説明

早期活性化分子のターゲティングに基づく免疫調節

望ましくない免疫応答によって特徴付けられる障害または状態を有する被験体を処置する方法が開示され、その方法は、有効量の早期活性化分子アゴニスト、アンタゴニストまたは枯渇剤をその被験体に投与する工程を包含する。早期活性化分子に特異的なヒトモノクローナル抗体、および使用方法もまた開示される。本発明は、部分的にはCD69、AICLおよび/またはLLT1の調節を用いて目的の免疫応答を調節し得、従って、種々の障害の治療に使用し得るという発見に基づく。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
望ましくない免疫応答によって特徴付けられる障害または状態を有する被験体を処置する方法であって、該方法は、有効量の早期活性化分子アゴニストを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項2】
前記早期活性化分子アゴニストが、早期活性化分子を通じてシグナル伝達を増大させるか、またはそのリガンドもしくはレセプターとの相互作用を増大させる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記早期活性化分子アゴニストが、
【数1】

の産生を増大させる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記アゴニストが、CD69アゴニストである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記アゴニストが、拮抗性抗CD69抗体分子である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記アゴニストが、ヒト化抗CD69抗体分子、ヒト抗CD69抗体分子、キメラ抗CD69抗体分子および脱免疫化抗CD69抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗CD69抗体分子である、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ヒト抗CD69抗体分子が、モノクローナル抗体である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記アゴニストが、AICLアゴニストである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記アゴニストが、拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記アゴニストが、ヒト化抗AICL抗体分子、ヒト抗AICL抗体分子、キメラ抗AICL抗体分子および脱免疫化抗AICL抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記アゴニストが、LLT1アゴニストである、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記アゴニストが、拮抗性抗LLT1抗体分子である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記アゴニストが、ヒト化抗LLT1抗体分子、ヒト抗LLT1抗体分子、キメラ抗LLT1抗体分子および脱免疫化抗LLT1抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗LLT1抗体分子である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記障害が、急性もしくは慢性の炎症性障害、または免疫障害である、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記障害が、自己免疫障害である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記障害が、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、シェーグレン症候群、自己免疫性糖尿病、甲状腺炎、および他の臓器特異的免疫疾患(乾癬を含む)からなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記障害が、神経障害、胃腸障害、心臓血管障害または呼吸器障害である、請求項1に記載の方法。
【請求項18】
前記障害が神経障害であり、そして該神経障害が、多発性硬化症、重症筋無力症、および他の神経免疫媒介性疾患からなる群より選択される、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記障害が胃腸障害であり、そして該胃腸障害が、クローン病、大腸炎、セリアック病および肝炎からなる群より選択される、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記障害が呼吸器障害であり、そして該呼吸器障害が、気腫および呼吸気道感染症からなる群より選択される、請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記障害が心臓血管障害であり、そして該心臓血管障害が、アテローム性動脈硬化症、心筋症、リウマチ熱、心内膜炎、血管炎および他の免疫媒介疾患からなる群より選択される、請求項17に記載の方法。
【請求項22】
前記障害が、アレルギー性作用または過敏性反応(I、II、IIIおよびIV型)(喘息、鼻炎、および他の免疫媒介過敏性反応が挙げられる)である、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記障害が、移植組織拒絶または移植片拒絶である、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記障害または状態が、急性肺傷害、急性呼吸窮迫症候群、気管支炎、嚢胞性線維症、再灌流傷害、腎炎、膵臓炎、動脈閉塞、脳卒中、紫外線誘発傷害、血管炎およびサルコイドーシスである、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
増大した免疫応答もしくは増強された免疫応答を必要とするか、またはそれにより利益を得る被験体を処置する方法であって、該方法は、有効量の早期活性化分子アンタゴニストを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項26】
前記早期活性化分子アンタゴニストが、早期活性化分子のシグナル伝達を低減するか、早期活性化ポリペプチドレセプターもしくはリガンドとの早期活性化ポリペプチドの相互作用を低減するか、または細胞表面における早期活性化ポリペプチドの発現を低減する、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記早期活性化分子アンタゴニストが、
【数2】

の発現を低減する、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
前記アンタゴニストが、CD69アンタゴニストである、請求項25に記載の方法。
【請求項29】
前記CD69アンタゴニストが、拮抗性抗CD69抗体分子である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記CD69アンタゴニストが、ヒト化抗CD69抗体分子、ヒト抗CD69抗体分子、キメラ抗CD69抗体分子および脱免疫化抗CD69抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗CD69抗体分子である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記ヒト抗CD69抗体分子が、モノクローナル抗体である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記アンタゴニストが、AICLアンタゴニストである、請求項25に記載の方法。
【請求項33】
前記アンタゴニストが、拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記アンタゴニストが、ヒト化抗AICL抗体分子、ヒト抗AICL抗体分子、キメラ抗AICL抗体分子および脱免疫化抗AICL抗体分子からなる群より選択される、拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記アンタゴニストが、LLT1アンタゴニストである、請求項25に記載の方法。
【請求項36】
前記アンタゴニストが、拮抗性抗LLT1抗体分子である、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記アンタゴニストが、ヒト化抗LLT1抗体分子、ヒト抗LLT1抗体分子、キメラ抗LLT1抗体分子および脱免疫化抗LLT1抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗LLT1抗体分子である、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記障害が、低減した免疫応答によって特徴付けられる、請求項25に記載の方法。
【請求項39】
前記障害が、望ましくない細胞もしくは組織によって特徴付けられるか、または望ましくない細胞増殖によって特徴付けられる、請求項25に記載の方法。
【請求項40】
前記障害が癌である、請求項25に記載の方法。
【請求項41】
前記障害が線維症である、請求項25に記載の方法。
【請求項42】
前記障害が免疫不全障害である、請求項25に記載の方法。
【請求項43】
前記免疫不全障害が、先天性免疫不全障害、後天性免疫不全障害、放射線療法に関連する免疫抑制症候群、および化学療法に関連する免疫抑制症候群からなる群より選択される、請求項42に記載の方法。
【請求項44】
抗原に対する免疫応答を増強する方法であって、該方法は、有効量の抗原および/または抗原をコードする抗原と、早期活性化分子アンタゴニストとを被験体に投与して、それにより該被験体による該抗原に対する免疫応答を増強する工程を包含する、方法。
【請求項45】
前記抗原が、ワクチンに含まれる、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記アンタゴニストが、CD69アンタゴニストである、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
前記CD69アンタゴニストが、拮抗性抗CD69抗体分子である、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記CD69アンタゴニストが、ヒト化抗CD69抗体分子、ヒト抗CD69抗体分子、キメラ抗CD69抗体分子および脱免疫化抗CD69抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗CD69抗体分子である、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記ヒト抗CD69抗体分子が、モノクローナル抗体である、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記アンタゴニストが、AICLアンタゴニストである、請求項44に記載の方法。
【請求項51】
前記アンタゴニストが、拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記アンタゴニストが、ヒト化抗AICL抗体分子、ヒト抗AICL抗体分子、キメラ抗AICL抗体分子および脱免疫化抗AICL抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記アンタゴニストが、LLT1アンタゴニストである、請求項44に記載の方法。
【請求項54】
前記アンタゴニストが、拮抗性抗LLT1抗体分子である、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記アンタゴニストが、ヒト化抗LLT1抗体分子、ヒト抗LLT1抗体分子、キメラ抗LLT1抗体分子および脱免疫化抗LLT1抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗LLT1抗体分子である、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
望ましくない免疫応答によって特徴付けられる障害または状態を有する被験体を処置する方法であって、該方法は、有効量の早期活性化分子枯渇剤を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項57】
前記枯渇剤が、CD69枯渇剤である、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
前記枯渇剤が、枯渇性抗CD69抗体分子である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記枯渇剤が、ヒト化抗CD69抗体分子、ヒト抗CD69抗体分子、キメラ抗CD69抗体分子および脱免疫化抗CD69抗体分子からなる群より選択される枯渇性抗CD69抗体分子である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記ヒト抗CD69抗体分子が、モノクローナル抗体である、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記枯渇剤が、AICL枯渇剤である、請求項56に記載の方法。
【請求項62】
前記枯渇剤が、枯渇性抗AICL抗体分子である、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記枯渇剤が、ヒト化抗AICL抗体分子、ヒト抗AICL抗体分子、キメラ抗AICL抗体分子および脱免疫化抗AICL抗体分子からなる群より選択される枯渇性抗AICL抗体分子である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記枯渇剤が、LLT1枯渇剤である、請求項56に記載の方法。
【請求項65】
前記枯渇剤が、枯渇性抗LLT1抗体分子である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記枯渇剤が、ヒト化抗LLT1抗体分子、ヒト抗LLT1抗体分子、キメラ抗LLT1抗体分子および脱免疫化抗LLT1抗体分子からなる群より選択される枯渇性抗LLT1抗体分子である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記障害が、急性もしくは慢性の炎症性障害、または免疫障害である、請求項56に記載の方法。
【請求項68】
前記障害が、自己免疫障害である、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記障害が、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、シェーグレン症候群、自己免疫性糖尿病、甲状腺炎、および他の臓器特異的免疫疾患(乾癬を含む)からなる群より選択される、請求項56に記載の方法。
【請求項70】
前記障害が、神経障害、胃腸障害、心臓血管障害または呼吸器障害である、請求項56に記載の方法。
【請求項71】
前記障害が神経障害であり、そして該神経障害が、多発性硬化症、重症筋無力症、および他の神経免疫媒介性疾患からなる群より選択される、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記障害が胃腸障害であり、そして該胃腸障害が、クローン病、大腸炎、セリアック病および肝炎からなる群より選択される、請求項70に記載の方法。
【請求項73】
前記障害が呼吸器障害であり、そして該呼吸器障害が、気腫および呼吸気道感染症からなる群より選択される、請求項70に記載の方法。
【請求項74】
前記障害が心臓血管障害であり、そして該心臓血管障害が、アテローム性動脈硬化症、心筋症、リウマチ熱、心内膜炎、血管炎および他の免疫媒介性疾患からなる群より選択される、請求項70に記載の方法。
【請求項75】
前記障害が、アレルギー性作用または過敏性反応(I、II、IIIおよびIV型)(喘息、鼻炎、および他の免疫媒介性過敏性反応が挙げられる)である、請求項56に記載の方法。
【請求項76】
前記障害が、移植組織拒絶または移植片拒絶である、請求項56に記載の方法。
【請求項77】
前記障害または状態が、急性肺傷害、急性呼吸窮迫症候群、喘息、気管支炎、嚢胞性線維症、再灌流傷害、腎炎、膵臓炎、動脈閉塞、脳卒中、移植、紫外線誘発傷害、血管炎、およびサルコイドーシスである、請求項56に記載の方法。
【請求項78】
早期活性化分子が発現する癌を有する被験体を処置する方法であって、該方法は、有効量の早期活性化分子枯渇剤を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項79】
前記枯渇剤が、CD69枯渇剤である、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記枯渇剤が、枯渇性抗CD69抗体分子である、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記枯渇剤が、ヒト化抗CD69抗体分子、ヒト抗CD69抗体分子、キメラ抗CD69抗体分子および脱免疫化抗CD69抗体分子からなる群より選択される枯渇性抗CD69抗体分子である、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記ヒト抗CD69抗体分子が、モノクローナル抗体である、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
前記枯渇剤が、AICL枯渇剤である、請求項78に記載の方法。
【請求項84】
前記枯渇剤が、枯渇性抗AICL抗体分子である、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記枯渇剤が、ヒト化抗AICL抗体分子、ヒト抗AICL抗体分子、キメラ抗AICL抗体分子および脱免疫化抗AICL抗体分子からなる群より選択される枯渇性抗AICL抗体分子である、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記枯渇剤が、LLT1枯渇剤である、請求項78に記載の方法。
【請求項87】
前記枯渇剤が、枯渇性抗LLT1抗体分子である、請求項86に記載の方法。
【請求項88】
前記枯渇剤が、ヒト化抗LLT1抗体分子、ヒト抗LLT1抗体分子、キメラ抗LLT1抗体分子および脱免疫化抗LLT1抗体分子からなる群より選択される枯渇性抗LLT1抗体分子である、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記早期活性化分子が発現する癌が、造血新生物性障害(造血起源の増殖性細胞/新生細胞の関与する疾患(例えば、リンパ腫およびリンパ性白血病)が挙げられる)からなる群より選択される、請求項78に記載の方法。
【請求項90】
前記早期活性化分子が発現する癌がリンパ腫であり、そして該リンパ腫が、T細胞リンパ腫(末梢T細胞リンパ腫、成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)、皮膚T細胞リンパ腫(CTCL)、大顆粒球リンパ性白血病(LGF)が挙げられる)、B細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫および非ホジキンリンパ腫からなる群より選択される、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
前記早期活性化分子が発現する癌がリンパ性白血病であり、そして該リンパ性白血病が、不完全に分化した急性白血病(例えば、急性巨核芽球白血病);骨髄性障害(急性前骨髄性白血病(APML)、急性骨髄性白血病(AML)および慢性骨髄性白血病(CML)が挙げられるが、これらに限定されない);リンパ性悪性疾患(急性リンパ芽球白血病(ALL)(B系統ALLおよびT系統ALLを含む)、慢性リンパ性白血病(CLL)、前リンパ性白血病(PLL)、毛様細胞白血病(HLL)およびヴァルデンストレームマクログロブリン血症(WM)が挙げられるが、これらに限定されない)からなる群より選択される、請求項89に記載の方法。
【請求項92】
前記早期活性化分子が発現する癌が、早期活性化分子を異所的に発現すし得る非造血器腫瘍である、請求項89に記載の方法。
【請求項93】
前記リンパ性白血病が、免疫グロブリン変異を欠くB細胞慢性リンパ性白血病である、請求項91に記載の方法。
【請求項94】
前記枯渇剤が、AICL枯渇剤である、請求項93に記載の方法。
【請求項95】
早期活性化分子が発現するリンパ性白血病を有する被験体を処置する方法であって、該方法は、有効量の早期活性化分子アンタゴニストを被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項96】
前記リンパ性白血病が、免疫グロブリン変異を欠くB細胞慢性リンパ球白血病である、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
前記早期活性化分子アンタゴニストが、早期活性化分子のシグナル伝達を低減するか、早期活性化ポリペプチドレセプターもしくはリガンドとの早期活性化ポリペプチドの相互作用を低減するか、または細胞表面における早期活性化ポリペプチドの発現を低減する、請求項95に記載の方法。
【請求項98】
前記アンタゴニストが、AICLアンタゴニストである、請求項96に記載の方法。
【請求項99】
前記AICLアンタゴニストが、拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記AICLアンタゴニストが、ヒト化抗AICL抗体分子、ヒト抗AICL抗体分子、キメラ抗AICL抗体分子および脱免疫化抗AICL抗体分子からなる群より選択される拮抗性抗AICL抗体分子である、請求項99に記載の方法。
【請求項101】
生物学的試料中の早期活性化分子を検出するためのキットであって、該キットが、以下:
a)該早期活性化分子に対して特異的なモノクローナル抗体を含む容器;および、
b)該早期活性化分子に結合して免疫学的複合体を形成するためにモノクローナル抗体を使用すること、および該複合体の存在もしくは非存在を該生物学的試料中の該早期活性化分子の存在もしくは非存在と相関付けるように該複合体を検出することに関する、指示書
を含む、キット。
【請求項102】
前記生物学的試料が、体液および動物組織からなる群より選択される、請求項101に記載のキット。
【請求項103】
前記生物学的試料がヒトに由来する、請求項102に記載のキット。
【請求項104】
前記モノクローナル抗体が、ヒトモノクローナル抗体である、請求項101に記載のキット。
【請求項105】
望ましくない免疫応答によって特徴付けられる障害または状態を有する被験体を処置する方法であって、該方法は、早期活性化分子に特異的な抗体の有効量を、単独でかまたは第2の治療剤と組み合わせて、該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項106】
前記第2の治療剤が、化学療法剤;放射性同位体;および細胞毒からなる群より選択される、請求項105に記載の方法。
【請求項107】
前記抗体が、モノクローナル抗体である、請求項105に記載の方法。
【請求項108】
前記モノクローナル抗体が、ヒト抗体である、請求項107に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公表番号】特表2007−525416(P2007−525416A)
【公表日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−503237(P2006−503237)
【出願日】平成16年2月2日(2004.2.2)
【国際出願番号】PCT/US2004/002864
【国際公開番号】WO2004/069183
【国際公開日】平成16年8月19日(2004.8.19)
【出願人】(505282972)アルボア バイオロジクス, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】