説明

施設情報表示装置及び施設情報表示システム

【課題】使用者が積極的に施設を探す操作をする必要がなく、適切なタイミングでおすすめできる施設を使用者に提示することを目的とする。
【解決手段】
施設の詳細な情報を表示することが出来る施設情報表示装置であって、現在位置を検出する現在位置検出手段と、現在日時を検出する現在日時検出手段と、情報を表示する表示手段と、施設の位置情報と共に施設の詳細な情報を保持するデータベースと、現在位置検出手段で検出された現在位置を中心とする一定の範囲内にある施設をデータベースから検索する情報検索手段と、現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた分類規則に従い検索すべき施設の分類を特定する検索施設分類特定手段と、現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた起動規則に従い情報検索手段を自動的に起動させる情報検索起動手段とを備え、情報検索手段の検索結果を前記表示手段に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現在位置付近にあるおすすめの施設などを適切なタイミングで自動的に抽出して使用者に提示することができる施設情報表示装置及び施設情報表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的な施設情報表示装置は、例えばカーナビゲーション装置や、PND(Portable Navigation Device:持ち運び可能ナビゲーション)装置、PDA(小型情報端末)や携帯電話のインターネットブラウザ機能を利用した施設情報表示機能が知られている。これら一般的な施設情報表示装置では、使用者が現在地付近にある施設を探したいとき、探したい施設の分類を特定の操作により指定することで、画面上に一覧表示させたり、地図上に施設のマークを重畳表示させたりすることができる。この検索結果の中から使用者が所望する施設を探し出して選択操作を行うことで、その施設の詳細な情報を表示したり、その施設までの経路を探索することが出来るように構成されている。
【0003】
このような施設情報表示装置を用いて旅行などに出かける場合、訪れたい施設などを見つけるには、使用者が積極的に端末装置を操作して探し出す必要がある。具体的には、昼食をとるためのレストランなどを見つけるには、「食事」という分類を指定する操作を端末装置で行う必要がある。また、有名な観光地に訪れたい場合も同様に、「観光地」という分類を指定する操作を端末装置で行う必要があり、加えて、分類を指定した後に表示される一覧から、所望の施設を探し出す必要がある。
【0004】
このように、従来の施設情報表示装置では、探したい分類を指定し表示された一覧の中から所望の施設を探し出す行為を使用者が行う必要があった。このような課題を解消するために、使用者の行動を予測し使用者の嗜好からコンテンツを自動的に選択抽出して提示する装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−139129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら特許文献1に開示される従来の施設情報表示装置では、行動の予測とコンテンツの抽出は装置の起動時及び使用者による操作が行われたときだけであったため、使用者が施設を探したいときに積極的に操作を行う必要があるという課題がある。特に、使用者が知らない施設であって本当は興味がある施設(例えば、雑貨店や趣味のお店など)のすぐそばを散策中であっても、偶然そのタイミングで使用者が探す操作を行わない限り、使用者の興味がある新たな施設を使用者は知ることが出来ないという課題があった。
【0007】
また、旅行中に食事をとる施設を探す行為にしても、一般的に食事をする時間帯は決まっているにも関わらず、従来の施設情報表示装置では、使用者が昼ごろや夕方ごろに食事をしようとした場合、必ず食事の施設を探す操作を行う必要があるという課題があった。
【0008】
従って本発明の目的は、使用者が積極的に施設を探す操作をする必要がなく、適切なタイミングでおすすめできる施設を使用者に提示することができる施設情報表示装置及び施設情報表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明の施設情報表示装置は、施設の詳細な情報を表示することが出来る施設情報表示装置であって、現在位置を検出する現在位置検出手段と、現在日時を検出する現在日時検出手段と、情報を表示する表示手段と、施設の位置情報と共に前記施設の詳細な情報を保持するデータベースと、前記現在位置検出手段で検出された現在位置を中心とする一定の範囲内にある施設を前記データベースから検索する情報検索手段と、前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた分類規則に従い検索すべき施設の分類を特定する検索施設分類特定手段と、前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた起動規則に従い前記情報検索手段を自動的に起動させる情報検索起動手段と、を備え、前記情報検索手段の検索結果を前記表示手段に表示することを特徴とする。
【0010】
このように構成された本発明の施設情報表示装置によれば、使用者が積極的に施設を探す操作をする必要がなく、適切なタイミングでおすすめできる施設を、施設情報データベースから検索して、使用者に提示することができるように構成されている。
【0011】
また、本発明の施設情報表示システムは、様々な情報が保持されると共に前記情報が更新可能に構成された情報サーバと、前記情報サーバと通信を行い取得した情報を表示することができる施設情報表示装置で構成された施設情報表示システムであって、前記情報サーバは、施設の位置情報と共に前記施設の詳細情報を保持するデータベースと、前記施設情報表示装置と通信を行う通信手段と、を備え、前記施設情報表示装置は、現在位置を検出する現在位置検出手段と、現在日時を検出する現在日時検出手段と、情報を表示する表示手段と、前記現在位置検出手段で検出された現在位置を中心とする一定の範囲内にある施設情報を前記データベースで検索する情報検索手段と、前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた分類規則に従い検索すべき施設の分類を特定する検索施設分類特定手段と、前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた起動規則に従い前記情報検索手段を自動的に起動させる情報検索起動手段と、を備え、前記情報検索起動手段で前記情報検索手段の起動毎に得られる検索結果を前記表示手段に表示することを特徴する。
【0012】
このように構成された本発明の施設情報表示システムによれば、使用者が積極的に施設を探す操作をする必要がなく、適切なタイミングでおすすめできる施設を、情報サーバの施設情報データベースから検索して、使用者に提示することができるように構成されている。
【0013】
また、本発明の前記施設情報表示装置は、各種操作を行う入力手段をさらに備え、前記情報検索起動手段の起動頻度の変更及び/又は前記検索施設分類特定手段が特定する分類を設定可能に構成した事を特徴とする。
【0014】
このように構成された本発明の施設情報表示装置によれば、施設をおすすめ表示する頻度と施設の分類を、使用者の好みや使用状況に応じて変更することができる。
【0015】
また、本発明の前記施設情報表示装置の前記情報検索起動手段のあらかじめ定められた起動規則は、前記表示手段の消灯状態から点灯状態に変化したとき、または特定の時刻、または前回起動からの一定時間経過、のいずれかひとつ以上を起動条件とし前記日時情報に基づいて前記情報検索手段を自動的に起動させることを特徴とする。
【0016】
このように構成された本発明の施設情報表示装置によれば、適切な頻度とタイミングで施設をおすすめ表示することができる。
【0017】
また、本発明の前記施設情報表示装置の前記検索施設分類特定手段のあらかじめ定められた分類規則は、施設の分類ごとに、日単位の特定の期間、または分単位の特定の時間帯、のいずれか一以上を組み合わせたものを分類規則とし、前記分類規則を用いて第一の期間を定めると共に、現在時刻が前記第一の期間内にある場合に検索する分類を特定することを特徴とする。
【0018】
このように構成された本発明の施設情報表示装置によれば、施設をおすすめ表示する際、その施設分類に 適した期間のみ表示することが出来る。例えば、桜の名所は桜の季節だけおすすめ表示され、お店は開店時間である日中のみおすすめ表示される。
【0019】
また、本発明の前記施設情報表示装置の前記検索施設分類特定手段のあらかじめ定められた分類規則は、施設の分類ごとに第二の分単位の特定の時間帯を分類規則とし、前記第二の時間内に現在時刻がある場合は、他の分類よりも優先して施設を検索する分類を特定することを特徴とする。
【0020】
このように構成された本発明の施設情報表示装置によれば、例えば正午前後などは、観光地やお店よりも、昼食をとる食事店を優先しておすすめ表示するなど、現在時刻に適した施設を優先的におすすめ表示することが出来る。
【0021】
また、本発明の前記施設情報表示装置の前記情報検索手段は、現在位置から一定距離以下に存在する施設は検索結果から除外又は前記施設と同じ分類の施設を検索結果から除外することを特徴とする。
【0022】
このように構成された本発明の施設情報表示装置によれば、施設をおすすめ表示する際、今まさに滞在中の施設や、滞在中の施設と同じ業態の施設を、表示から除外し、適切な施設のみを表示することができる。
【0023】
また、本発明の前記施設情報表示装置の前記情報検索手段は、過去の一定期間に検索結果として表示した施設は、検索結果から除外することを特徴とする。
【0024】
このように構成された本発明の施設情報表示装置によれば、過去におすすめした施設を除外して表示するので、その場所を訪れるたびに異なった施設をおすすめ表示することができる。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、使用者は、施設情報表示装置の画面を好きなときに見るだけで、いつでも現在位置周辺のおすすめの施設を使用者が施設情報表示装置を操作しなくてもいつでも表示させることができる。
【0026】
また、外部の情報サーバと通信を行うことができる通信装置を施設情報表示装置に備えることで、情報サーバ内に保存された情報を検索して表示することができる構成にすることができ、予め施設情報表示装置に施設の情報を保持しておく必要がなく、記憶領域を削減することが出来ることにより施設情報表示装置をより安価で提供することができる上、情報サーバ内の情報を常に更新するように構成することで、使用者はいつでも新鮮な情報を検索することが出来る。
【0027】
また、おすすめの頻度と施設の分類指定することが出来るので、使用者の好みにあった使用方法で表示させることができる。
【0028】
また、現在位置の直近の施設は検索しないようにすることで、今訪問中の店舗を検索結果から除くことができると共に、現在位置の直近の施設と同じ分類の施設を検索しないようにすることで、今訪問中の施設と同業の施設を検索結果から除くことができる。例えば喫茶店にいるときに別の喫茶店が検索される、いわゆる「ハシゴ」のような状況を防ぐことが出来る。
【0029】
また、過去に検索した施設は一定期間検索されないようにする事で、使用者は、その場所を訪れるたびに新しい施設が検索され、旅行中の新たな発見につながることとなり、便利である。
【0030】
施設情報表示装置が適切なタイミングで施設を提示することが出来るので、使用者は何も操作することなく、画面を見るだけで適切な施設を見つけることができ、また、使用者の興味がある新たな知らない施設を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本実施形態に係る施設情報表示装置のハードウェア構成を示すブロック図
【図2】施設情報表示装置の詳細な動作を示すフロー図
【図3】本実施形態における表示部に表示される施設の詳細情報の表示例を示す模式図
【図4】検索起動判断の処理を示すフロー図
【図5】本実施形態における検索する分類と頻度を設定する画面の表示例を示す模式図
【図6】検索分類特定処理の動作を示すフロー図
【図7】検索分類特定処理において検索する分類を特定するための規則を定義した表の例を示す模式図
【図8】施設情報表示制御部の処理動作を示すフロー図
【発明を実施するための形態】
【0032】
次に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る施設情報表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の施設情報表示装置1は、CPU2と、入力装置3と、インターフェース(図1にはI/Fと略記)4と、GPS受信機4aと、電子コンパス4bと、アンテナ5と、記憶装置6と、ROM7と、RAM8と、表示装置9と、バスライン10と、を備えて構成されている。
【0033】
ここでCPU2は、現在位置検出部101、周辺施設検索部102、施設情報表示制御部103を備えるように構成された、ROM7に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより施設情報表示装置1の動作を制御することができるように構成されている。
【0034】
なお、現在位置検出部101は、施設情報表示装置の現在位置と方向を定期的に検出することができるように構成されており、具体的には、現在位置検出部101は、GPS受信機4aから施設情報表示装置1の現在位置を含む位置情報を取得し、電子コンパス4bから施設情報表示装置1が向いている方角情報を取得することができるように構成されている。
【0035】
周辺施設検索部102は、予め定められた規則に従って定期的に施設情報表示装置1の位置を中心点として、予め定められた規則に従って分類された一定の範囲内に存在する施設を、RAM8に読み出された施設情報を使って検索し、RAM8に格納することができるように構成されている。
【0036】
施設情報表示制御部103は、周辺施設検索部102で検索された複数の施設を一覧にして表示装置9に表示することができるように構成されている。もしくは、周辺施設検索部102で検索された複数の施設を、それぞれ分別可能なマークとして、表示装置9に表示されている地図に重ね合わせて表示することができるように構成されている。また、使用者が入力装置3を操作することにより、周辺施設検索部102で検索された施設の詳細な情報を表示装置9に表示することができるように構成されている。
【0037】
入力装置3は、例えばタッチパネルやリモートコントローラのように、施設情報表示装置1に対して使用者による操作入力を行うことができるように構成されている。なお、後述する表示装置9と一緒に構成することで表示装置9を入力装置3に備えたタッチパネルとして使用することができる。
【0038】
インターフェース4は、GPS受信機4a及び電子コンパス4bが接続されると共に、インターフェース4はバスライン10と接続されて構成されている。ここで、GPS受信機4aは、アンテナ5を通じて、GPS(Global Positioning System)に代表される測位システムに収容される人工衛星からの電波を受信して、移動体の現在位置を示す位置情報をインターフェース4に出力することができるように構成されている。また、電子コンパス4bは、地磁気センサを含んでおり、それにより検出された施設情報表示装置1が向いている方角情報をインターフェース4に出力することができるように構成されている。さらにインターフェース4は、入力された位置情報、並びに方角情報をバスライン10でCPU2に転送することができるように構成されている。
【0039】
記憶装置6は、磁気記録媒体等で構成されており、この記憶装置6には施設情報を表示するために必要な施設情報データベースや地図データが記録され、記憶装置6に記録された情報をRAM8にバスライン10を介して転送することができるように構成されている。なお、磁気記録媒体等として例えば、HDD(ハードディスクドライブ)、SSD(Solid State Drive)、CD−ROM、DVD−ROM、メモリーカードやROMなどが挙げられる。
【0040】
ROM7は、施設情報表示装置1の動作を規定するコンピュータプログラム7aが少なくとも格納されて構成されている。
【0041】
RAM8は、施設情報表示装置1の構成各部から転送されてくる情報を格納すると共に、必要に応じて格納された情報を消去することができるように構成されている。
【0042】
表示装置9は、検索された施設の詳細な情報を表示することができるように構成されている。具体的には例えば液晶ディスプレイなどで構成されている。なお、前記した入力装置3と組み合わせたタッチパネルを備えた表示装置9としてもよい。
【0043】
バスライン10は、施設情報表示装置1の構成各部を通信可能にするために各部を接続して構成されている。
【0044】
次に、図1に示した施設情報表示装置1の詳細な動作について、図2〜図8を参照して説明する。図2は、施設情報表示装置の動作を示すフローチャートである。
【0045】
図2に示すように、施設情報表示装置1の現在位置検出部101は、施設情報表示装置1の現在位置を検出する(S1)。次に、施設情報表示制御部103は、現在位置検出部101で検出された場所に過去以前に表示した施設マークで、現在位置から遠ざかった施設マークがあるか否かを判断する(S2)。S2において遠ざかった施設マークがあると判断されると(S2、Yes)、それらの施設マークを消去する(S3)。例えば、現在位置の移動に伴い500m以上離れた範囲に前回表示した施設マークがあればそれらを消去する。次に、現在位置に対応した施設データを自動的に起動するか否かの判定処理を行う(S4)。なお、S2において過去以前に表示した施設マークが無い場合には(S2、No)、S4に進んで判定処理を行う。S4における判定処理の結果を用いて検索起動を行うか否かを判断する(S5)。なお、S4における検索起動判定処理に関しては別途図を用いて説明する。
【0046】
S5において検索起動をすると判断すると(S5、Yes)、検索する分類を特定する(S6)。なお、S6の検索する分類を特定する処理については別途図面を用いて説明する。S6において検索する分類を特定した結果、検索する分類があるか否かを判断する(S7)。S7において、検索する分類が1以上あると判断された場合(S7、Yes)、周辺施設検索部102は、施設の検索を実施する(S8)。なお、S8における施設検索方法については、現在位置を中心とした一定範囲の円内、具体例として現在位置から200m以内に円内のように、現在位置の周辺の施設を抽出する検索方法であればその検索範囲(検索範囲の形状とその大きさ)を問わない。
【0047】
次に、施設情報表示制御部103は、検索した検索結果から除外すべき施設があればそれらを除外する(S9)。なお、S9における検索結果一部除外処理については、別途、図面を用いて詳細な説明を後述する。
【0048】
次に、S9において検索結果から一部の施設を除外処理が済んだあと、最終的に1以上の施設があるかどうか判断する(S10)。S10において、検索結果が1以上あると判断された場合(S10、Yes)、表示装置9に表示されている地図上に重畳して、検索結果を施設のマークとして表示する(S11)。
【0049】
次に、S11で表示された施設のマークにタッチ操作がなされたかどうか判断する(S12)。S12において、施設マークにタッチ操作がなされたと判断された場合(S12、Yes)、タッチされた施設マークに対応する施設の詳細な情報を、表示装置9に表示する(S13)。なお、図3は、S13における本実施形態における表示部に表示される施設の詳細情報の表示例を示す模式図である。施設の詳細情報の具体例としては、施設名、写真、説明文、電話番号、住所、交通アクセス情報、営業時間、定休日、駐車場有無、などを表示することができる。
【0050】
次に、入力装置3からS13で表示した施設の詳細情報の表示終了の操作を使用者が行ったかどうかを判断する(S14)。S14において、入力装置3から表示終了の操作を行わなかったと判断すると(S14、No)、そのまま表示装置9に施設の詳細情報の表示を続けS14に戻る。また、S14において、入力装置3から表示終了の操作が行われたと判断された場合(S14、Yes)、詳細情報を消去する(S15)。S15において詳細情報を消去した後に、電源がOFFされたか否かを判断する(S16)。S16において電源がOFFされていないと判断されると(S16、No)、S1に戻り処理を続ける。また、S16において電源がOFFされたと判断すると(S16、Yes)、処理を終了する。
【0051】
なお、S5において検索起動しないと判断した場合(S5、No)、S7において検索する分類が無い(S7、No)、検索結果が無い(S10、No)、S19において施設マークタッチが無い(S12、No)の場合には、S16において電源がOFFされたか否かを判断し(S16)、電源がOFFされたと判断すると処理を終了し、電源がOFFされていないと判断するとS1に戻り処理を継続する。
【0052】
次に、図2のフロー図におけるS4における検索起動判断について図面を用いて説明する。図4は、検索起動判断の処理を示すフロー図である。図5は、本実施形態における検索する分類と頻度を設定する画面の表示例を示す模式図である。なお、図5に示した模式図の下部は、検索する頻度を設定する画面の例である。この例では、検索する頻度を「検索しない」の「0」から「頻繁」の「4」までの5段階で設定出来るようにしてある。なお、図2におけるS4の検索起動判断の処理については、図5に示した各頻度の設定に分けてそれぞれ説明を行う。
【0053】
S4での検索起動判断の処理は、図4に示すように、まず施設情報表示制御部103が検索する頻度の設定値が「0」であるか否かを判断する(S20)。S20において、頻度の設定値が「0」と判断された場合は(S20、Yes)、検索は起動しないこととして終了する。また、S20において、頻度の設定値が「0」以外と判断されると(S20、No)、画面OFFからONにした直後かどうかを判断する(S21)。S21の処理は、施設情報表示装置1を使用者が見ていない場合は、画面を消去することで消費電力を抑えるような機能がある場合、使用者は画面を見たいときは、画面を点灯させる必要がある。その行為を契機に検索が動作すれば、使用者はいつでも検索結果を見ることが出来、便利である。S21において、画面OFFからONにした直後と判断されると(S21、Yes)、検索を起動することとして終了する。また、S21において、画面OFFからONにした直後でない判断されると(S21、No)、頻度の設定値ごとに、この後の処理を分岐する(S22)。
【0054】
次に各頻度設定の動作について詳細に説明する。
(頻度設定が1の場合)
頻度設定が1の場合(S22、1)、検索は起動しないで終了する。つまり、頻度設定が「1」の場合は、S21の「画面OFFからONにした直後のみ」が検索の起動条件となる。
【0055】
(頻度設定が2の場合)
頻度設定が2の場合(S22、2)、現在時刻が、10:30、12:00、15:00、17:30の前後15分以内かどうか判断する(S23)。この時間帯の例は、午前中の休憩どき、昼食どき、午後の休憩どき、夕食どきを想定した時間の例としている。S23において、現在時刻が、10:30、12:00、15:00、17:30の前後15分以内でないと判断された場合(S23、No)、検索は起動しないで終了する。また、S23において、現在時刻が、10:30、12:00、15:00、17:30の前後15分以内であると判断された場合(S23、Yes)、同日の現在時刻が所属する同時刻期間内で、以前に既に検索結果が見つかったかどうか判断する(S24)。具体的には、現在日時が5月1日10:40とする。このとき、同日5月1日の10:15から10:40までの間で既に検索結果を見つけて表示した後であれば、S24の判断はYesとなる。一方、10:15から10:40までの間で検索は実行したとしても1つも検索結果を見つかっていないのであれば、S24の判断はNoとなる。S24において、同日の現在時刻が所属する同時刻期間内で、以前に既に検索結果が見つかったのであれば(S24、Yes)、検索は起動しないこととして終了する。また、S24において、同日の現在時刻が所属する同時刻期間内で、以前にまだ検索結果が見つかっていないのであれば(S24、No)、前回検索してから5分以上経過したかどうかを判断する(S27)。S27において、前回検索してから5分以上経過したと判断された場合(S27、Yes)、検索を起動することとして終了する。また、S27において、前回検索してから5分以上は経過していないと判断された場合(S27、No)、検索を起動しないこととして終了する。つまり、頻度設定が「2」の場合は、S21の「画面OFFからONにした直後」と、「10:30、12:00、15:00、17:30の前後15分である30分間で、初めて検索結果が見つかるまで」が検索の起動条件である。
【0056】
(頻度設定が3の場合)
頻度設定が3の場合(S25、3)、前回検索結果が見つかってから1時間以上が経過したかどうかを判断する(S25)。S25において、前回検索結果が見つかってから1時間以上は経過していないと判断された場合は(S25、No)、検索は起動しないこととして終了する。また、S25において、前回検索結果が見つかってから1時間以上経過したと判断された場合は(S25、Yes)、前回検索してから5分以上経過したかどうかを判断する(S27)。S27において、前回検索してから5分以上経過したと判断された場合(S27、Yes)、検索を起動することとして終了する。また、S27において、前回検索してから5分以上は経過していないと判断された場合(S27、No)、検索を起動しないこととして終了する。つまり、頻度設定が「3」の場合は、S21の「画面OFFからONにした直後」と、「前回検索結果を表示してから1時間経過、かつ前回の検索から5分経過」が検索の起動条件である。
【0057】
(頻度設定が4の場合)
頻度設定が4の場合(S22、4)、前回検索結果が見つかってから20分以上が経過したかどうかを判断する(S26)。S26において、前回検索結果が見つかってから20分以上は経過していないと判断された場合は(S26、No)、検索は起動しないこととして終了する。また、S26において、前回検索結果が見つかってから20分以上経過したと判断された場合は(S26、Yes)、前回検索してから5分以上経過したかどうかを判断する(S27)。S27において、前回検索してから5分以上経過したと判断された場合(S27、Yes)、検索を起動することとして終了する。また、S27において、前回検索してから5分以上は経過していないと判断された場合(S27、No)、検索を起動しないこととして終了する。つまり、頻度設定が「4」の場合は、S21の「画面OFFからONにした直後」と、「前回検索結果を表示してから20分経過、かつ前回の検索から5分経過」が検索の起動条件である。
【0058】
次に、図2のS6における検索分類特定処理について図6、図7を用いて詳細に説明する。図6は、検索分類特定処理の動作を示すフロー図である。図7は、検索分類特定処理において検索する分類を特定するための規則を定義した表の例を示す模式図である。
【0059】
図6に示すように、施設情報表示制御部103は、分類ごとに検索対象となるかどうかを判断するため、変数nを1に初期化する(S30)。次に、nが検索分類の総数より小さいかどうかの判断を行う(S31)。S31において、nが検索分類の総数と同じか大きいと判断されると(S31、No)、分類の特定は終了する。また、S31において、nが検索分類の総数より小さいと判断されると(S31、Yes)、n番目の分類が図5の上部に示す設定画面において予め検索するように設定されているかどうかを判断する(S32)。S32において、n番目の分類が設定画面において検索するように設定されている場合は(S32、Yes)、次に、図7を参照し、n番目の分類の「開始日付」「終了日付」が本日の日付を含んでいるか、又は「−」であるか、のいずれかを判断する(S33)。S33において、n番目の分類の「開始日付」「終了日付」が本日の日付を含んでいるか、又は「−」であるか、のいずれかである場合(S33、Yes)、次に、再度、図7を参照し、n番目の分類の「開始時刻」「終了時刻」が現在時刻を含んでいるかどうかを判断する(S34)。S34において、n番目の分類の「開始時刻」「終了時刻」が現在時刻を含んでいると判断された場合(S34、Yes)、次に、再度、図7を参照し、n番目の分類の「優先開始時刻」「優先終了時刻」が現在時刻を含んでいるかどうかを判断する(S35)。S35において、n番目の分類の「優先開始時刻」「優先終了時刻」が現在時刻を含んでいると判断された場合(S35、Yes)、n番目の分類を優先検索分類と設定する(S36)。また、S35において、n番目の分類の「優先開始時刻」「優先終了時刻」が現在時刻を含んでいないと判断された場合(S35、No)、n番目の分類を検索分類と設定する(S37)。また、S32において、n番目の分類が設定画面において検索するように設定されていない場合(S32、No)、及び、S33において、n番目の分類の「開始日付」「終了日付」が本日の日付を含んでなく、かつ「−」でもない場合(S33、No)、及び、S34において、n番目の分類の「開始時刻」「終了時刻」が現在時刻を含んでいないと判断された場合(S34、No)のいずれかの場合は、n番目の分類は検索しないものと設定する(S38)。S36、S37、S38のあと、nを1加算し(S39)、S31に戻って処理を繰り返す。
【0060】
ここで、S36の「優先検索分類」とS37の「検索分類」について説明する。「優先検索分類」または「検索分類」のいずれかに設定された分類は、施設を検索するS8において、検索する対象の分類となる。また、検索された施設は、現在位置から近い順に特定の数、例えば5つの施設マークがS11で地図画面上に重畳表示される。その中で、「優先検索分類」と設定された分類に属する施設は、「検索分類」と設定された分類に属する施設よりも優先して検索結果として表示される。より具体的には、検索結果として「優先検索分類」に属する施設が3つ、「検索分類」に属する施設が4つある場合、S11で表示される5つの施設は、「優先検索分類」に属する施設が3つと、「検索分類」に属する施設が現在位置から近い順に2つとなる。つまり、「検索分類」に属する施設のほうが近くても、「優先検索分類」に属する施設を優先して表示する。
【0061】
次にS33、S34、S35のより具体的な動作を、図7を用いて説明する。
はじめの例は、現在日時が4月1日12:00において、nが3の場合である。S33においては、3番目の分類である「花(桜)」の開始日付は「3/15」で終了日付は「5/15」であるため、S33はYesとなる。次にS34において、開始時刻は「9:00」で終了時刻は「22:00」であるため、S34はYesとなる。次にS35において、優先開始時刻は「9:00」で優先終了時刻は「10:15」であるため、S35はNoとなり、この例では「検索分類」と設定される。つまり、桜の季節ではあるので、検索対象となる。
【0062】
次の例は、現在日時が5月1日12:00において、nが8の場合である。S33においては、8番目の分類である「和食」の開始日付、終了日付は「−」であるため、S33はYesとなる。次にS34において、開始時刻は「10:00」で終了時刻は「23:00」であるため、S34はYesとなる。次にS35において、優先開始時刻は「11:45」で優先終了時刻は「13:15」であるため、S46はYesとなり、この例では「優先検索分類」と設定される。つまり、昼食どきであるため、優先的に検索される対象となる。
【0063】
最後の例は、現在日時が6月1日8:00において、nが13の場合である。S33においては、13番目の分類である「工芸/服飾雑貨」の開始日付、終了日付は「−」であるため、S33はYesとなる。次にS45において、開始時刻は「10:00」で終了時刻は「19:00」であるため、S34はNoとなり、この例では「検索されない分類」と設定される。つまり、まだお店は開いていないと思われる時間なので、検索されることはない。
【0064】
次に、図2に示すS9における検索した検索結果から除外すべき施設があればそれらを除外する処理について、図8を用いて詳細に説明する。図8は、施設情報表示制御部の処理動作を示すフロー図である。
【0065】
図8に示すように、施設情報表示制御部103は、検索結果の中から現在位置から10m以内にする存在する施設を除外する(S40)。これは、現在位置の直近の施設は、今まさに訪れている施設と考えられ、検索結果としてふさわしくない。この施設を除外することで、使用者にとっての煩わしさを低減することができる。次に、画面をOFFからONした直後の検索かどうかを判断する(S41)。S41において、画面をOFFからONした直後の検索と判断された場合は(S41、Yes)、検索結果の中から現在位置から10m以内にする存在する施設の分類と同じ分類の施設を検索結果から除外する(S42)。これは、今訪問中の施設と同業の施設を検索結果から除くことであり、例えば喫茶店にいるときに別の喫茶店が検索される、いわゆる「ハシゴ」のような状況が防ぐことが目的である。S42の次に、及びS41において、画面をOFFからONした直後の検索ではないと判断された場合は(S41、No)、検索結果の中から半年以内に検索結果として表示したことがある施設を除外する(S43)。これは、過去に検索した施設は一定期間検索されなくすることで、使用者にとっては、その場所に訪れるたびに新しい施設が検索され、旅行中の新たな発見につながるという便利さを提供するためである。以上の処理を行い、終了する。
【0066】
なお、以上示した実施形態における施設のデータベースは、施設情報表示装置に内蔵するように構成したが、本発明を限定するものではなく、施設情報表示装置に通信装置を設けインターネット上に配置された情報サーバに常に新しい情報に更新可能に保存された施設のデータベースを設け、そのデータベースを取得して施設を検索するように構成してもよい。なお、インターネット上に配置された情報サーバで施設を検索する具体例については、既知の技術であるため説明を割愛する。
【0067】
また、本発明の実施形態おける施設の詳細な情報は、その施設の施設名、写真、説明文、電話番号、住所、交通アクセス情報、営業時間、定休日、駐車場有無、の情報としたが、本発明を限定するものではなく、その施設のおすすめメニューや料金、説明のための音声データなどを含んでもよく、特にその内容に関して種々に変更しても同様の効果を有すことができる。
【0068】
また、本発明の実施形態において、S8における検索の範囲の具体例として、200mの円内としたが、本実施形態に限定するものではなく、任意の検索範囲(距離と形状)を用いても同様の効果を得ることができる。
【0069】
また、本発明の実施形態において、S11における検索結果の表示方法の具体例として、地図画面にマークを重畳して表示するとしたが、本実施形態に限定するものではなく、地図画面を使用しない一覧表示など他の表示方法を用いて表示しても同様の効果を得ることができる。
【0070】
また、本発明の実施形態において、S12における操作をタッチ操作としたが、本実施形態に限定するものではなく、リモコンなど他の入力手段を用いて操作しても同様の効果を得ることができる。
【0071】
また、本発明の実施形態において、図5で示した検索頻度は、5段階としたが、本実施形態に限定するものではなく、頻度の段階は適切に変更しても同様の効果を得ることができる。
【0072】
また、本発明の実施形態において、図5や図7で示した分類は、「名所/旧跡」「自然」「花」「和食」「洋食/中華」「軽食」「居酒屋」「カフェ/甘味」「工芸/服飾雑貨」「温泉」の10種類に分類したが、本実施形態に限定するものではなく、分類の仕方は適切に変更しても同様の効果を得ることができる。
【0073】
また、本発明の実施形態において、図4で示した検索起動判断処理における規定は本実施形態に限定するものではなく、適切に変更しても同様の効果を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0074】
本発明に係る施設情報表示装置は、現在位置付近にあるおすすめの施設などを適切なタイミングで自動的に抽出して使用者に提示することができる施設情報表示装置の用途に適用できる。
【符号の説明】
【0075】
1 施設情報表示装置
2 CPU
3 入力装置
4 インターフェース
4a GPS受信機
4b 電子コンパス
5 アンテナ
6 記憶装置
7 ROM
8 RAM
9 表示装置
10 バスライン
101 現在位置検出部
102 周辺施設検索部
103 施設情報表示制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
施設の詳細な情報を表示することが出来る施設情報表示装置であって、
現在位置を検出する現在位置検出手段と、
現在日時を検出する現在日時検出手段と、
情報を表示する表示手段と、
施設の位置情報と共に前記施設の詳細な情報を保持するデータベースと、
前記現在位置検出手段で検出された現在位置を中心とする一定の範囲内にある施設を前記データベースから検索する情報検索手段と、
前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた分類規則に従い検索すべき施設の分類を特定する検索施設分類特定手段と、
前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた起動規則に従い前記情報検索手段を自動的に起動させる情報検索起動手段と、を備え、
前記情報検索手段の検索結果を前記表示手段に表示することを特徴とする施設情報表示装置。
【請求項2】
様々な情報が保持されると共に前記情報が更新可能に構成された情報サーバと、
前記情報サーバと通信を行い取得した情報を表示することができる施設情報表示装置で構成された施設情報表示システムであって、
前記情報サーバは、
施設の位置情報と共に前記施設の詳細情報を保持するデータベースと、
前記施設情報表示装置と通信を行う通信手段と、を備え、
前記施設情報表示装置は、
現在位置を検出する現在位置検出手段と、
現在日時を検出する現在日時検出手段と、
情報を表示する表示手段と、
前記現在位置検出手段で検出された現在位置を中心とする一定の範囲内にある施設情報を前記データベースで検索する情報検索手段と、
前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた分類規則に従い検索すべき施設の分類を特定する検索施設分類特定手段と、
前記現在日時検出手段で検出された日時情報に基づいてあらかじめ定められた起動規則に従い前記情報検索手段を自動的に起動させる情報検索起動手段と、を備え、
前記情報検索起動手段で前記情報検索手段の起動毎に得られる検索結果を前記表示手段に表示することを特徴する施設情報表示システム。
【請求項3】
前記施設情報表示装置は、各種操作を行う入力手段をさらに備え、
前記情報検索起動手段の起動頻度の変更及び/又は前記検索施設分類特定手段が特定する分類を設定可能に構成した事を特徴とする請求項1又は2に記載の施設情報表示装置。
【請求項4】
前記情報検索起動手段のあらかじめ定められた起動規則は、前記表示手段の消灯状態から点灯状態に変化したとき、または特定の時刻、または前回起動からの一定時間経過、のいずれかひとつ以上を起動条件とし前記日時情報に基づいて前記情報検索手段を自動的に起動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の施設情報表示装置。
【請求項5】
前記検索施設分類特定手段のあらかじめ定められた分類規則は、施設の分類ごとに、日単位の特定の期間、または分単位の特定の時間帯、のいずれか一以上を組み合わせたものを分類規則とし、前記分類規則を用いて第一の期間を定めると共に、現在時刻が前記第一の期間内にある場合に検索する分類を特定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の施設情報表示装置。
【請求項6】
前記検索施設分類特定手段のあらかじめ定められた分類規則は、施設の分類ごとに第二の分単位の特定の時間帯を分類規則とし、前記第二の時間内に現在時刻がある場合は、他の分類よりも優先して施設を検索する分類を特定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の施設情報表示装置。
【請求項7】
前記情報検索手段は、現在位置から一定距離以下に存在する施設は検索結果から除外又は前記施設と同じ分類の施設を検索結果から除外することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の施設情報表示装置。
【請求項8】
前記情報検索手段は、過去の一定期間に検索結果として表示した施設を検索結果から除外することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の施設情報表示装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−47615(P2013−47615A)
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−185490(P2011−185490)
【出願日】平成23年8月29日(2011.8.29)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】