説明

検索結果提供方法及びシステム

【課題】第1ユーザにより選択されたウェブページの有効性有無を判断し、その結果を、第2ユーザに提供される検索結果に反映できるようにする。
【解決手段】第1ユーザから第1検索質疑語を受信する段階と、前記第1検索質疑語に相応する第1検索結果を、前記第1ユーザに提供する段階と、前記第1検索結果のうち、前記第1ユーザにより選択されたウェブページが有効か否かと更新有無を判断する段階と、ウェブページの更新があれば、データベースを更新する段階と、第2ユーザから第2検索質疑語を受信する段階と、前記ウェブページが有効でなく、前記第2検索質疑語に相応する第2検索結果に前記ウェブページが含まれる場合、前記第2検索結果を修正する段階と、前記修正された第2検索結果を、前記第2ユーザに提供する段階と、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検索結果提供方法及びシステムに係り、より具体的には、有効なウェブページのみ含まれた検索結果を提供できる検索結果提供方法及びそのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットの発達及び普及の増加に伴ってインターネットを介した様々なサービスが提供されており、その代表例には検索サービスがある。検索サービスとは、ユーザにより入力される検索質疑語で検索を行った後、検索質疑語に相応する検索結果をユーザに提供するサービスのことをいう。
【0003】
このような検索サービスの提供のために検索サービス提供者は、それぞれのウェブページを索引してあらかじめ保存しておくことによってデータベースを構築し、ユーザから検索要請がある場合、データベースに保存されているウェブページを検索することによって該当の結果をユーザに提供する。
【0004】
しかしながら、従来の検索サービス提供方法では、データベースに保存されているウェブページに対応する実際のウェブページに変更が生じた場合であっても、検索サービスは依然としてデータベースに保存されているウェブページを対象にして検索を行うため、ユーザに提供される検索結果に、ユーザが入力した検索質疑語と無関係なウェブページや既に削除されたウェブページが含まれる恐れがあった。
【0005】
具体的に、一般的な検索サービスでは、図1Aに示すように、ユーザが検索窓2に“美しい男美しい成功”という検索質疑語4を入力すると、検索質疑語に該当する検索結果が提供され、これらの検索結果からいずれか一つのリンク情報をユーザが選択すると、リンク情報に連動するウェブページが提供されなければならない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、選択されたリンク情報に連動するウェブページが削除されたものであるか、該当のウェブページを提供するサーバに問題がある場合、図1B乃至図1Dに示すように、該当のウェブページを正常に提供できないというウェブページがディスプレイされる。ここで、図1Bは、図1Aで第1リンク情報6を選択した場合に提供される画面で、図1Cは、図1Aで第2リンク情報8を選択した場合に提供される画面で、図1Dは、図1Aで第3リンク情報9を選択した場合に提供される画面である。
【0007】
このように、ユーザは接続不可能な検索結果または検索質疑語と無関係な検索結果にも接続する可能性があるので、真正に望む情報を得るのにより時間がかかり、このようなユーザの不便さは、検索サービス提供者への不信につながるという問題があった。
【0008】
本発明は上記の問題点を解決するためのもので、その目的は、第1ユーザにより選択されたウェブページの有効性有無を判断し、その結果を、第2ユーザに提供される検索結果に反映できるようにする検索結果提供方法及びシステムを提供することにある。
【0009】
また、本発明の他の目的は、ユーザに検索結果を提供するにおいて、第1ユーザにより選択されたウェブページが有効でない場合、第2ユーザに提供される検索結果からは前記ウェブページを削除することによって、有効なウェブページのみ含まれた検索結果を提供できるようにする検索結果提供方法及びシステムを提供することにある。
【0010】
また、本発明のさらに他の目的は、ユーザに検索結果を提供するにおいて、第1ユーザにより選択されたウェブページが有効でない場合、第2ユーザに提供される検索結果に、該当のウェブページが有効でないということを表示できるようにする検索結果提供方法及びシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するための本発明の一側面による検索結果提供方法は、第1ユーザから第1検索質疑語を受信する段階と、前記第1検索質疑語に相応する第1検索結果を前記第1ユーザに提供する段階と、前記第1検索結果のうち、前記第1ユーザにより選択されたウェブページの有効性有無を判断する段階と、第2ユーザから第2検索質疑語を受信する段階と、前記ウェブページが有効でなく、前記第2検索質疑語に相応する第2検索結果に前記ウェブページが含まれる場合、前記第2検索結果を修正する段階と、前記修正された第2検索結果を前記第2ユーザに提供する段階と、を含む。
【0012】
ここで、前記有効性有無の判断段階は、前記第1ユーザによる前記ウェブページの選択有無を感知する段階と、前記ウェブページの選択が感知される場合、前記ウェブページに接続して前記ウェブページの有効性を分析する段階と、前記判断結果を保存する段階と、を含む。
【0013】
一実施例において、前記第2検索結果の修正では、前記第2検索結果から前記ウェブページに関するリンク情報を削除することを特徴とする。他の実施例において、前記第2検索結果の修正では、前記ウェブページが有効でないことを表示する情報を前記第2検索結果に含めることを特徴とする。
【0014】
上記の目的を達成するための本発明の他の側面による検索結果提供方法は、第1ユーザにより選択された特定ウェブページの有効性有無を判断する段階と、第2ユーザから検索質疑語を受信する段階と、前記特定ウェブページが有効でなく、前記検索質疑語に相応する検索結果に前記特定ウェブページが含まれる場合、前記検索結果を修正する段階と、前記修正された検索結果を前記第2ユーザに提供する段階と、を含むことを特徴とする。
【0015】
上記の目的を達成するための本発明のさらに他の側面による検索結果提供システムは、第1及び第2ユーザから第1及び第2検索質疑語を受信し、前記第1及び第2検索質疑語に相応する第1及び第2検索結果を前記第1及び第2ユーザに提供するインターフェース部と、前記第1検索結果のうち、前記第1ユーザにより選択されるウェブページの有効性有無を判断する有効性判断部と、前記有効性判断部による判断結果、前記ウェブページが有効でなく、前記第2検索結果に前記ウェブページが含まれている場合、前記第2検索結果を修正する検索結果修正部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、全てのウェブページの有効性有無を判断するのではなく、第1ユーザにより選択されたウェブページの有効性有無を判断するので、検索サービスの効率性を向上させることが可能になる。
【0017】
また、本発明によれば、第1ユーザに提供された検索結果のうち、有効でないと判断されたウェブページを、第2ユーザに提供される検索結果から削除するので、第2ユーザは有効なウェブページのみ含まれた検索結果を受け取ることができ、検索サービスの信頼度を向上させることが可能になる。
【0018】
また、本発明によれば、第1ユーザに提供された第1検索結果のうち、有効でないと判断されたウェブページが、第2ユーザに提供される第2検索結果に含まれている場合、第2検索結果上で当該ウェブページが有効でないということを表示するので、検索サービスの信頼度を向上させることが可能になる。
【0019】
また、本発明によれば、ウェブページの削除またはウェブページ運営サーバの問題によって検索結果内で有効でないと表示されていたウェブページが、再登録またはウェブページ運営サーバの問題解決などによって再び有効になり、当該ウェブページを他のユーザが再選択し、当該ウェブページが有効なウェブページと判断される場合、このウェブページを検索結果内で再び正常なウェブページとして露出させることが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施例について詳細に説明する。
【0021】
図2は、本発明の一実施例による検索結果提供システムが含まれたネットワーク構成図である。同図において、検索結果提供システム10は、インターネット12を介してユーザ端末機14から検索要請を受信し、受信した検索要請に相応する検索結果をユーザ端末機14に提供するもので、インターフェース部16、検索部18、有効性判断部20及び検索結果修正部28を備える。
【0022】
インターフェース部16は、第1及び第2ユーザからそれぞれ第1及び第2検索質疑語を受信し、第1及び第2検索質疑語に相応する第1及び第2検索結果を第1及び第2ユーザに提供する。
【0023】
ここで、第1及び第2ユーザとは、互いに異なるユーザのことをいい、第1ユーザにより入力される第1検索質疑語と第2ユーザにより入力される第2検索質疑語は、互いに異なるものであってもよく、同じものであってもよい。なお、第1及び第2ユーザは、所定の時間間隔をおいて検索質疑語を入力する同じユーザであってもよい。
【0024】
検索部18は、インターフェース部16を介して受信した検索質疑語で検索DB30を検索し、当該検索質疑語に相応する検索結果を生成した後、これをインターフェース部16を介して該当のユーザに提供する。
【0025】
本実施例においては、検索結果提供システム10が検索部18及び検索DB30を含むとしたが、変形された実施例において、検索結果提供システム10は、検索機能を担当する別のサーバに検索質疑語を伝達し、このサーバから当該検索質疑語に対する検索結果だけを受信してユーザに提供してもよく、この場合、検索部18及び検索DB30を含まなくてもよい。ただし、このような場合、検索結果提供システム10は、検索機能を担当する別のサーバとの連結のためのインターフェース部(図示せず)をさらに含むことができる。
【0026】
有効性判断部20は、第1検索結果のうち、第1ユーザにより選択されるウェブページの有効性を判断するもので、同図では、感知部22、分析部24及び保存部26を含む。
【0027】
感知部22は、第1ユーザにより所定ウェブページが選択されたか否かを感知するもので、一実施例において、感知部22は、第1ユーザにより第1検索結果に含まれたリンク情報のいずれか一つが選択されると、当該リンク情報に相応するウェブページが選択されたものと感知する。
【0028】
分析部24は、感知部22により所定ウェブページが選択されたものと感知される場合、当該ウェブページに直接接続することによってそのウェブページの有効性有無を分析する。ここで、ウェブページの有効性とは、該当のウェブページが正常に提供される可否または該当のウェブページの変更有無を表すもので、正常に提供されることができないウェブページの例には、削除されたウェブページ、ウェブページ提供サーバの問題によって提供が不可能なウェブページなどがある。
【0029】
すなわち、分析部24は、該当のウェブページが削除されたものか、サーバの問題によってそれ以上提供不可能なものか、または、該当のウェブページが変更されたものである場合、当該ウェブページを有効でないものと判断する。
【0030】
一実施例において、ウェブページが削除されたか否かは、ウェブページの削除を表す特定語句が当該ウェブページから発見されるか否かによって分析することができる。例えば、図1Bに示すように、“検索中のページが除去されたか、名称が変更されたか、一時的に使用できません。”のような特定語句が発見された場合に、当該ウェブページが削除されたものと判断できる。また、分析部24は、ウェブページの削除を表す特定語句を学習して一定のパターンを形成することによって、特定パターンが発見されるウェブページは削除されたものと判断することができる。
【0031】
一方、ウェブページが変更されたか否かは、ウェブページに含まれたテキストのハッシュキー値を用いて分析することができる。具体的に、検索DB30に保存されているウェブページに含まれたテキストのハッシュキー値と、分析部24が直接該当のウェブページに接続することによって獲得したウェブページに含まれたテキストのハッシュキー値とを比較し、各ウェブページのハッシュキー値が異なる場合、当該ウェブページは変更されたものと判断し、結果としてこのようなウェブページは有効でないウェブページと判断する。
【0032】
上記の実施例においては、ウェブページの有効性分析のために分析部24が直接該当のウェブページに接続することによって該当のウェブページの有効性を分析するとしたが、変形された実施例においては、ユーザ端末機14に含まれたウェブブラウザ(図示せず)から、第1ユーザにより選択されたウェブページの情報を獲得し、獲得されたウェブページの情報を用いてウェブページの有効性有無を判断してもよい。
【0033】
保存部26は、分析部24による分析結果を保存するもので、具体的には、該当のウェブページのURL(UniformResource Locator)ごとに該当のウェブページの有効性有無をマッピングさせて保存する。保存部26により保存された結果は、第2ユーザに提供される第2検索結果に反映される。
【0034】
検索結果修正部28は、有効性判断部20により該当のウェブページが有効でないものと判断され、有効でないウェブページが第2ユーザに提供される第2検索結果に含まれている場合、第2検索結果を修正し、修正された第2検索結果が第2ユーザに提供されるようにする。
【0035】
第1実施例において、検索結果修正部28は、第1ユーザにより選択されたウェブページが有効でないものと判断され、有効でないウェブページが第2検索結果に含まれている場合、第2検索結果から該当のウェブページを削除することによって第2検索結果を修正する。
【0036】
第2実施例において、検索結果修正部28は、第1ユーザにより選択されたウェブページが有効でないものと判断され、有効でないウェブページが第2検索結果に含まれている場合、該当のウェブページは有効でないページであるということを表す情報を第2検索結果内に挿入することによって、第2検索結果を修正する。例えば、該当のウェブページを表すリンク情報の文頭に特定アイコンを挿入し、該当のウェブページの有効性有無を知らせることができる。
【0037】
第3実施例において、検索結果修正部28は、第2検索結果の所定領域内に有効でないウェブページのみが別に分類され露出(Display)されるように第2検索結果を修正してもよい。
【0038】
上記の第2及び第3実施例は、一時的に有効でないウェブページの場合、ユーザが再び該当のウェブページに接続できるようにするためのもので、このような方法によって、有効でなかったウェブページへのユーザの選択要請が感知され、該当のウェブページが再び有効なものと判断される場合、以降のユーザに提供される検索結果では、当該ウェブページが正常なウェブページとして露出されるようにすることができる。
【0039】
一方、これとは別に、検索結果修正部28は、ウェブページが変更されたと判断される場合、検索DB30に保存されていたウェブページを、分析部24により獲得されたウェブページに更新することによって、検索結果に現在のウェブページが反映されるようにすることができる。
【0040】
上記の実施例においては、第2検索結果を生成し、生成された第2検索結果に有効でないウェブページが含まれている場合に第2検索結果を修正するとしたが、変形された実施例においては、第2検索結果を修正するのではなく、第2検索結果の生成時に有効でないウェブページを削除したり、該当のウェブページが有効でないということを表す情報を第2検索結果内に挿入してもよい。したがって、このような実施例による場合、検索結果修正部28の機能は検索部18によって行われても良い。
【0041】
また、上記の実施例において、第1ユーザにより選択されるウェブページは、第1ユーザにより入力された第1検索質疑語に相応する第1検索結果内に含まれたウェブページであるとしたが、変形された実施例において、第1ユーザにより選択されるウェブページは、検索結果に含まれたウェブページに限定されなくてもよい。例えば、第1ユーザにより選択されるウェブページは、ポータルサイトなどを介して提供されるウェブページのいずれか一つであってもよい。
【0042】
上記の検索結果提供システムを用いて検索結果を提供する方法を、図3を参照しつつ具体的に説明すると、下記の通りである。
【0043】
第1ユーザから第1検索質疑語を受信すると(第100段階)、受信した第1検索質疑語に相応する第1検索結果を生成し、これを第1ユーザに提供する(第110段階)。その後、第1検索結果のうち、第1ユーザにより選択されたウェブページの有効性有無を判断する(第115段階)。
【0044】
該当のウェブページの有効性判断過程は、図4に示すように、まず、第1検索結果のうちの所定ウェブページが第1ユーザにより選択されたか否かを感知し(第200段階)、所定ウェブページの選択が感知されると、該当のウェブページに直接接続することによってそのウェブページの有効性有無を分析し(第210段階)、続いて、分析結果を所定の保存手段に保存する(第220段階)。
【0045】
ここで、ウェブページの有効性は、該当のウェブページが正常に提供されるかの可否または該当のウェブページの変更有無を表すもので、正常に提供されることのできないウェブページの例には、削除されたウェブページ、ウェブページ提供サーバの問題によって提供が不可能なウェブページなどがあり、ウェブページが、それ以上提供されることのできないものであるか、変更されたものである場合、該当ウェブページは有効でないものと判断する。
【0046】
ここで、該当のウェブページが変更されたか否かは、ウェブページに含まれたテキストのハッシュキー値を用いて判断するが、具体的に、検索DB30に保存されているウェブページと、分析部24により獲得されたウェブページにそれぞれ含まれたテキストとのハッシュキー値を比較する。比較の結果、各ウェブページに含まれたテキストのハッシュキー値が互いに異なる場合、該当のウェブページは変更されたと判断され、結果として、当該ウェブページは有効でないウェブページと判断される。
【0047】
再び図3を参照すると、第2ユーザから第2検索質疑語を受信する(第130段階)。この時、第2検索質疑語は、第1検索質疑語と同じものであってもよく、異なるものであってもよい。その後、第2検索質疑語を用いて検索を行うことによって第2検索質疑語に対する検索結果である第2検索結果を生成する(第140段階)。
【0048】
生成された第2検索結果に有効でないウェブページが含まれているか否かを判断し(第150段階)、有効でないウェブページが含まれている場合、第2検索結果を修正する(第160段階)。例えば、第2検索結果の修正は、第2検索結果から該当のウェブページを削除することによって第2検索結果にそのウェブページが露出されないようにしたり、該当のウェブページは有効でないページであるということを表す情報を第2検索結果内に挿入したり、第2検索結果内の所定領域に有効でないウェブページのみが別に分類されて露出されるようにすることによって行うことができる。その後、上記の過程によって修正された第2検索結果を第2ユーザに提供する(第170段階)。
【0049】
一方、第2検索結果に有効でないウェブページが含まれていない場合は、第140段階で生成された第2ウェブページを、第2ユーザに提供する(第180段階)。
【0050】
上記の実施例においては、第1ユーザにより選択されるウェブページが、第1ユーザにより入力された第1検索質疑語に相応する第1検索結果内に含まれたウェブページであるとしたが、上述の如く、第1ユーザにより選択されるウェブページは、検索結果に含まれたウェブページに限定されなくてもよい。例えば、第1ユーザにより選択されるウェブページは、ポータルサイトなどを介して提供されるウェブページのいずれか一つであってもよい。
【0051】
したがって、このような実施例による場合、第100段階及び第110段階は省略されることができ、第120段階では、第1ユーザにより選択された特定ウェブページの有効性を判断し、第200段階では、第1ユーザにより特定ウェブページが選択されたか否かを感知することになる。
【0052】
上記の検索結果提供方法は、多様なコンピュータ手段を用いて実行可能なプログラム形態でも具現されることができ、この場合、検索結果提供方法を行うためのプログラムは、ハードディスク、CD−ROM、DVD、ROM、RAMまたはフラッシュメモリーのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に保存される。
【0053】
本発明の属する技術分野における当業者にとって、本発明がその技術的思想や必須特徴を変更しない限度内で、他の具体的な形態に実施できるということは明らかである。
したがって、以上説明してきた実施例は全ての面で例示的なもので、限定的なものとして理解してはいけない。本発明の範囲は、上記の詳細な説明ではなく添付の特許請求の範囲によって定められるべきであり、特許請求の範囲の意味及び範囲並びにその同等概念から導き出される変更または変形された形態はいずれも本発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1A】一般的な検索サービスが提供される画面をキャプチャーした図である。
【図1B】図1Aに示す検索結果のうち、有効でないウェブページを表示する画面をキャプチャーした図である。
【図1C】図1Aに示す検索結果のうち、有効でないウェブページを表示する画面をキャプチャーした図である。
【図1D】図1Aに示す検索結果のうち、有効でないウェブページを表示する画面をキャプチャーした図である。
【図2】本発明の一実施例による検索結果提供システムが適用されたネットワーク構成図である。
【図3】図2に示す検索結果提供システムを用いて検索結果を提供する方法を示すフローチャートである。
【図4】ウェブページの有効性を判断する方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0055】
10 検索結果提供システム
12 インターネット
14 ユーザ端末機
16 インターフェース部
18 検索部
20 有効性判断部
22 感知部
24 分析部
26 保存部
28 検索結果修正部
30 検索DB

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索結果提供方法であって、コンピュータにより実行されるステップが、
第1ユーザから入力される第1検索質疑語を受信する段階と、
受信した前記第1検索質疑語を用いて検索データベースを検索して前記第1検索質疑語に相応する第1検索結果を生成し、前記第1ユーザの端末装置に提供する段階と、
前記第1ユーザから第1検索結果に含まれたウェブページに対する選択有無を感知する段階と、
前記第1ユーザから第1検索結果に含まれたウェブページに対する選択が感知される場合に、前記選択されたウェブページを提供するウェブサーバに接続し、前記選択されたウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断し、さらに、前記検索データベースに既に保存されている前記第1ユーザによって選択された前記ウェブページに該当するウェブページと前記ユーザの前記ウェブページに対する選択に基づいて前記ウェブサーバに接続して得られるウェブページ、又は前記第1ユーザの端末装置が前記ウェブサーバに接続して取得するウェブページとを比較して、前記第1ユーザによって選択された前記ウェブページの変更有無を判断する段階と、
判断結果に基づいて、有効でないと判断されたウェブページのウェブページ情報を所定の記憶領域に保存する段階と、
前記ウェブページの変更有無を判断した際に変更されたものと判断される場合に、前記検索データベースに既に保存された該当のウェブページを、前記ウェブサーバに接続して得られるウェブページ、又は前記第1ユーザの端末装置が前記ウェブサーバに接続して取得するウェブページを用いて更新する段階と、
第2ユーザから入力される第2検索質疑語を受信する段階と、
受信した第2検索質疑語を用いて前記検索データベースを検索するとともに、前記所定の記憶領域を参照して前記第2検索質疑語に相応する第2検索結果に前記有効でないと判断されたウェブページが含まれる場合に、前記第2検索結果から該当のウェブページを削除することによって又は該当のウェブページは有効でないウェブページであるということを表す情報を前記第2検索結果内に挿入することによって、前記第2検索結果を修正する段階と、
前記修正された第2検索結果を前記第2ユーザの端末装置に提供する段階と、
を含むことを特徴とする検索結果提供方法。
【請求項2】
前記第2検索結果のうち前記第2ユーザによって前記有効でないと判断されたウェブページが選択された場合に、該当のウェブサーバに接続してウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断する段階と、
前記有効性有無の判断結果が有効である場合、前記第2ユーザによって選択された前記有効でないと判断されたウェブページに該当する判断結果を更新する段階と、
をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の検索結果提供方法。
【請求項3】
前記第2検索結果を修正する段階は、
前記有効でないと判断されたウェブページに該当するウェブページをそれ以外のウェブページと区分した前記第2検索結果を生成することを特徴とする請求項1に記載の検索結果提供方法。
【請求項4】
前記選択されたウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断する段階は、
前記接続結果に含まれる、前記ウェブサーバから前記第1ユーザの端末装置に返信されるウェブページの削除を意味する特定パターン又はウェブサーバの問題によって提供できない旨の情報を検出して前記ウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断することを特徴とする請求項1に記載の検索結果提供方法。
【請求項5】
前記ウェブページの変更有無を判断する段階は、
前記検索データベースに既に保存されたウェブページと前記第1ユーザによって選択されたウェブページに含まれるテキストとのハッシュキー値を比較して、前記第1ユーザによって選択された前記ウェブページの変更有無を判断することを特徴とする請求項1に記載の検索結果提供方法。
【請求項6】
コンピュータに、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検索結果提供方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【請求項7】
検索結果を提供するコンピュータシステムであって、
第1ユーザから入力される第1検索質疑語及び第2ユーザから入力される第2検索質疑語をそれぞれ受信し、検索データベースを検索して生成される前記第1検索質疑語に相応する第1検索結果及び前記第2検索質疑語に相応する第2検索結果を、前記第1ユーザ及び第2ユーザそれぞれの端末装置に提供するインターフェース部と、
前記第1ユーザから第1検索結果に含まれたウェブページに対する選択有無を感知する感知部と、
前記第1ユーザから第1検索結果に含まれたウェブページに対する選択が感知される場合に、前記選択されたウェブページを提供するウェブサーバに接続し、前記選択されたウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断する有効性判断部と、
判断結果に基づいて、有効でないと判断されたウェブページのウェブページ情報を所定の記憶領域に保存する保存部と、
前記インターフェース部が前記第2ユーザから入力される前記第2検索質疑語を受信した場合に、前記所定の記憶領域を参照して前記第2検索質疑語に相応して生成される前記第2検索結果に前記有効でないと判断されたウェブページが含まれる場合に、前記第2検索結果から該当のウェブページを削除することによって又は該当のウェブページは有効でないウェブページであるということを表す情報を前記第2検索結果内に挿入することによって、前記第2検索結果を修正する検索結果修正部と、を含み、
前記インターフェース部は、受信した前記第2検索質疑語に相応する修正された第2検索結果を前記第2ユーザの端末装置に提供し、
前記有効性判断部は、
前記第2検索結果のうち前記第2ユーザによって前記有効でないと判断されたウェブページが選択された場合に、該当のウェブサーバに接続してウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断し、前記有効性有無の判断結果が有効である場合に、前記第2ユーザによって選択された前記有効でないと判断されたウェブページに該当する判断結果を更新することを特徴とする検索結果提供システム。
【請求項8】
前記検索結果修正部は、
前記有効でないと判断されたウェブページに該当するウェブページをそれ以外のウェブページと区分した前記第2検索結果を生成することを特徴とする請求項7に記載の検索結果提供システム。
【請求項9】
前記有効性判断部は、
前記ウェブサーバに直接接続することにより又は前記第1ユーザの端末装置から前記ウェブサーバに接続した接続結果を前記第1ユーザの端末装置から受信することにより、前記ウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断することを特徴とする請求項7又は8に記載の検索結果提供システム。
【請求項10】
前記有効性判断部は、
前記接続結果に含まれる、前記ウェブサーバから前記第1ユーザの端末装置に返信されるウェブページの削除を意味する特定パターン又はウェブサーバの問題によって提供できない旨の情報を検出して前記ウェブページが正常に提供可能な状態であるか否かの有効性有無を判断することを特徴とする請求項9に記載の検索結果提供システム。
【請求項11】
前記有効性判断部は、
前記検索データベースに既に保存されている前記第1ユーザによって選択された前記ウェブページに該当するウェブページと前記第1ユーザの前記ウェブページに対する選択に基づいて前記ウェブサーバに接続して得られるウェブページ、又は前記第1ユーザの端末装置が前記ウェブサーバに接続して取得するウェブページとを比較して、前記第1ユーザによって選択された前記ウェブページの変更有無を判断することを特徴とする請求項7から10のいずれか1つに記載の検索結果提供システム。
【請求項12】
前記有効性判断部は、
前記検索データベースに既に保存されたウェブページと前記第1ユーザによって選択されたウェブページに含まれるテキストとのハッシュキー値を比較して、前記第1ユーザによって選択された前記ウェブページの変更有無を判断することを特徴とする請求項11に記載の検索結果提供システム。
【請求項13】
前記有効性判断部は、
前記ウェブページが変更されたものと判断される場合に、前記検索データベースに既に保存された該当のウェブページを、前記ウェブサーバに接続して得られるウェブページ、又は前記第1ユーザの端末装置が前記ウェブサーバに接続して取得するウェブページを用いて更新することを特徴とする請求項11又は12に記載の検索結果提供システム。
【請求項14】
前記インターフェース部を介して受信された前記第1検索質疑語又は前記第2検索質疑語を用いて前記検索データベースを検索し、前記第1検索質疑語に相応する第1検索結果及び第2検索質疑語に相応する第2検索結果を生成する検索部をさらに含むことを特徴とする請求項7から13のいずれか1つに記載の検索結果提供システム。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−53893(P2012−53893A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−231541(P2011−231541)
【出願日】平成23年10月21日(2011.10.21)
【分割の表示】特願2008−150677(P2008−150677)の分割
【原出願日】平成20年6月9日(2008.6.9)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)