説明

文書作成システム、文書作成方法、及び文書作成プログラム

【課題】ゲーム(例えば、ボウリングゲーム)の本来の楽しみである、スコアを競う楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成するための文書作成システムを提供すること。
【解決手段】ゲームへの参加人数に応じたゲームプラン12を示したテンプレート11を用いるシステムであって、参加者の名前を埋め込む埋込場所B1〜B24に埋め込む名前は識別情報で設定され、参加者に識別情報を付与する手段と、参加人数に応じたテンプレート11を読み出す手段と、識別情報に基づいて、読み出したテンプレート11の埋込場所B1〜B24に参加者名を埋め込む手段と、を装備し、参加人数に応じ、なおかつチーム戦を含んだゲームプラン12が表示された文書を作成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は文書作成システム、文書作成方法、及び文書作成プログラムに関し、より詳細には、ボウリングゲームなどのゲームの楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成するための文書作成システム、文書作成方法、及び文書作成プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ボウリング場には、倒れたピンの数を検出して、スコアを自動的に計算して表示する自動ボウリングスコア装置(いわゆる、オートマチックスコアラー)が装備されているところが多い。
自動ボウリングスコア装置を含んで構成されたボウリング場管理システムについては、下記の特許文献1などに記載されている。
【0003】
一般的に、ボウリング場への来場者は、例えば、図39(a)に示したような申込用紙にゲームを行う競技者の名前を記入し、それをフロントにいる係員に渡すことになる。
そのため、例えば、競技者が「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」の4人の場合、図39(b)に示したように記入された申込用紙が係員に渡されることになる。
【0004】
係員は用紙を受け取ると、競技者の人数に応じて使用するレーン数を決めて、空きレーンを確認し、フロントに設置された端末装置を操作して、レーンの割当作業や、競技者の人数、競技者の名前などの登録作業を行う。
これら作業後、ゲームに必要な情報が、前記端末装置からボックス(隣り合った奇数レーンと偶数レーンの2レーンをまとめたもの)毎に設けられたコンソール(入出力装置が装備された操作盤)へ送信され、そして、助走路の上方に設置されたディスプレイに、例えば、図40に示したような画面が表示されることになる。
【0005】
ボウリング場では、このような管理システムを導入することによって、利便性を高めて、利用者の増加を図っている。
しかしながら、自動ボウリングスコア装置の装備率は、ボウリング場全体の96.2%にまで及んでおり(経済産業省 平成16年特定サービス産業実態調査による)、既に一般化されている。
【0006】
そこで、利用者の更なる増加のために、利用者に対する新たなサービスが種々提案され、そして実用化されている。
下記の特許文献1〜8には、投球結果などに応じて、画像や文字を表示することが記載されている。例えば、ストライクやスペアが発生した場合、それを称賛する表示を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2002−191744号公報
【特許文献2】特開2008−073244号公報
【特許文献3】特開2003−339933号公報
【特許文献4】特開2002−210068号公報
【特許文献5】特開2000−000339号公報
【特許文献6】特開平11−123259号公報
【特許文献7】特開平11−004929号公報
【特許文献8】特開平09−308726号公報
【特許文献9】特開2008−282076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ストライクやスペアが発生した場合に、それを称賛する表示を行うことによって、ボウリングゲームをより楽しいものとすることができるが、これではボウリングゲーム本来の楽しさ(例えば、スコアを競うことによる楽しさ)を十分に高めることはできないと思われる。
【0009】
ボウリングゲームは1人で楽しむ場合もあるが、一般的には複数人で楽しむ場合が多い。また、ボウリングゲームをプレイする最大の目的は、純粋な練習を除いて、参加者どうしで大いに盛り上がって楽しむことにあると思われる。
ところが、あまり盛り上がらなかったり、盛り上がりが小さかったり、参加者の中には楽しくないと感じる者が存在する場合が少なくないように思われる。
【0010】
その原因の一つに、ボウリングが競技者個人だけで競技が完結することにあるのではないかと考える。
競技者個人で競技が完結するということは、良い投球があっても喜ぶのはその競技者一人、悪い投球があっても落胆するのはその競技者一人という事態を招くおそれがある。これは、カラオケで熱唱していても誰にも聴かれていないという状況に似ている。
【0011】
このような事態が生じないようにする方法としては、ダブルス戦など、チーム戦を採用するといった方法が最も効果的ではないかと考える。
例えば、競技者が4人いれば、2人組2組によるチーム戦を採用し、競技者が6人いれば、2人組3組によるチーム戦や3人組2組によるチーム戦を採用する。
チーム戦にすれば、投球内容に少なくとも同じチームに属するメンバーは何らかの反応をしてくれるはずであり、上記したような事態が生じるのを回避することができる。
また、チーム戦は一体感が生まれ、盛り上がりやすくなる。
【0012】
しかしながら、従来のボウリング場管理システムは、シングルス戦を前提としたものとなっており、チーム戦を行う場合には、色々と不都合がある。
例えば、競技者「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」の4人で2人組によるチーム戦(ダブルス戦)をしたい場合について考えてみる。
当たり前ではあるが、図39(b)に示したように、申込用紙の競技者1の欄に「太郎」、競技者2の欄に「次郎」、競技者3の欄に「三郎」、競技者4の欄に「四郎」と記入してはならない。
このような記入では、ダブルス戦ではなく、4人によるシングルス戦となってしまう。
【0013】
そのため、来場者は頭を働かせて、例えば、競技者1の欄に「太郎・次郎」、競技者2の欄に「三郎・四郎」と記入する必要がある。
また、ラウンド毎にチームを編成し直したい場合には、例えば、申込用紙の競技者1の欄に「チームA」、競技者2の欄に「チームB」と記入し、以下のような内容を競技者側で管理する必要がある。
第1ラウンド
チームA:「太郎・次郎」ペア チームB:「三郎・四郎」ペア
第2ラウンド
チームA:「太郎・三郎」ペア チームB:「次郎・四郎」ペア
第3ラウンド
チームA:「太郎・四郎」ペア チームB:「次郎・三郎」ペア
【0014】
しかしながら、これら作業は面倒である。また、チーム編成やゲームの進行もしっかりとした仕切り役がいないと難しい。また、競技者毎のスコア集計もボウリング場側でなく、競技者側で行わなければならず、非常に面倒である。
そもそも、ゲームを盛り上がりやすくするために、チーム戦を採用しようとすることすら思い付かない可能性が高い。
特許文献9に、チーム間の実力が均衡するようにチームを編成することについて記載されているが、単にチーム編成について記載されているにすぎない。
【0015】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、ゲーム本来の楽しみである、スコアを競う楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成するための文書作成システム、文書作成方法、及び文書作成プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記目的を達成するために本発明に係る文書作成システム(1)は、ゲームへの参加人数に対応付けて、それに応じたゲームプランを示したテンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段を用いて、参加者の人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成するための文書作成システムであって、前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、チーム戦(複数人の競技者で構成される2人組などによるチーム戦)を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定され、さらに、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置され、登録された参加者に前記識別情報を付与する識別情報付与手段と、参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すテンプレート読出手段と、前記識別情報に基づいて、読み出した前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む参加者名埋込手段と、を備えていることを特徴としている。
【0017】
上記文書作成システム(1)によれば、ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在すると共に、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれている。
また、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定されている。
また、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置されている。
【0018】
図2は、テンプレートの一例を示した図である。図中11は、テンプレートを示しており、テンプレート11には、ゲームプラン12が設けられている。
ゲームプラン12は、参加人数4人に対応したものであり、ゲームプラン12には、ラウンド毎に設定された競技内容C1〜C4が存在する。
【0019】
図中B1〜B24は、参加者の名前を埋め込むための埋込場所を示している。
また、埋込場所B1〜B24に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報P1〜P4で設定されている。
図3は、埋込場所B1〜B24と、識別情報P1〜P4との対応関係を示した図である。
例えば、埋込場所B1には、識別情報P1が設定されているので、埋込場所B1には、識別情報P1に該当する参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0020】
競技内容C1〜C3はそれぞれ、第1ラウンド〜第3ラウンドが2人組2組によるチーム戦であることを示し、競技内容C4は、第4ラウンドがシングルス戦であることを示している。
また、競技内容C1では、埋込場所B5と埋込場所B6とが関連付けて配置されているので、競技内容C1から、埋込場所B5に名前が埋め込まれる参加者(すなわち、識別情報P1に該当する参加者)と、埋込場所B6に名前が埋め込まれる参加者(すなわち、識別情報P2に該当する参加者)とでチームが編成されることが分かる。
【0021】
すなわち、ゲームプラン12は以下の内容となる。
第1ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P2に該当する参加者による2人組と、識別情報P3に該当する参加者と、識別情報P4に該当する参加者による2人組とのダブルス戦。
第2ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P3に該当する参加者による2人組と、識別情報P2に該当する参加者と、識別情報P4に該当する参加者による2人組とのダブルス戦。
第3ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P4に該当する参加者による2人組と、識別情報P2に該当する参加者と、識別情報P3に該当する参加者による2人組とのダブルス戦。
第4ラウンドは、シングルス戦。
【0022】
また、上記文書作成システム(1)によれば、登録された参加者に前記識別情報が付与され、参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートが読み出される。
さらに、前記識別情報に基づいて、前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名が埋め込まれ、それによって、参加者の人数に応じたゲームプランが表示された文書が作成される。
【0023】
図7は、識別情報P1〜P4と、参加者の名前との対応関係を示した図である。
図7に示した対応関係から、参加者「太郎」に識別情報P1が付与され、参加者「次郎」に識別情報P2が付与され、参加者「三郎」に識別情報P3が付与され、参加者「四郎」に識別情報P4が付与されていることが分かる。
【0024】
参加者「太郎」に識別情報P1が付与されているので、埋込場所B1,B5,B9,B13,B17,B21には「太郎」が埋め込まれ、参加者「次郎」に識別情報P2が付与されているので、埋込場所B2,B6,B11,B15,B18,B22には「次郎」が埋め込まれる。
また、参加者「三郎」に識別情報P3が付与されているので、埋込場所B3,B7,B10,B16,B19,B23には「三郎」が埋め込まれ、参加者「四郎」に識別情報P4が付与されているので、埋込場所B4,B8,B12,B14,B20,B24には「四郎」が埋め込まれる。
【0025】
図8は、埋込場所に参加者名が埋め込まれることによって作成された文書の一例を示した図であり、図中21は文書を示している。
第1ラウンドは、「太郎」、「次郎」による2人組と、「三郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第2ラウンドは、「太郎」、「三郎」による2人組と、「次郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第3ラウンドは、「太郎」、「四郎」による2人組と、「次郎」、「三郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第4ラウンドはシングルス戦であることを示している。
【0026】
すなわち、前記文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、一体感が生まれ、盛り上がりやすくなるチーム戦を必ず実行することができるので、参加者を大いに楽しませることができる。
例えば、参加者が4人で、図8に示したような文書21に表示されたゲームプラン12に従って、ゲームを行った場合、第1ラウンドから第3ラウンドまではチーム戦を実行することができる。
従って、上記文書作成システム(1)によれば、ゲーム本来の楽しみである、スコアを競う楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【0027】
また、本発明に係る文書作成システム(2)は、上記文書作成システム(1)において、前記ゲームプランは、性別を加味したものであり、前記テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、前記テンプレート記憶手段に記憶され、前記識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成され、前記識別情報付与手段は、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与するものであり、前記テンプレート読出手段は、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すものであることを特徴としている。
【0028】
上記文書作成システム(2)によれば、ゲームプランは、性別を加味したものであり、テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、テンプレート記憶手段に記憶され、識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成されている。
また、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報が付与され、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートが読み出される。
【0029】
図18は、テンプレートの一例を示した図である。図中41は、テンプレートを示しており、テンプレート41には、ゲームプラン42が設けられている。
ゲームプラン42は、参加者の男人数3人及び女人数3人に対応したものであり、ゲームプラン42には、ラウンド毎に設定された競技内容C11〜C14が存在する。
【0030】
図中B31〜B66は、参加者の名前を埋め込むための埋込場所を示している。
埋込場所B31〜B66に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報M1〜M3,W1〜W3で設定されている。
また、これら識別情報M1〜M3,W1〜W3は、男女を区別するための性別情報M,Wを含んで構成されている。
【0031】
図19は、埋込場所B31〜B66と、識別情報M1〜M3,W1〜W3との対応関係を示した図である。
例えば、埋込場所B31には、識別情報M1が設定されているので、埋込場所B31には、識別情報M1に該当する参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0032】
競技内容C11〜C13はそれぞれ、第1ラウンド〜第3ラウンドが2人組3組によるチーム戦であることを示し、競技内容C14は、第4ラウンドがシングルス戦であることを示している。
また、競技内容C11では、埋込場所B37と埋込場所B38とが関連付けて配置されているので、競技内容C11から、埋込場所B37に名前が埋め込まれる参加者(すなわち、識別情報M1に該当する男性参加者)と、埋込場所B38に名前が埋め込まれる参加者(すなわち、識別情報W1に該当する女性参加者)とでチームが編成されることが分かる。
【0033】
すなわち、ゲームプラン42は以下の内容となる。
第1ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による2人組と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による2人組と、識別情報M3に該当する男性参加者と、識別情報W3に該当する女性参加者による2人組とのダブルス戦。
【0034】
第2ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による2人組と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W3に該当する女性参加者による2人組と、識別情報M3に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による2人組とのダブルス戦。
第3ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W3に該当する女性参加者による2人組と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による2人組と、識別情報M3に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による2人組とのダブルス戦。
第4ラウンドは、シングルス戦。
【0035】
図24は、識別情報M1〜M3,W1〜W3と、参加者の名前との対応関係を示した図である。
図24に示した対応関係から、参加者「太郎」に識別情報M1が付与され、参加者「次郎」に識別情報M2が付与され、参加者「三郎」に識別情報M3が付与され、参加者「松子」に識別情報W1が付与され、参加者「竹子」に識別情報W2が付与され、参加者「梅子」に識別情報W3が付与されていることが分かる。
【0036】
参加者「太郎」に識別情報M1が付与されているので、埋込場所B31,B37,B43,B49,B55,B61には「太郎」が埋め込まれ、参加者「次郎」に識別情報M2が付与されているので、埋込場所B32,B39,B45,B51,B56,B62には「次郎」が埋め込まれ、参加者「三郎」に識別情報M3が付与されているので、埋込場所B33,B41,B47,B53,B57,B63には「三郎」が埋め込まれる。
【0037】
また、参加者「松子」に識別情報W1が付与されているので、埋込場所B34,B38,B48,B52,B58,B64には「松子」が埋め込まれ、参加者「竹子」に識別情報W2が付与されているので、埋込場所B35,B40,B44,B54,B59,B65には「竹子」が埋め込まれ、参加者「梅子」に識別情報W3が付与されているので、埋込場所B36,B42,B46,B50,B60,B66には「梅子」が埋め込まれる。
【0038】
図25は、埋込場所に参加者名が埋め込まれることによって作成された文書の一例を示した図であり、図中51は文書を示している。
第1ラウンドは、「太郎」、「松子」による2人組と、「次郎」、「竹子」による2人組と、「三郎」、「梅子」による2人組とのチーム戦であることを示し、第2ラウンドは、「太郎」、「竹子」による2人組と、「次郎」、「梅子」による2人組と、「三郎」、「松子」による2人組とのチーム戦であることを示し、第3ラウンドは、「太郎」、「梅子」による2人組と、「次郎」、「松子」による2人組と、「三郎」、「竹子」による2人組とのチームであることを示し、第4ラウンドはシングルス戦であることを示している。
【0039】
すなわち、前記文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、男女混合チームによるチーム戦を実行することができるので、参加者をより一層楽しませることができる。
例えば、男性の参加者が3人、女性の参加者が3人で、図25に示したような文書51に表示されたゲームプラン42に従って、ゲームを行った場合、第1ラウンドから第3ラウンドまでは男女混合ペアによるチーム戦を実行することができる。
従って、上記文書作成システム(2)によれば、参加者をより一層楽しませることのできるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【0040】
また、本発明に係る文書作成システム(3)は、上記文書作成システム(1)又は(2)において、前記ゲームプランには、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも2ラウンド分含まれているものが存在し、これら競技内容間で、異なるチームの編成を示すものが存在するように、前記埋込場所に前記識別情報が設定されていることを特徴としている。
【0041】
例えば、図2に示したようなテンプレート11に表示されたゲームプラン12には、チーム戦を示す競技内容が3ラウンド分含まれ、これら競技内容C1〜C3で示されているチーム編成は、それぞれ異なっている。
第1ラウンドでは、識別情報P1に該当する参加者「太郎」と、識別情報P2に該当する参加者「次郎」による2人組と、識別情報P3に該当する参加者「三郎」と、識別情報P4に該当する参加者「四郎」による2人組とのチーム戦となる。
第2ラウンドでは、識別情報P1に該当する参加者「太郎」と、識別情報P3に該当する参加者「三郎」による2人組と、識別情報P2に該当する参加者「次郎」と、識別情報P4に該当する参加者「四郎」による2人組とのチーム戦となる。
また、第3ラウンドでは、識別情報P1に該当する参加者「太郎」と、識別情報P4に該当する参加者「四郎」による2人組と、識別情報P2に該当する参加者「次郎」と、識別情報P3に該当する参加者「三郎」による2人組とのチーム戦となる。
【0042】
上記文書作成システム(3)によれば、前記ゲームプランには、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも2ラウンド分含まれているものが存在し、これら競技内容間で、異なるチームの編成を示すものが存在するように、前記埋込場所に前記識別情報が設定されている。
従って、色々な編成でのチーム戦を実現することができるので、多くの参加者とコミュニケーションを取り易くすることができる。また、実力の均衡を図ることもできる。
【0043】
例えば、実力が識別情報P1に該当する参加者「太郎」、識別情報P2に該当する参加者「次郎」、識別情報P3に該当する参加者「三郎」、識別情報P4に該当する参加者「四郎」の順である場合、3ラウンドとも「太郎」、「次郎」による2人組と、「三郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦では実力に大きな偏りが生じてしまうおそれがあるが、そのような事態が生じるのを回避することができる。
【0044】
また、本発明に係る文書作成システム(4)は、上記文書作成システム(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記テンプレートには、各ゲームでの得点を記入するためのゲーム得点記入欄が存在することを特徴としている。
【0045】
「発明が解決しようとする課題」の項目でも説明したが、従来のボウリング場管理システムは、シングルス戦を前提としたものとなっており、チーム戦を含んだゲームプランを行う場合には、参加者側で得点を管理する必要がある。
【0046】
上記文書作成システム(4)によれば、作成された前記文書に、各ゲームでの得点を記入するためのゲーム得点記入欄が表示される。
従って、前記ゲーム得点記入欄へ得点を記入することによって、チーム戦を行ったとしても、得点をしっかりと管理することができる。
図12は、文書21に表示されたゲーム得点記入欄E_sc1〜E_sc10に、ゲームの得点を記入した場合の一例を示した図である。
【0047】
また、本発明に係る文書作成システム(5)は、上記文書作成システム(4)において、前記テンプレートには、前記ゲーム得点記入欄を示す符号と、各参加者の総得点を記入するための参加者総得点記入欄と、が存在し、さらに、前記参加者総得点記入欄内又はその付近に、前記ゲーム得点記入欄を示す符号と演算子とを用いた、その参加者の総得点を決定する計算式が存在することを特徴としている。
【0048】
上記文書作成システム(5)によれば、作成された前記文書に、前記参加者総得点記入欄内又はその付近に、前記ゲーム得点記入欄を示す符号と演算子とを用いた、その参加者の総得点を決定する計算式が表示される。
従って、参加者は前記計算式に従って計算することによって、参加者の総得点を容易に求めることができる。
また、前記参加者総得点記入欄に総得点を記入することによって、参加者の順位を簡単に決定することができる。
図13は、文書21に表示された参加者総得点記入欄E_ac1〜E_ac4に、総得点を記入した場合の一例を示した図である。
【0049】
また、本発明に係る文書作成方法(1)は、ゲームへの参加人数に対応付けて、それに応じたゲームプランを示したテンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段を用いて、参加者の人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成するためのコンピュータによる文書作成方法であって、前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定され、さらに、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置され、登録された参加者に前記識別情報を付与する工程と、参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出す工程と、前記識別情報に基づいて、読み出した前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む工程と、を有していることを特徴としている。
【0050】
上記文書作成方法(1)によれば、ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在すると共に、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれている。
また、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定されている。
また、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置されている。
【0051】
また、上記文書作成方法(1)によれば、登録された参加者名に前記識別情報を付与し、参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出し、さらに、前記識別情報に基づいて、前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込むことによって、参加者の人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成する。
【0052】
図8は、テンプレートに設けられた埋込場所に参加者名を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図であり、図中21は文書を示している。
第1ラウンドは、「太郎」、「次郎」による2人組と、「三郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第2ラウンドは、「太郎」、「三郎」による2人組と、「次郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第3ラウンドは、「太郎」、「四郎」による2人組と、「次郎」、「三郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第4ラウンドはシングルス戦であることを示している。
【0053】
すなわち、前記文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、一体感が生まれ、盛り上がりやすくなるチーム戦を必ず実行することができるので、参加者を大いに楽しませることができる。
従って、上記文書作成方法(1)によれば、ゲーム本来の楽しみである、スコアを競う楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【0054】
また、本発明に係る文書作成方法(2)は、上記文書作成方法(1)において、前記ゲームプランは、性別を加味したものであり、前記テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、前記テンプレート記憶手段に記憶され、前記識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成されたものであり、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与し、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すことを特徴としている。
【0055】
上記文書作成方法(2)によれば、ゲームプランは、性別を加味したものであり、テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、テンプレート記憶手段に記憶され、識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成されている。
また、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与し、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出す。
【0056】
図25は、埋込場所に参加者名を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図であり、図中51は文書を示している。
第1ラウンドは、「太郎」、「松子」による2人組と、「次郎」、「竹子」による2人組と、「三郎」、「梅子」による2人組とのチーム戦であることを示し、第2ラウンドは、「太郎」、「竹子」による2人組と、「次郎」、「梅子」による2人組と、「三郎」、「松子」による2人組とのチーム戦であることを示し、第3ラウンドは、「太郎」、「梅子」による2人組と、「次郎」、「松子」による2人組と、「三郎」、「竹子」による2人組とのチームであることを示し、第4ラウンドはシングルス戦であることを示している。
【0057】
すなわち、前記文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、男女混合チームによるチーム戦を実行することができるので、参加者をより一層楽しませることができる。
従って、上記文書作成方法(2)によれば、参加者をより一層楽しませることのできるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【0058】
また、本発明に係る文書作成プログラム(1)は、ゲームへの参加人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成するためにコンピュータを、ゲームへの参加人数に対応付けて、それに応じたゲームプランを示したテンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段として機能させるものであって、前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定され、さらに、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置され、前記コンピュータを、登録された参加者に前記識別情報を付与する識別情報付与手段、参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すテンプレート読出手段、及び前記識別情報に基づいて、読み出した前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む参加者名埋込手段、として機能させることを特徴としている。
【0059】
上記文書作成プログラム(1)によれば、コンピュータを、ゲームへの参加人数に対応付けて、それに応じたゲームプランを示したテンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段として機能させる。
また、前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在すると共に、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれている。
また、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定されている。
また、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置されている。
【0060】
また、上記文書作成プログラム(1)によれば、前記コンピュータを、登録された参加者に前記識別情報を付与する識別情報付与手段、及び参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すテンプレート読出手段として機能させる。
さらに、前記コンピュータを、前記前記識別情報に基づいて、読み出した前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む参加者名埋込手段として機能させ、それによって、参加者の人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成させる。
【0061】
図8は、埋込場所に参加者名を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図であり、図中21は文書を示している。
第1ラウンドは、「太郎」、「次郎」による2人組と、「三郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第2ラウンドは、「太郎」、「三郎」による2人組と、「次郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第3ラウンドは、「太郎」、「四郎」による2人組と、「次郎」、「三郎」による2人組とのチーム戦であることを示し、第4ラウンドはシングルス戦であることを示している。
【0062】
すなわち、前記文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、一体感が生まれ、盛り上がりやすくなるチーム戦を必ず実行することができるので、参加者を大いに楽しませることができる。
従って、上記文書作成プログラム(1)によれば、ゲーム本来の楽しみである、スコアを競う楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【0063】
また、本発明に係る文書作成プログラム(2)は、上記文書作成プログラム(1)において、前記ゲームプランは、性別を加味したものであり、前記テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、前記テンプレート記憶手段に記憶され、前記識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成され、前記識別情報付与手段は、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与し、前記テンプレート読出手段は、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すことを特徴としている。
【0064】
ゲームプランは、性別を加味したものであり、テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、テンプレート記憶手段に記憶され、識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成されている。
上記文書作成プログラム(2)によれば、前記コンピュータを、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与する識別情報付与手段として機能させる。
また、前記コンピュータを、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すテンプレート読出手段として機能させる。
【0065】
図25は、埋込場所に参加者名を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図であり、図中51は文書を示している。
第1ラウンドは、「太郎」、「松子」による2人組と、「次郎」、「竹子」による2人組と、「三郎」、「梅子」による2人組とのチーム戦であることを示し、第2ラウンドは、「太郎」、「竹子」による2人組と、「次郎」、「梅子」による2人組と、「三郎」、「松子」による2人組とのチーム戦であることを示し、第3ラウンドは、「太郎」、「梅子」による2人組と、「次郎」、「松子」による2人組と、「三郎」、「竹子」による2人組とのチームであることを示し、第4ラウンドはシングルス戦であることを示している。
【0066】
すなわち、前記文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、男女混合チームによるチーム戦を実行することができるので、参加者をより一層楽しませることができる。
従って、上記文書作成プログラム(2)によれば、参加者をより一層楽しませることのできるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る文書作成システムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】テンプレートの一例を示した図である。
【図3】テンプレートに設けられた埋込場所と、識別情報との対応関係の一例を示した図である。
【図4】実施の形態(1)に係る文書作成システムにおける中央処理装置の行う処理動作を示したフローチャートである。
【図5】表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。
【図6】表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。
【図7】参加者名管理ファイルに参加者名が登録されている形態の一例を示した図である。
【図8】テンプレートに設けられた埋込場所に、参加者の名前を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図である。
【図9】(a)は、申込用紙の一例を示した図であり、(b)は、記入例を示した図である。
【図10】ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。
【図11】ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。
【図12】文書に、ゲームの得点を記入した場合の一例を示した図である。
【図13】文書に、参加者の総得点を記入した場合の一例を示した図である。
【図14】テンプレートの一例を示した図である。
【図15】テンプレートの一例を示した図である。
【図16】テンプレートの一例を示した図である。
【図17】テンプレートの一例を示した図である。
【図18】テンプレートの一例を示した図である。
【図19】テンプレートに設けられた埋込場所と、識別情報との対応関係の一例を示した図である。
【図20】実施の形態(2)に係る文書作成システムにおける中央処理装置の行う処理動作を示したフローチャートである。
【図21】表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。
【図22】表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。
【図23】表示装置に表示される操作画面の一例を示した図である。
【図24】参加者名管理ファイルに参加者名が登録されている形態の一例を示した図である。
【図25】テンプレートに設けられた埋込場所に、参加者の名前を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図である。
【図26】(a)は、申込用紙の一例を示した図であり、(b)は、記入例を示した図である。
【図27】ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。
【図28】ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。
【図29】文書に、ゲームの得点を記入した場合の一例を示した図である。
【図30】文書に、参加者の総得点を記入した場合の一例を示した図である。
【図31】テンプレートの一例を示した図である。
【図32】テンプレートの一例を示した図である。
【図33】テンプレートの一例を示した図である。
【図34】テンプレートの一例を示した図である。
【図35】テンプレートの一例を示した図である。
【図36】実施の形態(3)に係る文書作成システムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図37】サーバーの要部を概略的に示したブロック図である。
【図38】サーバーにおける中央処理装置の行う処理動作と、情報端末装置の行う処理動作とを示したフローチャートである。
【図39】(a)は、申込用紙の一例を示した図であり、(b)は、記入例を示した図である。
【図40】ディスプレイに表示される画面の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0068】
以下、本発明に係る文書作成システム、文書作成方法、及び文書作成プログラムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態(1)に係る文書作成システムの要部を概略的に示したブロック図である。図中1は文書作成システムを示しており、文書作成システム1はCPUを含んで成る中央処理装置2と、制御プログラム3aが記憶されたメインメモリ3と、表示パネル4aを含んで成る表示装置4と、テンプレートファイル5と、参加者の名前を管理するための参加者名管理ファイル6と、プリンタ7とを含んで構成されている。また、これらは通信バス8を介して接続されている。
【0069】
中央処理装置2は、メインメモリ3中の制御プログラム3aに従って、各種処理を行うようになっている。
また、表示パネル4aにはタッチパネルが採用されており、ユーザーは表示パネル4aに触れることによって、各種操作ができるようになっている。
【0070】
テンプレートファイル5には、ボウリングゲームへの参加人数に対応付けて、ゲームプランを示したテンプレートが記憶されている。
前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられている。
【0071】
図2は、参加人数4人に対応付けて記憶されるテンプレートの一例を示したものである。
図中11は、テンプレートを示しており、テンプレート11には、ゲームプラン12が示されている。
ゲームプラン12は、参加人数4人に対応したものであり、ゲームプラン12には、ラウンド毎に設定された競技内容C1〜C4が存在する。
【0072】
図中B1〜B24は、参加者の名前を埋め込むための埋込場所を示している。
埋込場所B5〜B8は競技内容C1を表示する領域に設けられ、埋込場所B9〜B12は競技内容C2を表示する領域に設けられ、埋込場所B13〜B16は競技内容C3を表示する領域に設けられ、埋込場所B17〜B20は競技内容C4を表示する領域に設けられている。
【0073】
また、埋込場所B1〜B24に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報P1〜P4で設定されている。
図3は、埋込場所B1〜B24と、識別情報P1〜P4との対応関係の一例を示した図である。
例えば、埋込場所B1には、識別情報P1が設定されているので、埋込場所B1には、識別情報P1に該当する参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0074】
競技内容C1〜C3はそれぞれ、第1ラウンド〜第3ラウンドが2人組2組によるチーム戦であることを示し、競技内容C4は、第4ラウンドがシングルス戦であることを示している。
競技内容C1では、埋込場所B5と埋込場所B6とが関連付けて配置され、埋込場所B7と埋込場所B8とが関連付けて配置されている。
また、埋込場所B5,B6は、チーム名「チームA」に対応付けて配置され、埋込場所B7,B8は、チーム名「チームB」に対応付けて配置されている。
【0075】
競技内容C2では、埋込場所B9と埋込場所B10とが関連付けて配置され、埋込場所B11と埋込場所B12とが関連付けて配置されている。
また、埋込場所B9,B10は、チーム名「チームA」に対応付けて配置され、埋込場所B11,B12は、チーム名「チームB」に対応付けて配置されている。
【0076】
競技内容C3では、埋込場所B13と埋込場所B14とが関連付けて配置され、埋込場所B15と埋込場所B16とが関連付けて配置されている。
また、埋込場所B13,B14は、チーム名「チームA」に対応付けて配置され、埋込場所B15,B16は、チーム名「チームB」に対応付けて配置されている。
【0077】
図3にしたように、埋込場所B5,B9,B13には、識別情報P1が設定され、埋込場所B6,B11,B15には、識別情報P2が設定され、埋込場所B7,B10,B16には、識別情報P3が設定され、埋込場所B8,B12,B14には、識別情報P4が設定されている。
すなわち、埋込場所B5,B9,B13には、識別情報P1に該当する参加者の名前が埋め込まれ、埋込場所B6,B11,B15には、識別情報P2に該当する参加者の名前が埋め込まれ、埋込場所B7,B10,B16には、識別情報P3に該当する参加者の名前が埋め込まれ、埋込場所B8,B12,B14には、識別情報P4に該当する参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0078】
従って、埋込場所B5〜B16へ対応する名前を埋め込むことによって、例えば、競技内容C1から、第1ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と識別情報P2に該当する参加者とで編成されるチーム「チームA」と、識別情報P3に該当する参加者と識別情報P4に該当する参加者とで編成されるチーム「チームB」とのチーム戦であることが分かる。
【0079】
すなわち、ゲームプラン12は以下の内容となる。
第1ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P2に該当する参加者による2人組「チームA」と、識別情報P3に該当する参加者と、識別情報P4に該当する参加者による2人組「チームB」とのダブルス戦。
第2ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P3に該当する参加者による2人組「チームA」と、識別情報P2に該当する参加者と、識別情報P4に該当する参加者による2人組「チームB」とのダブルス戦。
第3ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P4に該当する参加者による2人組「チームA」と、識別情報P2に該当する参加者と、識別情報P3に該当する参加者による2人組「チームB」とのダブルス戦。
第4ラウンドは、シングルス戦。
【0080】
次に、実施の形態(1)に係る文書作成システム1における中央処理装置2の行う処理動作[1]を図4に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[1]は、文書作成システム1が起動されて、制御プログラム3aに従って行われる動作である。
まず、「参加人数選択」画面を構成する画像データG1を表示装置4へ出力することによって、「参加人数選択」画面を表示装置4に表示させる(ステップS1)。
図5は、「参加人数選択」画面の一例を示したものであり、画面上には「4人」、「5人」、「6人」の参加人数選択ボタンが配置されている。
【0081】
ユーザーにより参加者の人数が選択される(すなわち、「参加人数選択」画面上で「4人」などの参加人数選択ボタンがユーザーに押される)と、選択された人数を記憶し(ステップS2)、その後、参加人数に応じた「参加者名入力」画面を構成する画像データG2を表示装置4へ出力することによって、参加者の名前を入力するための「参加者名入力」画面を表示装置4に表示させる(ステップS3)。
図6は、「参加者名入力」画面の一例を示したものである。
【0082】
ユーザーにより参加者の名前が入力される(すなわち、「参加者名入力」画面上で、名前が入力されて、「決定」が押される)と、入力された名前それぞれに識別情報P1,P2,…を付与して、参加者名管理ファイル6へ登録する(ステップS4)。
例えば、参加人数が4人であり、図6に示したような「参加者名入力」画面上において、上から順に「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」と入力された場合、「太郎」に識別情報P1が付与され、「次郎」に識別情報P2が付与され、「三郎」に識別情報P3が付与され、「四郎」に識別情報P4が付与される。
図7は、参加者名管理ファイル6に参加者名が登録されている形態の一例を示した図である。
【0083】
次に、参加者の人数に応じて、テンプレートファイル5からテンプレートを読み出す(ステップS5)。
例えば、参加者の人数が4人の場合、図2に示したようなテンプレート11が読み出される。
【0084】
その後、識別情報P1,P2,…に基づいて、読み出したテンプレートに設けられている埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む(ステップS6)。
例えば、参加者の人数が4人である場合、テンプレート11(図2)に設けられている埋込場所B1〜B24に参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0085】
図3に示したように、埋込場所B1〜B24に識別情報P1〜P4が設定され、図7に示したように、参加者名「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」に識別情報P1〜P4が付与されている場合、埋込場所B1,B5,B9,B13,B17,B21には「太郎」が埋め込まれ、埋込場所B2,B6,B11,B15,B18,B22には「次郎」が埋め込まれ、埋込場所B3,B7,B10,B16,B19,B23には「三郎」が埋め込まれ、埋込場所B4,B8,B12,B14,B20,B24には「四郎」が埋め込まれる。
図8は、テンプレート11の埋込場所B1〜B24に参加者の名前を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図であり、図中21は文書を示している。
【0086】
テンプレート11(図2)には、各ゲームでの得点を記入するためのゲーム得点記入欄E_sc1〜E_sc10が設けられ、さらに、ゲーム得点記入欄E_sc1〜E_sc10付近に、各欄を示す符号N1〜N10(ここでは、(1)〜(10))が設けられている。
なお、これら符号N1〜N10については、ゲーム得点記入欄E_sc1〜E_sc10の欄内に設けても良い。
【0087】
また、テンプレート11の下部には、各参加者の総得点を記入するための参加者総得点記入欄E_ac1〜E_ac4が設けられ、さらに、参加者総得点記入欄E_ac1〜E_ac4付近に、符号N1〜N10と演算子OPとを用いた計算式D1〜D4が設けられている。
なお、これら計算式D1〜D4については、参加者総得点記入欄E_ac1〜E_ac4の欄内に設けても良い。
【0088】
計算式D1は、符号N1の「(1)」、符号N3の「(3)」、符号N5の「(5)」、符号N7の「(7)」と演算子OP「+」とを用いた「(1)+(3)+(5)+(7)=」となっており、計算式D1に従って、符号N1,N3,N5,N7が示すゲーム得点記入欄E_sc1,E_sc3,E_sc5,E_sc7に記入された得点を全て加算することによって、参加者総得点記入欄E_ac1に記入すべき得点を求めることができる。
【0089】
次に、文書作成システム1を用いて文書21(図8)を作成し、作成した文書21を使って、ボウリングゲームを行う場合について説明する。
なお、ここでは「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」の4人が参加する場合について説明する。
【0090】
ボウリング場への来場者は、図9(a)に示したような申込用紙に、参加者の名前「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」を記入し、それをフロントにいる係員へ渡す。
なお、この時、チーム戦を楽しみたい旨を係員へ伝える。
図9(b)は、申込用紙への記入例を示した図であり、競技者1の欄に「太郎」と記入され、競技者2の欄に「次郎」と記入され、競技者3の欄に「三郎」と記入され、競技者4の欄に「四郎」と記入されている。
【0091】
係員は用紙を受け取ると、文書作成システム1(図1)を起動させて、上記したように、表示装置4のタッチパネル4aを操作して、参加人数の選択や参加者名の入力など、ゲームプラン12が示された文書21の作成作業を行い、作成された文書21をプリンタ7から出力する。
【0092】
係員は文書21を見ながら、フロントに設置された端末装置を操作して、通常のレーンの割当作業や、競技者の人数、競技者の名前などの登録作業を行い、文書21を競技者へ渡す。
図8に示した文書21から分かるように、第1ラウンドから第3ラウンドまでの最初の3ラウンドは「チームA」と「チームB」の2組によるチーム戦となるので、係員は競技者の人数を「2人」、競技者の名前を「チームA」、「チームB」として登録することになる。
なお、別の実施の形態では、これら登録作業と文書作成作業とが連動する構成にしても良い。
【0093】
これら作業後、ゲームに必要な情報が、前記端末装置から、ボックス毎に設けられたコンソールへ送信され、そして、助走路の上方に設置されたディスプレイに、例えば、図10に示したような画面が表示される。
【0094】
第1ラウンドは、図8に示した文書21から、参加者「太郎」、「次郎」による2人組「チームA」と、参加者「三郎」、「四郎」による2人組「チームB」とのダブルス戦と分かる。
従って、第1ラウンドは、参加者「太郎」、「次郎」による2人組と、参加者「三郎」、「四郎」による2人組のダブルス戦を行う。
【0095】
そして、第1ラウンド終了後、「チームA」の得点をゲーム得点記入欄E_sc1に記入し、「チームB」の得点をゲーム得点記入欄E_sc2に記入する。
例えば、「チームA」の得点が146点であり、「チームB」の得点が132点である場合、ゲーム得点記入欄E_sc1に「146」と記入され、ゲーム得点記入欄E_sc2に「132」と記入されることになる。
【0096】
第2ラウンドは、図8に示した文書21から、参加者「太郎」、「三郎」による2人組「チームA」と、参加者「次郎」、「四郎」による2人組「チームB」とのダブルス戦と分かる。
従って、第2ラウンドは、参加者「太郎」、「三郎」による2人組と、参加者「次郎」、「四郎」による2人組のダブルス戦を行う。
【0097】
また、第3ラウンドは、図8に示した文書21から、参加者「太郎」、「四郎」による2人組「チームA」と、参加者「次郎」、「三郎」による2人組「チームB」とのダブルス戦と分かる。
従って、第3ラウンドは、参加者「太郎」、「四郎」による2人組と、参加者「次郎」、「三郎」による2人組のダブルス戦を行う。
【0098】
文書21から分かるように、第3ラウンドまでは「チームA」と「チームB」の2組によるチーム戦となるが、第4ラウンドはシングルス戦となる。
そのため、第3ラウンドのゲームが終了すると、フロントの係員に、競技者の人数が2人(競技者「チームA」、「チームB」)から4人(競技者「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」)へ変更になることを伝える。
【0099】
係員は変更の指示を受けると、フロントに設置された端末装置を操作して、競技者の人数、競技者の名前の変更作業を行う。
これら作業後、ゲームに必要な情報が、前記端末装置からコンソールへ送信され、そして、助走路の上方に設置されたディスプレイに、例えば、図11に示したような画面が表示される。
【0100】
第4ラウンドは、図8に示した文書21から、参加者「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」によるシングルス戦と分かる。
従って、第4ラウンドは、参加者「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」によるシングルス戦を行う。
【0101】
そして、第4ラウンド終了後、参加者「太郎」〜「四郎」の得点をゲーム得点記入欄E_sc7〜E_sc10それぞれに記入する。
例えば、参加者「太郎」の得点が142点である場合、ゲーム得点記入欄E_sc7に「142」と記入される。
図12は、文書21にゲームの得点を記入した場合の一例を示した図である。
【0102】
次に、文書21の下部に配置されている計算式D1〜D4に従って、参加者「太郎」〜「四郎」の総得点を計算し、計算結果を参加者総得点記入欄E_ac1〜E_ac4に記入する。
例えば、ゲーム得点記入欄E_sc1,E_sc3,E_sc5,E_sc7それぞれに「146」,「154」,「124」,「142」と記入されている場合、参加者総得点記入欄E_ac1には「566」(=146+154+124+142)と記入されることになる。
これにより、参加者「太郎」の総得点が566点と分かる。
図13は、文書21に参加者の総得点を記入した場合の一例を示した図である。
【0103】
上記したように、作成された文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、一体感が生まれ、盛り上がりやすくなるチーム戦を必ず実行することができるので、参加者を大いに楽しませることができる。
例えば、参加者が4人で、図8に示したような文書21に表示されたゲームプラン12に従って、ゲームを行った場合、第1ラウンドから第3ラウンドまではチーム戦を実行することができる。
従って、上記実施の形態(1)に係る文書作成システムによれば、ゲーム本来の楽しみである、スコアを競う楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【0104】
また、上記実施の形態(1)に係る文書作成システムによれば、ゲームプラン12には、チーム戦を示す競技内容が少なくとも2ラウンド分含まれているものが存在し(ここでは、競技内容C1〜C3)、これら競技内容C1〜C3間で、異なるチームの編成を示すものが存在するように、埋込場所B5〜B16に識別情報P1〜P4が設定されている。
従って、色々な編成でのチーム戦を実現することができるので、多くの参加者とコミュニケーションを取り易くすることができる。また、実力の均衡を図ることもできる。
【0105】
例えば、実力が識別情報P1に該当する参加者「太郎」、識別情報P2に該当する参加者「次郎」、識別情報P3に該当する参加者「三郎」、識別情報P4に該当する参加者「四郎」の順である場合、3ラウンドとも「太郎」、「次郎」による2人組と、「三郎」、「四郎」による2人組とのチーム戦では実力に大きな偏りが生じてしまうおそれがあるが、そのような事態が生じるのを回避することができる。
【0106】
また、上記実施の形態(1)に係る文書作成システムによれば、文書21に、各ゲームでの得点を記入するためのゲーム得点記入欄E_sc1〜E_sc10が表示されるので、ゲーム得点記入欄E_sc1〜E_sc10へ得点を記入することによって、チーム戦を行ったとしても、得点をしっかりと管理することができる。
【0107】
また、上記実施の形態(1)に係る文書作成システムによれば、文書21に、各参加者の総得点を記入するための参加者総得点記入欄E_ac1〜E_ac4が表示され、さらに、参加者総得点記入欄E_ac1〜E_ac4付近に、符号N1〜N10と演算子とを用いた、その参加者の総得点を決定する計算式D1〜D4が設けられている。
従って、参加者は計算式D1〜D4に従って計算することによって、参加者の総得点を求めることができるので、参加者の順位を簡単に決定することができる。
【0108】
なお、ここではチーム戦での得点とシングルス戦での得点とを同等に扱っているが、別の実施の形態では、チーム戦での得点の重みとシングルス戦での得点の重みとに違いを設けるようにしても良い。
例えば、チーム戦での得点の重みを、チームを構成する競技者の人数に応じたものとし、識別情報P1に該当する参加者の総得点を求める計算式D1を「((1)+(4)+(7))/2+(10)=」としても良い。
この場合、識別情報P1に該当する参加者「太郎」の総得点は354点(=(146+154+124)/2+142)となる。
このように、チーム戦での得点の重みをシングルス戦での得点の重みよりも小さくし、さらにシングルス戦を最終ラウンドに設定すれば、最終ラウンドでの大逆転を可能とすることができるので、ボウリングゲームをよりエキサイティングなものとすることができる。
【0109】
また、ここでは参加者の人数4人に応じたゲームプラン12が示されている場合について説明しているが、参加者の人数は4人に限定されるものではなく、その他、2人や3人、5人以上であっても良い。
図14は、参加人数3人(識別情報P1〜P3)に応じたゲームプランが示されたテンプレート11Aの一例を示した図である。
なお、ここでは説明を容易にするため、埋込場所を破線の枠で示し、埋め込む名前に該当する参加者の識別情報P1〜P3をその枠内に示している。
【0110】
図14に示したテンプレート11Aから、第1ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P2に該当する参加者による2人組「チームA」と、識別情報P3に該当する参加者と、識別情報P1に該当する参加者による2人組「チームB」と、識別情報P2に該当する参加者と、識別情報P3に該当する参加者による2人組「チームC」とのダブルス戦と分かる。
【0111】
また、図15、図16は、参加人数5人(識別情報P1〜P5)に応じたゲームプランが示されたテンプレート11B,11Cの一例を示したものである。
図14に示したテンプレート11Aと同様に、説明を容易にするため、埋込場所を破線の枠で示し、埋め込む名前に該当する参加者の識別情報P1〜P5をその枠内に示している。
【0112】
図16に示したテンプレート11Cから、第1ラウンドは、識別情報P1に該当する参加者と、識別情報P2に該当する参加者による2人組「チームA」と、識別情報P3に該当する参加者と、識別情報P4に該当する参加者による2人組「チームB」とのダブルス戦であり、識別情報P5に該当する参加者は待機であることが分かる。
【0113】
また、図17は、参加人数8人(識別情報P1〜P8)に応じたゲームプランが示されたテンプレート11Dの一例を示した図である。
図14〜図16に示したテンプレート11A〜11Cと同様に、説明を容易にするため、埋込場所を破線の枠で示し、埋め込む名前に該当する参加者の識別情報P1〜P8をその枠内に示している。
【0114】
参加人数が8人の場合、使用するレーンは2本となり、図17に示したテンプレート11Dには、左右それぞれのレーンでのゲームプランが示されている。
また、ここでは左右ぞれぞれのレーンでのゲームプランを1枚のテンプレート11Dに示す場合について説明しているが、別の実施の形態では、複数枚に分けて示すようにしても良い。
例えば、2枚に分けて、1枚のテンプレートに、左レーンのゲームプランを示し、もう1枚のテンプレートに、右レーンのゲームプランを示すようにしても良い。
【0115】
次に、実施の形態(2)に係る文書作成システムについて説明する。但し、この文書作成システム31は、図1に示した文書作成システム1と中央処理装置2、メインメモリ3、制御プログラム3a、及びテンプレートファイル5を除いて、同様の構成をしている。
中央処理装置32は、メインメモリ33中の制御プログラム33aに従って、各種処理を行うようになっている。
【0116】
テンプレートファイル35には、ボウリングゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、性別を加味したゲームプランを示したテンプレートが記憶されている。
前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられている。
【0117】
図18は、参加者の男人数3人及び女人数3人に対応付けて記憶されるテンプレートの一例を示したものである。
図中41は、テンプレートを示しており、テンプレート41には、ゲームプラン42が示されている。
ゲームプラン42は、参加者の男人数3人及び女人数3人に対応したものであり、ゲームプラン42には、ラウンド毎に設定された競技内容C11〜C14が存在する。
【0118】
図中B31〜B66は、参加者の名前を埋め込むための埋込場所を示している。
埋込場所B37〜B42は競技内容C11を表示する領域に設けられ、埋込場所B43〜B48は競技内容C12を表示する領域に設けられ、埋込場所B49〜B54は競技内容C13を表示する領域に設けられ、埋込場所B55〜B60は競技内容C14を表示する領域に設けられている。
【0119】
埋込場所B31〜B66に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報M1〜M3,W1〜W3で設定されている。
また、これら識別情報M1〜M3,W1〜W3は、男女を区別するための性別情報M,Wを含んで構成されている。
【0120】
図19は、埋込場所B31〜B66と、識別情報M1〜M3,W1〜W3との対応関係を示した図である。
例えば、埋込場所B31には、識別情報M1が設定されているので、埋込場所B31には、識別情報M1に該当する参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0121】
競技内容C11〜C13はそれぞれ、第1ラウンド〜第3ラウンドが2人組3組によるチーム戦であることを示し、競技内容C14は、第4ラウンドがシングルス戦であることを示している。
競技内容C11では、埋込場所B37と埋込場所B38とが関連付けて配置され、埋込場所B39と埋込場所B40とが関連付けて配置され、埋込場所B41と埋込場所B42とが関連付けて配置されている。
また、埋込場所B37,B38は、チーム名「チームA」に対応付けて配置され、埋込場所B39,B40は、チーム名「チームB」に対応付けて配置され、埋込場所B41,B42は、チーム名「チームC」に対応付けて配置されている。
【0122】
競技内容C12では、埋込場所B43と埋込場所B44とが関連付けて配置され、埋込場所B45と埋込場所B46とが関連付けて配置され、埋込場所B47と埋込場所B48とが関連付けて配置されている。
また、埋込場所B43,B44は、チーム名「チームA」に対応付けて配置され、埋込場所B45,B46は、チーム名「チームB」に対応付けて配置され、埋込場所B47,B48は、チーム名「チームC」に対応付けて配置されている。
【0123】
競技内容C13では、埋込場所B49と埋込場所B50とが関連付けて配置され、埋込場所B51と埋込場所B52とが関連付けて配置され、埋込場所B53と埋込場所B54とが関連付けて配置されている。
また、埋込場所B49,B50は、チーム名「チームA」に対応付けて配置され、埋込場所B51,B52は、チーム名「チームB」に対応付けて配置され、埋込場所B53,B54は、チーム名「チームC」に対応付けて配置されている。
【0124】
図19にしたように、埋込場所B37,B43,B49には、識別情報M1が設定され、埋込場所B39,B45,B51には、識別情報M2が設定され、埋込場所B41,B47,B53には、識別情報M3が設定されている。
また、埋込場所B38,B48,B52には、識別情報W1が設定され、埋込場所B40,B44,B54には、識別情報W2が設定され、埋込場所B42,B46,B50には、識別情報W3が設定されている。
【0125】
すなわち、埋込場所B37,B43,B49には、識別情報M1に該当する参加者の名前が埋め込まれ、埋込場所B39,B45,B51には、識別情報M2に該当する参加者の名前が埋め込まれ、埋込場所B41,B47,B53には、識別情報M3に該当する参加者の名前が埋め込まれることになる。
また、埋込場所B38,B48,B52には、識別情報W1に該当する参加者の名前が埋め込まれ、埋込場所B40,B44,B54には、識別情報W2に該当する参加者の名前が埋め込まれ、埋込場所B42,B46,B50には、識別情報W3に該当する参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0126】
従って、埋込場所B37〜B54へ対応する名前を埋め込むことによって、例えば、競技内容C11から、第1ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と識別情報W2に該当する女性参加者とで編成される男女混合チーム「チームA」と、識別情報M2に該当する男性参加者と識別情報W2に該当する女性参加者とで編成される男女混合チーム「チームB」と、識別情報M3に該当する男性参加者と識別情報W3に該当する女性参加者とで編成される男女混合チーム「チームC」とのチーム戦であることが分かる。
【0127】
すなわち、ゲームプラン42は以下の内容となる。
第1ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームA」と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームB」と、識別情報M3に該当する男性参加者と、識別情報W3に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームC」とのダブルス戦。
【0128】
第2ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームA」と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W3に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームB」と、識別情報M3に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームC」とのダブルス戦。
第3ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W3に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームA」と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームB」と、識別情報M3に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による男女混合ペア「チームC」とのダブルス戦。
第4ラウンドは、シングルス戦。
【0129】
次に、実施の形態(2)に係る文書作成システム31における中央処理装置32の行う処理動作[2]を図20に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作[2]は、文書作成システム31が起動されて、制御プログラム33aに従って行われる動作である。
まず、「参加人数選択」画面を構成する画像データG11を表示装置4へ出力することによって、「参加人数選択」画面を表示装置4に表示させる(ステップS11)。
【0130】
図21は、「参加人数選択」画面の一例を示したものであり、画面上には「男女4人(男2・女2)」、「男女5人(男3・女2)」、「男女5人(男2・女3)」、「男女6人(男3・女3)」、「男女6人(男4・女2)」、「男女6人(男2・女4)」の参加人数選択ボタンが配置されている。
【0131】
ユーザーにより参加者の人数が選択される(すなわち、「参加人数選択」画面上で「男女4人(男2・女2)」などの参加人数選択ボタンがユーザーに押される)と、選択された男人数及び女人数を記憶し(ステップS12)、その後、参加者の男人数及び女人数に応じた「参加者名入力」画面を構成する画像データG12を表示装置4へ出力することによって、参加者の名前を入力するための「参加者名入力」画面を表示装置4に表示させる(ステップS13)。
【0132】
図22は、参加者「男女6人(男3・女3)」が選択された場合の「参加者名入力」画面の一例を示したものであり、「プレイヤー男1」〜「プレイヤー男3」の欄に、男性参加者の名前を入力し、「プレイヤー女1」〜「プレイヤー女3」の欄に、女性参加者の名前を入力するようになっている。
【0133】
なお、ここでは、「参加人数選択」画面(図21)上で、参加者の人数だけでなく、男女それぞれの人数についても決定させるようにしているが、別の実施の形態では、例えば、図5に示したような「参加人数選択」画面を表示し、「参加人数選択」画面上では参加者の人数だけを選択させるようにし、「参加者名入力」画面上で、男女の人数を決定させるようにしても良い。
例えば、図23に示したような、性別選択項目を有した「参加者名入力」画面を表示し、この画面上で参加者の名前の入力と、性別の選択をさせるようにしても良い。
【0134】
ユーザーにより参加者の名前が入力される(すなわち、「参加者名入力」画面上で、名前が入力されて、「決定」が押される)と、入力された名前それぞれに識別情報M1,M2,…,W1,W2,…を付与して、参加者名管理ファイル6へ登録する(ステップS14)。
例えば、参加者が男3人、女3人であり、図22に示したような「参加者名入力」画面上において、「プレイヤー男1」の欄から順に「太郎」、「次郎」、「三郎」と入力され、「プレイヤー女1」の欄から順に、「松子」、「竹子」、「梅子」と入力された場合、「太郎」に識別情報M1が付与され、「次郎」に識別情報M2が付与され、「三郎」に識別情報M3が付与され、「松子」に識別情報W1が付与され、「竹子」に識別情報W2が付与され、「梅子」に識別情報W3が付与される。
図24は、参加者名管理ファイル6に参加者名が登録されている形態の一例を示した図である。
【0135】
次に、参加者の男人数及び女人数に応じて、テンプレートファイル35からテンプレートを読み出す(ステップS15)。
例えば、参加者の男人数が3人で、女人数が3人の場合、図18に示したようなテンプレート41が読み出される。
【0136】
その後、識別情報M1,M2,…,W1,W2,…に基づいて、読み出したテンプレートに設けられている埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む(ステップS16)。
例えば、参加者の男人数が3人で、女人数が3人である場合、テンプレート41(図18)に設けられている埋込場所B31〜B66に参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0137】
図19に示したように、埋込場所B31〜B66に識別情報M1〜M3,W1〜W3が設定され、図24に示したように、参加者名「太郎」、「次郎」、「三郎」に識別情報M1〜M3が付与され、参加者名「松子」、「竹子」、「梅子」に識別情報W1〜W3が付与されている場合、埋込場所B31,B37,B43,B49,B55,B61には「太郎」が埋め込まれ、埋込場所B32,B39,B45,B51,B56,B62には「次郎」が埋め込まれ、埋込場所B33,B41,B47,B53,B57,B63には「三郎」が埋め込まれる。
また、埋込場所B34,B38,B48,B52,B58,B64には「松子」が埋め込まれ、埋込場所B35,B40,B44,B54,B59,B65には「竹子」が埋め込まれ、埋込場所B36,B42,B46,B50,B60,B66には「梅子」が埋め込まれる。
図25は、テンプレート41の埋込場所B31〜B66に参加者の名前を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図であり、図中51は文書を示している。
【0138】
テンプレート41(図18)には、各ゲームでの得点を記入するためのゲーム得点記入欄E_sc11〜E_sc25が設けられ、さらに、ゲーム得点記入欄E_sc11〜E_sc25付近に、各欄を示す符号N11〜N25(ここでは、(1)〜(15))が設けられている。
なお、これら符号N11〜N25については、ゲーム得点記入欄E_sc11〜E_sc25の欄内に設けても良い。
【0139】
また、テンプレート41の下部には、各参加者の総得点を記入するための参加者総得点記入欄E_ac11〜E_ac16が設けられ、さらに、参加者総得点記入欄E_ac11〜E_ac16付近に、符号N11〜N25と演算子OPとを用いた計算式D11〜D16が設けられている。
なお、これら計算式D11〜D16については、参加者総得点記入欄E_ac11〜E_ac16の欄内に設けても良い。
【0140】
計算式D11は、符号N11の「(1)」、符号N14の「(4)」、符号N17の「(7)」、符号N20の「(10)」と演算子OP「+」とを用いた「(1)+(4)+(7)+(10)=」となっており、計算式D11に従って、符号N11,N14,N17,N20が示すゲーム得点記入欄E_sc11,E_sc14,E_sc17,E_sc20に記入された得点を全て加算することによって、参加者総得点記入欄E_ac11に記入すべき得点を求めることができる。
【0141】
次に、文書作成システム31を用いて文書51(図25)を作成し、作成した文書51を使って、ボウリングゲームを行う場合について説明する。
なお、ここでは「太郎」、「次郎」、「三郎」の男3人と、「松子」、「竹子」、「梅子」の女3人が参加する場合について説明する。
【0142】
ボウリング場への来場者は、図26(a)に示したような性別の項目を有した申込用紙に、参加者の名前「太郎」、「次郎」、「三郎」、「松子」、「竹子」、「梅子」を記入すると共に、男女を選択し、それをフロントにいる係員へ渡す。
なお、この時、チーム戦を楽しみたい旨を係員へ伝える。
図26(b)は、申込用紙への記入例を示した図であり、競技者1の欄に「太郎」と記入され、性別「男」が選択され、競技者2の欄に「次郎」と記入され、性別「男」が選択され、競技者3の欄に「松子」と記入され、性別「女」が選択され、競技者4の欄に「竹子」と記入され、性別「女」が選択され、競技者5の欄に「三郎」と記入され、性別「男」が選択され、競技者6の欄に「梅子」と記入され、性別「女」が選択されている。
【0143】
係員は用紙を受け取ると、文書作成システム31(図1)を起動させて、上記したように、表示装置4のタッチパネル4aを操作して、参加人数の選択や参加者名の入力など、ゲームプラン42が示された文書51の作成作業を行い、作成された文書51をプリンタ7から出力する。
【0144】
係員は文書51を見ながら、フロントに設置された端末装置を操作して、通常のレーンの割当作業や、競技者の人数、競技者の名前などの登録作業を行い、文書51を競技者へ渡す。
図25に示した文書51から分かるように、第1ラウンドから第3ラウンドまでの最初の3ラウンドは「チームA」、「チームB」、「チームC」の3組によるチーム戦となるので、係員は競技者の人数を「3人」、競技者の名前を「チームA」、「チームB」、「チームC」として登録することになる。
なお、別の実施の形態では、これら登録作業と文書作成作業とが連動する構成にしても良い。
【0145】
これら作業後、ゲームに必要な情報が、前記端末装置から、ボックス毎に設けられたコンソールへ送信され、そして、助走路の上方に設置されたディスプレイに、例えば、図27に示したような画面が表示される。
【0146】
第1ラウンドは、図25に示した文書51から、参加者「太郎」、「松子」による2人組「チームA」と、参加者「次郎」、「竹子」による2人組「チームB」と、参加者「三郎」、「梅子」による2人組「チームC」とのダブルス戦と分かる。
従って、第1ラウンドは、参加者「太郎」、「松子」による男女混合ペアと、参加者「次郎」、「竹子」による男女混合ペアと、参加者「三郎」、「梅子」による男女混合ペアとのダブルス戦を行う。
【0147】
そして、第1ラウンド終了後、「チームA」の得点をゲーム得点記入欄E_sc11に記入し、「チームB」の得点をゲーム得点記入欄E_sc12に記入し、「チームC」の得点をゲーム得点記入欄E_sc13に記入する。
例えば、「チームA」の得点が124点であり、「チームB」の得点が105点であり、「チームC」の得点が137点である場合、ゲーム得点記入欄E_sc11に「124」と記入され、ゲーム得点記入欄E_sc12に「105」と記入され、ゲーム得点記入欄E_sc13に「137」と記入されることになる。
【0148】
第2ラウンドは、図25に示した文書51から、参加者「太郎」、「竹子」による2人組「チームA」と、参加者「次郎」、「梅子」による2人組「チームB」と、参加者「三郎」、「松子」による2人組「チームC」とのダブルス戦と分かる。
従って、第2ラウンドは、参加者「太郎」、「竹子」による男女混合ペアと、参加者「次郎」、「梅子」による男女混合ペアと、参加者「三郎」、「松子」による男女混合ペアとのダブルス戦を行う。
【0149】
また、第3ラウンドは、図25に示した文書51から、参加者「太郎」、「梅子」による2人組「チームA」と、参加者「次郎」、「松子」による2人組「チームB」と、参加者「三郎」、「竹子」による2人組「チームC」とのダブルス戦と分かる。
従って、第3ラウンドは、参加者「太郎」、「梅子」による男女混合ペアと、参加者「次郎」、「松子」による男女混合ペアと、参加者「三郎」、「竹子」による男女混合ペアとのダブルス戦を行う。
【0150】
文書51から分かるように、第3ラウンドまでは「チームA」、「チームB」、「チームC」の3組によるチーム戦となるが、第4ラウンドはシングルス戦となる。
そのため、第3ラウンドのゲームが終了すると、フロントの係員に、競技者の人数が3人(競技者「チームA」、「チームB」、「チームC」)から6人(競技者「太郎」、「次郎」、「三郎」、「松子」、「竹子」、「梅子」)へ変更になることを伝える。
【0151】
係員は変更の指示を受けると、フロントに設置された端末装置を操作して、競技者の人数、競技者の名前の変更作業を行う。
これら作業後、ゲームに必要な情報が、前記端末装置からコンソールへ送信され、そして、助走路の上方に設置されたディスプレイに、例えば、図28に示したような画面が表示される。
【0152】
第4ラウンドは、図25に示した文書51から、参加者「太郎」、「次郎」、「三郎」、「松子」、「竹子」、「梅子」によるシングルス戦と分かる。
従って、第4ラウンドは、参加者「太郎」、「次郎」、「三郎」、「松子」、「竹子」、「梅子」によるシングルス戦を行う。
【0153】
そして、第4ラウンド終了後、参加者「太郎」〜「三郎」の得点をゲーム得点記入欄E_sc20〜E_sc22それぞれに記入し、参加者「松子」〜「梅子」の得点をゲーム得点記入欄E_sc23〜E_sc25それぞれに記入する。
例えば、参加者「太郎」の得点が128点である場合、ゲーム得点記入欄E_sc20に「128」と記入される。
図29は、文書51に、ゲームの得点を記入した場合の一例を示した図である。
【0154】
次に、文書51の下部に配置されている計算式D11〜D16に従って、参加者「太郎」、「次郎」、「三郎」の総得点と、参加者「松子」、「竹子」、「梅子」の総得点を計算し、計算結果を参加者総得点記入欄E_ac11〜E_ac16に記入する。
例えば、ゲーム得点記入欄E_sc11,E_sc14,E_sc17,E_sc20それぞれに「124」,「114」,「132」,「128」と記入されている場合、参加者総得点記入欄E_ac11には「498」(=124+114+132+128)と記入されることになる。
これにより、参加者「太郎」の総得点が498点と分かる。
図30は、文書51に参加者の総得点を記入した場合の一例を示した図である。
【0155】
上記したように、作成された文書に表示されたゲームプランに従ってゲームを行った場合、男女混合チームによるチーム戦を実行することができるので、参加者をより一層楽しませることができる。
例えば、男性の参加者が3人、女性の参加者が3人で、図25に示したような文書51に表示されたゲームプラン42に従って、ゲームを行った場合、第1ラウンドから第3ラウンドまでは男女混合ペアによるチーム戦を実行することができる。
従って、上記実施の形態(2)に係る文書作成システムによれば、参加者をより一層楽しませることのできるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
【0156】
なお、ここではハンディキャップを設定していないが、別の実施の形態では、ハンディキャップを設定しても良く、例えば、女性のシングルス戦にハンディキャップを設定するようにしても良い。
例えば、識別情報W1に該当する女性参加者の総得点を求める計算式D14を「(1)+(6)+(8)+(13)+HP(e.g.40点)=」としても良い。
この場合、識別情報W1に該当する参加者「松子」の総得点は502点(=124+130+98+110+40)となる。
【0157】
さらに、チーム戦での得点の重みとシングルス戦での得点の重みとに違いを設けて、例えば、識別情報W1に該当する参加者の総得点を求める計算式D14を「((1)+(6)+(8))/2+(13)+HP(e.g.40点)=」としても良い。
この場合、識別情報W1に該当する参加者「松子」の総得点は326点(=(124+130+98)/2+110+40)となる。
【0158】
また、ここでは参加者の人数6人に応じたゲームプラン42が示されている場合について説明しているが、参加者の人数は6人に限定されるものではなく、その他、2人〜5人、7人以上であっても良い。
また、男女の参加人数についても、同人数でなくても良く、参加者の人数が6人で、そのうち、男性参加者が4人で、女性参加者が2人などであっても良い。
【0159】
図31は、参加人数が4人で、男性参加者2人(識別情報M1,M2)、女性参加者2人(識別情報W1,W2)に応じたゲームプランが示されたテンプレート41Aの一例を示した図である。
なお、ここでは説明を容易にするため、埋込場所を破線の枠で示し、埋め込む名前に該当する参加者の識別情報M1,M2,W1,W2をその枠内に示している。
【0160】
図31に示したテンプレート41Aから、第1ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による2人組「チームA」と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による2人組「チームB」とのダブルス戦と分かる。
【0161】
図32、図33は、参加人数5人に応じたゲームプランが示されたテンプレート41B,41Cの一例を示したものである。
テンプレート41Bには、男性参加者3人(識別情報M1〜M3)、女性参加者2人(識別情報W1,W2)に応じたゲームプランが示され、テンプレート41Cには、男性参加者2人(識別情報M1,M2)、女性参加者3人(識別情報W1〜W3)に応じたゲームプランが示されている。
また、図31に示したテンプレート41Aと同様に、説明を容易にするため、埋込場所を破線の枠で示し、埋め込む名前に該当する参加者の識別情報M1〜M3,W1〜W3をその枠内に示している。
【0162】
図32に示したテンプレート41Bから、第1ラウンドは、識別情報M1に該当する男性参加者と、識別情報W1に該当する女性参加者による2人組「チームA」と、識別情報M2に該当する男性参加者と、識別情報W2に該当する女性参加者による2人組「チームB」とのダブルス戦であり、識別情報M3に該当する参加者は待機であることが分かる。
【0163】
また、図34、図35は、参加人数6人に応じたゲームプランが示されたテンプレート41D,41Eの一例を示した図である。
テンプレート41Dには、男性参加者4人(識別情報M1〜M4)、女性参加者2人(識別情報W1,W2)に応じたゲームプランが示され、テンプレート41Eには、男性参加者2人(識別情報M1,M2)、女性参加者4人(識別情報W1〜W4)に応じたゲームプランが示されている。
図31〜図33に示したテンプレート41A〜41Cと同様に、説明を容易にするため、埋込場所を破線の枠で示し、埋め込む名前に該当する参加者の識別情報M1〜M4,W1〜W4をその枠内に示している。
【0164】
図36は、実施の形態(3)に係る文書作成示システムの要部を概略的に示したブロック図である。
図中71は文書作成システムを示しており、文書作成システム71はサーバー81、パソコンなどの情報端末装置91、及びインターネットなどの電気通信回線NTを含んで構成されている。
サーバー81、及び情報端末装置91は電気通信回線NTに接続され、サーバー81と情報端末装置91との間で電気通信回線NTを介してデータの送受信ができるようになっている。
【0165】
図37は、サーバー81の要部を概略的に示したブロック図である。サーバー81はCPUを含んで成る中央処理装置82と、制御プログラム83aが記憶されたメインメモリ83と、通信装置84と、テンプレートファイル85と、参加者名管理ファイル86とを含んで構成されている。また、これらは通信バス87を介して接続されている。
【0166】
中央処理装置82は、メインメモリ83中の制御プログラム83aに従って、各種処理を行うようになっている。
また、通信装置84は、電気通信回線NT(図36)に接続され、外部装置(例えば、情報端末装置91(図36))とのデータの送受信を実現するものである。
【0167】
テンプレートファイル85には、ボウリングゲームへの参加人数に対応付けて、ゲームプランを示したテンプレートが記憶されている。
前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられている。
【0168】
次に、サーバー81における中央処理装置82の行う処理動作と、情報端末装置91の行う処理動作とを図38に示したフローチャートに基づいて説明する。
情報端末装置91を操作するユーザー(例えば、フロントにいる係員)によって、サーバー81に対するアクセス操作が行われると、情報端末装置91はサーバー81に対してアクセス処理を行う(ステップS21)。
【0169】
サーバー81は、情報端末装置91からのアクセスを受理すると(ステップS22)、「参加人数選択」画面を構成する画面データG21を情報端末装置91に対して送信する(ステップS23)。
情報端末装置91は、サーバー81からの画面データG21を受信すると(ステップS24)、「参加人数選択」画面(図5)を表示し(ステップS25)、ユーザーにより参加人数の選択がある(すなわち、「参加人数選択」画面上で「4人」などの参加人数選択ボタンがユーザーに押される)と、参加人数を示した選択データをサーバー81に対して送信する(ステップS26)。
【0170】
サーバー81は、情報端末装置91からの選択データ(参加人数)を受信すると(ステップS27)、選択データ(参加人数)を記憶し(ステップS28)、その後、参加人数に応じた「参加者名入力」画面を構成する画面データG22を情報端末装置91に対して送信する(ステップS29)。
【0171】
情報端末装置91は、サーバー81からの画面データG22を受信すると(ステップS30)、「参加者名入力」画面(図6)を表示し(ステップS31)、ユーザーにより参加者の名前の入力がある(すなわち、「参加者名入力」画面上で、名前が入力されて、「決定」が押される)と、参加者の名前を示した入力データをサーバー81に対して送信する(ステップS32)。
【0172】
サーバー81は、情報端末装置91からの入力データ(参加者名)を受信すると(ステップS33)、参加者名それぞれに識別情報P1,P2,…を付与して、入力データ(参加者名)を参加者名管理ファイル86へ登録する(ステップS34)。
例えば、参加人数が4人であり、図6に示したような「参加者名入力」画面上において、上から順に「太郎」、「次郎」、「三郎」、「四郎」と入力された場合、「太郎」に識別情報P1が付与され、「次郎」に識別情報P2が付与され、「三郎」に識別情報P3が付与され、「四郎」に識別情報P4が付与される。
図7は、参加者名管理ファイル86に参加者名が登録されている形態の一例を示した図である。
【0173】
次に、サーバー81は、参加者の人数に応じて、テンプレートファイル85からテンプレートを読み出す(ステップS35)。
例えば、参加者の人数が4人の場合、図2に示したようなテンプレート11が読み出される。
【0174】
その後、サーバー81は、識別情報P1,P2,…に基づいて、読み出したテンプレートに設けられている埋込場所に、対応する参加者名を埋め込み(ステップS36)、テンプレートの埋込場所に、参加者名を埋め込むことによって作成された文書を含む画面データG23を情報端末装置91に対して送信する(ステップS37)。
例えば、参加者の人数が4人である場合、テンプレート11(図2)に設けられている埋込場所B1〜B24に参加者の名前が埋め込まれることになる。
【0175】
情報端末装置91は、サーバー81からの画面データG23を受信すると(ステップS38)、テンプレートの埋込場所に参加者の名前を埋め込むことによって作成された文書を含む画面を表示する(ステップS39)。
図8は、テンプレート11の埋込場所B1〜B24に参加者の名前を埋め込むことによって作成された文書の一例を示した図であり、図中21は文書を示している。
【0176】
このように、上記実施の形態(3)に係る文書作成システムにおいても、上記実施の形態(1)又は(2)に係る文書作成システムと同様に、ゲーム本来の楽しみである、スコアを競う楽しさを向上させるゲームプランを提示する文書を作成することができる。
また、情報端末装置91は、既存のパソコンなどで良いので、利用範囲を簡単に広げることができる。
【0177】
なお、上記実施の形態(1)〜(3)に係る文書作成システムは、本発明に係る文書作成システム、本発明に係る文書作成方法を採用したシステムに対応し、また本発明に係る文書作成プログラムを採用したシステムに対応するものである。
【0178】
また、ここまでボウリングゲームを例に挙げて説明しているが、本発明に係る文書作成システム、文書作成方法、及び文書作成プログラムは、ボウリングゲームに限定されるものではなく、チーム戦を楽しめるその他のゲームに使用しても良く、例えば、ダーツゲームに使用した場合にも、ボウリングゲームに使用した場合と同様に、楽しさを向上させることができる。
【符号の説明】
【0179】
1,31,71 文書作成システム
2,32,82 中央処理装置
3,33,83 メインメモリ
3a,33a,83a 制御プログラム
4 表示装置
4a 表示パネル
5,35,85 テンプレートファイル
6,86 参加者名管理ファイル
7 プリンタ
8,87 通信バス
11,11A〜11D,41,41A〜41E テンプレート
12,42 ゲームプラン
21,51 文書
81 サーバー
84 通信装置
91 情報端末装置
B1〜B24,B31〜B66 埋込場所
C1〜C4,C11〜C14 競技内容
D1〜D4,D11〜D16 計算式
E_ac1〜E_ac4,E_ac11〜E_ac16 参加者総得点記入欄
E_nm1〜E_nm4 参加者名記入欄
E_nmM1〜E_nmM3,E_nmW1〜E_nmW3 参加者名記入欄
E_sc1〜E_sc25 ゲーム得点記入欄
N1〜N25 符号
OP 演算子

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゲームへの参加人数に対応付けて、それに応じたゲームプランを示したテンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段を用いて、
参加者の人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成するための文書作成システムであって、
前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、
チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、
前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、
該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定され、
さらに、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置され、
登録された参加者に前記識別情報を付与する識別情報付与手段と、
参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すテンプレート読出手段と、
前記識別情報に基づいて、読み出した前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む参加者名埋込手段と、を備えていることを特徴とする文書作成システム。
【請求項2】
前記ゲームプランは、性別を加味したものであり、
前記テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、前記テンプレート記憶手段に記憶され、
前記識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成され、
前記識別情報付与手段は、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与するものであり、
前記テンプレート読出手段は、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すものであることを特徴とする請求項1記載の文書作成システム。
【請求項3】
前記ゲームプランには、チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも2ラウンド分含まれているものが存在し、
これら競技内容間で、異なるチームの編成を示すものが存在するように、前記埋込場所に前記識別情報が設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の文書作成システム。
【請求項4】
前記テンプレートには、各ゲームでの得点を記入するためのゲーム得点記入欄が存在することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の文書作成システム。
【請求項5】
前記テンプレートには、前記ゲーム得点記入欄を示す符号と、
各参加者の総得点を記入するための参加者総得点記入欄と、が存在し、
さらに、前記参加者総得点記入欄内又はその付近に、
前記ゲーム得点記入欄を示す符号と演算子とを用いた、その参加者の総得点を決定する計算式が存在することを特徴とする請求項4記載の文書作成システム。
【請求項6】
ゲームへの参加人数に対応付けて、それに応じたゲームプランを示したテンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段を用いて、
参加者の人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成するためのコンピュータによる文書作成方法であって、
前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、
チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、
前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、
該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定され、
さらに、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置され、
登録された参加者に前記識別情報を付与する工程と、
参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出す工程と、
前記識別情報に基づいて、読み出した前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む工程と、を有していることを特徴とする文書作成方法。
【請求項7】
前記ゲームプランは、性別を加味したものであり、
前記テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、前記テンプレート記憶手段に記憶され、
前記識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成されたものであり、
登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与し、
参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すことを特徴とする請求項6記載の文書作成方法。
【請求項8】
ゲームへの参加人数に応じたゲームプランが表示された文書を作成するためにコンピュータを、
ゲームへの参加人数に対応付けて、それに応じたゲームプランを示したテンプレートが記憶されたテンプレート記憶手段として機能させるものであって、
前記ゲームプランには、ラウンド毎に設定された競技内容が存在し、
チーム戦を示す前記競技内容が少なくとも1ラウンド分含まれ、
前記競技内容を表示する領域には、登録された参加者の名前を埋め込むための埋込場所が設けられ、
該埋込場所に埋め込む名前は、参加者を識別するための識別情報で設定され、
さらに、チーム戦を示す前記競技内容を表示する領域では、チーム編成を示すために、複数の前記埋込場所が関連付けて配置され、
前記コンピュータを、
登録された参加者に前記識別情報を付与する識別情報付与手段、
参加者の人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すテンプレート読出手段、及び
前記識別情報に基づいて、読み出した前記テンプレートに設けられている前記埋込場所に、対応する参加者名を埋め込む参加者名埋込手段、として機能させる文書作成プログラム。
【請求項9】
前記ゲームプランは、性別を加味したものであり、
前記テンプレートは、ゲームへの参加者の男人数及び女人数に対応付けて、前記テンプレート記憶手段に記憶され、
前記識別情報は、参加者の男女を区別するための性別情報を含んで構成され、
前記識別情報付与手段は、登録された参加者の性別に応じて、参加者に前記識別情報を付与し、
前記テンプレート読出手段は、参加者の男人数及び女人数に応じて、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを読み出すことを特徴とする請求項8記載の文書作成プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【公開番号】特開2011−255115(P2011−255115A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−134501(P2010−134501)
【出願日】平成22年6月11日(2010.6.11)
【出願人】(708004050)