説明

核受容体の補−調節物質

【課題】 核受容体の新規な補−調節物質及びそれをコードする核酸の提供。
【解決手段】 下記の群:(a)特定のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドをコードする核酸;(b)特定のヌクレオチド配列を有する核酸;(c)上記(a)及び/又は(b)の核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする事が出来、そして補−調節物質(Co-modurator)の生物活性を有するポリペプチドをコードする核酸;並びに(d)上記(a)、(b)又は(c)のヌクレオチド配列に対して遺伝子コドンの縮重の範囲内にあるヌクレオチド配列を有する核酸、から選択される核酸、並びにこの核酸によりコードされるポリペプチド。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】 下記の群:(a)配列番号:14〜18及び20の何れかに記載のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチドをコードする核酸;
(b)配列番号:1〜13及び19の何れかに記載のヌクレオチド配列を有する核酸;
(c)上記(a)及び/又は(b)の核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする事が出来、そして補−調節物質(Co-modurator)の生物活性を有するポリペプチドをコードする核酸;並びに(d)上記(a)、(b)又は(c)のヌクレオチド配列に対して遺伝子コドンの縮重の範囲内にあるヌクレオチド配列を有する核酸;から選択される核酸。
【請求項2】 請求項1に記載の核酸にコードされるポリペプチド。
【請求項3】 配列番号:14〜18及び20の何れかに記載のアミノ酸配列を含んで成るポリペプチド。
【請求項4】 請求項1に記載の核酸を少なくとも1コピー含んで成るベクター。
【請求項5】 請求項1に記載の核酸又は請求項4に記載のベクターを含んでなる細胞。
【請求項6】 請求項5に記載の細胞を使用使用することを特徴とする、請求項1に記載の核酸の発現方法。
【請求項7】 請求項2若しくは3に記載のポリペプチド又はその部分を使用することを特徴とする、抗体の製造の製造方法。
【請求項8】 請求項2若しくは3に記載のポリペプチド又はその部分に対する抗体。
【請求項9】 請求項8に記載の抗体を使用することを特徴とする、請求項2又は3に記載のポリペプチドの検出方法。
【請求項10】 請求項1に記載の核酸であるmRNAの存在を検出するためのプローブであって、請求項2又は3に記載のポリペプチドをコードする核酸配列に相補的な核酸配列を有するプローブ。
【請求項11】 請求項1に記載の核酸であるmRNAの存在を検出するためのプローブの製造方法であって、請求項2又は3に記載のポリペプチドをコードする核酸配列に相補的な核酸配列を有するプローブを使用することを特徴とする方法。
【請求項12】 請求項1に記載の核酸を含んでなる、ステロイドホルモン依存性疾患治療剤。
【請求項13】 請求項2又は3に記載のポリペプチドを含んでなる、ステロイドホルモン依存性疾患治療剤。
【請求項14】 請求項2又は3に記載のポリペプチドのエフェクターを同定するための方法において、(a)請求項1に記載の核酸;
(b)請求項2又は3に記載のポリペプチド;または(c)請求項5に記載の細胞;を使用することを特徴とする方法。
【請求項15】 請求項2又は3に記載のポリペプチドのエフェクターを同定するための試薬であって、(a)請求項1に記載の核酸;
(b)請求項2又は3に記載のポリペプチド;または(c)請求項5に記載の細胞;を含んで成る試薬。
【請求項16】 請求項2又は3に記載のポリペプチドのエフェクターの検出方法において、(a)請求項5に記載の細胞中でレポーター遺伝子を発現せしめ;
(b)前記細胞が核受容体を含有しないか又は殆ど含有しない場合には、核受容体のDNAを含んで成るベクターにより該細胞をトランスフェクトし;
(c)被検物質の存在下又は非存在下で、前記細胞を培養し;そして(d)前記レポーター遺伝子の発現の変化を測定することにより、被検物質がエフェクターであるか否かを決定する;ことを特徴とする方法。
【請求項17】 前記核受容体がアンドロゲン受容体である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】 前記被検物質の存在下又は非存在下で、そして核受容体のリガンドの同時的存在下で、前記細胞を培養する、請求項16に記載の方法。
【請求項19】 前記核受容体がアンドロゲン受容体であり、そして前記リガンドがアンドロゲンである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】 医薬製剤の製造方法において、(a)被検物質を請求項16〜19の何れか1項に記載の検出方法に掛け、(b)前記試験方法における前記被検物質の作用を対照のそれと比較し;
(c)上記工程(b)において測定され、そして前記ポリペプチドの活性の変化を生じさせる被検物質のいずれかを同定し;そして(d)前記工程(c)において選択された物質を、医薬賦形剤と混合する;ことを特徴とする方法。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【図3】
image rotate


【図4】
image rotate


【公開番号】特開2003−144179(P2003−144179A)
【公開日】平成15年5月20日(2003.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2002−213640(P2002−213640)
【出願日】平成14年7月23日(2002.7.23)
【出願人】(595116452)イエナファルム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (1)
【Fターム(参考)】