできる。前述した通り、Mmax及びMminが定義される。外周領域A2の外輪郭線が非円形である場合、(Mmax/Mmin)は、2以下が好ましく、1.5以下がより好ましく、1.2以下が更に好ましい。外輪郭線が円形である外周領域A2では、(Mmax/Mmin)が1である。
【0067】
内側領域A1には、複数のシャワー孔h1が設けられている。内側領域A1において、吐水が可能な孔は、シャワー孔h1のみである。内側領域A1に、シャワー孔h1以外の他の孔が併設されてもよい。好ましくは、本実施形態のように、内側領域A1における吐水が可能な孔は、シャワー孔h1のみとされる。
【0068】
スクリーン内圧が高い場合、多数のシャワー孔h1からの吐水は、清掃シャワー水形を形成する。スクリーン内圧が低い場合、多数のシャワー孔h1からの吐水は、ソフトジョロ水形を形成する。
【0069】
外周領域A2には、複数のシャワー孔h2が設けられている。外周領域A2において、吐水が可能な孔は、シャワー孔h2及びストレート孔h4(後述)である。外周領域A2に、シャワー孔h2及びストレート孔h4以外の他の孔が併設されてもよい。好ましくは、本実施形態のように、外周領域A2における吐水が可能な孔は、シャワー孔h2及びストレート孔h4に限られる。
【0070】
スクリーン内圧が高い場合、多数のシャワー孔h2からの吐水は、シャワー水形を形成する。スクリーン内圧が低い場合、多数のシャワー孔h2からの吐水は、ジョロ水形を形成する。
【0071】
更に、外周領域A2には、ストレート孔h4が設けられている。平面視(図8)において、ストレート孔h4は、1本の直線に沿って設けられている。ストレート孔h4は、内側領域A1には設けられていない。ストレート孔h4は、第一のストレート孔h41と、第2のストレート孔h42とからなる。ストレート孔h41及びストレート孔h42は、長穴である。ストレート孔h41とストレート孔h42とは、同一の直線に沿っている。
【0072】
外周領域A2において、吐水が可能な孔は、シャワー孔h2及びストレート孔h4のみである。
【0073】
スクリーン内圧が高い場合、ストレート孔h4は、扇状水形を形成する。
【0074】
外縁領域A3には、環状開口部h3が設けられている。環状開口部h3には、複数の仕切り208が設けられている。仕切り208は、周方向において等間隔で設けられている。環状開口部h3では、全体として、広い開口面積が確保されている。環状開口部h3からの吐水では、吐水流量が多い。環状開口部h3により、充分な吐水流量が確保されうる。
【0075】
図9から図13が示すように、外筒202を内筒204に対して回転させることにより、回転ポジションR及び前後ポジションPが変化する。前述した散水ノズル100と同様に、回転ポジションRの変化は連続的であり、前後ポジションPの変化も連続的である。図9から図13は、連続的な変化によって生ずる多数の形態のうちの5つを例示したにすぎない。
【0076】
図9から図13が示すように、外筒202は、内側領域A1に連通する第1流路WR1と、外周領域A2のシャワー孔h2に連通する第2流路WR2と、外縁領域A3に連通する第3流路WR3と、ストレート孔h4に連通する第4流路WR4とを有する。更に外筒202は、雌ネジ部fs1と、第1導水部t1と、第2導水部t2と、第3導水部t3と、第4導水部t4とを有する。
【0077】
、第1導水部t1は、第1流路WR1の一部である。第2導水部t2は、第2流路WR2に連通する。第3導水部t3は、第3流路WR3に連通する。第4導水部t4は、第4流路WR4に連通する。
【0078】
図9から図13が示すように、内筒204は、供給流路210と、雄ネジ部ms1と、通水部thとを有する。通水部thは内筒204を貫通する孔である。通水部thは、内筒204の周方向の複数位置に設けられている。更に、内筒204は、第一止水部212と、第二止水部214とを有する。
【0079】
第一止水部212は、通水部thの前方に設けられている。第二止水部214は、通水部thの後方に設けられている。第一止水部212及び第二止水部214は、Oリングである。第一止水部212の外径は第二止水部214の外径に等しい。第一止水部212は、第二止水部214と同軸で配置されている。第一止水部212が円周内面216に接すると、水密状態が形成される。同様に、第二止水部214が円周内面216に接すると、水密状態が形成される。
【0080】
雌ネジ部fs1と雄ネジ部ms1とはネジ結合を形成している。前述した通り、外筒202を内筒204に対して回転させると、このネジ結合に起因して、回転ポジションR及び前後ポジションPが連続的に変化する。
【0081】
なお、回転ポジションRの変化は、連続的な変化に限定されない。回転ポジションRは、段階的及び/又は連続的に変化する。段階的変化と連続的変化とが併用されていてもよい。即ち、一定の範囲が連続的な変化とされ且つ他の領域が段階的な変化とされてもよい。なお、可動範囲の全体が連続的な変化であるのが好ましく、本実施形態はその一例である。
【0082】
前後ポジションPの変化は、連続的な変化に限定されない。前後ポジションPは、段階的及び/又は連続的に変化する。段階的変化と連続的変化とが併用されていてもよい。即ち、一定の範囲が連続的な変化とされ且つ他の領域が段階的な変化とされてもよい。なお、可動範囲の全体が連続的な変化であるのが好ましく、本実施形態はその一例である。
【0083】
図9は、回転ポジションRがRaであるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはPaである。図10は、回転ポジションRがRbであるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはPbである。図11は、回転ポジションRがRcであるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはPcである。図12は、回転ポジションRがRdであるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはPdである。図13は、回転ポジションRがReであるときの断面図である。このとき、前後ポジションPはPeである。
【0084】
各図面の形態において得られる水形は次の通りである。
・図9(ポジションPa、Ra):開放水形
・図10(ポジションPb、Rb):シャワー水形(及びジョロ水形)
・図11(ポジションPc、Rc):扇状水形
・図12(ポジションPd、Rd):ソフトジョロ水形
・図13(ポジションPe、Re):清掃シャワー水形
【0085】
上述したように、これらのポジションP、Rの変化は連続的であるから、図9から13では示されない形態においても、ポジションP、Rに応じた水形が得られる。
【0086】
図9から13では、水の流れが二点鎖線の矢印によって示されている。
【0087】
図9(ポジションPa、Ra)では、前後方向における通水部thの位置は、第3導水部t3に重なっている。このポジションPa、Raでは、供給流路210に供給された水は、通水部th、第3導水部t3及び第3流路WR3を経由して、外縁領域A3の環状開口部h3から吐水される。第一止水部212と円周内面216との当接により、前方への水の漏れは防止されている。更に、第3止水部220と、内筒204の円周外面222との当接により、後方への水の漏れは防止されている。よって、水は、第3流路WR3のみに流れる。また、通水部thと第3導水部t3との相対的な位置関係によって、通水部thと第3導水部t3との境界部における流路の幅(断面積)が変化する。この変化により、吐水流量及び吐水流速が連続的に調整されうる。
【0088】
本願では、環状開口部h3からの吐水が開放水形と称される。このポジションPa、Raで実現される開放水形では、大きな吐水流量が確保される。また吐水流速は少なく、水ハネが抑制される。短時間で大量の水を供給する場合に、この開放水形は便利である。
【0089】
図10(ポジションPb、Rb)では、前後方向における通水部thの位置は、第2導水部t2に重なっている。このポジションPb、Rbでは、供給流路210に供給された水は、通水部th、第2導水部t2及び第2流路WR2を経由して、外周領域A2のシャワー孔h2から吐水される。第一止水部212と円周内面216との当接により、前方への水の漏れは防止されている。同様に、第二止水部214と円周内面216との当接により、後方への水の漏れは防止されている。よって、水は、第2流路WR2のみに流れる。また、通水部thと第2導水部t2との相対的な位置関係によって、通水部thと第2導水部t2との境界部における流路の幅(断面積)が変化する。この変化により、吐水流量及び吐水流速が連続的に調整されうる。この調整により、シャワー水形からジョロ水形までの連続的な変化が可能である。
【0090】
なお、断面の位置に起因して図10では示されないが、第2流路WR2は、全てのシャワー孔h2に連通している。
【0091】
図11(ポジションPc、Rc)では、前後方向における通水部thの位置は、第4導水部t4に重なっている。このポジションPc、Rcでは、供給流路210に供給された水は、通水部th、第4導水部t4及び第4流路WR4を経由して、ストレート孔h4から吐水される。第一止水部212と円周内面216との当接により、前方への水の漏れは防止されている。同様に、第二止水部214と円周内面216との当接により、後方への水の漏れは防止されている。よって、水は、第4流路WR4のみに流れる。また、通水部thと第4導水部t4との相対的な位置関係によって、通水部thと第4導水部t4との境界部における流路の幅(断面積)が変化する。この変化により、吐水流量及び吐水流速が連続的に調整されうる。この調整により、扇型水形の連続的な変化が可能である。
【0092】
なお、扇型水形では、幅広い領域に散水が可能である。よって、広い着水面積を確保する場合、この扇型水形が便利である。
【0093】
図12(ポジションPd、Rd)では、前後方向における通水部thの位置は、第1導水部t1(第1流路WR1)に重なっている。このポジションPd、Rdでは、供給流路210に供給された水は、通水部th、第1導水部t1及び第1流路WR1を経由して、シャワー孔h1から吐水される。第二止水部214と円周内面216との当接により、後方への水の漏れは防止されている。よって、水は、第1流路WR1のみに流れる。
【0094】
図13(ポジションPe、Re)において、水の流れの経路は、図12(ポジションPd、Rd)と同じである。ただし、図13(ポジションPe、Re)では、図12(ポジションPd、Rd)に比較して、第1導水部t1(第1流路WR1)と通水部thとの重複幅が大きくされている。よって、通水部thと第1導水部t1との境界部における流路の幅(断面積)が広い。したがって、大きな吐水流量及び吐水流速が実現される。これに対して図12(ポジションPd、Rd)では、通水部thと第1導水部t1との境界部における流路の幅(断面積)が比較的狭い。したがって、図13(ポジションPe、Re)では清掃シャワー水形が形成されるのに対して、図12(ポジションPd、Rd)ではソフトジョロ水形が形成される。もちろん、これら清掃シャワー水形及びソフトジョロ水形を含む連続的な水形の変化が可能である。
【0095】
このように、この第二実施形態の散水ノズル200では、前述した第一実施形態の散水ノズル100で得られた効果に加えて、開放水形及び扇状水形が実現されている。これらの水形が追加されているにも関わらず、前述した散水ノズル100において達成されている機能は維持されている。よって、より利便性の高い散水ノズルが実現されている。特に、この散水ノズル200では、内側領域A1には、ストレート孔h4が設けられていない。即ち、内側領域A1にはシャワー孔のみが設けられている。よって、内側領域A1からのシャワー吐水に起因する上記効果は、散水ノズル200においても達成される。
【0096】
上記第一実施形態及び/又は上記第二実施形態で示されたそれぞれの形態、構成等は、これら実施形態の全ての形態又は構成をそなえなくても、個々に、本願請求項に係る発明をはじめとした、本願記載の全発明に適用されうる。
【0097】
[内側領域A1のシャワー孔h1の孔径等]
内側領域A1からのシャワー吐水の吐水流速を高める観点及び水ハネ抑制の観点から、シャワー孔h1の孔径は、0.46mm以下が好ましく、0.38mm以下がより好ましい。吐水流量が過少となることを防ぐ観点から、シャワー孔h1の孔径は、0.34mm以上が好ましく、0.38mm以上がより好ましい。後述される実施例では、このシャワー孔h1の孔径は0.38mmとされた。
【0098】
異なる孔径のシャワー孔h1が併用されてもよい。この併用の場合、全てのシャワー孔h1の孔径の平均値が、上記数値限定を満たすのが好ましく、全てのシャワー孔h1の孔径が、上記数値限定を満たすのがより好ましい。
【0099】
シャワー孔h1は円形とされるのが良いが、他の形状、例えば楕円又は矩形とすることもできる。また、円形のシャワー孔h1と、1種以上の非円形のシャワー孔h1とが併用されてもよい。円形のシャワー孔h1と、2種以上の非円形のシャワー孔h1とが併用されてもよい。前述の実施形態では、全てのシャワー孔h1は円形である。
【0100】
非円形のシャワー孔h1が採用される場合、そのシャワー孔h1の外輪郭線は、内方への凹みが存在しない形状、例えば、楕円又は正多角形とされるのが好ましい。ここで、シャワー孔h1の外輪郭線上の2つの点の距離を離間距離Gとする。この離間距離Gは、上記2点を両端とし且つ上記外輪郭線の図心を通る線分の長さである。離間距離Gの最大値がGmaxとされ、離間距離Gの最小値がGminとされる。シャワー孔h1の外輪郭線が非円形とされる場合、(Gmax/Gmin)は、2以下が好ましく、1.5以下がより好ましく、1.2以下が更に好ましい。円形のシャワー孔h1では、(Gmax/Gmin)が1である。
【0101】
非円形のシャワー孔h1が採用される場合、その非円形の孔と同じ面積を有する円形の直径Dhが算出される。内側領域A1からのシャワー吐水の吐水流速を高める観点及び水ハネ抑制の観点から、この直径Dhは、0.46mm以下が好ましく、0.38mm以下がより好ましい。吐水流量が過少となることを防ぐ観点から、直径Dhは、0.34mm以上が好ましく、0.38mm以上がより好ましい。
【0102】
[内側領域A1のシャワー孔h1の数]
内側領域A1からのシャワー吐水において水ハネを抑制する観点から、シャワー孔h1の数は、68以上が好ましい。吐水流速及び節水の観点から、シャワー孔h1の数は、100以下が好ましく、68以下がより好ましい。後述される実施例では、このシャワー孔h1の数は68とされた。
【0103】
[内側領域A1での通水面積M1]
吐水流量が過少となることを防ぐ観点から、内側領域A1での通水面積M1は、7.7mm以上が好ましい。吐水流速を高める観点から、内側領域A1での通水面積M1は、11mm以下が好ましく、7.7mm以下がより好ましい。後述される実施例では、この通水面積M1は7.7mmとされた。通水面積M1は、内側領域A1にある全ての通水孔の孔面積の総和である。この孔面積は、吐水スクリーンの外面における面積である。
【0104】
[外周領域A2のシャワー孔h2の孔径]
吐水流速の観点から、シャワー孔h2の孔径は、0.36mm以下が好ましく、0.28mm以下がより好ましい。吐水流量が過少となることを防ぐ観点から、シャワー孔h2の孔径は、0.24mm以上が好ましく、0.28mm以上がより好ましい。後述される実施例では、このシャワー孔h2の孔径は0.28mmとされた。
【0105】
異なる孔径のシャワー孔h2が併用されてもよい。この併用の場合、全てのシャワー孔h2の孔径の平均値が上記数値限定を満たすのが好ましく、全てのシャワー孔h2の孔径が上記数値限定を満たすのがより好ましい。
【0106】
シャワー孔h2は円形とされるのが良いが、他の形状、例えば楕円又は矩形とすることもできる。また、円形のシャワー孔h2と、1種以上の非円形のシャワー孔h2とが併用されてもよい。円形のシャワー孔h2と、2種以上の非円形のシャワー孔h2とが併用されてもよい。前述の実施形態では、全てのシャワー孔h2は円形である。
【0107】
非円形のシャワー孔h2が採用される場合、そのシャワー孔h2の外輪郭線は、内方への凹みが存在しない形状、例えば、楕円又は正多角形とされるのが好ましい。ここで、シャワー孔h2の外輪郭線上の2つの点の距離を離間距離Hとする。この離間距離Hは、上記2点を両端とし且つ上記外輪郭線の図心を通る線分の長さである。離間距離Hの最大値がHmaxとされ、離間距離Hの最小値がHminとされる。シャワー孔h2の外輪郭線が非円形とされる場合、(Hmax/Hmin)は、2以下が好ましく、1.5以下がより好ましく、1.2以下が更に好ましい。円形のシャワー孔h2では、(Hmax/Hmin)が1である。
【0108】
非円形のシャワー孔h2が採用される場合、その非円形の孔と同じ面積を有する円形の直径Djが算出される。外周領域A2からのシャワー吐水の吐水流速を高める観点及び水ハネ抑制の観点から、この直径Djは、0.46mm以下が好ましく、0.38mm以下がより好ましい。吐水流量が過少となることを防ぐ観点から、直径Djは、0.34mm以上が好ましく、0.38mm以上がより好ましい。
【0109】
[外周領域A2のシャワー孔h2の数]
適切な吐水流量及び吐水流速をうる観点から、シャワー孔h2の数は、220以上が好ましく、250以上がより好ましい。吐水流速及び節水の観点から、シャワー孔h2の数は、258以下が好ましい。後述される実施例では、このシャワー孔h2の数は258とされた。
【0110】
[外周領域A2での通水面積M2]
吐水流量が過少となることを防ぐ観点から、外周領域A2での通水面積M2は、15.0mm以上が好ましく、15.9mm以上がより好ましい。適切な吐水流速をうる観点から、外周領域A2での通水面積M2は、15.9mm以下が好ましい。後述される実施例では、この通水面積は15.9mmとされた。通水面積M2は、外周領域A2にある全ての通水孔の孔面積の総和である。この孔面積は、吐水スクリーンの外面における面積である。
【0111】
[シャワー吐水の広がり形状]
後述される図14が示すように、水平方向での吐水において、上方から見た水形幅が計測されうる。水平方向での吐水において、吐水の直進性が維持されうる状態(直進吐水状態)が設定される。例えば、吐水スクリーンからの距離が500mmである地点まで直進吐水状態とされる場合の水道水圧は、例えば、0.3MPa以上である。この直進吐水状態において、上記水平距離が200mmである地点での上記水形幅がS1又はS3とされ、上記水平距離が500mmである地点での上記水形幅がS2又はS4とされる。
【0112】
[内側領域A1からの吐水における水形幅S1(200mm地点)]
水ハネ抑制の観点及び着水範囲の観点から、内側領域A1からのシャワー吐水における水形幅S1は、30mm以上が好ましい。清掃効果を高める観点から、内側領域A1からのシャワー吐水における水形幅S1は、40mm以下が好ましい。後述される実施形態では、上記直進吐水状態において、水形幅S1が33mmであった。
【0113】
[内側領域A1からの吐水における水形幅S2(500mm地点)]
水ハネ抑制の観点及び着水範囲の観点から、内側領域A1からのシャワー吐水における水形幅S2は、47mm以上が好ましい。清掃効果を高める観点から、内側領域A1からのシャワー吐水における水形幅S2は、57mm以下が好ましい。後述される実施形態では、上記直進吐水状態において、水形幅S2が52mmであった。
【0114】
[外周領域A2からの吐水における水形幅S3(200mm地点)]
着水範囲を確保する観点から、外周領域A2からのシャワー吐水における水形幅S3は、88mm以上が好ましい。過度な拡散水形を防止する観点から、外周領域A2からのシャワー吐水における水形幅S3は、98mm以下が好ましい。後述される実施形態では、上記直進吐水状態において、水形幅S3が93mmであった。
【0115】
[外周領域A2からの吐水における水形幅S4(500mm地点)]
着水範囲を確保する観点から、外周領域A2からのシャワー吐水における水形幅S4は、161mm以上が好ましい。過度な拡散水形を防止する観点から、外周領域A2からのシャワー吐水における水形幅S4は、171mm以下が好ましい。後述される実施形態では、上記直進吐水状態において、水形幅S4が166mmであった。
【0116】
図14(a)と図14(b)とが示すように、飛水距離が200mm及び500mmの地点において、上記内側領域からの吐水の着水範囲は、上記外側領域からの吐水の着水範囲よりも狭い。更に、この実施形態では、飛水距離に関わらず、上記内側領域からの吐水の着水範囲は、上記外側領域からの吐水の着水範囲よりも狭い。この着水範囲は、上記直進吐水状態において判断される。
【0117】
吐水スクリーン114の材質として、POM(ポリアセタール)樹脂及びABS樹脂が例示される。耐薬品性及び耐光性の観点から、POM(ポリアセタール)樹脂が好ましい。後述される実施例ではPOM(ポリアセタール)樹脂を用いた。
【0118】
外筒104の材質としては、印刷の定着性、溶着強度及び外観性の観点からABS樹脂が好ましい。後述される実施例ではABS樹脂を用いた。
【0119】
円筒部材cd1の材質としては、溶着強度の観点からABS樹脂が好ましい。後述される実施例ではABS樹脂を用いた。
【0120】
内筒106の材質としては、溶着強度及び外観の観点からABS樹脂が好ましい。後述される実施例ではABS樹脂を用いた。
【実施例】
【0121】
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
【0122】
[実施例]
前述した第一実施形態の散水ノズル100を用いて、水形、吐水流量及び吐水流速に関するテストを行った。
【0123】
回転ポジションRとして、「シャワー」、「ジョロ」、「ソフトジョロ」及び「清掃シャワー」が選択された。「シャワー」は、図3に示す状態(ポジションP1、R1)とされた。「ジョロ」は、図4に示す状態(ポジションP2、R2)とされた。「ソフトジョロ」は、図6に示す状態(ポジションP4、R4)とされた。「清掃シャワー」は、図7に示す状態(ポジションP5、R5)とされた。
【0124】
図14(a)は、水平方向の吐水された「清掃シャワー」の水形(輪郭)を上方から見た図である。図14(b)は、水平方向の吐水された「シャワー」の水形(輪郭)を上方から見た図である。前述した通り、測定結果は、水形幅S1が33mmであり、水形幅S2が52mmであり、水形幅S3が93mmであり、水形幅S4が166mmであった。このように、多様なシャワー吐水が可能であった。また、清掃等の用途において利便性が高い清掃シャワーの水形が実現された。
【0125】
図15は、これら4つの回転ポジションRにおける、水道水圧(MPa)と吐水流量(L/min)との関係を示すグラフである。図16は、これら4つの回転ポジションRにおける、水道水圧(MPa)と吐水流速(m/s)との関係を示すグラフである。図17は、回転角度と吐水流量との関係、及び、回転速度と吐水流速との関係を示すグラフである。図17の測定において、水道水圧は0.2MPaとされた。図17では、各プロット点において、吐水流量又は吐水流速の値が付記されている。
【0126】
図15が示すように、「清掃シャワー」は、吐水流量に関しては、「ジョロ」とほぼ同等であり、「シャワー」よりも少ない。一方、図16が示すように、「清掃シャワー」の吐水流速は、「シャワー」よりも高い。このように「清掃シャワー」は、少ない吐水流量で、高い吐水流速が達成されている。よって、「清掃シャワー」は、清掃効果及び節水効果に優れる。図15が示すように、「ジョロ」と「清掃シャワー」とは、水形及び吐水流速が大きく相違するにも関わらず、吐水流量が近似している。これは、散水ノズル100のシャワー吐水の多様性を示している。また、図16が示すように、4種のシャワー吐水において、多様な吐水流速が達成されている。これも、散水ノズル100のシャワー吐水の多様性を示している。
【0127】
図17が示すように、「清掃シャワー」から「ソフトジョロ」への移行において、回転角度に対する吐水流速の変化は比較的急激である。これに対して、「ソフトジョロ」から「シャワー」への移行において、回転角度に対する吐水流量の変化は比較的緩やかである。これは、「清掃シャワー」で吐水流速を高めた場合でも、吐水流量はそれほど増加しないことを意味しており、高い節水効果が示されている。また、「清掃シャワー」では、少ない吐水流量で高い吐水流速が得られ、高い清掃効果が実現されている。
【0128】
これらのデータからも明らかなように、本発明の優位性は明らかである。
【産業上の利用可能性】
【0129】
以上説明された散水ノズルは、園芸、清掃、洗車など、あらゆる用途に用いられ得る。
【符号の説明】
【0130】
100・・・散水ノズル
102・・・本体
104・・・外筒
106・・・内筒
108・・・給水接続部
110・・・把持部
112・・・レバー
114・・・吐水スクリーン
118・・・円周内面
120・・・円錐凹面
122・・・供給流路
124・・・第一止水部
126・・・第二止水部
cd1・・・円筒部材
fs1・・・雌ネジ部
ms1・・・雄ネジ部
A1・・・内側領域
A2・・・外周領域
A3・・・外縁領域
h1・・・内側領域のシャワー孔
h2・・・外周領域のシャワー孔
h3・・・環状開口部
h4・・・ストレート孔
WR1・・・第1流路
WR2・・・第2流路
th1・・・第一通水部
th2・・・第二通水部
th・・・通水部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
吐水スクリーンを有する外筒と、供給流路を有する内筒とを備えており、
上記吐水スクリーンが、内側領域と、外周領域とを有し、
上記外筒が、上記内側領域に連通する第1流路と、上記外周領域に連通する第2流路と、ネジ部とを有し、
上記内筒が、ネジ部を有し、
上記外筒のネジ部と上記内筒のネジ部とがネジ結合を形成しており、
上記外筒と上記内筒との相対回転により、上記外筒が上記内筒に対して前後方向に相対移動し、
この相対移動により、上記供給流路の水が上記第1流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第2流路に至る状態とが選択可能とされており、
上記内側領域に、シャワー孔が設けられており、
上記相対移動に基づき、上記内側領域からの吐水量が連続的及び/又は段階的に変化しうるように構成されている散水ノズル。
【請求項2】
上記外周領域に、シャワー孔が設けられている請求項1に記載の散水ノズル。
【請求項3】
上記相対移動に基づき、上記外周領域からの吐水量が連続的及び/又は段階的に変化しうるように構成されている請求項1又は2に記載の散水ノズル。
【請求項4】
上記吐水スクリーンが、上記外周領域の外側に位置する外縁領域を更に有し、
上記外縁領域が、環状開口部を有し、
上記外周領域が、ストレート孔を更に有し、
上記外筒が、上記外縁領域に連通する第3流路と、上記ストレート孔に連通する第4流路とを更に有し、
上記相対移動により、上記供給流路の水が上記第1流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第2流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第3流路に至る状態と、上記供給流路の水が上記第4流路に至る状態とが選択可能とされている請求項1から3のいずれかに記載の散水ノズル。
【請求項5】
上記相対移動に基づき、上記内側領域からの吐水量が連続的に変化しうるように構成されている請求項1から4のいずれかに記載の散水ノズル。
【請求項6】
飛水距離に関わらず、上記内側領域からの吐水の着水範囲は、上記外側領域からの吐水の着水範囲よりも狭い請求項1から5に記載の散水ノズル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2013−81915(P2013−81915A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−224608(P2011−224608)
【出願日】平成23年10月12日(2011.10.12)
【出願人】(592243553)株式会社タカギ (31)
【Fターム(参考)】