説明

新規除草剤

置換基が請求項1において定義されるとおりである式(I)の化合物およびこれらの化合物の農薬的に許容される塩/N−オキシド/異性体/エナンチオマーは除草剤として使用するのに適している。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化1】

[式中、
1は−L10−R4、−L11−X1−R5、−NR67、−X2−R8または−X3−L1−R9であり;
2、L4、L6及びL8は互いに独立してC1−C4アルキレンであり、これはC1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、そして、そのC1−C4アルキレン基には更にC2−C5アルキレン基がスピロ環的に結合していてよく、そしてここでそのC2−C5アルキレン基はまた酸素、硫黄、スルフィニルまたはスルホニルが1または2つ介在していてもよく、そして/あるいはC1−C4アルキルまたはC1−C4アルコキシにより置換されていてよく;
3、L5、L7及びL9は互いに独立してC1−C4アルキレンであり、これはC1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより、1回、2回または3回置換されていてよく;
2はハロゲン、C1−C4ハロアルキル、シアノ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アルキルスルホニル、C1−C4ハロアルキルチオ、C1−C4ハロアルキルスルフィニルまたはC1−C4ハロアルキルスルホニルであり;
10は直接結合または、C1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレン基であり、これはC1−C6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C3−C6シクロアルキルオキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシまたはC1−C2アルキルスルホニルオキシにより、1回、2回または3回置換されていてよく;
4はハロゲン、シアノ、ローダノ、C1−C6アルコキシカルボニル、C3−C6アルケニルオキシカルボニル、C3−C6アルキニルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、C(O)NR25a26a、ホルミル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6ハロアルキルカルボニル、C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキルカルボニル、C1−C4アルコキシ−C1−C4アルコキシ−C1−C4アルキルカルボニル、N−(C1−C4アルキル)−C1−C4アルキルスルホニルアミノ−C1−C4アルキルカルボニル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C2−C6ハロアルキニル、C3−C6シクロアルキル、C1−C6アルキルスルホニルオキシまたはフェニルスルホニルオキシであり、ここでフェニル基は1又は複数のC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシまたはニトロ基により置換されていてよく;
または、R4は3〜10員の単環または縮合二環の環系であって、芳香族であるか、飽和または部分飽和していることがあり、且つ窒素、酸素及び硫黄から選択された1〜4のヘテロ原子を含有することがある環系であり、そしてここで環系は2以下の酸素原子及び2以下の硫黄原子を含有してよく、そして各々の環系はそれ自体C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C4アルコキシ−C1−C2アルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C2−C6ハロアルキニル、C1−C6アルコキシ、ヒドロキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、メルカプト、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C3−C6アルケニルチオ、C3−C6ハロアルケニルチオ、C3−C6アルキニルチオ、C2−C5アルコキシアルキルチオ、C3−C5アセチルアルキルチオ、C3−C6アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2−C4シアノアルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1−C2アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C2アルキル)アミノスルホニル、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニルまたはベンジルチオにより1回、2回または3回置換されていてよく、そしてここでフェニル及びベンジルチオはまたC1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノまたはニトロによりフェニル環上で置換されていてよく、そしてここで複素環中の窒素上の置換基はハロゲン以外であり;
または、L10がC1−C6アルキルまたはハロゲンにより1回、2回または3回置換されていてよいC1−C6アルキレン基である場合;または、L10がC1−C6アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C3−C6シクロアルキルオキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ−C1−C6−アルコキシまたはC1−C2アルキルスルホニルオキシにより1回、2回または3回置換されていてよいC2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレン基である場合、R4は水素であり、
25aは水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
26aは水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R25aは、R26a及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
11はC1−C6アルキレン、C2−C6アルケニレンまたはC2−C6アルキニレン基であり、これはハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C3−C6シクロアルキルオキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシまたはC1−C2アルキルスルホニルオキシにより1回、2回または3回置換されていてよく;
1は酸素、−OC(O)−、−C(O)−、−C(=NR14a)−、−C(O)O−、−C(O)NR14b−、−OC(O)O−、−N(R10)−O−、−O−NR11−、チオ、スルフィニル、スルホニル、−SO2NR12−、−NR13SO2−、−N(SO214c)−、−N(R14d)C(O)−または−NR14−であり;
10、R11、R12、R13,R14b、R14d及びR14は互いに独立して、水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルキルまたはC1−C6アルコキシにより置換されたC1−C6アルコキシ−C1−C6アルキル、またはベンジルまたはフェニルであり、ここでフェニル及びベンジルはまた、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシまたはニトロにより、1回、2回または3回置換されていてよく;
14aはヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシまたはベンジルオキシであり;
14cはC1−C6アルキルであり;
5は水素またはC1−C8アルキル、C3−C8アルキルまたはC3−C8アルキニルまたはC3−C6シクロアルキル基であり、これは塩素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシ、アミノ、ホルミル、ニトロ、シアノ、メルカプト、C1−C6アルコキシ、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C2−C6ハロアルキニル、C3−C6シクロアルキル、ハロ−置換C3−C6シキロアルキル、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C6ハロアルケニルオキシ、シアノ−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキルチオ−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキルスルフィニル−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキルスルホニル−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシカルボニル−C1−C6アルコキシ、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル、フェニルカルボニル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、ベンジルオキシ、ベンジルチオ、ベンジルスルフィニル、ベンジルスルホニル、C1−C6アルキルアミノ、ジ(C1−C6アルキル)アミノ、R15aC(X23)N(R18a)−、R16aN(R17a)C(X24)−、R16bN(R17b)C(X25)NR18b−、R15cSO2N(R18c)−、R16cN(R17c)C(X26)O−、R15bC(X27)O−、R1920C=NO−、R15S(O)2O−、R16N(R17)SO2−、ローダノ、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニルまたはフェニルスルホニルにより1回、2回または3回置換されていてよく、または、これはフッ素で1〜17回置換されていてよく;ここでフェニル−またはベンジル−を含有する基はまた、1又は複数のC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシまたはニトロ基により置換されていてよく;
15a、R15b及びR15cは水素、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ベンジル、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシまたはベンジルオキシであり、ここでフェニル基はC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシまたはニトロにより1回、2回または3回置換されていてよく;
16a、R16b及びR16cはハロゲン、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C6シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルはC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシまたはニトロにより1回、2回または3回置換されていてよく;
17a、R17b、R17c、R18a、R18b及びR18cは水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
23、X24、X25、X26及びX27は酸素または硫黄であり;
15、R16、R17、R19及びR20は互いに独立して、水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルキルまたはC1−C6アルコキシにより置換されたC1−C6アルコキシ−C1−C6アルキル、またはベンジルまたはフェニルであり、ここでフェニル及びベンジルはまた、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシまたはニトロにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R5は3〜10員の単環または縮合二環の環系であって、芳香族であるか、飽和または部分飽和していることがあり、且つ窒素、酸素及び硫黄から選択された1〜4のヘテロ原子を含有することがある環系であり、そしてここで当該環系は置換基X1に直接またはC1−C4アルキレン、C2−C4アルケニレン、C2−C4アルキニレン、−N(R18)−C1−C4アルキレン、−O−C1−C4アルキレン、−S−C1−C4アルキレン、−S(O)−C1−C4アルキレンまたは−SO2−C1−C4アルキレン鎖を介して結合し、ここで環系は−C(=O)−、−C(=S)−、−C(=NR5a)−、−N(=O)−、−S(=O)−または−SO2−が介在しなくてもよく、そして各々の環系は2以下の酸素原子及び2以下の硫黄原子を含んでいてよく、そして環系自体がC1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6アルケニル、C2−C6ハロアルケニル、C2−C6アルキニル、C2−C6ハロアルキニル、C1−C6アルコキシ、ヒドロキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、メルカプト、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C3−C6アルキニルチオ、C3−C6ハロアルケニルチオ、C3−C6−アルキニルチオ、C2−C5アルコキシアルキルチオ、C3−C5アセチルアルキルチオ、C3−C6アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2−C4シアノアルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1−C2アルキルアミノスルホニル、ジ(C1−C2アルキル)アミノスルホニル、ジ(C1−C4アルキル)アミノ、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニルまたはベンジルチオにより1回、2回または3回置換されてよく、ここでフェニル及びベンジルチオはまた、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノまたはニトロにより置換されていてよく、ここで複素環中の窒素上の置換基はハロゲン以外であり;
5aはC1−C6アルキル、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、シアノまたはニトロであり;
18は水素、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシカルボニル、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C6アルコキシ−C1−C6アルキルまたはC1−C6アルコキシにより置換されたC1−C6アルコキシ−C1−C6アルキル、またはベンジルまたはフェニルであり、ここでフェニル及びベンジルはまた、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシまたはニトロにより1回、2回または3回置換されていてよく;
6は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、−C(O)R19aまたは−C(S)R20aであり;
19a及びR20aは互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、ベンジルオキシ、C1−C4アルキルチオまたはNR2122基であり;
21及びR22は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニルまたはフェニルであり、ここでR19a、R20a、R21及びR22中のフェニル、ベンジル、ベンジルオキシ及びヘテロアリールはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R21はR22及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3−ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R6は−L2−X4−R24であり;ここで
4は酸素、−NR23−、−S−、−S(O)−または−S(O)2−であり;
23は水素、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたは、フェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3−アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されてよく;
24は水素またはC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基であり、これらの基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、C(X5)NR2526、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは5または6員のヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシにより1回、2回または3回置換されてよく、ここでヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシはまた、酸素または硫黄が1回、または窒素が1、2または3つ介在してよく、そしてC原子またはN原子のいずれかを介してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基に結合してよく、そしてここでフェニル−及びヘテロアリール−を含有する基はハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されてよく;
またはR24はC(O)−R74またはC(S)−R75であり;
5は酸素または硫黄であり;
25は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
26は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
またはR25はR26及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3−ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R6は−L3−R27であり;
27はホルミル、C1−C6アルキルカルボニル、C3−C6シクロアルキルカルボニル、ベンゾイル、C1−C6アルコキシカルボニル、シアノ、C(X6)NR2829、フェニルまたはヘテロアリールであり、ここでベンゾイル及びフェニルはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
そして、ここでヘテロアリールは、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロまたはC1−C4アルコキシカルボニルにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R27はC3−C6シクロアルキルまたはC5−C6シクロアルケニルであり、これら各々はまた、C1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく;
6は酸素または硫黄であり;
28は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
29は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
またはR28はR29及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
7は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、C(X7)R30またはNR3334であり、ここでフェニル、ベンジル及びヘテロアリールはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
7は酸素または硫黄であり;
30は水素、C1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、ベンジルオキシ、C1−C4アルキルチオまたはNR3132基であり;
31及びR33は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
32及びR34は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R31はR32と一緒に、またはR33はR34と一緒に、いずれの場合もこれらが結合している各々のN原子とともに、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R7は−L4−X8−R35であり、ここで
8は酸素、−NR36−、−S−、−S(O)−または−S(O)2−であり;
36は水素、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
35は水素またはC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基であり、これらの基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、C(X9)NR3738、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは5または6員のヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、ここでヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシはまた、酸素または硫黄を1つまたは窒素を1、2または3つ介在してよく、そしてC原子またはN原子のいずれかを介してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基と結合していてよく、そしてここでフェニル−及びヘテロアリール−を含有する基は、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
9は酸素または硫黄であり;
37は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
38は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R37はR38及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
またはR7は−L5−R39であり;
39はホルミル、C1−C6アルキルカルボニル、C3−C6シクロアルキルカルボニル、ベンゾイル、C1−C6アルコキシカルボニル、シアノ、C(X10)NR4041、フェニルまたはヘテロアリールであり、ここでベンゾイル及びフェニルはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
そしてここで、ヘテロアリールはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロまたはC1−C4アルコキシカルボニルにより1回、2回または3回置換されていてよく;
またはR39はC3−C6シクロアルキルまたはC5−C6シクロアルケニルであり、これら各々はまた、C1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく;
10は酸素または硫黄であり;
40は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
41は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
またはR40はR41及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R6及びR7は、これらが結合している窒素原子と一緒に、炭素環の3〜7員の飽和または部分飽和または不飽和の単環または二環の環系を形成しており、これは、酸素が1回、硫黄が1回、窒素が1〜3つ介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロまたはC1−C4アルコキシカルボニルにより1回、2回または3回置換されていてよく;ここで各々の環系は−C(=O)−、−C(=S)−、−C(=NR5a)−、−N(=O)−、−S(=O)−または−SO2−が介在しなくてもよく;
5aはC1−C6アルキル、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、シアノまたはニトロであり;
2は酸素、−NR42−、硫黄、−S(O)−または−S(O)2−であり;
42は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、C(X11)R43またはNR4647であり;
11は酸素または硫黄であり;
43は水素、C1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、ベンジルオキシ、C1−C4アルキルチオまたはNR4445基であり;
44及びR46は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
45及びR47は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
またはR44はR45と一緒に、またはR46はR47と一緒に、いずれの場合もこれらが結合している各々のN原子とともに、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
またはR42は−L6−X12−R48であり;ここで
12は酸素、−NR49−、−S−、−S(O)−または−S(O)2−であり;
49は水素、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
48はC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基であり、これらの基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、C(X13)NR5051、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは、5または6員のヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、ここでヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシはまた、酸素または硫黄が1回または窒素が1、2または3つ介在してよく、そしてC原子またはN原子のいずれかを介してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基と結合されていてよく、そしてここでフェニル−及びヘテロアリール−を含有する基はハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
13は酸素または硫黄であり;
50は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
51は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
またはR50はR51及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
またはR42は−L7−R52であり;
52はホルミル、C1−C6アルキルカルボニル、C3−C6シクロアルキルカルボニル、ベンゾイル、C1−C6アルコキシカルボニル、シアノ、C(X14)NR5354、フェニルまたはヘテロアリールであり、ここでベンゾイル及びフェニルは、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
そして、ここでヘテロアリールは、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロまたはC1−C4アルコキシカルボニルにより1回、2回または3回置換されていてよく;
またはR52はC3−C6シクロアルキルまたはC5−C6シクロアルケニルであり、これら各々はまた、C1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく;
14は酸素または硫黄であり;
53は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
54は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R53はR54及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
8は水素またはC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基であり、これらの基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、C(X15)NR5556、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは、5または6員のヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、ここでヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシはまた、酸素または硫黄が1回または窒素が1、2または3つ介在してよく、そしてC原子またはN原子のいずれかを介してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基と結合されていてよく、そしてここでフェニル−及びヘテロアリール−を含有する基はハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシ−カルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
15は酸素または硫黄であり;
55は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく、
56は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R55はR56及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R8はシアノ、C(O)−R76またはC(S)−R77であり;
3は酸素、−NR57−、硫黄、−S(O)−または−S(O)2−であり;
57は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル、C3−C6アルキニル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、C(X16)R58またはNR6162であり;
16は酸素または硫黄であり;
58は水素、C1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ヘテロアリール、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、ベンジルオキシ、C1−C4アルキルチオまたはNR5960基であり;
59及びR61は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
60及びR62は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
またはR59はR60と一緒に、またはR61はR62と一緒に、いずれの場合もこれらが結合している各々のN原子とともに、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R57は−L8−X17−R63であり;ここで
17は酸素、−NR64−、−S−、−S(O)−または−S(O)2−であり;
64は水素、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
63はC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基であり、これらの基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、C(X18)NR6566、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは、5または6員のヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、ここでヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシはまた、酸素または硫黄が1回または窒素が1、2または3つ介在してよく、そしてC原子またはN原子のいずれかを介してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基と結合されていてよく、そしてここでフェニル−及びヘテロアリール−を含有する基はハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
18は酸素または硫黄であり;
65は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
66は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R65はR66及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R57は−L9−R67であり;
67はホルミル、C1−C6アルキルカルボニル、C3−C6シクロアルキルカルボニル、ベンゾイル、C1−C6アルコキシカルボニル、シアノ、C(X19)NR6869、フェニルまたはヘテロアリールであり、ここでベンゾイル及びフェニルはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
そして、ここでヘテロアリールは、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロまたはC1−C4アルコキシカルボニルにより1回、2回または3回置換されていてよく;または、R67はC3−C6シクロアルキルまたはC5−C6シクロアルケニルであり、これら各々は、C1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく;
19は酸素または硫黄であり;
68は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
69は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R68はR69及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
1はC1−C4アルキレンであり、これはC1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、ここでC1−C4アルキレン基に更にC2−C5アルキレン基がスピロ環的に結合していてよく、これはまた、酸素、硫黄、スルフィニルまたはスルホニルが1または2つ介在していてもよく、そして/あるいはC1−C4アルキルまたはC1−C4アルコキシにより置換されていてよく;
または、L1はC1−C4アルキレンであり、これはC1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、そしてここで更にC2−C6アルキレン鎖によって、このC1−C4アルキレン基の炭素原子はR9またはR70と一緒二環系を形成し、これは更に酸素、硫黄、スルフィニルまたはスルホニルが1または2つ介在していてもよく、そして/あるいはC1−C4アルキルまたはC1−C4アルコキシにより置換されていてよく;R9は−X20−R70基であり、ここで
20は酸素、−NR71−、−S−、−S(O)−または−S(O)2−であり;
71は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基であり、これらの基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、C(X21)NR7273、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは、5または6員のヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、ここでヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシはまた、酸素または硫黄が1回または窒素が1、2または3つ介在してよく、そしてC原子またはN原子のいずれかを介してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基と結合されていてよく、そしてここでフェニル−及びヘテロアリール−を含有する基はハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
21は酸素または硫黄であり;
72は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
73は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R72はR73及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
70は水素またはC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基であり、これらの基はハロゲン、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C1−C3アルコキシ−C1−C3アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、C3−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、C(X15a)NR55a56a、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシまたは、5または6員のヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシにより1回、2回または3回置換されていてよく、ここでヘテロアリールまたはヘテロアリールオキシはまた、酸素または硫黄が1回または窒素が1、2または3つ介在してよく、そしてC原子またはN原子のいずれかを介してC1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニル基と結合されていてよく、そしてここでフェニル−及びヘテロアリール−を含有する基はハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
15aは酸素または硫黄であり;
55aは水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
56aは、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R55aはR56a及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R70はC1−C10アルキルイデンイミノ、(フェニル−C1−C4アルキルイデン)イミノ、またはフェニルであり、ここでフェニルはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R70はシアノ、C(O)−R78またはC(S)−R79であり;
または、R9はホルミル、C1−C6アルキルカルボニル、C3−C6シクロアルキルカルボニル、ベンゾイル、C1−C6アルコキシカルボニル、シアノ、C(X35)NR125126、フェニルまたはヘテロアリールであり、ここでベンゾイル及びフェニルはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
そして、ここでヘテロアリールは、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロまたはC1−C4アルコキシカルボニルにより1回、2回または3回置換されていてよく;
または、R9はC3−C6シクロアルキルまたはC5−C6シクロアルケニルであり、これら各々はまた、C1−C4アルキル、ハロゲンまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく;
35は酸素または硫黄であり;
125は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
126は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R125はR126及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
74、R75、R76、R77、R78及びR79は互いに独立して水素、C1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、ベンジル、ヘテロアリール、C1−C6アルコキシ、C3−C6アルケニルオキシ、ベンジルオキシ、C1−C4アルキルチオまたはNR127128基であり、ここでフェニル、ベンジルまたはヘテロアリールはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
127は水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルまたはフェニルであり、これはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
128は、水素、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニルまたはC3−C6アルキニルであり;
または、R127はR128及びこれらが結合している各々のN原子と一緒に、炭素環の3〜6員環を形成しており、これは、酸素または硫黄が介在していてもよく、そして/あるいはハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフィニル、C1−C3アルキルスルホニル、C1−C3ハロアルキルチオ、シアノ、ニトロ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはC1−C4アルキルカルボニルアミノにより1回、2回または3回置換されていてよく;
3は水素、O-+ここでM+は金属カチオンまたはアンモニウムカチオンであり、またはハロゲンまたはS(O)p80であり、ここで
pは0、1または2であり;
80は、C1−C12アルキル、C2−C12アルケニル、C2−C12アルキニル、C3−C12アレニル、C3−C12シクロアルキルまたはC5−C12−シクロアルケニルであり;
または、R80はR121−C1−C12アルキレンまたはR122−C2−C12アルケニレンであり、ここでアルキレンまたはアルケニレン鎖は−O−、−S−、−S(O)−、−SO2−または−C(O)−が介在していてもよく、そして/あるいはR123により1〜5回置換されていてよく;
または、R80はフェニルであり、これはR124により、1回、2回、3回、4回または5回置換されていてよく;
121及びR122は互いに独立してハロゲン、シアノ、ローダノ、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、C2−C6アルケニルオキシ、C2−C6アルキニルオキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C2−C6アルケニルチオ、C2−C6アルキニルチオ、C1−C6アルキルスルホニルオキシ、フェニルスルホニルオキシ、C1−C6アルキルカルボニルオキシ、ベンゾイルオキシ、C1−C4アルコキシカルボニルオキシ、C1−C6アルキルカルボニル、C1−C4アルコキシカルボニル、ベンゾイル、アミノカルボニル、C1−C4アルキルアミノカルボニル、C3−C6シクロアルキル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル、またはフェニルスルホニルであり、ここでフェニル−を含有する基はまた、ハロゲン、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、ヒドロキシ、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノまたはニトロにより1回、2回または3回置換されていてよく;
123はヒドロキシ、ハロゲン、C1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、シアノ、カルバモイル、カルボキシ、C1−C4アルコキシカルボニルまたはフェニルであり、ここでフェニルは水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニルまたはC1−C4アルコキシにより1回、2回または3回置換されていてよく;
124はハロゲン、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、ヒドロキシ、C1−C3アルコキシ、C1−C3ハロアルコキシ、シアノまたはニトロであり;
1は−C(R112113)−または−NR114−であり;
2は−C(R115116m−、−C(=O)−、−O−、−NR117−または−S(O)q−であり;
3は−C(R118119)−または−NR120−であり;
但し、A2は、A1が−NR114−であるか、そして/あるいはA3が−NR120である場合、−O−または−S(O)q−以外であり;
112及びR118は互いに独立して水素、C1−C4アルキル、C2−C4アルケニル、C2−C4アルキニル、C1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニル、C1−C4アルキルスルホニル、C1−C4アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、C1−C4アルコキシ、C3−C4アルケニルオキシ、C3−C4アルキニルオキシ、ヒドロキシ−C1−C4アルキル、C1−C4アルキルスルホニルオキシ−C1−C4アルキル、ハロゲン、シアノまたはニトロであり;
113及びR119は互いに独立して、水素、C1−C4アルキルまたはC1−C4アルキルチオ、C1−C4アルキルスルフィニルまたはC1−C4アルキルスルホニルであり;
またはR113はR112と一緒に、そして/あるいはR119はR118と一緒に、C2−C5アルキレン鎖を形成しており、これは−O−、−C(O)O−または−S(O)r−が介在してよく;
114及びR120は互いに独立して水素、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C3−C4アルケニル、C3−C4アルキニルまたはC1−C4アルコキシであり;
115は水素、ヒドロキシ、C1−C4アルキル、C1−C4ハロアルキル、C1−C3ヒドロキシアルキル、C1−C4アルコキシ−C1−C3アルキル、C1−C4アルキルチオ−C1−C3アルキル、C1−C4アルキルカルボニルオキシ−C1−C3アルキル、C1−C4アルキルスルホニルオキシ−C1−C3−アルキル、トシルオキシ−C1−C3アルキル、ジ(C1−C4アルコキシ)C1−C3アルキル、C1−C4アルコキシカルボニル、ホルミル、C3−C5オキサシクロアルキル、C3−C5チアシクロアルキル、C3−C4ジオキサシクロアルキル、C3−C4ジチアシクロアルキル、C3−C4オキサチアシクロアルキル、C1−C4アルコキシイミノメチル、シアノ、カルバモイル、C1−C4アルキルアミノカルボニルまたはジ(C1−C4アルキル)アミノカルボニルであり;
またはR115は、R112またはR113またはR114またはR116またはR118またはR119またはR120と一緒に、あるいはmが2の場合、第2のR115とも一緒に、C1−C4アルキレン架橋を形成し;
116は水素、C1−C3アルキルまたはC1−C3ハロアルキルであり;
117は水素、C1−C3アルキル、C1−C3ハロアルキル、C1−C4アルコキシカルボニル、C1−C4アルキルカルボニルまたはジ(C1−C4アルキル)アミノカルボニルであり;
mは1または2であり;そして
q及びrは互いに独立して0、1または2である]の化合物並びにこれらの化合物の農薬的に許容される塩、互変異体、異性体及びエナンチオマー。
【請求項2】
式II
【化2】

(式中、R1およびR2は請求項1の式Iで定義した通りであり、且つYはC1−C4アルコキシ、ベンジルオキシ、ヒドロキシ、フッ素、塩素、シアノまたはフェノキシであり、これは電子求引基で置換されていてもよい)の化合物。
【請求項3】
製剤のアジュバントを含んで成り、更に除草剤として有効量の式Iの化合物を含んで成る除草剤組成物。
【請求項4】
除草剤として有効量の式Iの化合物又は当該化合物を含んで成る組成物を植物又はその所在地に施用することを含んで成る、有用植物の作物における草及び雑草の制御方法。

【公表番号】特表2007−513914(P2007−513914A)
【公表日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−543496(P2006−543496)
【出願日】平成16年12月10日(2004.12.10)
【国際出願番号】PCT/EP2004/014113
【国際公開番号】WO2005/058830
【国際公開日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【出願人】(500584309)シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト (352)
【Fターム(参考)】