説明

柱の弱体防止とガードケースの役割

【課題】製作物の大黒柱ともいえる大切な役割を果たす柱が錆、腐食等により弱体化し地震などの自然災害で壊れ、倒れて人や建物等に被害が出ることを防ぐガードケースを提供する。
【解決手段】数種類の固形油12と防止液13等を含み保つ材質のマットを作り、固形油12を付着マットに少量の防止液13を与えて固形油12から油香を滲み出す事を促す。適量の空間で狭いガードケース1内に油香が広がり続けて柱に錆、腐食の発生しにくい状態を作り続ける。防止液13も柱に薄い油膜を作る程度の量で効果は有る。ガードケース1の部品はマット2が十分に役割をするために製作した物で上蓋9と仕切り板11は内部と仕切り防水等の役割をする。空間は必要なメモ入れと空通調節をする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
製作物に重要な役割を担う各柱を保護する為特に錆、腐食等の原因に対し柱本来の強度を継続する為に考案した、ガードケース▲1▼の役割と製作、使用方法。
【0002】
背景技術
従来、柱の腐食防止は錆止を塗る
柱の下部にコンクリート、モルタルなどで盛り上げる方法が有る。
本考案は腐食防止マット▲2▼を製作
腐食防止液と固形油を使用して、油香をガードケース▲1▼内に与える事で長期に渡り錆、腐食を防止して柱本来の強度で役割を行なう
ガードケース▲1▼は、取付後数回点検、手当する事で強度を継続し取り付け部以外の腐食、錆等で柱の役割が終わるまで製作物を大切に長く使用出来る為の考案。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特に屋外に設置取付の多い フェンス、交通標識、外灯 ガードレール、看板等、多種類有る中で、製作物に大切な柱が有る
柱の強度を長く継続させ、強風、雨、地震等に対処したい。
錆、腐食が少しでも発生した場合は早期に対処する。
フェンスやガードレール等は柱の強度を継続できれば他の部分は取り替えが出来る物が多く有る。
ガードケース▲1▼を柱に取り付ける事に依り柱の錆、腐食発生を抑える。
すでに発生して居る柱には、腐食防止の手当をして防止マット▲2▼とガードケース▲1▼全部品の働きで課題の解決にあたる。
【発明を解決する為の手段】
【0004】
考案者が工場で錆、腐食防止に係わって居た頃から試作を続けて来た錆、腐食の防止方法に小切りの鉄板とアルミ板を1枚ずつ缶詰缶に入れた物を4個用意して油につけた物、錆止粉をつけた物、缶の中に固形油▲12▼を1個入れておいた物、そのままの物を各蓋をし長期に実施して来た実験結果ガードケース▲1▼の考案に繋がり、固形油▲12▼は高温度で油香を放ち、缶詰缶に近い大きさのガードケース▲1▼に適していた
空気流通を適度におさえた中で固形油▲12▼はガードケース中に長く油香を与える事で鎖、腐食防止になると確信、防止マット▲2▼製作に係る。
柱に巻くマットの効果が重要だ、厚目の布とスポンジ類の物でも良いが液を長く保つ材質のものが適している。
柱に巻く防止マット▲2▼に固形油▲12▼を全体に組み入れる、固形油▲12▼はマットを湿らす腐食防止液▲13▼でゆっくり滲み出て柱に油香を与える物と温度差などで少しずつ滲み出てガードケース▲1▼内部を油香で包む物でバランスを調整してマット内に長く留まり油香を保持して長期間柱の錆、腐食防止に繋げる。
ガードケース▲1▼を取付た柱は、取り付けていない柱と比べて錆、腐食の発生がかなり後期になると確信している。
【発明解決する為の手段】
【0005】
現在既に使用中の柱に対しては各柱により違いがあり各点検を行い錆、腐食の発生点の有無等をチェックし、ガードケース▲1▼取付日の柱の状態 写真、注入量、使用マットのナンバー等メモを残してガードケース▲1▼の空間に入れて次回の点検に役立てる、柱を新規に設置取付の場合は地域の管理の意見、希望取付者の名前などメモを空間に入れて、適切な時期に初回の点検を行い、当日の状態と取付日、検査、手当、液の注入の状態を見て検討する事で10年15年先の状態がかなり分かり、マットの固形の状態 注入量の変化等、手当の見当も読み取る事が出来る、この梯に柱の保護管理を実行すれば各柱は十分に役割を果たしきれる。
こうしてガードしても柱の終末は来る、目安はガードケース▲1▼を取り付けた以外の所からの腐食、錆が多く発生して来た時だ
そうなれば当考案の目的は達成で有る。
【発明の効果】
【0006】
年中あぶらっけの中だから錆はこない、あげ物屋の主人の言葉であぶらっけの意味を知った。これが腐蝕防止の固形油▲12▼、防止液▲13▼防止マットの製作、考案に繋がった。柱が支える本来の強度を継続して役割を果たす為に考案したガードケース▲1▼を柱に取り付け適切な時期に点検、手当を行い、長期に渡り柱を守る事で効果をあげる。
防止液、固形油のマット内での役割。
固形油は数種類を使用して温度差で滲み油香を出す物と、防止液で滲み油香を出す物を防止マットに組み込み付着する、防止液が両方の適量のバランスで長期に続く油香発生を促す。
防止液で滲む物はゆっくりといつも油香を少しずつ出し長期に続く様な固形油の組合せをする、防止液は固形油の出香を促すもので注入量を適量に調節しマット内に油香が広がる様に空気通の適度の調節をして、油香がガードケース内を包みサビ、腐食が発生しにくい様な状態を作る事で効果を上げる。
【柱の弱点を重視する】
【0007】
金属系の錆、木竹等の腐食、ペットの尿、酸、塩分、放射能などを含む風雨で発生する、錆、腐蝕、弱体化を防ぐガードケースを取付、効果を上げる。道路等に多い柱は、強風、雨、地震等で倒れ、人、家、道路に被害が及ばない手助けをする。
【実施するための形態】
【0008】
図101図106は本考案の対象物柱にガードケース▲1▼取付外視列
図102外見図、A−A、B−B、C−Cの矢視、指示左点線部は空間▲8▼メモ等入れる
図103柱に防止マット▲2▼を固定具▲4▼で取付、上部の柱から周囲への点線は防水樹脂紙▲10▼で▲4▼の上から巻き着上部を柱に締め止めする
接続具▲7▼は柱に依りアンカー利用も可能
図104A−A断面図▲3▼と▲7▼連結取付
図105C−C断面図▲4▼付属の繋ぎ具▲3▼で締めマット▲2▼を支える
図107B−B断面図▲3▼と▲7▼が連結するが図下部の▲3▼はガードケースの体型を決める繋ぎ具で外径が決まる
図108C−C断面の組み立て図
図103マット固定具取り付け図
防止マット▲2▼は固定具▲4▼で柱に取り付ける注入口▲6▼は固定具▲4▼の上部に作り柱の大小に依り注入口の数は変える
防止液▲13▼を注入口▲6▼より受ける液送パイプ▲5▼柱の形に丸四角等数種類有りパイプの取付困難の時はスポンジ状の太紐状の物を柱に巻いて使用する。接続具▲7▼を長ナット等で上部▲3▼よりくるボルトをナット半分使用で締め残り半分は強度等で必要に応じてアンカー▲14▼使用などの為に使用する。
図104A−A断面図 繋ぎ具▲3▼と接続具を連結
仕切り板より上蓋▲9▼を防水材モルタル等で蓋をする
ガードケース▲1▼の組立は内部工造を行い簡単に開閉出来なく外部より害が無い様にガードしている。取付後適切な時期に最初の点検を行い前▲2▼との比較と手当を行うことで次回点検日と共に手当の方法を読み取れる。
空間▲8▼で、メモなどで点検事項を残しておく。
【符号の説明】
【0009】
▲1▼ガードケース
▲2▼防止マット
▲3▼繋ぎ具
▲4▼マット固定具
▲5▼液送パイプ
▲6▼注入口
▲7▼接続具
▲8▼空間
▲9▼上蓋
▲10▼防水樹紙
▲11▼仕切り板
▲12▼固形油
▲13▼防止液
▲14▼アンカー
▲15▼カバー
【符号の役割】
柱を保護する装置を内臓。
▲12▼▲13▼等を含んで油香を出し腐食、錆等が発生しにくい状態を▲1▼内に作る。
▲1▼と▲4▼の組立具▲7▼と接続柱と▲4▼と▲1▼を一体に固定する柱により、具数は異なりアンカーにも接続可能。
柱にマット▲2▼を取り付ける。付属の▲7▼と▲3▼を接続する。
▲6▼よりマット▲2▼に▲13▼を送る。
▲13▼を▲5▼から▲12▼へ注入。柱の大小により注入口数を変える。
▲4▼に付属。▲3▼と接続 具数は柱により異なり、必要に応じてアンカーにもなる。
▲1▼の内部に小型ケースなどに入れ、取付に関する事項、写真 メモ等を入れて次回へ残しておく。
▲11▼の上部に防水材モルタル等で蓋をする。
▲4▼に巻きつけ上部を柱に紐、バンドなどで締め止する。
▲9▼と▲6▼の間を仕切る。
数種類の固形油と合金属、樹脂の粒状の物と粉末を適量に混合なじます加工をする。
植物油をベースに樹脂粉錆止め粉末、合金粉末等を混入▲12▼の出香を促す。
柱の強度など、必要に応じて使用。
極寒水害、ひび割れ等必要に応じて▲9▼上部に取付。
【図1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
柱の弱体化の原因になる鯖、腐食などを防ぐ方法として油香の効果を考案。固形油▲12▼が腐食防止液▲13▼や温度差等に依り促され滲んで油香を放ち柱に程よく行き渡り錆、腐食が出来にくい状態を長く保つ
道路のアスファルト内、コンクリート、ブロック等の有害にならない
油香の効果の利用法で柱の強度と安全に役立つ。
ガードケース▲1▼取り付け後数回の点検、手当を行う事で長期に役割を果たし取付部以外の弱体が多くなり柱の役割が終わるまで働く
錆、腐食、弱体化防止のガードケース▲1▼
【請求項2】
防止マット▲2▼の製作は防止液▲13▼固形油▲12▼を含み、包んで保つ材質の物でマット▲2▼に固形油▲12▼が付着し馴染む物が適している。
数種類の固形油▲12▼を使用、付着しやすい大小の粒状にしてマット▲2▼に組み込み付着する
温度差で滲み油香を放つ物と防止液で滲み油香を出す物の調合で錆、腐食になりにくい状態をマット▲2▼内に作り出す事が目的。
▲12▼▲13▼の組合せ、調合は設置場所により組調合する。数種類のマット▲2▼を製作して対応するとよい。
注入口▲6▼からの液▲13▼を受けるパイプ▲5▼に小穴を開け全体に回るようにする
柱の形やサイズでパイプ▲5▼の取り付けが無理な場合は▲5▼の変わりにスポンジ系の太紐状の物を使用する。
液▲13▼から▲6▼▲5▼▲2▼を渡り油香がうまれマット▲2▼やケース▲1▼に広がり錆、腐食の発生を防ぐ
弱体化防止のガードケース。
【請求項3】
防止マット▲2▼に組み込み付着した固形油の中に粒状と粉状の合金属と合成樹脂の混合物を付着して、防止液▲13▼には合金属と合成樹脂の粉末を調合して使用する。
防止マット▲2▼内は適量の防止液▲13▼で粒状、粉状と固形油▲12▼が混合して適度な濃度粘度を作り出し油香が生まれやすい状態になりつつ重力で合金属粉の重い物からゆっくりと月日をかけて馴染んだ合成樹脂粉等をつけて下がり、錆、腐食の発生になりやすい柱の下部に長期間をかけ付着して少しずつ積もる。
粒状の物はマット▲2▼内の目詰まりを防ぎ空通を容易にして油香を出す。
防止液の合金属粉、合成樹脂粉は強力な錆、腐食防止の役割をする。
ガードケース取り付け場所により防止液▲13▼の濃度、粘度を決め、固形油▲12▼の適切な組合せを行う。
長期錆、腐食防止のガードケース

【公開番号】特開2013−87616(P2013−87616A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−241660(P2011−241660)
【出願日】平成23年10月17日(2011.10.17)
【出願人】(511267620)
【Fターム(参考)】