説明

新規の音響活性薬剤輸送系

【課題】界面活性剤と治療剤とを有する組成物を、ある患者に投与することにより、その患者のある領域を標的化するための方法の提供。
【解決手段】気体もしくは気体前駆体充填マイクロスフェアを含み、前記気体もしくは気体前駆体充填マイクロスフェアが油、界面活性剤、および治療学的化合物を含む標的化治療剤輸送系。標的化治療剤輸送系を製造する方法も、油および界面活性剤を含む溶液を気体前駆体の存在下、界面活性剤のゲルから液晶への相転移温度以下の温度で処理して気体もしくは気体前駆体充填マイクロスフェアを形成させ、そして前記マイクロスフェアに治療学的化合物を添加して標的化治療剤輸送系をもたらすことを含む態様とされ、前記処理は、調節下での撹拌、調節下での乾燥、およびそれらの組み合わせ物からなる群より選択される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
気体もしくは気体前駆体充填マイクロスフェアを含んでなり、前記気体もしくは気体前駆体充填マイクロスフェアが油、界面活性剤、および治療用化合物を含むものである標的化治療剤輸送系。
【請求項2】
請求項1記載の標的化治療剤輸送系であって、マイクロスフェアが、フッ素、ペルフルオロメタン、ペルフルオロエタン、ペルフルオロプロパン、ペルフルオロブタン、ペルフルオロペンタン、ペルフルオロヘキサン、六フッ化硫黄、ヘキサフルオロプロピレン、ブロモクロロフルオロメタン、オクタフルオロプロパン、1,1 ジクロロ、フルオロエタン、ヘキサフルオロエタン、ヘキサフルオロ−2−ブチン、ペルフルオロペンタン、ペルフルオロブテン、オクタフルオロ−2−ブテン、ヘキサフルオロブタ−1,3−ジエン、オクタフルオロシクロペンテン、ヘキサフルオロアセトン、イソプロピルアセチレン、アレン、テトラフルオロアレン、三フッ化ホウ素、1,2−ブタジエン、1,3−ブタジエン、1,2,3−トリクロロ−2−フロロ−1,3−ブタジエン、2−メチル−1,1,3−ブタジエン、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン、ブタジエン、1−フルオロ−ブタン、2−メチル−1−ブタン、デカフルオロブタン、1−ブテン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、ペルフルオロ−1−ブテン、ペルフルオロ−2−ブテン、4−フェニル−3−ブテン−2−オン、2−メチル−1−ブテン−3イン、硝酸ブチル、1−ブチン、2−ブチン、2−クロロ−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−ブチン、3−メチル−1−ブチン、ペルフルオロ−2−ブチン、2−ブロモ−ブチルアルデヒド、硫化カルボニル、クロトンニトリル、シクロブタン、メチル−シクロブタン、オクタフルオロ−シクロブタン、ペルフルオロ−シクロブテン、3−クロロ−シクロペンテン、シクロプロパン、1,2−ジメチル−シクロプロパン、1,1−ジメチル−シクロプロパン、1,2−ジメチルシクロプロパン、エチルシクロプロパン、メチルシクロプロパン、ジアセチレン、3−エチル−3−メチルジアジリデン、1,1,1−トリフルオロジアゾエタン、ジメチルアミン、ヘキサフルオロ−ジメチルアミン、ジメチルエチルアミン、ビス−(ジメチルホスフィン)アミン、2,3−ジメチル−2−ノルボルネン、ペルフルオロジメチルアミン、塩化ジメチルオキソニウム、1,3−ジオキソラン−2−オン、4−メチル−1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1−トリフルオロエタン、1,1,2,2,−テトラフルオロエタン、1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフルオロエタン、1,1−ジクロロエタン、1,1−ジクロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン、1,2−ジフルオロエタン、1−クロロ−1,1,2,2,2−ペンタフルオロエタン、2−クロロ−1,1−ジフルオロエタン、1−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン、2−クロロ−1,1−ジフルオロエタン、クロロエタン、クロロペンタフルオロエタン、ジクロロトリフルオロエタン、フルオロエタン、ヘキサフルオロエタン、ニトロ−ペンンタフルオロエタン、ニトロソペンタフルオロエタン、ペルフルオロエタン、ペルフルオロエチルアミン、エチルビニルエーテル、1,1−ジクロロ−エチレン、1,1−ジクロロ−1,2−ジフルオロエチレン、1,2−ジフルオロエチレン、メタン、メタン−スルホニルクロリド−トリフルオロ、メタン−スルホニルフロリド−トリフルオロ、メタン(ペンタフルオロチオ)トリフルオロ、メタン−ブロモジフルオロニトロソ、メタン−ブロモフルオロ、メタン−ブロモクロロ−フルオロ、メタン−ブロモ−トリフルオロ、メタン−クロロジフルオロニトロ、メタン−クロロジニトロ、メタン−クロロフルオロ、メタン−クロロトリフルオロ、メタン−クロロ−ジフルオロ、メタン−ジブロモジフルオロ、メタン−ジクロロジフルオロ、メタン−ジクロロ−フルオロ、メタン−ジフルオロ、メタン−ジフルオロ−ヨード、メタン−ジシラノ、メタン−フルオロ、メタン−ヨード−トリフルオロ、メタン−ニトロ−トリフルオロ、メタン−ニトロソ−トリフルオロ、メタン−テトラフルオロ、メタン−トリクロロフルオロ、メタン−トリフルオロ、メタンスルフェニルクロリド−トリフルオロ、2−メチルブタン、メチルエーテル、メチルイソプロピルエーテル、乳酸メチル、硝酸メチル、メチルスルフィ
ド、メチルビニルエーテル、ネオン、ネオペンタン、窒素、酸化窒素、1,2,3−ノナデカントリカルボン酸−2−ヒドロキシトリメチルエステル、1−ノネン−3−イン、酸素、1,4−ペンタジエン、n−ペンタン、ペンタン−ペルフルオロ、2−ペンタノン−4−アミノ−4−メチル、1−ペンテン、2−ペンテン{シス}、2−ペンテン{トランス}、1−ペンテン−3−ブロモ、1−ペンテン−ペルフルオロ、フィチン酸−テトラクロロ、ピペリジン−2,3,6−トリメチル、プロパン、プロパン−1,1,1,2,2,3−ヘキサフルオロ、プロパン−1,2−エポキシ、プロパン−2,2−ジフルオロ、プロパン−2−アミノ、プロパン−2−クロロ、プロパン−ヘプタフルオロ−1−ニトロ、プロパン−ヘプタフルオロ−1−ニトロソ、プロパン−ペルフルオロ、プロペン、プロピル−1,1,1,2,3,3−ヘキサフルオロ−2,3−ジクロロ、プロピレン−1−クロロ、プロピレン−クロロ−{トランス}、プロピレン−2−クロロ、プロピレン−3−フルオロ、プロピレン−ペルフルオロ、プロピン、プロピン−3,3,3−トリフルオロ、スチレン−3−フルオロ、六フッ化硫黄、硫黄(ジ)−デカフルオロ(S2F10)、トルエン−2,4−ジアミノ、トリフルオロアセトニトリル、過酸化トリフルオロメチル、硫化トリフルオロメチル、六フッ化タングステン、ビニルアセチレン、ビニルエーテル、キセノン、1−ブロモフルオロブタン、およびペルフルオロエーテル、からなる群より選択される気体前駆体を含む標的化治療剤輸送系。
【請求項3】
前記界面活性剤が、脂質、ポリマー、蛋白質、ポリペプチド、多糖、糖、およびアクリレートからなる群より選択される、請求項1記載の治療剤輸送系。
【請求項4】
前記脂質が、脂肪酸;リソ脂質;ホスファチジルコリン;ジオレオイルホスファチジルコリン;ジミリストイルホスファチジルコリン;ジペンタデカノイルホスファチジルコリン;ジラウロイルホスファチジルコリン;ジオレオイルホスファチジルコリン;ジパルミトイルホスファチジルコリン;ジステアロイルホスファチジルコリン;ホスファチジルエタノールアミン;ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン;ホスファチジルセリン;ホスファチジルグリセロール;ホスファチジルイノシトール;スフィンゴ脂質;スフィンゴミエリン;糖脂質;ガングリオシド GM1;ガングリオシドGM2;グルコ脂質;スルファチド;グリコスフィンゴリピド;ホスファチジン酸;パルミチン酸;ステアリン酸;アラキドン酸;オレイン酸;ポリマーを保持する脂質(例えば、ポリエチレングリコール、キチン、ヒアルロン酸、もしくはポリビニルピロリドン);スルホン化されたモノ−、ジ−、オリゴ−、もしくはポリサカリド(多糖)を保持する脂質;コレステロール、硫酸コレステロール;コレステロールヘミスクシネート;トコフェノールヘミスクシネート、エーテルおよびエステルが結合した脂肪酸を有する脂質、重合脂質、リン酸ジアセチル、ステアリルアミン、カルジオリピン、長さが6〜8の炭素の短鎖脂肪酸を有するリン脂質、不斉アシル鎖を有する合成リン脂質、6−(5−コレステン−3β−イルオキシ)−1−チオ−β−D−ガラクトピラノシド、ジガラクトシルジグリセリド、6−(5−コレステン−3β−イルオキシ)−ヘキシル−6−アミノ−6−デオキシ−1−チオ−β−D−ガラクトピラノシド、6−(5−コレステン−3β−イルオキシ)ヘキシル−6−アミノ−6−デオキシル−1−チオ−α−D−ガラクトピラノシド、12−(((7’−ジエチルアミノクマリン−3−イル)カルボニル)メチルアミノ)−オクタデカン酸;N−[12−(((7’−ジエチルアミノ−クマリン−3−イル)−カルボニル)−メチルアミノ)−オクタデカノイル]−2−アミノパルミチン酸;コレステリル(4’−トリメチル−アンモニオ)−ブタノエート;N−スクシニルジオレイルホスファチジルエタノール−アミン;1,2−ジオレイル−sn−グリセロール;1,2−ジパルミトイル−sn−3−スクシニルグリセロール;1.3−ジパルミトイル−2−スクシニルグリセロール;1−ヘキサデシル−2−パルミトイルグリセロホスホエタノールアミン、パルミトイルホモシステイン、および/またはそれらの組み合わせ物;臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ミリスチルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルジメチルベンジルアンモニウム、臭化ベンジルジメチルドデシルアンモニウム
、臭化ベンジルジメチルヘキサデシルアンモニウム、臭化ベンジルジメチルテトラデシルアンモニウム、臭化セチルジメチルエチルアンモニウム、もしくは臭化セチルピリジニウム;ヨウ化ペンタフルオロオクタデシル、臭化ペルフルオロオクチル、ペルフルオロデカリン、ペルフルオロドデカリン、ヨウ化ペルフルオロオクチル、ペルフルオロトリプロピルアミン、およびペルフルオロトリブチルアミン、ならびにさらには共有結合により結合したポリマーを保持する脂質、からなる群より選択される、請求項3記載の治療剤輸送系。
【請求項5】
前記蛋白質が、コラーゲン、フィブリン、およびアルブミンからなる群より選択される、請求項3の組成物。
【請求項6】
前記ポリペプチドが、ポリグルタミン酸、ポリリシン、ポリホスファゼン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、およびコポリマーからなる群より選択される、請求項3記載の組成物。
【請求項7】
前記多糖が、スターチ、HETA−スターチ、アルギン酸、ヒアルロン酸、セルロース、およびサッカリドからなる群より選択される、請求項3記載の組成物。
【請求項8】
前記セルロースがメチルセルロースである、請求項7記載の組成物。
【請求項9】
前記サッカリドがデキストランである、請求項7記載の組成物。
【請求項10】
前記糖が、グルコースおよびガラクトースからなる群より選択される、請求項3記載の組成物。
【請求項11】
前記ポリマーが、合成ポリマー、天然ポリマー、および半合成ポリマーからなる、請求項3記載の組成物。
【請求項12】
前記合成ポリマーがポリ乳酸である、請求項11記載の組成物。
【請求項13】
前記コポリマーが、ポリラトシデコグリコリドおよびポリエチレン−ポリプロピレングリコールからなる群より選択される、請求項6記載の組成物。
【請求項14】
前記アクリレートがメタクリレートである、請求項3記載の組成物。
【請求項15】
前記メタクリレートがメチルメタクリレートである請求項14記載の組成物。
【請求項16】
前記油が、シリコン油、タラ肝油、鉱油、植物油、フッ素化されたトリグリセリドを含む油、生物適合性の飽和脂肪酸、生物適合性不飽和脂肪酸、および生物適合性の部分的に水素化された脂肪酸、シリコンベースの油、ならびに合成油からなる群から選択される、請求項1記載の組成物。
【請求項17】
前記治療剤が前記マイクロスフェアの表面に結合する、請求項1記載の組成物。
【請求項18】
前記治療剤が前記マイクロスフェア内に被包される、請求項1記載の組成物。
【請求項19】
前記マイクロスフェアが、凍結乾燥マイクロスフェア、噴霧乾燥マイクロスフェア、ボールミルマイクロスフェア、撹拌マイクロスフェア、およびそれらのいずれかの組み合わせ物からなる群より選択される、請求項1記載の組成物。
【請求項20】
前記植物油が、ピーナッツ油、カノーラ油、オリーブ油、ベニバナ油、コーン油、およびマゾーラ油からなる群より選択される、請求項16記載の組成物。
【請求項21】
前記シリコンベースの油が、ビニル末端をもつ、ヒドリド末端をもつ、シラノール末端をもつ、アミノ末端をもつ、エポキシ末端をもつ、カルビノール末端をもつ液体、メルカプト誘導化させたシリコン液、飽和シリコン油、不飽和シリコン油、アリールアルキル飽和シリコン油からなる群より選択される、請求項16記載の組成物。
【請求項22】
前記合成油が、C12〜C24脂肪酸の飽和鎖、およびC12〜C24脂肪酸の不飽和鎖からなる群より選択される、請求項16記載の組成物。
【請求項23】
前記合成油が、オレイン酸のグリセロールトリグリセリドエステルからなる群より選択される、請求項22記載の組成物。
【請求項24】
更に標的化用リガンドを含む、請求項1記載の標的化治療剤輸送系。
【請求項25】
気体もしくは気体前駆体充填マイクロスフェアを含む標的化治療剤輸送系を製造する、気体前駆体の存在下で油および界面活性剤を含む溶液を処理する段階、および前記マイクロスフェアに治療学的組成物を添加する段階を含み、前記処理が調節下での撹拌、調節下での乾燥、およびその組み合わせ物からなる群より選択される方法。
【請求項26】
前記方法が、気体前駆体の活性化温度で気体前駆体を用いて実施される、請求項25記載の方法。
【請求項27】
調節下での撹拌が、ボールミル、震盪、ボルテックルミキサーでの撹拌、およびそれらの組み合わせ物からなる群より選択される、請求項25記載の方法。
【請求項28】
調節下での乾燥が、凍結乾燥、噴霧乾燥、およびそれらの組み合わせ物からなる群より選択される、請求項25記載の方法。
【請求項29】
更に前記脂質水溶液の濾過段階および熱滅菌段階を含む、請求項25記載の方法。
【請求項30】
(i)患者に、油、界面活性剤、気体もしくは気体前駆体、および治療剤を含む標的化治療剤輸送系を投与すること;
(ii)標的化治療剤輸送系を、その領域の標的化治療剤輸送系の存在を決定するためのエネルギーを用いてモニターすること;ならびに
(iii)その領域内で標的化治療剤輸送系から治療剤を放出させること:
を含む、標的化治療剤輸送系の制御下輸送のための方法。
【請求項31】
黄斑変性症の治療の際の使用のための、前記治療剤がα−トコフェロールおよびレチン酸を含み、前記油が大豆油であり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸、および8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000を含み、そして前記気体前駆体がペルフルオロブタンである、請求項30記載の方法。
【請求項32】
網膜芽細胞腫を治療する際の使用のための、前記治療剤がタキソールおよびレチン酸を含み、前記油が大豆油であり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸、および8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコ
ール5000を含み、そして前記気体前駆体がペルフルオロブタンである、請求項30記載の方法。
【請求項33】
前記治療剤がアンフォテリシン−Bであり、前記油が大豆油であり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸、8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000、およびプルロニック(Pluronic)F−68を含み、そして前記気体前駆体がペルフルオロブタンである、請求項30記載の方法。
【請求項34】
真菌性眼炎を治療するために用いられる、請求項33記載の方法。
【請求項35】
色素性網膜症を治療するための、前記治療剤がベンダゾックであり、前記油が大豆油であり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸、8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000、およびプルロニック(Pluronic)F−68を含み、そして前記気体前駆体がペルフルオロブタンである、請求項30記載の方法。
【請求項36】
良性前立腺肥大を治療するための、前記治療剤がドキサゾシンであり、前記油が大豆油であり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸、8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000、およびプルロニック(Pluronic)F−68を含み、そして前記気体前駆体がペルフルオロブタンである、請求項30記載の方法。
【請求項37】
前記治療剤がα−トコフェロールであり、前記界面活性剤がCF(CF(CHCOOHを含み、前記油がカノーラ油であり、そして前記気体前駆体がペルフルオロブタンである請求項30記載の方法。
【請求項38】
前記治療剤が染料であり、前記油が大豆油であり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000、および10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸を含み、前記気体前駆体がペルフルオロプロパンである、請求項30記載の方法。
【請求項39】
前記治療剤がデキサメサゾンであり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000、および10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸を含み、前記気体前駆体がペルフルオロブタンおよび窒素である、請求項30記載の方法。
【請求項40】
前記治療剤がアンホテリシンであり、前記界面活性剤が82モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルコリン、8モルパーセントのジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン−ポリエチレングリコール5000、および10モルパーセントのジパルミトイルホスファチジン酸を含み、前記気体前駆体がペルフルオロブタンおよび窒素から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項41】
前記治療剤が染料を含む、請求項25記載の組成物。
【請求項42】
前記染料が、蛍光染料および比色分析用染料からなる群より選択される、請求項41記載の組成物。
【請求項43】
前立腺癌もしくは良性前立腺肥大を治療するための、前記治療剤が、テストステロン、メチルテストステロン、フルオキシメステロン、フィナステリド、および5aレダクターゼ酵素阻害剤からなる群より選択される、請求項30記載の方法。
【請求項44】
前記染料が、スダンブラック、フルオレセイン、R−フィコエリスリン(R−Phycoerythrin)、テキサスレッド、BODIPYFL、オレゴングリーン、ローダミンレッド−X、テトラメチルローダミン、BODIPY TMR、BODIPY−TR、YOYO−1、DAPI、インド−1(Indo−1)、カスケードブルー(Cascade blue)、フラ−2,アミノメチルクマリン、FM1−43、NBD、カルボシ−SNARF、ルシフェルイエロー、ダンシル+R−NH、ヨウ化プロピジウム、メチレンブルー、ブロモクレゾールブルー、アクリジンオレンジ、ブロモフェノールブルー、7−アミノ−アクチノマイシンD、アロフィコシアニン、9−アジドアクリジン、ベンゾキサンテン−イエロー、ビスベンジジンH33258蛍光色素、3HCl、5−カルボキシフルオレッセインジアセテート、4−クロロ−1−ナフトール、クロモマイシン−A、DTAF、DTNB、臭化エチジウム、フルオレセイン−5−マレイミドジアセテート、ミスラマイシンA、ローダミン123、SBFI、SIST、テトラメチルベンジジン、テトラメチルプルプレート、チアゾリルブルー、およびTRITCからなる群より選択される、請求項41記載の方法。
【請求項45】
前記フルオレセインがフルオレセインイソチオシアネートである、請求項44記載の方法。
【請求項46】
前記フルオレセインイソチオシアネートが、フルオレセインイソチオシアネートアルブミン、フルオレセインイソチオシアネート抗体複合体、フルオレセインイソチオシアネートα−ブンガロトキシン、フルオレセインイソチオシアネート−カゼイン、フルオレセインイソチオシアネート−デキストラン、フルオレセインイソチオシアネート−インスリン、フルオレセインイソチオシアネート−レクチン(Lectin)、フルオレセインイソチオシアネート−ペルオキシダーゼ、およびフルオレセインイソチオシアネート−プロテインAからなる群より選択される、請求項44記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−280678(P2010−280678A)
【公開日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−163389(P2010−163389)
【出願日】平成22年7月20日(2010.7.20)
【分割の表示】特願平10−549372の分割
【原出願日】平成10年5月12日(1998.5.12)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.テフロン
2.TEFLON
【出願人】(508240937)ランセウス メディカル イメージング, インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】