説明

検出装置

【課題】信号出力部の数を増やすことなく、検出装置の内部に設定されているパラメータを外部へ出力可能にする。
【解決手段】検出装置10は、外部から信号の入力を受ける信号入力部11と、外部へ信号を出力する信号出力部12と、検出部13が検出対象の状態に応じた検出信号をパラメータ記憶部14内の内部パラメータで補正して信号出力部12から出力する検出モード、パラメータ調整部15がパラメータ記憶部14内の内部パラメータを調整する調整モード、パラメータ記憶部14が記憶している内部パラメータを信号出力部12から出力する確認モードのうち、信号入力部11が受けた信号に従ったモードを実行させる機能切替部16とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、内部パラメータに関する情報を外部出力可能な検出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、被検出体の状態(汚れ、変形等)、又は検出装置の能力変化(汚れ、経時劣化等)が生じると、操作者がゲイン及びオフセットといった内部パラメータを適切な値に調整する。例えば、検出装置に徐々に汚れが付着して検出信号が低下する様な場合、検出装置の感度を徐々に上げる調整をすることで対応する。このとき、操作者が手動で調整を行うので、調整した感度が適切であるか否かの判断が可能である。即ち、過剰な感度設定が必要なときは、汚れの付着が激しいことが認識でき、汚れ除去の必要性が認識できる。
【0003】
他方、ゲイン及びオフセットといった内部パラメータを遠隔から調整(いわゆるリモートチューニング)が可能な検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。リモートチューニングが可能な検出装置は、通常、1つの信号入力部と1つの信号出力部とを備えている。また、検出状態(検出モード)と調整状態(調整モード)の2つの動作状態(動作モード)を切り替えることができる。検出装置は、検出モードにおいては、検出対象に応じた検出信号を信号出力部から出力するように動作する。調整モードにおいては、信号入力部に入力された外部からの信号に基づいて内部パラメータの設定を自動的に調整するように動作する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−60665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のリモートチューニングでは、遠隔調整した内部パラメータを遠隔装置側で認識することができない。即ち、検出装置が信号出力部を検出信号出力用に1つしか備えていないので、検出装置の内部パラメータの値を出力できず、外部から確認することができないという課題があった。そこで、遠隔調整した内部パラメータの値を検出装置から遠隔装置へ伝えるための信号線を追加して解決する方法もあるが、この方法では配線が増えてしまう欠点がある。また、パラメータ用の信号出力部を設けると、信号出力部が2つになってしまい、検出装置のコストが高くなる他、この検出装置から信号を受ける側の遠隔装置にも2つの信号入力部が必要となるので、従来の信号入力部が1つの遠隔装置では対応できない(即ち、検出装置を接続できない)可能性がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、信号出力部の数を増やすことなく、検出装置の内部に設定されているパラメータを外部へ出力可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の請求項1に係る検出装置は、外部から信号の入力を受ける信号入力部と、外部へ信号を出力する信号出力部と、検出対象の状態に応じた検出信号を内部パラメータで補正して信号出力部から出力する検出モード、当該内部パラメータを調整する調整モード、及び内部パラメータに関する内部パラメータ情報を信号出力部から出力する確認モードのうち、信号入力部が受けた信号に従って少なくとも1以上のモードを実行させる機能切替部とを備えるものである。
【0008】
この発明の請求項2に係る検出装置は、信号入力部が受けた信号に従って、検出モードか、調整モードと確認モードのシーケンスかのいずれか一方を実行させるものである。
【0009】
この発明の請求項3に係る検出装置は、信号入力部に信号入力がない場合に検出モードを実行させ、信号入力部に信号入力があると信号に従って調整モード又は確認モードのいずれか一方を実行させるものである。
【0010】
この発明の請求項4に係る検出装置は、信号入力部に信号入力がない場合に検出モードを実行させ、信号入力部に信号入力があると調整モードと確認モードのシーケンスを実行させるものである。
【0011】
この発明の請求項5に係る検出装置は、信号入力部が受けた信号の長さに応じて、検出モード、調整モード及び確認モードのうちの少なくとも1以上のモードを実行させるものである。
【発明の効果】
【0012】
この発明の請求項1から請求項5によれば、信号入力部が受けた信号に従って検出モード、調整モード及び確認モードのうちの少なくとも1以上のモードを実行するようにしたので、信号出力部の数を増やすことなく、1つの信号出力部から検出信号及び、検出装置の内部に設定されているパラメータに関する情報を外部へ出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明の実施の形態1に係る検出装置及び遠隔装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1に係る検出装置が従う入力信号、モード及び出力信号の対応表である。
【図3】実施の形態2に係る検出装置が従う入力信号、モード及び出力信号の対応表である。
【図4】実施の形態3に係る検出装置が従う入力信号、モード及び出力信号の対応表である。
【図5】実施の形態4に係る検出装置が従う入力信号、モード及び出力信号の対応表である。
【図6】実施の形態5に係る検出装置が従う入力信号、モード及び出力信号の対応表である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
実施の形態1.
図1に示す検出装置10は、外部から信号の入力を受ける信号入力部11と、外部へ信号を出力する信号出力部12と、検出対象の変化を示す物理量に応じた信号を内部パラメータで補正する検出部13と、内部パラメータを記憶しておくパラメータ記憶部14と、この内部パラメータを調整するパラメータ調整部15と、検出モード、確認モード及び調整モードのうちの少なくとも1以上のモードを実行する機能切替部16とを備える。
【0015】
遠隔調整装置20は検出装置10との間で通信を行い、検出モード、確認モード及び調整モードのうちの少なくとも1以上のモードを指定する信号を検出装置10の信号入力部11へ出力すると共に、信号出力部12が出力した信号を受ける。なお、図1に示す遠隔調整装置20は一例であってこれに限定されるものではなく、検出モード、確認モード及び調整モードのうちの少なくとも1以上のモードを指定する信号を出力可能な装置であればよい。例えばスイッチ、プログラマブル・ロジック・コントローラで構成する。また、図示例では信号入力部11及び信号出力部12共に遠隔調整装置20との間で通信する構成にしたが、これに限定されるものではなく、信号入力部11及び信号出力部12がそれぞれ別々の装置との間で通信する構成であってもよい。
【0016】
本実施の形態1では、遠隔調整装置20から信号入力部11に与えられる入力信号は、H(High)/M(Medium)/L(Low)の三値を採り、それぞれが「検出モード」、「調整モード」、「確認モード」のいずれかに一対一で対応している。ここでは、図2に示す入力信号とモードの対応表に従って、入力信号がH値の場合を検出モード、M値の場合を調整モード、L値の場合を確認モードとする。従って、機能切替部16は、信号入力部11がH値を受けると検出モードに切り替え、M値を受けると調整モードに切り替え、L値を受けると確認モードに切り替える。
【0017】
検出モードの場合、機能切替部16が検出部13に指示を与えて検出動作を実行させる。検出部13は、検出対象の変化を示す物理量に応じた検出信号を取得し、パラメータ記憶部14が記憶している内部パラメータで補正して、信号出力部12から外部へ検出値(検出信号)として出力する。この検出装置10が例えば光電センサの場合、投光部から検出対象に投光した光を受光部で受光して、検出部13が受光量をゲイン、オフセットといった内部パラメータで補正して、信号出力部12から外部へ検出値として出力する。
【0018】
調整モードの場合、機能切替部16がパラメータ調整部15に指示を与えて調整動作を実行させる。パラメータ調整部15は、所定の処理を実行して内部パラメータを調整して、パラメータ記憶部14に記憶されていた内部パラメータを新たな値に更新する。内部パラメータを調整するための所定の処理としては、検出装置10の種別に応じた適切な処理を用いればよいため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0019】
確認モードの場合、機能切替部16が、パラメータ記憶部14に記憶されている内部パラメータを取得して、信号出力部12から外部へ出力する。なお、内部パラメータが複数種類ある場合、外部出力する内部パラメータの種類を機能切替部16に予め固定的に設定しておいてもよい。あるいは、確認モード切り替え後、機能切替部16が各内部パラメータを時分割で順番に出力してもよい。例えば内部パラメータがゲインとオフセットの2種類あり、機能切替部16に時分割出力の設定がされている場合、機能切替部16は確認モード切り替え後のn秒間はゲインを出力させ、次のn秒間はオフセットを出力させる。
【0020】
以上より、実施の形態1によれば、検出装置10が、外部から信号の入力を受ける信号入力部11と、外部へ信号を出力する信号出力部12と、検出対象の状態に応じた検出信号をパラメータ記憶部14が記憶している内部パラメータで補正して検出値にして信号出力部12から出力する検出モード、内部パラメータを調整する調整モード、パラメータ記憶部14が記憶している内部パラメータを信号出力部12から出力する確認モードのうち、信号入力部11が受けた信号に従ったモードを実行させる機能切替部16とを備えるように構成した。このため、信号出力部12の数を増やすことなく、1つの信号出力部12から検出値及び内部パラメータを出力することができる。
【0021】
実施の形態2.
本実施の形態2の検出装置10は、図1に示す検出装置10と図面上では同様の構成であるため、以下では図1を援用して説明する。上記実施の形態1では、検出モード、調整モード及び確認モードはそれぞれ単独に動作させたが、本実施の形態2では調整モード及び確認モードを同時並行動作させる。遠隔調整装置20から信号入力部11に与えられる入力信号は、H/Lの二値を採り、それぞれが「検出モード」、「調整モード兼確認モード」のいずれかに一対一で対応している。ここでは、図3に示す入力信号とモードの対応表に従って、入力信号がH値の場合を検出モード、L値の場合を調整モード兼確認モードのシーケンスとする。従って、機能切替部16は、信号入力部11がH値を受けると検出モードに切り替え、L値を受けると調整モード兼確認モードに切り替える。
【0022】
検出モードの場合は、上記実施の形態1と同様の動作であるため説明を省略する。
調整モード兼確認モードの場合、機能切替部16は先ずパラメータ調整部15に指示を与えて上記実施の形態1と同様に調整モードを実行し、続いて確認モードを実行して、調整後の新しい内部パラメータを信号出力部12から外部へ出力する。なお、内部パラメータの出力方法は、上記実施の形態1と同様に、予め設定された種類の内部パラメータを出力してもよいし、複数種類の内部パラメータを時分割で順番に出力してもよい。
【0023】
以上より、実施の形態2によれば、機能切替部16が、信号出力部12が受けた信号に従って、検出モード、及び調整モード兼確認モードのシーケンスのうちのいずれか一方のモードを実行させるように構成した。このため、上記実施の形態1と同様に信号出力部12の数を増やすことなく、1つの信号出力部12から検出値及び内部パラメータを出力することができる。
【0024】
実施の形態3.
本実施の形態3の検出装置10は、図1に示す検出装置10と図面上では同様の構成であるため、以下では図1を援用して説明する。遠隔調整装置20から信号入力部11に与えられる入力信号は、H/Lの二値を採り、さらに入力信号の時間を短(例えば1秒未満)/長(例えば1秒以上)の2種類用いて、「検出モード」、「調整モード」、「確認モード」を切り替える。ここでは、図4に示す入力信号とモードの対応表に従って、入力信号がH値の場合を検出モード、1秒未満のL値の場合を調整モード、1秒以上のL値の場合を確認モードとする。従って、機能切替部16は、信号入力部11が受ける入力信号の値毎の時間を測定して、H値を受けると検出モードに切り替え、L値を受け始めて1秒未満でH値になると調整モードに切り替え、L値を受け始めて1秒を超えると確認モードに切り替える。なお、入力信号をより複雑な値の組み合わせにしてモード切り替えを制御する構成であってもよい。
【0025】
検出モード、調整モード、確認モードとも、上記実施の形態1と同様の動作であるため説明を省略する。ただし、調整モードの場合は内部パラメータの調整に所定時間を要するため、機能切替部16は、入力信号が1秒未満のH値の後にL値になっても、内部パラメータの調整が完了するのを待ってから検出モードに切り替える。また、内部パラメータの出力方法は、上記実施の形態1と同様に、予め設定された種類の内部パラメータを出力してもよいし、複数種類の内部パラメータを時分割で順番に出力してもよい。
【0026】
以上より、実施の形態3によれば、機能切替部16が、信号入力部11が受けた信号とその長さに従って、検出モード、調整モード及び確認モードのうちのいずれか一方のモードを実行させるように構成した。このため、上記実施の形態1と同様に信号出力部12の数を増やすことなく、1つの信号出力部12から検出値及び内部パラメータを出力することができる。
【0027】
実施の形態4.
本実施の形態4の検出装置10は、図1に示す検出装置10と図面上では同様の構成であるため、以下では図1を援用して説明する。遠隔調整装置20から信号入力部11に与えられる入力信号の有無により、「検出モード」、「調整モード兼確認モード」を切り替える。ここでは、図5に示す入力信号とモードの対応表に従って、入力信号がない場合を検出モード、入力信号がある場合を調整モード兼確認モードのシーケンスとする。従って、機能切替部16は、入力信号のない通常時は検出モードを動作させ、信号入力部11が入力信号を受けると調整モード兼確認モードのシーケンスに切り替える。
【0028】
検出モード、調整モード兼確認モードとも、上記実施の形態2と同様の動作であるため説明を省略する。ただし、調整モード兼確認モードの場合、機能切替部16は、調整した内部パラメータを信号出力部12へ出力した後で検出モードに切り替える。また、内部パラメータの出力方法は、上記実施の形態1と同様に、予め設定された種類の内部パラメータを出力してもよいし、複数種類の内部パラメータを時分割で順番に出力してもよい。
【0029】
以上より、実施の形態4によれば、機能切替部16が、信号入力部11に信号入力がない場合に検出モードを実行させ、信号入力部11に信号入力があると当該信号に従って調整モードと確認モードのシーケンスを実行させるように構成した。このため、上記実施の形態1と同様に信号出力部12の数を増やすことなく、1つの信号出力部12から検出値及び内部パラメータを出力することができる。
【0030】
実施の形態5.
本実施の形態5の検出装置10は、図1に示す検出装置10と図面上では同様の構成であるため、以下では図1を援用して説明する。遠隔調整装置20から信号入力部11に与えられる入力信号は2系統あり、「調整モード」への切り替え信号及び「確認モード」への切り替え信号である。ここでは、図6に示す入力信号とモードの対応表に従って各モードへ切り替えることとし、2系統の入力信号がない場合を検出モードとする。従って、機能切替部16は、2系統どちらの入力信号もない通常時は検出モードを動作させ、信号入力部11が系統1の調整モードへの切り替え信号を受けると調整モードに切り替え、系統2の確認モードへの切り替え信号を受けると確認モードに切り替える。
【0031】
検出モード、調整モード、確認モードとも、上記実施の形態1と同様の動作であるため説明を省略する。また、内部パラメータの出力方法は、上記実施の形態1と同様に、予め設定された種類の内部パラメータを出力してもよいし、複数種類の内部パラメータを時分割で順番に出力してもよい。さらに、調整モード切り替え信号を、内部パラメータの種類選択に使用してもよい。
【0032】
以上より、実施の形態5によれば、機能切替部16が、信号入力部11に信号入力がない場合に検出モードを実行させ、信号入力部11に信号入力があると当該信号に従って調整モード及び確認モードのうちのいずれか一方のモードを実行させるように構成した。このため、上記実施の形態1と同様に信号出力部12の数を増やすことなく、1つの信号出力部12から検出値及び内部パラメータを出力することができる。
【0033】
なお、本発明の実施の形態1〜5を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は、上述した実施の形態の構成に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても本発明に含まれることは言うまでもない。
例えば、上述した各実施の形態では、確認モードは単に内部パラメータを出力するものとして述べたが、確認モードで出力されるものと、調整モードによって調整されるものとは必ずしも同じである必要は無い。一例として、受光量が閾値を上回るか否かによって検出対象物の有無を判定する光電センサを検出装置10として用いた場合において、調整モードにて検出対象となる物体が存在しないときの受光量を調整モードにて予め取得すると共に、当該取得した受光量に対してどの程度の値に閾値を設定すべきかを示す割合をユーザに入力させておく。そのうえで確認モードが呼び出された場合、先に取得した受光量に対し、入力された割合を乗じた値を閾値として出力するようにしてもよい。
即ち、確認モードで出力されるものは、単なる内部パラメータに留まらず、内部パラメータを用いて所定の演算を加えられた値(内部パラメータ情報)であってもよい。
【符号の説明】
【0034】
10 検出装置
11 信号入力部
12 信号出力部
13 検出部
14 パラメータ記憶部
15 パラメータ調整部
16 機能切替部
20 遠隔調整装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から信号の入力を受ける信号入力部と、
外部へ信号を出力する信号出力部と、
検出対象の状態に応じた検出信号を内部パラメータで補正して前記信号出力部から出力する検出モード、当該内部パラメータを調整する調整モード、及び当該内部パラメータに関する内部パラメータ情報を前記信号出力部から出力する確認モードのうち、前記信号入力部が受けた信号に従って少なくとも1以上のモードを実行させる機能切替部とを備える検出装置。
【請求項2】
機能切替部は、信号入力部が受けた信号に従って、検出モードか、調整モードと確認モードのシーケンスかのいずれか一方を実行させることを特徴とする請求項1記載の検出装置。
【請求項3】
機能切替部は、信号入力部に信号入力がない場合に検出モードを実行させ、前記信号入力部に信号入力があると当該信号に従って調整モード又は確認モードのいずれか一方を実行させることを特徴とする請求項1記載の検出装置。
【請求項4】
機能切替部は、信号入力部に信号入力がない場合に検出モードを実行させ、前記信号入力部に信号入力があると調整モードと確認モードのシーケンスを実行させることを特徴とする請求項1記載の検出装置。
【請求項5】
機能切替部は、信号入力部が受けた信号の長さに応じて、検出モード、調整モード及び確認モードのうちの少なくとも1以上のモードを実行させることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の検出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−199593(P2011−199593A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−64102(P2010−64102)
【出願日】平成22年3月19日(2010.3.19)
【出願人】(000006666)株式会社山武 (1,808)
【Fターム(参考)】