新規化合物
新規な置換ベンズアミド系阻害剤、治療におけるそれらの使用、その化合物を含む医薬組成物、薬剤を製造するための前記化合物の使用、及び前記化合物の投与を含む治療法が記載されている。本化合物は、11β−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型(11βHSD1)の活性を調節するので、メタボリック症候群などの、調節が効果的である病気の治療に有用である。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I):
【化1】
[式中、R1は水素、メチル、エチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され、R2は下記式{記号*は結合部を示す}:
【化2】
の1つを有する一価の基からなる群から選択され、
又はR1及びR2は、それらが結合される窒素とともに、下記式{記号*は結合部を示す}:
【化3】
の1つからなる群から選択され、
Qは、ヒドロキシ、カルボキシ、−S(=O)2R6、及びS(=O)2NH2からなる群から選択され;
Pは、−S(=O)2R6、カルボキシ及び−S(=O)2NH2からなる群から選択され;
R6は、C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR7で置換されていて;
R7は、水素、メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル、−O−イソプロピル、ヒドロキシ、及びハロゲンからなる群から選択され、前記メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル及び−O−イソプロピルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つの置換基で置換されていて;
R4は、水素、R12及びR13で置換されたC1−C4アルキル、−O−R12及びR13で置換された(C1−C4アルキル)、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、−S(=O)2メチル、−S(=O)2エチル、−S(=O)2シクロプロピル、−S(=O)2NR10R11並びに−C(=O)NR10R11からなる群から選択され;
R95は、C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR96で置換されていて;
R96は、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、トリフルオロメチル、C1−C6アルキル、及び−S(=O)2メチルからなる群から選択され;
R97は、水素及びC1−C6アルキルからなる群から選択され;
R12及びR13は、それぞれ独立して、水素、−O−(C1−C4アルキル)、ハロゲン、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から選択され;
R5は、水素、R16で置換されたC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、R18で置換されたC1−C4アルキルカルボニル、−S(=O)2R17、−S(=O)2NR14R15、及び−S−R17からなる群から選択され;
R10及びR11は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR10及びR11は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R14及びR15は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR14及びR15は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R16及びR18は、それぞれ独立して、水素、−O−メチル、メチル、シクロプロピル、ハロゲン、−S(=O)2−メチル、−S(=O)2−エチル、−C(=O)NH2、−C(=O)N−CH3CH3、カルボキシ、及びヒドロキシからなる群から選択され;
R17は、水素及びC1−C6アルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つ又は2つの置換基で置換されていて;
Yは、−X1−X2−X3−R3、−X10、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CH2−R103からなる群から選択され;
X1は、−S−、−S(=O)−、及び−S(=O)2−からなる群から選択され;
X2は、存在しないか、又は−O−、−CR44R45−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−及び−NR25−からなる群から選択され;
X3は、存在しないか、又は−O−、−CR70R71−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、及び−NR125−からなる群から選択され;
X10は、R19で置換されたC3-C10シクロアルキル及びR22で置換されたフェニルからなる群から選択され;
各R19は、独立して、−CN、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリールからなる群から選択され;
各R22は、独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R24は、−C(=O)−R26、−S(=O)2−R27、R28で置換されたヘテロアリール、及びR29で置換されたアリールからなる群から選択され;
R25は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R125は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R3は、R30及びR31で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R90及びR91で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R90及びR91で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R32、−CH(OH)−R33、−(CR44R45)n−C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−NR36C(=O)R37、−(CR44R45)n−OR38、−(CR44R45)n−SR38、−(CR44R45)n−S(=O)2R39、−(CR44R45)n−S(=O)2NR34R35、−(CR44R45)n−NR34S(=O)2−R40、−(CR44R45)n−NR34R35、−(CR44R45)n−NR34C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−C=C−R41R42、並びに−(CR44R45)n−C≡C−R43、からなる群から選択され;
nは、0、1及び2からなる群から選択され;
R44及びR45は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R70及びR71は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R72及びR73は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R30、R31、R42及びR43は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R90及びR91は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、=O、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
mは、0又は1であり;
R32、R33、R37、R38、R39、R40及びR41は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R34、R35、及びR36は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR34及びR35は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R26、R27、R46、R47、R49、R50、R51、R52及びR53は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R54、R55、R56及びR57は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、トリフルオロメチル、−OCH2CH2OH、ヒドロキシル、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R48及びR49は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR48及びR49は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R58は、それぞれ独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S−NR60R61、S(=O)2NR60R61、シクロプロピル、−OR59、−SR59、C1−C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60、−NR60S(=O)2R59及び−NC(=O)R59からなる群から選択され;
R59は、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、−CN及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R60及びR61は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR60及びR61は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R103は、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R30及びR31で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R93、−CH(OH)−R33、−C(=O)−NR94R95、−NR36C(=O)R37、−OR38、−SR38、−S(=O)2R39、−S(=O)2NR34R35、−NR34S(=O)2−R40、−NR24R25−、−NR34C(=O)−NR34R35、−C=R41及びR42で置換されたC、W並びに−C≡R43で置換されたCからなる群から選択され;
Wは、ピロリジノン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン、アジリジノン、アゼチジノン、ピペリジノン、チアゾール、イミダゾール、テトラヒドロフラン及びオキセパンからなる群から選択され;
R93は、水素、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R94及びR95は、それぞれ独立して、水素、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR94及びR95は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R62は、ハロゲン、C1−C6アルキル、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、CH2CH2OH、−CH2CH2OH、R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、R56及びR57で置換されたアリール並びにR56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R63は、水素、=O、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−CN、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S(=O)2NR60R61、−S(=O)NR60R61シクロプロピル、−OR59、−SR59、−C1−C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60;−NR60S(=O)2R59、及び−N(C=O)R59からなる群から選択される]の化合物、
その医薬的に許容可能な酸若しくは塩基との塩、又は任意の光学異性体若しくはラセミ混合物などの光学異性体の混合物、又は任意の互変異性体。
【請求項2】
一般式(I):
【化4】
[式中、R1は、水素、メチル、エチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され、R2は、下記式{記号*は結合部を示す}:
【化5】
の1つを有する一価の基からなる群から選択され、
又はR1及びR2は、それらが結合される窒素とともに、下記式{記号*は結合部を示す}:
【化6】
の1つからなる群から選択され、
Qは、ヒドロキシ、カルボキシ、−S(=O)2R6、及びS(=O)2NH2からなる群から選択され;
Pは、−S(=O)2R6、カルボキシ及び−S(=O)2NH2からなる群から選択され;
R6は、C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR7で置換されていて;
R7は、水素、メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル、−O−イソプロピル、ヒドロキシ、及びハロゲンからなる群から選択され、前記メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル及び−O−イソプロピルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つの置換基で置換されていて;
R4は、水素、R12及びR13で置換されたC1−C4アルキル、−O−R12及びR13で置換された(C1−C4アルキル)、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、−S(=O)2メチル、−S(=O)2エチル、−S(=O)2シクロプロピル、−S(=O)2NR10R11並びに−C(=O)NR10R11からなる群から選択され;
R95は、C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR96で置換されていて;
R96は、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、トリフルオロメチル、C1−C6アルキル、及び−S(=O)2メチルからなる群から選択され;
R97は、水素及びC1-C6アルキルからなる群から選択され;
R12及びR13は、それぞれ独立して、水素、−O−(C1−C4アルキル)、ハロゲン、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から選択され;
R5は、水素、R16で置換されたC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、R18で置換されたC1−C4アルキルカルボニル、−S(=O)2R17、−S(=O)2NR14R15、及び−S−R17からなる群から選択され;
R10及びR11は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR10及びR11は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R14及びR15は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR14及びR15は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ又は2つの置換基で置換されていて;
R16及びR18は、それぞれ独立して、水素、−O−メチル、メチル、シクロプロピル、ハロゲン、−S(=O)2−メチル、−S(=O)2−エチル、−C(=O)NH2、−C(=O)N−CH3CH3、カルボキシ、及びヒドロキシからなる群から選択され;
R17は、水素及びC1−C6アルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つ又は2つの置換基で置換されていて;
Yは、−X1−X2−X3−R3、−X10、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CH2−R103からなる群から選択され;
X1は、−S−、−S(=O)−、及び−S(=O)2−からなる群から選択され;
X2は、存在しないか、又は−O−、−CR44R45−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−及び−NR25−からなる群から選択され;
X3は、存在しないか、又は−O−、−CR70R71−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、及び−NR125−からなる群から選択され;
X10は、R19で置換されたC3−C10シクロアルキル及びR22で置換されたフェニルからなる群から選択され;
各R19は、独立して、−CN、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリールからなる群から選択され;
各R22は、独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R24は、−C(=O)−R26、−S(=O)2−R27、R28で置換されたヘテロアリール、及びR29で置換されたアリールからなる群から選択され;
R25は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R125は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R3が、R30及びR31で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R90及びR91で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R90及びR91で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R32、−CH(OH)−R33、−(CR44R45)n−C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−NR36C(=O)R37、−(CR44R45)n−OR38、−(CR44R45)n−SR38、−(CR44R45)n−S(=O)2R39、−(CR44R45)n−S(=O)2NR34R35、−(CR44R45)n−NR34S(=O)2−R40、−(CR44R45)n−NR34R35、−(CR44R45)n−NR34C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−C=C−R41R42、並びに−(CR44R45)n−C≡C−R43からなる群から選択され;
nは、0、1及び2からなる群から選択され;
R44及びR45は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R70及びR71は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R72及びR73は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R30、R31、R42及びR43は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R90及びR91は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、=O、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
mは、0又は1であり;
R32、R33、R37、R38、R39、R40及びR41は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R34、R35、及びR36は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR34及びR35は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R26、R27、R46、R47、R49、R50、R51、R52及びR53は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R54、R55、R56及びR57は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、トリフルオロメチル、−OCH2CH2OH、ヒドロキシル、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R48及びR49は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR48及びR49は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R58は、それぞれ独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S−NR60R61、S(=O)2NR60R61、シクロプロピル、−OR59、−SR59、C1−C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60、−NR60S(=O)2R59及び−NC(=O)R59からなる群から選択され;
R59は、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、−CN及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R60及びR61は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR60及びR61は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R103は、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R30及びR31で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R93、−CH(OH)−R33、−C(=O)−NR94R95、−NR36C(=O)R37、−OR38、−SR38、−S(=O)2R39、−S(=O)2NR34R35、−NR34S(=O)2−R40、−NR24R25−、−NR34C(=O)−NR34R35、−C=R41及びR42で置換されたC、W並びに−C≡R43で置換されたCからなる群から選択され;
Wは、ピロリジノン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン、アジリジノン、アゼチジノン、ピペリジノン、チアゾール、イミダゾール、テトラヒドロフラン及びオキセパンからなる群から選択され;
R93は、水素、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R94及びR95は、それぞれ独立して、水素、C3-C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR94及びR95は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R62は、ハロゲン、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、CH2CH2OH、−CH2CH2OH、R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、R56及びR57で置換されたアリール並びにR56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R63は、水素、=O、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−CN、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S(=O)2NR60R61、−S(=O)NR60R61シクロプロピル、−OR59、−SR59、−C1-C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60;−NR60S(=O)2R59、及び−N(C=O)R59からなる群から選択される]の請求項1に記載の化合物、
その医薬的に許容可能な酸若しくは塩基との塩、又は任意の光学異性体若しくはラセミ混合物などの光学異性体の混合物、又は任意の互変異性体。
【請求項3】
Yが、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CR72R73−R103からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Yが、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CR72R73−R103からなる群から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R1が、水素及びメチルからなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
R2が:
【化7】
からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
R2が、
【化8】
である、請求項5に記載の化合物。
【請求項8】
R1及びR2が、それらが結合される窒素とともに、
【化9】
である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
Qがヒドロキシル基である、請求項6〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
R62が、フッ化物、塩化物、C1−C6アルキル、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、及びCH2CH2OH、−CH2CH2OHからなる群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R62が、フッ化物、塩化物、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、及びCH2CH2OH、−CH2CH2OHからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
前記化合物が、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−フェネチルオキシ−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−フェネチルオキシ−ベンズアミド、3−シクロヘキシル−メトキシ−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−(1−メチル−ブトキシ)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−メトキシ−N−メチル−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−(2−ピリジン−2−イル−エトキシ)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−(2−ピリジン−2−イル−エトキシ)−ベンズアミド、3−ベンジルオキシ−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−ベンズアミド、4−{2−[3−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イルカルバモイル)−フェノキシ]−エチル}−ピペリジン−1−カルボン酸イソプロピルアミド、3−[2−(1−シクロプロパンスルホニル−ピペリジン−4−イル)−エトキシ]−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンズアミド、3−(6−クロロ−ピリジン−3−イルメトキシ)−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エトキシ]−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−エトキシ]−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシ)−ベンズアミド、(3−ヒドロキシ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル)−[3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−メタノン、(3−ヒドロキシ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル)−{3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エトキシ]−フェニル}−メタノン、(3−ヒドロキシ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル)−[3−(4−ヒドロキシ−シクロヘキシルメトキシ)−フェニル]−メタノンからなる群から選択される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
11βHSD1の活性の調節又は阻害が効果的な、任意の状態、障害及び疾病の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)に有用な薬剤である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
細胞内グルココルチコイド濃度に影響される任意の状態、障害及び疾病の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)に有用な薬剤である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
2型糖尿病、耐糖能異常(IGT)、空腹時血糖異常(IFG)の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)に有用な薬剤である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
有効成分として、請求項1〜12のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物を、1つ以上の医薬的に許容可能な担体又は賦形剤とともに含む、医薬組成物。
【請求項17】
2型糖尿病、耐糖能異常(IGT)、空腹時血糖異常(IFG)の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)のための医薬組成物を調製するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項18】
11βHSD1の活性の調節又は阻害が効果的な、任意の状態、障害又は疾病を治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【請求項1】
一般式(I):
【化1】
[式中、R1は水素、メチル、エチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され、R2は下記式{記号*は結合部を示す}:
【化2】
の1つを有する一価の基からなる群から選択され、
又はR1及びR2は、それらが結合される窒素とともに、下記式{記号*は結合部を示す}:
【化3】
の1つからなる群から選択され、
Qは、ヒドロキシ、カルボキシ、−S(=O)2R6、及びS(=O)2NH2からなる群から選択され;
Pは、−S(=O)2R6、カルボキシ及び−S(=O)2NH2からなる群から選択され;
R6は、C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR7で置換されていて;
R7は、水素、メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル、−O−イソプロピル、ヒドロキシ、及びハロゲンからなる群から選択され、前記メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル及び−O−イソプロピルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つの置換基で置換されていて;
R4は、水素、R12及びR13で置換されたC1−C4アルキル、−O−R12及びR13で置換された(C1−C4アルキル)、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、−S(=O)2メチル、−S(=O)2エチル、−S(=O)2シクロプロピル、−S(=O)2NR10R11並びに−C(=O)NR10R11からなる群から選択され;
R95は、C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR96で置換されていて;
R96は、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、トリフルオロメチル、C1−C6アルキル、及び−S(=O)2メチルからなる群から選択され;
R97は、水素及びC1−C6アルキルからなる群から選択され;
R12及びR13は、それぞれ独立して、水素、−O−(C1−C4アルキル)、ハロゲン、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から選択され;
R5は、水素、R16で置換されたC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、R18で置換されたC1−C4アルキルカルボニル、−S(=O)2R17、−S(=O)2NR14R15、及び−S−R17からなる群から選択され;
R10及びR11は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR10及びR11は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R14及びR15は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR14及びR15は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R16及びR18は、それぞれ独立して、水素、−O−メチル、メチル、シクロプロピル、ハロゲン、−S(=O)2−メチル、−S(=O)2−エチル、−C(=O)NH2、−C(=O)N−CH3CH3、カルボキシ、及びヒドロキシからなる群から選択され;
R17は、水素及びC1−C6アルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つ又は2つの置換基で置換されていて;
Yは、−X1−X2−X3−R3、−X10、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CH2−R103からなる群から選択され;
X1は、−S−、−S(=O)−、及び−S(=O)2−からなる群から選択され;
X2は、存在しないか、又は−O−、−CR44R45−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−及び−NR25−からなる群から選択され;
X3は、存在しないか、又は−O−、−CR70R71−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、及び−NR125−からなる群から選択され;
X10は、R19で置換されたC3-C10シクロアルキル及びR22で置換されたフェニルからなる群から選択され;
各R19は、独立して、−CN、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリールからなる群から選択され;
各R22は、独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R24は、−C(=O)−R26、−S(=O)2−R27、R28で置換されたヘテロアリール、及びR29で置換されたアリールからなる群から選択され;
R25は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R125は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R3は、R30及びR31で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R90及びR91で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R90及びR91で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R32、−CH(OH)−R33、−(CR44R45)n−C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−NR36C(=O)R37、−(CR44R45)n−OR38、−(CR44R45)n−SR38、−(CR44R45)n−S(=O)2R39、−(CR44R45)n−S(=O)2NR34R35、−(CR44R45)n−NR34S(=O)2−R40、−(CR44R45)n−NR34R35、−(CR44R45)n−NR34C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−C=C−R41R42、並びに−(CR44R45)n−C≡C−R43、からなる群から選択され;
nは、0、1及び2からなる群から選択され;
R44及びR45は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R70及びR71は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R72及びR73は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R30、R31、R42及びR43は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R90及びR91は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、=O、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
mは、0又は1であり;
R32、R33、R37、R38、R39、R40及びR41は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R34、R35、及びR36は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR34及びR35は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R26、R27、R46、R47、R49、R50、R51、R52及びR53は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R54、R55、R56及びR57は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、トリフルオロメチル、−OCH2CH2OH、ヒドロキシル、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R48及びR49は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR48及びR49は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R58は、それぞれ独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S−NR60R61、S(=O)2NR60R61、シクロプロピル、−OR59、−SR59、C1−C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60、−NR60S(=O)2R59及び−NC(=O)R59からなる群から選択され;
R59は、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、−CN及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R60及びR61は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR60及びR61は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R103は、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R30及びR31で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R93、−CH(OH)−R33、−C(=O)−NR94R95、−NR36C(=O)R37、−OR38、−SR38、−S(=O)2R39、−S(=O)2NR34R35、−NR34S(=O)2−R40、−NR24R25−、−NR34C(=O)−NR34R35、−C=R41及びR42で置換されたC、W並びに−C≡R43で置換されたCからなる群から選択され;
Wは、ピロリジノン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン、アジリジノン、アゼチジノン、ピペリジノン、チアゾール、イミダゾール、テトラヒドロフラン及びオキセパンからなる群から選択され;
R93は、水素、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R94及びR95は、それぞれ独立して、水素、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR94及びR95は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R62は、ハロゲン、C1−C6アルキル、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、CH2CH2OH、−CH2CH2OH、R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、R56及びR57で置換されたアリール並びにR56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R63は、水素、=O、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−CN、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S(=O)2NR60R61、−S(=O)NR60R61シクロプロピル、−OR59、−SR59、−C1−C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60;−NR60S(=O)2R59、及び−N(C=O)R59からなる群から選択される]の化合物、
その医薬的に許容可能な酸若しくは塩基との塩、又は任意の光学異性体若しくはラセミ混合物などの光学異性体の混合物、又は任意の互変異性体。
【請求項2】
一般式(I):
【化4】
[式中、R1は、水素、メチル、エチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され、R2は、下記式{記号*は結合部を示す}:
【化5】
の1つを有する一価の基からなる群から選択され、
又はR1及びR2は、それらが結合される窒素とともに、下記式{記号*は結合部を示す}:
【化6】
の1つからなる群から選択され、
Qは、ヒドロキシ、カルボキシ、−S(=O)2R6、及びS(=O)2NH2からなる群から選択され;
Pは、−S(=O)2R6、カルボキシ及び−S(=O)2NH2からなる群から選択され;
R6は、C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C4アルキル、フェニル、ピリジン及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR7で置換されていて;
R7は、水素、メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル、−O−イソプロピル、ヒドロキシ、及びハロゲンからなる群から選択され、前記メチル、エチル、シクロプロピル、−O−CH3、−O−シクロプロピル及び−O−イソプロピルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つの置換基で置換されていて;
R4は、水素、R12及びR13で置換されたC1−C4アルキル、−O−R12及びR13で置換された(C1−C4アルキル)、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、−S(=O)2メチル、−S(=O)2エチル、−S(=O)2シクロプロピル、−S(=O)2NR10R11並びに−C(=O)NR10R11からなる群から選択され;
R95は、C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、フェニル、ピリジン、ピリミジン、シクロプロピル、シクロブチル及びシクロヘキシルは、所望により、1つ又は2つの独立して選択されたR96で置換されていて;
R96は、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、トリフルオロメチル、C1−C6アルキル、及び−S(=O)2メチルからなる群から選択され;
R97は、水素及びC1-C6アルキルからなる群から選択され;
R12及びR13は、それぞれ独立して、水素、−O−(C1−C4アルキル)、ハロゲン、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から選択され;
R5は、水素、R16で置換されたC1−C4アルキル、トリフルオロメチル、−CN、ハロゲン、R18で置換されたC1−C4アルキルカルボニル、−S(=O)2R17、−S(=O)2NR14R15、及び−S−R17からなる群から選択され;
R10及びR11は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR10及びR11は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R14及びR15は、それぞれ独立して、水素、及びC1−C4アルキルからなる群から選択され;又はR14及びR15は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記C1−C4アルキル及び前記4〜6員環中の各炭素原子は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ又は2つの置換基で置換されていて;
R16及びR18は、それぞれ独立して、水素、−O−メチル、メチル、シクロプロピル、ハロゲン、−S(=O)2−メチル、−S(=O)2−エチル、−C(=O)NH2、−C(=O)N−CH3CH3、カルボキシ、及びヒドロキシからなる群から選択され;
R17は、水素及びC1−C6アルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキルは、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から選択された1つ又は2つの置換基で置換されていて;
Yは、−X1−X2−X3−R3、−X10、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CH2−R103からなる群から選択され;
X1は、−S−、−S(=O)−、及び−S(=O)2−からなる群から選択され;
X2は、存在しないか、又は−O−、−CR44R45−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−及び−NR25−からなる群から選択され;
X3は、存在しないか、又は−O−、−CR70R71−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)2−、及び−NR125−からなる群から選択され;
X10は、R19で置換されたC3−C10シクロアルキル及びR22で置換されたフェニルからなる群から選択され;
各R19は、独立して、−CN、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリールからなる群から選択され;
各R22は、独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=C−R51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R24は、−C(=O)−R26、−S(=O)2−R27、R28で置換されたヘテロアリール、及びR29で置換されたアリールからなる群から選択され;
R25は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R125は、水素、メチル、エチル、イソブチル、イソプロピル及びシクロプロピルからなる群から選択され;
R3が、R30及びR31で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R90及びR91で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R90及びR91で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R32、−CH(OH)−R33、−(CR44R45)n−C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−NR36C(=O)R37、−(CR44R45)n−OR38、−(CR44R45)n−SR38、−(CR44R45)n−S(=O)2R39、−(CR44R45)n−S(=O)2NR34R35、−(CR44R45)n−NR34S(=O)2−R40、−(CR44R45)n−NR34R35、−(CR44R45)n−NR34C(=O)−NR34R35、−(CR44R45)n−C=C−R41R42、並びに−(CR44R45)n−C≡C−R43からなる群から選択され;
nは、0、1及び2からなる群から選択され;
R44及びR45は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R70及びR71は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R72及びR73は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、ヒドロキシ及びオキソからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR44及びR45は、それらが結合される炭素原子とともに、シクロプロピル若しくはシクロブチル環を形成し、前記環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンで置換されていて;
R30、R31、R42及びR43は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R90及びR91は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、=O、−CN、−C(=O)OH、−C(=O)R46、−CH(OH)−R47、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−(CR44R45)m−C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)R46、−(CR44R45)m−OR49、−(CR44R45)m−SR49、−(CR44R45)m−S(=O)2R50、−(CR44R45)m−S(=O)2NR48R49、−(CR44R45)m−NR48S(=O)2R50、−(CR44R45)m−NR48R49、−(CR44R45)m−NR48C(=O)−NR48R49、−(CR44R45)m−C=CR51R52、−(CR44R45)m−C≡C−R53、−(CR44R45)m−R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、−(CR44R45)m−R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたアリール並びに−(CR44R45)m−R56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
mは、0又は1であり;
R32、R33、R37、R38、R39、R40及びR41は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R34、R35、及びR36は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR34及びR35は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R26、R27、R46、R47、R49、R50、R51、R52及びR53は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R54、R55、R56及びR57は、それぞれ独立して、水素、ハロゲン、−CN、トリフルオロメチル、−OCH2CH2OH、ヒドロキシル、C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、ヘテロアリール及びC3−C10シクロアルキルは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、−OCH2CH2OH、カルボキシ及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R48及びR49は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、テトラヒドロピラン、シクロヘキシル及びシクロペンチルは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR48及びR49は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R58は、それぞれ独立して、ハロゲン、−CN、ヒドロキシ、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S−NR60R61、S(=O)2NR60R61、シクロプロピル、−OR59、−SR59、C1−C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60、−NR60S(=O)2R59及び−NC(=O)R59からなる群から選択され;
R59は、水素、C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメチル、−CN及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ又は3つの置換基で置換されていて;
R60及びR61は、それぞれ独立して、水素、C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C1−C6アルキル、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;又はR60及びR61は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ及びハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R103は、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R30及びR31で置換されたC3−C10シクロアルキル、R30及びR31で置換されたアリール、R62及びR63からなる群から独立して選択された2つの置換基で置換されたヘテロアリール、−C(=O)R93、−CH(OH)−R33、−C(=O)−NR94R95、−NR36C(=O)R37、−OR38、−SR38、−S(=O)2R39、−S(=O)2NR34R35、−NR34S(=O)2−R40、−NR24R25−、−NR34C(=O)−NR34R35、−C=R41及びR42で置換されたC、W並びに−C≡R43で置換されたCからなる群から選択され;
Wは、ピロリジノン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン、アジリジノン、アゼチジノン、ピペリジノン、チアゾール、イミダゾール、テトラヒドロフラン及びオキセパンからなる群から選択され;
R93は、水素、C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10ヘテロシクリル、C3−C10シクロアルキル、アリール及びヘテロアリールは、所望により、1つ、2つ又は3つの独立して選択されたR58で置換されていて;
R94及びR95は、それぞれ独立して、水素、C3-C10シクロアルキル及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3−C10シクロアルキル及びヘテロアリールは、所望により、ハロゲン、メチル、エチル及びヒドロキシからなる群から独立して選択された1つ、2つ若しくは3つの置換基で置換されていて;又はR94及びR95は、それらが結合される窒素とともに、4〜6員環を形成し、前記4〜6員環は、所望により、ヒドロキシ若しくはハロゲンからなる群から独立して選択された1つ若しくは2つの置換基で置換されていて;
R62は、ハロゲン、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、CH2CH2OH、−CH2CH2OH、R54で置換されたC3−C10ヘテロシクリル、R55で置換されたC3−C10シクロアルキル、R56及びR57で置換されたアリール並びにR56及びR57で置換されたヘテロアリールからなる群から選択され;
R63は、水素、=O、ハロゲン、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、−CN、オキソ、−C(=O)OH、−S(=O)2R59、−S(=O)2NR60R61、−S(=O)NR60R61シクロプロピル、−OR59、−SR59、−C1-C6アルキル、−C(=O)NR60R61、−NR60C(=O)NR61R60;−NR60S(=O)2R59、及び−N(C=O)R59からなる群から選択される]の請求項1に記載の化合物、
その医薬的に許容可能な酸若しくは塩基との塩、又は任意の光学異性体若しくはラセミ混合物などの光学異性体の混合物、又は任意の互変異性体。
【請求項3】
Yが、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CR72R73−R103からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Yが、−CR72R73−O−CR70R71−R3、−CR72R73−S−CR70R71−R3、−CR72R73−S(=O)2−CR70R71−R3、−CR72R73−NR25−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−S(=O)2−R3、−CR72R73−CR70R71−O−R3、−CR72R73−CR70R71−S−R3、−CR72R73−CR70R71−NR25−R3、−O−CR44R45−S(=O)2−R3、−CR72R73−O−R3、−CR72R73−S−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−CR72R73−NR25−R3、−CR72R73−S(=O)2−R3、−O−R103、−O−CR44R45−R103、−CR72R73−CR44R45−R103、−O−CR44R45−CR70R71−R103、−CR72R73−CR44R45−CR70R71−R103、及び−CR72R73−R103からなる群から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R1が、水素及びメチルからなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
R2が:
【化7】
からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
R2が、
【化8】
である、請求項5に記載の化合物。
【請求項8】
R1及びR2が、それらが結合される窒素とともに、
【化9】
である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
Qがヒドロキシル基である、請求項6〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
R62が、フッ化物、塩化物、C1−C6アルキル、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、及びCH2CH2OH、−CH2CH2OHからなる群から選択される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
R62が、フッ化物、塩化物、−C(=O)OH、−CH(OH)−R47、−C(=O)−NR48R49、−NR48C(=O)R46、−SR49、−S(=O)2R50、−S(=O)2NR48R49、−NR48S(=O)2R50、−NR48C(=O)−NR48R49、−C=C−R51R52、−C≡C−R53、及びCH2CH2OH、−CH2CH2OHからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
前記化合物が、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−フェネチルオキシ−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−フェネチルオキシ−ベンズアミド、3−シクロヘキシル−メトキシ−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−(1−メチル−ブトキシ)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−メトキシ−N−メチル−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−(2−ピリジン−2−イル−エトキシ)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−(2−ピリジン−2−イル−エトキシ)−ベンズアミド、3−ベンジルオキシ−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−ベンズアミド、4−{2−[3−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イルカルバモイル)−フェノキシ]−エチル}−ピペリジン−1−カルボン酸イソプロピルアミド、3−[2−(1−シクロプロパンスルホニル−ピペリジン−4−イル)−エトキシ]−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンズアミド、3−(6−クロロ−ピリジン−3−イルメトキシ)−N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エトキシ]−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−3−[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−エトキシ]−ベンズアミド、N−(5−ヒドロキシ−アダマンタン−2−イル)−N−メチル−3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシ)−ベンズアミド、(3−ヒドロキシ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル)−[3−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメトキシ)−フェニル]−メタノン、(3−ヒドロキシ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル)−{3−[2−(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−エトキシ]−フェニル}−メタノン、(3−ヒドロキシ−8−アザ−ビシクロ[3.2.1]オクト−8−イル)−[3−(4−ヒドロキシ−シクロヘキシルメトキシ)−フェニル]−メタノンからなる群から選択される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
11βHSD1の活性の調節又は阻害が効果的な、任意の状態、障害及び疾病の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)に有用な薬剤である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
細胞内グルココルチコイド濃度に影響される任意の状態、障害及び疾病の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)に有用な薬剤である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
2型糖尿病、耐糖能異常(IGT)、空腹時血糖異常(IFG)の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)に有用な薬剤である、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
有効成分として、請求項1〜12のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物を、1つ以上の医薬的に許容可能な担体又は賦形剤とともに含む、医薬組成物。
【請求項17】
2型糖尿病、耐糖能異常(IGT)、空腹時血糖異常(IFG)の治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)のための医薬組成物を調製するための、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項18】
11βHSD1の活性の調節又は阻害が効果的な、任意の状態、障害又は疾病を治療、予防(prevention)及び/又は予防(prophylaxis)するための方法であって、それを必要とする対象に、有効量の請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物を投与する工程を含む、方法。
【公表番号】特表2010−519243(P2010−519243A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550278(P2009−550278)
【出願日】平成20年2月19日(2008.2.19)
【国際出願番号】PCT/EP2008/051971
【国際公開番号】WO2008/101914
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(508269525)ハイ ポイント ファーマシューティカルズ,リミティド ライアビリティ カンパニー (26)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年2月19日(2008.2.19)
【国際出願番号】PCT/EP2008/051971
【国際公開番号】WO2008/101914
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(508269525)ハイ ポイント ファーマシューティカルズ,リミティド ライアビリティ カンパニー (26)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]