説明

最適化された非正準ジンクフィンガータンパク質

CCHC亜鉛配位残基を含むジンクフィンガーをここで開示する。また、これらのCCHCジンクフィンガーを含むジンクフィンガータンパク質及び融合タンパク質並びにこれらのタンパク質をコードするポリヌクレオチドについても述べる。遺伝子エディティング及び遺伝子調節のためにこれらのタンパク質を使用する方法も説明する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
非正準(非C)ジンクフィンガーを含むジンクフィンガータンパク質であって、非正準ジンクフィンガーがDNA結合に関与するらせん部分を有し、らせん部分の亜鉛配位領域がアミノ酸配列HXRCX(配列番号2)を含み、及びジンクフィンガータンパク質が標的配列に結合するように操作されている、前記ジンクフィンガータンパク質。
【請求項2】
がAであり、及びXがQである、請求項1に記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項3】
がKであり、及びXがEである、請求項1に記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項4】
がTであり、及びXがRである、請求項1に記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項5】
がGである、請求項1から請求項4のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項6】
少なくとも1つのジンクフィンガーが、配列Cys−(X2−4−Cys−(X12−His−(X3−5−Cys−(X1−10(配列番号3)[式中、X、X、X及びXはいずれのアミノ酸でもよい]を含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項7】
表1、2、3又は4のいずれかに示す配列のいずれかを含む、請求項1から請求項6のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項8】
が配列QLV又はQKPを含む、請求項6又は請求項7のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項9】
配列QLV又はQKPがジンクフィンガーの3個のC末端アミノ酸残基である、請求項8に記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項10】
が1、2又は3個のGly(G)残基を含む、請求項6から請求項9のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項11】
ジンクフィンガーの少なくとも1つが、請求項1から請求項10のいずれかに記載のCCHCジンクフィンガーを含む、複数のジンクフィンガーを含むジンクフィンガータンパク質。
【請求項12】
ジンクフィンガータンパク質が3、4、5又は6個のジンクフィンガーを含む、請求項11に記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項13】
フィンガー2がCCHCジンクフィンガーを含む、請求項11又は12に記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項14】
C末端ジンクフィンガーがCCHCフィンガーを含む、請求項11から請求項13のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項15】
少なくとも2個のジンクフィンガーがCCHCフィンガーを含む、請求項11から請求項14のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項16】
ジンクフィンガータンパク質が、表8に示す配列のいずれかを含み、IPP2−K遺伝子内の標的配列に結合するように操作されている、請求項11から請求項15のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質。
【請求項17】
請求項1から請求項16のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質及び1又はそれ以上の機能性ドメインを含む融合タンパク質。
【請求項18】
(a)切断ハーフドメイン、
(b)請求項1から請求項16のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質、及び
(c)切断ハーフドメインとジンクフィンガータンパク質の間に介在するZCリンカー
を含む融合タンパク質。
【請求項19】
ZCリンカーの長さが5アミノ酸である、請求項18に記載の融合タンパク質。
【請求項20】
ZCリンカーのアミノ酸配列がGLRGS(配列番号4)である、請求項19に記載の融合タンパク質。
【請求項21】
ZCリンカーの長さが6アミノ酸である、請求項18に記載の融合タンパク質。
【請求項22】
ZCリンカーのアミノ酸配列がGGLRGS(配列番号5)である、請求項21に記載の融合タンパク質。
【請求項23】
請求項1から請求項16のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質又は請求項17から請求項22のいずれかに記載の融合タンパク質をコードするポリヌクレオチド。
【請求項24】
細胞において、請求項18から請求項22のいずれかに記載の一対の融合タンパク質を発現させることを含む、植物細胞中の細胞クロマチンの標的切断のための方法であって、
(a)融合タンパク質の標的配列が互いの10ヌクレオチド内であり、及び
(b)融合タンパク質が二量体化して、標的配列の間に位置するDNAを切断する、
前記方法。
【請求項25】
宿主植物細胞における標的遺伝子組み換えの方法であって、
(a)融合タンパク質の標的配列が選択された宿主標的遺伝子座に存在する、宿主細胞において、請求項18から請求項22のいずれかに記載の一対の融合タンパク質を発現させること、及び
(b)宿主標的遺伝子座において配列変化を示す組換え宿主細胞を同定すること
を含む前記方法。
【請求項26】
配列変化が、遺伝物質の欠失、遺伝物質の挿入、遺伝物質の置換及びそれらの何らかの組み合わせからなる群より選択される突然変異である、請求項24又は請求項25のいずれかに記載の方法。
【請求項27】
外因性ポリヌクレオチドを宿主細胞に導入することをさらに含む、請求項24から請求項26のいずれかに記載の方法。
【請求項28】
外因性ポリヌクレオチドが、宿主標的遺伝子座に相同な配列を含む、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
植物が、単子葉植物、双子葉植物、裸子植物及び真核層類からなる群より選択される、請求項24から請求項28のいずれかに記載の方法。
【請求項30】
植物が、トウモロコシ、イネ、コムギ、ジャガイモ、ダイズ、トマト、タバコ、アブラナ科の成員及びシロイヌナズナからなる群より選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
植物が樹木である、請求項24から請求項29のいずれかに記載の方法。
【請求項32】
標的配列がIPP2K遺伝子内に存在する、請求項24から請求項31のいずれかに記載の方法。
【請求項33】
請求項32に記載のIPP2K遺伝子を不活性化する又は変化させることを含む、種子中のフィチン酸のレベルを低下させるための方法。
【請求項34】
請求項32に記載のIPP2−K遺伝子を不活性化する又は変化させることを含む、種子においてリンをより代謝的に使用可能にするための方法。
【請求項35】
請求項1から請求項16のいずれかに記載のジンクフィンガータンパク質、請求項17から請求項22のいずれかに記載の融合タンパク質又は請求項23に記載のポリヌクレオチドを含む植物細胞。
【請求項36】
細胞が種子である、請求項35に記載の植物細胞。
【請求項37】
種子がトウモロコシ種子である、請求項36に記載の植物細胞。
【請求項38】
IPP2−Kが部分的に又は完全に不活性化されている、請求項35から請求項37のいずれかに記載の植物細胞。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【公表番号】特表2010−512745(P2010−512745A)
【公表日】平成22年4月30日(2010.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−541373(P2009−541373)
【出願日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際出願番号】PCT/US2007/025455
【国際公開番号】WO2008/076290
【国際公開日】平成20年6月26日(2008.6.26)
【出願人】(501035309)ダウ アグロサイエンシィズ エルエルシー (197)
【出願人】(500426135)サンガモ バイオサイエンシーズ, インコーポレイテッド (6)
【Fターム(参考)】