説明

検査システム

【課題】ワーク表面全体にムラなく光を照射して精度の高い撮像を行うことが可能な検査システムを提供する。
【解決手段】撮像素子が面状に敷設されたエリアセンサを有する撮像装置と、前記撮像装置が撮像する領域に光を照射する発光装置と、前記撮像装置が前記検査対象の流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように、前記撮像装置を支持するカメラ移動機構と、前記発光装置が前記検査対象の流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように、前記発光装置を支持する照明移動機構と、前記撮像装置と前記発光装置とが同期して移動可能であるように、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御する移動制御部と、前記撮像装置の撮像タイミングと前記発光装置の発光タイミングとが同期するように、前記撮像装置と前記発光装置とを制御する撮像制御部と、を備えているようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品の表面検査やマーク検出等に好適に用いられる検査システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、検査対象物(ワーク)であるWEB(連続物:例えば、フィルム・紙・金属板等)やBATCH(枚葉品、個別品:例えば、カットフィルム・カット硝子・ドラム等)のインライン高速検査を行う場合、図4に示すように、ラインセンサカメラ12を用い、流れていくワークWの表面の画像情報を次々と連続的に取り込み、図示しない画像情報処理装置において明るさの違う部位を検出する等して表面欠陥等を検出するようにしている。そしてその際に用いる照明装置(光照射装置)として、代表的には、ハロゲンランプや蛍光灯を利用したものが知られているが、近時では、特許文献1に示すように、速応性や光度安定性、寿命等に優れたLEDを1列に複数並べた長尺な光照射装置13も開発されている。
【0003】
ところで、ワークWの表面欠陥等を精度よく検出するためには、カメラによる撮像対象領域をむらなく一様に一定の照度で照明することが必要で、特にラインセンサカメラ12に用いられる光照射装置では、光照射面での光量のばらつきを数%以下にするといった要求もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−215115公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、LEDは点光源であり、ライン状の光を得るべく一列に複数並べたとしても、全体としては不連続な光源となり、照度ムラができるという不具合がある。特に、図5に示すような長尺な光照射装置13では、その両端部での照度ムラが著しく、ラインセンサカメラ12でワークW表面の照射領域を撮像すると、端の部分が暗く撮像されがちである。
【0006】
このため、照度ムラの影響を回避するためには、ワークWに応じて異なる長さの光照射装置13を使用する必要が生じるが、これでは著しく柔軟性に欠けることとなる。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであって、ワーク表面全体にムラなく光を照射しながら精度の高い撮像を行うことが可能な検査システムを提供することをその主たる所期課題としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち本発明に係る検査システムは、一定方向に流れていく検査対象に光を照射してその表面検査又はマーク検出を行うためのものであって、撮像素子が面状に敷設されたエリアセンサを有する撮像装置と、前記撮像装置が撮像する領域に光を照射する発光装置と、前記撮像装置が前記検査対象の流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように、前記撮像装置を支持するカメラ移動機構と、前記発光装置が前記検査対象の流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように、前記発光装置を支持する照明移動機構と、前記撮像装置と前記発光装置とが同期して移動可能であるように、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御する移動制御部と、前記撮像装置の撮像タイミングと前記発光装置の発光タイミングとが同期するように、前記撮像装置と前記発光装置とを制御する撮像制御部と、を備えていることを特徴とする。なお、前記撮像装置と前記発光装置とが相互に固定されていて、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とが一体となっていてもよい。
【0009】
このようなものであれば、前記撮像装置(以下、エリアセンサカメラという。)と前記発光装置とが同期して移動可能であり、かつ、撮像タイミングと発光タイミング(パルス発光のタイミング)とが同期していることより、エリアセンサカメラと発光装置とを止めることなく連続的に動かしながら、発光装置を極短いパルスで発光させ、エリアセンサカメラでの画像取り込みを発光に同期させることができる。このため、撮像対象領域に光を照射した状態を保ちながら、撮像対象領域を連続的に変えて撮像を行うことができるので、ワークの端部であってもムラなく光を照射して撮像を行うことができ、ワーク表面全体について鮮明な画像を取得して精度の高い検査を行うことができる。
【0010】
漏れのない検査を行うためには、前記検査対象が流れる速度に従って、前記撮像装置が前記検査対象を撮像した画像が前記検査対象の全表面を網羅するように、前記移動制御部が、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御し、前記撮像制御部が、前記撮像装置と前記発光装置とを制御することが好ましい。
【0011】
前記撮像装置と前記発光装置とが、前記検査対象の両端部でスムーズに折り返して往復移動できるように、前記移動制御部が、前記撮像装置と前記発光装置とが前記検査対象の両端部を超えてその外側まで移動するよう前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御してもよい。
【0012】
前記発光装置が、照射光の光質を変更可能なものであると、画像によって照射光の光質を変えることができるので、複数の画像が重なる部分で得られる情報量が増し、検査の自由度が増し、より多面的な解析が可能となる。
【0013】
なお、前記撮像装置が取得した画像情報のうち、複数の画像が重なる部分については、重複した転送を避けることにより、画像情報の転送速度を速めることが可能である。
【0014】
前記撮像装置の撮像素子としては特に限定されないが、例えばCMOSイメージセンサであれば、取り込んだ画像情報の画像情報処理装置への出力(転送)を高速で行うことができるので、移動しながら多数の画像を連続に取り込むのに適している。
【発明の効果】
【0015】
このような構成の本発明によれば、ワークの端部であってもムラなく光を照射して精度の高い撮像を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態に係る検査システムの模式的斜視図である。
【図2】同実施形態における撮像状況を示す模式図である。
【図3】同実施形態における表面検査の手順を示すフローチャートである。
【図4】従来の検査システムの模式的斜視図である。
【図5】従来のライン照明の模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0018】
本実施形態に係る検査システム1は、流れていく透明なワークWの表面を次々と連続的に画像情報として取り込み、表面欠陥等を検出するためのものであり、図1に示すように、ワークWの上方に設けられたエリアセンサカメラ2と、ワークWを挟んでエリアセンサカメラ2と対向するようワークWの下方に設けられた発光装置3と、エリアセンサカメラ2をワークWの流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように支持するカメラ移動機構(図示しない。)と、発光装置3をワークWの流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように支持する照明移動機構(図示しない。)と、これらの移動機構等を制御する情報処理装置4を備えたものである。
【0019】
各部を詳述する。
エリアセンサカメラ2は、CMOSイメージセンサが平面状に敷設されたエリアセンサを有しており、所定の広さを有する領域を一度に撮像することが可能なものである。エリアセンサカメラ2には、図示しない画像情報処理装置が接続されており、各CMOSイメージセンサが取り込んだ画像情報に係る信号は、当該画像情報処理装置に出力される。
【0020】
発光装置3は、エリアセンサカメラ2が撮像する領域に一様に光を照射するものであり、例えば、矩形状をなす導光拡散板のワーク対向面に拡散シートを設け、他方の面(反ワーク対向面)に反射シートを設け、導光拡散板の側周端面からLED光を導入するようにした面発光装置である。発光装置3には異なる波長の光を射出する複数種類のLEDが設けられており、スペクトル、光度、照射角度等の照射光の光質が変更可能に構成されている。本実施形態において発光装置3は、ワークWを挟んでエリアセンサカメラ2の反対側であって、かつ、エリアセンサカメラ2の撮像軸上に直交して配置されている。
【0021】
カメラ移動機構と照明移動機構とは、それぞれ、エリアセンサカメラ2と発光装置3とがワークWの流れ方向に直交して反復した水平移動が可能であるように、エリアセンサカメラ2と発光装置3とを支持するためのものであり、例えば、ねじ送り機構等の公知の機構を利用したものである。
【0022】
情報処理装置4は、CPUの他に、メモリ、キーボード等の入力手段、ディスプレイ等の出力手段等を備えた汎用乃至専用のものであり、メモリに所定のプログラムを格納し、当該プログラムに従ってCPUやその周辺機器を協働動作させることによって、移動制御部41、撮像制御部42、ワーク判別部43等としての機能を発揮するように構成してある。
【0023】
移動制御部41は、エリアセンサカメラ2と発光装置3とが同期して移動するように、すなわち、エリアセンサカメラ2の撮像対象領域に常に発光装置3から均一な光が照射されているように、エリアセンサカメラ2と発光装置3との移動のタイミングが合致するよう、カメラ移動機構と照明移動機構とを制御するものである。
【0024】
撮像制御部42は、エリアセンサカメラ2の撮像タイミングと発光装置3の発光タイミングとが同期するように、エリアセンサカメラ2と発光装置3とを制御するものである。
【0025】
ワーク判別部43は、例えば、オペレータによる入力により、ワークWの種類を判別し、点灯するLEDの種類が切り替わるよう発光装置3を制御するものである。
【0026】
次に、検査システム1を用いて、流れていくワークWの表面検査を行う手順を図3のフローチャートを参照して説明する。
【0027】
ます、オペレータが検査システム1を起動させて、情報処理装置4にワークWの種類を示す識別子を入力する(ステップS1)。
【0028】
すると、ワーク判別部43がワークWの種類を判別し、発光装置3に制御信号を送信し、当該制御信号を受信した発光装置3はワークWに応じたLEDを点灯させる(ステップS2)。
【0029】
次いで、移動制御部41がカメラ移動機構と照明移動機構とに制御信号を送信し、当該制御信号を受信したカメラ移動機構と照明移動機構とがエリアセンサカメラ2と発光装置3とを検査開始位置(ワークWの一端部の上方及び下方)まで移動させる(ステップS3)。
【0030】
エリアセンサカメラ2と発光装置3とが検査開始位置に移動すると、更に移動制御部41がカメラ移動機構及び照明移動機構に制御信号を送信し、当該制御信号を受信したカメラ移動機構及び照明移動機構が同期してエリアセンサカメラ2と発光装置3とをワークWの他端部に向けて水平移動させる(ステップS4)。
【0031】
図2は流れていくワークWがエリアセンサカメラ2に対して相対的に静止しているとした視点での撮像状況を示す図であるが、水平移動の間、エリアセンサカメラ2は流れていくワークWの表面の画像情報(画像P、P、P・・・)を次々と連続的に取り込み、取り込んだ画像情報に係る信号を画像情報処理装置に出力する(ステップS5)。一方、発光装置3はワーク判別部43から制御信号を受信して、必要に応じて画像P、P、P・・・により点灯させるLEDの種類を変更する(ステップS6)。そして、エリアセンサカメラ2の撮像タイミングと発光装置3の発光タイミングとは、撮像制御部42により同期するように制御されている。
【0032】
そして、移動制御部41及び撮像制御部42は、ワークWが流れる速度を感知して、移動制御部41が、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御し、撮像制御部42が、エリアセンサカメラ2と発光装置3とを制御して、エリアセンサカメラ2がワークWを撮像した画像P、P、P・・・がワークWの全表面を網羅するようにしている。
【0033】
この際、例えば、画像Pと画像Pとで照射光のスペクトルがそれぞれ異なる(スペクトルW及びスペクトルW)場合、画像Pと画像Pとが重なり合う領域XではスペクトルWの光を照射した画像情報とスペクトルWの光を照射した画像情報との2種類の画像情報が得られるので、得られる情報の種類が増えて、より多面的な解析が可能となる。
【0034】
エリアセンサカメラ2と発光装置3とがワークWの他端部の外側までオーバーランして移動すると、エリアセンサカメラ2と発光装置3とは折り返して、今度はワークWの一端部に向けて水平移動する(ステップS7)。
【0035】
折り返し移動中も、エリアセンサカメラ2は流れていくワークWの表面の画像情報(画像P11、P12・・・)を次々と連続的に取り込み、取り込んだ画像情報に係る信号を画像情報処理装置に出力する(ステップS8)。一方、発光装置3はワーク判別部43から制御信号を受信して、必要に応じて画像P11、P12・・・により点灯させるLEDの種類を変更する(ステップS9)。この場合も、エリアセンサカメラ2の撮像タイミングと発光装置3の発光タイミングとは、撮像制御部42により同期するように制御されている。
【0036】
そして、検査終了位置に達するまで、ステップS4〜S9を繰り返し、ワークWの撮像を行う。その後、取り込んだ画像情報に係る信号を画像処理装置で解析して、明るさの違う部位を検出する等して表面欠陥等を検出する。
【0037】
このような実施形態に係る検査システム1であれば、エリアセンサカメラ2と発光装置3とが同期して移動可能であり、かつ、撮像タイミングと発光タイミングとが同期していることより、撮像対象領域に略均一な照度の光を一様に照射した状態を保ちながら、撮像対象領域を連続的に変えて撮像を行うことができるので、ワークWの端部であってもムラなく光を照射して鮮明な画像を得ることができ、ワーク表面全体について精度の高い検査を行うことができる。
【0038】
エリアセンサカメラ2がワークWを撮像した画像P、P、P・・・がワークWの全表面を網羅するように、移動制御部41が、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御し、撮像制御部42が、エリアセンサカメラ2と発光装置3とを制御しているので、漏れのない検査を行うことができる。
【0039】
また、移動制御部41が、エリアセンサカメラ2と発光装置3とがワークWの両端部を超えてその外側までオーバーランして移動するよう前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御しているので、エリアセンサカメラ2と発光装置3とが、ワークWの両端部でスムーズに折り返して往復移動できる。
【0040】
また、発光装置3は、照射光の光質(スペクトル、光度、照射角度等)を変更することが可能なものであるので、画像P、P、P・・・によって照射光の光質を変えることにより、画像P、P、P・・・が重なる部分で得られる情報量が増し、検査の自由度が増し、より多角的な解析が可能となる。
【0041】
更に、本実施形態では、エリアセンサカメラ2の画像素子がCMOSイメージセンサであるので、取り込んだ画像情報の画像情報処理装置への出力を高速で行うことができ、移動しながら多数の画像P、P、P・・・を連続的に取り込むことができる。
【0042】
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
【0043】
例えば、発光装置3は、観測孔を有するリング状の導光拡散板の側周端面からLED光を導入するようにしたものであってもよい。このようなものであれば、エリアセンサカメラ2とワークWとの間に発光装置3を配置し、ワークWの観測面側に光を照射しつつ、導光拡散板の中央に設けられた観測孔からエリアセンサカメラ2によりワークWの表面を撮像することができる。また、導光拡散板が矩形状をなす発光装置3であっても、反ワーク対向面に反射シートの代わりに多数の微細な反射部材を敷設することにより、エリアセンサカメラ2とワークWとの間に発光装置3を配置して、発光装置3の上方からエリアセンサカメラ2によりワークWの表面を撮像することが可能である。なお、これらの場合のワークWは、例えば、ソーラーセル等のその表面で光を反射するタイプのものである。
【0044】
また、発光装置3の照射角度や設置位置は特に限定されず、発光装置3の特性に従い適宜決定すればよい。
【0045】
更に、エリアセンサカメラ2が取得した画像情報のうち、複数の画像が重なる部分については、重複した転送を避けることにより、画像情報の転送速度を速めることが可能である。
【0046】
前記実施形態では、検査途中で照射光の光質を変える態様を説明したが、検査の間一貫して同じ光質の光をワークWの表面に照射してもよい。
【0047】
その他、本発明は上記の各実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、前述した種々の構成の一部又は全部を適宜組み合わせて構成してもよい。
【符号の説明】
【0048】
1・・・検査システム
2・・・エリアセンサカメラ(撮像装置)
3・・・発光装置
41・・・移動制御部
42・・・撮像制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一定方向に流れていく検査対象に光を照射してその表面検査又はマーク検出を行うためのものであって、
撮像素子が面状に敷設されたエリアセンサを有する撮像装置と、
前記撮像装置が撮像する領域に光を照射する発光装置と、
前記撮像装置が前記検査対象の流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように、前記撮像装置を支持するカメラ移動機構と、
前記発光装置が前記検査対象の流れ方向に直交する水平方向に往復移動可能であるように、前記発光装置を支持する照明移動機構と、
前記撮像装置と前記発光装置とが同期して移動可能であるように、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御する移動制御部と、
前記撮像装置の撮像タイミングと前記発光装置の発光タイミングとが同期するように、前記撮像装置と前記発光装置とを制御する撮像制御部と、を備えていることを特徴とする検査システム。
【請求項2】
前記検査対象が流れる速度に従って、前記撮像装置が前記検査対象を撮像した画像が前記検査対象の全表面を網羅するように、前記移動制御部が、前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御し、前記撮像制御部が、前記撮像装置と前記発光装置とを制御する請求項1記載の検査システム。
【請求項3】
前記移動制御部が、前記撮像装置と前記発光装置とが前記検査対象の両端部を超えてその外側まで移動するよう前記カメラ移動機構と前記照明移動機構とを制御するものである請求項1又は2記載の検査システム。
【請求項4】
前記発光装置が、照射光の光質を変更可能なものである請求項1、2又は3記載の検査システム。
【請求項5】
前記撮像装置が、取得した画像情報のうち、複数の画像が重なる部分については、重複した転送を避けている請求項1、2、3又は4記載の検査システム。
【請求項6】
前記撮像素子が、CMOSイメージセンサである請求項1、2、3、4又は5記載の検査システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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