説明

断熱パネル構造

【課題】本発明は、オーブンを形成する構造材の外面にマグネットを介して断熱パネル部を取付け、簡単に断熱パネル部を取付けて熱ロスの軽減及び省エネルギーを達成することを目的とする。
【解決手段】本発明による断熱パネル構造は、断熱パネル部(60〜60C)の裏面に設けられマグネットからなるキャッチャ(61)を有し、前記断熱パネル部(60〜60C)は、前記構造材(30)の外面(63,32a)及びドア表側(22a)に対して前記キャッチャ(61)を介して取付けられている構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、断熱パネル構造に関し、特に、オーブンを形成する構造材の外面にマグネットを介して断熱パネル部を取付け、簡単に断熱パネル部を取付けて熱ロスの軽減及び省エネルギーを達成するための新規な改良に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、プラスチックフィルムの横延伸装置は、図6及び図7に示されるように、オーブン1内を入口1aから出口1bに向かって走行する1組の無端状の把持装置2で構成されている。この把持装置2は、図7の多数のクリップ3がチェーン状に連結されて長手の無端状に構成され、各クリップ3はそれぞれに設けられた複数個の走行ローラ3bにより、この把持装置2の走行ループと同様に無端状に配置された1組のレール4に沿って走行可能とされている。このレール4はその曲線部を含む部分あるいは大部分を厚みが1〜3mmの複数枚のスチールベルト4a〜4dを重ね合わせて可撓性を有する構成とされている。すなわち、シート10は、その材質あるいは製品仕様の変化に応じて1組の把持装置2の間隔あるいは拡幅角度を変更する必要があり、この要求を満たすため、配置変更に対応可能な1組のレール4として可撓性のあるスチールベルト4a〜4dが使用されている。
【0003】
このような横延伸装置において、横延伸されるプラスチックフィルムの材質ならびに製品幅及び厚み等の製品仕様が決定されると、従来の経験から各把持装置2の間隔、拡幅位置、拡幅角度等が決定され、各レール4の配置位置が決定され固定される。その後、1組の把持装置2は駆動装置により、間隔の狭いオーブン1の入口側1aの上流から間隔の広いオーブン1の出口1bの下流側へ、そして反転して入口側1aへ無端状に配置された1組のレール4に案内され、同一速度で走行する。
このオーブン1の入口1a側へ帯状の原料としてのシート10が連続供給されると、このシート10はその両側端部を走行する各把持装置2のクリップ3のつめ3aによって順次把持され、オーブン1内を加熱されて拡幅されながら進行し、出口側1bでクリップ3のつめ3aから開放され、次行程へ引き取られて行く。
【0004】
図8は、前述の二軸延伸フィルムの横延伸装置(TD)20を前記オーブン1で覆った状態を示し、図6に対して、入口1aと出口1bが逆向きに示されており、このオーブン1は入口1aから出口1bに向けて複数のユニット21を長手形状に接続されて長手箱状に形成されている。
【0005】
前記オーブン1は、入口1aから出口1bに向けて、予熱A、延伸B、熱処理C及び冷却固定Dの各処理が行われるように構成されている。
前記オーブン1の各ユニット21にはドア及びファンが設けられ、また、冷却ゾーンを除いて、ヒータ23が設けられている。
【0006】
前述のオーブン1は、図9の立体図で示されるように、複数のドア22が設けられ、図9のA−A断面を示す図10において示されるように、鉄骨、軽量鉄骨等の磁性材よりなる構造材30により、壁31(ファン等の補器部材が設けられている)、天井32及びドア22が構成され、ドア22と壁31との間にはシールパッキン34が介装されている。
【0007】
図11は、図9のB−B断面すなわち、各ユニット21の接続面を示す構成であり、構造材30の両側及びその中空内に対して断熱材40が接続及び内蔵され、各ユニット21の合わせ面50の外側に断熱材40が貼り付けられている。
また、断熱材40と金属からなるドア22は、断面材40の段部51との間にシールパッキン52が介在していることにより、断熱性が保たれるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】実開平7−23529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従来の横延伸装置のオーブンは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、オーブンの内部は、max240℃程度に加熱してシートを延伸処理しているため、オーブン内の熱が外部に漏れにくい断熱構造として熱ロスを小さくし、各ユニット毎に温度設定をしている。
【0010】
また、オーブンは、全体が壁構造で、図6で示される大型の機械を覆っているため、壁内の構造材の部分は断熱材がなく、部分的に高温となっている部分がある。
また、オーブンのドア開口部など、金属で構成された部分は、部分的に高温部があり、この高温部の外面は人が触れると極めて危険であった。
また、構造材が用いられている部分は、各ユニットの合わせ面であるが、金属なので温度がよく伝わり、熱くなっていた。
また、開口部のドアなどの周囲はやはり構造材の金属なので高温となり、ドアの開閉にあっては危険であった。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明による断熱パネル構造は、シート横延伸装置を覆うために設けられ、構造材で形成されたオーブンに用いられる断熱パネル部からなる断熱パネル構造において、前記断熱パネル部の裏面に設けられマグネットからなるキャッチャを有し、前記断熱パネル部は、前記構造材の外面及びドア表側に対して前記キャッチャを介して取付けられている構成であり、また、前記構造材の前記外面と前記断熱パネル部の前記裏面との間には、シールパッキンを介して密閉された内部空気層が形成されている構成であり、また、前記断熱パネル部の一端には、L字形部が形成され、前記L字形部を前記構造材の角部の係合部に係合させ、前記断熱パネル部は前記構造材に垂直に位置できる構成であり、また、前記キャッチャのマグネットは、サマリウムコバルト磁石又はアルニコ磁石よりなる構成であり、また、前記断熱パネル部の表面は磁性又は非磁性の外装板で覆われている構成である。
【発明の効果】
【0012】
本発明による断熱パネル構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、シート横延伸装置を覆うために設けられ、構造材で形成されたオーブンに用いられる断熱パネル部からなる断熱パネル構造において、前記断熱パネル部の裏面に設けられマグネットからなるキャッチャを有し、前記断熱パネル部は、前記構造材の外面及びドア表側に対して前記キャッチャを介して取付けられていることにより、簡単に断熱パネルの取付けができ、既設の装置にも適用できて熱ロスの低減及び省エネルギー達成できる。また、断熱パネルの設置が短時間で容易であり、設置コストが安く、外面温度が下がって火傷などしない安全な装置を得ることができる。
また、前記構造材の前記外面と前記断熱パネル部の前記裏面との間には、シールパッキンを介して密閉された内部空気層が形成されていることにより、断熱効果をより一層高めることができる。
また、前記断熱パネル部の一端には、L字形部が形成され、前記L字形部を前記構造材の角部の係合部に係合させ、前記断熱パネル部は前記構造材に垂直に位置できる構成としたことにより、垂直方向の壁にも容易に断熱パネル部を取付けることができる。
また、前記キャッチャのマグネットは、サマリウムコバルト磁石又はアルニコ磁石よりなることにより、250℃以上の高温度でも吸着性能を保つことができる。
また、前記断熱パネル部の表面は磁性又は非磁性の外装板で覆われていることにより、マグネットによる吸着位置が自由となり、構造材に対する断熱パネル部の取付けが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明による断熱パネル構造を用いたオーブンの一部を示す正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】本発明による断熱パネル構造を示す斜視図である。
【図5】本発明による断熱パネル構造の他の形態を示す側面図である。
【図6】従来の横延伸装置を示す概略構成図である。
【図7】図6で用いられるクリップの構成図である。
【図8】図6で示される横延伸装置のオーブンを示す構成図である。
【図9】図8のオーブンを示す斜視図である。
【図10】図9のA−A断面図である。
【図11】図9のB−B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明は、オーブンを形成する構造材の外面にマグネットを介して断面パネル部を取付け、簡単に断面パネルを取付けて熱ロスの軽減及び省エネルギーを達成するようにした断熱パネル構造を提供することを目的とする。
【実施例】
【0015】
以下、図面と共に本発明による断熱パネル構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
また、図6、図8及び図9の横延伸装置の構成については、断熱パネル部の構成以外は同一であるため、本発明の構成に援用するものとする。
【0016】
図1は前述の図9のオーブン1の一部のドア22を有する断熱パネル構造を示すもので、前述の鉄等の磁性材よりなる構造材30によって、一対のドア側部35、天井32及び床部36が構成され、さらに、ドアハンドル37を有するドア22が蝶番38によって一方のドア側部35に開閉自在に設けられている。
【0017】
前記天井32、各ドア側部35及び床部36の構造材30には、断熱パネル部60,60A,60Bが、図2で示されるように、マグネットからなるキャッチャ61を介して磁気吸引されることによって取付けられている。
図2は、図1のA−A断面を示し、前記天井32に設けられた断熱パネル部60は、天井32の外面32aとの間に、前記キャッチャ61の厚さ分に相当する密閉状の内部空気層62が形成されて断熱効果が向上するように構成されている。
【0018】
前記天井32の下部には、構造材30による壁31が接続され、この天井32と壁31の外面63には、断面L字形をなす断熱パネル部60Aがキャッチャ61とシールパッキン52とを介して磁気吸引によって取付けられ、この断熱パネル部60Aの裏面60aと前記外面63との間には密閉状の内部空気層62が形成されている。
尚、前記断熱パネル部60Aは、図2の断面図で示されるように、その一端に断熱パネル部60Aのみで一体に形成されたL字形部64が形成され、このL字形部64は天井32の構造材30の角部よりなる係合部32Aに係合することにより、断熱パネル部60Aが下方のドア22側へ落下することのないように固定される構成である。
【0019】
前記ドア22の表側22aには、前記キャッチャ61とシールパッキン52とを介して断熱パネル部60Bが取付けられて内部空気層62が形成されている。
前記断熱パネル部60Bの一端(上端角部)には、引っ掛け部としてのL字形部64が形成され、このL字形部64は断熱パネル部60Bと舌片64aとにより構成されると共に、このL字形部64は前記構造材30からなるファン(図示せず)付きのドア22の突起部からなる係合部33Aに係合していることによって断熱パネル部60Bがドア22から脱落しないように固定することが出来るように構成されている。
尚、前記ドア22の裏面22bと前記壁31の突起部31aとの間には、シールパッキン52が設けられている。
【0020】
図3は、図1のB−B断面を示しており、従来構成の図11の構成に断熱パネル部60B,60Cをキャッチャ61とシールパッキン52を介して取付けた構成である。
尚、図11と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、ドア22のドア表側22aには、キャッチャ61とシールパッキン52を介して断熱パネル部60Bが取付けられ、構造材30の両側の断熱材40の表側40aにキャッチャ61とシールパッキン52を介して断熱パネル部60Cが取付けられている。
前述の各断熱材40及び各断熱パネル部60,60A,60B,60Cの表面全体は、板状をなす磁性又は非磁性の外装板65で覆われ、キャッチャ61による磁気吸引による取付けができるように構成されている。尚、非磁性の外装板65の場合には、磁性材の金属片(図示せず)を外装板65の当該部分に取付けてキャッチャ61を吸着するように構成している。
【0021】
図4は、本発明による断熱パネル部の一例を示すもので、図2の断熱パネル部60Bの裏面を示す構成と同じもので、前記L字形部64が断熱パネル部60AのL字形部64のように断熱パネル部60Aと一体で曲折されているのではなく、舌片64aと断熱パネル部60Bの上部60Baとによって形成され、この舌片64aは前記外装板65と一体又は別体にて形成されている。
【0022】
図5は、本発明による断熱パネル部60Bの他側を示すもので、図2の断熱パネル部60Bの内部空気層62に相当する位置に追加断熱パネル部60Dを儲けて二重断熱構成としたものであり、L字形部64が断熱パネル部60Bの外表面に設けられている磁性板65と一体又は別体にて形成されている。
尚、図2の断熱パネル部60B及びドア22等と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0023】
尚、前記各断熱パネル部60,60A,60B,60Cはグラスウールに鉄など薄い金属板の磁性板65で覆った構造であるが、アルミニウム、SUS等の非磁性板にキャッチャ61を接着する場合もあり、図4のように、キャッチャ61を周辺と中央部に配置する。
前記キャッチャ61を断熱パネル部60,60A,60B,60Cへ取り付ける断熱パネル部60,60A,60B,60Cは磁性板65が非磁性板である場合には、部分的に磁性材からなる厚い板を取り付けてネジ止めする(図示せず)。
また、断熱パネル部60,60A,60B,60Cの外周はシールパッキン52で内部空気の流失を防いでいる。
このシールパッキン52のシール性は、概略内部空気が容易に出ない構造であれば良い。
また、図1に示すようにドアハンドル37や蝶番38など、突起のある部分は断熱パネル部60,60A,60B,60Cの一部を切り欠き、切り欠いた部分に取付けている。
また、図2のように、外面63や表側22aのように、その垂直面に設置する断熱パネル部60A,60Bは、上端に板状、かぎ形等のL字形部64からなる引っ掛け部が2ケ以上あり、断熱パネル部60A,60Bの自重を支えている。
また、天井面の断熱パネル部60は、落下の心配がないので、L字形部64はない。
尚、磁石は耐熱性のあるサマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石など250℃程度でも吸着性能が下がらない耐熱性のものを使用している。
【0024】
前述の各断熱パネル部60〜60Cの設置作業は、マグネット式のキャッチャ61を用いているため、既設のオーブン1の外面に合わせるだけで設置でき、穴あけ等の作業を要することなく行なうことができる。
従って、この設置作業は短時間で行なうことができると共に、横延伸装置20を運転して、シートの延伸作業中においても行なうことができる。
【0025】
また、本発明の断熱パネル部60〜60Cは、既設のオーブン外壁にさらに断熱パネル部60〜60Cを設置するので全体としてオーブンの断熱性能が向上して断熱パネル部60〜60Cの表面温度は設置前より下がる。
また、引っ掛け部としてのL字形部64があるので、自重を支えることができ、振動などでずれることはない。
また、キャッチャ61の吸着力は1ケあたり10Kg程度あり、横方向にもずれることはない。
また、必要に応じて断熱パネル部60〜60Cの中央部には吸着力5Kg程度のキャッチャ61を使う。
また、必要に応じて、取外しは可能である。
また、断熱パネル部60〜60Cとオーブン1表面の間の内部空気層62は、流動しないので断熱作用があり、オーブン1全体の断熱性能は上がる。
【0026】
また、図5の構成においては、前述のように一対の断熱パネル部60B,60Dを貼り付けているため、空気層はないので図5では、断熱パネル部60Dの外周のシールパッキン52は特に必要ない。
但し、追加の断熱パネル60Dを貼り付けているが多少の空気層は残るのでシールパッキン52を併用すればさらに断熱性能は確実なものになり性能は上がる。
本実施例では、図3のようにオーブン外面全体に断熱パネル部60〜60Dを設けたが、高温部のユニット21のみ、又は、高温壁面など部分的に断熱パネル部60〜60Dを設けてもよい。
断熱パネル部60〜60Dはロックウール、その他の断熱材でもよい。
また、本実施例で既設機への増設工事として例示したが新規設備に適用できることは述べるまでもないことである。
【0027】
従って、本発明による前述の断熱パネル構造を用いることにより、オーブン1内部からの熱ロスを軽減し、省エネを達成することができる。
また、既設のオーブン1に適用でき、かつ、短時間での設置が簡単にできる。従って、設置作業コストが安価である。
また、オーブン全体の外面温度が下がり、作業者の火傷防止となり、安全なオーブン1とすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明による断熱パネル構造は、既存及び新規のオーブンに拘わらず。取付けができ、オーブンの各ユニット毎の断熱状態を調整することができる。
【符号の説明】
【0029】
1 オーブン
1a 入口
1b 出口
2 把持装置
3 クリップ
3b 走行ローラ
4 レール
4a〜4d スチールベルト
10 シート
20 横延伸装置
21 ユニット
22 ドア
22a ドア表側
23 ヒータ
30 構造材
31 壁
31a 突起部
32 天井
32a 外面
32A 角部
22a 表側
33A 突起部
34 シールパッキン
35 ドア側部
36 床部
37 ドアハンドル
38 蝶番
40 断熱材
50 合わせ面
51 段部
52 シールパッキン
60,60A,60B,60C 断熱パネル部
60D 追加断熱パネル部
60a 裏面
61 キャッチャ
62 内部空気層
63 外面
64 L字形部
64a 舌片
64Ba 上部
65 外装板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シート横延伸装置(20)を覆うために設けられ、構造材(30)で形成されたオーブン(1)に用いられる断熱パネル部(60〜60C)からなる断熱パネル構造において、
前記断熱パネル部(60〜60C)の裏面(60a)に設けられマグネットからなるキャッチャ(61)を有し、前記断熱パネル部(60〜60C)は、前記構造材(30)の外面(63,32a)及びドア表側(22a)に対して前記キャッチャ(61)を介して取付けられていることを特徴とする断熱パネル構造。
【請求項2】
前記構造材(30)の前記外面(63)と前記断熱パネル部(60〜60C)の前記裏面(60a)との間には、シールパッキン(52)を介して密閉された内部空気層(62)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の断熱パネル構造。
【請求項3】
前記断熱パネル部(60A,60B)の一端には、L字形部(64)が形成され、前記L字形部(64)を前記構造材(30)の角部の係合部(32A,33A)に係合させ、前記断熱パネル部(60A,60B)は前記構造材(30)に垂直に位置できる構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の断熱パネル構造。
【請求項4】
前記キャッチャ(61)のマグネットは、サマリウムコバルト磁石又はアルニコ磁石よりなることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の断熱パネル構造。
【請求項5】
前記断熱パネル部(60〜60C)の表面は磁性又は非磁性の外装板(65)で覆われていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の断熱パネル構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−240581(P2011−240581A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−114244(P2010−114244)
【出願日】平成22年5月18日(2010.5.18)
【出願人】(000004215)株式会社日本製鋼所 (840)
【Fターム(参考)】