説明

新規コポリマー、有機半導体材料、及びこれを用いた有機電子デバイス、光電変換素子並びに太陽電池モジュール

【課題】溶解度が高く、長波長領域に吸収を有する、光電変換素子に適した新規のコポリマーを提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される繰り返し単位を有するコポリマーであって、ポリスチレン換算の重量平均分子量が2×10以上1×10以下であることを特徴とするコポリマー。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)で表される繰り返し単位を有するコポリマーであって、ポリスチレン換算の重量平均分子量が2×10以上1×10以下であることを特徴とするコポリマー。
【化1】

(式(1)中、Rは置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基又は置換基を有していてもよいアリール基を表し、R〜Rは各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基又は置換基を有していてもよいアリール基を表す。)
【請求項2】
請求項1に記載のコポリマーを含むことを特徴とする、有機半導体材料。
【請求項3】
請求項2に記載の有機半導体材料を含むことを特徴とする、有機電子デバイス。
【請求項4】
一対の電極間に有機活性層が配置されてなる光電変換素子であって、該有機活性層が請求項2に記載の有機半導体材料を含むことを特徴とする光電変換素子。
【請求項5】
前記有機半導体材料が、フラーレン化合物、ボラン誘導体、チアゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、ベンゾチアジアゾール誘導体、N−アルキル置換されたナフタレンテトラカルボン酸ジイミド、N−アルキル置換されたペリレンジイミド誘導体およびn型ポリマーよりなる群から選ばれる少なくとも1種のn型半導体化合物を含むことを特徴とする請求項4に記載の光電変換素子。
【請求項6】
さらに、第16族元素と二重結合を有するホスフィン化合物を含有するバッファ層を有する、請求項4又は5に記載の光電変換素子。
【請求項7】
太陽電池である、請求項4乃至6の何れか1項に記載の光電変換素子。
【請求項8】
請求項7に記載の光電変換素子を含有することを特徴とする、太陽電池モジュール。

【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−167241(P2012−167241A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−102532(P2011−102532)
【出願日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【出願人】(000005968)三菱化学株式会社 (4,356)
【Fターム(参考)】