説明

文章素材添付投稿方法、サービスサーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

【課題】文章素材添付投稿方法、サービスサーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】サービスサーバにより実行される文章素材添付投稿方法であって、前記サービスサーバにより、(a)端末機の情報格納媒体リーダ部により獲得された文章素材媒介情報を受信し、(b)受信した前記文章素材媒介情報にマッチする文章素材情報を抽出して前記端末機に伝送し、(c)前記端末機から伝送される、前記文章素材情報が添付された掲示物を受信し、受信した前記掲示物を投稿すること、を含むことを特徴とする文章素材添付投稿方法が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文章素材添付投稿方法、サービスサーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、より詳細には、情報格納媒体から文章素材媒介情報を獲得し、獲得された文章素材媒介情報にマッチする文章素材情報の提供をサービスサーバから受けて、文章素材が添付された掲示物を投稿することができる方法、サービスサーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術の発達と大衆化に伴い、サイバースペースと個人の私生活が益々密接な関連性を有するようになってきた。これにより、多くのユーザがサイバースペースを利用して自分の考え、知識、意見、日常生活の出来事などを記録し、他のユーザと交流することにより、自分の関心事と個性を表現している。このような傾向に応じて、ユーザに個人のサイバースペースを提供し、提供されたスペース内でユーザ及びユーザと一連の関係を有する人々が意見を交流し、自分を表現することができるブログなどの様々な種類のサービス(以下、「ブログ」と総称する)が開発されて提供されている。ブログ(blogまたはweb log)とは、ウェブ(web)とログ(log)とを組み合わせた用語であり、ユーザが持っている感情や普段考えていること、知らせたいと思う意見や主張などを、ウェブで日記のように書き込んで、他の人が読むことができるように公開している文章の集まりである。ユーザは、自分のブログを介して自分が所望する内容の掲示物を作成して投稿することにより、サイバースペース内で世の中とコミュニケーションし、自分を表現している。このようなブログサービスにおいて、掲示物の作成をより容易にするための多様な種類のサービスが開発されている。特に、ユーザが掲示物に添付したい多様な種類のコンテンツをデータベースに構造化して格納し、ユーザが所望するコンテンツをユーザに提供して、掲示物に挿入できるようにするサービス(以下「文章素材添付」サービス)が提供されている。
【0003】
一方、スマートフォンなどの携帯用情報通信機器の発達に伴い、上述のようなサイバースペースの関係の重要性が徐々に拡大しており、これにより、携帯用情報通信機器を中心に、意見と情報をリアルタイムで登録/交換することができるツイッター(twitter)、ミートゥデイ(me2day)などのマイクロブログサービスが開発されて提供され、活性化されている。特に、このようなマイクロブログの場合、モバイル環境特性のため、掲示物の文字数を制限することが一般的であり、上述のような文章素材添付サービスの重要性と活用度が徐々に増加している傾向にある。
【0004】
しかし、このような携帯用情報通信機器を用いて、ブログまたはマイクロブログで上述のような文章素材添付サービスを利用しようとする場合、書き込みや検索が相対的に容易ではないモバイル環境特性のため、ユーザが携帯用情報通信機器を用いて文章素材データベースを検索し、所望する文章素材を探して自分が作成した掲示物に挿入して投稿することが難しく、不便であるという問題点があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国公開特許第2012―0005781号公報
【特許文献2】韓国公開特許第2009―0028617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的の一つは、情報格納媒体に格納されている情報を用いて、ユーザが書き込もうとする文章の対象に関する情報を自動で検索/提供することができる文章素材添付投稿方法、サービスサーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0007】
本発明の他の目的は、ユーザが掲示物を作成するために情報格納媒体に格納されている情報を用いるにあたり、文章素材媒介情報と文章素材情報とを分離することにより、セキュリティ性を向上させることができる文章素材添付投稿方法、サービスサーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【0008】
本発明のさらに他の目的は、文章素材または文章素材が添付された掲示物をユーザが知人と共有することができる文章素材添付投稿方法、サービスサーバ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記のような本発明の目的を果たし、後述する本発明の特有の効果を果たすための本発明の特徴的な構成は以下のとおりである。
【0010】
本発明の一実施形態によると、サービスサーバにより実行される文章素材添付投稿方法であって、前記サービスサーバにより、(a)端末機の情報格納媒体リーダ部により獲得された文章素材媒介情報を受信し、(b)受信した前記文章素材媒介情報にマッチする文章素材情報を抽出して前記端末機に伝送し、(c)前記端末機から伝送される、前記文章素材情報が添付された掲示物を受信し、受信した前記掲示物を投稿すること、を含むことを特徴とする文章素材添付投稿方法が提供される。
【0011】
本発明の他の一実施形態によると、文章素材添付投稿の機能を提供するサービスサーバであって、端末機から伝送される情報格納媒体リーダ部により獲得された文章素材媒介情報を受信し、受信した前記文章素材媒介情報にマッチする文章素材情報を抽出して前記端末機に伝送し、前記端末機から伝送される、前記文章素材情報が添付された掲示物を受信して投稿することを特徴とするサービスサーバが提供される。
【発明の効果】
【0012】
上述したように、本発明によると、情報格納媒体に格納されている情報を用いて、ユーザが書き込もうとする文章の対象に関する情報を自動で検索/提供することができるという効果がある。
【0013】
また、本発明によると、NFCなどの今後普遍/常用化される近距離通信手段を用いて、メーカー及び商品に関する洗練された情報をユーザの意見とともに便利且つ迅速に知人に提供することができるという効果がある。
【0014】
さらに、本発明によると、ユーザが掲示物を作成するために情報格納媒体に格納されている情報を用いるにあたり、文章素材媒介情報と文章素材情報とを分離することにより、セキュリティ性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の好ましい一実施形態による全体システムを概略的に示した図面である。
【図2】本発明の好ましい一実施形態による端末機の詳細構成を示した図面である。
【図3】本発明の好ましい一実施形態による端末機により実行される文章素材添付投稿の過程を示したフローチャートである。
【図4A】本発明の好ましい一実施形態による文章素材情報が添付された掲示物の作成インタフェースの例示図である。
【図4B】本発明の好ましい一実施形態による作成が完了した文章素材が添付された掲示物の例示図である。
【図4C】本発明の好ましい実施形態による文章素材がクリックされた場合に表示される画面の例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
後述する本発明についての詳細な説明は、本発明が実施できる特定の実施形態を例示として示す図面を参照する。これらの実施形態は、当業者が本発明を十分に実施することができるように詳細に説明される。本発明の多様な実施形態は、互いに異なるが、相互排他的な必要はないことを理解すべきである。例えば、ここに記載されている特定の形状、構造及び特徴は、一実施形態に関連して本発明の思想及び範囲を外れずに他の実施形態に具現されることができる。また、それぞれの開示された実施形態内の個別構成要素の位置または配置は、本発明の思想及び範囲を外れずに変更されることができることを理解すべきである。従って、後述する詳細な説明は限定的な意味で扱うものでなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならば、その請求範囲が主張するものと均等な全ての範囲と共に、請求範囲によってのみ限定される。図面において、類似の参照符号は、様々な側面にわたって同一または類似の機能を示す。
【0017】
以下、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が本発明を容易に実施できるように、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
[本発明の好ましい実施形態]
本発明の実施形態において、「文章素材(文章素材情報)」という用語は、ユーザが作成しようとする文章の主題、内容と係る情報を意味するものであり、「文章素材添付」とは、ユーザが選択した文章素材情報をユーザが作成した掲示物に挿入または添付することを意味する。
【0019】
また、「文章素材媒介情報」という用語は、文章素材情報自体でなく、文章素材情報を識別するための媒介情報を意味する。
【0020】
また、「近距離無線通信機能」という用語は、ジグビー、ブルートゥース、RFID(NFC)など、近距離で無線でデータを通信するための一連の装置とプロトコルとを総称するものであり、接触式または非接触式無線通信を全て含む概念である。
【0021】
全体システムの構成
図1は本発明の好ましい一実施形態による全体システムを概略的に示した図面である。以下、図1を参照して本発明による全体システムについて詳細に説明する。
【0022】
図1に図示されたように、本発明による全体システムは、情報格納媒体110と、端末機120と、通信網130と、サービスサーバ140と、を含んでもよい。
【0023】
本発明の好ましい一実施形態による情報格納媒体110は、所定の情報を格納することができる機能を有する媒体であり、特定の対象に対する文章素材媒介情報(metadata)を格納する。このような情報格納媒体110として、通信機能を備えていない情報格納媒体(バーコード、QRコード(登録商標)など)、通信機能を備えた情報格納媒体(ジグビー装置、ブルートゥース装置、RFID Tag(以下、「NFCタグ(NFC Tag)」)が全て利用可能である。
【0024】
特に、NFC(Near Field Communication)とは、近距離(約10cm)以内の距離で無線機器が互いに通信できる通信規格を意味し、13.56MHz帯域を利用して、ISO 14443、ISO 15693、ISO 18092、ISO 21481規約に従う。NFC端末機とは、このようなNFC規格に従うRFIDタグとRFIDリーダとが搭載された端末機を意味する。NFCリーダが備えられたスマートフォンにおいて、USIM(Universal Subscriber Identity Module)がRFIDタグの機能を果たす。
【0025】
以下、説明の便宜のために、本発明による情報格納媒体110としてNFCタグ110を用いた実施形態を中心に説明するが、これに限定されないということは当業者において自明である。
【0026】
本発明による情報格納媒体110には、情報格納媒体110が付けられた物(本、レコード、商品など)または情報格納媒体110が設置された場所(映画館、劇場、食堂、店舗など)に係わる文章素材情報を識別することができる文章素材媒介情報が格納されている。以下では、説明の便宜のために、食堂に設置され、該食堂と係わる文章素材情報を識別することができる文章素材媒介情報を格納している情報格納媒体110を利用した実施形態を中心に説明するが、これに限定されるものではない。
【0027】
より好ましく、本発明による情報格納媒体110には、複数の文章素材媒介情報が格納されるように構成されてもよい。表1は、A食堂100に設置されたNFCタグに格納される文章素材媒介情報の構成例である。
【0028】
【表1】

【0029】
表1に示した内容中、実際に情報格納媒体110に格納される内容は文章素材媒介情報であり、文章素材情報は、後述するサービスサーバ140の文章素材データベース142に構造化されて格納されている。情報格納媒体110に文章素材情報自体を格納せず、文章素材媒介情報を格納するように構成することにより、NFCタグなどの小さい格納容量を有する媒体を本発明による情報格納媒体として用いることができると共に、複数の文章素材媒介情報を格納してユーザに提供できるという利点を期待することができる。また、文章素材媒介情報と文章素材情報とを分離して構成することにより、ユーザの個人領域と共通領域との間の情報秘匿が可能となり、セキュリティ性を向上させることができるという効果を期待することができる。
【0030】
一方、上述のように複数の文章素材媒介情報が情報格納媒体110に格納されるように構成された実施形態において、文章素材媒介情報は、文章素材媒介情報に対応する文章素材情報に関する簡略情報を含むように構成されてもよい。このような簡略情報を用いて、端末機は複数の文章素材媒介情報夫々に含まれた媒介情報毎の簡略情報を出力し、ユーザは、出力された簡略情報を用いて複数の文章素材媒介情報のうち自分が所望する文章素材情報に対する文章素材媒介情報のみを選択してサービスサーバ140に伝送することにより、所望する文章素材情報の提供を受けることができる。
【0031】
本発明による端末機120は、情報格納媒体110に格納されている文章素材媒介情報を獲得し、獲得した文章素材媒介情報をサービスサーバ140に伝送して該文章素材媒介情報に対応する文章素材情報の提供を受けて、ユーザの操作により入力される内容と提供された文章素材情報とを用いて、文章素材情報が添付された掲示物を生成して投稿する機能を実行する。
【0032】
このような機能を実行するために、端末機120は、情報格納媒体110に格納されている情報を獲得することができる情報獲得手段を備えなければならない。即ち、情報格納媒体110がバーコードである場合はバーコードリーダを備えなければならず、情報格納媒体110がQRコード(登録商標)である場合は撮像手段を備えなければならず、情報格納媒体110がブルートゥース装置である場合はブルートゥース通信手段を備えなければならず、情報格納媒体110がNFCタグである場合はNFCリーダを備えなければならない。以上で、情報格納媒体110がNFCタグを用いて具現される実施形態を中心に説明したため、以下では端末機120はNFCリーダを備えた端末機であると仮定して説明する。また、本発明による端末機120は、通信網130を介してサービスサーバ140とデータ通信を実行しなければならないため、それに適した通信部204が備えられる。また、本発明による端末機120には、端末機120を構成する各部を制御して上述のような機能を実行するためのアプリケーションが設置されてもよい。
【0033】
即ち、本発明による端末機120は、情報格納媒体110から情報を獲得することができる情報獲得手段と通信網を介したデータ通信機能とを備え、構成各部を制御して上述のような機能を遂行するためのアプリケーションが設置された個人用情報通信機器を意味する。従って、多様な種類の情報通信機器のうち、ノート型パソコン、パームトップ(palmtop)コンピュータ、個人携帯情報端末(personal digital assistant:PDA)、ウェブパッド、スマートフォンを含む移動通信端末機などのように、メモリ手段を備え、マイクロプロセッサを搭載して演算能力を備えたデジタル機器であれば、本発明による端末機120として採用されることができる。以下では、端末機120がNFCリーダを備えたスマートフォンを用いて具現された実施形態を中心に説明する。
【0034】
上述のような端末機120の詳細な構成と機能については、図2を参照して後述する。
【0035】
本発明によるサービスサーバ140は、ユーザにブログ及び/またはマイクロブログなどのSNS(Social Network Service)を提供するサーバであり、「文章素材添付」サービスを提供するための文章素材データベース142と、SNSサービスを提供するための掲示物データベース144と、を備えている。このようなSNSサービス及び文章素材添付サービスの機能自体は、既に公知された技術を採用しているため、以下では公知された部分を除き、本発明による特徴的な構成と機能を中心に説明する。
【0036】
まず、本発明によるサービスサーバ140は、端末機120に設置され、端末機120の構成各部(情報格納媒体リーダ部、通信部、格納部など)を制御することにより、ユーザの操作により文章素材添付投稿の機能を実行するように構成された上述のようなアプリケーションを端末機120に提供するように構成されてもよい。この際、より好ましくは、本発明によるサービスサーバ140から端末機120に提供されるアプリケーションは、図2を参照して後述する掲示物作成部202を含んで構成される。
【0037】
文章素材データベース142には、所定基準に従って分類されて格納される多数の文章素材情報が構造化されて格納されている。例えば、複数の文章素材情報は、音楽、商品、百科事典、天気、人物、地図、お勧めのレストランなどの分類カテゴリに従って分類され、文章素材データベース142に格納されてもよい。
【0038】
また、本発明によるサービスサーバ140は、文章素材データベース142に格納された文章素材情報と文章素材媒介情報との関係を示すマッチングテーブルを格納するように構成される。即ち、サービスサーバ140は、端末機120から伝送される文章素材媒介情報を受信し、マッチングテーブルを参照して、受信された文章素材媒介情報に対応する文章素材情報を抽出して端末機120に伝送する。この際、上述したように、端末機120から複数の文章素材媒介情報が伝送される場合、サービスサーバ140は、各文章素材媒介情報に対応する複数の文章素材情報を抽出して端末機120に伝送する。
【0039】
一方、本発明によるサービスサーバ140は、端末機120から伝送された文章素材媒介情報にマッチされて抽出される文章素材情報と同様の文章素材情報を用いて作成された掲示物を検索した後、検索された掲示物リストを抽出された文章素材情報とともに端末機120に伝送するように構成されてもよい。掲示物リストを生成するにあたり、サービスサーバ140は、端末機120のユーザの知人と登録されたユーザの掲示物が存在する場合、該掲示物を掲示物リストの上端にリストするように構成されることがより好ましい。
【0040】
このような方式でサービスサーバ140が構成される場合、ユーザは端末機120を利用して、同様の文章素材情報を用いて作成された他のユーザの掲示物を確認した後、自分が作成しようとする掲示物に他のユーザの掲示物の内容を添付したり、または自分が作成した掲示物を他のユーザの掲示物の下位掲示物(コメントなど)として投稿することができる。このような機能を実行するために、本発明によるサービスサーバ140は、端末機120から掲示物リストに含まれた特定掲示物の情報が要請されると、掲示物データベース144から該当掲示物の情報を抽出して端末機120に伝送する。また、端末機120からユーザの操作により生成された掲示物が伝送される場合、特定掲示物に対するコメントとして投稿しようとする情報が含まれている場合、受信された掲示物をユーザが選択した特定掲示物のコメントとして投稿する。
【0041】
また、サービスサーバ140は、端末機120から伝送される文章素材情報が添付された掲示物を受信し、掲示物データベース144に格納すると同時に、該当ユーザのブログ及び/またはマイクロブログに該当掲示物を投稿する。この際、実施形態の構成によって、端末機120から伝送される掲示物は、文章素材情報の代わりに最初に獲得されて選択された文章素材媒介情報が添付されるように構成されてもよい。即ち、端末機120から伝送される掲示物には文章素材媒介情報のみが添付されており、これを受信したサービスサーバ140が、添付された文章素材媒介情報にマッチする文章素材情報を文章素材データベース142から抽出して、受信された掲示物に添付した後、該当掲示物を投稿するように構成されてもよい。
【0042】
一方、発明の構成によって、本発明によるサービスサーバ140は、一つの端末機120から伝送される掲示物情報に複数のユーザ識別情報(各ユーザに対する識別情報(ID、電話番号など)または各ユーザのブログ及び/またはマイクロブログを識別できる情報(ブログアドレスなど))が付加されている場合、受信された掲示物を識別情報に対応する各ユーザのブログ及び/またはマイクロブログに夫々投稿する機能をさらに実行するように構成されてもよい。
【0043】
また、本発明の一実施形態によると、通信網130は、有線及び無線などのような通信形態を問わず構成されてもよく、パーソナルエリアネットワーク(PAN;Personal Area Network)、ローカルエリアネットワーク(LAN;Local Area Network)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN;Metropolitan Area Network)、広域ネットワーク(WAN;Wide Area Network)など、多様な通信網で構成されてもよい。
【0044】
文章素材添付投稿の機能を備えた端末機の構成
図2は本発明の好ましい一実施形態による端末機の詳細構成を示した図面である。図2を参照して、本発明による文章素材添付投稿の機能を備えた端末機について詳細に説明する。
【0045】
図2に示されたように、本発明による端末機120は、情報格納媒体リーダ部200と、掲示物作成部202と、通信部204と、格納部206と、USIM部208と、を含んでもよい。
【0046】
情報格納媒体リーダ部200は、接触式または非接触式で、情報格納媒体110に格納された文章素材媒介情報を獲得する。図2に示された実施形態の場合、NFCリーダ部200を用いて情報格納媒体リーダ部200が構成されており、以下、NFCリーダ部200を含む端末機120を説明する。勿論、上述のように、情報格納媒体リーダ部200は情報格納媒体110の種類に応じて適切に選択されることができる。
【0047】
本発明によるNFCリーダ部200は、NFCリーダ自体(即ち、NFCチップとアンテナ)と、NFCリーダとUSIM部208のデータ入出力を制御するための制御部との機能を包括する概念である。
【0048】
本発明による掲示物作成部202は、NFCリーダ部200により獲得した文章素材媒介情報をサービスサーバ140に伝送して該文章素材媒介情報に対応する文章素材情報を要請し、サービスサーバ140から伝送される文章素材媒介情報とマッチする文章素材情報を受信/格納するように構成される。また、掲示物作成部202は、受信した文章素材情報を含む掲示物作成インタフェースを出力し、掲示物作成インタフェースを介して入力された内容と文章素材情報とを用いて文章素材情報が添付された掲示物を生成して、サービスサーバ140に伝送する。また、実施形態の構成によって、本発明による掲示物作成部202は、ユーザの操作により生成される掲示物に、文章素材情報自体でなく該文章素材情報に対応する文章素材媒介情報を添付するように構成されてもよい。このような本発明による掲示物作成部202は、アプリケーションとして本発明によるサービスサーバ140から端末機(情報格納媒体リーダ部200及び通信部204を備える)に提供/設置されて動作するように構成されてもよい。
【0049】
このような機能を実行するために、掲示物作成部202は、UI生成手段(図示せず)、掲示物生成手段(図示せず)、NFCリーダ部制御手段(図示せず)、通信部制御手段(図示せず)を含んでもよい。
【0050】
一方、上述したように、NFCタグ110に複数の文章素材媒介情報が格納されており、各文章素材媒介情報が文章素材に関する簡略情報(対応する文章素材の種類など)を含むように構成される場合、掲示物作成部202は、獲得した簡略情報を用いてユーザに利用可能な文章素材情報リストを出力し、ユーザが選択した文章素材情報に対する文章素材媒介情報をサービスサーバ140に伝送するように構成されてもよい。即ち、上述の表1に示したように、掲示物作成部202は、例えば、「利用可能な文章素材:1.食堂紹介文章素材、2.食堂位置文章素材、3.メニュー1に対する文章素材、4.メニュー2に対する文章素材、5.メニュー3に対する文章素材、6.天気文章素材、7.交通文章素材」などの利用可能な文章素材情報リストを生成して出力し、ユーザの操作により選択された文章素材媒介情報のみをサービスサーバ140に伝送する。例えば、ユーザが上述のリストのうち1番と4番を選択した場合、掲示物作成部202は、1番に該当する「A−1111」という文章素材媒介情報と4番に該当する「A−4444」という文章素材媒介情報とをサービスサーバ140に伝送し、「A−1111」という文章素材媒介情報に対応するA食堂紹介文章素材情報と「A−4444」という文章素材媒介情報に対応するA食堂のメニュー2に対する文章素材情報とをサービスサーバ140から受信して、ユーザに提供するように構成される。勿論、掲示物の作成過程でユーザが受信した文章素材情報のうち一部を除外したり、または選択していない文章素材媒介情報を追加的に選択して対応する文章素材情報を受信して掲示物に挿入するように構成されてもよい。
【0051】
一方、上述したように、NFCタグ110に複数の文章素材媒介情報が格納されており、各文章素材媒介情報が文章素材に関する簡略情報(対応する文章素材の種類など)を含まないように構成される実施形態について説明する。この実施形態において、各文章素材媒介情報に対応する文章素材に関する簡略情報がないため、掲示物作成部202は、獲得した文章素材媒介情報がどの文章素材に対する媒介情報であるか判断することができない。従って、掲示物作成部202は、獲得した全ての文章素材媒介情報を一旦サービスサーバ140に伝送し、サービスサーバ140から伝送される全ての文章素材情報を受信、格納する。このような過程が終了した後、掲示物作成部202は、受信した全ての文章素材情報が含まれた掲示物作成インタフェースを生成して出力してユーザに利用可能な文章素材情報を表示し、これを確認したユーザの操作により選択された特定文章素材情報のみを掲示物に挿入するように構成される。表1の例において、掲示物作成部202は、獲得した全ての文章素材媒介情報(「A−1111」、「A−2222」、「A−3333」、「A−4444」、「A−5555」、「aaaa」、「bbbb」)をサービスサーバ140に伝送し、サービスサーバ140から伝送される全ての文章素材情報(「A食堂紹介文章素材情報」、「A食堂位置文章素材情報」、「A食堂のメニュー1に対する文章素材情報」、「A食堂のメニュー2に対する文章素材情報」、「A食堂のメニュー3に対する文章素材情報」、「天気文章素材情報」、「交通文章素材情報」)を受信して出力する。ユーザは、端末機を利用して、出力される文章素材情報の内容を確認し、掲示物に添付しようとする文章素材情報を選択して、これにより選択された文章素材情報が掲示物作成部202によって掲示物に挿入/添付される。例えば、ユーザが「A食堂紹介文章素材情報」、「A食堂位置文章素材情報」を選択した場合、該当文章素材情報のみがユーザが作成する掲示物に挿入される。
【0052】
一方、上述のように構成される実施形態、即ち、サービスサーバ140が同様の文章素材情報を用いて作成された他のユーザの掲示物に対する掲示物リストをともに伝送するように構成された実施形態において、端末機120は、受信した文章素材情報と掲示物リストとを表示する。端末機120に表示される掲示物リストを確認したユーザが特定掲示物を選択する場合、端末機120は、サービスサーバ140に選択された特定掲示物に関する情報を要請し、サービスサーバ140から伝送される特定掲示物に関する情報を受信して表示する。このような方式で実施形態が構成される場合、ユーザは、掲示物を作成した後、自分が作成した掲示物を特定掲示物の下位掲示物(コメントなど)として登録するための要請を入力することができ、このような要請が入力されると、端末機120は、生成された掲示物とともに特定掲示物に対する下位掲示物として生成掲示物を登録させるための要請を、生成された掲示物とともにサービスサーバ140に伝送する。これにより、サービスサーバ140は、要請に含まれた特定掲示物に対する下位掲示物として生成された掲示物を登録する。
【0053】
一方、本発明による端末機120が上述のように近距離通信機能を備えた場合、本発明による掲示物作成部202は、このような近距離通信機能を利用して、獲得した文章素材媒介情報または受信した文章素材情報または作成した掲示物を近距離の他のユーザ(同様の近距離通信機能を備えた他の端末機120bを用いる他のユーザ)と共有するように構成されてもよい。特に、NFC技術を採用する場合、装置間のペアリングが必須に要求されるブルートゥースなどの技術と異なって、複雑な手順を行うことなく端末機間の認識とデータ通信が可能であるという利点を期待することができる。従って、ユーザが共有機能を選択すると、掲示物作成部202は、NFCリーダ部200を制御して近距離(即ち、無線データ通信が可能な距離)内の他のユーザの端末機120bを認識し、認識された他のユーザの端末機120bに、ユーザが選択した情報(獲得した文章素材媒介情報または受信した文章素材情報または作成した掲示物)を伝送する。このような機能は、知人とのグループ投稿を可能にするという効果を期待することができる。即ち、知人のうち一人のユーザにより文章素材情報(または媒介情報)が獲得されると、これを知人が共有して、夫々自分が作成する掲示物に添付して夫々自分のブログまたはマイクロブログに投稿することが可能となる。
【0054】
一方、知人のうち、ユーザの端末機120aと同様の近距離通信機能を備えた他の端末機120bを用いる他のユーザが存在する場合、本発明による掲示物作成部202は、知人に対するグループ投稿の機能をさらに実行するように構成されてもよい。即ち、掲示物の作成が完了した後、ユーザがグループ投稿の機能を選択すると、掲示物作成部202は、NFCリーダ部200を制御して近距離(即ち、近距離無線データ通信が可能な距離)内の他のユーザの端末機120bから、グループ投稿を実行するための他のユーザの識別情報を受信する。一方、NFC以外の通信規格(ブルートゥース、WiFiなど)を用いる場合、端末機120aは、通信半径内の他のユーザの端末機120bを自動で認識し、認識された他のユーザの端末機のうち特定端末機120bから伝送される他のユーザの識別情報を受信するように構成されてもよい。
【0055】
この際、伝送される他のユーザの識別情報は、該当ユーザのブログ(及び/またはマイクロブログ)を識別できる情報または上述のサービスサーバが該当ユーザを識別できる情報であってもよい。例えば、他のユーザのマイクロブログアドレスを利用するように構成される場合、掲示物作成部202は、他のユーザの端末機120bから他のユーザのマイクロブログアドレスを受信し、作成された掲示物とユーザの識別情報(端末機識別情報、電話番号など)と受信した他のユーザのマイクロブログアドレスをサービスサーバ140に伝送して、サービスサーバ140は、受信したユーザの識別情報に該当するユーザのブログ(マイクロブログ)と他のユーザのマイクロブログとに受信した掲示物を投稿することにより、グループ投稿の機能を実行する。
【0056】
勿論、上述のように構成される実施形態において、端末機120に他のユーザの識別情報が格納されている場合、他のユーザの識別情報の伝送/受信過程は省略されることができる。この場合、掲示物の作成を完了した後、ユーザがグループ投稿の機能を選択すると、掲示物作成部202は、グループ投稿の対象として格納されている(即ち、グループ投稿のための識別情報が格納されている)他のユーザに対するリストを出力し、ユーザの操作により選択された他のユーザに対する識別情報を作成した掲示物とともにサービスサーバ140によりグループ投稿を実行する。
【0057】
文章素材添付投稿方法の例示
図3は本発明の好ましい一実施形態による端末機により実行される文章素材添付投稿の過程を示したフローチャートである。以下、図3を参照して、上述の表1のような実施形態を中心に、本発明による文章素材添付投稿の過程について詳細に説明する。
【0058】
まず、A食堂を訪問したユーザが端末機120をA食堂に設置されたNFCタグ110に近距離無線通信半径内に接近させると、端末機120はNFCタグ110を読み出し、格納された複数の文章素材媒介情報を獲得する(S300)。この際、NFCタグ110は、A食堂内の各テーブル及び/または重要ポイント(入口、カウンターなど)に付けられる形式で設置されてもよい。
【0059】
一方、実施形態の構成によって、このようなS300段階は、ユーザが端末機120に設置されたアプリケーション(掲示物作成アプリケーション)を実行する場合に限って実行されるように構成されてもよい。一方、このようなS300段階が実行される場合、設置されたアプリケーションが自動で実行されるように構成されてもよい。
【0060】
文章素材媒介情報が獲得されると、端末機120は獲得した文章素材媒介情報をサービスサーバ140に伝送する(S302)。上述したように、実施形態の構成によって、獲得した全ての文章素材媒介情報をサービスサーバ140に伝送してもよく、またはユーザが選択した文章素材媒介情報をサービスサーバ140に伝送するように構成されてもよい。
【0061】
サービスサーバ140により、端末機120から伝送された文章素材媒介情報に対応する文章素材情報の検索及び抽出が実行され、サービスサーバ140から文章素材情報が伝送されると、端末機120はサービスサーバ140から伝送された文章素材情報を受信して格納する(S304)。一方、より好ましくは、サービスサーバ140は文章素材媒介情報を受信し、受信した文章素材媒介情報に対応する文章素材情報を抽出すると同時に、抽出した文章素材情報と同様の文章素材に対する掲示物を掲示物データベースから抽出して、文章素材情報とともに関連掲示物リストを端末機120に伝送するように構成されてもよい。この際、端末機120に伝送される掲示物リストは、ユーザの知人として登録された他のユーザが投稿した掲示物が上位に来るように整列されることがより好ましい。このような方式で実施形態が構成される場合、ユーザは、端末機120を利用して、自分が選択した文章素材情報と同様の文章素材に対して他のユーザが投稿した掲示物の内容を確認し、その掲示物に対するコメントの形態で自分が作成した掲示物を登録したり、または該当掲示物を引用する(即ち、該当掲示物の内容を含む)新しい掲示物を作成して投稿することができる。
【0062】
文章素材情報を受信すると、端末機120は、受信した文章素材情報を含む掲示物作成インタフェースをディスプレイ部を介して出力する。図4Aは、本発明の好ましい一実施形態による文章素材情報が添付された掲示物作成インタフェースの例示図である。図4Aに示されたように、本発明による掲示物作成インタフェースは、掲示物の内容を入力する入力窓400と、受信した文章素材情報が表示される文章素材情報表示窓410と、で構成されてもよい。一方、獲得した全ての文章素材媒介情報に対応する全ての文章素材情報を掲示物作成インタフェースに含んでユーザに提供するように構成された実施形態において、各文章素材情報は文章素材情報表示窓410を介して出力され、ユーザはこれを確認して自分が掲示物に添付しようとする文章素材情報を選択することができる。
【0063】
ユーザの操作により入力窓400を介して掲示物の内容が入力された後、ユーザが図4Aに示されたような「登録」ボタンを選択すると、端末機120は、入力窓を介して入力された内容とユーザが選択した文章素材情報とを含む掲示物を生成/格納し(S306)、生成した文章素材情報が添付された掲示物をサービスサーバ140に伝送することにより、文章素材情報が添付された掲示物を投稿する(S308)。一方、上述のようなS308段階で、実施形態の構成によって、文章素材情報の代わりに文章素材媒介情報が添付された掲示物をサービスサーバ140に伝送し、文章素材媒介情報が添付された掲示物を受信したサービスサーバ140が、添付された文章素材媒介情報に該当する文章素材情報をデータベースから抽出してユーザの掲示物に添付することにより投稿が実行されるように構成されてもよい。このような方式で実施形態が構成される場合、通信データ量が減少するとともに、セキュリティ性が向上されるという効果をさらに期待することができる。
【0064】
図4Bは本発明の好ましい一実施形態による、作成が完了した文章素材が添付された掲示物の例示図であり、図4Cは本発明の好ましい実施形態による文章素材がクリックされた場合に表示される画面の例示図である。文章素材情報が添付された掲示物は図4Bのような形式で構成され、掲示物を読む人が文章素材情報アイコン420を選択/クリックすると、図4Cのような文章素材情報が提供される。
【0065】
本発明による実施形態は、多様なコンピュータ手段によって実行されるプログラム命令の形態に具現され、コンピュータ読み取り可能な媒体に記録されることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独に、または組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計及び構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェアの当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピーディスク(登録商標)及び磁気テープなどの磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDなどの光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)などの磁気−光媒体(magneto−optical media)及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのような、プログラム命令を格納及び実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラーによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリターなどを用いてコンピュータによって実行されることができる高級言語コードも含まれる。前記ハードウェア装置は、本発明の動作を行うために一つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も同様である。
【0066】
以上、本発明を具体的な構成要素などのような特定事項と限定された実施形態及び図面を参照して説明したが、これは本発明のより全体的な理解を容易にするために提供されたものにすぎず、本発明は前記実施形態によって限定されず、本発明が属する分野で通常的な知識を有した者であれば、このような記載から多様な修正及び変形が可能である。
【0067】
従って、本発明の思想は前記実施形態に限定されて決まってはならず、特許請求範囲だけでなく、特許請求範囲と均等または等価的に変形された全ては、本発明の思想の範疇に属するとするべきである。
【符号の説明】
【0068】
100 店舗
110 NFCタグ
120a 第1端末機
120b 第2端末機
130 無線通信網
140 サービスサーバ
142 文章素材データベース
144 掲示物データベース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サービスサーバにより実行される文章素材添付投稿方法であって、
前記サービスサーバにより、
(a)端末機の情報格納媒体リーダ部により獲得された文章素材媒介情報を受信し、
(b)受信した前記文章素材媒介情報にマッチする文章素材情報を抽出し、前記端末機に伝送し、
(c)前記端末機から伝送される、前記文章素材情報が添付された掲示物を受信し、受信した前記掲示物を投稿すること、を含むことを特徴とする文章素材添付投稿方法。
【請求項2】
前記情報格納媒体には複数の文章素材媒介情報が格納されていることを特徴とする請求項1に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項3】
前記(b)段階は、文章素材媒介情報と文章素材情報との関係を示すマッチングテーブルを参照して、前記受信した少なくとも一つ以上の文章素材媒介情報にマッチする少なくとも一つ以上の文章素材情報を抽出して前記端末機に伝送することを特徴とする請求項1または2に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項4】
前記(c)段階で受信する前記文章素材情報が添付された掲示物は、ユーザの操作により選択された少なくとも一つ以上の文章素材情報が添付されていることを特徴とする請求項3に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項5】
前記(b)段階は、前記受信した文章素材媒介情報と係わる掲示物情報を検索し、検索された前記掲示物情報に基づいて掲示物リスト情報を生成して前記端末機にさらに伝送することを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項6】
前記掲示物リスト情報は、前記ユーザの知人として登録されたユーザが作成した掲示物が上位リストに来るように整列されて提供されることを特徴とする請求項5に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項7】
前記(b)段階は、前記伝送された掲示物リスト情報のうち、前記端末機から特定掲示物に関する詳細情報が要請される場合、前記特定掲示物情報を抽出して前記端末機にさらに伝送することを特徴とする請求項5または6に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項8】
前記(c)段階で投稿される前記掲示物は、前記特定掲示物のコメントとして投稿されることを特徴とする請求項7に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項9】
前記(c)段階で投稿される前記掲示物は、前記特定掲示物情報を含むことを特徴とする請求項7または8に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項10】
前記(c)段階で受信する前記掲示物は、前記文章素材情報の代わりに前記文章素材媒介情報が添付されることを特徴とする請求項1から9の何れか一つに記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項11】
前記情報格納媒体リーダ部は、近距離無線通信機能を備えていることを特徴とする請求項1から10の何れか一つに記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項12】
前記文章素材添付投稿方法は、
前記端末機の近距離無線通信半径内の他のユーザの端末機に、前記文章素材媒介情報、前記受信された文章素材情報、前記生成された掲示物のうち少なくとも一つ以上を伝送することをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項13】
前記(c)段階は、前記掲示物とともに他のユーザの識別情報をさらに受信し、受信した前記他のユーザの識別情報を利用して、前記受信した掲示物を前記他のユーザのブログまたはマイクロブログにさらに投稿することを特徴とする請求項1から12の何れか一つに記載の文章素材添付投稿方法。
【請求項14】
(a)情報格納媒体から文章素材媒介情報を獲得し、
(b)前記文章素材媒介情報をサービスサーバに伝送し、
(c)前記文章素材媒介情報とマッチする文章素材情報を前記サービスサーバから受信し、
(d)前記文章素材情報が添付された掲示物を前記サービスサーバに伝送して投稿すること、を含む文章素材添付投稿方法。
【請求項15】
請求項1から14の何れか一つの方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項16】
情報格納媒体に格納されている文章素材媒介情報を獲得するための情報格納媒体リーダ部を備えた端末機に設置され、文章素材添付投稿の機能を実行するアプリケーションを端末機に提供するサービスサーバであって、
前記アプリケーションは、
前記情報格納媒体リーダ部を制御して前記情報格納媒体に格納された文章素材媒介情報を獲得し、獲得した前記文章素材媒介情報を前記サービスサーバに伝送して、前記サービスサーバから伝送される前記文章素材媒介情報とマッチする文章素材情報を受信し、前記文章素材情報を含む掲示物作成インタフェースを出力して、前記掲示物作成インタフェースを介して入力された内容と前記文章素材情報を利用して前記文章素材情報が添付された掲示物を生成して前記サービスサーバに伝送する掲示物作成部を含むことを特徴とするサービスサーバ。
【請求項17】
前記情報格納媒体リーダ部は、近距離無線通信機能を備えていることを特徴とする請求項16に記載のサービスサーバ。
【請求項18】
前記掲示物作成部は、前記端末機の近距離無線通信半径内の他のユーザの端末機に、前記文章素材媒介情報、前記受信した文章素材情報、前記生成した掲示物のうち少なくとも一つ以上を伝送することを特徴とする請求項17に記載のサービスサーバ。
【請求項19】
前記掲示物作成部は、前記端末機の近距離無線通信半径内の他のユーザの端末機から伝送される前記他のユーザの識別情報を受信し、受信した前記他のユーザの識別情報を利用して、前記生成された掲示物を前記他のユーザのブログまたはマイクロブログに投稿することを特徴とする請求項17または18に記載のサービスサーバ。
【請求項20】
文章素材添付投稿の機能を提供するサービスサーバであって、
端末機から伝送される情報格納媒体リーダ部により獲得された文章素材媒介情報を受信し、受信した前記文章素材媒介情報にマッチする文章素材情報を抽出して前記端末機に伝送して、前記端末機から伝送される前記文章素材情報が添付された掲示物を受信して投稿することを特徴とするサービスサーバ。
【請求項21】
前記情報格納媒体には複数の文章素材媒介情報が格納されていることを特徴とする請求項20に記載のサービスサーバ。
【請求項22】
前記サービスサーバは、前記文章素材媒介情報と前記文章素材情報との関係を示すマッチングテーブルを参照して、前記受信した少なくとも一つ以上の文章素材媒介情報にマッチする少なくとも一つ以上の文章素材情報を抽出して前記端末機に伝送することを特徴とする請求項21に記載のサービスサーバ。
【請求項23】
前記文章素材情報が添付された掲示物は、ユーザの操作により選択された少なくとも一つ以上の文章素材情報が添付されていることを特徴とする請求項22に記載のサービスサーバ。
【請求項24】
前記サービスサーバは、文章素材情報を含む掲示物を格納する掲示物データベースをさらに含み、
前記サービスサーバは、前記端末機から伝送される前記文章素材媒介情報と係わる掲示物を前記掲示物データベースから検索して掲示物リスト情報を生成し、生成した前記掲示物リスト情報を前記端末機にさらに伝送することを特徴とする請求項20から23の何れか一つに記載のサービスサーバ。
【請求項25】
前記掲示物リスト情報は、前記ユーザの知人として登録されたユーザが作成した掲示物が上位リストに来るように整列されて提供されることを特徴とする請求項24に記載のサービスサーバ。
【請求項26】
前記サービスサーバは、前記端末機から特定掲示物に関する詳細情報が要請される場合、前記掲示物データベースから前記特定掲示物情報を抽出して前記端末機にさらに伝送することを特徴とする請求項24または25に記載のサービスサーバ。
【請求項27】
前記サービスサーバは、前記掲示物を前記特定掲示物のコメントとして投稿することを特徴とする請求項26に記載のサービスサーバ。
【請求項28】
投稿される前記掲示物は、前記特定掲示物情報を含むことを特徴とする請求項26または27に記載のサービスサーバ。
【請求項29】
前記サービスサーバにより受信される前記掲示物は、前記文章素材情報の代わりに前記文章素材媒介情報が添付されることを特徴とする請求項20から28の何れか一つに記載のサービスサーバ。
【請求項30】
前記サービスサーバは、前記掲示物とともに他のユーザの識別情報をさらに受信し、受信した前記他のユーザの識別情報を利用して、前記受信した掲示物を前記他のユーザのブログまたはマイクロブログにさらに投稿することを特徴とする請求項20から29の何れか一つに記載のサービスサーバ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【公開番号】特開2013−30155(P2013−30155A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−106609(P2012−106609)
【出願日】平成24年5月8日(2012.5.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TWITTER
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】