説明

景品取得ゲーム装置

【課題】景品収容部内において景品の配置位置を特定することなく、棚田状に景品を置くことができるとともに、景品の大きさに囚われない景品落下口を得ること。
【解決手段】筐体の外部に設けた操作部15と、予め景品を筐体内に配置する景品配置部2と、操作部の操作により景品配置部から景品P1,P2を移動させることが可能な景品移動部7と、景品移動部により移動させられた景品を落下させる筐体内部に設けた開口部と、前記開口部から落下した景品を収容する景品取出収容部4と、景品取出収容部に落下した景品を筐体の外部に取り出す筐体に設けた取出部18とを備えた景品払出装置において、景品配置部の周囲を構成する部材に少なくとも景品配置部の高さ方向に設けた複数の係止孔21と、係止孔21に尻端に有する係止片35を係合させて水平に取り付けた載置板20と、景品配置部を構成する部材への載置板20の取り付けにより開口部を構成する構造と、を備えた景品取得ゲーム装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、景品取得ゲーム装置の景品配置部内に取得する景品を配置するフィールドの構造に関する。
【背景技術】
【0002】
景品取得ゲーム機において、景品が載置される複数の景品フロアを個別に上下方向に摺動させて高さを調整する、前記複数の景品フロアのそれぞれに対応する複数の昇降機構が配置され、前記複数の景品フロアが上下方向で重なるように前記昇降機構に装着されたものが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
【0003】
また、所定空間からなるゲームフィールドと、ゲームフィールドの周縁部または内部において立ち上がる縦壁と、ゲームフィールド内において縦壁に取り付けられており、景品を載置するための景品載置部材と、ゲームフィールド内に設けられる景品落下口と、ゲームフィールド内において、景品を把持して上記景品落下口へと移動させるための景品移動手段と、を備えた景品獲得ゲーム機であって、縦壁に対する景品載置部材の高さ方向の取付位置を変更可能な高さ調整手段を備える景品獲得ゲーム機が提案されている(例えば特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−183644号公報
【特許文献2】特開2009−201921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した特許文献1の方式では、各景品フロアの高さ調整をするための昇降機構が必要となり、構造が複雑になりコスト高になってしまうのであった。
特許文献2の方式では、ゲームフィールドの周縁部または内部において立ち上がる縦壁に、平面視で扇形あるいは矩形の景品載置部材を取り付け、さらに景品落下口の上端の高さ調整が可能になっているものの、景品落下口の面積を変えることはできず、既存の景品落下口よりも大きな景品では、落下することが出来ないのであった。
【0006】
そこで本発明は、景品配置部内において景品の配置位置を特定することなく、棚田状に景品を置くことができるとともに、景品の大きさに囚われない景品落下口を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明では、筐体の外部に設けた操作部と、予め景品を筐体内に配置する景品配置部と、前記操作部の操作により景品配置部から景品を移動させることが可能な景品獲得部である景品移動部と、前記景品移動部により移動させられた景品を落下させる筐体内部に設けた景品配置部と景品取出収容部との空間である開口部と、前記開口部から景品収容部に落下した景品を収容し取り出す景品取出収容部と、前記景品取出収容部に落下した景品を筐体の外部に取り出す筐体に設けた蓋部がある取出部と、を備えた景品払出装置において、
前記景品配置部を構成する部材に少なくとも景品配置部内の高さ方向に設けた複数の係止孔と、前記係止孔に尻端に有する係止片を係合させて水平に取り付けた載置板と、前記景品配置部を構成する部材への前記載置板の取り付けにより景品配置部と景品収容部との空間である前記開口部を構成する構造と、
を備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置としてある。
【0008】
本願発明によれば、景品配置部の周囲を構成する部材に少なくとも景品配置部の高さ方向に設けた複数の係止孔を有しており、この係止孔に載置板を水平にして尻端の係止片を係合させることで、載置板を景品配置部に向けて水平に取り付けることができ、景品配置部の周囲の係止孔のある場所ならどこにでも載置板を取り付けることができ、それにより開口部が構成され、一つ一つの載置板の配置に自由度が高まるのである。
【0009】
上記課題を解決するために本発明では、筐体の外部に設けた操作部と、予め景品を筐体内に配置する景品配置部と、前記操作部の操作により景品配置部から景品を移動させることが可能な景品獲得部である景品移動部と、前記景品移動部により移動させられた景品を落下させる筐体内部に設けた景品配置部と景品収容部との空間である開口部と、前記開口部から景品収容部に落下した景品を収容する景品取出収容部と、前記景品取出収容部に落下した景品を筐体の外部に取り出す筐体に設けた蓋部がある取出部と、を備えた景品払出装置において、
前記景品配置部を構成する部材に少なくとも景品配置部内の高さ方向に設けた複数の係止孔と、前記係止孔に尻端に有する係止片を係合させて水平に取り付けた複数の支持腕と、前記複数の支持腕の間に掛け渡した載置板と、前記支持腕と前記載置板とを固定する固定部と、前記景品配置部を構成する部材への取前記載置板の取り付けにより前記開口部を構成する構造と、を備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置としてある。
【0010】
本願発明によれば、景品配置部の周囲を構成する部材に少なくとも景品配置部の高さ方向に設けた複数の係止孔を有しており、この前記係止孔に複数の支持腕の係止片を固定して景品配置部に向けて水平に取り付け、この複数の支持腕の間に載置板を掛け渡して、前記支持腕と前記載置板とを固定することで、景品配置部の周囲の係止孔のある場所ならどこにでも支持腕を取り付けることができ、水平な2つの支持腕間に載置板を掛け渡して固定することで、一つ一つの載置板の配置に自由度が高まるとともに開口部が構成されるのである。
【0011】
本発明の他の特徴は、上述の発明において、載置板は開口部の上方に架かって取り付けられることで、該開口部の開口面を変化させることを特徴とする景品取得ゲーム装置としてある。
本願発明によれば、景品収容部の開口部の上方に架かることで、平面視で開口部の開口面が変化することにより、景品取得の難易が変わるのである。
【0012】
本発明の更に他の特徴は、上述の発明において、景品配置部の周囲を構成する部材は、柱部材であることを特徴とする景品取得ゲーム装置としてある。
本発明によれば、景品配置部の周囲を構成する部材に、該柱部材に高さ方向に複数の係止孔を有した柱部材を採用することでもよく、これに載置板や支持腕を取り付けることで対応してもよいのである。
【0013】
本発明の更に他の特徴は、上述の発明において、景品配置部の周囲を構成する部材は、板部材であることを特徴とする景品取得ゲーム装置としてある。
本願発明によれば、景品配置部の周囲を構成する部材に、仮想格子の交点状に孔を有する有孔ボードを採用することで、各孔に載置板や支持腕の係止片を係合させて取り付けることで固定できるのである。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、プレイ空間において景品の配置位置を特定することなく、景品の配置高さに変化を持たせることができる景品載置板を提供し、さらに景品取出収容部への開口を任意の位置に設けて、景品落下口に落下させることができる景品取得ゲーム装置を得るのである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】景品取得ゲーム装置の外観図である。
【図2】景品取得ゲーム装置の天井部分の一部裁断斜視図である。
【図3】本景品取得ゲーム装置の概略縦断面図である。
【図4】図3のプレイ空間の斜視図である。
【図5】載置板を筐体中央の有孔ボードに取り付けた斜視図である。
【図6】有孔ボードへの載置板の取り付け構造を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0017】
図1は本発明の景品取得ゲーム装置の外観図で、図2は景品取得ゲーム装置の天井部分の一部裁断斜視図である。景品取得ゲーム装置100は、幅1.7m、奥行き1m、高さ2m程の外形寸法で、略直方体の基台1の上に箱型のプレイ空間2が設けられ、このプレイ空間2の前面及び側面は、透明な樹脂又はガラスの透明板3によって構成されている。
プレイ空間2にはぬいぐるみ等の景品Pが収容されている。プレイ空間2の下側はプレイ空間2から落下した景品を受けて、手前中央に誘導するために左右が中央に、後方が手前に向けて傾斜し手前中央寄りに落下した景品を誘導して収納し取り出せるようにするための景品取出収容部4が構成されている。
【0018】
図2には景品取得ゲーム装置の天井部分の一部裁断斜視図を示している。プレイ空間の上側には、景品獲得部5が2ケ吊下げられ、この景品獲得部5は、内部上面から鉛直方向に吊下げられた伸縮パイプからなる支持部6と、その下端に設けられた把持部7とから構成されている。把持部7には景品を把持するための2本のアーム7a、7bが開閉可能に設けられている。景品獲得部5は、プレイ空間2を左右に分割した空間内を移動することができる。
【0019】
プレイ空間の上方には景品獲得部5が移動するための横行用固定レール8が前後の左右方向に平行に取り付けられており、該横行用固定レール8の下には横行用固定レールに直交して縦行用可動レール9が左右に移動可能に掛け渡されている。そして縦行用レール9には景品獲得部基台10が懸架され、前後に移動可能に取り付けられている。
景品獲得部基台10には、景品獲得部5が昇降可能に取り付けられており、景品獲得部5を吊下げ昇降させる。横行用固定レール8、縦行用可動レール9は、プレイ空間の天井部11に配置されている。
【0020】
プレイ空間2は左右に分かれており、それぞれ略80cm四方の面積を有し、プレイ空間内の正面外側と中央側には前側支柱12が立設されている。プレイ空間の背面外側と中央側には天井部11に至る後側支柱13が立設されている。これらの支柱間で囲まれた方形体状の領域は景品取得ゲーム装置100の外部から透明板3を介してゲーム者が景品を見ることができる景品配置部14となる。
【0021】
基台1の上部手前に張り出した操作卓15には、左右の景品獲得部5をプレイ空間内の左右の空間内で動かし、所望の景品の位置に導くための操作ボタン16が左右にそれぞれ設けられている。操作卓は高さが0.7m位置にあり、操作者が立った状態で透明板3を透過してプレイ空間2を覗きながら、手で押せる位置にある。操作ボタンは、景品獲得部5のホームポジションである手前外側から横方向に移動させる第1ボタン16a、第1ボタンの操作後、景品獲得部を奥行方向に移動させるための第2ボタン16b、第2ボタンの操作後、景品獲得部5の下降を止める第3ボタン16cが設けてある。
【0022】
また中央寄りには、左右それぞれに対応した硬貨投入口や電子マネー受付部からなる料金入力部17が設けてある。料金入力部17にプレーするに必要な料金が入力されると、第1ボタン16aは押している間だけ、景品獲得部5を横方向に移動させることができる。
第2ボタン16bは押している間だけ、景品獲得部5が後方に移動し、第2ボタン16bを離すと、把持部7のアーム7a、7bが開いて把持部7が下降動作を行い、アーム7a、7bが景品等に当接するまで下降し、アーム7a、7bを閉じて、その場で把持部7が上昇し、景品獲得部5のホームポジションに戻って、アーム7a、7bの開閉動作を行なう。
【0023】
第3ボタン16cは、第2ボタン16bを離した後、把持部7が下降動作中に押すことで、把持部7の下降動作を止めてアーム7a、7bを閉じる動作を行い、アーム7a、7bが閉じると把持部7が上昇し、景品獲得部5が手前に移動して、アーム7a、7bの開閉動作を行い、景品を掴んでいると景品取出収容部4に落下させ、ホームポジションに戻る一連の動作を行なう。
尚、第3のボタンはオプションとしてもよく、第1のボタンと第2のボタンのみで景品獲得部5を水平移動させて、降下を止める高さは自動としてもよい。
【0024】
基台1の下方左右には、方形の景品取出口18が設けられ、景品取出口18を塞ぐ扉19が吊設されており、この扉19を内側に押し上げることで、景品取出収容部4と連接し、操作者が手で景品取出収容部4に落下した景品Pを取り出すことができる。
【0025】
図3には本景品取得ゲーム装置の概略縦断面図を示す。図4は図3のプレイ空間の斜視図である。
景品取得ゲーム装置100には天井部から吊下げられた把持部7にアーム7a,7bが設けてある。筐体1の手前側(左側)には操作卓15が位置しており、その下には景品取出口18の上縁の内側には扉19が内側に回動可能に吊設されている。プレイ空間2には景品配置部14が設けられ、背面には有孔ボード20が天井まで設けられ、有孔ボード20には仮想格子状の交点上に孔21が多数開口している。
【0026】
景品を載置する載置板22は、方形板で一端には前記孔21に係止する鉤状の係止片23が少なくとも載置板の一端側に2ケ所設けてあり、2つの係止片23の距離は適宜前記孔21、21間の水平距離に一致する。筐体の下部は景品収容部4となっており、把持部7のアーム7a,7bの動作により載置板22から落下した景品が景品取出口18の近傍に導かれるように筐体の下側には傾斜4aを設けてある。
【0027】
図4には図3のプレイ空間の斜視図を示す。有孔ボード20は後側支柱13、13の間に天井面まで届く範囲に設けてあり、全面に仮想格子上の交点に孔21が開口している。筐体中央寄りの前側支柱12と後側支柱13との間にも前側支柱の高さに沿って有孔ボード24が設けてあり、同様に仮想交点上に孔25が開口している。前側支柱12、後側支柱13にも高さ方向に有孔ボードの孔の間隔で孔12a、13bが高さ方向に開口している。
【0028】
有孔ボード20には高さを変えて2つの載置板22a、22bが取り付けられている。高さ方向下側の載置板22aは、上側に配置される載置板22bに対して平面視で出ている棚田状になっていることで、上側の載置板22bに載置された景品P1を取得することが出来ると共に、下側の載置板22aの平面視で出ている部分に載置された景品P2を取得することができ、景品収容部4に落下させる。
景品P3は、一点鎖線で示すように平面視で載置板22bの下側の載置板22aに位置している。この景品P3は、把持部7が下降してもアーム7a、7bが載置板22bに遮られて届かない位置にあり、ここには取られない景品P3を展示しておくことができる。
載置板22a、22bは後側支柱の孔13aに取り付けてもよい。
【0029】
図5は、載置板を筐体中央で有孔ボードに取り付けた斜視図を示す。
また、筐体中央よりの前側支柱12と後側支柱13間には前側支柱の高さに有孔ボード24が取り付けてあり、前述した有孔ボード20の孔21と同様に有孔ボード24にも多数の孔25が多数開口している。
【0030】
景品を載置する載置板22を孔25に同様に取り付けることができ、水平方向外側に向けられる。載置板22cは有孔ボード24の手前下側に取り付けられおり、載置板22dは有孔ボード24の上側の中程に取り付けられており、下側の載置板22cの後方側に掛かっている。
【0031】
この場合では載置板22cに載置されている景品P4を把持部のアームで掴み上げるか、あるいは載置板22cの右外側に移動させて景品収容部4に落下させる必要がある。載置板22dの下方位置にある載置板22cの後方の斜線部に景品P5が載置されている場合では、把持部のアーム7a、7bでは直接に触れることが出来ない。
【0032】
載置板22a〜22dを有孔ボード20、あるいは24に取り付けることにより、景品配置部からの平面視で景品収容部4への開口の位置を後方にしたり、右側にしたり、任意の位置にすることができる。
これにより、景品配置部からの平面視で景品収容部に対する開口面積を変えることができ、且つ載置板22a〜22dの高さに高低を付けることができるので、把持部の操作に高さの変化が付けられるのである。このように載置板22a〜22dは開口部の上方に架かって取り付けられることで、景品が落下する開口部の開口面積が変化するので、景品の大きさや長さに合わせて、適宜変更させることで、景品が開口部に引っかかることが防げる。
【0033】
図6には、有孔ボードへの載置板の取り付け構造を示す断面図を示す。
支持腕30は金属製の長手の受板31にネジ孔32を有しており、受板の尻端33が立ち上がった立上部34となっており、立上部には有孔ボード20の孔21に入る大きさで、且つ有孔ボードの厚み分を有した鈎状の係止片35が下向きに設けてある。受板31の長手方向は一点鎖線により裁断して図示する。
【0034】
この支持腕30には載置板22を載置して載置板22のネジ孔hから支持腕30のネジ孔32にネジ着して、載置板22と支持腕30を固定することで、支持腕30と載置板22を一体化する。有孔ボード20の孔21に支持腕30の係止片35を挿入して、下方に押し下げることで、支持腕30を有孔ボードの孔21に取り付ける。これにより有孔ボード20に支持腕30が取り付けられ、載置板22は水平に固定される。これにより載置板22は係止片35と立上部34とで有孔ボード20を挟んで固定する。
勿論、載置板と係止片は別体で構成しなくとも一体とすることもできる。
【0035】
この取り付け構造により、載置板22は支持腕30に固定されるので、把持部のアームにより載置板22の縁を持上げようとしても、係止片35で有孔ボード20に固定されており、容易に外れることがない。把持部のアームは把持部が略楕円球体の構造を有しているので、受板31の後端近傍に触れることがない。従って載置板22の尻端33にアームが係ることはなく、尻端33を上方向に持上げることができず、係止片35がアームの昇降時に外れることがない。
【0036】
上述の説明では主に、載置板は有孔ボードの孔に取り付ける説明をしてきたが、景品配置部の周囲を構成する部材として、前側支柱、後側支柱のそれぞれの間に中間の支柱を幾つか設け、各支柱に載置板の係止片を取り付ける孔を高さ方向に適宜間隔で複数設け、載置板を取り付けることでもよい。これにより、景品配置部の周囲に適宜間隔で支柱を立設し、各支柱に高さ方向に係止孔を複数設けて、載置板の係止片を取り付ける構成とすることで、有孔ボードは用いなくてもよい。
【0037】
上述の通り本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。明細書中で寸法を記載したがあくまでも具体的な一例を示したに過ぎず、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
【符号の説明】
【0038】
100 景品取得ゲーム装置
1 基台
2 プレイ空間
3 透明板
4 景品取出収容部
5 景品獲得部
6 支持部
7 アーム
8 横行用固定レール
9 縦行用可動レール
10 景品獲得部基台
11 天井部
12 前側支柱
13 後側方支柱
14 景品配置部
15 操作卓
16 操作ボタン
17 料金入力部
18 景品取出口
19 扉
20 有孔ボード
21 孔
22 載置板
23 係止片
24 有孔ボード
25 孔


【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体の外部に設けた操作部と、
予め景品を筐体内に配置する景品配置部と、
前記操作部の操作により景品配置部から景品を移動させることが可能な景品移動部と、
前記景品移動部により前記景品配置部から移動させられた景品を落下させる筐体内部に設けた開口部と、
前記開口部から落下した景品を収容する景品取出収容部と、
前記景品取出収容部に落下した景品を筐体の外部に取り出す筐体に設けた取出部と、
を備えた景品払出装置において、
前記景品配置部を構成する部材に少なくとも景品配置部内の高さ方向に設けた複数の係止孔と、
前記係止孔に尻端に有する係止片を係合させて水平に取り付けた載置板と、
前記景品配置部を構成する部材への前記載置板の取り付けにより前記開口部を構成する構造と、
を備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。
【請求項2】
筐体の外部に設けた操作部と、
予め景品を筐体内に配置する景品配置部と、
前記操作部の操作により景品配置部から景品を移動させることが可能な景品移動部と、
前記景品移動部により移動させられた景品を落下させる筐体内部に設けた開口部と、
前記開口部から落下した景品を収容する景品取出収容部と、
前記景品取出収容部に落下した景品を筐体の外部に取り出す筐体に設けた取出部と、
を備えた景品払出装置において、
前記景品配置部を構成する部材に少なくとも景品配置部内の高さ方向に設けた複数の係止孔と、
前記係止孔に尻端に有する係止片を係合させて水平に取り付けた複数の支持腕と、
前記複数の支持腕の間に掛け渡した載置板と、
前記支持腕と前記載置板とを固定する固定部と、
前記景品配置部を構成する部材への前記載置板の取り付けにより前記開口部を構成する構造と、
を備えたことを特徴とする景品取得ゲーム装置。
【請求項3】
請求項1または2において、
載置板は開口部の上方に架かって取り付けられることで、該開口部の開口面を変化させることを特徴とする景品取得ゲーム装置。
【請求項4】
請求項1または2において、
景品配置部の周囲を構成する部材は、柱部材であることを特徴とする景品取得ゲーム装置。
【請求項5】
請求項1または2において、
景品配置部の周囲を構成する部材は、板部材であることを特徴とする景品取得ゲーム装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−139744(P2011−139744A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−995(P2010−995)
【出願日】平成22年1月6日(2010.1.6)
【出願人】(000132471)株式会社セガ (811)