新規な発光組成物およびその利用
ベンゾトリアゾール構成繰返し単位およびその誘導体を含む量子収率の高い発光モノマー、オリゴマー、およびポリマーを見出し、光学素子およびその構成要素、例えば、エレクトロルミネセンス素子、発光素子、フォトルミネセンス素子、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）、ＯＬＥＤディスプレイ、センサーなどに使用した。
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【特許請求の範囲】
【請求項１】
（ａ）下記式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式を有し、主鎖の一部としてまたは側鎖としてベンゾトリアゾール型の基を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化１】
；および、
（ｂ）任意に、下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化２】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ１が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ１で連結している場合には、Ｃであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ１で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ２が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ２で連結している場合には、Ｃであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ２で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ３が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ３で連結している場合には、Ｃであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ３で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ａ４が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ４で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ４で連結している場合には、Ｃであり、
Ｊが、１，２，４−フェニレントリイル、および＞ＣＲ６ＣＲ７Ｒ８−よりなる群から選ばれる３価の部位であり、
Ｇが、なし、または、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、ＣＲ２Ｒ３−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、Ｎ＝ＣＲ１−、ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、−（ＣＯ）−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｑが、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、−ＯＣＲ１Ｒ２−、−ＣＲ１Ｒ２−、−ＯＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−Ｎ＝ＣＲ１−、−ＣＲ１＝Ｎ−、−ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−、−ＢＲ１−、ＳｉＲ１Ｒ２−、−（ＣＯ）−Ｏ−、−Ｏ−（ＣＯ）−、−ＮＲ１−（ＣＯ）−、および−（ＣＯ）−ＮＲ１−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、
Ｒ６、Ｒ７、およびＲ８が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族である。）
を含む、ポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２】
下記式ＩＶ、式Ｖ、または式ＶＩの構成繰返し単位の少なくとも１種
【化３】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ５が、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ａ８が、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮであり、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に互いに連結している。）
を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３】
下記式ＶＩＩの構成繰返し単位の少なくとも１種
【化４】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アリール、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールである。）
を含む、請求項２に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４】
Ｒが、
【化５】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に互いに連結している、
請求項３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項５】
Ｒが、
【化６】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項４に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項６】
Ｒが、
【化７】
よりなる群から選ばれる、請求項５に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項７】
Ｒがアルキルである、請求項３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項８】
Ｒがｎ−ヘキシルである、請求項７に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項９】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化８】
（式中、Ｑが、
【化９】
【化１０】
【化１１】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｐが、０〜２であり、
ｑが、０〜３であり、
ｒが、０〜４であり、
ｓが、０〜５であり、
ｔが、０〜６であり、
ＸおよびＹが、それぞれ独立に、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｚが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、アリール、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシ、オキサゾール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール、置換トリアゾール、テトラゾール、テトラジン、トリアジン、置換トリアジン、これらは線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｅが、Ｏ、ＮＨ、およびＳよりなる群から選ばれ、
Ａ１が、基がＡ１で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ１で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ２が、基がＡ２で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ２で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ３が、基がＡ３で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ３で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、且つ、
Ａ４が、基がＡ４で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ４で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮである。）
を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１０】
Ｑが、−Ｏ−、−Ｓ−、−Ｃ（Ｏ）−、−ＯＣ（Ｏ）−、−Ｃ（Ｏ）Ｏ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−ＣＨ２−ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、ＣＨ２ＣＨＣＯＮＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ（ＣＮ）−、−ＣＨ２ＣＨ＝ＣＨＣＨ２−、−ＣＯＮＨＣＯ−、−ＣＨ２ＣＨ（ＯＯＣＣＨ３）−、−ＣＨ２ＣＨＣｌ−、−ＣＨ２ＣＨＯＨ−、−ＣＨ（ＯＣＨ２ＣＨ３）ＣＨ２−、−ＣＨ（ＯＣＨ２ＣＨ（ＣＨ３）２）ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（ＣＨ３）（Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ３）−、−ＣＨ２Ｃ（ＣＨ３）（Ｃ（Ｏ）ＯＨ−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＮＨ−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｓ）−、−ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣＨ２−、−ＣＨ２Ｏ−、−ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、−ＯＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、−ＯＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＯＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＮＨＣＨ２−、−ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨ−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨ（ＣＨ２）０−６（ＯＣＨ２ＣＨ２）０−２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨ（ＣＨ２）ｌ−６ＮＨＣ（Ｏ）−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＮＨ（ＣＨ２）１−６−ＮＨ−Ｃ（Ｏ）−、−ＯＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−Ｏ−Ｃ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、および−ＯＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−よりなる群から選ばれる、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１１】
Ｑが、
【化１２】
（式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｒが、０〜４である。）
である、請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１２】
Ｑが、
【化１３】
である、請求項１１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１３】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化１４】
（式中、Ｑが、
【化１５】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１４】
Ｑが、
【化１６】
である、請求項１１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１５】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位
【化１７】
（式中、Ｑが、
【化１８】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１６】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも異なる２種
【化１９】
（式中、構成繰返し単位の少なくとも異なる２種の少なくとも１種が、
【化２０】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１７】
Ｑが、
【化２１】
（式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｐが、０〜２であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、およびＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している。）
である、請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１８】
Ｑが、
【化２２】
であり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ｒ２およびＲ３が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、Ｒ２およびＲ３が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１７に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１９】
Ｑが、
【化２３】
である、請求項１８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２０】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化２４】
（式中、Ｑが、
【化２５】
であり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ｒ２およびＲ３が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、Ｒ２およびＲ３が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２１】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化２６】
（式中、Ｑが、
【化２７】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２２】
さらに、下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも異なる３種
【化２８】
（式中、構成繰返し単位の少なくとも異なる３種の少なくとも１種が、
【化２９】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項２１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２３】
Ｑが、
【化３０】
であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｔが、０〜６である、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２４】
Ｑが、
【化３１】
である、請求項２３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２５】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位
【化３２】
（式中、Ｑが、
【化３３】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２６】
Ｑが、
【化３４】
であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｒ６が、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、且つ、
ｑが、０〜３である、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２７】
Ｑが、
【化３５】
である、請求項２６に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２８】
Ｑが、
【化３６】
である、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２９】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも異なる２種
【化３７】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化３８】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３０】
Ｑが、
【化３９】
であり、
Ｒ５が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｑが、０〜３であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３１】
Ｑが、
【化４０】
である、請求項３０に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３２】
Ｑが、
【化４１】
である、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３３】
Ｑが、
【化４２】
であり、
Ｒ５が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｒ６が、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、且つ、
ｒが、０〜４である、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３４】
Ｑが、
【化４３】
である、請求項３３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３５】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも２種の構成繰返し単位
【化４４】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化４５】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３６】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも２種の構成繰返し単位
【化４６】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化４７】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３７】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化４８】
（式中、Ｑが、
【化４９】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３８】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも２種の構成繰返し単位
【化５０】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化５１】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３９】
Ｑが、
【化５２】
であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｒが、０〜４であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４０】
Ｑが、
【化５３】
であり、
Ｒ５が、独立にＨ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｒが、０〜４であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している、
請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４１】
前記ポリマーまたはオリゴマーが、
【化５４】
（式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接する（ジェミナル、ビシナル、またはオルト）Ｒ５基が任意に連結しており、
Ｊが、１，２，４−フェニレントリイル、および＞ＣＲ６ＣＲ７Ｒ８−よりなる群から選ばれる３価の部位であり、
Ｇが、なし、または、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、ＣＲ２Ｒ３−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、Ｎ＝ＣＲ１−、ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、−（ＣＯ）−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接する（ジェミナル、ビシナル、またはオルト）Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３またはＲ４が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、
Ｒ６、Ｒ７、およびＲ８が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８のいずれか２つが任意に連結しており、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族であり、且つ、
ｒが、０〜４である。）
よりなる群から選ばれる構成繰返し単位を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４２】
Ｊが＞ＣＨＣＨ２−である、請求項４１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４３】
前記ポリマーが、
【化５５】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ｒ１およびＲ２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結しており、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族であり、且つ、
ｒが、０〜４である。）
よりなる群から選ばれる構成繰返し単位を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４４】
前記ポリマーが下記の構成繰返し単位
【化５６】
を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４５】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約１〜約１００ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約０〜約９９ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４６】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約２５ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約７５ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４７】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約２０ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約８０ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４８】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約４０ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約６０ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４９】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約５０ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約５０ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項５０】
ポリマーの平均分子量Ｍｗが、少なくとも約１５，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５１】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約２０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５２】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約４０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５３】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約６０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５４】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約８０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５５】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約１００，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５６】
重量平均分子量Ｍｗが、約２００〜約１５０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のオリゴマー。
【請求項５７】
ポリマーがコポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項５８】
ポリマーがブロックコポリマーである、請求項５７のポリマー。
【請求項５９】
ポリマーがランダムコポリマーである、請求項５７のポリマー。
【請求項６０】
ポリマーが架橋ポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項６１】
ポリマーが多分岐ポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項６２】
ポリマーが星型ポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項６３】
ポリマーが、フォトルミネセンスポリマーおよび／またはエレクトロルミネセンスポリマーである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項６４】
フォトルミネセンスポリマーが、ＵＶ、可視、または赤外領域での励起に適している、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６５】
フォトルミネセンスポリマーが、波長が３５０〜７５０ナノメートルの範囲の光を発し得る、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６６】
フォトルミネセンスポリマーが、波長が４５０〜７５０ナノメートルの範囲の光を発し得る、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６７】
フォトルミネセンスポリマーが、波長が５００〜６５０ナノメートルの範囲の光を発し得る、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６８】
（ａ）（ｉ）下記式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の化合物
【化５７】
、および、
（ｉｉ）任意に、下記式ＸＩで表される一般式を有する少なくとも１種の化合物
【化５８】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ５が、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ａ８が、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮであり、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、
Ｑが、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、−ＯＣＲ１Ｒ２−、−ＣＲ１Ｒ２−、−ＯＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−Ｎ＝ＣＲ１−、−ＣＲ１＝Ｎ−、−ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−、−ＢＲ１−、ＳｉＲ１Ｒ２−、−（ＣＯ）−Ｏ−、−Ｏ−（ＣＯ）−、−ＮＲ１−（ＣＯ）−、および−（ＣＯ）−ＮＲ１−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、Ｒ６およびＲ７が任意に連結しており、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族であり、且つ、
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、アリールとアリール、および／またはアリールとアルキルのカップリング反応に関与し得る単数または複数の基である。）
を混合する工程；ならびに、
（ｂ）混合物に、重合触媒および任意の共反応物質を加えて、
（ｉ）式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の化合物と、式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の別の化合物とを連結する炭素−炭素結合を形成する重合、および／または、
（ｉｉ）式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の化合物と、式ＸＩの少なくとも１種の化合物とを連結する炭素−炭素結合を形成する重合、を生じさせる工程；
を含む、ポリマーまたはオリゴマーの製造方法。
【請求項６９】
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、ハライド、−Ｓｉ（Ｒ１１）３、−Ｓｎ（Ｒ１１）３、−Ｃｕ、−Ｃｕ（ＣＮ）Ｌｉ、−Ｌｉ、−ＭｇＢｒ、−ＺｎＣｌ、−ＺｎＢｒ、−ＺｎＩ、−ＭｎＢｒ、−ＭｎＣｌ、−ＭｎＩ、−ＨｇＣｌ、−ＯＴｆ、−ＳＨ、−ＳＯ３ＣＨ３、−Ｂ（ＯＲ１２）２よりなる群から選ばれる単数または複数の基であり、
Ｒ１１が、それぞれ独立に、ハライド、ヒドロキシル、アルキル、およびアルキルオキシよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成している、
請求項６８に記載の製造方法。
【請求項７０】
前記のアリールとアリールとのカップリング反応が、鈴木、コロン、スティル、山本よりなる群から選ばれる、請求項６８に記載の製造方法。
【請求項７１】
（ｉ）下記式ＸＩＩの少なくとも１種の化合物
【化５９】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、アリールとアリール、および／またはアリールとアルキルのカップリング反応に関与し得る単数または複数の基である。）；ならびに、
（ｉｉ）下記式ＸＩで表される一般式を有する少なくとも１種の化合物
【化６０】
（式中、Ｑが、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、−ＯＣＲ１Ｒ２−、−ＣＲ１Ｒ２−、−ＯＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−Ｎ＝ＣＲ１−、−ＣＲ１＝Ｎ−、−ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−、−ＢＲ１−、ＳｉＲ１Ｒ２−、−（ＣＯ）−Ｏ−、−Ｏ−（ＣＯ）−、−ＮＲ１−（ＣＯ）−、および−（ＣＯ）−ＮＲ１−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族である。）；
を混合する工程を含む、請求項６８に記載の製造方法。
【請求項７２】
Ｒが、
【化６１】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項７１に記載の製造方法。
【請求項７３】
Ｒが、
【化６２】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項７２に記載の製造方法。
【請求項７４】
Ｒが、
【化６３】
よりなる群から選ばれる、請求項７３に記載の製造方法。
【請求項７５】
Ｒがアルキルである、請求項７１に記載の製造方法。
【請求項７６】
Ｒがｎ−ヘキシルである、請求項７５に記載の製造方法。
【請求項７７】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立にハライドである、請求項７１〜７６のいずれかに記載の製造方法。
【請求項７８】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれブロミドである、請求項７７に記載の製造方法。
【請求項７９】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、
【化６４】
であり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ｒ２およびＲ３が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、Ｒ２およびＲ３が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項７１〜７６のいずれかに記載の製造方法。
【請求項８０】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ、
【化６５】
である、請求項７９に記載の製造方法。
【請求項８１】
（ｉ）少なくとも１種の式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化６６】
であり、
式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｒが、０〜４であり、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、−Ｂ（ＯＲ１２）２であり、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成している。）；および／または、
（ｉｉ）少なくとも１種の他の式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化６７】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｑが、０〜３であり、
ｒが、０〜４であり、
ｔが、０〜６であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｚが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、アリール、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシ、オキサゾール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール、置換トリアゾール、テトラゾール、テトラジン、トリアジン、置換トリアジン、これらは線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立にハライドである。）；
を混合する工程を含む、請求項６２〜６８のいずれかに記載の製造方法。
【請求項８２】
（ｉ）において、
式ＸＩ中のＱが、
【化６８】
よりなる群から選ばれ、且つ、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、−Ｂ（ＯＲ１２）２であり、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成しており；且つ、
（ｉｉ）において、
式ＩＸ中のＱが、
【化６９】
よりなる群から選ばれ、且つ、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立にブロミドである；
請求項８１に記載の製造方法。
【請求項８３】
（ｉ）少なくとも１種の前記式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化７０】
であり、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、−Ｂ（ＯＲ１２）２であり、且つ、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成している。）
を混合する工程を含む、請求項８１に記載の製造方法。
【請求項８４】
さらに、（ｉ）少なくとも１種の前記式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化７１】
であり、且つ、
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれブロミドである。）
を混合する工程を含む、請求項８３に記載の製造方法。
【請求項８５】
前記重合開始剤が、Ｐｄ（ＰＰｈ３）４、Ｐｄ（ＯＡｃ）２、ＰｄＣｌ２（ｄｐｐｂ）、およびＰｄ（ｄｂａ）２／ＰＰｈ３よりなる群から選ばれるパラジウム触媒と、塩基との組み合わせである、請求項６８〜８４のいずれかに記載の製造方法。
【請求項８６】
前記塩基が、Ｎａ２ＣＯ３、Ｋ２ＣＯ３、ＮａＨＣＯ３、ＫＨＣＯ３、ＣｓＯＨ、ＣｓＨＣＯ３、Ｃｓ２ＣＯ３、Ｂａ（ＯＨ）２、ＫＯＨ、およびＮａＯＨよりなる群から選ばれる、請求項８５に記載の製造方法。
【請求項８７】
（ａ）アノード、
（ｂ）カソード、および、
（ｃ）正および負電荷キャリアを隣接層から受け取り、結合させて、光を発する発光層を備え；さらに、任意に、
（ｄ）正孔注入層、
（ｅ）１層以上の正孔輸送層、
（ｆ）１層以上の電子輸送層、
（ｇ）電子注入層、および、
（ｈ）バッファ層を備え；
前記発光層、および／または、１層以上の前記正孔および／または電子輸送層が、請求項１〜６７のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマーを含む、電子デバイスまたはその構成部品。
【請求項８８】
エレクトロルミネセンス素子を含む、請求項８７に記載の電子デバイス。
【請求項８９】
請求項１〜６７のいずれかのポリマーまたはオリゴマーを含む、発光素子。
【請求項９０】
前記デバイスがエレクトロルミネセンス素子である、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９１】
前記デバイスがフォトルミネセンス素子である、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９２】
前記デバイスが有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）である、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９３】
前記デバイスが有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイである、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９４】
前記デバイスがセンサーである、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９５】
前記デバイスが１０パーセントを超える量子効率を有するフォトルミネセンスを示す、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９６】
前記ＯＬＥＤの発光開始電圧が約５ボルト未満である、請求項９２記載のデバイス。
【請求項９７】
前記ＯＬＥＤの発光開始電圧が約３ボルトである、請求項８４記載のデバイス。
【請求項９８】
前記ＯＬＥＤの発光効率が、７Ｖ且つ１０００ｃｄ／ｍ２で、少なくとも２．５ｌｍ／Ｗである、請求項９７記載のデバイス。
【請求項９９】
前記ＯＬＥＤの発光効率が、４Ｖ且つ１０００ｃｄ／ｍ２で、少なくとも４．０ｌｍ／Ｗである、請求項９７記載のデバイス。
【請求項１００】
前記ＯＬＥＤの発光効率が、１０Ｖ且つ１００ｃｄ／ｍ２で、少なくとも０．２ｌｍ／Ｗである、請求項９７記載のデバイス。
【請求項１０１】
（ａ）アノード、
（ｂ）カソード、および、
（ｃ）正および負電荷キャリアを隣接層から受け取り、結合させて、光を発する発光層を備え；さらに、任意に、
（ｄ）正孔注入層、
（ｅ）１層以上の正孔輸送層、
（ｆ）１層以上の電子輸送層、
（ｇ）電子注入層、
（ｈ）バッファ層を備え；
前記発光層、および／または、１層以上の前記正孔および／または電子輸送層が、式
【化７２】
（式中、Ｒ２０が、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ２１が、ＣＨ、ＣＲ２１、またはＮであり、
Ａ２２が、ＣＨ、ＣＲ２２、またはＮであり、
Ａ２３が、ＣＨ、ＣＲ２３、またはＮであり、
Ａ２４が、ＣＨ、ＣＲ２４、またはＮであり、且つ、
Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれるか、または、Ｒ１およびＲ２、および／または、Ｒ２およびＲ３、および／または、Ｒ３およびＲ４が、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成している。）
の化合物を含む、電子デバイスまたはその構成部品。
【請求項１０２】
Ｒ２０が、
【化７３】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１０１に記載の電子デバイス。
【請求項１０３】
Ｒ２０が、
【化７４】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項１０２に記載の電子デバイス。
【請求項１０４】
Ｒ２０が、
【化７５】
よりなる群から選ばれる、請求項１０３に記載の電子デバイス。
【請求項１０５】
Ｒ２０がアルキルである、請求項１０１に記載の電子デバイス。
【請求項１０６】
Ｒ２０がｎ−ヘキシルである、請求項１０５に記載の電子デバイス。
【請求項１０７】
式中、Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、
【化７６】
【化７７】
【化７８】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｐが、０〜２であり、
ｑが、０〜３であり、
ｒが、０〜４であり、
ｓが、０〜５であり、
ｔが、０〜６であり、
ＸおよびＹが、それぞれ独立に、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｚが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、アリール、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシ、オキサゾール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール、置換トリアゾール、テトラゾール、テトラジン、トリアジン、置換トリアジン、これらは線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が任意に連結していてもよく、且つ、
Ｅが、Ｏ、ＮＨ、およびＳよりなる群から選ばれる、
請求項１０１〜１０６のいずれかに記載の電子デバイス。
【請求項１０８】
Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、４−（ジメチルアミノ）フェニル、チオフェン−２−イル、および９，９−ジヘキシル−９Ｈ−フルオレン−７−イルよりなる群から選ばれる、請求項１０１〜１０６のいずれかに記載の電子デバイス。
【請求項１０９】
エレクトロルミネセンス素子を含む、請求項１０１に記載の電子デバイス。
【請求項１１０】
式
【化７９】
（式中、Ｒ２０が、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ２１が、ＣＨ、ＣＲ２１、またはＮであり、
Ａ２２が、ＣＨ、ＣＲ２２、またはＮであり、
Ａ２３が、ＣＨ、ＣＲ２３、またはＮであり、
Ａ２４が、ＣＨ、ＣＲ２４、またはＮであり、且つ、
Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれるか、または、Ｒ２１およびＲ２２、および／または、Ｒ２２およびＲ２３、および／または、Ｒ２３およびＲ２４が、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成している。）
の化合物を含む、センサー。
【請求項１１１】
Ｒ２０が、
【化８０】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１１０に記載のセンサー。
【請求項１１２】
Ｒ２０が、
【化８１】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項１１１に記載のセンサー。
【請求項１１３】
Ｒ２０が、
【化８２】
である、請求項１１２に記載の電子デバイス。
【請求項１１４】
一般式
【化８３】
（式中、Ｒ２０が、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールよりなる群から選ばれ、Ｒ２０がメチルではなく、且つ、
Ｒ３０およびＲ３１が、それぞれ独立にハライドである。）
の化合物。
【請求項１１５】
Ｒ２０が、
【化８４】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１１４に記載の化合物。
【請求項１１６】
Ｒ２０が、
【化８５】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項１１５に記載の化合物。
【請求項１１７】
Ｒ２０が、
【化８６】
よりなる群から選ばれる、請求項１１６に記載の化合物。
【請求項１１８】
Ｒ２０がｎ−ヘキシルである、請求項１１４に記載の化合物。
【請求項１１９】
Ｒ３０およびＲ３１がそれぞれブロミドである、請求項１１４〜１１８のいずれかに記載の化合物。
【請求項１２０】
化合物が、
（ａ）４，７−ジブロモ−２−ヘキシル−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｂ）４，６−ジブロモ−２−ヘキシル−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｃ）５，６−ジブロモ−２−ヘキシル−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｄ）２，４−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−６−（４，７−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール−２−イル）フェノール、
（ｅ）２，４−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−６−（４，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール−２−イル）フェノール、
（ｆ）２，４−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−６−（５，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール−２−イル）フェノール、
（ｇ）２−（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−２−メトキシフェニル）−４，７−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｈ）２−（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−２−メトキシフェニル）−４，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、および、
（ｉ）２−（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−２−メトキシフェニル）−５，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール
よりなる群から選ばれる、請求項１１４に記載の化合物。
【請求項１】
（ａ）下記式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式を有し、主鎖の一部としてまたは側鎖としてベンゾトリアゾール型の基を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化１】
；および、
（ｂ）任意に、下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化２】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ１が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ１で連結している場合には、Ｃであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ１で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ２が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ２で連結している場合には、Ｃであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ２で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ３が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ３で連結している場合には、Ｃであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ３で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ａ４が、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ４で連結していない場合には、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮであり、前記ベンゾトリアゾール型の基がＡ４で連結している場合には、Ｃであり、
Ｊが、１，２，４−フェニレントリイル、および＞ＣＲ６ＣＲ７Ｒ８−よりなる群から選ばれる３価の部位であり、
Ｇが、なし、または、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、ＣＲ２Ｒ３−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、Ｎ＝ＣＲ１−、ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、−（ＣＯ）−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｑが、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、−ＯＣＲ１Ｒ２−、−ＣＲ１Ｒ２−、−ＯＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−Ｎ＝ＣＲ１−、−ＣＲ１＝Ｎ−、−ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−、−ＢＲ１−、ＳｉＲ１Ｒ２−、−（ＣＯ）−Ｏ−、−Ｏ−（ＣＯ）−、−ＮＲ１−（ＣＯ）−、および−（ＣＯ）−ＮＲ１−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、
Ｒ６、Ｒ７、およびＲ８が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族である。）
を含む、ポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２】
下記式ＩＶ、式Ｖ、または式ＶＩの構成繰返し単位の少なくとも１種
【化３】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ５が、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ａ８が、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮであり、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に互いに連結している。）
を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３】
下記式ＶＩＩの構成繰返し単位の少なくとも１種
【化４】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アリール、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールである。）
を含む、請求項２に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４】
Ｒが、
【化５】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に互いに連結している、
請求項３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項５】
Ｒが、
【化６】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項４に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項６】
Ｒが、
【化７】
よりなる群から選ばれる、請求項５に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項７】
Ｒがアルキルである、請求項３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項８】
Ｒがｎ−ヘキシルである、請求項７に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項９】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化８】
（式中、Ｑが、
【化９】
【化１０】
【化１１】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｐが、０〜２であり、
ｑが、０〜３であり、
ｒが、０〜４であり、
ｓが、０〜５であり、
ｔが、０〜６であり、
ＸおよびＹが、それぞれ独立に、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｚが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、アリール、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシ、オキサゾール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール、置換トリアゾール、テトラゾール、テトラジン、トリアジン、置換トリアジン、これらは線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｅが、Ｏ、ＮＨ、およびＳよりなる群から選ばれ、
Ａ１が、基がＡ１で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ１で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ２が、基がＡ２で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ２で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ３が、基がＡ３で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ３で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、且つ、
Ａ４が、基がＡ４で連結しているときには、Ｃであり、基がＡ４で連結していないときには、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮである。）
を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１０】
Ｑが、−Ｏ−、−Ｓ−、−Ｃ（Ｏ）−、−ＯＣ（Ｏ）−、−Ｃ（Ｏ）Ｏ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−ＣＨ２−ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、ＣＨ２ＣＨＣＯＮＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ（ＣＮ）−、−ＣＨ２ＣＨ＝ＣＨＣＨ２−、−ＣＯＮＨＣＯ−、−ＣＨ２ＣＨ（ＯＯＣＣＨ３）−、−ＣＨ２ＣＨＣｌ−、−ＣＨ２ＣＨＯＨ−、−ＣＨ（ＯＣＨ２ＣＨ３）ＣＨ２−、−ＣＨ（ＯＣＨ２ＣＨ（ＣＨ３）２）ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（ＣＨ３）（Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ３）−、−ＣＨ２Ｃ（ＣＨ３）（Ｃ（Ｏ）ＯＨ−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＮＨ−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｓ）−、−ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣＨ２−、−ＣＨ２Ｏ−、−ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、−ＯＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、−ＯＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＯＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｏ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨ−、−Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＯＣＨ２ＣＨ２−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−、−ＮＨＣＨ２−、−ＮＨＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＮＨＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−、−Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−ＣＨ２−、−ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨ−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２Ｃ（Ｏ）ＮＨＣＨ２ＣＨ２ＮＨＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、−ＯＣ（Ｏ）ＮＨ（ＣＨ２）０−６（ＯＣＨ２ＣＨ２）０−２−、−Ｃ（Ｏ）ＮＨ（ＣＨ２）ｌ−６ＮＨＣ（Ｏ）−、−ＮＨＣ（Ｏ）ＮＨ（ＣＨ２）１−６−ＮＨ−Ｃ（Ｏ）−、−ＯＣ（Ｏ）ＣＨ２−、−Ｏ−Ｃ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２−、および−ＯＣ（Ｏ）ＣＨ２ＣＨ２ＣＨ２−よりなる群から選ばれる、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１１】
Ｑが、
【化１２】
（式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｒが、０〜４である。）
である、請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１２】
Ｑが、
【化１３】
である、請求項１１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１３】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化１４】
（式中、Ｑが、
【化１５】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１４】
Ｑが、
【化１６】
である、請求項１１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１５】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位
【化１７】
（式中、Ｑが、
【化１８】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１６】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも異なる２種
【化１９】
（式中、構成繰返し単位の少なくとも異なる２種の少なくとも１種が、
【化２０】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１７】
Ｑが、
【化２１】
（式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｐが、０〜２であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、およびＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している。）
である、請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１８】
Ｑが、
【化２２】
であり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ｒ２およびＲ３が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、Ｒ２およびＲ３が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１７に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項１９】
Ｑが、
【化２３】
である、請求項１８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２０】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化２４】
（式中、Ｑが、
【化２５】
であり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ｒ２およびＲ３が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、Ｒ２およびＲ３が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２１】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化２６】
（式中、Ｑが、
【化２７】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２２】
さらに、下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも異なる３種
【化２８】
（式中、構成繰返し単位の少なくとも異なる３種の少なくとも１種が、
【化２９】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項２１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２３】
Ｑが、
【化３０】
であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｔが、０〜６である、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２４】
Ｑが、
【化３１】
である、請求項２３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２５】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位
【化３２】
（式中、Ｑが、
【化３３】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２６】
Ｑが、
【化３４】
であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｒ６が、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、且つ、
ｑが、０〜３である、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２７】
Ｑが、
【化３５】
である、請求項２６に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２８】
Ｑが、
【化３６】
である、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項２９】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも異なる２種
【化３７】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化３８】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３０】
Ｑが、
【化３９】
であり、
Ｒ５が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｑが、０〜３であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３１】
Ｑが、
【化４０】
である、請求項３０に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３２】
Ｑが、
【化４１】
である、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３３】
Ｑが、
【化４２】
であり、
Ｒ５が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｒ６が、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、且つ、
ｒが、０〜４である、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３４】
Ｑが、
【化４３】
である、請求項３３に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３５】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも２種の構成繰返し単位
【化４４】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化４５】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３６】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも２種の構成繰返し単位
【化４６】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化４７】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３７】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する構成繰返し単位の少なくとも１種
【化４８】
（式中、Ｑが、
【化４９】
である。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３８】
下記式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも２種の構成繰返し単位
【化５０】
（式中、少なくとも１つのＱが、
【化５１】
よりなる群から選ばれる。）
を含む、請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項３９】
Ｑが、
【化５２】
であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｒが、０〜４であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している、
請求項９に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４０】
Ｑが、
【化５３】
であり、
Ｒ５が、独立にＨ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
ｒが、０〜４であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結している、
請求項６または８に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４１】
前記ポリマーまたはオリゴマーが、
【化５４】
（式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接する（ジェミナル、ビシナル、またはオルト）Ｒ５基が任意に連結しており、
Ｊが、１，２，４−フェニレントリイル、および＞ＣＲ６ＣＲ７Ｒ８−よりなる群から選ばれる３価の部位であり、
Ｇが、なし、または、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、ＣＲ２Ｒ３−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、Ｎ＝ＣＲ１−、ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、−（ＣＯ）−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接する（ジェミナル、ビシナル、またはオルト）Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３またはＲ４が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、
Ｒ６、Ｒ７、およびＲ８が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８のいずれか２つが任意に連結しており、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族であり、且つ、
ｒが、０〜４である。）
よりなる群から選ばれる構成繰返し単位を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４２】
Ｊが＞ＣＨＣＨ２−である、請求項４１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４３】
前記ポリマーが、
【化５５】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ｒ１およびＲ２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結しており、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族であり、且つ、
ｒが、０〜４である。）
よりなる群から選ばれる構成繰返し単位を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４４】
前記ポリマーが下記の構成繰返し単位
【化５６】
を含む、請求項１に記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４５】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約１〜約１００ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約０〜約９９ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４６】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約２５ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約７５ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４７】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約２０ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約８０ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４８】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約４０ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約６０ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項４９】
（ａ）式Ｉおよび式ＩＩよりなる群から選ばれる一般式で表される少なくとも１種の構成繰返し単位約５０ｍｏｌ％；および、
（ｂ）式ＩＩＩで表される一般式を有する少なくとも１種の構成繰返し単位約５０ｍｏｌ％；
を含む、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項５０】
ポリマーの平均分子量Ｍｗが、少なくとも約１５，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５１】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約２０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５２】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約４０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５３】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約６０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５４】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約８０，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５５】
ポリマーの重量平均分子量Ｍｗが、少なくとも約１００，０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマー。
【請求項５６】
重量平均分子量Ｍｗが、約２００〜約１５０００ドルトンである、請求項１〜４４のいずれかに記載のオリゴマー。
【請求項５７】
ポリマーがコポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項５８】
ポリマーがブロックコポリマーである、請求項５７のポリマー。
【請求項５９】
ポリマーがランダムコポリマーである、請求項５７のポリマー。
【請求項６０】
ポリマーが架橋ポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項６１】
ポリマーが多分岐ポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項６２】
ポリマーが星型ポリマーである、請求項１のポリマー。
【請求項６３】
ポリマーが、フォトルミネセンスポリマーおよび／またはエレクトロルミネセンスポリマーである、請求項１〜４４のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマー。
【請求項６４】
フォトルミネセンスポリマーが、ＵＶ、可視、または赤外領域での励起に適している、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６５】
フォトルミネセンスポリマーが、波長が３５０〜７５０ナノメートルの範囲の光を発し得る、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６６】
フォトルミネセンスポリマーが、波長が４５０〜７５０ナノメートルの範囲の光を発し得る、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６７】
フォトルミネセンスポリマーが、波長が５００〜６５０ナノメートルの範囲の光を発し得る、請求項６３に記載のフォトルミネセンスポリマー。
【請求項６８】
（ａ）（ｉ）下記式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の化合物
【化５７】
、および、
（ｉｉ）任意に、下記式ＸＩで表される一般式を有する少なくとも１種の化合物
【化５８】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ５が、ＣＨ、ＣＲ１、またはＮであり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ａ８が、ＣＨ、ＣＲ４、またはＮであり、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、
Ｑが、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、−ＯＣＲ１Ｒ２−、−ＣＲ１Ｒ２−、−ＯＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−Ｎ＝ＣＲ１−、−ＣＲ１＝Ｎ−、−ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−、−ＢＲ１−、ＳｉＲ１Ｒ２−、−（ＣＯ）−Ｏ−、−Ｏ−（ＣＯ）−、−ＮＲ１−（ＣＯ）−、および−（ＣＯ）−ＮＲ１−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、Ｒ６およびＲ７が任意に連結しており、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族であり、且つ、
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、アリールとアリール、および／またはアリールとアルキルのカップリング反応に関与し得る単数または複数の基である。）
を混合する工程；ならびに、
（ｂ）混合物に、重合触媒および任意の共反応物質を加えて、
（ｉ）式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の化合物と、式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の別の化合物とを連結する炭素−炭素結合を形成する重合、および／または、
（ｉｉ）式ＶＩＩＩ、式ＩＸ、および式Ｘよりなる群から選ばれる少なくとも１種の化合物と、式ＸＩの少なくとも１種の化合物とを連結する炭素−炭素結合を形成する重合、を生じさせる工程；
を含む、ポリマーまたはオリゴマーの製造方法。
【請求項６９】
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、ハライド、−Ｓｉ（Ｒ１１）３、−Ｓｎ（Ｒ１１）３、−Ｃｕ、−Ｃｕ（ＣＮ）Ｌｉ、−Ｌｉ、−ＭｇＢｒ、−ＺｎＣｌ、−ＺｎＢｒ、−ＺｎＩ、−ＭｎＢｒ、−ＭｎＣｌ、−ＭｎＩ、−ＨｇＣｌ、−ＯＴｆ、−ＳＨ、−ＳＯ３ＣＨ３、−Ｂ（ＯＲ１２）２よりなる群から選ばれる単数または複数の基であり、
Ｒ１１が、それぞれ独立に、ハライド、ヒドロキシル、アルキル、およびアルキルオキシよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成している、
請求項６８に記載の製造方法。
【請求項７０】
前記のアリールとアリールとのカップリング反応が、鈴木、コロン、スティル、山本よりなる群から選ばれる、請求項６８に記載の製造方法。
【請求項７１】
（ｉ）下記式ＸＩＩの少なくとも１種の化合物
【化５９】
（式中、Ｒが、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、アリールとアリール、および／またはアリールとアルキルのカップリング反応に関与し得る単数または複数の基である。）；ならびに、
（ｉｉ）下記式ＸＩで表される一般式を有する少なくとも１種の化合物
【化６０】
（式中、Ｑが、−Ａｒ−、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ１−、−ＯＣＲ１Ｒ２−、−ＣＲ１Ｒ２−、−ＯＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−ＣＲ１Ｒ２ＣＲ３Ｒ４−、−Ｎ＝ＣＲ１−、−ＣＲ１＝Ｎ−、−ＣＲ１＝ＣＲ２−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−、−ＢＲ１−、ＳｉＲ１Ｒ２−、−（ＣＯ）−Ｏ−、−Ｏ−（ＣＯ）−、−ＮＲ１−（ＣＯ）−、および−（ＣＯ）−ＮＲ１−、Ｃ３〜Ｃ３０アルキルジイル、およびＣ３〜Ｃ３０ヘテロアルキルジイルよりなる群から選ばれ、
Ｒ１、Ｒ２、Ｒ３、Ｒ４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ１、Ｒ２、Ｒ３、またはＲ４のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ａｒが、非置換または置換の、単環または多環の、縮合または非縮合の芳香族または複素芳香族である。）；
を混合する工程を含む、請求項６８に記載の製造方法。
【請求項７２】
Ｒが、
【化６１】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項７１に記載の製造方法。
【請求項７３】
Ｒが、
【化６２】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項７２に記載の製造方法。
【請求項７４】
Ｒが、
【化６３】
よりなる群から選ばれる、請求項７３に記載の製造方法。
【請求項７５】
Ｒがアルキルである、請求項７１に記載の製造方法。
【請求項７６】
Ｒがｎ−ヘキシルである、請求項７５に記載の製造方法。
【請求項７７】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立にハライドである、請求項７１〜７６のいずれかに記載の製造方法。
【請求項７８】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれブロミドである、請求項７７に記載の製造方法。
【請求項７９】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、
【化６４】
であり、
Ａ６が、ＣＨ、ＣＲ２、またはＮであり、
Ａ７が、ＣＨ、ＣＲ３、またはＮであり、
Ｒ２およびＲ３が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、Ｒ２およびＲ３が任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項７１〜７６のいずれかに記載の製造方法。
【請求項８０】
式Ｘ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ、
【化６５】
である、請求項７９に記載の製造方法。
【請求項８１】
（ｉ）少なくとも１種の式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化６６】
であり、
式中、Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｒが、０〜４であり、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、−Ｂ（ＯＲ１２）２であり、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成している。）；および／または、
（ｉｉ）少なくとも１種の他の式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化６７】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｑが、０〜３であり、
ｒが、０〜４であり、
ｔが、０〜６であり、
Ｘが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｚが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、アリール、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシ、オキサゾール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール、置換トリアゾール、テトラゾール、テトラジン、トリアジン、置換トリアジン、これらは線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９のいずれか２つが任意に連結しており、且つ、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立にハライドである。）；
を混合する工程を含む、請求項６２〜６８のいずれかに記載の製造方法。
【請求項８２】
（ｉ）において、
式ＸＩ中のＱが、
【化６８】
よりなる群から選ばれ、且つ、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、−Ｂ（ＯＲ１２）２であり、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成しており；且つ、
（ｉｉ）において、
式ＩＸ中のＱが、
【化６９】
よりなる群から選ばれ、且つ、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立にブロミドである；
請求項８１に記載の製造方法。
【請求項８３】
（ｉ）少なくとも１種の前記式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化７０】
であり、
式ＸＩ中のＲ１０およびＲ１０’が、それぞれ独立に、−Ｂ（ＯＲ１２）２であり、且つ、
Ｒ１２が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、アルキル、およびアリールよりなる群から選ばれるか、または、２つのＲ１２が、それらが結合している酸素原子とともに、環状ボロン酸エステルを形成している。）
を混合する工程を含む、請求項８１に記載の製造方法。
【請求項８４】
さらに、（ｉ）少なくとも１種の前記式ＸＩの化合物
（式ＸＩ中のＱが、
【化７１】
であり、且つ、
Ｒ１０およびＲ１０’が、それぞれブロミドである。）
を混合する工程を含む、請求項８３に記載の製造方法。
【請求項８５】
前記重合開始剤が、Ｐｄ（ＰＰｈ３）４、Ｐｄ（ＯＡｃ）２、ＰｄＣｌ２（ｄｐｐｂ）、およびＰｄ（ｄｂａ）２／ＰＰｈ３よりなる群から選ばれるパラジウム触媒と、塩基との組み合わせである、請求項６８〜８４のいずれかに記載の製造方法。
【請求項８６】
前記塩基が、Ｎａ２ＣＯ３、Ｋ２ＣＯ３、ＮａＨＣＯ３、ＫＨＣＯ３、ＣｓＯＨ、ＣｓＨＣＯ３、Ｃｓ２ＣＯ３、Ｂａ（ＯＨ）２、ＫＯＨ、およびＮａＯＨよりなる群から選ばれる、請求項８５に記載の製造方法。
【請求項８７】
（ａ）アノード、
（ｂ）カソード、および、
（ｃ）正および負電荷キャリアを隣接層から受け取り、結合させて、光を発する発光層を備え；さらに、任意に、
（ｄ）正孔注入層、
（ｅ）１層以上の正孔輸送層、
（ｆ）１層以上の電子輸送層、
（ｇ）電子注入層、および、
（ｈ）バッファ層を備え；
前記発光層、および／または、１層以上の前記正孔および／または電子輸送層が、請求項１〜６７のいずれかに記載のポリマーまたはオリゴマーを含む、電子デバイスまたはその構成部品。
【請求項８８】
エレクトロルミネセンス素子を含む、請求項８７に記載の電子デバイス。
【請求項８９】
請求項１〜６７のいずれかのポリマーまたはオリゴマーを含む、発光素子。
【請求項９０】
前記デバイスがエレクトロルミネセンス素子である、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９１】
前記デバイスがフォトルミネセンス素子である、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９２】
前記デバイスが有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）である、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９３】
前記デバイスが有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）ディスプレイである、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９４】
前記デバイスがセンサーである、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９５】
前記デバイスが１０パーセントを超える量子効率を有するフォトルミネセンスを示す、請求項８７記載のデバイス。
【請求項９６】
前記ＯＬＥＤの発光開始電圧が約５ボルト未満である、請求項９２記載のデバイス。
【請求項９７】
前記ＯＬＥＤの発光開始電圧が約３ボルトである、請求項８４記載のデバイス。
【請求項９８】
前記ＯＬＥＤの発光効率が、７Ｖ且つ１０００ｃｄ／ｍ２で、少なくとも２．５ｌｍ／Ｗである、請求項９７記載のデバイス。
【請求項９９】
前記ＯＬＥＤの発光効率が、４Ｖ且つ１０００ｃｄ／ｍ２で、少なくとも４．０ｌｍ／Ｗである、請求項９７記載のデバイス。
【請求項１００】
前記ＯＬＥＤの発光効率が、１０Ｖ且つ１００ｃｄ／ｍ２で、少なくとも０．２ｌｍ／Ｗである、請求項９７記載のデバイス。
【請求項１０１】
（ａ）アノード、
（ｂ）カソード、および、
（ｃ）正および負電荷キャリアを隣接層から受け取り、結合させて、光を発する発光層を備え；さらに、任意に、
（ｄ）正孔注入層、
（ｅ）１層以上の正孔輸送層、
（ｆ）１層以上の電子輸送層、
（ｇ）電子注入層、
（ｈ）バッファ層を備え；
前記発光層、および／または、１層以上の前記正孔および／または電子輸送層が、式
【化７２】
（式中、Ｒ２０が、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ２１が、ＣＨ、ＣＲ２１、またはＮであり、
Ａ２２が、ＣＨ、ＣＲ２２、またはＮであり、
Ａ２３が、ＣＨ、ＣＲ２３、またはＮであり、
Ａ２４が、ＣＨ、ＣＲ２４、またはＮであり、且つ、
Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれるか、または、Ｒ１およびＲ２、および／または、Ｒ２およびＲ３、および／または、Ｒ３およびＲ４が、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成している。）
の化合物を含む、電子デバイスまたはその構成部品。
【請求項１０２】
Ｒ２０が、
【化７３】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１０１に記載の電子デバイス。
【請求項１０３】
Ｒ２０が、
【化７４】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項１０２に記載の電子デバイス。
【請求項１０４】
Ｒ２０が、
【化７５】
よりなる群から選ばれる、請求項１０３に記載の電子デバイス。
【請求項１０５】
Ｒ２０がアルキルである、請求項１０１に記載の電子デバイス。
【請求項１０６】
Ｒ２０がｎ−ヘキシルである、請求項１０５に記載の電子デバイス。
【請求項１０７】
式中、Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、
【化７６】
【化７７】
【化７８】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシよりなる群から選ばれ、線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、互いに隣接するＲ５基のいずれか２つが任意に連結しており、
ｐが、０〜２であり、
ｑが、０〜３であり、
ｒが、０〜４であり、
ｓが、０〜５であり、
ｔが、０〜６であり、
ＸおよびＹが、それぞれ独立に、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、−Ｎ＝ＣＲ６−、−ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｚが、−Ｏ−、−Ｓ−、−ＮＲ６−、アリール、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フルオロアルキル、フルオロアリール、ポリアルキレンオキシ、オキサゾール、オキサジアゾール、チアゾール、チアジアゾール、置換トリアゾール、テトラゾール、テトラジン、トリアジン、置換トリアジン、これらは線状、デンドリマー状、または多分岐状ポリマー状であり、および−ＣＲ６Ｒ７−、−ＣＲ６Ｒ７ＣＲ８Ｒ９−、Ｎ＝ＣＲ６−、ＣＲ６＝ＣＲ７−、−Ｎ＝Ｎ−、および−（ＣＯ）−よりなる群から選ばれ、
Ｒ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が、独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、アルコキシ、アリーロキシ、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、互いに隣接するＲ６、Ｒ７、Ｒ８、およびＲ９が任意に連結していてもよく、且つ、
Ｅが、Ｏ、ＮＨ、およびＳよりなる群から選ばれる、
請求項１０１〜１０６のいずれかに記載の電子デバイス。
【請求項１０８】
Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、４−（ジメチルアミノ）フェニル、チオフェン−２−イル、および９，９−ジヘキシル−９Ｈ−フルオレン−７−イルよりなる群から選ばれる、請求項１０１〜１０６のいずれかに記載の電子デバイス。
【請求項１０９】
エレクトロルミネセンス素子を含む、請求項１０１に記載の電子デバイス。
【請求項１１０】
式
【化７９】
（式中、Ｒ２０が、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールであり、
Ａ２１が、ＣＨ、ＣＲ２１、またはＮであり、
Ａ２２が、ＣＨ、ＣＲ２２、またはＮであり、
Ａ２３が、ＣＨ、ＣＲ２３、またはＮであり、
Ａ２４が、ＣＨ、ＣＲ２４、またはＮであり、且つ、
Ｒ２１、Ｒ２２、Ｒ２３、Ｒ２４が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリールよりなる群から選ばれるか、または、Ｒ２１およびＲ２２、および／または、Ｒ２２およびＲ２３、および／または、Ｒ２３およびＲ２４が、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成している。）
の化合物を含む、センサー。
【請求項１１１】
Ｒ２０が、
【化８０】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１１０に記載のセンサー。
【請求項１１２】
Ｒ２０が、
【化８１】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項１１１に記載のセンサー。
【請求項１１３】
Ｒ２０が、
【化８２】
である、請求項１１２に記載の電子デバイス。
【請求項１１４】
一般式
【化８３】
（式中、Ｒ２０が、Ｈ、Ｄ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、２−ヒドロキシフェニル、２−アルコキシフェニル、２−アリーロキシフェニル、置換２−ヒドロキシフェニル、置換２−アルコキシフェニル、置換２−アリーロキシフェニル、フルオロアルキル、またはフルオロアリールよりなる群から選ばれ、Ｒ２０がメチルではなく、且つ、
Ｒ３０およびＲ３１が、それぞれ独立にハライドである。）
の化合物。
【請求項１１５】
Ｒ２０が、
【化８４】
であり、
ｓが、０〜５であり、
Ｒ１５が、Ｈ、Ｄ、−ＮＲ６Ｒ７、ハライド、アルコキシ、アリーロキシ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、アルキルケトン、アリールケトン、アルキルエステル、アリールエステル、アミド、カルボン酸、フェノール、アルキルフェノール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アルキレンオキシ、ポリアルキレンオキシ、ポリアルキレンよりなる群から選ばれ、線状または樹枝状であり、ｓが２〜５のとき、互いに隣接するＲ１５のいずれか２つが任意に連結しているか、または、それぞれが独立に結合している２つの炭素とともに、非置換または置換のベンゼン、ナフタレン、アントラセン、チオフェン、ピリジン、ビピリジン、ピラジン、ピリミジン、オキサジアゾール、チアジアゾール、およびベンゾフランよりなる群から選ばれる芳香環を形成していてもよく、且つ、
Ｒ６およびＲ７が、それぞれ独立に、置換または非置換のアルキルまたはアリールであり、任意に連結している、
請求項１１４に記載の化合物。
【請求項１１６】
Ｒ２０が、
【化８５】
よりなる群から選ばれ、
Ｒ５０およびＲ５１が、それぞれ独立に、Ｈ、Ｄ、Ｆ、アルキル、アルカリール、ヘテロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、フルオロアルキル、フルオロアリール、アミド、およびエステルよりなる群から選ばれ、且つ、
Ｒ５２が、アルキル、アリール、ヘテロアリール、フルオロアルキル、およびフルオロアリールよりなる群から選ばれる、
請求項１１５に記載の化合物。
【請求項１１７】
Ｒ２０が、
【化８６】
よりなる群から選ばれる、請求項１１６に記載の化合物。
【請求項１１８】
Ｒ２０がｎ−ヘキシルである、請求項１１４に記載の化合物。
【請求項１１９】
Ｒ３０およびＲ３１がそれぞれブロミドである、請求項１１４〜１１８のいずれかに記載の化合物。
【請求項１２０】
化合物が、
（ａ）４，７−ジブロモ−２−ヘキシル−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｂ）４，６−ジブロモ−２−ヘキシル−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｃ）５，６−ジブロモ−２−ヘキシル−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｄ）２，４−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−６−（４，７−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール−２−イル）フェノール、
（ｅ）２，４−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−６−（４，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール−２−イル）フェノール、
（ｆ）２，４−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−６−（５，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール−２−イル）フェノール、
（ｇ）２−（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−２−メトキシフェニル）−４，７−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、
（ｈ）２−（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−２−メトキシフェニル）−４，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール、および、
（ｉ）２−（３，５−ジ−ｔｅｒｔ−ブチル−２−メトキシフェニル）−５，６−ジブロモ−２Ｈ−ベンゾ［ｄ］［１，２，３］トリアゾール
よりなる群から選ばれる、請求項１１４に記載の化合物。
【公表番号】特表２００８−５１６００８（Ｐ２００８−５１６００８Ａ）
【公表日】平成２０年５月１５日（２００８．５．１５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−５１６１２９（Ｐ２００７−５１６１２９）
【出願日】平成１７年１０月１４日（２００５．１０．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＪＰ２００５／０１９３５２
【国際公開番号】ＷＯ２００６／０４１２２１
【国際公開日】平成１８年４月２０日（２００６．４．２０）
【出願人】（０００００４４５５）日立化成工業株式会社 (4,649)
【出願人】（５９８１０１７０１）マックスデム インコーポレイテッド (5)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２０年５月１５日（２００８．５．１５）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年１０月１４日（２００５．１０．１４）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＪＰ２００５／０１９３５２
【国際公開番号】ＷＯ２００６／０４１２２１
【国際公開日】平成１８年４月２０日（２００６．４．２０）
【出願人】（０００００４４５５）日立化成工業株式会社 (4,649)
【出願人】（５９８１０１７０１）マックスデム インコーポレイテッド (5)
【Ｆターム（参考）】
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