説明

施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置

【課題】施術前の患者本人の確認の従来不都合を回避するもので、施術時のその現時点で判断でき、本人以外の成りすましが不可能であり、施術時の本人照合の証左が保存される患者本人確認装置を提供する。
【解決手段】施術部血管画像情報を用いた患者本人確認装置は、施術時の現場で施術者から取得中の施術部の施術部血管画像を表示器110で見て、血管に施術を施す際に、施術部血管画像データと、患者情報ファイル113の画像メモリ114に予め保存され、患者識別情報入力手段104により入力する患者識別情報に対応して引き出された患者の保存血管画像データを施術部血管画像照合手段111により照合比較して、両者が一致しているかどうかの照合結果を出力し、医療従事者に患者違いを注意し、その結果を保存可能とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療従事者が、注射や点滴、輸血、採血などの施術で針を挿入する際に皮膚の下に隠れて見えにくい血管を見えるようにして取得した施術部血管画像情報を用いた施術をする際に、現場での患者本人及び施術部確認を行なう装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、医療分野では、患者の血管への注射針や点滴、輸血、採血の針の挿入においては、駆血帯を腕等に巻いて血管を膨張させ、血管を肉眼で見えるようにして行うのが通常である。然しながら、幼児・老齢者・皮下脂肪の多い者など多くの患者において血管が見えにくく、医療従事者は、指で触った感覚を頼りに、針先を何度か挿抜して探りを入れて行うことが多く見受けられる。血管の周りには、神経もあることからこれらに傷を付けないで1回で針の挿入をすることが望ましい。
【0003】
このような観点で血管探索を行って、針の挿入を補助する装置の提案が多く見られている。
特許文献1から特許文献3は、これらの血管可視化の提案である。
目を転じて見ると、患者本人確認は、相変わらず、施術前に本人に名前と生年月日を問いただし、腕に付けた本人の名前を書いた紙の腕輪を利用して行なっている。
これらは、相当有効であると思うが、施術直前でないと有効でなかったり、本人成りすましには対応できない、又確認の証左が残らないということでは、未だ補助すべき不都合な点が残っている。
【0004】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−267534
【特許文献2】特開2006−130201
【特許文献3】特開2009−89876
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、施術前の患者本人の確認の従来の不都合点を回避するもので、施術時のその現時点で判断でき、本人以外の成りすましが不可能であり、施術時の本人照合の証左が保存される患者施術部確認装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置は、施術時の現場で施術者から取得中の施術部の施術部血管画像を表示器に表示し観測して施術部血管に施術を施す前に、施術時の現場で施術者から取得中の施術部の施術部血管画像データと、患者情報ファイルの画像メモリに予め保存され、患者識別情報入力手段104により入力する患者識別情報に対応して引き出された患者の保存血管画像データを施術部血管画像照合手段により照合比較して、両者が一致しているかどうかの照合結果を出力・その結果を保存するように構成したことを特徴とする。以下、請求項に沿って説明する。
【0008】
請求項1に記載の発明は、施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置であって、患者個人を識別するための情報を入力するための患者識別情報入力手段と、患者の施術部に照射する少なくとも赤外光を有する照明光源と、前記照明光源の照明光が前記施術部で反射された反射光を捉え画像として取得する画像取得器と、前記画像取得器が取得した血管画像を含む前記施術部血管画像データを加工する画像加工器と、患者の予め保存された血管画像データである保存血管画像データを保存した患者情報ファイルと、前記画像加工器が加工した前記施術部血管画像データを医療従事者の観測に供するために表示する表示器と、照合結果出力器と制御器とを有し、前記画像加工器は、画像データの処理演算を行なう画像演算部として施術部血管画像照合手段を含み、前記施術部血管画像照合手段は、前記制御器の制御により、前記患者識別情報入力手段により与えられた患者識別情報入力に対応した患者個人に関する前記保存血管画像データを前記患者情報ファイルから読み出し、読み出した前記保存血管画像データと前記画像取得器による取得後の前記施術部血管画像データ又は前記画像加工器による加工後の前記施術部血管画像データとを一致するかどうかを施術前に照合して、照合結果を前記照合結果出力器に出力して前記医療従事者に知らせることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置において、前記施術部血管画像データを前記画像取得器が取得したことによって、前記患者識別情報入力が既に有ったかどうかを制御器が判断して、患者識別情報入力が未だ無い場合には、患者識別情報入力の催促報知を行なうことを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置において、前記患者識別情報入力の情報として、患者個人の氏名又はそれと関連が付く患者個人登録符号を含むことを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置において、前記患者識別情報入力の情報に前記患者個人の施術部の部位に関する情報を含むことを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置において、前記照合結果が一致しない場合に、前記照合結果出力の出力又は、前記制御器の制御により、前記表示器に施術禁止の表示を出すことを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置において、前記照合結果を前記患者情報ファイルに前記施術部血管画像データと関連付けて保存し履歴情報とすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
以上の様に構成されているので、本発明の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置では、施術時のその現時点で判断でき、本人以外の成りすましが不可能であり、施術時の本人照合の証左が保存される。しかも、施術においては、患者の施術部血管画像を取得して施術を供するものであるが、その施術部直接の画像を照合に利用するので、施術時の確認の確かさの飛躍的増大とともに、患者識別情報入力手段(必要に応じて、患者識別情報メモリ付加)と施術部血管画像照合手段以外の新たな手段の追加は必要としない利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明による施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置の一実施態様を示す図である。
【図2】本発明による施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置の使用時のイメージを示す図である。
【図3】本発明による施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置の動作を示すフロー図の一実施態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明による施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置は、施術時の現場で施術部からの赤外反射光により取得中の施術部血管画像を表示器に表示して観測し施術部の血管に施術を施す前に、現在観測した施術部血管画像データと、患者情報ファイルの画像メモリに予め保存され、患者識別情報入力手段により入力する患者識別情報に対応して引き出された患者の保存血管画像データを施術部血管画像照合手段により照合比較して、両者が一致しているかどうかの照合結果を出力し、その結果を保存可能としたことを特徴としている。以下、実施例を用い説明する。
【0017】
図1は、本発明による施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置の一実施態様を示す図である。
1−Aにおいて、患者施術部確認装置100は、医師、看護士などの医療従事者101が使用(この図の例ではその頭部にヘッドマウントして使用しているが、ヘッドマウントする形態にこだわらない)する。医療従事者101は、注射器や点滴器、採血器、輸血器などの施術具102を持って、患者の腕などの施術部103に施術具102の針を挿入する。その場合に、患者施術部確認装置100は、以下に説明する構成を有し、動作をさせることができる。
【0018】
1−Bにおいて、照明光源105は、少なくとも赤外光源、特にそのうち近赤外光源(波長760〜2000nm)であって、患者の施術部103に向けて照射される。光源には、可視光光源を併用することも可能である。この場合には、肉眼での画像と同じ画像が取得できる。照明光源105からの照明光は、施術部103で反射され、その反射光を画像取得器106で受け、施術部画像を取得する。照明光が赤外光の場合には、血管中を流れる血液により赤外光の吸収が起こるため、反射光は、血管の部分は周りの部分より光強度が小さくなる。そのため、反射光の画像取得器106による取得画像は、血管画像を映し出したものとなっている。画像取得器106は、赤外光カメラ又は、カメラの前に赤外光透過フィルタを搭載したカメラを使用することで、可視光の雑音を除去して血管画像を得ることができる。可視光カメラとカメラを兼用する場合は、赤外線透過(可視光遮断)又は、赤外線遮断(可視光透過)のフィルタを切り替えて使用することも可能である。
【0019】
画像取得器106で取得した施術部画像は、画像加工器107に送られる。画像加工器107には、画像演算部108と画像メモリ109があり、画像演算部108では、取得した施術部画像を可視光画像がある場合には、これと赤外光画像と合成したり、表示器110に表示するため画像サイズや向きを調整したり、画像の血管部を見やすいように、強度(明るさ)調整処理、コントラスト強調処理、輪郭強調処理、色付けなどの所謂、画像処理を行うことも可能である。医療従事者は、表示器110に表示された血管画像を見ながら、針を挿入するなどの施術を行なう。
【0020】
この施術の直前において、画像演算部108の必須で重要な手段とその機能は、その中に施術部血管画像照合手段111にあり、血管画像の照合を行う。
施術を施す前に、医療従事者は、患者識別情報入力手段104を使い、患者識別情報を入力する。
これには、入力された患者識別情報が無い場合には、画像取得器106が施術部画像を取得するたびに患者識別情報の入力を催促する表示や音声出力を行なうことが好ましい。
表示画面に注意マークを表示してもよい。
患者識別情報を入力するには種々の形態が取れる。その例として、患者の名前、生年月日、登録カード記号など患者個人と関連がつけられた登録記号等を入力するが、キーボードから入力する、患者が提示したカードや、身に付けた照合札から読取器(バーコードリーダ、QRコードリーダ、ICカードリーダなど)により入力する、患者に腕に貼り付けた患者認識符号を画像取得器106から画像として取り込み、画像処理によって、患者認識符号を患者識別情報にする形態での入力など多くの形態が取れる。患者識別情報は、制御器112を介して、患者識別情報メモリ116に保存される。保存の場合には、画像取得器106が取得した施術部画像又は、それが画像加工器107で処理された結果の施術部画像と関連付けて行われる。
【0021】
患者識別情報の入力がされと、制御器112は、患者情報ファイル113の画像メモリ114に予め保存された(予め又は、前回の施術時に保存)保存血管画像の中から、患者識別情報で指示された画像データを特定画像データとして選び出して、画像加工器107の画像演算部108に送付する。画像演算部108では、その中の施術部血管画像照合手段111が、特定画像データと画像取得器106が現在取得した施術部血管画像データを照合して一致しているかどうか判断する。その結果は、制御器112を通じて、照合結果出力器115において出力する。照合結果出力器115は、音で表現する、表示器110に画像や文字として視覚的に表現する形態などで可能である。
【0022】
施術部血管画像照合手段111の画像データ照合においては、取得した画像データ全体を照合してもよいが、必要なのは血管の画像データの照合なので、血管の輪郭や分岐、連続した血管線の配置、間隔、血管線の中心線などの特徴点のデータを照合確率を考慮しながら取り上げて、最小限での照合も可能である。これらの特徴点の把握には、画像演算部108において、所謂画像処理を行なわせることが有効である。
尚、照合結果は、患者情報ファイル113に保存することで、術後の証左(トレーサビリティ)として使用することができる。
【0023】
以上の中で、制御器112は、上述した機能以外に、患者識別情報入力手段104、照明光源105、画像取得器106、画像加工器107、表示器110、患者識別情報メモリ116、患者情報ファイル113とのデータの送受などの動作をコントロールするもので、通常は、コンピュータと処理プログラムを有している。それ以外に電源なども示されていないが当然装置としては含むものとする。
【0024】
図2は、本発明による施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置の使用時のイメージを示す図である。
医療従事者は、患者施術部確認装置100を使用して施術に当たっている。画像取得器106から取得した施術部の画像又はそれを画像加工器107で加工された施術部血管画像データ201が、施術部血管画像照合手段111によって、患者情報ファイル113からの保存血管画像データ202と照合比較して、照合結果が出力されている。この例では、両血管画像データが違っているので、「血管パターンが違います。確認してください。」の音声又は表示が出されている。この結果、医療従事者は、施術を中止し、確認を行なうことになる。尚、照合結果により、施術禁止を知らせ、確認し解除するまで血管画像を表示させないようにする処置も有効である。
勿論、両血管画像データが同じであることが普通なので、通常は、「照合結果に問題が発見されませんでした。」などの出力が出される。
【0025】
図3は、本発明による施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置の動作を示すフロー図の一実施態様を示す図である。
医療従事者は、患者施術部確認装置100を使用して、施術部血管画像取得301を行なう。その画像データは、そのまま、又は画像加工器107で加工後に一時、画像メモリ109に施術部血管画像データ201として保存(画像メモリに施術部血管画像データ保存302)される。
患者識別情報が入力されているかを制御器112が患者識別情報メモリ116に確認して、患者識別情報の入力情報が無い場合は、患者識別情報入力催促304を音声出力又は表示器110の出力として行なう。患者識別情報入力305を行なうと、その情報は、制御器112を介して、患者識別情報メモリ116に保存される。次に患者情報ファイルから保存血管画像データ取得・搭載306において、患者情報ファイルから患者の保存血管画像データ202が引き出され、施術部血管照合手段111に搭載される。同様に画像メモリから施術部血管画像データ取得・搭載303において、患者識別情報に対応した施術部血管画像データ201が画像メモリ109から施術部血管照合手段111に搭載され、施術部血管照合307が行なわれる。照合結果出力308が音声出力や表示器110において視覚的出力として行なわれる。その後、術後の証左として照合結果保存309がなされ履歴管理に使用される。照合結果保存309は最終的には、患者情報ファイル113に行なわれる。尚、患者識別情報メモリ116のメモリと画像メモリ109のメモリに同一のメモリを用いる形態が取れることは、何ら本願の思想を妨げるものではないことは当然である。
【0026】
尚、患者1人に対して複数の保存血管情報を保存可能なことは当然であって、その場合、保存血管情報を順番に読み出し照合するか、患者識別情報入力時に施術部の部位の情報や符号を付加することで、対応する部位の保存血管情報のみを読み出し照合することも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0027】
以上のように本発明に係る施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置は、患者の施術部血管を表示により確認して注射等の施術に当たるだけでなく、その前に観測血管画像データを予め保存された患者の保存血管画像データと照合して、その場で施術部を介した本人確認ができ、その結果を報知し保存できる。患者を取り違えることなく施術ができるので、産業上利用性が極めて大きい。
【符号の説明】
【0028】
100 患者施術部確認装置
101 医療従事者
102 施術具
103 施術部
104 患者識別情報入力手段
105 照明光源
106 画像取得器
107 画像加工器
108 画像演算部
109、114 画像メモリ
110 表示器
111 施術部血管画像照合手段
112 制御器
113 患者情報ファイル
115 照合結果出力器
116 患者識別情報メモリ
201 施術部血管画像データ
202 保存血管画像データ
301 施術部血管画像取得
302 画像メモリに施術部血管画像データ保存
303 画像メモリから施術部血管画像データ取得・搭載
304 患者識別情報入力催促
305 患者識別情報入力
306 患者情報ファイルから保存血管画像データ取得・搭載
307 施術部血管画像照合
308 照合結果出力
309 照合結果保存

【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者個人を識別するための情報を入力するための患者識別情報入力手段と、患者の施術部に照射する少なくとも赤外光を有する照明光源と、前記照明光源の照明光が前記施術部で反射された反射光を捉え画像として取得する画像取得器と、前記画像取得器が取得した血管画像を含む前記施術部血管画像データを加工する画像加工器と、患者の予め保存された血管画像データである保存血管画像データを保存した患者情報ファイルと、前記画像加工器が加工した前記施術部血管画像データを医療従事者の観測に供するために表示する表示器と、照合結果出力器と制御器とを有し、前記画像加工器は、画像データの処理演算を行なう画像演算部として施術部血管画像照合手段を含み、前記施術部血管画像照合手段は、前記制御器の制御により、前記患者識別情報入力手段により与えられた患者識別情報入力に対応した患者個人に関する前記保存血管画像データを前記患者情報ファイルから読み出し、読み出した前記保存血管画像データと前記画像取得器による取得後の前記施術部血管画像データ又は前記画像加工器による加工後の前記施術部血管画像データとを一致するかどうかを施術前に照合して、照合結果を前記照合結果出力器に出力して前記医療従事者に知らせることを特徴とする施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置。
【請求項2】
前記施術部血管画像データを前記画像取得器が取得したことによって、前記患者識別情報入力が既に有ったかどうかを制御器が判断して、患者識別情報入力が未だ無い場合には、患者識別情報入力の催促報知を行なうことを特徴とする請求項1記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置。
【請求項3】
前記患者識別情報入力の情報として、患者個人の氏名又はそれと関連が付く患者個人登録符号を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置。
【請求項4】
前記患者識別情報入力の情報に前記患者個人の施術部の部位に関する情報を含むことを特徴とする請求項3記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置。
【請求項5】
前記照合結果が一致しない場合に、前記照合結果出力の出力又は、前記制御器の制御により、前記表示器に施術禁止の表示を出すことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置。
【請求項6】
前記照合結果を前記患者情報ファイルに前記施術部血管画像データと関連付けて保存し履歴情報とすることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の施術部血管画像情報を用いた患者施術部確認装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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