説明

植物の熱分解留出液体物質の含有顆粒、粉末の製造方法

【課題】液体物質を多孔物質に含有させて得る顆粒、粉末の製造法は,高額な設備投資を押さえ、比較的簡単な装置を用い、常温作業で攪拌混合技術でもって大量生産することができ、諸効果のあることを特徴とした。
【解決手段】本発明は、上記諸課題を解決し、地域の天然資源を活用することにより地域事業を育成し、さらに地域の産業開発となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、木酢液、竹酢液、籾酢液(籾殻を炭化されて得られる留出液)などは、化学組成が類似しており、機能性においても類似した機能が期待できる。植物の熱分解液体物質の取扱、保管、輸送等における省力化,省スペースの合理化として、顆粒物質、粉末物質の利便性に関するものである。
【背景技術】
【0002】
液状物質の流出事故は、依然と発生し、液体物質の性状対策に新規性のないままの産業活動が実態である。用途、活用によって積極的に効果が追求でき得る技術を提供する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来、液体物質は、液体のまま用いられてきたが、液体の場合は,高額の容器、設備投資を要しているが、本発明の、顆粒、粉末加工によって簡単、確実、しかも添加、混合、攪拌攪が一体型でもって効果が得られる。
【0004】
本発明は、このような実状に鑑みなされたものであり,液体物質を微細な気孔に保持させる技術開発でその提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
課題を解決するため、本発明技術は、有効成分を天然物質の多孔質構造に活用を図ったことによって合理的構成が得られ、この発明に到達した。
【発明の効果】
【0006】
以上のように、本発明技術は、有効成分を無駄なく発揮され環境への影響を低減するのを目的とする。主材料は、地域資源の利用技術となり地域産業に貢献をする。
【0007】
天然素材の有用な特徴と細孔部の活用は、吸着保持効果に優れた用材を得ることができた。
【0008】
多孔質に液体物質を含有させることにより、安定、安全しかも経済性に優れた実用用材ができた。しかも、天然資源の活用から安定供給ができ、規模の自在設定ができることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、珪藻土を焼成顆粒、粉末メッシュ、貝殻を焼成顆粒、粉末メッシュ、その他の多孔質素材を活用し、目詰まりのない特性吸着効果を得る。
【0010】
上記技術でもって、液体物質の固定化が容易に出来ることを特徴とした。
【産業上の利用可能性】
【0011】
本発明の、液体物質を固形物質に成形処理をする製造方法は、保管、梱包、運搬等の合理化ならびに作業能率に関する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物の熱分解液を珪藻土の一定焼成顆粒に含有させて得たことを特徴とする植物の熱分解顆粒。
【請求項2】
植物の熱分解液を珪藻土の一定焼成粉末に含有させて得たことを特徴とする植物の熱分解粉末。
【請求項3】
植物の熱分解液を貝殻の一定焼成顆粒に含有させて得ことを特徴とする植物の熱分解顆粒。
【請求項4】
植物の熱分解液を貝殻の一定焼成粉末に含有させて得たことを特徴とする植物の熱分解粉末。
【請求項5】
前記を常温状態で請求項の1から5を用途に応じて比率含有攪拌混合を特徴とした植物の熱分解顆粒、植物の熱分解粉末の製造方法。
【請求項6】
同様にて液状物質を珪藻土、貝殻、澱粉等に含ませて顆粒、粉末に含有反応させることにより、同等の成果を得ることを特徴とした製造方法。

【公開番号】特開2011−20911(P2011−20911A)
【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−182846(P2009−182846)
【出願日】平成21年7月14日(2009.7.14)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】