説明

有害物質の存在についての検知方法とそれに使用するステッカー

本発明は、外部表面と内部表面とを有する透明層と、透明層の内部表面に取り付けられており、有害物質の存在を可視的に検知するための指示薬/試薬を有するインジケーター層と、透明層の内部表面、及び/又は、インジケーター層に塗着された、ステッカーを部品に貼着するための接着剤と、から成る、部品に存在する有害物質を検知するためのステッカーに関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物質の存在を検知するインジケーターであり、特に有害物質を検知するインジケーターに関する。
【背景技術】
【0002】
環境、健康、及び安全性に関する問題のために、電子部品のような機器に存在する有害物質を発見する必要がある。そのような問題に起因して、電子機器に対して特定有害物質の使用を制限する指令(例えば、RoHS:特定有害物質使用制限指令;欧州連合(EU)による指令2002/95/EC)が出されている。これらの物質には、鉛;水銀;カドミウム;六価クロム;ポリ臭化ビフェニール化合物(PBB);ポリ臭化ジフェニルエーテル化合物(PBDE);が含まれている。
【0003】
そのような有害物質の存在は、生産ラインの2重使用(即ち、複数ラインのうちの一の生産ラインにおいての一又はそれ以上の有害物質の使用)による汚染、又は、製造過程においてそのような物質を使用する一般的な製造環境からの汚染等、に含まれる多くの理由を見出すことができる。
【0004】
RoHS指令では、電子機器の製造の際、製造する製品が使用制限されている物質を含有していないことを立証することを要求している。
【0005】
現在では、電子部品に存在する前述の物質を確認するために、蛍光X線、及び液体化学薬品の塗布が一般的に使用されている。
【0006】
蛍光X線の特徴としては、高価であること;(熟練した)技術者を要すること;X線放射を使用することで安全性が懸念され得ること;単なるサンプルチェック(例えば、10番目の部品ごとのチェック)に使用されるような場合を除いて、非常に時間を要すること;何種類かのペーパーワークが生じること、及び結果についての継続的な資料作成を余儀なくされること;が挙げられる。
【0007】
液体化学薬品の塗布は、部品に残液がそのまま放置される可能性があり、(上記同様に、単なるサンプルチェックに使用されるような場合を除いて、非常に時間を要するので)大量生産にはあまり適していない。米国特許番号6,248,593(Esswein他)は、表面の鉛による汚れを取り除くのにハンドワイプを使用し、鉛がもし存在すれば、アクア酸化水を用いて溶解し、鉛の存在に対して固有の色を示す、ロジゾン酸イオン、又は硫化物アニオンで処理することを特徴とする、液体化学薬品の使用法を提供する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、特に電子部品等に存在する有害物質を検知可能なパッチ又はステッカー、及び有害物質の存在についての検知方法に関する。本発明の目的は、ステッカーを電子部品に残留するように設計することで、ステッカー、及びその方法によって有害物質の存在を実質的に永久的に検知することにある。
【0009】
本発明は特に電子部品に対する使用に適しているが、ペイントウォールに対して(例えば、鉛の存在に関するテストを行う為等)のように多様な他の設定においてや、農産物、及び食料品の分野等において使用されても良い。有害物質の存在についてテストが行われる如何なる物品でも表現できるように、明細書、及び特許請求の範囲においては、「部品」又は「部品群」というような言葉を使用する。
【0010】
「電子部品」という言葉は、ここでの明細書、及び特許請求の範囲においては、最も広義に解釈されるものであり、如何なる電子機器(コンピュータ、端子、DVD、ステレオ、テレビ、電子ゲーム機等)、及び/又は、その構成部品である、例えば、プリント基板(PCB)、集積回路(IC)等、及びそれらが個別包装されたもの、を含んでいても良い。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明のステッカーは、外部表面及び内部表面を有する透明層と、透明層の内部表面に貼着されている、有害物質の存在を可視的に検知するための指示薬/試薬を含むインジケーター層と、ステッカーの部品への貼着を簡易化するために、透明層の内部表面の少なくとも一部に、及び/又は、インジケーター層の少なくとも一部に塗着された接着剤と、で構成されている。
【0012】
「透明層」という言葉は、指示薬/試薬による検知が視覚化される程度に、層が「透明である」、又は「半透明である」という意味に解釈されるべきである。
【0013】
本発明に係る有害物質の存在の検知方法は、前記ステッカーを準備するステップと、(有害物質又はその成分を溶解するために)少量の抽出液を部品の所定位置に塗布するステップと、所定位置にステッカーを貼着するステップと、から成る。
【発明の効果】
【0014】
ステッカーそのものが抽出液を含むように改良されても良いので、このような実施形態によると、部品への抽出液の塗布はステッカーが部品に貼着された時点で達成できる。
【0015】
本発明のある特定の実施形態によると、ステッカー(典型としては、インジケーター層)は、例えば、並列な配置で、一方が他方の上面に配置されるように、又は他の適した形態で、抽出液をさらに含んでいても良い。
【0016】
本発明の別の実施形態によると、ステッカーは、部品(群)に貼着するための貼着面(即ち、ステッカーの裏面)に沿って広がるライナー、即ち支持層をさらに含むことができる。ライナーは、複数のステッカーを保持、運搬、個別包装、及び保管を簡易化するのに特に有効である。
【0017】
本発明の更に別の実施形態によると、ステッカーは、一の特定有害物質、又は複数の特定有害物質の存在を特定させるために、別々の位置に(例えば、個々に分離された区分に)配置されている、複数の検知指示薬品を含むことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
明確にするために、以下の説明においては、同様の、あるいは類似する構成部品について同一の符号を使用して説明する。
【0019】
最初に、図1〜図3について説明する。図1〜図3には、透明層12と、インジケーター層14と、接着剤16と、から成る、本発明のステッカー10が示されている。
【0020】
透明層12は、内部表面18と外部表面20とを有する。インジケーター層14は、透明層12の内部表面18に(例えば、接着剤16のような接着剤によって)貼着される。例えば、(ステッカーが円形である場合、環状に形成された)余白部22を形成するようにステッカーの中央部に(例えば、接着剤16と同様の)接着剤を用いてインジケーター層14が貼着される。それによって、有害物質(図示されていない)の存在について検査するために、ステッカー10と、例えばプリント基板24(以下PCB24)のような電子部品とを良好に接触させることができる。
【0021】
透明層12は、一般的には、例えば、ポリアミドのような高分子材料で作られており、また、透明層12は透明、又は少なくとも半透明であるので、検知結果が陽性であるかどうかを、前記透明層を通して識別可能である。透明層12は、熱及び化学薬品に対する耐性を有していることが好ましく、これはステッカー10のいずれか、又は全ての構成部品についても同様である。
【0022】
インジケーター層14は、例えば多孔質の層であっても良く、この場合、指示薬又は試薬(図示されていない)は細孔に配置される。また、例えば、指示薬の形態が、ゲル状、液体状、固体状(例えば、粉状体又はドライソリューション)、カプセル状、又はこれらを組み合わせたものであるようなインジケーター層14を、他のバリエーションとして含めることもできる。さらに、インジケーター層と接着剤とを分ける必要性が実質的に無い場合、指示薬に接着剤16を含めること、又は指示薬と接着剤16とを結合させることもできる。
【0023】
図4には、本発明の別の実施形態についての具体例が示されている。同図に示されているステッカー10は、ステッカーの縁端まで広がるインジケーター層14を含む。この場合、接着剤16はインジケーター層14の下部表面で、一般的には、その周囲部に塗着される。
【0024】
ステッカー10をPCB24に貼着する前に、一般的には、少量の抽出液(例えば、図示されていない弱酸性水溶液)が電子部品の表面に塗布され、その位置にステッカーが貼着される。あるいは、抽出液を、PCB24と接触するステッカー10の任意の部分に塗布することが可能であり、その後ステッカーは、電子部品の表面に貼着される。あるいは、ステッカー10そのものが抽出液を含むように改良されても良い。この場合は、ただPCB24にステッカーを貼着させるだけで、その位置に抽出液を塗布する行為を達成することができる。
【0025】
ある程度の期間、ステッカー10を保管しておく必要がある場合、ステッカーのPCB24への貼着面を覆い、保護するための、剥離可能な保護膜(図示されていない)を含んでいても良い。また、その際に、ステッカー10は、特にインジケーター層を、放射線(例えば、太陽光)、ほこり等のような環境要因から保護するために、例えば、保護包装膜を含めることもできる。
【0026】
最適な例としては、インジケーター層14に配置されている指示薬又は試薬が、ロジゾン酸イオン、又は硫化物イオンであれば、それによって、鉛(Pb)の存在が、透明層18を通して見られる色彩変化によって確認できる。これと同様に、本発明は、他の多くの指示薬を使用することができ、それによって、例えば、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール化合物(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル化合物(PBDE)のような有害物質の存在が確認できる。
【0027】
更なる指示薬の例としては、1,5−ジフェニルチオカルバゾン;1,5−ジフェニルカルボヒドラジド;4−(2−ピリジルアゾ)レゾルシノール;ジフェニルカルバゾン;ヨウ化第一銅;p−ジメチルアミノベンジリデンロダニン;及び1,5−ジフェニルカルバゾン等が含まれる。また、前記の例と同様に、臭化水素酸のような臭素及び臭化物の存在を検知するのに使用されるフルオレセイン、p−アミノフェノール、及び4,4´−ビス(ジメチルアミノ)−チオベンゾフェノンも上述した臭素含有の有害物質の存在を確認させるために使用することができる。
【0028】
さらに理解されるべき点は、そのような有害物質の存在の確認は、実際には、関連化学物質の存在、その物質の原子価、イオン型等を確認することによって達成されるということであり、さらには、有害物質は、関連化学物質、原子価、イオン型等について多様な形態で部品に存在しているということである。なお、明細書、及び特許請求の範囲においては、関連化学物質、原子価、イオン型等のいずれかにおける物質についての言及は、有害物質を形成するような反応を起こす可能性を有する、関連前駆体を含んだ、そのような物質の全ての形態についての引用を含むものとする。
【0029】
従って、本発明のステッカー、及びその方法は、有害物質の存在の確認を提供し、かつ、その有害物質の検知を継続して提供するところが大変重要である。言い換えれば、ステッカー10は、PCB24上にそのまま残留するように設計されているため、(除去又は不正に変更が行われた場合を除いて)永久的に、特定の有害物質の検知を提供する。
【0030】
図5は、ステッカー10が、ステッカー10の裏面、即ち、部品(例えば、PCB24)の表面に貼着するためのステッカーの貼着面に沿って広がるライナー26、即ち支持層と結合していることを特徴とする、本発明の実施形態を示している。ライナー26は、複数のステッカー(図5では2枚のステッカーが示されている)の保持、運搬、個別包装、及び保管の簡易化に特に有効である。そのような目的のために、ライナー26は、複数のステッカー10を同時に運搬できるように、帯状に延びる形状、又は正方形、長方形、円形等の形状であっても良い。ライナー26は、ステッカー10の底面(好ましくは、少なくとも接着剤16)を完全に覆っており、ステッカーは、PCB24に貼着させる前にライナーからはがされる。あるいは、ライナーを剥がしてステッカー10をPCB24に貼着する前に、指示薬液で、インジケーター層を容易に湿らせることができるように、ライナー26はインジケーター層14の位置に合わせて設けられた開口部28を含んでいても良い。
【0031】
図6は、個々に分離されたインジケーター層14a、14b、14c、14d、14e、及び14fに配置されている、複数の異なった検知指示薬を含む、ステッカー10を示している。このような実施形態を用いると、ステッカー10は、一又は複数の有害物質が存在している場合であっても、更に容易に検知することができる。このような実施形態に使用されるライナー26は、インジケーター層14a、14b、14c、14d、14e、及び14fの位置に合わせて一列に整列して設けられた複数の開口部28(図示されていない)を含んでいても良い。
【0032】
本発明のステッカー、及び本発明による方法は、電子部品の大量生産においての使用にも適している点に注目することが重要である。生産中、一般的には最終の製造段階において、機械、装置、又は作業員に、少量の抽出液をPCB24のような電子部品の(又は、ステッカーの下面部の)予め決められた位置に塗布する作業と、その位置にステッカー10を貼着する作業と、を容易に分担させることができる。そのような機械によって、現存の生産ラインに新たな改良を組み込むことが可能であることは、当然に理解されるはずである。
【0033】
有害物質の存在の検知を提供するためのステッカー、及びその検知方法は多数存在するが、それらは、本発明に従って、創意工夫が為され得るものであり、また、上記明細書に記載した内容は単なる説明上のものである。
【0034】
従って、本発明のステッカー、及び本発明による方法は、本発明の属する範囲内において、必要な変更を加えて多様な形態で実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1は、本発明に係るステッカーの実施形態の底面図である。
図2は、図1に示されるII−II線に沿った本発明に係るステッカーの
側断面図である。
図3は、図1に示されているステッカーが電子部品に取り付けされた状態を示す。
図4は、本発明に係るステッカーの他の実施形態を示す側断面図である。
図5は、複数のステッカーを同時に運搬するためのライナーを更
に含む、本発明に係る複数のステッカーの側断面図である。
図6は、別々に配置されている複数の検知指示薬品を含む、本発明に
係るステッカーの他の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0036】
10 ステッカー
12 透明層
14 インジケーター層
14a インジケーター層
14b インジケーター層
14c インジケーター層
14d インジケーター層
14e インジケーター層
14f インジケーター層
16 接着剤
18 透明層の内部表面
20 透明層の外部表面
22 余白部
24 プリント基板(PCB)
26 ライナー
28 開口部


【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
部品に存在する有害物質を検知するためのステッカーであって、
外部表面と、内部表面とを有する、透明層と、
有害物質の存在を可視的に検知するための指示薬/試薬を含む、前記透明層の内部表面に取り付けられたインジケーター層と、
前記ステッカーを部品に容易に貼着できるようにするために、少なくとも前記透明層の内部表面の一部、及び/又は、少なくとも前記インジケーター層の一部に塗着された接着剤と、
から成る、ステッカー。
【請求項2】
前記接着剤が、前記有害物質の存在の有無について実質的に永久的な検知を提供できるように、前記ステッカーを部品に確実に残留させるために用いる接着剤であることを特徴とする、請求項1に記載のステッカー。
【請求項3】
前記透明層、前記インジケーター層、及び前記接着剤のうちの一、又は全てが、熱及び/又は化学薬品に対する耐性を有していることを特徴とする、請求項1、又は請求項2に記載のステッカー。
【請求項4】
前記透明層が高分子材料を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のステッカー。
【請求項5】
前記高分子材料がポリアミドを含むことを特徴とする、請求項4に記載のステッカー。
【請求項6】
前記有害物質又はその成分を溶解するための抽出液を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のステッカー。
【請求項7】
前記インジケーター層が、ゲル、液体、固体、カプセル、又はこれらの組み合わせのうちいずれかであること、あるいは、ゲル状、液体状、固体状、カプセル状、又はこれらの組み合わせのうちいずれかであること、を特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のステッカー。
【請求項8】
前記インジケーター層が多孔質の層であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のステッカー。
【請求項9】
前記接着剤が、前記インジケーター層に含まれていること、又は結合されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のステッカー。
【請求項10】
前記指示薬/試薬が、ロジゾン酸イオン、及び硫化物イオン;1,5−ジフェニルチオカルバゾン;1,5−ジフェニルカルボヒドラジド;4−(2−ピリジルアゾ)レゾルシノール;ジフェニルカルバゾン;ヨウ化第一銅;p−ジメチルアミノベンジリデンロダニン;1,5−ジフェニルカルバゾン;フルオレセイン;p−アミノフェノール;及び4,4´−ビス(ジメチルアミノ)−チオベンゾフェノン;のうちの一を含有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のステッカー。
【請求項11】
前記インジケーター層が、前記透明層の面積よりも小さい面積を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のステッカー。
【請求項12】
前記ステッカーの任意の部分を覆い保護するための、取外し可能な保護膜、又は保護包装膜をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のステッカー。
【請求項13】
前記有害物質は、少なくとも、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール化合物(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル化合物(PBDE);及び関連化学物質、原子価、イオン型を含む、臭素及び臭化物;及び関連前駆体、のうちいずれかの物質であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載のステッカー。
【請求項14】
前記ステッカーの裏面と結合されたライナーをステッカーの裏面に有していることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載のステッカー。
【請求項15】
前記ライナーが、前記インジケーター層の位置に合わせて設けられた開口部を含むことを特徴とする、請求項14に記載のステッカー。
【請求項16】
前記インジケーター層が、個々に分離して配置された複数のインジケーターにより構成されていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載のステッカー。
【請求項17】
前記インジケーターが、それぞれに異なった指示薬を有する区分を備えていることを特徴とする、請求項16に記載のステッカー。
【請求項18】
部品に存在する有害物質の検知方法であって
(a)請求項1〜17のいずれかに記載のステッカーを準備するステップと、
(b)前記部品、又は前記ステッカーの前記インジケーター層の所定位置に少量の抽出液を塗布するステップと、
(c)前記位置に前記ステッカーを貼着するステップと、
から成る、部品に存在する有害物質の検知方法。
【請求項19】
前記部品に前記ステッカーを貼着することで抽出液の塗布が行われ、前記ステップ(b)と、前記ステップ(c)とが、実質上、同時に行われることを特徴とする、請求項18に記載の部品に存在する有害物質の検知方法。
【請求項20】
前記有害物質の存在について、継続的な検知を提供するために、ステッカーを部品にそのまま残留させるステップをさらに含むことを特徴とする、請求項18に記載の部品に存在する有害物質の検知方法。
【請求項21】
前記部品の所定位置にステッカーを貼着するステップが、前記部品の生産中にステッカーを貼着するステップに含まれることを特徴とする、請求項18〜20のいずれかに記載の部品に存在する有害物質の検知方法。



【公表番号】特表2009−532694(P2009−532694A)
【公表日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−503730(P2009−503730)
【出願日】平成19年2月5日(2007.2.5)
【国際出願番号】PCT/IL2007/000146
【国際公開番号】WO2007/113788
【国際公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【出願人】(508296565)
【Fターム(参考)】