説明

検卵装置

【課題】 外光を遮ってS/N向上させ、高精度に卵の内部異常を検査することができる検卵装置を提供する。
【解決手段】 遮光筒15の両端開口16,16は、卵形の上側の部分に長方形を連結して卵形フラスコ状になしてあり、両端開口16,16の口端は遮光筒15の上面と面一になしてある。遮光筒15の上面には、前記両端開口16,16の口端の間を結ぶ帯状の上部開口17が設けてあり、上部開口17は、遮光シート18,18によって遮光されている。遮光筒15の中央、即ち前述した出光孔19a と入光孔19b との間に卵Eが搬送されたとき、投光器1から出射され出光孔19a を通過して前記卵Eに照射された光は、該卵Eを透過し、その透過光が入光孔19b を通過して受光器2に受光される。このとき、遮光筒15の両端開口16,16は前記卵Eの前後の卵E,E及びアーム26,26で閉塞される。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、卵の内部異常の有無を非破壊にて検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】養鶏場で生産される鶏卵には、卵殻内に小血塊が混入した血斑卵、肉用物質が卵白中に浮遊した又はカラザに絡みついた肉斑混入卵等の異常卵が混在しているため、食に供する正常卵を出荷すべく、集めた複数の卵が異常卵であるか否かを非破壊で検査している。
【0003】卵を非破壊で検査するには、検査員が、蛍光灯等の光源から出射された光内に卵をかざし、目視することによって異常卵であるか否かを判断していた。しかし、このような検査には熟練した検査員が必要である一方、熟練した検査員であっても検査作業を長時間行うことはできないという問題があった。そのため、次のような検卵装置が開示されている。
【0004】図3は、特公昭56−735 号公報に開示された検卵装置の要部構成を示す模式的側断面図であり、図中、50は投光器である。投光器50はハロゲンランプ51及びリフレクタ52を内蔵しており、ハロゲンランプ51から出射された光は、直接又はリフレクタ52によって反射されて投光レンズ53に入射される。投光レンズ53に入射された光は、そこで平行光になされ、投光レンズ53から出射される。投光レンズ53が出射した平行光は、スリット54を通過して卵Eに照射され、該卵Eを透過した透過光が受光器60の集光レンズ65に入射される。
【0005】集光レンズ65の出光側には、2枚のハーフミラー66,67が、集光レンズ65の光軸に対して45°の角度になるように光軸方向へ所定距離を隔てて配置してあり、集光レンズ65から出射された光は、一方のハーフミラー66によって反射された第1位置、一方のハーフミラー66を透過して他方のハーフミラー67によって反射された第2位置、両ハーフミラー66,67を通過した第3位置に集束する。第1〜第3位置には、フォトトランジスタ71,72,73がそれぞれ配設してある。
【0006】第1位置に配置したフォトトランジスタ71の入光側には、620nmの波長の光を透過させる光学フィルタ61が配設してあり、第2位置に配置したフォトトランジスタ72の入光側には、575nmの波長の光を透過させる光学フィルタ62が配設してあり、第3位置に配置したフォトトランジスタ73の入光側には、590nmの波長の光を透過させる光学フィルタ63が配設してある。そして、第1〜第3位置に配置したフォトトランジスタ71〜73は対応する光学フィルタ61〜63の透過光を光電変換し、第1〜第3信号をアナログ/ディジタル器(A/D変換器)75,75,75を介して演算器80へ出力する。
【0007】演算器80は、与えられた第2信号を第3信号で除算することによって第2信号を正規化し、正規化信号のレベルが予め定めたレベル以下である場合、血斑卵であると判定する。また、演算器80は、与えられた第1信号が予め定めたレベル以下である場合、腐敗卵であると判定する。このように、白色又は褐色等、卵殻の色によって変化する590nmの透過光の強度によって、血塊に吸収される575nmの透過光の強度を正規化するため、卵殻の色の影響を低減することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭56−735 号公報に開示された検卵装置にあっては、卵Eの透過光は比較的弱い一方、受光器60には前記透過光以外の外光が入射するため、S/Nが低く、異常卵の誤判定又は異常卵の見逃しが発生する頻度が高いという問題があった。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは遮光筒内の卵に投光器から光を照射し、その透過光を受光器によって受光する構成にすることによって、外光を遮ってS/N向上させ、高精度に卵の内部異常を検査することができる検卵装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る検卵装置は、卵へ光を照射する投光器と、卵を透過した透過光が入射する受光器と、該受光器に入射された透過光の強度に基づいて、卵の内部異常を検査する検査器とを備える検卵装置において、卵を覆う遮光筒を備え、該遮光筒に前記投光器及び受光器が、投光器から受光器への光路が、遮光筒の中心軸の軸長方向と交わるように設けてあることを特徴とする。
【0011】遮光筒内に挿入した卵に、遮光筒に設けた投光器から光を照射し、その透過光を受光器によって受光する。そして、検査器は、透過光の強度に基づいて、卵の内部異常を検査する。このように、遮光筒によって受光器に混入する外光を低減することができるため、検査精度が向上する。
【0012】第2発明に係る検卵装置は、卵へ光を照射する投光器と、卵を透過した透過光が入射する受光器と、該受光器に入射された透過光の強度に基づいて、卵の内部異常を検査する検査器と、卵を保持する複数の保持部材を所定の間隔で移動させて卵を搬送する搬送機とを備える検卵装置において、内部を卵が移動する遮光筒を備え、該遮光筒の周面に、内部を前記保持部材が移動する溝状開口が、遮光筒の両端開口にわたって開設してあり、該溝状開口は可撓性を有する遮光部材によって遮光してあり、遮光筒に前記投光器及び受光器が、投光器から受光器への光路が、遮光筒内を移動する卵の移動領域と交わるように設けてあることを特徴とする。
【0013】卵を保持する複数の保持部材を所定の間隔で移動させて卵を搬送する搬送機の搬送域に、遮光筒が配置してあり、遮光筒に設けてあり、遮光筒の両端開口にわたる溝状開口内を、前記各保持部材が移動することによって、各保持部材によって保持された卵がそれぞれ遮光筒内を移動する。そして、遮光筒内にある卵に、遮光筒の周面に設けた投光器から光を照射し、その透過光を受光器によって受光し、その透過光の強度に基づいて、検査器が卵の内部異常を検査する。
【0014】このように、遮光筒及び保持部材が通過する溝状開口を遮光する可撓性を有する遮光部材によって受光器に混入する外光を低減することができるため、検査精度が向上する。
【0015】第3発明に係る検卵装置は、第2発明において、前記遮光筒の両端開口は卵形フラスコ状になしてあり、両端開口の口部は前記溝状開口にそれぞれ連通しており、前記遮光筒の両端開口の間の寸法は、相隣る保持部材のピッチの複数倍の寸法になしてあり、前記投光器及び受光器は、遮光筒の両端開口にそれぞれ卵が嵌合したときに、前記光路が遮光筒内の卵を透過する位置に設けてあることを特徴とする。
【0016】遮光筒の両端開口の間の寸法は、相隣る保持部材のピッチの複数倍の寸法、即ち前記搬送機によって遮光筒内へ搬送される卵のピッチの複数倍の寸法になしてあるので、卵及びそれを保持する保持部材が遮光筒の一端開口に嵌合したとき、遮光筒の他端開口に他の卵及びそれを保持する保持部材が嵌合する。また、遮光筒の両端開口は卵形フラスコ状になしてあるため、両端開口に卵及びそれを保持する保持部材が嵌合した場合、遮光筒内へ入射する外光を可及的に低減することができる。そして、遮光筒の両端開口にそれぞれ卵が嵌合したとき、遮光筒内にある卵に、遮光筒の周面に設けた投光器から光を照射し、その透過光を受光器によって受光し、その透過光の強度に基づいて、検査器が卵の内部異常を検査する。これによって、卵の内部異常を高精度に検査することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る検卵装置を示す外観斜視図であり、図中、25は卵を搬送する搬送装置である。搬送装置25には、図示しない複数の支持部材にそれぞれ吊下した複数のアーム26,26,…が所定間隔で一列に配置してある。各アーム26,26,…の下端には、複数のフィンガを前後へ開閉自在に取り付けてなる挟持部27,27,…がそれぞれ設けてあり、各挟持部27,27,…によって卵E,E,…が挟持されている。前述した各支持部材は横レール(図示せず)によって前後へ摺動自在に支持されており、各支持部材を駆動装置(図示せず)によって一方向へ移動させることによって、各アーム26,26,…及び挟持部27,27,…に挟持された卵E,E,…が矢符方向へ搬送される。
【0018】卵E,E,…の搬送域には、外光を遮る遮光筒15が配置してあり、挟持部27,27,…に挟持された卵E,E,…は、遮光筒15内を通過するようになっている。遮光筒15の両端開口16,16は、卵形の上側の部分に長方形を連結して卵形フラスコ状になしてあり、両端開口16,16の口端は遮光筒15の上面と面一になしてある。遮光筒15の上面には、前記両端開口16,16の口端の間を結ぶ帯状の上部開口17が設けてある。上部開口17の両縁部には該上部開口17に倣って、帯状のフレキシブルな遮光シート18,18が、上部開口17の略中央線上で重なるようにそれぞれ取り付けてあり、両遮光シート18,18によって上部開口17が遮光されている。
【0019】遮光筒15の両端開口16,16間の寸法は、例えば、3本のアーム26,26,26で搬送される卵E,E,Eの両端卵E,Eの中心間の寸法と同じ寸法にしてある。遮光筒15の一側面には、遮光筒15内の卵Eに光を照射する投光器1が、遮光筒15の長手方向の略中央の位置に連結してあり、遮光筒15の他側面には、投光器1によって照射され卵Eを透過した透過光を受光する受光器2が投光器1に対向させて連結してある。また、遮光筒15の投光器1を設けた部分の中央には、投光器1から出射された光を通過させる出光孔19a が開設してあり、遮光筒15の受光器2を設けた部分の中央には、投光器1から出射された光が入射する入光孔19b が開設してある。
【0020】遮光筒15の中央、即ち前述した出光孔19a と入光孔19b との間に卵Eが搬送されたとき、投光器1から出射され出光孔19a を通過して前記卵Eに照射された光は、該卵Eを透過し、その透過光が入光孔19b を通過して受光器2に受光される。そして、後述する如く、受光器2によって受光された透過光の所定波長成分の強度が検出される。このとき、遮光筒15の中央で卵Eの検査が行われるため、受光器2に外光が入射され難い。従って、卵Eを高精度に検査することができる。
【0021】更に、遮光筒15の両端開口16,16間の寸法を前述した如くなしてあるため、遮光筒15の中央に卵Eが位置するとき、即ち検査位置にあるとき、遮光筒15の両端開口16,16が当該卵Eの前後の卵E,Eによって閉塞されるため、遮光筒15内へ侵入する外光が更に低減され、卵Eを更に高精度に検査することができる。
【0022】なお、本実施の形態では、遮光筒15の両端開口16,16間の寸法を、3本のアーム26,26,26で搬送される卵E,E,Eの両端卵E,Eの中心間の寸法と同じ寸法にしてあるが、本発明はこれに限らず、3本以上のアームで搬送される卵の両端卵の中心間の寸法と同じ寸法になせばよい両端開口16,16間が卵E,E及びアーム26,26で閉塞されるとき、遮光筒15の中央部分に搬送された卵Eを検査し得るようにすればよい。
【0023】また、遮光筒15の両端開口16,16の縁部に、遮光性の毛状部材を両端開口16,16に倣って取り付けてもよい。これによって、遮光筒15内への外光の侵入を更に低減することができる。
【0024】図2は本発明に係る装置の光学検査系の構成を示す模式図である。投光器1は、ハウジング8内にハロゲンランプ6、リフレクタ7及び熱線(赤外線)をカットする熱線カットフィルタ9が設けてある光源5を内蔵しており、ハロゲンランプ6から出射された光は熱線カットフィルタ9に入射され、該熱線カットフィルタ9によって熱線がカットされた光が、ハウジング8に連結した光ファイバ11内に入射される。この入射光は光ファイバ11によって前述した出光孔19a (図1参照)の対向位置まで導かれ、光ファイバ11の出射端から遮光筒15の中央にある卵Eに照射され、卵Eを透過した透過光は、前述した入光孔19b に入射され、該入光孔19b に対向配置した受光器2の集光レンズ20で集光される。
【0025】集光レンズ20の出射光の光路上には、第1及び第2ハーフミラー21,22が適宜距離を隔てて、光路に対して所定の角度になるように配置してあり、第1ハーフミラー21によって反射された光は、例えば、血塊による吸収が大きい575nm付近の波長の光を通過させる第1バンドパスフィルタ31を介して、第1光電変換器41に入射される。
【0026】第1ハーフミラー21を通過し、第2ハーフミラー22によって反射された光は、例えば、卵殻の色によって吸収が異なる650nm付近の波長の光を通過させる第2バンドパスフィルタ32を介して、第2光電変換器42に入射され、第1ハーフミラー21及び第2ハーフミラー22を通過した光は、例えば、腐敗卵による吸収が大きい620nm付近の波長の光を通過させる第3バンドパスフィルタ33を介して、第3光電変換器43に入射される。
【0027】なお、第1ハーフミラー21及び第2ハーフミラー22は、第1ハーフミラー21によって反射された光の強度、第1ハーフミラー21を通過し、第2ハーフミラー22によって反射された光の強度、並びに第1ハーフミラー21及び第2ハーフミラー22を通過した光の強度はそれぞれ同じ値になるようになしてある。
【0028】第1〜第3光電変換器41〜43は、入射光をその強度に応じた電気信号に変換し、得られた電気信号をアナログ/ディジタル(A/D)変換器3を介して演算装置4に与える。演算装置4は、第1光電変換器41から与えられた信号の値を第2光電変換器42から与えられた信号の値で除算し、また、第3光電変換器43から与えられた信号の値を第2光電変換器42から与えられた信号の値で除算することによって、卵殻による影響を除去する正規化処理を行い、第1正規化信号及び第3正規化信号を得る。
【0029】演算装置4には、卵の良否を判定する第1閾値及び第2閾値が予め設定してあり、演算装置4は第1正規化信号の値が第1閾値より小さいか否か、第3正規化信号の値が第2閾値より小さいか否かをそれぞれ判断し、何れかの信号値が閾値より小さい場合、異常卵であると判定してその信号を出力し、何れの信号値も閾値以上である場合、正常卵であると判定してその信号を出力する。
【0030】なお、本実施の形態では、卵Eを吊下するタイプの搬送装置25に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、卵Eを立置するタイプの搬送装置にも適用し得る。その場合、図1に示した遮光筒15の天地を逆にした遮光筒を前記搬送装置に配設する。これによって、前同様、受光器への外光の入射を遮り、高精度に卵を検査することができる。
【0031】また、本実施の形態では、光源5を内蔵する投光器1を示したが、本発明はこれに限らず、投光器の外部に光源を配置し、該光源から光ファイバによって投光器へ光を導き、その光を卵に照射するようにしてもよいことはいうまでもない。
【0032】なお、特許請求の範囲の項に、図面との対照を便利にするために符号を記載してあるが、この記載によって本発明は添付図面の構造に限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係る検卵装置にあっては、遮光筒によって受光器に混入する外光を低減することができるため、検査精度が向上する。
【0034】第2発明に係る検卵装置にあっては、遮光筒、及び保持部材が移動する溝状開口を遮光するフレキシブルな遮光部材によって、受光器に混入する外光を低減することができるため、検査精度が向上する。
【0035】第3発明に係る検卵装置にあっては、保持部材に保持されて遮光筒内に搬送された卵に、遮光筒の周面に設けた投光器から光を照射して内部異常を検査するとき、遮光筒の両端開口には他の卵及び保持部材がそれぞれ嵌合しているため、遮光筒内へ入射する外光を可及的に低減することができ、卵の内部異常を高精度に検査することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検卵装置を示す外観斜視図である。
【図2】本発明に係る装置の光学検査系の構成を示す模式図である。
【図3】特公昭56−735 号公報に開示された検卵装置の要部構成を示す模式的側断面図である。
【符号の説明】
1 投光器
2 受光器
4 演算装置
5 光源
6 ハロゲンランプ
7 リフレクタ
8 ハウジング
11 光ファイバ
15 遮光筒
16 端開口
17 上部開口
18 遮光シート
19a 出光孔
19b 入光孔
25 搬送装置
26 アーム
27 挟持部
E 卵

【特許請求の範囲】
【請求項1】 卵へ光を照射する投光器(1)と、卵を透過した透過光が入射する受光器(2)と、該受光器(2)に入射された透過光の強度に基づいて、卵の内部異常を検査する検査器(4)とを備える検卵装置において、卵を覆う遮光筒(15)を備え、該遮光筒(15)に前記投光器(1)及び受光器(2)が、投光器(1)から受光器(2)への光路が、遮光筒(15)の中心軸の軸長方向と交わるように設けてあることを特徴とする検卵装置。
【請求項2】 卵へ光を照射する投光器(1)と、卵を透過した透過光が入射する受光器(2)と、該受光器(2)に入射された透過光の強度に基づいて、卵の内部異常を検査する検査器(4)と、卵を保持する複数の保持部材(27)を所定の間隔で移動させて卵を搬送する搬送機(25)とを備える検卵装置において、内部を卵が移動する遮光筒(15)を備え、該遮光筒(15)の周面に、内部を前記保持部材(27)が移動する溝状開口(17)が、遮光筒(15)の両端開口(16)にわたって開設してあり、該溝状開口(17)は可撓性を有する遮光部材(18)によって遮光してあり、遮光筒(15)に前記投光器(1)及び受光器(2)が、投光器(1)から受光器(2)への光路が、遮光筒(15)内を移動する卵の移動領域と交わるように設けてあることを特徴とする検卵装置。
【請求項3】 前記遮光筒(15)の両端開口(16)は卵形フラスコ状になしてあり、両端開口(16)の口部は前記溝状開口(17)にそれぞれ連通しており、前記遮光筒(15)の両端開口(16)の間の寸法は、相隣る保持部材(27)のピッチの複数倍の寸法になしてあり、前記投光器(1)及び受光器(2)は、遮光筒(15)の両端開口(16)にそれぞれ卵が嵌合したときに、前記光路が遮光筒(15)内の卵を透過する位置に設けてある請求項2記載の検卵装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2001−99829(P2001−99829A)
【公開日】平成13年4月13日(2001.4.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−275223
【出願日】平成11年9月28日(1999.9.28)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】