説明

新規サイクロスポリン

本発明の化合物は式Iに見られる化学構造により表される: 式中AはR0、R1、B、C、D、E、F、G、H、I、J、およびKが本明細書で定義された、式IIのアミノ酸: またはその薬学的に許容される塩である。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物、あるいは薬学的に許容されるその塩:

[式中、Aは式(II)のアミノ酸であり:

式中、R0はHまたはCH3であり;

R2およびR26は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3、R4、R5、R6、R10、R11、R12、R17、R18、R19、R22、R25、R27、R28、R29、およびR30は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4、R5およびR6、R10、R12、R17および R18、R19、R22、R25およびR26、R27およびR28、R29およびR30はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
R8、R16、およびR31は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
アルカノイル;
アルケノイル;
アルキノイル;
アリールオイル;
アリールアルカノイル;
アルキルアミノカルボニル;
アリールアミノカルボニル;
アリールアルキルアミノカルボニル;
アルキルオキシカルボニル;
アリールオキシカルボニル; および
アリールアルキルオキシカルボニル;
R7、R9、R13、R14、R15、R20、R21、R23、R24、R32、R33、およびR34は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3;
X=水素;
ヒドロキシル; または
アルカノイル、アリールオイル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アルキルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、もしくはアリールアルキルオキシカルボニル基で誘導体化されたヒドロキシル基;
Y=C1〜C6直鎖および分枝鎖アルキル;
C3〜C6直鎖および分枝鎖アルケニル;
アリールアルキル;
ヘテロアリールアルキル;
C1〜C6直鎖および分枝鎖アルキルオキシ;
アリールオキシ;
アシルオキシ;
アリールアルキルオキシ;
C1〜C6直鎖および分枝鎖アルキルアミノ;
アリールアミノ;
アリールアルキルアミノ;
ヘテロアリールアミノ;
ヘテロアリールアルキルアミノ;
C1〜C6直鎖および分枝鎖アルキルカルボキサミド;
アリールカルボキサミド;
ヘテロアリールカルボキサミド;
C1〜C6直鎖および分枝鎖アルキルスルホンアミド;
アリールスルホンアミド;
アリールアルキルスルホンアミド;
ヘテロアリールスルホンアミド;
ヘテロアリールアルキルスルホンアミド; または
NH2C(O)NH;
式II中のCO-は式I中のBのα-アミノ基に共有結合してアミド結合を形成し、式II中の-N-R0はKのカルボン酸に共有結合してアミド結合を形成し;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項2】
Aは式(III)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項3】
下記式を有する、請求項2記載の化合物:


【請求項4】
下記式を有する、請求項2記載の化合物:


【請求項5】
下記式を有する、請求項2記載の化合物:


【請求項6】
Aは下記式のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項7】
下記式を有する、請求項6記載の化合物:


【請求項8】
下記式を有する、請求項6記載の化合物:


【請求項9】
下記式を有する、請求項6記載の化合物:


【請求項10】
下記式を有する、請求項6記載の化合物:


【請求項11】
下記式を有する、請求項6記載の化合物:


【請求項12】
Aは式(V)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項13】
下記式を有する、請求項12記載の化合物:

[式中、X= OHまたはOAc。]。
【請求項14】
Aは式(VI)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項15】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項16】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項17】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項18】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項19】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:

[式中、X= OHまたはOAc。]。
【請求項20】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項21】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項22】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項23】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項24】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:

[式中、X= OHまたはOAc。]。
【請求項25】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:

[式中、X= OHまたはOAc。]。
【請求項26】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項27】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項28】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項29】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項30】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項31】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項32】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項33】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項34】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項35】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項36】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項37】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項38】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項39】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項40】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項41】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項42】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項43】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項44】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項45】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項46】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項47】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項48】
下記式を有する、請求項14記載の化合物:


【請求項49】
Aは下記式のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項50】
下記式を有する、請求項49記載の化合物:


【請求項51】
Aは式(VII)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項52】
下記式を有する、請求項51記載の化合物:


【請求項53】
下記式を有する、請求項51記載の化合物:

[式中、X= OHまたはOAc。]。
【請求項54】
下記式を有する、請求項51記載の化合物:


【請求項55】
下記式を有する、請求項51記載の化合物:


【請求項56】
Aは式(IX)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項57】
下記式を有する、請求項54記載の化合物:


【請求項58】
下記式を有する、請求項56記載の化合物:


【請求項59】
Aは下記式のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項60】
下記式を有する、請求項59記載の化合物:


【請求項61】
下記式を有する、請求項59記載の化合物:


【請求項62】
下記式を有する、請求項59記載の化合物:


【請求項63】
下記式を有する、請求項59記載の化合物:


【請求項64】
下記式を有する、請求項59記載の化合物:


【請求項65】
下記式を有する、請求項59記載の化合物:


【請求項66】
Aは式(VIII)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項67】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項68】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項69】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項70】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項71】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項72】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項73】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項74】
下記式を有する、請求項66記載の化合物:


【請求項75】
下記式を有する、請求項67記載の化合物:


【請求項76】
下記式を有する、請求項2記載の化合物:


【請求項77】
Aは式(XIII)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項78】
下記式を有する、請求項77記載の化合物:


【請求項79】
下記式を有する、請求項77記載の化合物:


【請求項80】
Aは式(XII)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項81】
下記式を有する、請求項80記載の化合物:


【請求項82】
下記式を有する、請求項80記載の化合物:


【請求項83】
下記式を有する、請求項80記載の化合物:


【請求項84】
下記式を有する、請求項80記載の化合物:


【請求項85】
Aは下記式のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項86】
下記式を有する、請求項85記載の化合物:


【請求項87】
下記式を有する、請求項85記載の化合物:


【請求項88】
下記式を有する、請求項86記載の化合物:


【請求項89】
Aは式(XV)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項90】
下記式を有する、請求項89記載の化合物:


【請求項91】
下記式を有する、請求項89記載の化合物:


【請求項92】
下記式を有する、請求項89記載の化合物:


【請求項93】
下記式を有する、請求項89記載の化合物:


【請求項94】
下記式を有する、請求項89記載の化合物:


【請求項95】
Aは式(XVI)のアミノ酸である、請求項1記載の化合物:


【請求項96】
下記式を有する、請求項95記載の化合物:


【請求項97】
下記式を有する、請求項95記載の化合物:


【請求項98】
下記式を有する、請求項95記載の化合物:


【請求項99】
下記式を有する、請求項95記載の化合物:


【請求項100】
下記式を有する、請求項95記載の化合物:


【請求項101】
下記式を有する、請求項95記載の化合物:


【請求項102】
下記式を有する、請求項95記載の化合物:


【請求項103】
治療的に有効な量の請求項1記載の化合物と一つまたは複数の薬学的賦形剤とを含む薬学的組成物。
【請求項104】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下であって、下記式の出発化合物を生体触媒的に変換する段階、

[式中、R0はHまたはCH3であり:
X=水素;
ヒドロキシル; または
アルカノイル、アリールオイル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アルキルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、もしくはアリールアルキルオキシカルボニル基で誘導体化されたヒドロキシル基;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項105】
生体触媒的に変換する段階はラッカーゼ触媒およびメディエータ化合物の存在下で行われる、請求項104記載の方法。
【請求項106】
ラッカーゼ触媒はT・ベルシコロール(T. versicolor)、T・ビロサ(T. villosa)、P・オストリータス(P. ostreatus)、およびP・ベルシコロール(P. versicolor)、ならびにその組合せからなる群より選択される微生物源または植物源に由来する、請求項105記載の方法。
【請求項107】
ラッカーゼ触媒はT・ベルシコロールに由来する、請求項106記載の方法。
【請求項108】
メディエータ化合物は2, 2'-アジノビス(3-エチルベンゾチアゾリン)-6-スルホン酸、1-ヒドロキシベンゾトリアゾール、ビオルル酸、N-ヒドロキシアセトアニリド、およびその組合せからなる群より選択される、請求項105記載の方法。
【請求項109】
メディエータ化合物は1-ヒドロキシベンゾトリアゾールである、請求項108記載の方法。
【請求項110】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下であって、下記式の出発化合物を化学的に酸化する段階、

[式中、R0はHまたはCH3であり:
X=水素;
ヒドロキシル; または
アルカノイル、アリールオイル、アルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、アリールアルキルアミノカルボニル、アルキルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、もしくはアリールアルキルオキシカルボニル基で誘導体化されたヒドロキシル基;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン;
および側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項111】
化学的に酸化する段階はN-ヒドロキシジカルボン酸イミドで行われる、請求項110記載の方法。
【請求項112】
化学的に酸化する段階は過ヨウ素酸アルカリ金属塩およびアルキルヒドロペルオキシドで行われる、請求項110記載の方法。
【請求項113】
化学的に酸化する段階はアセトン-ベンゼン-水溶媒混合液中にてクラウンエーテルの存在下で行われる、請求項112記載の方法。
【請求項114】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下であり、下記式の出発化合物を還元する段階、

[式中、
X=OH;
R0=CH3;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン;
および側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項115】
以下の段階をさらに含む請求項114記載の方法:
下記式の第二の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を反応させる段階、

[式中、XはOHまたはOAcであり;
R16はHまたはAcである。]。
【請求項116】
反応させる段階は生成化合物を無水酢酸、DMAP、およびピリジンのジクロロメタン溶液で処理する段階を含む、請求項115記載の方法。
【請求項117】
以下の段階をさらに含む請求項114記載の方法:
下記式の第三の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を反応させる段階、

[式中、XはOHであり;
R16は酪酸塩である。]。
【請求項118】
反応させる段階は生成化合物をリパーゼの存在下でアシル供与体化合物と反応させる段階を含む、請求項117記載の方法。
【請求項119】
反応させる段階はトルエン、メチル-tert-ブチルエーテル、ピリジン、またはその混合物、およびN,N-ジメチルホルムアミドとの混合物からなる群より選択される有機溶媒中で行われる、請求項118記載の方法。
【請求項120】
有機溶媒はメチル-tert-ブチルエーテルである、請求項119記載の方法。
【請求項121】
アシル供与体化合物は酪酸ビニルである、請求項118記載の方法。
【請求項122】
リパーゼはシュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)またはシュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)由来である、請求項118記載の方法。
【請求項123】
リパーゼは天然リパーゼである、請求項118記載の方法。
【請求項124】
リパーゼは遺伝子組換えリパーゼである、請求項118記載の方法。
【請求項125】
リパーゼは固相支持体に固定化される、請求項118記載の方法。
【請求項126】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階。

【請求項127】
処理する段階はサッカロポリスポラ・ヒルステ(Saccharopolyspora hirsute)属菌の亜種ヒルスタ(hirsuta) (27875-ATCC)の存在下で行われる、請求項126記載の方法。
【請求項128】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階。

【請求項129】
処理する段階はストレプトマイセス・カテニュラエ(Streptomyces catenulae) (23893-ATCC)の存在下で行われる、請求項128記載の方法。
【請求項130】
以下の段階をさらに含む請求項128記載の方法:
下記式の第二の生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を処理する段階。

【請求項131】
処理する段階はラッカーゼ触媒およびメディエータ化合物の存在下で行われる、請求項130記載の方法。
【請求項132】
ラッカーゼ触媒はラッカーゼcである、請求項131記載の方法。
【請求項133】
メディエータ化合物は1-ヒドロキシベンゾトリアゾールである、請求項131記載の方法。
【請求項134】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中:、R0=CH3;
X=OAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項135】
処理する段階はジクロロメタン(dicholoromethane)中にてオゾンの存在下で行われ、続けて亜鉛/酢酸または硫化ジメチルにより行われる、請求項134記載の方法。
【請求項136】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
X=OH;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項137】
処理する段階はジクロロメタン(dicholoromethane)中にてオゾンの存在下で行われ、続けて亜鉛/酢酸または硫化ジメチルにより行われる、請求項136記載の方法。
【請求項138】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
R23=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項139】
処理する段階はR23CH2P+Ph3X-または(EtO)2P(O)CH2R23の存在下で行われる、請求項138記載の方法。
【請求項140】
処理する段階はCrCl2ならびにCHI3、CHBr3、およびCHCl3からなる群より選択されるハロゲン化ビニルの存在下で行われる、請求項138記載の方法。
【請求項141】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
n=0、1、2、3または4;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項142】
処理する段階は次亜塩素酸tert-ブチルの存在下で行われる、請求項141記載の方法。
【請求項143】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項144】
処理する段階は水素化ホウ素ナトリウムの存在下で行われる、請求項143記載の方法。
【請求項145】
以下の段階をさらに含む請求項143記載の方法:
下記式の第二の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を反応させる段階、

[式中、
R8=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
アルカノイル;
アルケノイル;
アルキノイル;
アリールオイル;
アリールアルカノイル;
アルキルアミノカルボニル;
アリールアミノカルボニル;
アリールアルキルアミノカルボニル;
アルキルオキシカルボニル;
アリールオキシカルボニル; および
アリールアルキルオキシカルボニル; ならびに
N=0、1、2、3または4。]。
【請求項146】
反応させる段階は酸塩化物の存在下で行われる、請求項145記載の方法。
【請求項147】
反応させる段階は酸無水物の存在下で行われる、請求項145記載の方法。
【請求項148】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
R9=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項149】
処理する段階は酢酸アンモニウムおよびシアノボロ水素化ナトリウムの存在下で行われる、請求項148記載の方法。
【請求項150】
処理する段階はメチルアミンおよび水素化ホウ素ナトリウムの存在下で行われる、請求項148記載の方法。
【請求項151】
以下の段階をさらに含む請求項148記載の方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下であって、下記式の第二の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を反応させる段階、

[式中、
R8=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
アルカノイル;
アルケノイル;
アルキノイル;
アリールオイル;
アリールアルカノイル;
アルキルアミノカルボニル;
アリールアミノカルボニル;
アリールアルキルアミノカルボニル;
アルキルオキシカルボニル;
アリールオキシカルボニル; および
アリールアルキルオキシカルボニルである。]。
【請求項152】
反応させる段階は臭化アルキル、塩化アルキル、およびヨウ化アルキルからなる群より選択されるハロゲン化アルキルの存在下で行われる、請求項151記載の方法。
【請求項153】
反応させる段階は酸無水物または酸塩化物の存在下で行われる、請求項151記載の方法。
【請求項154】
反応させる段階はスルホン酸無水物または塩化スルホニルの存在下で行われる、請求項151記載の方法。
【請求項155】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
R23=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項156】
処理する段階は有機スズ試薬ならびにPd(PPh3)4およびPd(PPh3)2Cl2からなる群より選択されるパラジウム触媒の存在下で行われる、請求項155記載の方法。
【請求項157】
処理する段階は有機亜鉛試薬ならびにPd(PPh3)4およびPd(PPh3)2Cl2からなる群より選択されるパラジウム触媒の存在下で行われる、請求項155記載の方法。
【請求項158】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
R23=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項159】
処理する段階はグリニヤール(Gringarg)試薬の存在下で行われる、請求項158記載の方法。
【請求項160】
処理する段階は有機亜鉛試薬の存在下で行われる、請求項158記載の方法。
【請求項161】
下記式の生成化合物の調製方法であって、

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項162】
処理する段階はバルゲス(Burgess)試薬の存在下で行われる、請求項161記載の方法。
【請求項163】
以下の段階をさらに含む請求項161記載の方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下であって、下記式の第二の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を反応させる段階、

[式中、
R23=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3である。]。
【請求項164】
処置する段階はオレフィンおよびGrubbs触媒の存在下で行われる、請求項163記載の方法。
【請求項165】
下記式の生成化合物の調製方法であって:

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
X=OHまたはOAc;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項166】
処置する段階は水素およびパラジウム触媒の存在下で行われる、請求項165記載の方法。
【請求項167】
以下の段階をさらに含む請求項165記載の方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下であって、下記式の第二の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を反応させる段階、

[式中、
R23=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3である。]。
【請求項168】
処置する段階はリンイリドの存在下で行われる、請求項167記載の方法。
【請求項169】
以下の段階をさらに含む請求項165記載の方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下であって、下記式の第二の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を反応させる段階、

[式中、
R23=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3である。]。
【請求項170】
処理する段階はグリニヤール試薬の存在下で行われる、請求項169記載の方法。
【請求項171】
処理する段階は有機亜鉛試薬の存在下で行われる、請求項169記載の方法。
【請求項172】
以下の段階をさらに含む請求項169記載の方法:
下記式の第三の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、第二の生成化合物を反応させる段階。

【請求項173】
処理する段階はバルゲス試薬の存在下で行われる、請求項172記載の方法。
【請求項174】
下記式の生成化合物の調製方法であって:

以下の段階を含む方法:
生成化合物を生成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階、

[式中、
R0=CH3;
X=OHまたはOAc;
R23=水素;
重水素;
ハロゲン;
ヒドロキシル;
ニトリル;
置換および無置換C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
置換および無置換C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
置換および無置換C2〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
置換および無置換C4〜C6-分枝状アルキニル鎖;
アルケニルおよびアルキニル基を有する置換および無置換C4〜C6-鎖
置換および無置換C3〜C7-シクロアルキル;
置換および無置換(CH2)p-(C3〜C7-シクロアルキル);
置換および無置換アリール;
置換および無置換ヘテロアリール;
置換および無置換アリールアルキル;
置換および無置換ヘテロアリールアルキル;
COOH;
COOR2; および
C(O)NR3R4;
R2=水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環;
(CH2)n-ヘテロアリール環;
CH2OCH3;
CH2SCH3;
CH2CH2F;
CH2CF3;
CH2CH2CF3;
CH(CF3)2; および
CH2OCH2OC(O)CH3;
R3およびR4は同じものであるかまたは異なるものであり、それらは独立して以下からなる群より選択され:
水素;
C1〜C6-直鎖状アルキル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルケニル鎖;
C3〜C6-分枝状アルキル鎖;
C4〜C6-分枝状アルケニル鎖;
C3〜C6-直鎖状アルキニル鎖;
C3〜C7-シクロアルキル;
CH2-(C3〜C7-シクロアルキル);
(CH2)n-アリール環; および
(CH2)n-ヘテロアリール環;
R3 およびR4はともに、ヘテロ原子またはそれらが結合しているヘテロ原子を含む環状部分の形成をもたらす-CH2CH2-、-CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2-、-CH2CH2CH2CH2CH2-および-CH2CH2CH2CH2CH2CH2-であり;
n=0、1、2、3または4;
p=0、1、2、または3;
Bは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
α-アミノ酪酸;
アラニン;
スレオニン;
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のα-アミノ酪酸、アラニン、バリン、またはノルバリン;
Cはサルコシンであり;
Dは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
バリン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Eは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
バリン;
ノルバリン; および
側鎖中の炭素原子がヒドロキシル基で置換されている修飾型のバリンまたはノルバリン;
Fは以下からなる群より選択されるアミノ酸であり:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン;
Gはα-アミノ酪酸またはアラニンであり;
HはD-アラニンであり;
IおよびJは独立して以下からなる群より選択され:
ロイシン;
N-メチルロイシン;
γ-ヒドロキシ-N-メチルロイシン; および
γ-ヒドロキシロイシン; ならびに
KはN-メチルバリンまたはバリンである。]。
【請求項175】
処理する段階はバルゲス試薬の存在下で行われる、請求項174記載の方法。
【請求項176】
以下の段階をさらに含む請求項174記載の方法:
式(XV)の化合物を形成させるのに有効な条件の下で、下記式の第一の中間化合物を処理する段階。

【請求項177】
処理する段階はグリニヤール試薬の存在下で行われる、請求項176記載の方法。
【請求項178】
処理する段階は有機亜鉛試薬の存在下で行われる、請求項176記載の方法。
【請求項179】
以下の段階をさらに含む請求項176記載の方法:
式(XIV)の第一の中間化合物を形成させるのに有効な条件の下で、下記式の化合物を処理する段階。

【請求項180】
処理する段階はオゾンの存在下で行われる、請求項179記載の方法。
【請求項181】
以下の段階をさらに含む請求項174記載の方法:
下記式の第二の生成化合物を形成させるのに有効な条件の下で、生成化合物を還元する段階。

【請求項182】
還元する段階は水素およびパラジウム触媒の存在下で行われる、請求項181記載の方法。
【請求項183】
以下の段階を含む、哺乳動物で免疫反応を抑制するかまたは軽減する方法:
治療的に有効な量の請求項1記載の化合物を該哺乳動物に、哺乳動物で免疫反応を抑制するのに有効な条件の下で投与する段階。
【請求項184】
以下の段階を含む、慢性炎症または自己免疫疾患を患う哺乳動物を治療する方法:
治療的に有効な量の請求項1記載の化合物を哺乳動物に、慢性炎症または自己免疫疾患を治療するのに有効な条件の下で投与する段階。
【請求項185】
慢性炎症または自己免疫疾患は、喘息、関節リウマチ、多発性硬化症、乾癬、および潰瘍性大腸炎からなる群より選択される、請求項184記載の方法。
【請求項186】
以下の段階を含む、神経変性疾患を患う哺乳動物を治療する方法:
治療的に有効な量の請求項1記載の化合物を哺乳動物に、神経変性疾患を治療するのに有効な条件の下で投与する段階。
【請求項187】
神経変性疾患は糖尿病性神経障害、筋萎縮性側索硬化症、脊椎損傷、アルツハイマー病、パーキンソン病、および脳卒中からなる群より選択される、請求項186記載の方法。
【請求項188】
HIV、菌類病原体、または寄生虫類により引き起こされる感染症を患う哺乳動物を治療する方法であって、以下の段階を含む方法:
治療的に有効な量の請求項1記載の化合物を哺乳動物に、感染症を治療するのに有効な条件の下で投与する段階。

【公表番号】特表2006−524232(P2006−524232A)
【公表日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−507267(P2006−507267)
【出願日】平成16年3月16日(2004.3.16)
【国際出願番号】PCT/US2004/008118
【国際公開番号】WO2004/082629
【国際公開日】平成16年9月30日(2004.9.30)
【出願人】(501365701)アルバニー モレキュラー リサーチ インコーポレーティッド (1)
【Fターム(参考)】