説明

新規なジカルボン酸誘導体

本出願は,スフィンゴシン−1−リン酸(S1P)受容体の作動剤活性を示す式(I):
【化1】


の新規化合物,それらの製造方法及び免疫抑制剤としてのそれらの使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】


〔式中,
Ar1は,アリール又はヘテロアリール基を表し,1〜5個のR基により置換されていてもよく,
ここに,各Rは,同一又は異なって,ハロゲン原子,パーハロゲノアルキル,−アルキル,−Oアルキル,−OH,−COOR7,−CONR7R8,−アルキル−ハロ,−Oアルキル−ハロ,NO2,−CN,−NR7R8,−アルキルアリール,−アリール,−S(O)lR7,−アルケニル,−Si(アルキル)3よりなる群より選ばれるものであり;
ここに,R7及びR8は,同一又は異なって,H;アルキル;シクロアルキル;アリール;−アルキルアリール;ヘテロアリールよりなる群より選ばれるものであり;ここにアルキル,シクロアルキル,及び/又はアリールは,1個又は2個以上の同一の又は異なったハロゲン原子,ポリフルオロアルキル,アリール,−COOR7により置換されていてよいものであるか,
又はR7及びR8は,それらが結合するN原子と一緒になって,ヘテロ環を形成しており;
・lは,0,1又は2であり;
・Y1は,−アルキル−鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)−,−C(=O)(OR7)−,−C(=O)(NR7)−,−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・mは,0又は1であり;
・Xは,ヘテロ原子を表し;
・nは,0又は1であり;
・−Ar2−は,−アリール−基を表し,1個又は2個以上の上に定義されたR基により置換されていてもよく,又はここに,2個のRが,それらが結合するN原子と一緒になって,縮合環,アリール又はヘテロアリール環を形成していてよく;
・pは,0又は1であり;
・−Y2−は,−アルキル−鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)−,−C(=O)O−,−C(=O)(NR7),−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・−R’は,水素原子,−シクロアルキル又は−アルキル鎖を表し,該シクロアルキル又はアルキルは,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−アルキル−,−アルキニル−アルキル,−CH=N−アルキル,−N=CH−アルキル,−CH=N−O−アルキル,−O−N=CH−アルキル,−C(=O)−アルキル,−C(=O)O−アルキル,-C(=O)(NR7)−アルキル,−N=N−アルキル,−S(O)l−アルキルであってよい−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)O−,−C(=O)(NR7)−,−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・−Y3−は,−アルキル−鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)−,−C(=O)O−,−C(=O)(NR7)−,−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・qは,0又は1であり;
・Zは,−シクロアルキル<基又は−アリール<,−ヘテロアリール<基又は−C(アルキル)<基を表し,又はR’及びZは,それらが結合するN原子と一緒になって,ヘテロ環又はヘテロアリール基を形成しており;
ここに,(CO2R”)及び(COR''')は,同一の原子に又は2個の隣接原子に結合していることができ;
・−R”は,水素原子又はアルキル鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,1個又は2個以上の不飽和箇所を含んでいてよく;
・−R'''は,−OH,−Oアルキル,H,−NR7OR8,−NR7R8,天然の若しくは合成のアミノ酸を表し,ここにR7及びR8は,上記定義に同じであるか,
又はR”及びR'''は,それらが結合している原子と一緒になって環を形成して,メルドラム酸(Meldrum acid)誘導体であってよい環状の分子内ビスカルボニル基を形成しているものである。〕の化合物,並びに,それらのエナンチオマー,ジアステレオマー,幾何異性体,それらの混合物,遊離形及び薬剤学的に許容し得る塩,水和物,溶媒和物及びエステルであって,
但し,
・m=n=p=0,q=0又は1,R’=H又はアルキル,Y2=−アルキル−,Y3=−アルキル−,Z=−C(アルキル)<且つAr1=無置換のフェニル又は1個又は2個以上の同一のRにより置換されたフェニルでありRがハロゲンであるときの;及び
・m=n=p=0,q=1,R’=H,Y2=−CH2−,Y3=−CH2−,Z=シクロブチル<且つAr1=無置換のフェニルであるときの,化合物ではないもの。
【請求項2】
請求項1の化合物であって,次の一般式(I):
【化2】


〔式中,Ar1,Y1,X,Ar2,Y2,R,R’,Y3,R”,R''',m,n,p,qは,上記定義に同じであり,そして,
【化3】


は,−シクロアルキル<基又は−ヘテロ環<,−アリール<,−ヘテロアリール<基を表し;
ここに,(CO2R”)及び(COR''')は,Z環の同一の原子又は2個の隣接原子に結合していてよい。〕により表される化合物,並びにそれらのエナンチオマー,ジアステレオマー,幾何異性体,それらの混合物,遊離形,及び薬剤学的に許容し得る塩,水和物,溶媒和物及びエステル。
【請求項3】
請求項1又は2の化合物であって,
・Ar1は,アリール又はヘテロアリール基を表し,1〜5個のR基により置換されていてもよいものであり,
ここに,各Rは,各Rは,同一又は異なって,ハロゲン原子,パーハロゲノアルキル,−アルキル,−Oアルキルよりなる群より選ばれるものであり;
・Y1は,−アルキル−鎖又は−S−アルキル−鎖を表し;
・mは,0又は1であり;
・Xは,ヘテロ原子を表し;
・nは,0又は1であり;
・−Ar2−は,−アリール−基を表し;
・pは,0又は1であり;
・−Y2−は,−アルキル−鎖を表し;
・−R’は,水素原子,−シクロアルキル又は−アルキル鎖を表し;
・qは,0又は1であり;
・Y3は,アルキニル鎖を表し;
・Zは,−C(アルキル)<基を表すか;又は
【化4】


は,−シクロアルキル<基を表し;
・−R”は,水素原子を表し;
・−R'''は,−OH,−Oアルキル,−NR7R8を表し;
・(CO2R”)及び(COR''')は,Z環の同一の原子に結合しているものである化合物,並びにそれらのエナンチオマー,ジアステレオマー,幾何異性体,それらの混合物,遊離形,及び薬剤学的に許容し得る塩,水和物,溶媒和物及びエステル。
【請求項4】
上記請求項の何れかの化合物であって,Ar1が,1〜5個のR基により置換されていてよいフェニル基又はチエニル基を表し,ここに各Rが,同一又は異なって,ハロゲン原子,パーハロゲノアルキル,−アルキル,−Oアルキルよりなる群より選ばれるものである,化合物。
【請求項5】
Y1が−アルキル鎖又は−S−アルキル−鎖を表すものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項6】
mが0である,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項7】
Xが酸素原子を表すものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項8】
nが0である,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項9】
−Ar2−が−フェニル−基である,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項10】
pが0である,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項11】
−Y2−が−アルキル−鎖を表すものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項12】
−R’が水素原子又はシクロアルキル又はアルキル鎖又は−COOアルキルを表すものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項13】
qが0である,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項14】
【化5】


が,−シクロアルキル<基を表し,ここに(CO2R”)及び(COR''')は,Z環の同一の原子に結合しているものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項15】
−R”が水素原子を表すものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項16】
−R'''が−OH,−Oアルキル,−NR7R8を表すものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項17】
次の群:
・3−(4−オクチルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−オクチルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−オクチルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−メトキシ−4−オクチルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−メトキシ−4−ブチルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−メトキシ−4−ヘキシルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−ブロモ−4−オクチルオキシ−5−メトキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−メトキシ−4−オクチルオキシ−5−メチルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−クロロ−4−オクチルオキシ−5−メトキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−ノニルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−メトキシ−4−ノニルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−クロロ−4−ノニルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[4−[4−(4−メトキシフェニル)ブトキシ]ベンジルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[4−[4−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)ブトキシ]ベンジルアミノ]−シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル塩酸塩
・3−{4−[3−フルオロ−(4−ヘキシルフェニル)ベンジル]アミノ}シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸塩酸塩
・1−(2,2,2−トリフルオロエチルカルバモイル)−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸塩酸塩(アイソマーA)
・1−(2,2,2−トリフルオロエチルカルバモイル)−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸塩酸塩(アイソマーB)
・3−(4−デシルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸塩酸塩
・1−(メチルカルバモイル)−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸塩酸塩(アイソマーA)
・1−(メチルカルバモイル)−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸塩酸塩(アイソマーB)
・3−(メチル−4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸塩酸塩
・3−[4−(4−フェニルスルファニルブトキシ)ベンジルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸塩酸塩
・3−{4−[4−(4−エトキシ−3−クロロフェニル)ブトキシ]ベンジルアミノ}シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸塩酸塩
・2−メチル−2−[4−(4−ノニルベンジルアミノ)ブト−2−イニル]マロン酸塩酸塩
・2−[4−(3−クロロ−4−ノニルオキシベンジルアミノ)ブト−2−イニル]−2−メチルマロン酸塩酸塩
・2−メチル−2−[4−(4−オクチルベンジルアミノ)ブト−2−イニル]マロン酸塩酸塩
・2−[4−(4−デシルベンジルアミノ)ブト−2−イニル]−2−メチルマロン酸塩酸塩
・2−[3−フルオロ−4−(4−ヘキシルフェニル)ベンジルアミノ]ブト−2−イニル]−2−メチルマロン酸塩酸塩
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・1−カルバモイル−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・3−(3−クロロ−4−デシルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(3−クロロ−4−オクチルオキシベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・1−カルバモイル−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・3−[シクロプロピル−(4−ノニルベンジル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−(4−ノニル−ベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸イソブチルエステル
・3−[メチル−(4−ノニルベンジル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸メチルエステル
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸ベンジルエステル
・3−[(2−フルオロ−4’−オクチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−[(2−フルオロ−4’−オクチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[シクロプロピル−(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸イソプロピルエステル
・3−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジルアミノ)−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・3−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジルアミノ)−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)−1−プロピルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)−1−プロピルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・3−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−デシルベンジルアミノ)−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・3−(4−デシルベンジルアミノ)−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・1−エチルカルバモイル−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・1−エチルカルバモイル−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・1−イソプロピルカルバモイル−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・1−イソプロピルカルバモイル−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・3−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・3−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・3−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・3−[(4−デシルベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸ブチルエステル
・3−(4−ノニルベンジルアミノシクロペンタン−1,1−ジカルボン酸プロピルエステル
・1−(3,4−ジフルオロフェニルカルバモイル)−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸
・3−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸イソプロピルエステル
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸イソプロピルエステル
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]−1−メチルカルバモイルシクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エナンチオマーA
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エナンチオマーB
・3−[(3−クロロ−4−デシルオキシベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(3−クロロ−4−ノニルオキシベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・1−ジメチルカルバモイル−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸
・1−エチルカルバモイル−3−(4−オクチルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・1−エチルカルバモイル−3−(4−オクチルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・1−メチルカルバモイル−3−(4−オクチルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーA
・1−メチルカルバモイル−3−(4−オクチルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸−アイソマーB
・3−(4−オクチルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸ソプロピルエステル
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーB
・3−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーA
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーB
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル−アイソマーA
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル−アイソマーB
・3−[(4−デシルベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーB
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル エナンチオマーB
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーA
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル エナンチオマーA
・3−(4−デシル−2,6−ジフルオロベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,6−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)エトキシカルボニルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)エトキシカルボニルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル−アイソマーA
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)エトキシカルボニルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル−アイソマーB
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メトキシカルボニルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メトキシカルボニルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・2−メチル−2−[4−(4−ノニルベンジルアミノ)ブト−2−エニル]マロン酸
・3−[2−(4−オクチルフェニル)エチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・1−(1−カルボキシ−2−フェニルエチルカルバモイル)−3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタンカルボン酸
・3−{4−[5−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)ペンチルオキシ]ベンジルアミノ}シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[4−(4−フェニル−5−トリフルオロメチルチオフェン−2−イルメトキシ)ベンジルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーB
・3−{メチル−[4−(4−フェニル−5−トリフルオロメチルチオフェン−2−イルメトキシ)ベンジル]アミノ}シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシルベンジル)メチルアミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]−1−メチルカルバモイルシクロブタンカルボン酸−アイソマーA
・3−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]−1−メチルカルバモイルシクロブタンカルボン酸−アイソマーB
・3−[(4−デシルベンジル)メチルアミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−[4−(4−フェニル−5−トリフルオロメチルチオフェン−2−イルメトキシ)ベンジルアミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・1−(4−デシルベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(4−ノニルベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(4−オクチルベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(3−クロロ−4−ノニルオキシベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(4−デシルベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸エチルエステル
・1−(3−クロロ−4−デシルオキシベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸エチルエステル
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸エチルエステル
・1−(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸エチルエステル
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸 メチルエステル
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸イソプロピルエステル
・1−(4−デシルベンジル)−4−エチルカルバモイルピペリジン−4−カルボン酸
・1−(4−デシルベンジル)−4−プロピルカルバモイルピペリジン−4−カルボン酸
・1−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)−4−エチルカルバモイルピペリジン−4−カルボン酸
・4−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸ジエチルエステル
・4−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸ジエチルエステル
・4−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジルアミノ)シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸
・4−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・4−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・4−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸
・4−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸
・4−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロヘキサン−1,1−ジカルボン酸
・1−[4−(4−フェニル−5−トリフルオロメチルチオフェン−2−イルメトキシ)ベンジル]ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(4−デシルベンジル)アゼチジン−3,3−ジカルボン酸
・2−[4−(3−クロロ−4−デシルオキシベンジルアミノ)ブト−2−イニル]−2−メチルマロン酸
・2−{4−[(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
・2−{4−[イソプロピル(4−ノニルベンジル)アミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
・2−{4−[シクロプロピル(4−ノニルベンジル)アミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
2−{4−[(2−フルオロ−4’−ヘキシルビフェニル−4−イルメチル)メチルアミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
・2−メチル−2−{4−[メチル(4−ノニルベンジル)アミノ]ブト−2−イニル}マロン酸
・2−{4−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸.
・2−{4−[エチル−(4−ノニルベンジル)アミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
・2−{4−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)アミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
・2−[4−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)ブト−2−イニル]−2−メチルマロン酸
・2−{4−[(4−デシルベンジル)メチルアミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
・2−{4−[(3−クロロ−4−ノニルオキシベンジル)メチルアミノ]ブト−2−イニル}−2−メチルマロン酸
・2−エチル−2−{4−[(2−フルオロ−4’−ヘキシルビフェニル−4−イルメチル)アミノ]ブト−2−イニル}マロン酸
・2−メチル−2−{4−[4−(4−フェニル−5−トリフルオロメチルチオフェン−2−イルメトキシ)ベンジルアミノ]ブト−2−イニル}マロン酸,
並びにそれらのエナンチオマー,ジアステレオマー,幾何異性体,それらの混合物,遊離形及び薬剤学的に許容し得る塩,水和物,溶媒和物及びエステルより選ばれるものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項18】
次の群:
・3−(4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(4−デシルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−(メチル−4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸塩酸塩
・3−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[メチル−(4−ノニルベンジル)アミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・3−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジルアミノ)シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーB
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸 エナンチオマーB
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル エナンチオマーB
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル エナンチオマーA
・3−[(4−デシル−2,6−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロペンタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸
・3−[(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)メチルアミノ]シクロブタン−1,1−ジカルボン酸エチルエステル
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(2−フルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イルメチル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸エチルエステル
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸メチルエステル
・1−(4−デシル−2,3−ジフルオロベンジル)ピペリジン−4,4−ジカルボン酸イソプロピルエステル
・1−(2,3−ジフルオロ−4−ノニルベンジル)−4−エチルカルバモイルピペリジン−4−カルボン酸,
並びにそれらのエナンチオマー,ジアステレオマー,幾何異性体,それらの混合物,遊離形及び薬剤学的に許容し得る塩,水和物,溶媒和物及びエステルより選ばれるものである,上記請求項の何れかの化合物。
【請求項19】
式(III):
【化6】


の化合物を式(IV):
【化7】


の化合物〔式中,Ar1,Y1,X,Ar2,Y2,R’,Z,R”,R''',m,n,p,qは,式(I)における定義に同じであり,但しq=0のときは,該ケト官能基は炭素原子Zに結合しており,またq=1のときは,Y3’は,−CH2−Y3’−が,式(I)において定義したY3に対応するようなものである。〕と反応させるステップとを含んでなるものである,上記請求項の何れかの化合物の製造方法。
【請求項20】
該反応が還元的アミノ化条件下に行なわれるものである,請求項19の方法。
【請求項21】
式(V):
【化8】


の化合物を式(IX):
【化9】


の化合物〔式中,Ar1,Y1,X,Ar2,Y2,R’,Y3,Z,R”,R''',m,n,p,qは,式(I)における定義に同じである。〕と反応させるステップを含んでなるものである,請求項1ないし18の何れかの化合物の製造方法。
【請求項22】
該反応が求核置換条件下に行なわれるものである,請求項21の方法。
【請求項23】
式(VII):
【化10】


の化合物を式(X):
【化11】


の化合物〔式中,Ar1,Y1,X,Ar2,Y2,Z,R”,R''',m,n,p,qは,式(I)における定義に同じであり,Y3’は,−CH2−Y3’−が式(I)において定義されたY3に対応するようなものである。〕と反応させるステップを含んでなるものである,請求項1ないし18の何れかの化合物の製造方法。
【請求項24】
該反応が還元条件下に行なわれるものである,請求項23の方法。
【請求項25】
該カップリング反応に続いて,得られた式(I)の化合物のAr1,Y1,X,Ar2,Y2,R’,Z,R”,R'''を,式(I)の所望の化合物を得るよう更に変更することを含むものである,請求項19ないし22の何れかの方法。
【請求項26】
式(I)の化合物を単離するステップを更に含んでなる,請求項19ないし23の何れかの方法。
【請求項27】
請求項1ないし18の何れかの化合物を薬剤学的に許容し得る賦形剤又は担体と共に含んでなる,薬剤組成物。
【請求項28】
式(I):
【化12】


〔式中,
Ar1は,アリール又はヘテロアリール基を表し,1〜5個のR基により置換されていてもよく,
ここに,各Rは,同一又は異なって,ハロゲン原子,パーハロゲノアルキル,−アルキル,−Oアルキル,−OH,−COOR7,−CONR7R8,−アルキル−ハロ,−Oアルキル−ハロ,NO2,−CN,−NR7R8,−アルキルアリール,−アリール,−S(O)lR7,−アルケニル,−Si(アルキル)よりなる群より選ばれるものであり;
ここに,R7及びR8は,同一又は異なって,H;アルキル;シクロアルキル;アリール;−アルキルアリール;ヘテロアリールよりなる群より選ばれるものであり;ここにアルキル,シクロアルキル,及び/又はアリールは,1個又は2個以上の同一の又は異なったハロゲン原子,ポリフルオロアルキル,アリール,−COOR7により置換されていてよいものであるか,
又はR7及びR8は,それらが結合するN原子と一緒になって,ヘテロ環を形成しており;
・lは,0,1又は2であり;
・Y1は,−アルキル−鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)−,−C(=O)(OR7)−,−C(=O)(NR7)−,−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・mは,0又は1であり;
・Xは,ヘテロ原子を表し;
・nは,0又は1であり;
・−Ar2−は,−アリール−基を表し,1個又は2個以上の上に定義されたR基により置換されていてもよく,又はここに,2個のRが,それらが結合するN原子と一緒になって,縮合環,アリール又はヘテロアリール環を形成していてよく;
・pは,0又は1であり;
・−Y2−は,−アルキル−鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)−,−C(=O)O−,−C(=O)(NR7),−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・−R’は,水素原子,−シクロアルキル又は−アルキル鎖を表し,該シクロアルキル又はアルキルは,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−アルキル−,−アルキニル−アルキル,−CH=N−アルキル,−N=CH−アルキル,−CH=N−O−アルキル,−O−N=CH−アルキル,−C(=O)−アルキル,−C(=O)O−アルキル,-C(=O)(NR7)−アルキル,−N=N−アルキル,−S(O)l−アルキル等であってよい−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)O−,−C(=O)(NR7)−,−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・−Y3−は,−アルキル−鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,そして1個又は2個以上の,不飽和箇所及び/又はヘテロ原子及び/又は,−アルケニル−,−アルキニル−,−CH=N−,−N=CH−,−CH=N−O−,−O−N=CH−,−C(=O)−,−C(=O)O−,−C(=O)(NR7)−,−N=N−,−S(O)l−よりなる群より選ばれる基を含んでいてよく;
・qは,0又は1であり;
・Zは,−シクロアルキル<基又は−ヘテロ環<,−アリール<,−ヘテロアリール<基又は−C(アルキル)<基を表し,又はR’及びZは,それらが結合するN原子と一緒になって,ヘテロ環又はヘテロアリール基を形成しており;
ここに,(CO2R”)及び(COR''')は,同一の原子に又は2個の隣接原子に結合していることができ;
・−R”は,水素原子又はアルキル鎖を表し,1個又は2個以上の上に定義されたRにより置換されていてもよく,1個又は2個以上の不飽和箇所を含んでいてよく;
・−R'''は,−OH,−Oアルキル,H,−NR7OR8,−NR7R8,天然の若しくは合成のアミノ酸を表し,ここにR7及びR8は,上記定義に同じであるか,
又はR”及びR'''は,それらが結合している原子と一緒になって環を形成して,メルドラム酸(Meldrum acid)誘導体であってよい環状の分子内ビスカルボニル基を形成しているものである。〕の化合物,並びに,それらのエナンチオマー,ジアステレオマー,幾何異性体,それらの混合物,遊離形及び薬剤学的に許容し得る塩,水和物,溶媒和物及びエステルの,ヒトS1P1受容体の作動剤として働く,必要な患者に投与するための医薬の製造のための使用。
【請求項29】
該化合物が請求項1ないし18の何れかに規定されるものでる,請求項28の使用。
【請求項30】
該化合物がスフィンゴシンリン酸受容体と相互作用するものである,請求項28又は29の使用。
【請求項31】
該化合物がスフィンゴシンリン酸受容体の作動剤として働くものである,請求項28ないし30の使用。
【請求項32】
該化合物が,必要とする患者の血中の循環リンパ球を減少させるために適したものである,請求項28ないし31の何れかの使用。
【請求項33】
該化合物が,移植片拒絶,関節リウマチ,喘息,花粉症,乾癬,心筋症,アトピー性皮膚炎,リンパ性白血病,リンパ腫,多発性硬化症,紅斑性狼瘡,炎症性腸疾患,糖尿病,糸球体腎炎,粥状動脈硬化,多臓器不全,敗血症,肺炎を含む,免疫疾患,自己免疫疾患,炎症性の及び慢性の炎症性状態,並びに血管の一体性の障害,調節から外れた血管新生を治療及び/又は予防するための化合物である,請求項28ないし32の何れかの使用。
【請求項34】
該医薬が組織移植片拒絶を治療及び/又は予防するためのものであり,請求項28ないし33の何れかの使用。

【公表番号】特表2008−517897(P2008−517897A)
【公表日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−537410(P2007−537410)
【出願日】平成17年10月18日(2005.10.18)
【国際出願番号】PCT/IB2005/003113
【国際公開番号】WO2006/043149
【国際公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【出願人】(501379856)
【出願人】(507133496)サン ファーマシューティカル インダストリーズ リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】SUN PHARMACEUTICAL INDUSTRIES LTD
【住所又は居所原語表記】SPARC Nima Compound, Near Pratham Enclave − Tandaja Road, 390020 Baroda Gujarat India
【Fターム(参考)】