説明

映像表示装置及び映像表示方法

【課題】画面の表示モードが拡大表示モードで視聴している場合であっても、利用者の操作の手間を掛けずに緊急放送等の文字情報を確実に見ることができる映像表示装置及び画像表示方法を提供する。
【解決手段】映像表示装置は、放送波から緊急放送の情報を取得する緊急放送取得手段と、画面に出力される画面表示モードを制御する画面表示モード制御手段とを備え、前記画面表示モード制御手段は、前記緊急放送取得手段が緊急放送の情報を取得したとき、前記画面表示モードが拡大表示モードであった場合には前記画面表示モードを全体表示モードに変換する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、映像表示装置及び映像表示方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、利用者の好みやテレビ番組等のソフトの映像比率に合わせて画面の表示サイズを切り替えられるテレビが普及している。利用者がいろいろな表示サイズを設定できるように画面表示モードの設定機能が備えられている。設定によっては映像コンテンツの一部が画面からはみ出し画面に表示されない場合がある。例えば、横縦比4対3の映像コンテンツを横縦比16対9の画面に画面いっぱいに表示するような設定の場合には、映像コンテンツの上部分あるいは下部分が画面外にはみ出し、はみ出した部分が見えなくなってしまう場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−282082号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
表示サイズを拡大する拡大表示のモードによっては緊急放送の字幕が画面からはみ出して見えない場合がある。図6は、画面に映像データが拡大表示モードで表示された状態を示した図である。テレビ100の画面101に映像が表示されている。映像データを拡大表示しているときには、ニュース速報などの緊急放送の文字情報の表示領域102の上部分102bが画面101の表示領域の範囲外となってしまう。図6では、文字領域102の上部102bが画面101からはみ出しているために、利用者は下部102aの部分しか見えない。このため、利用者はニュース速報などの緊急放送の文字情報の内容を認知することができない。利用者が文字情報の全容を見るためには映像データ全体が表示できる表示モードに変更する必要があった。
【0005】
本発明の目的は、上記したような事情に鑑み成されたものであって、画面の表示モードが拡大表示モードで視聴している場合であっても、利用者の操作の手間を掛けずに緊急放送等の文字情報を確実に見ることができる映像表示装置及び映像表示方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、実施形態によれば、映像表示装置は、放送波から緊急放送の情報を取得する緊急放送取得手段と、画面に出力される画面表示モードを制御する画面表示モード制御手段とを備え、前記画面表示モード制御手段は、前記緊急放送取得手段が前記緊急放送の情報を取得したとき、前記画面表示モードが拡大表示モードであった場合には前記画面表示モードを全体表示モードに変換する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】実施形態に係わる映像表示装置の概観斜視図。
【図2】実施形態に係わる映像表示装置の構成を示したブロック図。
【図3】映像が全体表示モードで表示された状態を示した図。
【図4】図3で示した映像が拡大表示モードで表示された状態を示した図。
【図5】画面表示モード変換処理の動作手順の一例を示したフローチャート。
【図6】画面に映像が拡大表示モードで表示された状態を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係る映像表示装置1の概観斜視図である。映像表示装置1は、デジタル放送を受信し、受信した放送番組の再生が可能であって、画面に放送番組の映像を表示するデジタルテレビ等の映像表示装置である。
【0009】
映像表示装置1は、筐体2と、筐体2を支持するスタンド3を備えている。筐体2は前面側に液晶パネルやPDP(Plasma Display Panel)等の表示パネル4が配置され、表示パネル4の背面側に表示パネル4を支持する図示しないフレームが配置されている。フレームには表示パネル4を駆動するための図示しない回路基板や電源回路が設置されている。
【0010】
筐体2は、筐体2の前面側と上面、底面、両側側面の一部を覆う前面カバー5と、筐体2の背面側と上面、底面、両側側面の一部を覆う背面カバー6とによって外面が囲まれている。画面7は、表示パネル4の前面カバー5の窓部5aの内側の表示領域である。
【0011】
リモコン8は赤外線あるいはBluetooth(登録商標)等による無線通信を利用して、映像表示装置1の操作受信部へ操作信号を送る操作機器である。
【0012】
図2は、実施形態に係わる映像表示装置1の構成の一例を示したブロック図である。アンテナ10は、放送局11から送信された放送電波を受信するための地上デジタル放送あるいは衛星デジタル放送用のアンテナである。チューナ12は、地上デジタル放送あるいは衛星デジタル放送の放送信号の中から所望のチャンネルの放送信号を選局し、受信した放送電波の映像信号、音声信号を復調しMPEG2のトランスポートストリームに変換する。チューナ12は、複数のチューナユニットから構成されており、同時に複数の放送を受信することができる。アンテナ端子12aはアンテナ10が接続される端子である。
【0013】
デマルチプレクサ13は、多重化された信号を分離するもので、チューナ12から送られたトランスポートストリームの中から、映像信号、音声信号、緊急放送信号、番組情報等のデータ放送の各パケットを検出し、分離する。緊急放送信号は、例えば、EWS(Emergency Warning Signal)のような放送信号がある。デマルチプレクサ13は分離した信号をデコード処理部14へ伝送する。
【0014】
デコード処理部14は、映像音声デコード部15、緊急放送デコード部16、番組情報デコード部17の各機能を有する。映像音声デコード部15は、映像PES(Packetized Elementary Stream)化に対しては映像ES(Elementary Stream)化、音声PES化に対しては音声ES化を行って映像データ及び音声データをデコードする。緊急放送デコード部16は、デマルチプレクサ13から送信された符号化された信号を文字サイズやフォント等の文字データとしてデコードする。番組情報デコード部17は、デマルチプレクサ13から送信されたデータをセクション化して、番組情報のデータをデコードする。
【0015】
重畳処理部18は、映像音声デコード部14からの映像データと、バスを介して転送されるデータ放送やGUI(Graphical User Interface)によるウィンドウ描画をプレーン管理して、映像データとの重ね合わせを行い、映像処理部19に送る。
【0016】
映像処理部19は、表示装置20で表示可能なフォーマット(画素数、フレーム周波数、走査方式)に変換したり、表示色を任意に調整したりして、表示装置20に出力して映像を画面7に表示させる。また、映像処理部19は、制御部24から指示を受けて、映像データのスケーリング処理を行う。スケーリング処理には、拡大処理(アップスケーリング)と縮小処理(ダウンスケーリング)があり、画面7に表示される映像の横縦比によって複数の変換方式がある。
【0017】
音声処理部21は、映像音声デコード部14から入力されたデジタルの音声データを、スピーカ22で再生可能なアナログ音声信号に変換した後、スピーカ22に出力して音声を再生させる。
【0018】
映像表示装置1は、上記した受信動作を含むその全ての動作を制御部24によって統括的に制御されている。制御部24にはMPU(Micro Processing Unit)25が搭載されており、バス23を介して接続された各構成要素を制御する。
【0019】
RAM(Random Access Memory)26は、MPU25のデータ処理に必要な各種データを格納するリード/ライトメモリであり、映像データ等を格納するバッファメモリとして動作する。ROM(Read Only Memory)27は読出し専用メモリであり、MPU25が実行する制御のプログラムなどを格納している。
【0020】
フラッシュメモリ28は、書き換え可能であり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ28は、各種の設定情報、番組情報、録画予約情報等を記憶する機能を有する。
【0021】
操作受信部29は、操作機器30から送信される操作信号を受信し、制御部24に転送する。操作機器30は、例えば、赤外線あるいはBluetooth(登録商標)等による無線通信を利用したリモコン(リモートコントローラ、remote controller)8、有線式あるいは無線式の図示しないキーボード等であり、操作信号を送出する。操作受信部29は、リモコン8、キーボード等から操作信号を受信する。
【0022】
外部インターフェース31は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)、eSATA(external Serial ATA(AT Attachment))、SD(Secure Digital)(登録商標)メモリカード、メモリースティック(登録商標)、あるいはHDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)等のインターフェースであり、USBメモリやUSB外部機器、SDメモリカード、メモリースティック、HDD、SSD、CD、DVD、Blu-ray(登録商標)記録再生機等のドライブ類を含む外部装置32が接続される。外部装置端子31aは外部装置32が接続される端子である。
【0023】
映像表示装置1は、外部インターフェース31を介して外部装置32に放送番組を記録することができる。映像表示装置1は、外部装置32に記録された映像または音声情報を再生することができる。またデジタル放送の受信機能を有する外部装置32から入力された受信信号を再生することができる。
【0024】
映像表示装置1は、送受信部33を介してインターネット等のネットワーク34に接続されている。これにより、映像表示装置1は、ネットワーク34上にあるサーバ35等の機器と送受信部33を介して情報伝送を行なうことができる。ネットワーク端子33aはネットワーク34が接続される端子である。
【0025】
図2において、制御部24は、緊急放送取得部36、画面表示モード制御部37の機能を有する。これらの機能は、制御部24のMPU25が実行するアプリケーションであり、通常はROM27に格納されており、使用時にはMPU25によって読み出され実行される。
【0026】
緊急放送取得部36は、緊急放送デコード部16が緊急放送を受信しデコードした際に、デコード内容を取得する機能を有する。緊急放送取得部36は、取得した緊急放送の文字データを重畳処理部18に送出する。重畳処理部18は、映像音声デコード部14からの映像データと、緊急放送取得部36から送信された文字データとの重ね合わせを行い、映像処理部19に送る。また、緊急放送取得部36は、外部装置32から緊急放送のデータを取得することができる。
【0027】
画面表示モード制御部37は、画面7に出力される画面表示モードを制御する。画面表示モードは、映像を画面7に拡大表示したり、縮小表示したり、横縦比4対3の映像や上下左右に黒帯のある映像等を画面いっぱいに表示したりするような画面7の種々の表示モードである。画面表示モードは、利用者の設定によって、画面表示モード制御部37が映像に含まれる識別信号を判定して自動的に設定したり、利用者が手動で設定したりすることができる。
【0028】
画面表示モードの制御は、画面表示モード制御部37が、映像処理部19に映像データのスケーリング処理を指示することによって実行される。例えば、画面表示モードを拡大表示モードから全体表示モードに変換したり、逆に全体表示モードから拡大表示モードに変換したりする。拡大表示モードから全体表示モードに変換するときには縮小処理(ダウンスケーリング)が行われ、全体表示モードから拡大表示モードに変換するときには拡大処理(アップスケーリング)が行われる。
【0029】
図3は、画面7に映像画面40が全体表示モードで表示された状態を示した図である。緊急放送による文字表示領域41(斜線で示した領域)が画面7の上部に表示されている。全体表示モードは、映像画面40のほぼ全体が画面7の範囲内に表示される画面表示モードである。例えば、横縦比16対9の映像を画面7内に全て表示する。このため、文字表示領域41も画面7の範囲内に表示され、利用者は緊急放送等の文字情報を確実に見ることができる。
【0030】
図4は、図3で示した映像画面40が拡大表示モードで表示された状態を示した図である。映像画面40を二点差線Aで示した領域まで拡大した状態が示されている。画面7からはみ出した部分は画面7には表示されない。文字表示領域41は、画面7から上部分41bがはみ出しているために、利用者は文字表示領域41の全体を見ることができない。更に映像画面40を拡大すれば、文字表示領域41全体が画面7の外側に位置することになり、利用者は緊急放送やニュース速報の文字情報を全く認識することができない。
【0031】
緊急放送の文字表示領域41は、画面7の範囲内の上部或いは下部に配置されることが多く、画面7の中央付近に表示されることは少ない。従って画面表示モードが拡大表示モードに設定されている場合には、緊急放送の文字表示領域41は、一部または全部が画面7の範囲外となってしまう可能性が大きい。
【0032】
画面表示モード制御部37は、緊急放送取得部36が緊急放送の情報を取得したとき、画面表示モードが拡大表示モードであった場合には、画面表示モードを全体表示モードに変換する。これによって、画面表示モードが拡大表示モードになっていた場合であっても、利用者の操作の手間を掛けずに緊急放送等の文字情報を確実に見ることができる。
【0033】
画面表示モード制御部37は、緊急放送が終了した後に緊急放送を取得する前の画面表示モードに戻す。例えば、画面表示モードが拡大表示モードになっていた場合、緊急放送が入り、拡大表示モードから全体表示モードに切り換えられ、緊急放送が終了した後に画面表示モードを拡大表示モードに戻す。
【0034】
画面表示モード制御部37は、画面表示モードを全体表示モードに変換し所定の時間が経過した後に拡大表示モードに戻す。例えば、画面表示モードが拡大表示モードになっていた場合、緊急放送が入り、拡大表示モードから全体表示モードに切り換えられ、所定時間が経過すると画面表示モードを拡大表示モードに戻す。
【0035】
画面表示モード制御部37は、緊急放送取得部36が緊急放送の情報を取得したとき、画面表示モードが拡大表示モードであった場合には、画面表示モードを全体表示モードに変換する機能の有効または無効を設定する機能を有する。
【0036】
図5は、画面表示モード変換処理の動作手順の一例を示したフローチャートである。画面表示モード変換処理は、利用者が、緊急放送の情報を取得したとき、画面表示モードが拡大表示モードであった場合には、画面表示モードを全体表示モードに変換する機能の有効に設定した場合に、実行される。この機能が有効に設定された場合には、映像表示装置1の電源が投入される(電源がオンの状態になる)と開始される。
【0037】
S11において、画面表示モード制御部37は、緊急放送取得部36が緊急放送あるいはニュース速報の情報を取得したか判定する。緊急放送あるいはニュース速報の取得は、チューナ12で受信した放送のデータ、または外部装置32から入力された放送のデータのどちらでもよい。緊急放送あるいはニュース速報の情報を取得したならばS12へ移り、情報を取得しなかった場合には、S15へ移る。
【0038】
S12において、画面表示モード制御部37は、画面表示モードが拡大表示モードであるかを判定する。画面表示モードは、画面表示モード制御部37が指示するため、最後に指示した画面表示モードが拡大表示モードであるかを判定すればよい。拡大表示モードであれば、S13へ移り、拡大表示モードでなければ、S14へ移る。
【0039】
S13において、画面表示モード制御部37は、画面表示モードを拡大表示モードから全体表示モードに変換する。S14において、画面表示モード制御部37は、緊急放送あるいはニュース速報を取得して所定時間経過したかを判定する。所定時間とは、例えば、1分、或いは3分と言った時間である。所定時間が経過したならば、S15へ移る。所定時間が経過していないならば、S11へ戻る。
【0040】
S15において、画面表示モード制御部37は、画面表示モードが緊急放送あるいはニュース速報を取得する前の設定と異なっているかを判定する。異なっていたならば、S16に移って、画面表示モードを元の設定に戻す。異なっていなかったならば、S11へ戻る。
【0041】
以上のように、緊急放送取得部36が緊急放送あるいはニュース速報の情報を取得したとき、画面表示モードが拡大表示モードであった場合には、画面表示モードを全体表示モードに変換することによって、利用者の操作の手間を掛けずに緊急放送等の文字情報を確実に見ることができる。
【0042】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0043】
1 映像表示装置
7 画面
8 リモコン
12 チューナ
13 デマルチプレクサ
14 デコード処理部
15 映像音声デコード部
16 緊急放送デコード部
17 番組情報デコード部
18 重畳処理部
19 映像処理部
20 表示装置
24 制御部
25 MPU
26 RAM
27 ROM
28 フラッシュメモリ
29 操作受信部
30 操作機器
31 外部インターフェース
32 外部装置
33 送受信部
34 ネットワーク
36 緊急放送取得部
37 画面表示モード制御部
40 映像画面
41 文字表示領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送波から緊急放送の情報を取得する緊急放送取得手段と、
画面に出力される画面表示モードを制御する画面表示モード制御手段とを備え、
前記画面表示モード制御手段は、前記緊急放送取得手段が前記緊急放送の情報を取得したとき、前記画面表示モードが拡大表示モードであった場合には前記画面表示モードを全体表示モードに変換する映像表示装置。
【請求項2】
前記画面表示モード制御手段は、前記緊急放送が終了した後に前記緊急放送を取得する前の前記画面表示モードに戻す請求項1に記載された映像表示装置。
【請求項3】
前記画面表示モード制御手段は、前記画面表示モードを全体表示モードに変換し所定の時間が経過した後に拡大表示モードに戻す請求項1に記載された映像表示装置。
【請求項4】
前記画面表示モード制御手段は、緊急放送が取得されたときに前記画面表示モードが拡大表示モードである場合には前記画面表示モードを全体表示モードに変換する機能の有効または無効を設定する請求項1に記載された映像表示装置。
【請求項5】
放送波から緊急放送の情報を取得する緊急放送取得手段と、画面に出力される画面表示モードを制御する画面表示モード制御手段とを備えた映像表示装置の映像表示方法であって、
前記画面表示モード制御手段は、前記緊急放送取得手段が前記緊急放送の情報を取得したとき、前記画面表示モードが拡大表示モードであった場合には前記画面表示モードを全体表示モードに変換する映像表示方法。
【請求項6】
前記画面表示モード制御手段は、前記緊急放送が終了した後に前記緊急放送を取得する前の前記画面表示モードに戻す請求項5に記載された映像表示方法。
【請求項7】
前記画面表示モード制御手段は、前記画面表示モードを全体表示モードに変換し所定の時間が経過した後に拡大表示モードに戻す請求項5に記載された映像表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−31017(P2013−31017A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−166085(P2011−166085)
【出願日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】