景品獲得ゲーム機の景品載置台
【課題】様々な形態の変化に富んだ立体的な陳列が可能な景品獲得ゲーム機用の景品載置台を提供することを課題とする。
【解決手段】透明ハウジング(10)の底面の左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう設けられる一対の基礎レール(12a,12b)と、当該一対の基礎レールのそれぞれに少なくとも2本づつ取り付けられ、各基礎レールから略垂直に起立するように、かつ、下端が基礎レール上の任意の位置で固定可能なように取り付けられる垂直ポール(14a−1,14a−2,14b−1,14b−2)と、左右一対の対向する垂直ポールの間に掛け渡されるブリッジバー(161,162,171,172)と、各垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられ、上記ブリッジバーの端部を保持するブリッジバー保持片(15a−1,15a−2,15b−1,15b−2)と、を設ける。
【解決手段】透明ハウジング(10)の底面の左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう設けられる一対の基礎レール(12a,12b)と、当該一対の基礎レールのそれぞれに少なくとも2本づつ取り付けられ、各基礎レールから略垂直に起立するように、かつ、下端が基礎レール上の任意の位置で固定可能なように取り付けられる垂直ポール(14a−1,14a−2,14b−1,14b−2)と、左右一対の対向する垂直ポールの間に掛け渡されるブリッジバー(161,162,171,172)と、各垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられ、上記ブリッジバーの端部を保持するブリッジバー保持片(15a−1,15a−2,15b−1,15b−2)と、を設ける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンゲーム機のような景品獲得ゲーム機内に設置される景品載置台に関し、特に、景品を3次元的に立体的に展示でき、自由度の高い展示形態が可能な景品載置台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
透明板で囲った直方体状のハウジング内部のプレイフィールドに多数の景品を積み重ねておき、機外から操作されるクレーンに取り付けた昇降可能な景品キャッチャーにより所望の景品を獲得できるように構成したクレーンゲーム機は、従来より広く普及し、多くの人に楽しまれている。
この種の景品獲得ゲーム機の内部に設置される景品載置装置として、景品載置部の高さを変更可能としてものが、例えば下記特許文献1に開示されている。
この特許文献1に記載の装置においては、ゲームフィールド昇降機構に設けた支持枠上にパネル部材を設置し、その上に景品を載置するようになっている。
従って、平板状のパネル部材の上に載置される多数の景品は平面状に並べられ、立体的に陳列しようとする場合には、下段の景品の上に別の景品を積み上げてゆくという方法しかなかった。
また、景品載置用のパネル部材の高さを変更することが可能であるのみで、載置部自体の構造を変化させることはできなかったので、景品の陳列形態のバリエーションに限界があった。
【0003】
【特許文献1】特開2006−043286号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、従来の如く景品を平面的に並べたり、単に積み重ねるだけではなく、上下方向、前後方向、斜め方向、その他、様々な形態の立体的で変化に富んだ陳列が可能となり、これにより、新たな形での景品獲得方法も可能となり、新規な景品獲得ゲーム機開発の可能性をももたらし得る景品載置台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的は、
少なくとも正面側が透明板で作製された直方体状のハウジング内に設けられ、プレイヤーが取得すべき多数の景品を載置する景品獲得ゲーム機の景品載置台において、
上記ハウジングの底面の左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう設けられる一対の基礎レールと、
当該一対の基礎レールのそれぞれに少なくとも2本づつ取り付けられ、各基礎レールから略垂直に起立するように、かつ、下端が基礎レール上の任意の位置で固定可能なように取り付けられる垂直ポールと、
左右一対の対向する垂直ポールの間に掛け渡されるブリッジバーと、
各垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられ、上記ブリッジバーの端部を保持するブリッジバー保持片と、
を設けたことを特徴とする上記の景品獲得ゲーム機の景品載置台によって達成し得る。
【0006】
ブリッジバーとしては、軸直角断面がL字型のものや、丸型のものなど、景品の種類に応じた形態のものを適宜選択若しくは混合して用いることが推奨される。
【発明の効果】
【0007】
上記の如き構成であると、高さの同じ前後のブリッジバーの間や、高さの異なる前後のブリッジバーの間に各種景品を様々な姿勢で載せたり、引っ掛けたり、ブリッジバーの間に挟み込んだりすることができ、各ブリッジバーの両端の垂直ポールへの取付位置を変化させることにより、各ブリッジバーの左右方向の勾配を変えたり、右側手前から左側奥方向へ向けて懸架したりすることも可能であるので、従来の如く景品を単に平面的に並べたり、積み重ねたりするだけではなく、上下方向、前後方向、斜め方向、その他、様々な形態の変化に富んだ立体的な陳列が可能となるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面に示す実施例を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、内部に本発明に係る景品載置台を設置する透明ハウジングの一実施例を示す斜視図、
図2は、上記透明ハウジングを景品獲得ゲーム機の機台に固定するためのアングル材を示す斜視図、
図3は、透明ハウジングの底面の左右の側辺に沿って一対の基礎レールを前後方向に延びるよう取り付ける状態を示す説明図、
図4は、図3に示した基礎レールにレールカバーを取り付ける状態を示す説明図、
図5は、基礎レールとレールカバーの組合せ状態を示す斜視図、
図6は、基礎レール上に垂直ポールを取り付ける状態を示す説明図、
図7及び図8は、垂直ポールにブリッジバー保持片を取り付ける状態を示す説明図、
図9は、ブリッジバー保持片を取り付けるためのステムの構成を示す説明図、
図10は、左右一対の対向する垂直ポールの間にブリッジバーを掛け渡すように取り付ける状態を示す説明図、
図11は、軸直角断面がL字型のブリッジバーと、丸型のブリッジバーとを示す斜視図、
図12及び図13は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー間に景品載置用プレートを取り付けた状態を示す説明図、
図14及び図15は、高さの異なる前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバーと軸直角断面丸型のブリッジバーとの間に直接景品を載置した状態を示す説明図、
図16及び図17は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面丸型のブリッジバー間に直接景品を引っ掛けて載せた状態を示す説明図である。
【0009】
これらの図中、10は透明ハウジング、11a,11bはアングル材、12a,12bは基礎レール、120,120はトラスねじ、13a,13bはレールカバー、14a−1,14a−2,14b−1,14b−2は垂直ポール、141はポール主体部、1410はガイド孔、142はステー、143,143はユリヤねじ、144はスライダー、145は止めねじ、146はステム、147はステム保持体、148は取付ねじ、149はキャップ、15a−1,15a−2,15b−1,15b−2はブリッジバー保持片、161,162はL字型ブリッジバー、171,172は丸型ブリッジバー、18は景品載置用プレート、19,20は景品である。
【0010】
これらの図により、本発明に係る景品載置台の組立て工程とその機能について説明する。
本発明に係る景品載置台は、少なくとも正面側が透明板で作製された直方体状のハウジング内に設置される。即ち、図1に示す実施例の場合、4側面及び底面がすべて透明板で作製された透明ハウジング10内に設置される。
透明ハウジング10の底部外面には、透明ハウジング10を景品獲得ゲーム機の機台に固定するためのアングル材11a及び11bが取り付けられる。アングル材11a及び11bの一例は図2に示されている。
【0011】
透明ハウジング10の底面内側には、左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう一対の基礎レール12a,12bが取り付けられる。
即ち、基礎レール12a,12bは、図3に示すように、それぞれ2個のトラスねじ120,120によって透明ハウジング10の底面内側に固定される。
基礎レール12a,12bの溝内には、図4に示す如く、強度増強等のためレールカバー13a,13bがそれぞれ嵌め込まれる。基礎レール12aとレールカバー13aの拡大図は、図5に示す通りである。基礎レール12bとレールカバー13bについても同様である。
【0012】
次いで、図6に示す如く、上記一対の基礎レール12a,12bのそれぞれには、少なくとも2本づつの垂直ポール14a−1,14a−2,14b−1,14b−2が取り付けられる。
即ち、垂直ポール14a−1,14a−2,14b−1,14b−2の下端に固着したステー142を、それぞれ3本のユリヤねじ143,143により、基礎レール12a,12b上の任意の位置に固定することにより、各垂直ポールが基礎レールから略垂直に起立するように取り付ける。
垂直ポール14a−1の具体例は図7に示されている。他の垂直ポール14a−2,14b−1,14b−2についても同様であるので、ここでは垂直ポール14a−1についてのみ説明する。
【0013】
図7及び図8に示すように、垂直ポール14a−1にはブリッジバー保持片15a−1が、垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられる。
即ち、垂直ポール14a−1のポール主体部141の内部空間に、上下方向に移動可能なようにスライダー144が嵌め入れられ、ポール主体部141の側壁に明けたガイド孔1410を通じてスライダー144にねじ込まれた止めねじ145を締め付けることにより、スライダー144がポール主体部141上の任意の高さの位置で固定可能なようになっている。
スライダー144には、ステム保持体147が取り付けられ、当該ステム保持体147にステム146が保持され、ステム146の先端に取付ねじ148によってブリッジバー保持片15a−1が取り付けられるようになっている。
図9には、スライダー144に対するステム保持体147の取付状態と、ステム保持体147に対してステム146が望ましくは所定の角度範囲内で揺動可能なように保持されるよう構成されることが示されている。このように構成することにより、後述するブリッジバーの取付角度の変化に対応することが可能となる。
ポール主体部141の頂部には、キャップ149が嵌め込まれる。
【0014】
以上の如く構成された垂直ポール14a−1等のブリッジバー保持片15a−1等を利用して、景品を載置するためのブリッジバー161等が取り付けられる。
即ち、図10に示す如く、左右一対の対向する垂直ポール14a−1と14b−1との間には、それぞれのブリッジバー保持片15a−2及び15b−2を利用してブリッジバー161が掛け渡され、もう一対の対向する垂直ポール14a−2と14b−2との間には、それぞれのブリッジバー保持片15a−1及び15b−1を利用してブリッジバー162が掛け渡されるようになっている。
この場合のブリッジバー161,162は、図11に示すように、軸直角断面形状がL字型の部材であり、その両端のねじ孔を利用してブリッジバー保持片に固定する。
ブリッジバーの形状は軸直角断面形状がL字型のものに限らず、載置すべき景品の形態に応じて、図11に示すように、軸直角断面形状が丸型のブリッジバー171,172を用いることも可能である。
また、右から左まで同一形状のものでなくても、木の枝のように曲がったり、突起があるようなブリッジバーを用いることも可能であり、景品の形態に合わせて様々な形態のブリッジバーを取り付けることができる。
【0015】
以下、図12〜図17を参照しつつ、上記の如き構成の本発明に係る景品載置台を利用した、景品の各種載置形態について説明する。
図12は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー161と162との間に、景品載置用プレート18を水平に取り付けた状態を示しており、図13は、図12の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面を示している。
このような景品載置用プレート18を取り付けることにより、当該プレート上に従来と同様に各種景品を並べることができる。
また、ブリッジバー161と162との間隔を変えたり、両者の高さを変えたり、両ブリッジバーの両端の高さを変えたりすることにより、景品載置用プレート18の奥行き幅を変更したり、景品載置用プレート18の設置角度や傾斜を変更することが可能であり、それらに応じて景品の様々な載置形態が可能となる。
【0016】
図14は、高さの異なる前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー161と軸直角断面丸型のブリッジバー172との間に、箱に入れた景品19を直接載置した状態を示しており、図15は、図14の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面を示している。
このように、前のブリッジバー161を後のブリッジバー172よりも低くすることで、正面側から景品19を見やすくすると共に、前のブリッジバー161を軸直角断面L字型のものとすることで、景品19が滑り落ちるのを防止することができる。
また、このような載置の仕方をすることにより、景品をクレーンキャッチャーで取り易く見せることができたり、景品を上手く掴まないと、景品が落下して二度と取れなくなってしまうというスリル感を与えることが可能となる。
【0017】
図16は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面丸型のブリッジバー171と172との間に、縫いぐるみの景品20を直接引っ掛けて載せた状態又は挟み込んだ状態を示しており、図17は、図16の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面を示している。
このような載置の仕方をすることにより、前記と同様に、景品をクレーンキャッチャーで取り易く見せることができたり、景品を上手く掴まないと、景品が落下して二度と取れなくなってしまうというスリル感を与えることが可能となる。
【0018】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
即ち、図12〜図17に示した実施例においては、いずれも2本のブリッジバーが互いに平行に取り付けられているが、左右のブリッジバー保持具の高さを異ならせることにより、ブリッジバーの左右方向の勾配を変えたり、或いはまた、右側手前から左側奥方向へ向けて斜めに懸架したりすることも可能であり、更にまた、ブリッジバー同士を交叉するように取り付けることも可能である。
また、上記実施例においては、基礎レール12a及び12bにそれぞれ2本の垂直ポールを取り付けたが、その本数は任意に変更可能である。
また、上記実施例においては、1本の垂直ポール上に1個のブリッジバー保持具しか取り付けなかったが、2個以上のブリッジバー保持具を取り付け、1本の垂直ポールで複数本のブリッジバーの端部を支承するように構成することも可能である。
従って、本発明は、特許請求の範囲に記載の範囲内において本明細書及び図面の記載から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【産業上の利用可能性】
【0019】
本発明は上記の如く構成されるので、本発明によるときは、高さの同じ前後のブリッジバーの間や、高さの異なる前後のブリッジバーの間に各種景品を様々な姿勢で載せたり、引っ掛けたり、ブリッジバーの間に挟み込んだりすることができ、各ブリッジバーの両端の垂直ポールへの取付け位置を変化させることにより、各ブリッジバーの左右方向の勾配を変えたり、右側手前から左側奥方向へ向けて懸架したりすることも可能である。また、図12及び図13に示すように、景品載置ラウプレートを用いる場合においても、2本のブリッジバー間の間隔を変えたり、両者の高さを変えたり、両ブリッジバーの両端の高さを変えたりすることにより、景品載置用プレートの奥行き幅を変更したり、景品載置用プレートの設置角度や傾斜を変更することが可能であり、それらに応じて景品の様々な載置形態が可能となる。
また、本発明に係る景品載置台は、既存の景品獲得ゲーム機の透明ハウジング内に取り付けられている既存の景品載置台と交換して利用することも可能である。
従って、本発明によるときは、従来の如く景品を平面的に並べたり、単に積み重ねるだけではなく、上下方向、前後方向、斜め方向、その他、様々な形態の変化に富んだ立体的な陳列が容易に可能となり、これにより、新たな形での景品獲得方法も可能となり、新規な景品獲得ゲーム機開発の可能性をももたらし得る景品載置台を提供し得るものであって、産業上多大の利用可能性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】内部に本発明に係る景品載置台を設置する透明ハウジングの一実施例を示す斜視図である。
【図2】上記透明ハウジングを景品獲得ゲーム機の機台に固定するためのアングル材を示す斜視図である。
【図3】透明ハウジングの底面の左右の側辺に沿って一対の基礎レールを前後方向に延びるよう取り付ける状態を示す説明図である。
【図4】図3に示した基礎レールにレールカバーを取り付ける状態を示す説明図である。
【図5】基礎レールとレールカバーの組合せ状態を示す斜視図である。
【図6】基礎レール上に垂直ポールを取り付ける状態を示す説明図である。
【図7】垂直ポールにブリッジバー保持片を取り付ける状態を示す説明図である。
【図8】垂直ポールにブリッジバー保持片を取り付ける状態を示す説明図である。
【図9】ブリッジバー保持片を取り付けるためのステムの構成を示す説明図である。
【図10】左右一対の対向する垂直ポールの間にブリッジバーを掛け渡すように取り付ける状態を示す説明図である。
【図11】軸直角断面がL字型のブリッジバーと、丸型のブリッジバーとを示す斜視図である。
【図12】高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー間に景品載置用プレートを取り付けた状態を示す説明図である。
【図13】図12の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面による説明図である。
【図14】高さの異なる前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバーと軸直角断面丸型のブリッジバーとの間に直接景品を載置した状態を示す説明図である。
【図15】図14の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面による説明図である。
【図16】高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面丸型のブリッジバー間に直接景品を引っ掛けて載せた状態を示す説明図である。
【図17】図16の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面による説明図である。
【符号の説明】
【0021】
10 透明ハウジング
11a,11b アングル材
12a,12b 基礎レール
120,120 トラスねじ
13a,13b レールカバー
14a−1,14a−2,14b−1,14b−2 垂直ポール
141 ポール主体部
1410 ガイド孔
142 ステー
143,143 ユリヤねじ
144 スライダー
145 止めねじ
146 ステム
147 ステム保持体
148 取付ねじ
149 キャップ
15a−1,15a−2,15b−1,15b−2 ブリッジバー保持片
161,162 L字型ブリッジバー
171,172 丸型ブリッジバー
18 景品載置用プレート
19,20 景品
【技術分野】
【0001】
本発明は、クレーンゲーム機のような景品獲得ゲーム機内に設置される景品載置台に関し、特に、景品を3次元的に立体的に展示でき、自由度の高い展示形態が可能な景品載置台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
透明板で囲った直方体状のハウジング内部のプレイフィールドに多数の景品を積み重ねておき、機外から操作されるクレーンに取り付けた昇降可能な景品キャッチャーにより所望の景品を獲得できるように構成したクレーンゲーム機は、従来より広く普及し、多くの人に楽しまれている。
この種の景品獲得ゲーム機の内部に設置される景品載置装置として、景品載置部の高さを変更可能としてものが、例えば下記特許文献1に開示されている。
この特許文献1に記載の装置においては、ゲームフィールド昇降機構に設けた支持枠上にパネル部材を設置し、その上に景品を載置するようになっている。
従って、平板状のパネル部材の上に載置される多数の景品は平面状に並べられ、立体的に陳列しようとする場合には、下段の景品の上に別の景品を積み上げてゆくという方法しかなかった。
また、景品載置用のパネル部材の高さを変更することが可能であるのみで、載置部自体の構造を変化させることはできなかったので、景品の陳列形態のバリエーションに限界があった。
【0003】
【特許文献1】特開2006−043286号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、従来の如く景品を平面的に並べたり、単に積み重ねるだけではなく、上下方向、前後方向、斜め方向、その他、様々な形態の立体的で変化に富んだ陳列が可能となり、これにより、新たな形での景品獲得方法も可能となり、新規な景品獲得ゲーム機開発の可能性をももたらし得る景品載置台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的は、
少なくとも正面側が透明板で作製された直方体状のハウジング内に設けられ、プレイヤーが取得すべき多数の景品を載置する景品獲得ゲーム機の景品載置台において、
上記ハウジングの底面の左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう設けられる一対の基礎レールと、
当該一対の基礎レールのそれぞれに少なくとも2本づつ取り付けられ、各基礎レールから略垂直に起立するように、かつ、下端が基礎レール上の任意の位置で固定可能なように取り付けられる垂直ポールと、
左右一対の対向する垂直ポールの間に掛け渡されるブリッジバーと、
各垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられ、上記ブリッジバーの端部を保持するブリッジバー保持片と、
を設けたことを特徴とする上記の景品獲得ゲーム機の景品載置台によって達成し得る。
【0006】
ブリッジバーとしては、軸直角断面がL字型のものや、丸型のものなど、景品の種類に応じた形態のものを適宜選択若しくは混合して用いることが推奨される。
【発明の効果】
【0007】
上記の如き構成であると、高さの同じ前後のブリッジバーの間や、高さの異なる前後のブリッジバーの間に各種景品を様々な姿勢で載せたり、引っ掛けたり、ブリッジバーの間に挟み込んだりすることができ、各ブリッジバーの両端の垂直ポールへの取付位置を変化させることにより、各ブリッジバーの左右方向の勾配を変えたり、右側手前から左側奥方向へ向けて懸架したりすることも可能であるので、従来の如く景品を単に平面的に並べたり、積み重ねたりするだけではなく、上下方向、前後方向、斜め方向、その他、様々な形態の変化に富んだ立体的な陳列が可能となるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面に示す実施例を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、内部に本発明に係る景品載置台を設置する透明ハウジングの一実施例を示す斜視図、
図2は、上記透明ハウジングを景品獲得ゲーム機の機台に固定するためのアングル材を示す斜視図、
図3は、透明ハウジングの底面の左右の側辺に沿って一対の基礎レールを前後方向に延びるよう取り付ける状態を示す説明図、
図4は、図3に示した基礎レールにレールカバーを取り付ける状態を示す説明図、
図5は、基礎レールとレールカバーの組合せ状態を示す斜視図、
図6は、基礎レール上に垂直ポールを取り付ける状態を示す説明図、
図7及び図8は、垂直ポールにブリッジバー保持片を取り付ける状態を示す説明図、
図9は、ブリッジバー保持片を取り付けるためのステムの構成を示す説明図、
図10は、左右一対の対向する垂直ポールの間にブリッジバーを掛け渡すように取り付ける状態を示す説明図、
図11は、軸直角断面がL字型のブリッジバーと、丸型のブリッジバーとを示す斜視図、
図12及び図13は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー間に景品載置用プレートを取り付けた状態を示す説明図、
図14及び図15は、高さの異なる前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバーと軸直角断面丸型のブリッジバーとの間に直接景品を載置した状態を示す説明図、
図16及び図17は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面丸型のブリッジバー間に直接景品を引っ掛けて載せた状態を示す説明図である。
【0009】
これらの図中、10は透明ハウジング、11a,11bはアングル材、12a,12bは基礎レール、120,120はトラスねじ、13a,13bはレールカバー、14a−1,14a−2,14b−1,14b−2は垂直ポール、141はポール主体部、1410はガイド孔、142はステー、143,143はユリヤねじ、144はスライダー、145は止めねじ、146はステム、147はステム保持体、148は取付ねじ、149はキャップ、15a−1,15a−2,15b−1,15b−2はブリッジバー保持片、161,162はL字型ブリッジバー、171,172は丸型ブリッジバー、18は景品載置用プレート、19,20は景品である。
【0010】
これらの図により、本発明に係る景品載置台の組立て工程とその機能について説明する。
本発明に係る景品載置台は、少なくとも正面側が透明板で作製された直方体状のハウジング内に設置される。即ち、図1に示す実施例の場合、4側面及び底面がすべて透明板で作製された透明ハウジング10内に設置される。
透明ハウジング10の底部外面には、透明ハウジング10を景品獲得ゲーム機の機台に固定するためのアングル材11a及び11bが取り付けられる。アングル材11a及び11bの一例は図2に示されている。
【0011】
透明ハウジング10の底面内側には、左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう一対の基礎レール12a,12bが取り付けられる。
即ち、基礎レール12a,12bは、図3に示すように、それぞれ2個のトラスねじ120,120によって透明ハウジング10の底面内側に固定される。
基礎レール12a,12bの溝内には、図4に示す如く、強度増強等のためレールカバー13a,13bがそれぞれ嵌め込まれる。基礎レール12aとレールカバー13aの拡大図は、図5に示す通りである。基礎レール12bとレールカバー13bについても同様である。
【0012】
次いで、図6に示す如く、上記一対の基礎レール12a,12bのそれぞれには、少なくとも2本づつの垂直ポール14a−1,14a−2,14b−1,14b−2が取り付けられる。
即ち、垂直ポール14a−1,14a−2,14b−1,14b−2の下端に固着したステー142を、それぞれ3本のユリヤねじ143,143により、基礎レール12a,12b上の任意の位置に固定することにより、各垂直ポールが基礎レールから略垂直に起立するように取り付ける。
垂直ポール14a−1の具体例は図7に示されている。他の垂直ポール14a−2,14b−1,14b−2についても同様であるので、ここでは垂直ポール14a−1についてのみ説明する。
【0013】
図7及び図8に示すように、垂直ポール14a−1にはブリッジバー保持片15a−1が、垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられる。
即ち、垂直ポール14a−1のポール主体部141の内部空間に、上下方向に移動可能なようにスライダー144が嵌め入れられ、ポール主体部141の側壁に明けたガイド孔1410を通じてスライダー144にねじ込まれた止めねじ145を締め付けることにより、スライダー144がポール主体部141上の任意の高さの位置で固定可能なようになっている。
スライダー144には、ステム保持体147が取り付けられ、当該ステム保持体147にステム146が保持され、ステム146の先端に取付ねじ148によってブリッジバー保持片15a−1が取り付けられるようになっている。
図9には、スライダー144に対するステム保持体147の取付状態と、ステム保持体147に対してステム146が望ましくは所定の角度範囲内で揺動可能なように保持されるよう構成されることが示されている。このように構成することにより、後述するブリッジバーの取付角度の変化に対応することが可能となる。
ポール主体部141の頂部には、キャップ149が嵌め込まれる。
【0014】
以上の如く構成された垂直ポール14a−1等のブリッジバー保持片15a−1等を利用して、景品を載置するためのブリッジバー161等が取り付けられる。
即ち、図10に示す如く、左右一対の対向する垂直ポール14a−1と14b−1との間には、それぞれのブリッジバー保持片15a−2及び15b−2を利用してブリッジバー161が掛け渡され、もう一対の対向する垂直ポール14a−2と14b−2との間には、それぞれのブリッジバー保持片15a−1及び15b−1を利用してブリッジバー162が掛け渡されるようになっている。
この場合のブリッジバー161,162は、図11に示すように、軸直角断面形状がL字型の部材であり、その両端のねじ孔を利用してブリッジバー保持片に固定する。
ブリッジバーの形状は軸直角断面形状がL字型のものに限らず、載置すべき景品の形態に応じて、図11に示すように、軸直角断面形状が丸型のブリッジバー171,172を用いることも可能である。
また、右から左まで同一形状のものでなくても、木の枝のように曲がったり、突起があるようなブリッジバーを用いることも可能であり、景品の形態に合わせて様々な形態のブリッジバーを取り付けることができる。
【0015】
以下、図12〜図17を参照しつつ、上記の如き構成の本発明に係る景品載置台を利用した、景品の各種載置形態について説明する。
図12は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー161と162との間に、景品載置用プレート18を水平に取り付けた状態を示しており、図13は、図12の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面を示している。
このような景品載置用プレート18を取り付けることにより、当該プレート上に従来と同様に各種景品を並べることができる。
また、ブリッジバー161と162との間隔を変えたり、両者の高さを変えたり、両ブリッジバーの両端の高さを変えたりすることにより、景品載置用プレート18の奥行き幅を変更したり、景品載置用プレート18の設置角度や傾斜を変更することが可能であり、それらに応じて景品の様々な載置形態が可能となる。
【0016】
図14は、高さの異なる前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー161と軸直角断面丸型のブリッジバー172との間に、箱に入れた景品19を直接載置した状態を示しており、図15は、図14の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面を示している。
このように、前のブリッジバー161を後のブリッジバー172よりも低くすることで、正面側から景品19を見やすくすると共に、前のブリッジバー161を軸直角断面L字型のものとすることで、景品19が滑り落ちるのを防止することができる。
また、このような載置の仕方をすることにより、景品をクレーンキャッチャーで取り易く見せることができたり、景品を上手く掴まないと、景品が落下して二度と取れなくなってしまうというスリル感を与えることが可能となる。
【0017】
図16は、高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面丸型のブリッジバー171と172との間に、縫いぐるみの景品20を直接引っ掛けて載せた状態又は挟み込んだ状態を示しており、図17は、図16の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面を示している。
このような載置の仕方をすることにより、前記と同様に、景品をクレーンキャッチャーで取り易く見せることができたり、景品を上手く掴まないと、景品が落下して二度と取れなくなってしまうというスリル感を与えることが可能となる。
【0018】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
即ち、図12〜図17に示した実施例においては、いずれも2本のブリッジバーが互いに平行に取り付けられているが、左右のブリッジバー保持具の高さを異ならせることにより、ブリッジバーの左右方向の勾配を変えたり、或いはまた、右側手前から左側奥方向へ向けて斜めに懸架したりすることも可能であり、更にまた、ブリッジバー同士を交叉するように取り付けることも可能である。
また、上記実施例においては、基礎レール12a及び12bにそれぞれ2本の垂直ポールを取り付けたが、その本数は任意に変更可能である。
また、上記実施例においては、1本の垂直ポール上に1個のブリッジバー保持具しか取り付けなかったが、2個以上のブリッジバー保持具を取り付け、1本の垂直ポールで複数本のブリッジバーの端部を支承するように構成することも可能である。
従って、本発明は、特許請求の範囲に記載の範囲内において本明細書及び図面の記載から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【産業上の利用可能性】
【0019】
本発明は上記の如く構成されるので、本発明によるときは、高さの同じ前後のブリッジバーの間や、高さの異なる前後のブリッジバーの間に各種景品を様々な姿勢で載せたり、引っ掛けたり、ブリッジバーの間に挟み込んだりすることができ、各ブリッジバーの両端の垂直ポールへの取付け位置を変化させることにより、各ブリッジバーの左右方向の勾配を変えたり、右側手前から左側奥方向へ向けて懸架したりすることも可能である。また、図12及び図13に示すように、景品載置ラウプレートを用いる場合においても、2本のブリッジバー間の間隔を変えたり、両者の高さを変えたり、両ブリッジバーの両端の高さを変えたりすることにより、景品載置用プレートの奥行き幅を変更したり、景品載置用プレートの設置角度や傾斜を変更することが可能であり、それらに応じて景品の様々な載置形態が可能となる。
また、本発明に係る景品載置台は、既存の景品獲得ゲーム機の透明ハウジング内に取り付けられている既存の景品載置台と交換して利用することも可能である。
従って、本発明によるときは、従来の如く景品を平面的に並べたり、単に積み重ねるだけではなく、上下方向、前後方向、斜め方向、その他、様々な形態の変化に富んだ立体的な陳列が容易に可能となり、これにより、新たな形での景品獲得方法も可能となり、新規な景品獲得ゲーム機開発の可能性をももたらし得る景品載置台を提供し得るものであって、産業上多大の利用可能性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】内部に本発明に係る景品載置台を設置する透明ハウジングの一実施例を示す斜視図である。
【図2】上記透明ハウジングを景品獲得ゲーム機の機台に固定するためのアングル材を示す斜視図である。
【図3】透明ハウジングの底面の左右の側辺に沿って一対の基礎レールを前後方向に延びるよう取り付ける状態を示す説明図である。
【図4】図3に示した基礎レールにレールカバーを取り付ける状態を示す説明図である。
【図5】基礎レールとレールカバーの組合せ状態を示す斜視図である。
【図6】基礎レール上に垂直ポールを取り付ける状態を示す説明図である。
【図7】垂直ポールにブリッジバー保持片を取り付ける状態を示す説明図である。
【図8】垂直ポールにブリッジバー保持片を取り付ける状態を示す説明図である。
【図9】ブリッジバー保持片を取り付けるためのステムの構成を示す説明図である。
【図10】左右一対の対向する垂直ポールの間にブリッジバーを掛け渡すように取り付ける状態を示す説明図である。
【図11】軸直角断面がL字型のブリッジバーと、丸型のブリッジバーとを示す斜視図である。
【図12】高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバー間に景品載置用プレートを取り付けた状態を示す説明図である。
【図13】図12の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面による説明図である。
【図14】高さの異なる前後2本の軸直角断面L字型のブリッジバーと軸直角断面丸型のブリッジバーとの間に直接景品を載置した状態を示す説明図である。
【図15】図14の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面による説明図である。
【図16】高さが同じに取り付けられた前後2本の軸直角断面丸型のブリッジバー間に直接景品を引っ掛けて載せた状態を示す説明図である。
【図17】図16の状態をブリッジバーの軸に直角な面で切断した断面による説明図である。
【符号の説明】
【0021】
10 透明ハウジング
11a,11b アングル材
12a,12b 基礎レール
120,120 トラスねじ
13a,13b レールカバー
14a−1,14a−2,14b−1,14b−2 垂直ポール
141 ポール主体部
1410 ガイド孔
142 ステー
143,143 ユリヤねじ
144 スライダー
145 止めねじ
146 ステム
147 ステム保持体
148 取付ねじ
149 キャップ
15a−1,15a−2,15b−1,15b−2 ブリッジバー保持片
161,162 L字型ブリッジバー
171,172 丸型ブリッジバー
18 景品載置用プレート
19,20 景品
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも正面側が透明板で作製された直方体状のハウジング(10)内に設けられ、プレイヤーが取得すべき多数の景品を載置する景品獲得ゲーム機の景品載置台において、
上記ハウジング(10)の底面の左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう設けられる一対の基礎レール(12a,12b)と、
当該一対の基礎レール(12a,12b)のそれぞれに少なくとも2本づつ取り付けられ、各基礎レールから略垂直に起立するように、かつ、下端が基礎レール上の任意の位置で固定可能なように取り付けられる垂直ポール(14a−1,14a−2,14b−1,14b−2)と、
左右一対の対向する垂直ポールの間に掛け渡されるブリッジバー(161,162,171,172)と、
各垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられ、上記ブリッジバーの端部を保持するブリッジバー保持片(15a−1,15a−2,15b−1,15b−2)と、
を設けたことを特徴とする上記の景品獲得ゲーム機の景品載置台。
【請求項2】
軸直角断面がL字型のブリッジバー(161,162)を用いる請求項1に記載の景品載置台。
【請求項3】
軸直角断面が丸型のブリッジバー(171,172)を用いる請求項1に記載の景品載置台。
【請求項1】
少なくとも正面側が透明板で作製された直方体状のハウジング(10)内に設けられ、プレイヤーが取得すべき多数の景品を載置する景品獲得ゲーム機の景品載置台において、
上記ハウジング(10)の底面の左右の側辺に沿って前後方向に延びるよう設けられる一対の基礎レール(12a,12b)と、
当該一対の基礎レール(12a,12b)のそれぞれに少なくとも2本づつ取り付けられ、各基礎レールから略垂直に起立するように、かつ、下端が基礎レール上の任意の位置で固定可能なように取り付けられる垂直ポール(14a−1,14a−2,14b−1,14b−2)と、
左右一対の対向する垂直ポールの間に掛け渡されるブリッジバー(161,162,171,172)と、
各垂直ポール上の任意の高さの位置で固定可能なように取り付けられ、上記ブリッジバーの端部を保持するブリッジバー保持片(15a−1,15a−2,15b−1,15b−2)と、
を設けたことを特徴とする上記の景品獲得ゲーム機の景品載置台。
【請求項2】
軸直角断面がL字型のブリッジバー(161,162)を用いる請求項1に記載の景品載置台。
【請求項3】
軸直角断面が丸型のブリッジバー(171,172)を用いる請求項1に記載の景品載置台。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公開番号】特開2010−110397(P2010−110397A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−283928(P2008−283928)
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【出願人】(306019111)株式会社タイトー (475)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【出願人】(306019111)株式会社タイトー (475)
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