説明

新規な風味、風味改質剤、味覚剤、味覚向上剤、旨味および甘味味覚剤、および/またはそれらの向上剤および使用

本発明は、天然に存在しない非ペプチドアライド(arride)化合物およびアミド誘導体(例えば、オキサルアミド、尿素およびアクリルアミド)が、食品、飲料、および他の食用または経口投与医薬製品あるいは組成物のための有用な風味または味覚調節剤(例えば、香味料または調味料および香料またはトライト(trite)向上剤、さらに特定すると、薬味(グルタミン酸一ナトリウムの「旨味」)または甘味調節剤−薬味または甘味調味料および薬味甘味向上剤)であるという発見に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
食料品または医薬品の味を調節する方法であって、該方法は、以下の工程を包含する:
a)少なくとも1種の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質を提供する工程;および
b)改質食料品または医薬品を形成するために、該食料品または医薬品と、少なくとも薬味調節量の少なくとも1種の非天然アミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩とを混ぜ合わせる工程;
ここで、該アミド化合物は、次式を有する:
【化1】

ここで、Rは、炭化水素残基を含み、該炭化水素残基は、少なくとも3個の炭素原子、および必要に応じて、1個〜10個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、窒素、イオウ、ハロゲンまたはリンから選択される;そして、
ここで、RおよびRの一方は、Hであり、そしてRおよびRの他方は、炭化水素残基を含み、該炭化水素残基は、少なくとも3個の炭素原子、および必要に応じて、1個〜10個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、窒素、イオウ、ハロゲンまたはリンから選択される;そして、ここで、該アミド化合物は、500グラム/モル以下の分子量を有する、
方法。
【請求項2】
前記アミド化合物が、175〜500グラム/モルの分子量を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記アミド化合物が、200〜450グラム/モルの分子量を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記アミド化合物が、225〜400グラム/モルの分子量を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記アミド化合物が、250〜350グラム/モルの分子量を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
とRおよびRの一方とが、3個と14個との間の炭素原子を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
とRおよびRの一方とが、4個と12個との間の炭素原子を有する、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
とRおよびRの一方とが、4個と10個との間の炭素原子を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
が、3個と16個との間の炭素原子および0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、酸素、窒素、イオウ、フッ素または塩素から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
またはRの一方が、3個と16個との間の炭素原子および0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、酸素、窒素、イオウ、フッ素または塩素から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
またはRの一方が、4個と14個との間の炭素原子および0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、酸素、窒素、イオウから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
またはRの一方が、5個と12個との間の炭素原子および0個、1個、2個または3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、酸素、窒素およびイオウから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
が、3個と16個との間の炭素原子および0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、酸素、窒素、イオウ、フッ素または塩素から選択され、そしてRまたはRの一方が、5個と12個との間の炭素原子および0個、1個、2個または3個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子が、別個に、酸素、窒素およびイオウから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
とRおよびRの一方とが、別個に、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリール、−ROH、−ROR、−RCN、−RCOH、−RCO、−RCOR、−RSRおよび−RSO、ならびにそれらの必要に応じて置換した誘導体から選択され、該誘導体が、1個、2個、3個または4個のカルボニル、アミノ基、ヒドロキシルまたはハロゲン基を含む:そしてRおよびRが、C〜C炭化水素残基である、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
とRおよびRの一方とが、別個に、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールおよびヘテロアリール基、ならびにそれらの必要に応じて置換した誘導体からなる群から選択され、該誘導体が、1個、2個、3個または4個の置換基を含み、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項7に記載の方法。
【請求項16】
およびRの一方が、分枝または環状有機残基であり、該分枝または環状有機残基が、炭素原子を有し、該炭素原子が、(a)アミド窒素原子および(b)2個の追加炭素原子に直接結合され、ここで、該分枝または環状有機残基が、水素原子と、10個までの任意の追加炭素原子と、0個〜5個のヘテロ原子とを含み、該ヘテロ原子が、別個に、酸素、窒素、イオウ、フッ素および塩素から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
およびRの一方が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化2】

ここで、naおよびnbは、別個に、1、2および3から選択され、そして各R2aまたはR2b置換基残基は、別個に、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、または炭素含有残基から選択され、該炭素含有残基は、必要に応じて、0個〜5個のヘテロ原子を含み、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、窒素、イオウおよびハロゲンから選択される、
方法。
【請求項18】
およびRの一方が、5個〜12個の炭素原子を有する分枝アルキルラジカルである、請求項1に記載の方法。
【請求項19】
およびRの一方が、シクロアルキルまたはシクロアルケニル環であり、該環が、5個〜12個の環炭素原子を有し、該環炭素原子が、必要に応じて、1個、2個、3個または4個の置換基で置換でき、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項20】
およびRの一方が、以下の構造を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化3】

ここで、Arは、フェニル、ピリジル、フラニル、チオフラニルまたはピロール環であり、mは、0、1、2または3であり、各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され、そしてR2aは、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルケニル、シクロアルキル、−ROH、−ROR、−RCN、−RCOH、−RCO、−RCOR、−RSRおよび−RSOからなる群から選択され、1個〜12個の炭素原子を含む、
方法。
【請求項21】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化4】

ここで、Aは、5員または6員のアリールまたはヘテロアリール環を含む;
mは、0、1、2、3または4である;
各R1’は、別個に、アルキル、アルコキシ、アルコキシ−アルキル、ヒドロキシアルキル、OH、CN、COH、CO、CHO、COR、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、複素環、アリールおよびヘテロアリールから選択される;そして
は、C〜Cアルキルである、
方法。
【請求項22】
Aが、フェニル環またはピリジル環である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
mが、1、2または3である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
各R1’が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、または単環式アリールまたはヘテロアリール基から選択される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
Aが、フェニル環であり、そして各R1’が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項26】
が、C〜C10分枝アルキルである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
が、C〜C10分枝アルキルであり、該分枝アルキルが、1個または2個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、OCCH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項28】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環または2,3−ジヒドロ−1H−インデン環である、請求項25に記載の方法であって:
【化5】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、
方法。
【請求項29】
が、フェニル環であり、該フェニル環が、必要に応じて、1個または2個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項25に記載の方法。
【請求項30】
が、α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸低級アルキルエステルである、請求項21に記載の方法。
【請求項31】
が、α−置換カルボン酸メチルエステルである、請求項25に記載の方法。
【請求項32】
前記α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸エステル残基が、天然に存在するα−アミノ酸またはそれらのエステル、またはその対向鏡像異性体に対応する、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
Aが、単環式ヘテロアリールであり、ここで、各R1’が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項34】
Aが、次式の1つを有する、請求項21に記載の方法であって:
【化6】

【化7】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、または単環式アリールまたはヘテロアリール基から選択される、
方法。
【請求項35】
が、次式を有する、請求項34に記載の方法であって:
【化8】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、
方法。
【請求項36】
Aが、単環式、縮合二環式または連結二環式芳香族ヘテロアリールであり、必要に応じて、0個、1個、2個、3個または4個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項21に記載の方法。
【請求項37】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化9】

ここで、mは、0、1、2または3であり、各R1’は、該フェニル環またはヘテロアリール環のいずれかに結合でき、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項38】
mが、1または2である、請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化10】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項40】
mが、1または2である、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化11】

ここで、R1aおよびR1bは、別個に、水素または低級アルキルである、
方法。
【請求項42】
1aおよびR1bが、別個に、水素またはメチルである、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
が、C〜C10分枝アルキルである、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
が、次式を有する、請求項41に記載の方法であって:
【化12】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして各R2’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、
方法。
【請求項45】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化13】

ここで、R1aまたはR1bは、別個に、水素または低級アルキルである、
方法。
【請求項46】
1aが、低級アルキルであり、そしてRが、C〜C10分枝アルキルである、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化14】

ここで、Aは、5員または6員のアリールまたはヘテロアリール環である;
mは、0、1、2、3または4である;
各R1’は、別個に、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、ヒドロキシアルキル、OH、CN、COH、CHO、COR、CO、SH、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、そしてRは、C〜Cアルキルである;
Bは、5員または6員のアリールまたはヘテロアリール環である;
m’は、0、1、2、3または4である;
2’は、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、CN、COH、CHO、COR、CO、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールからなる群から選択される:そしてRは、C〜Cアルキルである、
方法。
【請求項48】
Aが、単環式または縮合二環式ヘテロアリール環であり、ここで、各R1’および各R2’が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
Aが、単環式ヘテロアリール環である、請求項47に記載の方法。
【請求項50】
Aが、次式の1つを有する、請求項47に記載の方法であって:
【化15】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、
方法。
【請求項51】
前記(R1’−Aラジカルが、次式を有する、請求項47に記載の方法であって:
【化16】

ここで、R1aおよびR1bは、別個に、水素または低級アルキルである、
方法。
【請求項52】
Bが、フェニル環であり、そして各R2’が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基から選択される、請求項48に記載の方法。
【請求項53】
Aが、置換フェニル環であり、そしてBが、置換シクロヘキシル環である、請求項47に記載の方法。
【請求項54】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項1に記載の方法であって:
【化17】

ここで、Aは、5員または6員のアリールまたはヘテロアリール環である;
mは、0、1、2、3または4である;
各R1’は、別個に、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、CN、COH、CO、CHO、COR、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択される、
方法。
【請求項55】
Aが、フェニル、ピリジル、フラニルまたはチオフラニル環であり、そして各R1’が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ基から選択される、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
Aが、フェニル環であり、そしてmが、1、2、3または4である、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
mが、1または2である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
が、C〜C10分枝アルキルである、請求項55に記載の方法。
【請求項59】
が、α−置換カルボン酸低級アルキルエステルである、請求項55に記載の方法。
【請求項60】
前記アミド化合物が、次式を有する尿素化合物である、請求項1に記載の方法であって:
【化18】

ここで、RとRおよびRの1個または2個とは、炭化水素残基を含み、該炭化水素基は、少なくとも3個の炭素原子、および必要に応じて、1個〜10個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、酸素、窒素、イオウ、ハロゲンまたはリンから選択される;そして、ここで、必要に応じて、RおよびRの1個は、水素である、
方法。
【請求項61】
およびRが、一緒になって、複素環またはヘテロアリール環を形成し、該環が、5個、6個または7個の環原子を有し、該環原子が、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換され得、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記尿素化合物が、以下の構造を有する、請求項61に記載の方法:
【化19】


【請求項63】
およびRの1個が、水素である、請求項60に記載の方法。
【請求項64】
とRおよびRの1個とが、別個に、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、その炭素含有基の各々が、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換され得、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
とRおよびRの1個とが、別個に、アルキル、フェニル、シクロヘキシルまたはピリジルから選択され、それらの各々が、必要に応じて、1個〜4個の置換基を含み得、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項66】
およびRの1個が、次式の1つを有する、請求項63に記載の方法であって:
【化20】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項67】
およびRの1個が、フェニル環であり、該フェニル環が、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、請求項63に記載の方法。
【請求項68】
が、C〜C10分枝アルキルである、請求項63に記載の方法。
【請求項69】
が、以下の構造を有する、請求項63に記載の方法であって:
【化21】

ここで、Bは、フェニル、ピリジル、フラニル、チオフラニル、ピロール、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはピペリジル環であり、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され、そしてR9aは、アルキル、アルコキシ−アルキル、アルケニル、シクロアルケニル、シクロアルキル、−ROH、−ROR、−RCN、−RCOH、−RCO、−RCOR、−RSRおよび−RSOからなる群から選択され、1個〜12個の炭素原子を含む、
方法。
【請求項70】
前記尿素化合物が、式:
1−(2−クロロフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素、
1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(1−フェニルプロピル)尿素、
1−(2,4−ジメトキシフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素、
1−(2−フルオロフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素、または
1−(4−イソプロピルフェニル)−3−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)尿素
を有する、請求項63に記載の方法。
【請求項71】
前記アミド化合物が、次式を有するオキサルアミド化合物である、請求項1に記載の方法であって:
【化22】

ここで、R10およびR30は、別個に、炭化水素残基から選択され、該炭化水素残基は、少なくとも3個の炭素原子、および必要に応じて1個〜10個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、窒素、イオウ、ハロゲンまたはリンから選択され、そして、ここで、R20およびR40は、別個に、水素および炭化水素残基から選択され、該炭化水素残基は、少なくとも3個の炭素原子、および必要に応じて1個〜10個のヘテロ原子を有し、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、窒素、イオウ、ハロゲンまたはリンから選択される、
方法。
【請求項72】
20およびR40が、水素である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
10およびR30が、別個に、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキル−アルキル、および複素環−アルキルからなる群から選択され、5個〜15個の炭素原子を含み、そしてここで、R10およびR30の各々が、必要に応じて、1個〜4個の置換基を含み得、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、請求項71に記載の方法。
【請求項74】
前記アミド化合物が、次式を有するオキサルアミド化合物である、請求項1に記載の方法であって:
【化23】

ここで、AおよびBは、別個に、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたは複素環であり、5個〜12個の環原子を含む;
mおよびnは、別個に、0、1、2、3または4〜8である;R20およびR40は、水素である;
50は、水素または、アルキルまたは置換アルキル残基であり、該残基は、1個〜4個の炭素原子を含む;
60は、存在しないか、またはC〜CアルキレンまたはC〜C置換アルキレンである;
70およびR80は、別個に、水素、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、SR、ハロゲン、CN、NO、CO、COR、CONR10、NR10、NRCOR10、SOR、SO、SONR10、NRSO10、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される;
およびR10は、別個に、H、C〜Cアルキル、C〜CシクロアルキルおよびC〜Cアルケニルから選択される、
方法。
【請求項75】
AおよびBが、別個に、フェニル、ピリジル、フラニル、ベンゾフラニル、ピロール、ベンゾチオフェン、ピペリジル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環である;
mおよびnが、別個に、0、1、2または3である;
20およびR40が、水素である;
50が、水素またはメチルである;
60が、Cアルキレンである;
70およびR80が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記アミド化合物が、次式を有するオキサルアミド化合物である、請求項1に記載の方法であって:
【化24】

ここで、Aは、フェニル、ピリジル、フラニル、ピロール、ピペリジル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環である;
mおよびnは、別個に、0、1、2または3である;
50は、水素またはメチルである;
Pは、1または2である;そして
70およびR80は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、またはR70の2個は、一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する、
方法。
【請求項77】
前記ピリジル−R80ラジカルが、以下の構造を有する、請求項76に記載の方法:
【化25】


【請求項78】
前記アミド化合物が、次式を有するオキサルアミド化合物である、請求項1に記載の方法であって:
【化26】

ここで、Arは、置換アリールまたはヘテロアリール環であり、該環は、5個〜12個の炭素原子を含む;
50は、水素またはメチルである;
nは、0、1、2または3である;
各R80は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
方法。
【請求項79】
Arが、2−、3−または4−一置換フェニル、2,4−、2,3−、2,5−、2,6−、3,5−または3,6−二置換フェニル、3−アルキル−4−置換フェニル、三置換フェニルであり、ここで、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、または該置換基の2個が、一緒になって、該フェニル環上のメチレンジオキシ環を形成する、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
Arが、5個〜12個の炭素原子を含む置換ヘテロアリール環であり、ここで、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、請求項78に記載の方法。
【請求項81】
前記アミド化合物が、次式を有するオキサルアミド化合物である、請求項1に記載の方法であって:
【化27】

ここで、Aは、置換アリールまたはヘテロアリール環であり、該環は、5個〜12個の炭素原子を含む;
50は、水素またはメチルである;
mおよびnは、別個に、0、1、2または3である;
各R70またはR80は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
方法。
【請求項82】
前記アミド化合物が、次式を有するオキサルアミド化合物である、請求項1に記載の方法であって:
【化28】

ここで、mおよびnは、別個に、0、1、2または3である;そして
70およびR80は、別個に、水素、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、OH、SR、ハロゲン、CN、NO、CO、COR、CONR10、NR10、NRCOR10、SOR、SO、SONR10、NRSO10、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリール、ヘテロアリールおよび複素環からなる群から選択される;
およびR10は、別個に、H、C〜Cアルキル、C〜CシクロアルキルおよびC〜Cアルケニルから選択される、
方法。
【請求項83】
70およびR80が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、OCCH、SH、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
前記ピリジル−R80ラジカルが、以下の構造を有する、請求項82に記載の方法:
【化29】


【請求項85】
n−オクタノールと水との間の前記アミド化合物の分配係数のlog10が、5.5未満である、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項86】
前記改質食料品または医薬品が、動物が消費する食物である、請求項1に記載の方法。
【請求項87】
前記改質食料品または医薬品が、ヒトが消費する食物である、請求項1に記載の方法。
【請求項88】
前記改質食料品または医薬品が、菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味または薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードおよびスプレッドからなる群から選択される、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項89】
前記改質食料品または医薬品が、1種またはそれ以上の肉、鶏肉、魚、野菜、穀物または果物を含む、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項90】
前記改質食料品または医薬品が、冷凍食品、未調理食品、または完全または部分調理食品である、請求項1に記載の方法。
【請求項91】
前記改質食料品または医薬品が、スープ、脱水もしくは濃縮スープ、または乾燥スープである、請求項1に記載の方法。
【請求項92】
前記改質食料品または医薬品が、スナック食品である、請求項1に記載の方法。
【請求項93】
前記改質食料品または医薬品が、調理補助品、食事溶液品、食事向上品、調味料または調味料ブレンドである、請求項1に記載の方法。
【請求項94】
前記改質食料品または医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰、または果物のソースである、請求項1に記載の方法。
【請求項95】
前記改質食料品または医薬品が、飲料、飲料ミックスまたは濃縮飲料である、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項96】
前記改質食料品または医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項1に記載の方法。
【請求項97】
前記改質食料品または医薬品が、アルコール飲料である、請求項1に記載の方法。
【請求項98】
前記改質食料品または医薬品が、経口投与用の医薬組成物である、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項99】
前記改質食料品または医薬品が、口腔衛生製品である、請求項1に記載の方法。
【請求項100】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.01ppm〜約30ppmの濃度で存在している、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項101】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.05ppm〜約15ppmの濃度で存在している、請求項1に記載の方法。
【請求項102】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.1ppm〜約5ppmの濃度で存在している、請求項1に記載の方法。
【請求項103】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.1ppm〜約3ppmの濃度で存在している、請求項1に記載の方法。
【請求項104】
薬味改質量の前記アミド化合物を含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、薬味を有する、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項105】
薬味改質量の前記アミド化合物と12mMのグルタミン酸一ナトリウムとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、12mMのグルタミン酸一ナトリウムを含む対照水溶液と比較して、高められた薬味を有する、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項106】
薬味改質量の前記アミド化合物と12mMのグルタミン酸一ナトリウムとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、12mMのグルタミン酸一ナトリウムと100μMのイノシン一リン酸とを含む対照水溶液と比較して、高められた薬味を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項107】
10ppmの前記アミド化合物と約12mMのグルタミン酸一ナトリウムとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒトパネリストの過半数が判断したとき、該グルタミン酸一ナトリウムのみを含む対照水溶液と比較して、高められた薬味を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項108】
前記アミド化合物が、hT1R1/hT1R3レセプタに対する薬味アゴニストである、請求項1に記載の方法。
【請求項109】
前記アミド化合物が、前記hT1R1/hT1R3レセプタに対して、約2μL未満のEC50を有する、請求項1〜84のいずれかに記載の方法。
【請求項110】
前記アミド化合物が、約1μMの該アミド化合物を含む水溶液に溶解したとき、HEK293−Gα15細胞株で発現されるhT1R1/hT1R3レセプタに対するグルタミン酸一ナトリウムの前記観察されたEC50を少なくとも50%低下させる、請求項1に記載の方法。
【請求項111】
前記改質食料品または医薬品が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、前記アミド化合物なしで調製された該食料品または医薬品と比較して、高められた薬味を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項112】
前記アミド化合物が、食用に受容可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項113】
前記アミド化合物が、安全であると一般に認められているか、安全であると一般に認められていると示され得る、請求項1に記載の方法。
【請求項114】
前記アミド化合物が、ラット固形飼料と配合して、約100ミリグラム/体重1キログラム/日の濃度で90日間、Crl:CD(SD)IGS BRラットに与えたとき、該ラットに対して、有害な毒性効果を引き起こさない、請求項1に記載の方法。
【請求項115】
請求項1〜84のいずれかにより製造された、改質食料品または医薬品。
【請求項116】
食料品または医薬品の甘味を高める方法であって、該方法は、以下の工程を包含する:
a)少なくとも1種の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質を提供する工程;および
b)改質食料品または医薬品を形成するために、該食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質を、少なくとも甘味調節量の少なくとも1種の非天然アミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩と混ぜ合わせる工程;
ここで、該アミド化合物は、次式を有する:
【化30】

ここで、Aは、3個〜12個の環原子を有するアリールまたはヘテロアリール環である;
mは、0、1、2、3または4である;
各R1’は、別個に、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cアルコキシル、C〜Cアルコキシ−アルキル、C〜Cヒドロキシ−アルキル、OH、NH、NHR、NR、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SRおよびハロゲンからなる群から選択され、ここで、Rは、C〜Cアルキルである;
は、分枝アルキルまたはシクロアルキルを含み、該分枝アルキルまたはシクロアルキルは、必要に応じて、1個〜4個の置換基で置換されており、該置換基は、別個に、アルキル、アルコキシル、アルコキシ−アルキル、ヒドロキシアルキル、OH、NH、NHR、NR、CN、COH、CO、CHO、COR、SH、SR、ハロゲン、アルケニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アリールおよびヘテロアリールから選択され、そしてRは、C〜Cアルキルである;そして、
ここで、該アミド化合物は、500グラム/モル以下の分子量を有する、
方法。
【請求項117】
各R1’とR2’の各任意の置換基とが、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項116に記載の方法。
【請求項118】
Aが、6個〜12個の環炭素を含むアリール環である、請求項117に記載の方法。
【請求項119】
Aが、ナフチル環である、請求項117に記載の方法。
【請求項120】
Aが、フェニル環である、請求項117に記載の方法。
【請求項121】
mが、1、2、3または4である、請求項120に記載の方法。
【請求項122】
が、分枝C〜C10アルキルである、請求項121に記載の方法。
【請求項123】
が、分枝C〜C10アルキルであり、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、フェニルおよびピリジルから選択される、請求項121に記載の方法。
【請求項124】
が、3個〜10個の環炭素原子を有するシクロアルキルまたはシクロアルケニル環であり、該環が、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項121に記載の方法。
【請求項125】
が、5個〜8個の環炭素原子を有するシクロアルキルまたはシクロアルケニル環であり、該環が、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項121に記載の方法。
【請求項126】
が、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルまたはシクロオクチル環であり、該環が、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項121に記載の方法。
【請求項127】
が、シクロヘキシルであり、該シクロヘキシルが、必要に応じて、1個、2個または3個のメチル基で置換されている、請求項121に記載の方法。
【請求項128】
が、次式を有する、請求項121に記載の方法:
【化31】


【請求項129】
が、次式を有する1−インダンである、請求項121に記載の方法であって:
【化32】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項130】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレンである、請求項121に記載の方法であって:
【化33】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項131】
が、次式を有する、請求項121に記載の方法であって:
【化34】

ここで、各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
方法。
【請求項132】
が、次式を有する、請求項121に記載の方法:
【化35】


【請求項133】
が、次式を有する、請求項121に記載の方法:
【化36】


【請求項134】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項121に記載の方法:
【化37】


【請求項135】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項121に記載の方法:
【化38】


【請求項136】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項121に記載の方法:
【化39】


【請求項137】
Aが、単環式ヘテロアリールである、請求項117に記載の方法。
【請求項138】
Aが、次式の1つを有する、請求項117に記載の方法であって:
【化40】

【化41】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシまたはトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項139】
Aが、次式を有する、請求項117に記載の方法であって:
【化42】

ここで、R1’は、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、OCCH、SH、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシまたはトリフルオロメトキシである、
方法。
【請求項140】
が、分枝C〜C10アルキルである、請求項138に記載の方法。
【請求項141】
が、分枝C〜C10アルキルであり、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、トリフルオロメトキシ、フェニルおよびピリジルから選択される、請求項138に記載の方法。
【請求項142】
が、3個〜10個の環炭素原子を有するシクロアルキルであり、該シクロアルキルが、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項138に記載の方法。
【請求項143】
が、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルまたはシクロオクチルであり、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項138に記載の方法。
【請求項144】
が、シクロヘキシルであり、該シクロアルキルが、必要に応じて、1個、2個または3個のメチル基で置換されている、請求項138に記載の方法。
【請求項145】
が、次式を有する、請求項138に記載の方法:
【化43】


【請求項146】
が、次式を有する1−インダンである、請求項138に記載の方法であって:
【化44】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項147】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレンである、請求項138に記載の方法であって:
【化45】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項148】
が、次式を有する、請求項138に記載の方法であって:
【化46】

【化47】

ここで、各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、OCCH、SH、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシまたはトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
方法。
【請求項149】
が、次式を有する、請求項138に記載の方法:
【化48】


【請求項150】
が、次式を有する、請求項138に記載の方法:
【化49】


【請求項151】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項138に記載の方法:
【化50】


【請求項152】
前記改質食料品または医薬品が、動物が消費する食物である、請求項116に記載の方法。
【請求項153】
前記改質食料品または医薬品が、ヒトが消費する食物である、請求項116に記載の方法。
【請求項154】
前記改質食料品または医薬品が、菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味または薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードおよびスプレッドからなる群から選択される、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項155】
前記改質食料品または医薬品が、1種またはそれ以上の肉、鶏肉、魚、野菜、穀物または果物を含む、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項156】
前記改質食料品または医薬品が、冷凍食品、未調理食品、または完全または部分調理食品である、請求項116に記載の方法。
【請求項157】
前記改質食料品または医薬品が、スープ、脱水もしくは濃縮スープ、または乾燥スープである、請求項116に記載の方法。
【請求項158】
前記改質食料品または医薬品が、スナック食品である、請求項116に記載の方法。
【請求項159】
前記改質食料品または医薬品が、調理補助品、食事溶液品、食事向上品、調味料または調味料ブレンドである、請求項116に記載の方法。
【請求項160】
前記改質食料品または医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰、または果物のソースである、請求項116に記載の方法。
【請求項161】
前記改質食料品または医薬品が、飲料、飲料ミックスまたは濃縮飲料である、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項162】
前記改質食料品または医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項163】
前記改質食料品または医薬品が、アルコール飲料である、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項164】
前記改質食料品または医薬品が、経口投与用の医薬組成物である、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項165】
前記改質食料品または医薬品が、口腔衛生製品である、請求項116に記載の方法。
【請求項166】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.001ppm〜約100ppmの濃度で存在している、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項167】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.1ppm〜約30ppmの濃度で存在している、請求項117に記載の方法。
【請求項168】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.05ppm〜約15ppmの濃度で存在している、請求項116に記載の方法。
【請求項169】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.1ppm〜約5ppmの濃度で存在している、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項170】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.1ppm〜約3ppmの濃度で存在している、請求項116に記載の方法。
【請求項171】
前記改質食料品または医薬品が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、前記アミド化合物を含まない対照食料品または医薬品よりも甘い味を有する、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項172】
甘味味覚量のスクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、公知の天然テルペノイド、フラボノイドまたはタンパク質甘味料、アスパルテーム、サッカリン、アセスルフェーム−K、チクロ、スクラロースおよびアリテームまたはそれらの混合物からなる群から選択される公知甘味料と甘味改質量の前記アミド化合物とを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、該甘味味覚量の公知甘味料を含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項173】
前記甘味改質量の前記アミド化合物と約6グラム/100ミリリットルのスクロースとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、6%グラム/100ミリリットルのスクロースを含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項174】
前記甘味改質量の前記アミド化合物と約6%グラム/100ミリリットルのスクロースおよびフルクトースの50:50混合物とを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、約6%グラム/100ミリリットルのスクロースおよびフルクトースの50:50混合物を含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項175】
前記甘味改質量の前記アミド化合物と約1.6mMのアスパルテームとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、約1.6mMのアスパルテームを含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項176】
前記甘味改質量の前記アミド化合物と約1.5mMのアセスルフェームとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、約1.5mMのアセスルフェームを含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項177】
前記甘味改質量の前記アミド化合物と約10mMのチクロとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、約10mMのチクロを含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項178】
前記甘味改質量の前記アミド化合物と約0.4mMのスクラロースとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、約0.4mMのスクラロースを含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項179】
前記甘味改質量の前記アミド化合物と約0.2mMのアリテームとを含む水溶液が、少なくとも8人のヒト味覚試験者のパネルの過半数が判断したとき、約0.2mMのアリテームを含む対照水溶液よりも甘い味を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項180】
前記改質食料品または医薬品が、少なくとも8人のヒトパネリストの過半数が判断したとき、前記アミド化合物なしで調製された該食料品または医薬品と比較して、甘い味覚を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項181】
前記アミド化合物が、HEK293−Gα15細胞株で発現されたhT1R2/hT1R3レセプタへのスクロース、フルクトース、グルコース、エリスリトール、イソマルト、ラクチトール、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、公知天然テルペノイド、フラボノイドまたはタンパク質甘味料、アスパルテーム、サッカリン、アセスルフェーム−K、チクロ、スクラロース、アリテームまたはエリスリトールからなる群から選択される甘味料の結合を調節する、請求項116に記載の方法。
【請求項182】
前記アミド化合物が、HEK293−Gα15細胞株で発現されるhT1R2/hT1R3レセプタを結合することに対して、約10μM未満のEC50を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項183】
前記アミド化合物が、HEK293−Gα15細胞株で発現されるhT1R2/hT1R3レセプタを結合することに対して、約5μM未満のEC50を有する、請求項116〜151のいずれかに記載の方法。
【請求項184】
前記アミド化合物が、HEK293−Gα15細胞株で発現されるhT1R2/hT1R3レセプタレセプタを結合することに対して、約2μM未満のEC50を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項185】
前記アミド化合物が、HEK293−Gα15細胞株で発現されるhT1R2/hT1R3レセプタレセプタを結合することに対して、約1μM未満のEC50を有する、請求項116に記載の方法。
【請求項186】
前記アミド化合物が、ペプチド化合物ではない、請求項116に記載の方法。
【請求項187】
前記アミド化合物が、食用に受容可能である、請求項116に記載の方法。
【請求項188】
前記アミド化合物が、最終製品において、特定濃度で、特定食品で使用するのに安全であると一般に認められているか、安全であると一般に認められていると決定され得る、請求項116に記載の方法。
【請求項189】
前記アミド化合物が、ラット固形飼料に配合して約100ミリグラム/体重1キログラム/日の濃度で90日間、Crl:CD(SD)IGS BRラットに与えたとき、該ラットに対して、有害な毒性効果を引き起こさない、請求項116に記載の方法。
【請求項190】
請求項116〜189のいずれか1項に記載の方法により製造された食料品または医薬品。
【請求項191】
食料品または医薬品の甘味を高める方法であって、該方法は、以下の工程を包含する:
a)少なくとも1種の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質を提供する工程;および
b)改質食料品または医薬品を形成するために、該食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質を、約0.001ppm〜約100ppmの少なくとも1種の非天然アミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩と混ぜ合わせる工程;
ここで、該アミド化合物は、次式を有する:
【化51】

ここで、Aは、3個〜12個の環原子を有するアリールまたはヘテロアリール環である;
mは、0、1、2、3または4である;
各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される;
は、フェニル環であり、該フェニル環は、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される;そして、
ここで、該アミド化合物は、500グラム/モル以下の分子量を有する、
方法。
【請求項192】
前記改質食料品または医薬品が、菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味または薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードおよびスプレッドからなる群から選択される、請求項191に記載の方法。
【請求項193】
前記改質食料品または医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰、または果物のソースである、請求項191に記載の方法。
【請求項194】
前記改質食料品または医薬品が、飲料、飲料ミックスまたは濃縮飲料である、請求項191に記載の方法。
【請求項195】
前記改質食料品または医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項191に記載の方法。
【請求項196】
前記改質食料品または医薬品が、アルコール飲料である、請求項191に記載の方法。
【請求項197】
前記改質食料品または医薬品が、経口投与用の医薬組成物である、請求項191に記載の方法。
【請求項198】
前記改質食料品または医薬品が、口腔衛生製品である、請求項191に記載の方法。
【請求項199】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.001ppm〜約100ppmの濃度で存在している、請求項191に記載の方法。
【請求項200】
前記アミド化合物が、前記改質食料品または医薬品中にて、約0.1ppm〜約10ppmの濃度で存在している、請求項191に記載の方法。
【請求項201】
請求項191〜200に記載の方法により製造された、改質食料品または医薬品。
【請求項202】
食料品または医薬品の甘味を調節する方法であって、該方法は、以下の工程を包含する:
a)少なくとも1種の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質を提供する工程;および
b)改質食料品または医薬品を形成するために、該食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質を、約0.001ppm〜約100ppmの少なくとも1種の非天然尿素化合物またはそれらの食用に受容可能な塩と混ぜ合わせる工程;
ここで、該尿素化合物は、次式を有する:
【化52】

ここで、mおよびnは、別個に、0、1、2または3であり、そして各R1’およびR2’は、別個に、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
方法。
【請求項203】
nが、0である、請求項202に記載の方法。
【請求項204】
請求項202に記載の方法により製造された、食料品または医薬品。
【請求項205】
約0.001ppm〜約100ppmの少なくとも1種の非天然アミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩を含有する食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって、ここで、該アミド化合物は、次式を有する:
【化53】

ここで、Aは、5員または6員のアリールまたはヘテロアリール環である;
mは、0、1、2、3または4である;
各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される;そして
は、4個と14個との間の炭素原子と、0個、1個、2個、3個、4個または5個のヘテロ原子とを含み、該ヘテロ原子は、別個に、酸素、窒素、イオウから選択される、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項206】
Aが、フェニル環である、請求項205に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項207】
mが、1、2または3である、請求項206に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項208】
が、C〜C10分枝アルキルである、請求項206に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項209】
が、α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸メチルエステルである、請求項206に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項210】
前記アミド化合物が、次式を有する、請求項205に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって:
【化54】

ここで、R1aおよびR1bは、別個に、水素またはメチルである、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項211】
が、C〜C10分枝アルキルである、請求項210に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項212】
が、α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸メチルエステルである、請求項210に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項213】
Aが、次式の1つを有する単環式ヘテロアリールである、請求項205に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって:
【化55】

【化56】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項214】
が、C〜C10分枝アルキルである、請求項213に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項215】
が、α−置換カルボン酸またはα−置換カルボン酸メチルエステルである、請求項213に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項216】
前記改質食料品または医薬品が、ヒトが消費する食物である、請求項205に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項217】
前記改質食料品または医薬品が、菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味および薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードおよびスプレッドからなる群から選択される、請求項205〜215のいずれかに記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項218】
1種またはそれ以上の肉、鶏肉、魚、野菜、穀物または果物を含む、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項219】
冷凍食品、未調理食品、または完全または部分調理食品である、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項220】
スープ、脱水もしくは濃縮スープ、または乾燥スープである、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項221】
前記改質食料品または医薬品が、スナック食品である、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項222】
前記改質食料品または医薬品が、調理補助品、食事溶液品、食事向上品、調味料または調味料ブレンドである、請求項205〜215のいずれかに記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項223】
前記改質食料品または医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰、または果物のソースである、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項224】
前記改質食料品または医薬品が、飲料、飲料ミックスまたは濃縮飲料である、請求項205〜215のいずれかに記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項225】
前記改質食料品または医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項226】
前記改質食料品または医薬品が、アルコール飲料である、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項227】
前記改質食料品または医薬品が、経口投与用の医薬組成物である、請求項請求項205〜215のいずれかに記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項228】
前記改質食料品または医薬品が、口腔衛生製品である、請求項205に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項229】
少なくとも薬味調節量の少なくとも1種のオキサルアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩を含有する食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって、ここで、該オキサルアミド化合物は、次式を有する:
【化57】

ここで、AおよびBは、別個に、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたは複素環であり、5個〜12個の環原子を含む;
mおよびnは、別個に、0、1、2、3または4〜8であり、
50は、水素またはアルキルであり、該アルキルは、1個〜4個の炭素原子を含む;
60は、存在しないか、またはC〜Cアルキレンである;
70およびR80は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、またはR70の2個は、一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項230】
AおよびBが、別個に、フェニル、ピリジル、フラニル、ベンゾフラニル、ピロール、ベンゾチオフェン、ピペリジル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロヘプチル環である;
mおよびnが、別個に、0、1、2または3である;
50が、水素またはメチルである;
60が、−CH−または−CHCH−である、
請求項229に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項231】
Bが、必要に応じて置換したピリジン環である、請求項230に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項232】
前記ピリジル−R80ラジカルが、以下の構造を有する、請求項231に記載の食料品またはその前駆物質:
【化58】


【請求項233】
前記アミド化合物が、次式を有するオキサルアミド化合物である、請求項229に記載の食料品またはその前駆物質であって:
【化59】

ここで、Aは、5個〜12個の炭素原子を含む置換アリールまたはヘテロアリール環である;
mおよびnは、0、1、2または3である;
各R70およびR80は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、またはR70の2個は、一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する、
食料品またはその前駆物質。
【請求項234】
Aが、2−、3−または4−一置換フェニル、2,4−、2,3−、2,5−、2,6−、3,5−または3,6−二置換フェニル、3−アルキル−4−置換フェニル、三置換フェニルであり、ここで、前記R70基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、またはR70の2個が、一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する、請求項233に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項235】
Aが、5個〜12個の炭素原子を含む置換ヘテロアリール環であり、ここで、該置換基が、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシ基からなる群から選択される、請求項233に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項236】
Aが、次式の1つを有する、請求項233に記載の食料品またはその前駆物質であって:
【化60】

【化61】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
食料品またはその前駆物質。
【請求項237】
次式またはその食用に受容可能な塩を有する、オキサルアミド化合物であって:
【化62】

ここで、AおよびBは、3個〜12個の環炭素原子を含む置換されたアリールまたはヘテロアリール環である;
mおよびnは、別個に、0、1、2または3である;
各R70およびR80は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択されるか、またはR70の2個は、一緒になって、メチレンジオキシ環を形成する、
オキサルアミド化合物またはその食用に受容可能な塩。
【請求項238】
Bが、ピリジル環である、請求項237に記載のオキサルアミド化合物。
【請求項239】
前記ピリジル−R80ラジカルが、以下の構造を有する、請求項237に記載のオキサルアミド化合物:
【化63】


【請求項240】
Aが、フェニル環である、請求項238に記載のオキサルアミド化合物。
【請求項241】
Bが、ピリジル環である、請求項240に記載のオキサルアミド化合物。
【請求項242】
前記ピリジル−R80ラジカルが、以下の構造を有する、請求項240に記載のオキサルアミド化合物:
【化64】


【請求項243】
Aが、次式の1つを有する、請求項237に記載のオキサルアミド化合物であって:
【化65】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
オキサルアミド化合物。
【請求項244】
Bが、ピリジル環である、請求項243に記載のオキサルアミド化合物。
【請求項245】
前記ピリジル−R80ラジカルが、以下の構造を有する、請求項244に記載のオキサルアミド化合物:
【化66】


【請求項246】
以下の式:
N1−(2−メトキシ−4−メチルベンジル)−N2−(2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド、
N1−(2−メトキシ−4−メチルベンジル)−N2−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド、
N1−(2,4−ジメトキシベンジル)−N2−(2−(5−メチルピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド、
N1−(2,4−ジメチルベンジル)−N2−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド、
N1−(2,4−ジメトキシベンジル)−N2−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)オキサルアミド、
N−(2,4−ジメトキシ−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド;
またはそれらの食用に受容可能な塩を有する、請求項237に記載のオキサルアミド化合物。
【請求項247】
少なくとも甘味調節量の少なくとも1種の非天然アミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩を含有する食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって、ここで、該アミド化合物は、次式を有する:
【化67】

ここで、Aは、必要に応じて置換されたフェニル環であるか、または次式の1つを有するヘテロアリール環である:
【化68】

【化69】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され、そして、
ここで、Rは、分枝C〜C10アルキル、またはシクロヘキシル、テトラヒドロナフタレン、またはインダニル基であり、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項248】
が、分枝C〜C10アルキルである、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項249】
が、必要に応じて置換されたシクロヘキシル環である、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項250】
が、シクロヘキシルであり、必要に応じて、1個、2個または3個のメチル基で置換されている、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項251】
が、次式を有する、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質:
【化70】


【請求項252】
が、次式を有する1−インダニルである、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって:
【化71】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項253】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレンである、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって:
【化72】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項254】
が、次式を有する、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質であって:
【化73】

ここで、R2’は、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシである、
食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項255】
が、次式を有する、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質:
【化74】


【請求項256】
が、次式を有する、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質:
【化75】


【請求項257】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質:
【化76】


【請求項258】
が、次式を有する(R)−1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質:
【化77】


【請求項259】
が、次式を有する(R)−1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質:
【化78】


【請求項260】
前記改質食料品または医薬品が、ヒトが消費する食物である、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項261】
前記改質食料品または医薬品が、菓子類、ベーカリー製品、アイスクリーム、乳製品、甘味および薬味スナック、スナックバー、代替食品、インスタント食品、スープ、パスタ、麺類、缶詰食品、冷凍食品、乾燥食品、冷蔵食品、油脂、ベビーフードおよびスプレッドからなる群から選択される、請求項247に記載の食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項262】
1種またはそれ以上の肉、鶏肉、魚、野菜、穀物または果物を含む、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項263】
冷凍食品、未調理食品、または完全または部分調理食品である、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項264】
スープ、脱水もしくは濃縮スープ、または乾燥スープである、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項265】
前記改質食料品または医薬品が、スナック食品である、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項266】
前記改質食料品または医薬品が、調理補助品、食事溶液品、食事向上品、調味料または調味料ブレンドである、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項267】
前記改質食料品または医薬品が、ケーキ、クッキー、パイ、キャンディー、チューインガム、ゼラチン、アイスクリーム、氷菓、プディング、ジャム、ゼリー、サラダドレッシング、香辛料、シリアル、果物の缶詰、または果物のソースである、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項268】
前記改質食料品または医薬品が、飲料、飲料ミックスまたは濃縮飲料である、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項269】
前記改質食料品または医薬品が、炭酸飲料またはジュースである、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項270】
前記改質食料品または医薬品が、アルコール飲料である、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項271】
前記改質食料品または医薬品が、経口投与用の医薬組成物である、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項272】
前記改質食料品または医薬品が、口腔衛生製品である、請求項247に記載の食料品またはその前駆物質。
【請求項273】
次式を有するアミド化合物またはそれらの食用に受容可能な塩であって:
【化79】

ここで、Aは、フェニル環であるか、または次式の1つを有するヘテロアリール環である:
【化80】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され、そして、
ここで、Rは、(a)分枝C〜C10アルキル、または(b)シクロヘキシル、テトラヒドロナフタレン、またはインダニル基であり、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基が、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
アミド化合物、またはそれらの食用に受容可能な塩。
【請求項274】
が、分枝C〜C10アルキルである、請求項273に記載のアミド化合物。
【請求項275】
Aが、必要に応じて置換されたフェニル環である、請求項274に記載のアミド化合物。
【請求項276】
Aが、必要に応じて置換されたピリジル環である、請求項274に記載のアミド化合物。
【請求項277】
Aが、次式を有するヘテロアリール環である、請求項274に記載のアミド化合物:
【化81】

ここで、R1’は、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシである、
アミド化合物。
【請求項278】
が、必要に応じて置換されたシクロヘキシル環である、請求項275に記載のアミド化合物。
【請求項279】
前記シクロヘキシル環が、1個、2個または3個のメチル基で置換されている、請求項275に記載のアミド化合物。
【請求項280】
が、次式を有する、請求項275に記載のアミド化合物:
【化82】


【請求項281】
が、次式を有する1−インダニルである、請求項275に記載のアミド化合物であって:
【化83】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
アミド化合物。
【請求項282】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレンである、請求項275に記載のアミド化合物であって:
【化84】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
アミド化合物。
【請求項283】
が、次式を有する、請求項275に記載のアミド化合物であって:
【化85】

ここで、各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
アミド化合物。
【請求項284】
が、次式を有する、請求項275に記載のアミド化合物:
【化86】


【請求項285】
が、次式を有する、請求項275に記載のアミド化合物:
【化87】


【請求項286】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項275に記載のアミド化合物:
【化88】


【請求項287】
が、次式を有する(R)−1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項275に記載のアミド化合物:
【化89】


【請求項288】
が、必要に応じて置換したシクロヘキシル環である、請求項277に記載のアミド化合物。
【請求項289】
前記シクロヘキシル環が、1個、2個または3個のメチル基で置換されている、請求項277に記載のアミド化合物。
【請求項290】
が、次式を有する、請求項277に記載のアミド化合物:
【化90】


【請求項291】
が、次式を有する1−インダニルである、請求項277に記載のアミド化合物であって:
【化91】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
アミド化合物。
【請求項292】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレンである、請求項277に記載のアミド化合物であって:
【化92】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
アミド化合物。
【請求項293】
が、次式を有する、請求項277に記載のアミド化合物であって:
【化93】

ここで、各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
アミド化合物。
【請求項294】
が、次式を有する、請求項277に記載のアミド化合物:
【化94】


【請求項295】
が、次式を有する、請求項277に記載のアミド化合物:
【化95】


【請求項296】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項277に記載のアミド化合物:
【化96】


【請求項297】
が、次式を有する(R)−1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項277に記載のアミド化合物:
【化97】


【請求項298】
次式を有するアミド化合物:
3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
(R)−3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(5−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(4−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(6−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
3−クロロ−2−ヒドロキシ−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
2,3−ジヒドロキシ−N−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
2−ヒドロキシ−N−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
2,3−ジヒドロキシ−N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
(S)−2,6−ジメチル−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ベンズアミド、
N−(5,7−ジメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド、
3−メチル−N−(2−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソキサゾール−4−カルボキサミド、
3−メチル−N−(4−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソキサゾール−4−カルボキサミド、
N−(5−メトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−3−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド、
(R)−5−ブロモ−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ニコチンアミド、
(R)−3−メチル−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソキサゾール−4−カルボキサミド、
(S)−5−ブロモ−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)ニコチンアミド、
(R)−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)フラン−3−カルボキサミド、
(R)−5−メチル−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソキサゾール−4−カルボキサミド、
(R)−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)フラン−3−カルボキサミド、
3−メチル−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)イソキサゾール−4−カルボキサミド、
N−(3,3−ジメチルブタン−2−イル)−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンズアミド、
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル−N−(3−メチルブタン−2−イル)ベンズアミド、
2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド、
N−(2−メチルシクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド、
3−クロロ−5−フルオロ−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド、
(R)−N−(3,3−ジメチルブタン−2−イル)−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンズアミド、
4−フルオロ−N−(2−メチルシクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド、
(S)−2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル−N−(3−メチルブタン−2−イル)ベンズアミド、
2,5−ジクロロ−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド、
3,5−ジクロロ−2,6−ジメトキシ−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド、もしくは
2,6−ジメチル−N−(2−メチルシクロヘキシル)ベンズアミド;
またはそれらの食用に受容可能な塩。
【請求項299】
次式を有する尿素化合物、またはその食用に受容可能な塩であって:
【化98】

ここで、Rは、3個〜10個の環炭素原子を含むアリールまたはヘテロアリールであり、該環原子は、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COCH、SEt、SCH、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され、そして
は、分枝C〜C10アルキル、またはシクロヘキシル、テトラヒドロナフタレンまたはインダニル基であり、該シクロヘキシル、テトラヒドロナフタレンまたはインダニル基は、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシからなる群から選択される、
尿素化合物その食用に受容可能な塩。
【請求項300】
が、必要に応じて置換されたフェニル環である、請求項299に記載の化合物。
【請求項301】
が、分枝C〜C10アルキルである、請求項300に記載の化合物。
【請求項302】
が、必要に応じて置換されたシクロヘキシル環である、請求項300に記載の化合物。
【請求項303】
前記シクロヘキシル環が、1個、2個または3個のメチル基で置換されている、請求項302に記載の化合物。
【請求項304】
が、次式を有する、請求項302に記載の化合物:
【化99】


【請求項305】
が、次式を有する1−インダニルである、請求項299に記載の化合物であって:
【化100】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各Rは、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
化合物。
【請求項306】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレンである、請求項299に記載のアミド化合物であって:
【化101】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各Rは、該芳香環または非芳香環のいずれかと結合でき、そして別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
アミド化合物。
【請求項307】
が、次式を有する1−(1,2,3,4)テトラヒドロナフタレン環である、請求項299に記載のアミド化合物:
【化102】


【請求項308】
が、次式の1つを有するヘテロアリール環である、請求項299に記載のアミド化合物であって:
【化103】

ここで、mは、0、1、2または3であり、そして各R1’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
アミド化合物。
【請求項309】
が、分枝C〜C10アルキルである、請求項308に記載の化合物。
【請求項310】
が、必要に応じて置換されたシクロヘキシル環である、請求項308に記載の化合物。
【請求項311】
前記シクロヘキシル環が、1個、2個または3個のメチル基で置換されている、請求項308に記載の化合物。
【請求項312】
が、次式を有する、請求項308に記載の化合物:
【化104】


【請求項313】
少なくとも薬味調節量の請求項299〜312に記載の少なくとも1種の化合物を含有する、食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項314】
次式を有する尿素化合物、またはその食用に受容可能な塩であって:
【化105】

ここで、Rは、3個〜10個の環炭素原子を含むアリールまたはヘテロアリールであり、該環原子は、必要に応じて、1個、2個または3個の置換基で置換されており、該置換基は、別個に、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択され、そして
は、以下の構造を有する:
【化106】

ここで、R9’は、水素、C〜C10アルキルであり、Bは、フェニル、ピリジル、フラニル、チオフラニル、ピロール、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはピペリジル環であり、mは、0、1、2または3であり、そして各R2’は、別個に、水素、ヒドロキシ、フルオロ、クロロ、NH、NHCH、N(CH、COOCH、SCH、SEt、メチル、エチル、イソプロピル、ビニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシおよびトリフルオロメトキシから選択される、
化合物、またはその食用に受容可能な塩。
【請求項315】
が、必要に応じて置換されたフェニル環であり、そしてBが、フェニルまたはピリジルである、請求項314に記載の化合物。
【請求項316】
が、必要に応じて置換されたフェニル環であり、そしてBが、必要に応じて置換されしたシクロヘキシルである、請求項314に記載の化合物。
【請求項317】
少なくとも薬味調節量の請求項314に記載の少なくとも1種の化合物を含有する、食料品もしくは医薬品、またはそれらの前駆物質。
【請求項318】
次式を有するアミド化合物:
2−(3−クロロ−4−メトキシベンズアミド)−4−メチルペンタン酸(R)−メチル、
4−メトキシ−3−メチル−N−(5−メチルヘキサン−3−イル)ベンズアミド、
N−(ヘプタン−4−イル)−2−メチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド、
4−メチル−2−(4−メチル−3−(メチルチオ)ベンズアミド)ペンタン酸(S)−メチル、
4−メトキシ−3−メチル−N−(2−メチルヘプタン−4−イル)ベンズアミド、
N−(ヘプタン−4−イル)−6−メチルベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド、
3,4−ジメチル−N−(2−メチルヘキサン−3−イル)ベンズアミド、
4−メチル−2−(5−メチルベンゾフラン−2−カルボキサミド)ペンタン酸(R)−メチル、
N−(ヘキサン−3−イル)−4−メトキシ−3−メチルベンズアミド、
N−(ヘプタン−4−イル)−3−メチル−4−(メチルチオ)ベンズアミド、
N−(ヘキサン−3−イル)−3−メチル−4−(メチルチオ)ベンズアミド、
2−(3−クロロ−4−メトキシベンズアミド)ヘキサン酸メチル、
3,4−ジメチル−N−(2−メチルヘプタン−4−イル)ベンズアミド、
N−(ヘキサン−3−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド、
N−(ヘプタン−4−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド、
4−メチル−2−(4−(メチルチオ)ベンズアミド)ペンタン酸(R)−メチル、
4−エトキシ−N−(ヘプタン−4−イル)−3−メチルベンズアミド、
3,4−ジメチル−N−(5−メチルヘキサン−3−イル)ベンズアミド、
4−メチル−2−(4−ビニルベンズアミド)ペンタン酸(R)−メチル、
4−メトキシ−3−メチル−N−(2−メチルヘキサン−3−イル)ベンズアミド、
N−(ヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミド、
2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−6−カルボキサミド)−4−メチルペンタン酸(R)−メチル、
(R)−N−(1−メトキシ−4−メチルペンタン−2−イル)−3,4−ジメチルベンズアミド、
(R)−メチル−2−(2,3−ジメチルフラン−5−カルボキサミド)−4−メチルペンタン酸、もしくは
4−メトキシ−N−(1−メトキシメチル−3−メチル−ブチル)−3−メチル−ベンズアミド、
またはその食用に受容可能な塩。
【請求項319】
次式を有するアミド化合物:
N−(ヘプタン−4−イル)ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−カルボキサミドもしくは
N−(2,4−ジメトキシ−ベンジル)−N’−(2−ピリジン−2−イル−エチル)−オキサルアミド、
またはそれらの食用に受容可能な塩。
【請求項320】
約0.01〜約10ppmの間の濃度で、請求項319に記載の化合物を含有する、食料品または医薬品。
【請求項321】
前記食料品または医薬品が、ヒトが消費する食物である、請求項320に記載の食料品または医薬品。
【請求項322】
次式を有する尿素化合物:
1−(2−クロロフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素、
1−(2,4−ジクロロフェニル)−3−(1−フェニルプロピル)尿素、
1−(2,4−ジメトキシフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素、
1−(2−フルオロフェニル)−3−(ヘプタン−4−イル)尿素、
1−(4−イソプロピルフェニル)−3−(2−(ピリジン−2−イル)エチル)尿素、
またはそれらの食用に受容可能な塩。

【公表番号】特表2007−517493(P2007−517493A)
【公表日】平成19年7月5日(2007.7.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−522748(P2006−522748)
【出願日】平成16年8月6日(2004.8.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/025419
【国際公開番号】WO2005/041684
【国際公開日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【出願人】(502362806)セノミックス、インコーポレイテッド (9)
【Fターム(参考)】