説明

新規生理活性物質

【課題】
血管新生を抑制し、特に低酸素状態でのVEGF産生を抑制し、固形癌治療剤として有用な化合物を提供する。
【解決手段】
特定の12員環マクロライド系化合物を用いた医薬。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

[式中、R、R、RおよびR21は、同一または異なって、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基(ただし、Rは水酸基に限る)、
2)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
4)置換基を有していても良いC7−22アラルキルオキシ基、
5)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキルオキシ基、
6)RCO−O−(ここにおいて、Rは、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
e)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
f)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
h)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
i)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
j)置換基を有していても良いC6−14アリールオキシ基または
k)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリールオキシ基を表す)、
7)RS1S2S3SiO−(ここにおいて、RS1、RS2およびRS3は、同一または異なって、
a)C1−6アルキル基または
b)C6−14アリール基を表す)、
8)ハロゲン原子、
9)RN1N2N−R−[ここにおいて、Rは、
a)単結合、
b)−CO−O−、
c)−SO−O−、
d)−CS−O−もしくは
e)−CO−NRN3−(ここにおいて、RN3は、水素原子または置換基を有していても良いC1−6アルキル基を表す)(ただし、b)ないしe)は、左端の結合子が窒素原子と結合する)、
N1およびRN2は、同一または異なって、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良い脂肪族C2−22アシル基、
e)置換基を有していても良い芳香族C7−15アシル基、
f)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
h)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
i)置換基を有していても良いC1−22アルキルスルホニル基、
j)置換基を有していても良いC6−14アリールスルホニル基、
k)RN1およびRN2が一緒になって結合する窒素原子と共に形成する置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
l)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
m)置換基を有していても良いC3−14シクロアルキル基または
n)置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基を表す]、
10)RN4SO−O−(ここにおいて、RN4は、
a)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
b)置換基を有していても良いC6−14アリール基
c)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
d)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
e)置換基を有していても良いC6−14アリールオキシ基、
f)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリールオキシ基、
g)置換基を有していても良いC7−22アラルキルオキシ基または
h)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキルオキシ基を表す)、
11)(RN5O)PO−O−(ここにおいて、RN5は、
a)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
b)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
c)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
d)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
e)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基または
f)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基を表す)、
12)(RN1N2N)PO−O−(ここにおいて、RN1およびRN2は、前記定義に同じ)あるいは
13)(RN1N2N)(RN5O)PO−O−(ここにおいて、RN1、RN2およびRN5は、前記定義に同じ)を表す(ただし、R、R、RおよびR21が全て水酸基である化合物、ならびにR、RおよびR21が全て水酸基であり、かつRがアセトキシ基である化合物を除く)]で表される化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物(ただし、下記式で表される化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物を除く。)。
【化2】

【請求項2】
式(I−a)
【化3】

[式中、R3a、R6a、R7aおよびR21aは、同一または異なって、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基(ただし、R6aは水酸基に限る)、
2)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
3)RCO−O−(ここにおいて、Rは、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
e)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
f)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
h)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
i)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
j)置換基を有していても良いC6−14アリールオキシ基または
k)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリールオキシ基を表す)、
4)RaS1aS2aS3SiO−(ここにおいて、RaS1、RaS2およびRaS3は、同一または異なって、
a)C1−6アルキル基または
b)C6−14アリール基を表す)、
5)ハロゲン原子あるいは
6)RaN1aN2N−RaM−[ここにおいて、RaMは、
a)単結合、
b)−CO−O−、
c)−SO−O−、
d)−CS−O−もしくは
e)−CO−NRaN3−(ここにおいて、RaN3は、水素原子または置換基を有していても良いC1−6アルキル基を表す)(ただし、b)ないしe)は、左端の結合子が窒素原子と結合する)、
aN1およびRaN2は、同一または異なって、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良い脂肪族C2−22アシル基、
e)置換基を有していても良い芳香族C7−15アシル基、
f)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
h)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
i)置換基を有していても良いC1−22アルキルスルホニル基、
j)置換基を有していても良いC6−14アリールスルホニル基、
k)RN1およびRN2が一緒になって結合する窒素原子と共に形成する置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
l)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
m)置換基を有していても良いC3−14シクロアルキル基または
n)置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基を表す]で表される請求項1記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項3】
式(I−b)
【化4】

[式中、R3b、R6b、R7bおよびR21bは、同一または異なって、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基(ただし、R6bは水酸基に限る)、
2)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
3)RCO−O−(ここにおいて、Rは、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
e)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
f)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
h)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
i)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
j)置換基を有していても良いC6−14アリールオキシ基または
k)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリールオキシ基を表す)あるいは
4)RbS1bS2bS3SiO−(ここにおいて、RbS1、RbS2およびR
S3は、同一または異なって、
a)C1−6アルキル基または
b)C6−14アリール基を表す)、
5)RbN1bN2N−RbM−[ここにおいて、RbMは、
a)−CO−O−もしくは
b)−CS−O−(ただし、a)およびb)は、左端の結合子が窒素原子と結合する)、
bN1およびRbN2は、同一または異なって、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良い脂肪族C2−22アシル基、
e)置換基を有していても良い芳香族C7−15アシル基、
f)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
h)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
i)置換基を有していても良いC1−22アルキルスルホニル基、
j)置換基を有していても良いC6−14アリールスルホニル基、
k)RN1およびRN2が一緒になって結合する窒素原子と共に形成する置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
l)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
m)置換基を有していても良いC3−14シクロアルキル基または
n)置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基を表す]]で表される請求項1記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項4】
式(I−c)
【化5】

[式中、R3c、R6c、R7cおよびR21cは、同一または異なって、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基(ただし、R6cは水酸基に限る)、
2)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
3)RCO−O−(ここにおいて、Rは、
a)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
b)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
c)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基または
d)置換基を有していても良いC6−14アリールオキシ基を表す)、
4)RcS1cS2cS3SiO−(ここにおいて、RcS1、RcS2およびRcS3は、同一または異なって、
a)C1−6アルキル基または
b)C6−14アリール基を表す)あるいは
5)RcN1cN2N−RcM−(ここにおいて、RcMは、
a)−CO−O−または
b)−CS−O−(ただし、a)およびb)は、左端の結合子が窒素原子と結合する)、
cN1およびRcN2は、同一または異なって、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)RcN1およびRcN2が一緒になって結合する窒素原子と共に形成する置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
d)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
e)置換基を有していても良いC3−14シクロアルキル基または
f)置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基を表す)]で表される請求項1記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項5】
式(I−d)
【化6】

[式中、R3dは、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基、
2)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
4)置換基を有していても良いC7−22アラルキルオキシ基、
5)RCO−O−(ここにおいて、Rは、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
e)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
f)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
h)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
i)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
j)置換基を有していても良いC6−14アリールオキシ基または
k)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリールオキシ基を表す)、
6)RdN1dN2N−CO−O−(ここにおいて、RdN1およびRdN2は、同一
または異なって、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
d)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
e)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
f)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基、
g)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
h)置換基を有していても良いC3−14シクロアルキル基、
i)置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基または
j)RdN1およびRdN2が一緒になって結合する窒素原子と共に形成する置換基を有していても良い3ないし14員環非芳香族複素環式基を表す(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
6d、R7dおよびR21dは、同一または異なって、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基(ただし、R6dは水酸基に限る)、
2)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
4)置換基を有していても良いC7−22アラルキルオキシ基、
5)RCO−O−(ここにおいて、Rは前記定義に同じ)、
6)RdN1dN2N−CO−O−(ここにおいて、RdN1およびRdN2は、前記定義に同じ)、
7)RdN1dN2N−SO−O−(ここにおいて、RdN1およびRdN2は、前記定義に同じ)、
8)RdN1dN2N−CS−O−(ここにおいて、RdN1およびRdN2は、前記定義に同じ)、
9)RdN3SO−O−(ここにおいて、RdN3は、
a)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
b)置換基を有していても良いC1−22アルコキシ基
c)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルコキシ基、
d)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
e)置換基を有していても良いC6−14アリールオキシ基
f)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリールオキシ基、
g)置換基を有していても良いC7−22アラルキルオキシ基または
h)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキルオキシ基を表す)、
10)(RdN5O)PO−(ここにおいて、RdN5は、
a)置換基を有していても良いC1−22アルキル基、
b)置換基を有していても良い不飽和C2−22アルキル基、
c)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
d)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
e)置換基を有していても良いC7−22アラルキル基または
f)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基を表す)、
11)(RdN1dN2N)PO−(ここにおいて、RdN1およびRdN2は、前記定義に同じ)あるいは
12)(RdN1dN2N)(RdN5O)PO−(ここにおいて、RdN1、RdN2およびRdN5は、前記定義に同じ)を表す(ただし、R3d、R6d、R7dおよびR21dが全て水酸基である化合物、ならびにR3d、R6dおよびR21dが水酸基であり、かつR7dがアセトキシ基である化合物を除く)]で表される請求項1記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項6】
および/またはRが、RN1N2N−R−[ここにおいて、Rは、
a)−CO−O−もしくは
b)−CS−O−、
N1およびRN2は、前記の定義に同じ(ただし、a)およびb)は、左端の結合子が窒素原子と結合する)]で表される請求項1記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項7】
21が、結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基である請求項1記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項8】
式(I−e)
【化7】

[式中、R3eおよびR21eは、同一または異なって、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基
2)置換基を有していても良いC1−6アルコキシ基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルコキシ基、
4)置換基を有していても良いC7−10アラルキルオキシ基、
5)置換基を有していても良い脂肪族C2−6アシロキシ基あるいは
6)ReN1eN2N−CO−O−(ここにおいて、ReN1およびReN2は、同一または異なって、
A)水素原子または
B)置換基を有していても良いC1−6アルキル基を表す)、
6eおよびR7eは、同一または異なって、
1)水酸基もしくは結合する炭素原子と一緒になって形成されるオキソ基(ただし、R6eは水酸基に限る)
2)置換基を有していても良いC1−6アルコキシ基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルコキシ基、
4)置換基を有していても良いC7−10アラルキルオキシ基、
5)置換基を有していても良い脂肪族C2−6アシロキシ基あるいは
6)RC(=Y)−O−[ここにおいて、Yは、酸素原子または硫黄原子、Rは、
a)水素原子、
b)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
c)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
d)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基
e)式(III)
【化8】

A)
nは、0ないし4の整数、
は、
i)−CHReN4−、
ii)−NReN5−、
iii)−O−、
iv)−S−、
v)−SO−または
vi)−SO−、
eN1は、
i)水素原子または
ii)C1−6アルキル基、
eN2は、
i)水素原子または
ii)C1−6アルキル基、
eN3およびReN4は、同一または異なって、
i)水素原子、
ii)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
iii)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
iv)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
v)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
vi)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
vii)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
viii)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
ix)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
x)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基、
xi)−NReN6eN7(ここにおいて、ReN6およびReN7は、同一または異なって、水素原子または置換基を有してもよいC1−6アルキル基を表す)または
xii)ReN3及びReN4が一緒になって結合する炭素原子と共に形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
eN5は、
i)水素原子、
ii)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
iii)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
iv)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
v)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
vi)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
vii)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
viii)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
ix)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
x)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基または
xi)ReN3およびReN5が一緒になって結合する窒素原子と共に形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
B)
、n、ReN3、ReN4およびReN5は、前記定義の基を表し、ReN1およびReN2は、一緒になって形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基、
C)
、n、ReN2、ReN4およびReNn5は、前記定義の基を表し、ReN1およびReN3は、一緒になって形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基あるいは
D)
、n、ReN1、ReN4およびReN5は、前記定義の基を表し、ReN2およびReN3は、一緒になって形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基を表す]または
f)式(IV)

[式中、ReN8およびReN9は、同一または異なって、
i)水素原子、
ii)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
iii)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
iv)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
v)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基または
vi)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、]]]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項9】
6dおよび/またはR7dが、Rd1C(=Yd1)−O−(ここにおいて、Yd1
、酸素原子または硫黄原子、Rd1は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基または
4)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基を表す)で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項10】
6dおよび/またはR7dが、Rd2C(=Yd2)−O−(ここにおいて、Yd2は、酸素原子または硫黄原子、Rd2は、式(III')
【化9】

[式中、nは、0ないし4の整数、Xは、
1)−CHRdN7−、
2)−NRdN8−、
3)−O−、
4)−S−、
5)−SO−または
6)−SO−、
dN4およびRdN5は、同一または異なって、
1)水素原子または
2)C1−6アルキル基、
dN6およびRdN7は、同一または異なって、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
4)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
5)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
6)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
7)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
8)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
9)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
10)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基、
11)−NRdN9dN10(ここにおいて、RdN9およびRdN10は、同一または異なって、水素原子、置換基を有してもよいC1−6アルキル基を表す)または
12)RdN6及びRdN7が一緒になって形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)、
dN8は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
4)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
5)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
6)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
7)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
8)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基
9)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
10)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基、
11)結合する窒素原子およびRdN4、RdN5またはRdN6が一緒になって形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)または
12)結合する窒素原子ならびにRdN4、RdN5およびRdN6からなる群から選択される2種の置換基が一緒になって形成する置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基(該非芳香族複素環式基は置換基を有していても良い)を表す])で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項11】
が−NRdN8−(ここにおいて、NRdN8は、前記の定義に同じ)で表される請求項10に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項12】
式(I−f)
【化10】

[式中、R7fは、RC(=Y)−O−(ここにおいて、Yは、酸素原子または硫黄原子、Rは、式(V)
【化11】

(式中、nは0ないし4の整数、
fN1は、
1)水素原子、
2)メチル基または
3)エチル基、
fN2は、
1)水素原子
2)メチルアミノ基、
3)ジメチルアミノ基、
4)エチルアミノ基、
5)ジエチルアミノ基、
6)エチルメチルアミノ基、
7)ピリジル基、
8)ピロリジン−1−イル基、
9)ピペリジン−1−イル基、
10)モルホリン−4−イル基または
11)4−メチルピペラジン−1−イル基を表す))]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項13】
6dおよび/またはR7dが、Rd3CO−O−(ここにおいて、Rd3は、式(VI)
【化12】

(式中、nおよびnは、同一または異なって、0ないし4の整数、
は、
1)−CHRdN13−、
2)−NRdN14−、
3)−O−、
4)−S−、
5)−SO−または
6)−SO−、
dN11は、
1)水素原子または
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
dN12は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良いC6−14アリール基または
4)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
dN13は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
4)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
5)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
6)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
7)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
8)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
9)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
10)−NRdN15dN16(ここにおいて、RdN15およびRdN16は、同一または異なって、水素原子または置換基を有してもよいC1−6アルキル基を表す)または
11)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基、
dN14
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
4)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
5)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
6)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
7)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
8)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
9)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基または
10)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基を表す))で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項14】
式(I−g)
【化13】

[式中、R7gは、RCO−O−(ここにおいて、Rは、式(VII)
【化14】

[式中、nは、1または2、
dN17は、
1)水素原子、
2)メチル基または
3)エチル基、
dN18は、
1)水素原子、
2)メチル基または
3)エチル基を表す]]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項15】
6dおよび/またはR7dが、Rd4CO−O−[ここにおいて、Rd4は、式(VIII)
【化15】

(式中、nおよびnは、同一または異なって、0ないし4の整数、
は、
1)−CHRdN21−、
2)−NRdN22−、
3)−O−、
4)−S−、
5)−SO−または
6)−SO−、
dN19は、
1)水素原子または
2)C1−6アルキル基、
dN20は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良いC6−14アリール基または
4)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
dN21は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
4)置換基を有していても良いC1−6アルコキシ基、
5)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
6)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
7)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
8)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
9)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
10)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
11)−NRdN23dN24(ここにおいて、RdN23およびRdN24は、同一または異なって、水素原子または置換基を有してもよいC1−6アルキル基を表す)または
12)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基、
dN22
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
4)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
5)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
6)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
7)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
8)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
9)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
10)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基を表す)]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項16】
式(I−h)
【化16】

[式中、R7hは、RCO−O−(ここにおいて、Rは、式(IX)
【化17】

[式中、nは、1ないし3の整数、
dN25は、
1)アミノ基、
2)メチルアミノ基、
3)ジメチルアミノ基、
4)ピロリジン−1−イル基、
5)ピペリジン−1−イル基または
6)モルホリン−4−イル基を表す])]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項17】
式(I−i)
【化18】

[式中、R7iは、RCO−O−(ここにおいて、Rが式(X)
【化19】

[式中、nは、1ないし3の整数、
dN26は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良いC6−14アリール基または
4)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
dN27は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
4)置換基を有していても良い3ないし8員環非芳香族複素環式基、
5)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
6)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
7)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
8)置換基を有していても良い5員環ないし14員環ヘテロアラルキル基または
9)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基を表す])]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項18】
式(I−j)
【化20】

[式中、R7jは、RCO−O−(ここにおいて、Rは、式(XI)
【化21】

[式中、nは、1ないし3の整数、
dN28は、
1)水素原子、
2)置換されていてもよいC1−6アルキル基、
3)C3−8シクロアルキル基、
4)C4−9シクロアルキルアルキル基、
5)C7−10アラルキル基、
6)ピリジル基または
7)テトラヒドロピラニル基を表す])]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項19】
式(I−k)
【化22】

[式中、R7kは、RCO−O−(ここにおいて、Rは、式(XII)
【化23】

[式中、m、m、mおよびmは、同一または異なって、0または1、nは、1ないし3の整数、
dN29は、
1)水素原子、
2)置換基を有していても良いC1−6アルキル基、
3)置換基を有していても良い不飽和C2−10アルキル基、
4)置換基を有していても良いC6−14アリール基、
5)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアリール基、
6)置換基を有していても良いC7−10アラルキル基、
7)置換基を有していても良いC3−8シクロアルキル基、
8)置換基を有していても良いC4−9シクロアルキルアルキル基、
9)置換基を有していても良い5ないし14員環ヘテロアラルキル基、
10)置換基を有していても良い5ないし14員環非芳香族複素環式基を表す])]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項20】
式(I−m)
【化24】

[式中、R7mは、RCO−O−(ここにおいて、Rは、式(XIII)
【化25】

【請求項21】
式(I−n)
【化26】

[式中、R7nは、RCO−O−(ここにおいて、Rは、式(XIV)
【化27】

で表される基である)]で表される請求項5に記載の化合物、もしくはその薬理学上許容される塩またはそれらの水和物。
【請求項22】
(8E,12E,14E)−7−(N−(2−(N’,N’−ジメチルアミノ)エチル)−N−メチルカルバモイロキシ)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−ブチルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−エチルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−プロピルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−(シクロプロピルメチル)ピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−プロピルホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−(シクロプロピルメチル)ホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−シクロペンチルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−7−((4−イソプロピルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−(N−(2−(N’,N’−ジエチルアミノ)エチル)−N−メチルカルバモイロキシ)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−7−((4−イソブチルホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−エチルホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−ブチルホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,16,21−トリヒドロキシ−6−メトキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,16,21−トリヒドロキシ−6−メトキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−(ピペリジン−1−イル)ピペリジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−(2,2−ジメチルプロピル)ホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリドおよび(8E,12E,14E)−3,6,16−トリヒドロキシ−21−メトキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリドである請求項1記載の化合物。
【請求項23】
(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−メチルホモピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−7−((4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−7−((4−シクロヘキシルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリド、(8E,12E,14E)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−7−((4−イソプロピルピペラジン−1−イル)カルボニル)オキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリドおよび(8E,12E,14E)−7−(N−(2−(N’,N’ジエチルアミノ)エチル)−N−メチルカルバモイロキシ)−3,6,16,21−テトラヒドロキシ−6,10,12,16,20−ペンタメチル−18,19−エポキシトリコサ−8,12,14−トリエン−11−オリドである請求項1記載の化合物。
【請求項24】
請求項1から23のいずれか一項に記載の化合物、もしくはそれらの薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物を有効成分とする医薬。
【請求項25】
請求項1から23のいずれか一項に記載の化合物、もしくはそれらの薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物を有効成分とする医薬組成物。
【請求項26】
遺伝子発現制御が有効な疾患に対する予防・治療剤としての請求項24に記載の医薬。
【請求項27】
VEGF産生抑制作用が有効な疾患に対する予防・治療剤としての請求項24に記載の医薬。
【請求項28】
血管新生阻害作用が有効な疾患に対する予防・治療剤としての請求項24に記載の医薬。
【請求項29】
血管新生阻害剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項30】
抗腫瘍剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項31】
血管腫治療剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項32】
癌転移抑制剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項33】
網膜血管新生症治療剤または糖尿病性網膜症治療剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項34】
炎症性疾患治療剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項35】
変形性関節炎、リューマチ性関節炎、乾せん、または遅延性過敏反応からなる炎症性疾患のための治療剤としての請求項24載の医薬。
【請求項36】
アテローム性動脈硬化症治療剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項37】
固形腫瘍治療剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項38】
固形腫瘍が肺癌、脳腫瘍細胞、乳癌、前立腺癌、卵巣癌細胞、大腸癌またはメラノーマである請求項37に記載の医薬。
【請求項39】
白血病治療剤としての請求項24に記載の医薬。
【請求項40】
遺伝子発現制御に基づく抗腫瘍剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項41】
VEGF産生抑制作用に基づく抗腫瘍剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項42】
血管新生阻害作用に基づく抗腫瘍剤としての請求項24記載の医薬。
【請求項43】
請求項24に記載の医薬の薬理学上有効量を患者に投与して遺伝子発現制御が有効な疾患を予防・治療する方法。
【請求項44】
請求項24に記載の医薬の薬理学上有効量を患者に投与してVEGF産生抑制作用が有効な疾患を予防・治療する方法。
【請求項45】
請求項24に記載の医薬の薬理学上有効量を患者に投与して血管新生阻害作用が有効な疾患を予防・治療する方法。
【請求項46】
請求項1から23のいずれか一項に記載の化合物、もしくはそれらの薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物の、遺伝子発現制御が有効な疾患に対する予防・治療剤の製造のための使用。
【請求項47】
請求項1から23のいずれか一項に記載の化合物、もしくはそれらの薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物の、VEGF産生抑制作用が有効な疾患に対する予防・治療剤の製造のための使用。
【請求項48】
請求項1から23のいずれか一項に記載の化合物、もしくはそれらの薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物の、血管新生抑制作用が有効な疾患に対する予防・治療剤の製造のための使用。
【請求項49】
請求項1から23のいずれか一項に記載の化合物、もしくはそれらの薬理学的に許容される塩またはそれらの水和物の、固形腫瘍に対する予防・治療剤の製造のための使用。

【公開番号】特開2010−132693(P2010−132693A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−41261(P2010−41261)
【出願日】平成22年2月26日(2010.2.26)
【分割の表示】特願2004−507470(P2004−507470)の分割
【原出願日】平成15年5月29日(2003.5.29)
【出願人】(000001915)メルシャン株式会社 (48)
【出願人】(506137147)エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 (215)
【Fターム(参考)】