説明

新規なヘテロシクリデンアセトアミド誘導体

【課題】経口投与可能な神経因性疼痛の予防または治療剤、炎症性疼痛の予防または治療剤の提供。
【解決手段】下記式(I’−A)


(式中、A〜Aは独立に−N=、−CH=を表し;m、n、pは0〜2、qは0又は1;R、R2はハロゲン、アルキル等;;XはO、Xはメチレン等;Q’は5〜14員環のヘテロアリール等)で表される化合物、またはその塩。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式(I’−A)
【化1】

(I’−A)
(式中、A、A、A、Aは、各々独立に−N=または−CH=を表し;
m、n、pは、各々独立に0〜2の整数を表し、qは、0または1の整数を表し;但し、mが2である時は、pは0であり;
は、ハロゲン原子、置換されていても良いC16のアルキル基、置換されていても良いC26のアルケニル基、置換されていても良いC26のアルキニル基、置換されていても良いC39のシクロアルキル基、置換されていても良いC36のシクロアルケニル基、置換されていても良いC46のシクロアルカンジエニル基、置換されていても良いC614アリール基、置換されていても良い複素環基、当該複素環は、炭素原子以外にN、O、Sから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む5〜14員環を有する環であり、置換されていても良いC16アルコキシ基、置換されていても良いC16アルコキシカルボニル基、置換されていても良いC16アルキル基でモノ−もしくはジ−置換されていても良いアミノ基、保護されていても良い水酸基、保護されていても良いカルボキシル基、置換されていても良いC16アルキル基でモノ−もしくはジ−置換されていても良いカルバモイル基、C16アルカノイル基、C16アルキルチオ基、C16アルキルスルフィニル基、C16アルキルスルホニル基、置換されていても良いC16アルキル基でモノ−もしくはジ−置換されていても良いスルファモイル基、シアノ基またはニトロ基から任意に選ばれる基を表し、
2 は、ハロゲン原子、または置換されていても良いC16アルキル基を表すか、geminalもしくはvicinalな2つのRが一緒になってC2−6のアルキレン基を形成し、Rが結合している炭素原子と一緒にシクロ環基を形成していてもよく、
は、酸素原子を表し、Xは、メチレン基、酸素原子、−NR3−(Rは、水素原子または置換されていても良い C16アルキル基である)、または−S(O)r−(rは0〜2の整数)を表し、
Q’は、置換されていても良い、炭素原子以外にN、O、Sから選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む5〜14員環の単環式もしくは縮環式のヘテロアリール基、または置換されていても良いヘテロアリール−C16のアルキル基を表し;
式(I’−A)における波線はE体またはZ体を表す。)
で表される化合物、またはその塩。
【請求項2】
、A、A、Aはいずれも−CH=であるか、またはAが−N=であり、A、A、Aが、いずれも−CH=であることを特徴とする、請求項1に記載の化合物、またはその塩。
【請求項3】
が、メチレン基または−NH−基であることを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載の化合物、またはその塩。
【請求項4】
下記式(I’−D)
【化2】

(I’−D)
(式中、m’は1または2の整数を表し、n及びpは各々独立に0〜2の整数を表し;
但し、m’が2である時は、pは0を示し、R1、R2、Q’、波線の定義は請求項1と同一の意味を表す)で表される化合物、またはその塩。
【請求項5】
は、ハロゲン原子、及びハロゲン原子で置換されて良いC16アルキル基もしくはC16アルコキシ基であり、n=1〜2の整数であることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の化合物、またはその塩。
【請求項6】
2 は、C16アルキル基であり、p=0または2の整数であるか、geminalな2つのRが一緒になってC2−6のアルキレン基を形成し、Rが結合している炭素原子と一緒にシクロ環基を形成していてもよいことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の化合物、またはその塩。
【請求項7】
mが1または2の整数であることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかにに記載の化合物、またはその塩。
【請求項8】
m’が1の整数であることを特徴とする、請求項4に記載の化合物、またはその塩。
【請求項9】
m’が2の整数であることを特徴とする、請求項4に記載の化合物、またはその塩。
【請求項10】
前記式中のQ’が、以下に示される(a−1)〜(g−1)からなる群から任意に選択されるクラス、
(a−1):C16アルキル基、C26アルケニル基、C26アルキニル基、C614アリール基、C37シクロアルキル基またはC36シクロアルケニル基であり、これらの各々の置換基は更に、置換基RI(RIは、C16のアルコキシ、C16アルコキシカルボニル、カルボキシル、C16アルキルでモノもしくはジ置換されていてもよいカルバモイル、ハロゲン、C16アルキル、ハロゲン化C16アルキル、C16アルキルでモノもしくはジ置換されていてもよいアミノ、C26アルケノイルアミノ、ニトロ、ヒドロキシ、ピリジル、オキソ、シアノまたはアミジノから選ばれる基を表す)で置換されていてもよく、
(b−1):炭素原子以外に酸素原子、硫黄原子もしくは窒素原子から選択されるヘテ
ロ原子1〜4個を含むところの(i)5〜6員の単環式芳香族複素環基、(ii)8〜12員の縮環式芳香族複素環基、(iii)3〜8員の飽和もしくは不飽和非芳香族複素環基の何れかの複素環基であり、これらの各々の複素環基は 更に、置換基RII(RIIは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、C16アルキル、C16アルカノイルもしくはベンゾイルから選ばれる基を表す)で置換されていてもよく、
(c−1):置換基RIII(RIIIは、C16アルキル、C16アルカノイル、C26アルケノイル、ベンゾイル、ベンジル、フェニル、C16アルキル・ハロゲン・トリフルオロメチルから選ばれる基で置換されていても良いピリジル、1〜5個のハロゲン原子で置換されていてもよいC16アルコキシカルボニルから選ばれる基を表す)で置換されていてもよいアミノ基、または、C16アルキル、C710アラルキルもしくはC610アリールから選ばれる基で置換されていてもよい3〜8員の単式環状アミノ基であり、
(d−1):イミドイル基、アミジノ基、ヒドロキシ基、チオール基もしくはオキソ基であり、これらの各々の置換基は更に、上記(c−1)の置換基RIIIから選ばれる基で置換されていてもよい、
(e−1):フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、シアノ基もしくはニトロ基であり、
(f−1):カルボキシル基、C16アルコキシカルボニル基、C712アリールオキシカルボニル基もしくはC610アリール−C14アルコキシカルボニル基であり;(f−1)中のアリール基は、更に置換基RIV’(RIV’は、上記(c−1)のRIIIから選ばれる基で1〜2個まで置換されていてもよいアミノ、1〜5個のハロゲン原子で置換されていてもよいC16アルキルもしくはC16アルコキシ、ハロゲン原子、ヒドロキシ、ニトロ、シアノから選ばれる基を表す)で置換されていてもよい、
(g−1):基−CONRgRg’、−CSNRgRg’、―CO−Rgもしくは−SOy−Rgであり、Rgは、水素原子もしくは置換基RV(RVは、C16アルキル、C36シクロアルキル、C610アリール、C710アラルキルもしくは複素環基を表し、当該複素環基は炭素原子以外に酸素原子、硫黄原子もしくは窒素原子から選択されるヘテロ原子1〜4個を含むところの(i)5〜6員の単環式芳香族複素環基、(ii)8〜12員の縮環式芳香族複素環基、(iii)3〜8員の飽和もしくは不飽和非芳香族複素環基の何れかの複素環基であり、これらの各々のアルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキルもしくは複素環基は、更に上述(f−1)に記載の置換基RIV’で1〜5置換されていてもよい)を表し、Rg’は、水素原子もしくはC16アルキル、C36シクロアルキル基もしくはC710アラルキル基から選ばれる基である、
から任意に選択される置換基で1〜5個置換されていてもよいことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の化合物、またはその塩。
【請求項11】
前記式中のQ’が、下記式(B)
【化3】


(式中、Ring部分はは水素化されていてもよい単環のヘテロ環を表し、フェニル部分とRing部分が縮合しており、yは0〜3の整数を示し、
当該式(B)は、それ以上置換されていないか、またはC16アルキル、C26アルケニル、C26アルキニル、ハロゲン原子、ハロゲン化C16アルキル、シアノ、アミノ、ヒ
ドロキシ、カルバモイル、C16アルコキシ、C26アルケニルオキシ、C26アルキニルオキシ、C16アルキルチオ、C16アルキルスルフィニル、C16アルキルスルホニル、モノ/ジC16アルキルアミノ、C16アルコキシカルボニル、C26アルカノイル、C26アルカノイルアミノ、ヒドロキシ−C16アルキル、C16アルコキシ−C16アルキル、カルボキシ−C16アルキル、C16アルコシキカルボニル−C16アルキル、カルバモイル−C16アルキル、N−C16アルキルカルバモイル−C16アルキル、N,N−ジC16アルキルカルバモイル−C16アルキル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、フェニルスルホニル、ベンジル、ベンゾイル、モルホリノ、オキソ、モルホリニルカルボニル、モルホリニルスルホニル、5−トリフルオロメチルピリジン−2−イロキシ、キノキサリン−2−イル、(ピリジン−4−イル)メチル、1,2,3−チアジアゾロ−4−イル、1H−ピラゾロ−1−イル及び4−クロロフェニルからなる置換基群から任意に選ばれる基で1〜5置換されていても良く、
置換基中の芳香環は更にハロゲン原子、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、カルボキシル、カルバモイル、C16アルキル、C16アルコキシ、モノ/ジC16アルキルアミノ、ジ−C16アルキルカルバモイル、C16アルコキシカルボニル、N−C16アルキルカルバモイル、N,N−ジC16アルキルカルバモイルおよびC26アルケノイルアミノで1〜3個置換されていても良い。)で表わされる基を表すことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の化合物、またはその塩。
【請求項12】
前記式(B)中のRing部分において、水素化されていてもよい単環のヘテロ環が、5〜6員環の芳香族複素環基、または3〜8員の飽和もしくは不飽和非芳香族複素環基であることを特徴とする、請求項11に記載の化合物、またはその塩。
【請求項13】
以下に記載の、
(E)−2−(クロマン‐4−イリデン)−N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(クロマン‐4−イリデン)−N−(イソキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−tert−ブチル−クロマン−4−イリデン)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−7−イル)−アセトアミド;
(E)−2−(7−tert−ブチル−クロマン−4−イリデン)−N−(イソキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−tert−ブチル−クロマン−4−イリデン)−N−(キノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−(トリフルオロメチル)クロマン−4−イリデン)−N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−7−イル)−アセトアミド;
(E)−2−(7−(トリフルオロメチル)クロマン−4−イリデン)−N−(イソキノリン−5−イル)−アセトアミド;
(E)−2−(7−(トリフルオロメチル)クロマン−4−イリデン)−N−(キノリン−7−イル)−アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(5,6,7,8−テトラヒドロ−キノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(イソキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(キノキサリン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(キノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1,2,3,4−テトラヒドロ−1−メチルキノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(2−メチル−1,3−ベンゾチアゾロ−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(2−モルフォリノピリジン−3−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(4−メチル−2−オキソ−2H−クロメン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(6−フェノキシピリジン−3−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1,3−ジヒドロ−1−オキソイソベンゾフラン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1−(ピリジン−2−イル)エチル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(フェニル(ピリジン−2−イル)メチル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−((2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)メチル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)エチル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−((2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−2−イル)メチル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−((2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル)メチル)アセトアミド;
(E)−N−((2−(4−クロロフェニル)−4−メチルチアゾール−5−イル)メチル)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)アセトアミド;
(2E)−N−([1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−3−イル)メチル)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1−メチル−1H−ピラゾロ[3,4−b]ピリジン−3−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1H−インダゾール−3−イル)アセトアミド;
(E)−N−(1−エチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾロ−2−イル)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)アセトアミド;
(2E)−N−([1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−イル)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン
)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロへプタ [b]ピリジン−8−イル)アセトアミド;
(E) − N−(1−tert−ブチル−3−メチル−1H−ピラゾロ−5−イル)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(4−フェニルチアゾロ−2−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(2−ヒドロキシメチル−1,3−ベンゾチアゾロ−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(3−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5−(2H)−イリデン)−N−(1−メチル−3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド; (E)−N−(3−ヒドロキシ−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)−2−(7−トリフルオロメチル−クロマン−4−イリデン)アセトアミド;
(E)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)−2−(7−トリフルオロメチル−クロマン−4−イリデン)アセトアミド;
(E)−N−(3−ヒドロキシ−クロマン−5−イル)−2−(7−トリフルオロメチル−クロマン−4−イリデン)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(キノリン−7−イル)アセトアミド メタンスルホン酸塩;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(1−(2−メトキシエチル)−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(2−キノロン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(インドール−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(インドール−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(3, 4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b]ジオキセピン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(2, 2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)アセトアミド

(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(1−メチルインドール−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(1−(2−ヒドロキシエチル)インドール−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(1−メチルインドール−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1−(2−ヒドロキシエチル)インドール−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(3−ヒドロキシメチル−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(2,3−ジヒドロ−イソインドール−1−オン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(2−ヒドロキシエチル−2,3−ジヒドロ−イソインドール−1−オン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1−メチル−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(3−ヒドロキシ−クロマン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−トリフルオロメチル−クロマン−4−イリデン)−N−(2−メチルチエノ[2,3−c]ピリジン−3−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−イソプロピル−クロマン−4−イリデン)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−クロロ−クロマン−4−イリデン)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−トリフルオロメトキシ−クロマン−4−イリデン)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)−クロマン−4−イリデン)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(6−フルオロ−7−トリフルオロメチル−クロマン−4−イリデン)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−トリフルオロメチル−クロマン−4−イリデン)−N−(2−ヒドロキシメチル−1,3−ベンゾチアゾロ−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(2−メチルチエノ[2,3−c]ピリジン−3−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(3−クロロ−5−ヒドロキシメチル−2−ピリジル)ア
セトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(4−(2−ヒドロキシアセチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(4−(2−ヒドロキシエチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)−N−(4−(2−ヒドロキシエチル)−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−6−イル)アセトアミド; (E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[c]イソオキセピン−5(1H)−イリデン)− N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(E)−2−(7−トリフルオロメチル−2,2−ジメチルクロマン−4−イリデン)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)アセトアミド;
(Z)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(キノリン−7−イル)アセトアミド;
(E)−N−(3−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−イル)−2−(7−トリフルオロメチル−2,2−シクロブチルクロマン−4−イリデン)アセトアミド;
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1H−インダゾール−4−イル)アセトアミド;及び
(E)−2−(8−トリフルオロメチル−3,4−ジヒドロベンゾ[b]オキセピン−5(2H)−イリデン)− N−(1H−インダゾール−7−イル)アセトアミド;からなる群から選ばれる請求項1に記載の化合物、または光学異性体、またはその塩。
【請求項14】
請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の化合物、または製薬学的に許容されるその塩の少なくともひとつを有効成分として含有することを特徴とする、医薬組成物。
【請求項15】
請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の化合物、または製薬学的に許容されるその塩の少なくともひとつを有効成分として含有し、かつ他の薬物の少なくともひとつを含有することを特徴とする、医薬組成物。
【請求項16】
他の薬物の少なくともひとつが、オピオイド作動薬、ガバペンチン、プレガバリン、抗うつ薬、抗癲癇薬、抗不整脈薬、NSAIDs、抗炎症薬、及びCOX−2阻害薬からなる群から選ばれる薬物である請求項15に記載の医薬組成物。
【請求項17】
他の薬物の少なくともひとつが、慢性リウマチ性関節炎、COPD、アレルギー疾患、過活動性膀胱及び尿失禁からなる群から選ばれる領域で使用される薬物である請求項15に記載の医薬組成物。
【請求項18】
請求項1ないし請求項13のいすれかに記載の式(I’−A)で表される化合物、または製薬学的に許容されるその塩またはそれらの溶媒和物の少なくともひとつを有効成分として含有することを特徴とする、TRPV1(Transient Receptor Potential Vanilloid Type I)受容体拮抗剤。
【請求項19】
請求項1ないし請求項13のいすれかに記載の式(I’−A)で表される化合物、または製薬学的に許容されるその塩またはそれらの溶媒和物の少なくともひとつを有効成分として含有することを特徴とする、急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、ヘルペス後神経痛
、三叉神経痛、腰痛、脊髄損傷後疼痛、下肢痛、カウザルギー、糖尿病性神経痛、浮腫、火傷、捻挫、骨折などによる痛み、手術後疼痛、肩関節周囲炎、変形性関節症、関節炎、リウマチ性関節炎痛、炎症性疼痛、癌性疼痛、偏頭痛、頭痛、歯痛、神経痛、筋肉痛、痛覚過敏、狭心症や月経による疼痛、神経障害、神経損傷、神経変性、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、気道過敏、喘鳴、咳、鼻炎、目などの粘膜の炎症、神経性皮膚疾患、乾癬や湿疹などの炎症性皮膚疾患、浮腫、アレルギー疾患、胃十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、過敏性大腸、クローン病、尿失禁、切迫性尿失禁、過活動性膀胱、膀胱炎、腎炎、膵炎、ブドウ膜炎、内臓障害、虚血、卒中、失調症、肥満、敗血症、そう痒症の予防および/または治療剤。
【請求項20】
下記式
【化4】


で示される化合物またはその塩。

【公開番号】特開2011−153146(P2011−153146A)
【公開日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−44360(P2011−44360)
【出願日】平成23年3月1日(2011.3.1)
【分割の表示】特願2007−525444(P2007−525444)の分割
【原出願日】平成18年7月24日(2006.7.24)
【出願人】(000181147)持田製薬株式会社 (62)
【Fターム(参考)】