説明

新規なラクタムおよびその使用

【課題】アミロイドβ蛋白の産生と関係がある神経疾患およびアルツハイマー病のような神経疾患の治療に有用な化合物の提供。
【解決手段】式(I)


[式中、XはCH2、O、NR1、SO2またはSである]
で表される構造を有する、N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミドで代表されるγ−セクレターゼ活性を阻害する化合物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

[式中、XはCH2、O、NR1、SO2またはSであり;
Ar1は場合により0、1、2または3個のRe部分で置換される5−または6−員の芳香環または複素環であり、該環は0、1、2または3個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個よりまたは硫黄原子は2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、
C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRb、C1-4アルキルC(=O)Rd、あるいは0、1、2または3個のReで置換されるC1-3アルキルフェニルであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC3-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって2個の窒素原子を有する5−もしくは6−員のN−結合複素環を形成し、ここで非結合窒素はRcまたは1個の窒素および1個の酸素で置換され、環原子には非結合窒素がなく;
Rcはそれぞれ独立してH、C1-3アルキル、または0、1、2もしくは3個のReで置換されるフェニルから選択され;
Rdはそれぞれ独立してC1-3アルキル、ヒドロキシ、C1-3アルコキシまたはNRaRbから選択され;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、CF3、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシから選択され;
R2およびR3は一緒になって0、1もしくは2個のRf部分で置換されうる縮合フェニルまたはシクロヘキシル部分を形成し;
RfはNO2、F、Cl、Br、I、CF3、CN、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;
R4はH、CHR7R8、5−または6−員のシクロアルキル、場合により0、1または2個のRf部分で置換される、5−もしくは6−員の複素環または5−もしくは6−員の芳香環であり、該複素環は0、1、2または3個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個よりまたは硫黄原子も2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10であり;
R7およびR8はそれぞれ独立してH、C1-4アルキル、OH、SH、CH2SCH3、CONH2、CH2CONH2、CO2H、CH2CO2H、(CH2)3NHCH(NH2)2、C1-4アルキルアミン、インドール、イミダゾール、フェニルまたはヒドロキシフェニルから選択され、またはR7およびR8は一緒になって場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される6−員の芳香環または複素環を形成し、該複素環は0、1、2または3個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個よりまたは硫黄原子は2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R9は0、1、2または3個のReで置換されるフェニルであり;
R10はアルキルまたはR9である]の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
XはCH2、O、NR1、SO2またはSであり;
Ar1は場合により0、1、2または3個のRe部分で置換される5−または6−員の芳香環または複素環であり、該環は0、1または2個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRb、C1-4アルキルC(=O)Rd;または0、1もしくは2個のReで置換されるC1-3アルキルフェニルであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC3-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって2個の窒素原子を有する6−員のN−結合複素環を形成し、ここで非結合窒素はRcまたは1個の窒素および1個の酸素で置換され、環原子には非結合窒素がなく;
Rcはそれぞれ独立してH、C1-3アルキルまたはフェニルから選択され;
Rdはそれぞれ独立してC1-3アルキルまたはNRaRbから選択され;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、CF3、C1-3アルキルまたはC1-3アルコキシから選択され;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRf部分で置換されうる縮合フェニル部分を形成し;
RfはNO2、F、Cl、Br、I、CF3、CN、C1-3アルキルまたはC1-3アルコキシであり;
R4はH、CHR7R8、6−員のシクロアルキル、または場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される、6−員の複素環もしくは6−員の芳香環であり、該複素環は0、1、2または3個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個よりまたは硫黄原子は2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10であり;
R7およびR8はそれぞれ独立してH、C1-4アルキル、OH、CONH2、CH2CONH2、CO2H、CH2CO2H、(CH2)3NHCH(NH2)2、C1-4アルキルアミン、インドール、イミダゾール、フェニルまたはヒドロキシフェニルから選択され、またはR7およびR8は一緒になって場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環または複素環を形成し、該複素環は0、1、2または3個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個よりまたは硫黄原子は2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R9は0、1または2個のReで置換されるフェニルであり;
R10はアルキルまたはR9である、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
XはCH2、O、NR1、SO2またはSであり;
Ar1は場合により0、1、2または3個のRe部分で置換される5−または6−員の芳香環または複素環であり、該環は0、1または2個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、
C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRb、C1-4アルキルC(=O)Rd;または0、1もしくは2個のReで置換されるC1-3アルキルフェニルであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC3-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって2個の窒素原子を有する5−員のN−結合複素環を形成し、ここで非結合窒素はRcまたは1個の窒素および1個の酸素で置換され、環原子には非結合窒素がなく;
Rcはそれぞれ独立してH、C1-3アルキル、フェニルから選択され;
Rdはそれぞれ独立してC1-3アルキルまたはNRaRbから選択され;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、CF3、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシから選択され;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRf部分で置換されうる縮合フェニル部分を形成し;
RfはH、NO2、F、Cl、Br、I、CF3、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシであり;
R4はH、CHR7R8、または場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される、6−員の複素環もしくは6−員の芳香族環であり、該複素環は0、1、2または3個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子は2個よりまたは硫黄原子は2個より多くはないか、または酸素原子1個および硫黄原子1個であり;
R4はHまたはCHR7R8であり;
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10であり;
R7およびR8はそれぞれ独立してH、C1-4アルキル、OH、CONH2、CH2CONH2、CO2H、CH2CO2H、(CH2)3NHCH(NH2)2、C1-4アルキルアミン、インドール、イミダゾール、フェニルまたはヒドロキシフェニルから選択され、またはR7およびR8は一緒になって場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環または複素環を形成し、該複素環は0、1または2個の窒素、酸素または硫黄原子を有し;
R9は1または2個のReで置換されるフェニルであり;
R10は1または2個のReで置換されるアルキルまたはフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
XはCH2、O、NR1、SO2またはSであり;
Ar1は場合により0、1、2または3個のRe部分で置換される5−または6−員の芳香環または複素環であり、該環は0、1または2個の窒素、酸素または硫黄原子を有するが、酸素原子1個および硫黄原子1個より多くなく;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRb、C1-4アルキルC(=O)Rd;または0もしくは1個のReで置換されるC1-3アルキルフェニルであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC5-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって2個の窒素原子を有する6−員のN−結合複素環を形成し、ここで非結合窒素はRcまたは1個の窒素および1個の酸素で置換され、環原子には非結合窒素がなく;
Rcはそれぞれ独立してH、C1-3アルキルから選択され;
Rdはそれぞれ独立してC1-3アルキルから選択され;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、CF3、C1-6アルキルから選択され;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRf部分で置換されうる縮合フェニル部分を形成し;
RfはH、F、Cl、Br、I、CF3、C1-6アルキルであり;
R4はH、CHR7R8、または場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される、6−員の複素環もしくは6−員の芳香環であり、該複素環は0、1または2個の窒素、酸素または硫黄原子を有し;
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10であり;
R7およびR8はそれぞれ独立してH、C1-4アルキル、OH、CONH2、CH2CONH2、CO2H、CH2CO2H、(CH2)3NHCH(NH2)2、C1-4アルキルアミン、インドール、イミダゾール、フェニルまたはヒドロキシフェニルから選択され、またはR7およびR8は一緒になって場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環または複素環を形成し、該複素環は0、1または2個の窒素または酸素原子を有し;
R9は1または2個のReで置換されるフェニルであり;
R10はアルキルまたはR9である、請求項1記載の化合物。
【請求項5】
XはCH2、O、SO2 またはSであり;
Ar1は場合により0、1または2個のRe部分で置換される5−または6−員の芳香環または複素環であり、該環は0、1または2個の窒素、酸素または硫黄原子を有し;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、
C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRb、C1-4アルキルC(=O)Rdであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC5-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって2個の窒素原子を有する6−員のN−結合複素環を形成し、ここで非結合窒素はRcまたは1個の窒素および1個の酸素で置換され、環原子には非結合窒素がなく;
Rdはそれぞれ独立してC1-3アルキルから選択され;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、NO2、CF3またはC1-6アルキルから選択され;
R2およびR3 は一緒になって0、1または2個のRf部分で置換されうる縮合フェニル部分を形成し;
RfはH、F、Cl、Br、I、CF3であり;
R4はH、CHR7R8、または場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される、6−員の複素環もしくは6−員の芳香環であり、該複素環は0、1または2個の窒素または酸素原子を有し;
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10であり;
R7およびR8はそれぞれ独立してH、C1-4アルキル、OH、CONH2、CH2CONH2、CO2H、C1-4アルキルアミン、フェニルまたはヒドロキシフェニルから選択され、またはR7およびR8は一緒になって場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環または複素環を形成し、該複素環は0、1または2個の窒素または酸素原子を有し;
R9は1または2個のReで置換されるフェニルであり;
R10はアルキルまたはR9である、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
XはC、O、SO2またはSであり;
Ar1は場合により0、1または2個のRe部分で置換される6−員の芳香環または複素環であり、該環は0または1個の窒素、酸素または硫黄原子を有し;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRb、C1-4アルキルC(=O)Rdであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC5-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって1個の窒素および1個の酸素を有する6−員のN−結合複素環を形成し、環原子には非結合窒素がなく;
Rdはそれぞれ独立してC1-3アルキルから選択され;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CF3から選択され;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRf部分で置換される縮合フェニル部分を形成し;
RfはH、F、Cl、Br、IまたはCF3であり;
R4はH、CHR7R8、または場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される、6−員の複素環もしくは6−員の芳香環であり、該複素環は0または1個の窒素または酸素原子を有し;
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10であり;
R7およびR8はそれぞれ独立してH、OHから選択され、またはR7およびR8は一緒になって場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環または複素環を形成し、該複素環は0または1個の窒素または酸素原子を有し;
R9は2個のReで置換されるフェニルであり;
R10は2個のReで置換されるフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
XはC、OまたはSであり;
Ar1 は場合により0、1または2個のRe部分で置換される6−員の芳香環または複素環であり、該環は0または1個の窒素または酸素原子を有し;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アル
キニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRbであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC5-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって1個の窒素および1個の酸素を有する6−員のN−結合複素環を形成し、環原子には非結合窒素がなく;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRfで置換される縮合フェニル部分を形成し;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CF3から選択され;
RfはFまたはClであり;
R4はH、CHR7R8、または場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される6−員の芳香環であり;
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10であり;
R7およびR8はそれぞれ独立してH、OHから選択され、またはR7およびR8は一緒になって場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環を形成し;
R7およびR8はそれぞれ独立してHまたはOHから選択され;
R9は2個のReで置換されるフェニルであり;
R10は2個のReで置換されるフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
XはO、CまたはS であり;
Ar1 は場合により0、1または2個のRe部分で置換される6−員の芳香環または複素環であり、該環は0または1個の窒素原子を有し;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRbであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC5-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって1個の窒素および1個の酸素を有する6−員のN−結合複素環を形成し、環原子には非結合窒素がなく;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRfで置換される縮合フェニル部分を形成し、ここでRfはFまたはClであり;
R4はH、CH3、または場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環であり;
R5はC1-3アルキルR9であり;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CF3から選択され;
R9は2個のReで置換されるフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
XはOまたはCであり;
Ar1 は場合により0、1または2個のRe部分で置換される6−員の芳香環であり;
R1はH、C1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C2-4アルキルNRaRbであり;
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC5-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって1個の窒素および1個の酸素を有する6−員のn−結合複素環を形成し、環原子には非結合窒素がなく;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRfで置換される縮合フェニル部分を形成し、ここでRfはFまたはClであり;
R4はH、CH3、または場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環であり;
R5はC1-3アルキルR9であり;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CF3から選択され;
R9は2個のReで置換されるフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項10】
XはOであり;
Ar1は場合により0、1または2個のRe部分で置換される6−員の芳香環であり;
R1はC1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニルであり;
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRfで置換される縮合フェニル部分を形成し、ここでRfはFまたはClであり;
R4はH、CH3、または場合により0、1もしくは2個のRf 部分で置換される6−員の芳香環であり;
R5はC1-3アルキルR9であり;
Reはそれぞれ独立してH、OH、F、Cl、Br、I、CF3から選択され;
R9は2個のReで置換されるフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項11】
XはCH2、O、SO2またはSである、請求項1記載の化合物。
【請求項12】
Ar1は場合により0または1個のReで置換される5−もしくは6−員の芳香環または複素環である、請求項1記載の化合物。
【請求項13】
R1はC1-3アルキルC3-6シクロアルキル、C1-6アルキル、C3-6アルケニル、C3-6アルキニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項14】
RaおよびRbはそれぞれ独立してH、C1-4アルキルまたはC5-6シクロアルキルから選択され、またはRaおよびRbはそれらが結合しているNと一緒になって1個の窒素および1個の酸素を有する6−員のN−結合複素環を形成し、環原子には非結合窒素がない、請求項1記載の化合物。
【請求項15】
R2およびR3は一緒になって0、1または2個のRfで置換される縮合フェニル部分を形成する、請求項1記載の化合物。
【請求項16】
Reはそれぞれ独立してFまたはClから選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項17】
RfはFまたはClである、請求項1記載の化合物。
【請求項18】
R4はH、CHR7R8、または場合により0、1もしくは2個のRf部分で置換される6−員の芳香環であり、R7およびR8はそれぞれ独立してHまたはOHから選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項19】
R4は場合により0、1または2個のRf部分で置換される6−員の芳香環であり、Rfはハロである、請求項1記載の化合物。
【請求項20】
R5はC1-3アルキルR9またはCH(OH)R10である、請求項1記載の化合物。
【請求項21】
R7およびR8はそれぞれ独立してHまたはOHから選択される、請求項1記載の化合物。
【請求項22】
R9は2個のReで置換されるフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項23】
R10は2個のReで置換されるフェニルである、請求項1記載の化合物。
【請求項24】
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−5−シクロヘキシル−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニ
ル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−{(2R,3R)−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−5−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル}−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−セリンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(3S,4R)−8−フルオロ−2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−2−(3,4−ジクロロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−2−(4−クロロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(4−メチルフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−7−クロロ−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−{(2R,3R)−7−クロロ−5−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル}−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−2−(3−クロロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(2−フルオロフェニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−{(2R,3R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル}−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−D−セリンアミド;
N1−[(2R,3R)−2−(3−クロロフェニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−5−メチル−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−5−シクロヘキシル−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−7−クロロ−5−シクロヘキシル−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
(2S)−2−ヒドロキシ−4−メチル−N−((1S)−2−オキソ−2−{[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]アミノ}−1−フェニルエチル)ペンタンアミド;
N2−[(2S)−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタノイル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−ロイシンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S,5aR,9aR)−5−メチル−4−オキソ−2−フェニルデカヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(4−メトキシフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−7−クロロ−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(2S)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシアセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(2S)−2−ヒドロキシ−4−メチル−1−オキソペンチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−5−メチル−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−7−クロロ−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−5−メチル−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−{(2R,3S)−5−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル}−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−7−クロロ−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−5−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3S)−7−クロロ−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
(2S)−N−((1S)−2−{[(2R,3S)−7−クロロ−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]アミノ}−2−オキソ−1−フェニルエチル)−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド;
(2S)−2−{[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]アミノ}−N−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−2−フェ
ニルアセトアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−セリンアミド;
(2S)−2−シクロヘキシル−2−{[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]アミノ}−N−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]アセトアミド;
(2S)−N−((1S)−1−シクロヘキシル−2−オキソ−2−{[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]アミノ}エチル)−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−5−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−ロイシンアミド;
(2S)−2−{[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]アミノ}−2−(4−フルオロフェニル)−N−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]アセトアミド;
(2S)−2−[(シクロヘキシルアセチル)アミノ]−2−(4−フルオロフェニル)−N−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]アセトアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−5−プロパ−2−イン−1−イル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−7−メトキシ−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−5−イソプロピル−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
メチル [(2R,3S)−3−({N−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニル}アミノ)−4−オキソ−2−フェニル−3,4−ジヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−5(2H)−イル]アセテート;
[(2R,3S)−3−({N−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニル}アミノ)−4−オキソ−2−フェニル−3,4−ジヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−5(2H)−イル]酢酸;
N1−[(2R,3S)−5−(シクロプロピルメチル)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3S)−5−(シクロプロピルメチル)−7−メトキシ−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3S)−5−(2−アゼチジン−1−イル−2−オキソエチル)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−7−フルオロ−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
(2S)−N−((1S)−2−{[(2R,3S)−7−フルオロ−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]アミノ}−2−オキソ−1−フェニルエチル)−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド;
N2−[(2R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシアセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(2S)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシアセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(3S,4R)−2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(3S,4R)−8−フルオロ−1−メチル−2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
(2S)−N−((1S)−2−{[(3S,4R)−8−フルオロ−2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]アミノ}−2−オキソ−1−フェニルエチル)−2−ヒドロキシ−4−メチルペンタンアミド;
(2S)−2−ヒドロキシ−4−メチル−N−((1S)−2−オキソ−2−{[(3S,4R)−2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]アミノ}−1−フェニルエチル)ペンタンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(3S,4R)−2−オキソ−4−フェニル−1−プロパ−2−イン−1−イル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(3S,4R)−1−(シクロプロピルメチル)−2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(3S,4R)−1−イソプロピル−2−オキソ−4−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−1−ベンズアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(2S)−2−ヒドロキシ−4−メチル−1−オキソペンチル]−N1−[(2R,3R)−2−(4−メトキシフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−2−(2−クロロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(2S)−2−ヒドロキシ−4−メチル−1−オキソペンチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−2−(2−クロロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−7−クロロ−5−メチル−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(2−フルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(4−フルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−7−クロロ−2−(2,5−ジフルオロフェニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2S,3R)−2−(3−メチル−2−チエニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2S,3R)−2−(4−メチル−2−チエニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
メチル5−[(2S,3R)−3−({N−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニル}アミノ)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−2−イル]チオフェン−3−カルボキシレート;
N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−(フェニルアセチル)−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−(2−フェニルエチル)−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2S,3R)−4−オキソ−2−(2−チエニル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−(3−チエニル)−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2S,3R)−2−(2−フリル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−2−(3−フリル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2S,3R)−2−(5−ブロモ−2−チエニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2S,3R)−2−(4−ブロモ−2−チエニル)−4−オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド;
N−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−フェニルアラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]グリシンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−バリンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−ロイシンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−メチオニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−3−(1H−インドール−2−イル)−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−a−アスパラギン;
N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3R)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾチアゼピン−3−イル]−L−a−グルタミン;
N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−N2−(フェニルアセチル)−L−アラニンアミド;
N2−[(2−フルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(3−フルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N2−[(4−フルオロフェニル)アセチル]−N1−[(2R,3S)−4−オキソ−2−フェニル−2,3,4,5−テトラヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−L−アラニンアミド;
N1−[(2R,3S,5aS,9aS)−5−(シクロプロピルメチル)−4−オキソ−2−フェニルデカヒドロ−1,5−ベンゾキシアゼピン−3−イル]−N2−[(3,5−ジフルオロフェニル)アセチル]−L−アラニンアミド
から選択される請求項1記載の式(I)の化合物またはその製薬上許容しうる塩。
【請求項25】
β−アミロイド産生と関係がある疾患、アルツハイマー病またはダウン症候群を治療または予防するための薬剤の製造における、請求項1〜24の何れか1項に記載の化合物の使用。
【請求項26】
γ−セクレターゼ活性を阻害する薬剤の製造における、請求項1〜24の何れか1項に記載の化合物の使用。
【請求項27】
請求項1〜24の何れか1項に記載の式(I)の化合物を少なくとも1種の製薬上許容しうる担体、希釈剤または賦形剤と一緒に含有する医薬組成物。

【公開番号】特開2010−248216(P2010−248216A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−136105(P2010−136105)
【出願日】平成22年6月15日(2010.6.15)
【分割の表示】特願2004−541383(P2004−541383)の分割
【原出願日】平成15年10月2日(2003.10.2)
【出願人】(391008951)アストラゼネカ・アクチエボラーグ (625)
【氏名又は名称原語表記】ASTRAZENECA AKTIEBOLAG
【Fターム(参考)】