説明

斜め延伸フィルム、斜め延伸方法、偏光板、及び液晶表示装置

【課題】本発明の目的は、フィルムにハードコート層を設けた時に硬度ムラのない斜め延伸フィルム、該斜め延伸フィルムの製造方法、偏光板、及び液晶表示装置を提供するものである。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる長尺のフィルムを、フィルムの長手方向に対して斜交する方向に該フィルムを延伸させることにより作製された斜め延伸フィルムであって、
延伸後のフィルムにおいて、幅手方向のマルテンス硬さの最大値を最小値で除した値が1.00〜1.10であることを特徴とする斜め延伸フィルム。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱可塑性樹脂からなる長尺のフィルムを、フィルムの長手方向に対して斜交する方向に該フィルムを延伸させることにより作製された斜め延伸フィルムであって、
延伸後のフィルムにおいて、幅手方向のマルテンス硬さの最大値を最小値で除した値が1.00〜1.10であることを特徴とする斜め延伸フィルム。
【請求項2】
前記斜め延伸フィルムがハードコート層、またはハードコート層と反射防止層を有することを特徴とする請求項1に記載の斜め延伸フィルム。
【請求項3】
熱可塑性樹脂からなる長尺のフィルムをフィルムの長手方向に対して斜交する方向に該フィルムを延伸させる斜め延伸方法であって、
斜め延伸時のフィルム温度が幅手方向に勾配を持つことを特徴とする斜め延伸方法。
【請求項4】
請求項3に記載の斜め延伸方法であって、
予熱温度または保持温度が幅手方向に勾配を持つことを特徴とする斜め延伸方法。
【請求項5】
偏光子の少なくとも一方の面に請求項1または2に記載の斜め延伸フィルムを積層してなることを特徴とする偏光板。
【請求項6】
請求項5に記載の偏光板を液晶セルの少なくとも一方の面に備えることを特徴とする液晶表示装置。
【請求項7】
前記液晶表示装置が立体画像表示装置であることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−103651(P2012−103651A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−254506(P2010−254506)
【出願日】平成22年11月15日(2010.11.15)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】