説明

映像投射装置、映像投射装置の光源寿命予測方法

【課題】 光源がいつ寿命に達するのか予測を行うことが可能となる映像投射装置を提供する。
【解決手段】 映像投射装置が、映像を投射するための光源と、光源がいつ寿命に達するのか予測を行う光源寿命予測部とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像投射装置、映像投射装置の光源寿命予測方法に関する。
【背景技術】
【0002】
映像投射装置(以下、プロジェクタを例に説明する)の光源(例、ランプ)は、技術改良が進み長寿命化が図られている。しかし、寿命が近づいてくると光源は発光輝度が徐々に低下してくるため、プロジェクタの使用者は、適切なタイミングで光源を交換しないといざというときに使用できなくなってしまう。
【0003】
この光源交換のタイミングを検知する技術として、例えば、特許文献1は、ランプ使用時間に、ランプ・オン時ストレス分の時間を加算してランプ消耗検出精度を向上したランプ寿命表示機能付投映装置を開示している。このランプ寿命表示機能付投映装置は、ランプ使用時間のカウント値が一定値に達した時に表示部がランプ消耗警告を行う。特許文献2は、光源ランプの光量の低下の度合いを発行色によって表示するLED表示装置を開示している。特許文献3は、全白または固有の色調を持ったテストパターンをスクリーンに投写し、投写したテストパターンの輝度値を輝度測定部により測定し、基準となる輝度値と比較する投影型プロジェクタを開示している。投影型プロジェクタは基準値を下回る測定輝度レベルのとき、投影用光源の交換を指示する。特許文献4は、全黒及び色調のテストパターンを投射し、全黒と他の色調の輝度の差が規定値を下回った際にランプ寿命の警告表示を行うプロジェクタを開示している。特許文献5は、ランプの着脱回数や電源投入回数をカウントして記憶し、規定回数に達したら寿命と判断する照明装置を開示している。
【0004】
また、ランプの寿命の通知に関連する技術として、特許文献6は、電源の残量をカメラマンに通知する電子スチルカメラを開示している。特許文献7は、LCDモニタ等において光源の輝度を取得する輝度調整装置を開示している。
【0005】
【特許文献1】特開平8−106128号公報
【特許文献2】特開平10−165420号公報
【特許文献3】特開2000−147659号公報
【特許文献4】特開2006−171602号公報
【特許文献5】特開2006−236665号公報
【特許文献6】特開平9−269523号公報
【特許文献7】特開2007−128827号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の特許文献に記載の技術は、光源の寿命に関して、例えば、使用時間が一定値に達した等、その時の光源の状態を警告する事に止まっている。そして、上述の特許文献に記載の技術は、光源がいつ寿命に達するのか予測を行うことができなかった。
【0007】
本発明の目的は、上記課題を解決する映像投射装置、映像投射装置の光源寿命予測方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
映像投射装置は、映像を投射するための光源と、光源がいつ寿命に達するのか予測を行う光源寿命予測部とを備える。
【0009】
映像投射装置の光源寿命予測方法は、映像を投射するための光源がいつ寿命に達するのか予測を行う。
【発明の効果】
【0010】
映像投射装置において、光源がいつ寿命に達するのか予測を行うことが可能となるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の実施の形態の構成について説明する。
【0012】
図1は、プロジェクタ001の構成を示す図である。図1(a)は、本発明のプロジェクタ001の概要構成を示す図であり、図1(b)は、本発明のプロジェクタ001の詳細構成を示す図である。
【0013】
図1(a)を参照すると、プロジェクタ001は、映像を投射するためのランプユニット070と、ランプユニット070がいつ寿命に達するのか予測を行うランプ寿命予測回路130とを含む。本発明は、以上の構成により、プロジェクタ001において、ランプユニット070がいつ寿命に達するのか予測を行うことが可能となる、という効果を奏する。
【0014】
図1(b)を参照すると、プロジェクタ001は、電源スイッチ010と、電源回路011と、映像入力回路030と、ランプ制御回路040と、映像照射制御回路050と、映像照射部060とを備える。また、プロジェクタ001は、ランプユニット070と、電源スイッチ管理回路080と、輝度測定回路090と、ランプ寿命外部表示回路120と、ランプ寿命予測回路130とを備える。プロジェクタ001は、映像投射装置と呼ぶことができる。
【0015】
電源スイッチ010は、電源コンセントから供給される電源を電源回路011に供給するか否かを切り替えるスイッチである。
【0016】
電源回路011は、全ての回路に対し電源を供給する為の回路であり、プロジェクタ001外部の電源コンセントから供給される電源を変圧し、各回路へ供給する。
【0017】
映像入力回路030は、プロジェクタ001の外部から、映像外部入力(図示せず)を介して、映像データを取り込む回路である。
【0018】
ランプ制御回路040は、プロジェクタ001の光源として使用されるランプユニット070の動作を制御する回路である。
【0019】
映像照射制御回路050は、映像入力回路030より入力された映像データを映像照射部060に照射させる為に必要な制御をする回路である。
【0020】
映像照射部060は、映像照射制御回路050により制御され、映像入力回路030から送られてきた映像をスクリーン(図示せず)に照射する。映像照射部060は、例えば、液晶素子やDMD(Digital Micromirror Device)等を含む。
【0021】
ランプユニット070は、プロジェクタ001の光源(消耗品)である。プロジェクタ001は、ランプユニット070のランプが発光することにより、映像照射部060に照射された映像をスクリーン(図示せず)に投影する。ランプユニット070は、ユニット構成となっており、内部にランプとリレー回路(図示せず)を含む。ランプユニット070の新品時(以後、「新品時」は、ランプユニット070新品時の初回と交換時の初回の両方を含む)の通電時に、ランプユニット070のリレー回路(図示せず)は、ONになった後すぐにOFFとなる。そして、その後はランプユニット070が交換されるまで、リレー回路はOFFのままとなる。即ち、ランプユニット070は、新品時のみ1パルスのランプ交換信号を出力する。そして、後述の輝度測定回路090がそのランプ交換信号を入力する。
【0022】
電源スイッチ管理回路080は、電源スイッチ010の電源スイッチ管理データを計算する回路である。
【0023】
輝度測定回路090は、ランプユニット070の輝度を測定しデータ化する回路である。ランプユニット070が点灯すると、輝度測定回路090が、起動し、ランプユニット070の輝度を測定する。そして、輝度測定回路090は、電源が投入されてから一定時間(例えば、1時間)毎に輝度の測定を行う。輝度測定回路090は、日付と時刻のデータを後述の電源スイッチ管理回路080の日付管理部821から入力する。また、ランプユニット070の新品時には、輝度測定回路090は、ランプユニット070からランプ交換信号を入力する。
【0024】
輝度測定回路090は、測定データをデータ記憶回路100へ出力する。測定データは、日付と、時刻と、ランプ交換信号(ランプユニット070の新品時のみ)と、輝度測定値を含む。また、輝度測定回路090は、輝度測定値をランプ寿命分析回路110に出力する。
【0025】
ランプ寿命予測回路130は、ランプがいつ寿命に達するのか予測を行う回路である。ランプ寿命予測回路130は、データ記憶回路100とランプ寿命分析回路110とを備える。ランプ寿命予測回路130は、光源寿命予測部と呼ぶことができる。
【0026】
データ記憶回路100は、輝度測定回路090において測定された測定データと、電源スイッチ管理回路080からの電源スイッチ管理データと、ランプ寿命分析回路110からのランプ寿命判定結果等とを蓄積する記憶回路である。
【0027】
ランプ寿命分析回路110は、データ記憶回路100のデータを分析しランプの寿命予測を行う回路である。ランプ寿命分析回路110は、データ記憶回路100に寿命予測した結果を格納する。また、ランプ寿命分析回路110は、ランプ寿命外部表示回路120にランプ寿命判定結果、ランプユニット070交換までの日数(使用可能日数)、回数(使用可能回数)を出力する。ランプ寿命分析回路110は、光源寿命分析部と呼ぶことができる。
【0028】
ランプ寿命外部表示回路120は、ランプユニット070の状況と、ランプ寿命判定結果(ランプがいつ寿命に達するのか(ランプ交換)を予測したデータ)をプロジェクタ001の外部の表示手段(図示せず)へ表示するための回路である。外部の表示手段は、例えば、プロジェクタ001本体の液晶ディスプレイ、プロジェクタ001とケーブルで直接接続または、ネットワーク回線で接続されたパーソナルコンピュータのディスプレイ等である。
【0029】
図2は、ランプ寿命データテーブル101の構成を示す図である。ランプ寿命データテーブル101は、項目として、日付014と、時刻015と、ランプ交換016と、電源SW017と、1日当たり使用回数018と、累計使用回数019と、1回当たり使用時間020とを含む。また、ランプ寿命データテーブル101は、輝度測定値021と、輝度変化率022と、ランプ寿命判定結果023とを含む。また、ランプ寿命データテーブル101は、ランプ交換までの日数024(現在からランプ交換までの使用可能日数)と、ランプ交換までの回数025(現在からランプ交換までの使用可能回数)とを含む。
【0030】
日付014は、データが格納された際の日付を示す。時刻015は、データが格納された時の時刻を示す。ランプ交換016の項目は、図1(a)のランプユニット070の新品時に「ランプ交換」がデータ記憶回路100により格納される。具体的には、ランプユニット070の新品時には、輝度測定回路090が出力する測定データはランプ交換信号を含み、データ記憶回路100は、そのランプ交換信号を入力する。そして、データ記憶回路100は、ランプ寿命データテーブル101のランプ交換016の項目に「ランプ交換」を格納する。また、データ記憶回路100は、ランプ寿命判定結果023の項目に「ランプ交換」が格納された場合、ランプ交換016の欄に「ランプ寿命」を格納する。
【0031】
電源SW017は、図1(a)の電源スイッチ010の動作を管理している電源スイッチ管理回路080より出力される電源ON/OFF信号を基に電源スイッチ010がONとなっているかOFFとなっているかを示す。
【0032】
1日当たり使用回数018は、その日1日にプロジェクタ001が使用された回数を示す。
【0033】
累計使用回数019は、ランプユニット070の新品時から、使用者がプロジェクタ001を使用した回数の累計を示す。
【0034】
1回当たり使用時間020は、プロジェクタ001が毎回使用される毎に、その回の使用時間を示す。
【0035】
輝度測定値021は、輝度測定回路090が測定したランプユニット070の輝度測定値を示す。
【0036】
輝度変化率022は、ランプ寿命分析回路110で分析されたランプユニット070の新品時のランプの輝度に対する、輝度変化量の比率である輝度変化率を示す。
【0037】
ランプ寿命判定結果023は、ランプ寿命分析回路110で分析されたランプユニット070の寿命判定結果を示す。
【0038】
ランプ交換までの日数024は、ランプ寿命分析回路110で分析された現在からランプユニット070交換までの使用可能日数を示す。
【0039】
ランプ交換までの回数025は、ランプ寿命分析回路110で分析された現在からランプユニット070交換までの使用可能回数を示す。
【0040】
尚、図2において、輝度測定値026「1300」は、ランプ寿命分析回路110がランプ摩耗と判定した時の輝度の数値であり、輝度測定値027「1000」は、ランプ交換が必要となった時の輝度の数値である。また、輝度測定値028「2000」は、ランプ交換した後の1回目の測定した数値(新品時の輝度)である。累計使用回数029「430回目」は、ランプ寿命分析回路110がランプ摩耗と判定した時の累計使用回数019の数値である。
【0041】
図3は、電源スイッチ管理回路080の構成を示す図である。電源スイッチ管理回路080は、ON/OFF入力部081と、1日の使用回数カウンタ082と、累計使用回数カウンタ083と、1回当たり使用時間タイマ084と、出力部085とを含む。
【0042】
ON/OFF入力部081は、電源スイッチ010から電源ON信号(OFFからONになったことを示す)又は電源OFF信号(ONからOFFになったことを示す)を入力する。そして、ON/OFF入力部081は、1日の使用回数カウンタ082と、累計使用回数カウンタ083と、1回当たり使用時間タイマ084と、出力部085とに電源ON信号を出力する。
【0043】
1日の使用回数カウンタ082は、カウンタ820と、日付管理部821と、最新使用日付記憶部822と比較部823とを含む。
【0044】
カウンタ820は、プロジェクタ001の1日の使用回数を計数するためのカウンタである。電源ON信号を入力するたびに1加算される。比較部823が、そのときの日付が最新使用日付記憶部822に格納された日付と異なると判断した場合、カウンタ820はリセットされた後に、1加算される。
【0045】
日付管理部821は、そのときの日付と時刻を保持する時計である。日付管理部821は、輝度測定回路090に日付と時刻のデータを出力部085を介して出力する。
【0046】
最新使用日付記憶部822は、プロジェクタ001が最も最近使用された日付を格納する。
【0047】
比較部823は、日付管理部821が保持するそのときの日付と最新使用日付記憶部822が保持するプロジェクタ001が最も最近使用された日付が同じであるか否か比較する。
【0048】
累計使用回数カウンタ083は、プロジェクタ001の累計使用回数を計数するためのカウンタであり、電源ON信号を入力すると自身を1加算する。
【0049】
1回当たり使用時間タイマ084は、プロジェクタ001の1回当たりの使用時間を計測するためのタイマであり、電源ON信号を入力するとスタートし、電源OFF信号を入力するとストップ、リセットする。
【0050】
出力部085は、データ記憶回路100と輝度測定回路090とへデータを出力するための出力部である。出力部085は、ON/OFF入力部081から電源ON信号、1日の使用回数カウンタ082から1日の使用回数、累計使用回数カウンタ083から累計使用回数を入力し、データ記憶回路100に出力する。また、出力部085は、日付管理部821から日付と時刻のデータを入力し、輝度測定回路090に出力する。
【0051】
図4は、ランプ寿命分析回路110の構成を示す図である。
【0052】
ランプ寿命分析回路110は、入力部111と、ランプ寿命判定部112と、輝度変化率計算部113と、ランプ寿命計算部114と、出力部115とを含む。
【0053】
入力部111は、輝度測定回路090又は、データ記憶回路100からデータを入力し、ランプ寿命分析回路110内の各部に転送する。
【0054】
ランプ寿命判定部112は、比較部200と閾値記憶部201とを含む。
【0055】
比較部200は、輝度測定回路090からの輝度測定値と閾値記憶部201に予め格納されている第1の数値又は第2の数値とを比較することにより、「ランプ交換」「ランプ摩耗」「異常なし」のランプ寿命判定を行う。
【0056】
閾値記憶部201は、第1の数値と第2の数値を格納する記憶部である。第1の数値と第2の数値は、プロジェクタ001に使用されるランプユニット070の新品時の輝度に一定の比率を乗じた値である。第1の数値と第2の数値は、ランプ寿命判定に合わせて予め設定される。
【0057】
輝度変化率計算部113は、ランプユニット070が交換された後の1回目の測定値と輝度測定回路090からの最新の輝度測定値とを比較する。そして、輝度変化率計算部113は、その数値の変化量を算出し、その時の変化率(変化量のランプユニット070が交換された後の1回目の測定値に対する割合)を計算する。
【0058】
ランプ寿命計算部114は、輝度変化量(過去分)計算部400と、輝度変化量(将来分)計算部401と、使用日数計算部402と、累計使用回数入力部403と、ランプ交換までの日数計算部406と、ランプ交換までの回数計算部407とを含む。各部の機能は、後述の図7の動作の説明において行う。
【0059】
以上で、本発明の実施の形態の構成について説明を終了する。
【0060】
次に、本発明の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
【0061】
図1(b)において電源スイッチ010がONになったら、外部の電源コンセントが、電源スイッチ010に電力を供給する。電源スイッチ010は、電力を、電源回路011を介して映像入力回路030、映像照射制御回路050、及びランプ制御回路040へ供給する。ランプ制御回路040は、ランプユニット070に対し電力を供給する。ランプユニット070は、ランプ制御回路040より電力が供給されると点灯する。
【0062】
電源スイッチ010がON又はOFFになった場合、電源スイッチ010は、電源ON信号又は電源OFF信号を電源スイッチ管理回路080へ送出する。
【0063】
図5は、電源スイッチ管理回路080の動作を示すフローチャートである。まず、電源スイッチ管理回路080が電源ON信号を入力した場合について図3と図5(a)を参照して説明する。
【0064】
ON/OFF入力部081は、電源ON信号を入力し、1日の使用回数カウンタ082と、累計使用回数カウンタ083と、1回当たり使用時間タイマ084と、出力部085に電源ON信号を出力する(A1)。比較部823は、日付が最新の使用日付と同じか判断する(A2)。即ち、比較部823が、日付管理部821から電源ON信号入力時の日付を読み出し、最新使用日付記憶部822からプロジェクタ001が最も最近使用された日付である最新使用日付を読み出す。そして、比較部823は、電源ON信号入力時の日付と最新使用日付とを比較する。電源ON信号入力時の日付が最新使用日付と同じでなかった場合(A2,No)、最新使用日付記憶部822は、最新使用日付を電源ON信号入力時の日付に更新する(A3)。そして、1日の使用回数カウンタ082は、カウンタ820をリセットする(A4)。そのときの日付が最新使用日付と同じであった場合(A2,Yes)、本動作は、ステップA3,A4をスキップしてステップA5に移行する。
【0065】
1日の使用回数カウンタ082は、自身を1加算する(A5)。即ち、1日の使用回数カウンタ082は、カウンタ820を1加算する。次に、累計使用回数カウンタ083は、自身を1加算する(A6)。次に、1回当たり使用時間タイマ084が動作をスタートする(A7)。出力部085は、ON/OFF入力部081から電源ON信号、1日の使用回数カウンタ082から1日の使用回数、累計使用回数カウンタ083から累計使用回数を入力し、データ記憶回路100に出力する(A8)。
【0066】
次に、電源スイッチ管理回路080が電源OFF信号を入力した場合について図3と図5(b)を参照して説明する。
【0067】
ON/OFF入力部081は、電源OFF信号を入力する(B1)。そして、1回当たり使用時間タイマ084は、動作をストップする(B2)。出力部085は、ON/OFF入力部081から電源OFF信号、1回当たり使用時間タイマ084から使用時間を入力し、データ記憶回路100に出力する(B3)。1回当たり使用時間タイマ084は、自身の1回当たり使用時間タイマ084をリセットする(B4)。
【0068】
尚、日付管理部821は、上記動作とは別に、輝度測定回路090に日付と時刻のデータを出力部085を介して出力している。
【0069】
再び、本発明の実施の形態の動作について図1(b)を参照して説明する。データ記憶回路100は、電源スイッチ管理回路080より入力したデータを、図2のランプ寿命データテーブル101に格納する。具体的には、データ記憶回路100は、電源ON信号、電源OFF信号を基に、電源SW017の項目にON/OFFを格納する。同様に、データ記憶回路100は、1日の使用回数のデータを1日当たり使用回数018の項目に格納し、累計使用回数のデータを累計使用回数019の項目に格納し、電源OFF時には使用時間のデータを1回当たり使用時間020の項目へ格納する。
【0070】
映像入力回路030は、電源回路011より電力の供給を受けた後、映像外部入力より映像を取り込むことが可能となる。映像入力回路030は、取り込んだ映像をプロジェクタ001内部で使用するデータに変換し、映像照射制御回路050へ出力する。映像照射制御回路050は、電源回路011より電力の供給を受けた後、映像入力回路030より出力されたデータを受け取り、そのデータを外部へ照射するために必要な制御データと照射可能な映像データとへ変換を行い、映像照射部060へ送出する。映像照射部060は、映像照射制御回路050より送付された制御データと映像データを受け取り、ランプユニット070の光を使用し、プロジェクタ001外部のスクリーン(図示せず)へ映像を照射する。ここで、ランプユニット070の新品時にランプユニット070に電力が供給されたときは、ランプユニット070のリレー回路(図示せず)がONになった後、すぐにOFFとなる。そして、その後はランプユニット070が交換されるまで、リレー回路はOFFのままとなる。即ち、ランプユニット070は、新品時のみ1パルスのランプ交換信号を輝度測定回路090に出力する。
【0071】
ランプユニット070が点灯すると、輝度測定回路090が、起動し、ランプユニット070の輝度を測定する。又、輝度測定回路090は、電源が投入されてから一定時間(例えば、1時間)毎に輝度の測定を行う。輝度測定回路090は、日付と時刻のデータを電源スイッチ管理回路080の日付管理部821から入力する。また、ランプユニット070の新品時には、輝度測定回路090は、ランプユニット070からランプ交換信号を入力する。
【0072】
輝度測定回路090は、測定データをデータ記憶回路100へ出力する。測定データは、日付と、時刻と、ランプ交換信号(ランプユニット070の新品時のみ)と、輝度測定値を含む。また、輝度測定回路090は、輝度測定値をランプ寿命分析回路110に出力する。データ記憶回路100は、輝度測定回路090が出力した測定データを、図2のランプ寿命データテーブル101に格納する。データ記憶回路100は、日付のデータを日付014の項目に、時刻のデータを時刻015の項目に、ランプ交換信号を受信した場合にはランプ交換のデータをランプ交換016の項目に、輝度測定値を輝度測定値021の項目に格納する。ランプ寿命分析回路110は、輝度測定値を入力すると、輝度測定値を基にランプユニット070の寿命の判定を行う。
【0073】
図6は、ランプ寿命分析回路110の動作を示すフローチャートである。ランプ寿命分析回路110は、ランプユニット070の新品時の輝度測定値と最新の輝度測定値とを比較する(C1)。即ち、比較部200は、入力した輝度測定値と閾値記憶部201に予め格納されている第1の数値と比較する。第1の数値は、例えば、プロジェクタ001に使用されるランプユニット070の新品時の輝度の65%である。図2に示された値を対応付けて説明すると、新品時の輝度は、ランプ寿命データテーブル101の輝度測定値028の「2000」であり、新品時の輝度の65%は、輝度測定値026の「1300」の値である。そして、比較部200は、最新の輝度測定値が新品時の輝度の65%以下であるか判断する(C2)。
【0074】
新品時の輝度の65%以下であった場合(C2,Yes)、比較部200は、最新の輝度測定値が新品時の輝度の50%以下であるか判断する(C3)。即ち、比較部200は、入力した輝度測定値と閾値記憶部201に予め格納されている第2の数値と比較する。第2の数値は、例えば、プロジェクタ001に使用されるランプユニット070の新品時の輝度の50%である。図2に示された値を対応付けて説明すると、新品時の輝度の50%は、輝度測定値027の「1000」の値である。50%の値は、一般的には光源の交換輝度率と呼ぶことができる。
【0075】
新品時の輝度の65%より大きかった場合(C2,No)、出力部115は、「異常なし」を格納、出力する(C9)。即ち、比較部200が「異常なし」を出力部115に出力する。そして、出力部115は、データ記憶回路100とランプ寿命外部表示回路120にランプ寿命判定結果「異常なし」を出力する。データ記憶回路100は、ランプ寿命データテーブル101のランプ寿命判定結果023に「異常なし」と格納する。ランプ寿命外部表示回路120は、プロジェクタ001外部の表示手段(ディスプレイ等)に「異常なし」と表示する。
【0076】
新品時の輝度の50%以下であった場合(C3,Yes)、出力部115は、「ランプ交換」を格納、出力する(C7)。即ち、比較部200が「ランプ交換」を出力部115に出力する。そして、出力部115は、データ記憶回路100とランプ寿命外部表示回路120にランプ寿命判定結果「ランプ交換」を出力する。データ記憶回路100は、ランプ寿命データテーブル101のランプ寿命判定結果023に「ランプ交換」を格納し、ランプ交換016に「ランプ寿命」を格納する。ランプ寿命外部表示回路120は、プロジェクタ001外部の表示手段(ディスプレイ等)に「ランプ交換」と表示する。この例では、50%(ランプ交換輝度率)以下の数値は、ランプが寿命に達したことを表しており、ランプユニット070を交換しないとプロジェクタ001を使用出来ない事を表す。
【0077】
新品時の輝度の50%より大きかった場合(C3,No)、出力部115は、「ランプ磨耗」を格納、出力する(C4)。この例では、65%以下50%より大きい輝度は、ランプ交換ではないが、ランプユニット070が摩耗(消耗)していることを表す。
【0078】
以上のように、第1の数値、第2の数値を基に、ランプユニット070の寿命判定を3段階で判断する 判断としては、「異常なし」、「ランプ摩耗」、「ランプ交換」となる。
【0079】
続いて、輝度変化率計算部113が、輝度変化率を計算、格納する(C8,C5,C10)。即ち、輝度変化率計算部113は、ランプユニット070を交換した後の1回目の測定値(図2の輝度測定値021「2000」)を取り出す。そして、輝度変化率計算部113は、輝度測定回路090から送付されてきた最新の輝度測定値と比較し、その数値の変化量を算出し、その時の変化率を割り出す。具体的には、輝度変化率計算部113は、新品時の輝度から最新の輝度を減算し、減算して得た値を新品時の輝度で除算することで、輝度変化率(輝度変化量の新品時の輝度に対する比率)を計算する。そして、出力部115は、データ記憶回路100に輝度変化率を出力する。データ記憶回路100は、ランプ寿命データテーブル101の輝度変化率022の項目に輝度変化率を格納する。
【0080】
ステップC5の処理が終わると、ランプ寿命計算部114が、ランプ寿命(ランプ交換までの回数、日数)を計算し、格納、出力する(C6)。ステップC8,C6,C10の処理が終わると、ランプ寿命分析回路110は動作を終了する。
【0081】
以下、ステップC6の動作を説明する。図7は、図5における、ステップC6の動作を示すフローチャートである。ランプ寿命計算部114が、ランプ寿命データテーブル101に格納された値を基に計算を行い、ランプ寿命予測を行う。
【0082】
まず、輝度変化量(過去分)計算部400が、ランプユニット070の新品時の輝度から最新の輝度を減算し、輝度変化量(過去分)を計算する(D1)。例えば、本実施の形態では、輝度変化量(過去分)計算部400は、輝度測定値028「2000」から輝度測定値026「1300」を減算し、輝度変化量(過去分)(A)を計算する。
【0083】
そして、輝度変化量(将来分)計算部401が、ランプユニット070の最新の輝度から、ランプユニット070の新品時の輝度とランプユニット070の交換輝度率とを乗算して得たランプユニット070交換輝度を減算する。これにより、輝度変化量(将来分)計算部401は、輝度変化量(将来分)を計算する(D2)。例えば、本実施の形態では、輝度変化量(将来分)計算部401は、輝度測定値026「1300」から、輝度測定値028「2000」と交換輝度率50%とを乗算して得たランプユニット070交換輝度を減算する。これにより、輝度変化量(将来分)計算部401は、輝度変化量(将来分)(B)を計算する。
【0084】
そして、使用日数計算部402が、最新の日付からランプユニット070の新品時の日付を減算し、使用日数を計算する(D3)。例えば、本実施の形態では、使用日数計算部402が、H.19.10.1からH19.8.29を減算し、使用日数(C)を計算する。
【0085】
そして、累計使用回数入力部403が、ランプユニット070の新品時からの累計使用回数を入力する(D4)。例えば、本実施の形態では、累計使用回数入力部403が、累計使用回数029「430」(D)をデータ記憶回路100のランプ寿命データテーブル101から入力する。
【0086】
次に、ランプ交換までの日数計算部406が、輝度変化量(将来分)を輝度変化量(過去分)で除算した値と使用日数とを乗算する。これにより、ランプ交換までの日数計算部406は、ランプユニット070交換までの(使用可能)日数(ランプユニット070が寿命に達するまでの日数)を計算する(D5)。例えば、本実施の形態では、ランプ交換までの日数計算部406が、上記(B)を(A)で除算した値と(C)とを乗算し、ランプユニット070交換までの日数を計算する。ランプ交換までの日数計算部406は、光源寿命までの日数計算部と呼ぶことができる。
【0087】
ランプ交換までの回数計算部407が、輝度変化量(将来分)を輝度変化量(過去分)で除算した値と使用回数とを乗算する。これにより、ランプ交換までの回数計算部407は、ランプユニット070交換までの(使用可能)回数(ランプユニット070が寿命に達するまでの使用可能回数)を計算する(D6)。例えば、本実施の形態では、ランプ交換までの回数計算部407が、上記(B)を(A)で除算した値と(D)とを乗算し、ランプユニット070交換までの回数を計算する。ランプ交換までの回数計算部407は、光源寿命までの回数計算部と呼ぶことができる。
【0088】
以上のランプ寿命計算部114で求められたランプ寿命予測結果(ランプユニット070交換までの日数、及び回数)を、出力部115は、データ記憶回路100とランプ寿命外部表示回路120とに出力する。データ記憶回路100は、データ寿命データテーブル101のランプ交換までの日数024とランプ交換までの回数025の項目にランプ寿命予測結果を格納する。ランプ寿命外部表示回路120は、ランプ寿命判定結果「ランプ摩耗」と共に、ランプ交換までの日数とランプ交換までの回数とをプロジェクタ001外部の表示手段(ディスプレイ等)に表示する。以上で、ステップC6の動作の説明を終了する。
【0089】
以上で、本発明の実施の形態の動作について説明を終了する。
【0090】
本実施の形態では、ランプ交換までの日数とランプ交換までの回数の両方について計算を行ったが、いずれか一方でもよい。
【0091】
次に、本発明の実施の形態における効果を説明する。
【0092】
本発明は、プロジェクタ001において、ランプユニット070がいつ寿命に達するのか予測を行うことが可能となるという効果を有する。その理由は、プロジェクタ001が、ランプユニット070がいつ寿命に達するのか予測を行うランプ寿命予測回路130を備えるためである。
【0093】
例えば、プロジェクタ001の使用者は、自分の使用状況に応じたランプユニット070が寿命に達するまでの日数(ランプ交換までの日数024)とランプユニット070が寿命に達するまでの回数(ランプ交換までの回数025)を知ることができる。
【0094】
これにより、使用者は、自動的、具体的に使用可能日数と回数を知ることができるため、交換用ランプユニット070をいつまでに購入すればよいか判断でき、交換用ランプユニット070をストックしておく日数を減少させることができる。使用者に使用可能残り時間のみを知らせるプロジェクタ001の場合、使用者が何月何日まで使用できるかを知るためには、使用者は、輝度変化量(過去分、将来分)の計算が必要となる。また、使用者は、使用日数、累計使用回数等のデータを常日頃から収集しておくことが必要となる。これらの計算、収集は使用者にとって面倒である。
【0095】
また、使用者は、交換用ランプユニット070のストックがない状態でランプユニット070が寿命に達した場合に、プロジェクタ001を使用できなくなることを未然に防止できる。
【0096】
本発明は、例えば、ランプユニット070を使い切ることにより、使用者が使用コストを軽減することができ、併せて、資源を有効利用することができるという効果を有する。その理由は、ランプユニット070がいつ寿命に達するのか予測を行うことが可能となるため、本発明を適用しない場合には使用者が寿命前に予備的に交換していたランプユニット070を、本発明を適用した場合には使い切ることができるためである。
【0097】
本発明は、例えば、プロジェクタ001が故障した場合における復旧時間を短縮する事が出来る、という効果を有する。その理由は、本発明は、データ記憶回路100のランプ寿命データテーブル101に格納されているデータを分析する事で、障害切り分けが可能になるためである。
【0098】
例えば、通常であれば、ランプユニット070の輝度測定値021は、プロジェクタ001の使用時間の経過と共に減少していく。しかしながら、データを分析した結果、輝度測定値021が乱高下していることが判明した場合は、使用者や保守員はランプユニット070や電源回路011等の不具合を予想することができる。また、使用回数、時間が非常に大きなプロジェクタ001の場合は、使用者は、プロジェクタ001の寿命と判断し、ランプユニット070の交換を行うことなくプロジェクタ001本体の交換を行うことができる。
【0099】
その結果、ランプ寿命データテーブル101に格納されているデータがない状態で障害切り分けを行う場合と比較し、本発明は、障害切り分けにかかる時間を短縮することができ、結果復旧時間も短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0100】
【図1】プロジェクタ001の構成を示す図である。
【図2】ランプ寿命データテーブル101の構成を示す図である。
【図3】電源スイッチ管理回路080の構成を示す図である。
【図4】ランプ寿命分析回路110の構成を示す図である。
【図5】電源スイッチ管理回路080の動作を示すフローチャートである。
【図6】ランプ寿命分析回路110の動作を示すフローチャートである。
【図7】図5における、ステップC6の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0101】
001 プロジェクタ
010 電源スイッチ
011 電源回路
030 映像入力回路
040 ランプ制御回路
050 映像照射制御回路
060 映像照射部
070 ランプユニット
080 電源スイッチ管理回路
081 ON/OFF入力部
082 1日の使用回数カウンタ
820 カウンタ
821 日付管理部
822 最新使用日付記憶部
823 比較部
083 累計使用回数カウンタ
084 1回当たり使用時間タイマ
085 出力部
090 輝度測定回路
100 データ記憶回路
101 ランプ寿命データテーブル
014 日付
015 時刻
016 ランプ交換
017 電源SW
018 1日当たり使用回数
019 累計使用回数
020 1回当たり使用時間
021 輝度測定値
022 輝度変化率
023 ランプ寿命判定結果
024 ランプ交換までの日数
025 ランプ交換までの回数
026 輝度測定値
027 輝度測定値
028 輝度測定値
029 累計使用回数
110 ランプ寿命分析回路
111 入力部
112 ランプ寿命判定部
200 比較部
201 閾値記憶部
113 輝度変化率計算部
114 ランプ寿命計算部
400 輝度変化量(過去分)計算部
401 輝度変化量(将来分)計算部
402 使用日数計算部
403 累計使用回数入力部
406 ランプ交換までの日数計算部
407 ランプ交換までの回数計算部
115 出力部
120 ランプ寿命外部表示回路
130 ランプ寿命予測回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像を投射するための光源と、
光源がいつ寿命に達するのか予測を行う光源寿命予測部と
を備えた映像投射装置。
【請求項2】
前記光源寿命予測部が、
前記光源が寿命に達するまでの日数又は前記光源が寿命に達するまでの回数を計算する光源寿命分析部
を含む請求項1に記載の映像投射装置。
【請求項3】
前記光源寿命分析部が、
前記光源の新品時の輝度から最新の輝度を減算し、輝度変化量(過去分)を計算する輝度変換量(過去分)計算部と、
前記光源の最新の輝度から、前記光源の新品時の輝度と前記光源の交換輝度率とを乗算して得た光源交換輝度を減算し、輝度変化量(将来分)を計算する輝度変化量(将来分)計算部と
を含み、
前記輝度変化量(過去分)及び輝度変化量(将来分)に基づいて、前記光源が寿命に達するまでの日数又は前記光源が寿命に達するまでの回数を計算する
請求項2に記載の映像投射装置。
【請求項4】
前記光源寿命分析部が、
最新の日付から前記光源の新品時の日付を減算し、使用日数を計算する使用日数計算部と、
前記輝度変化量(将来分)を前記輝度変化量(過去分)で除算した値と前記使用日数とを乗算し、前記光源が寿命に達するまでの日数を計算する光源寿命までの日数計算部と
を含む請求項3に記載の映像投射装置。
【請求項5】
前記光源寿命分析部が、
前記光源の新品時からの累計使用回数を入力する累計使用回数入力部と、
前記輝度変化量(将来分)を前記輝度変化量(過去分)で除算した値と前記累計使用回数とを乗算し、前記光源が寿命に達するまでの回数を計算する光源寿命までの回数計算部と
を含む請求項3又は4に記載の映像投射装置。
【請求項6】
映像を投射するための光源がいつ寿命に達するのか予測を行う
映像投射装置の光源寿命予測方法。
【請求項7】
前記予測は、
前記光源が寿命に達するまでの日数又は前記光源が寿命に達するまでの回数を計算すること
を含む請求項6に記載の映像投射装置の光源寿命予測方法。
【請求項8】
前記光源の新品時の輝度から最新の輝度を減算し、前記輝度変化量(過去分)を計算し、
前記光源の最新の輝度から、前記光源の新品時の輝度と前記光源の交換輝度率とを乗算して得た光源交換輝度を減算し、前記輝度変化量(将来分)を計算し、
前記輝度変化量(過去分)及び輝度変化量(将来分)に基づいて、前記光源が寿命に達するまでの日数又は前記光源が寿命に達するまでの回数を計算する
請求項7に記載の光源寿命予測方法。
【請求項9】
最新の日付から前記光源の新品時の日付を減算し、使用日数を計算し、
前記輝度変化量(将来分)を前記輝度変化量(過去分)で除算した値と前記使用日数とを乗算し、前記光源が寿命に達するまでの日数を計算する
請求項8に記載の映像投射装置の光源寿命予測方法。
【請求項10】
前記光源の新品時からの累計使用回数を入力し、
前記輝度変化量(将来分)を前記輝度変化量(過去分)で除算した値と前記累計使用回数とを乗算し、前記光源が寿命に達するまでの回数を計算する
請求項8又は9に記載の映像投射装置の光源寿命予測方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−152021(P2009−152021A)
【公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−328247(P2007−328247)
【出願日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【出願人】(000232140)NECフィールディング株式会社 (373)
【Fターム(参考)】