標線間伸度測定装置


【課題】サーボ式追従機構を用いることなく、標線測定子部に係る操作力が最小の操作力で伸びに対して追従できるように前記操作力を調整可能に構成したことで、簡単な構成で且つ安価で、試験片の装着操作も容易にできる使い易い標線間伸度測定装置を提供する。
【解決手段】標線間伸度測定装置1の調整機構は、ガイドシャフト14と、第1のプーリー27a、28aと、第2のプーリー27b、28bと、第1の測定子部16が連結される第1のガイドワイヤー26aに設けられ、第1の測定子部16に係る操作力をウエイトの量によって調整可能な第1のバランス調整部33aと、第2の測定子部17が連結される第2のガイドワイヤー26bに設けられ、第2の測定子部17に係る操作力をウエイトの量によって調整可能な第2のバランス調整部33bとを有して構成される。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、試験片の標線間の伸度測定に使用される標線間伸度測定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ゴム等の試験片の標線間の伸度測定には、従来より、標線間伸度測定装置が用いられている。
【0003】
このような標線間伸度測定装置には、少なくとも接触式と非接触式との2種類の伸度測定方法のものがある。
【0004】
接触式の標線間伸度測定装置は、2個の測定子部を試験片の表面にそれぞれ接触して固定し、それらの測定子部間の変位を検出することで、試験片の標線間を測定する。
【0005】
一方、非接触式の標線間伸度測定装置は、試験片の表面に2個の標線マークを設け、これらの標線マークの変位を追尾装置で追尾し、これら追尾装置間の移動距離を別に設けられた変位センサーで測定する。
【0006】
ところが、前記接触式の標線間伸度測定装置は、試験片表面の変位により前記2個の測定子部を変位させるための操作力が必要で、一般的には20〜30gfの操作力は許容されているが、余分な力が試験荷重にプラスされて試験片に付加されてしまい、測定結果に影響を及ぼす虞がある。
【0007】
また、前記非接触式の標線間伸度測定装置は、前記測定子部が試験片表面に接触しないことから、前記測定子部の操作力は必要としないため、測定時に試験片に余分な力は付加されず前者に比べ優れている。しかしながら、この非接触式の標線間伸度測定装置は、標線マークを追尾するための追尾サーボ機構が必要となるため、装置が複雑、且つ高価になり、一般的な品質管理への適用にはコスト的に好ましい構成とはいえない。
【0008】
従って、このような理由から、現在でも品質管理を行う測定現場では、測定者が試験片表面に設けた標線マークにスケールを当てて目視でその標線マークを追い掛け、所定の伸びに到達したときに荷重を記録する操作を行ったりして、試験片の規定標線間の伸度に対する荷重を測定する方法が実施されていることがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、接触、非接触を問わず、標線を機械的に追尾する方式の関連技術では、前記変位機構は、DCサーボモータ等のアクチュエータで構成されているため、装置が複雑、且つ高価になってしまうといった問題点があった。
【0010】
そこで、本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、サーボ式追従機構を用いることなく、標線測定子部に係る操作力が最小の操作力で伸びに対して追従できるように前記操作力を調整可能に構成したことで、簡単な構成で且つ安価で、試験片の装着操作も容易にできる使い易い標線間伸度測定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の標線間伸度測定装置は、第1及び第2の測定子部によって把持された試験片の標線間の伸度を測定する標線間伸度測定装置において、前記第1及び第2の測定子部に係る操作力が最小の操作力となるように前記操作力の調整可能な調整機構を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、サーボ式追従機構を用いることなく、標線測定子部に係る操作力が最小の操作力で伸びに対して追従できるように前記操作力を調整可能に構成したことで、簡単な構成で且つ安価で、試験片の装着操作も容易にできる使い易い標線間伸度測定装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
(一実施の形態)
図1及び図2は本発明の一実施の形態に係り、図1は一実施の形態の標線間伸度測定装置の一部破断した正面図、図2(a)は図1の標線間伸度測定装置の側面図、図2(b)は図1の標線間伸度測定装置の一部破断した背面図、図2(c)は図1の第2の測定子部の接触子の取付構造を示す底面図である。
【0015】
尚、本実施の形態の標線間伸度測定装置1は、図示しない引張試験装置に着脱可能に取り付けられることにより、試験片の標線間の伸度測定が可能である。
【0016】
前記標線間伸度測定装置1の具体的な構成を説明すると、前記標線間伸度測定装置1は、図1に示すように、装置本体2と、この装置本体2を図示しない引張試験装置に着脱自在に取り付けるための回転ベース板3と、この回転ベース板3を介して装置本体2を図示しない引張試験装置側へと回転操作して測定可能な位置に配置するための取っ手部4とを有して構成されている。
【0017】
回転ベース板3は、装置本体2の下部に取り付けられ、基端部がロッド5、カラー6を介してナット7による噛合によって図示しない引張試験装置の操作スペース下部に配された固定部に回転自在に取り付けられている。
【0018】
従って、前記装置本体2は、試験片の試験機への装着時には、前記回転ベース板3を介して図示しない引張試験装置の外側の待避位置へと回転させ、一方、試験片への装着時には、前記回転ベース板3を介して図示しない引張試験装置の内側の測定位置へと最適で且つ操作し易い位置に移動させることが可能である。
【0019】
この場合、測定者は、装置本体2の上部に取り付けられ取っ手部4を把持しながら回転動作を行う。
また、装置本体2が図示しない引張試験装置の内側の測定位置へと配置した場合には、前記取っ手部4の基端部に設けられたマグネット部8が図示しない引張試験装置の側面部にその磁力によって接合されることで、引張試験装置に対する装置本体2の配置位置を保持固定するようになっている。
【0020】
次に、標線間伸度測定装置1の主要部を構成する装置本体2の構成を説明する。
装置本体2は、図1に示すように、装置本体2の上部に設けられた上部プレート9と、装置本体2の下部に設けられた下部プレート10と、装置本体2の右側をカバーする右側カバー11と、装置本体2の左側をカバーする左側カバー12と、装置本体2の上部プレート9に設けられたトップカバー13と、上部プレート9と下部プレート10との間に固定され、コラム34a、34bの間に配設されたガイドシャフト14と、この装置本体2内に設けられた、操作力の調整可能な前記調整機構を構成するもので、前記ガイドシャフト14にスライド可能に取り付けられた測定子部15を構成する上下2つの第1及び第2の測定子部16、17、2つの第1及び第2のバランス調整部33a、33b、2つの第1の及び第2のガイドワイヤー26a、26b、それぞれ上下一対の第1のプーリー27a、28a及び第2のプーリー27b、28b、及び前記2つの第1及び第2の測定子部16、17をそれぞれ対応する第1及び第2のガイドワイヤー26a、26bに固定するための第1及び第2の連結固定部24、25とを有して構成されている。
【0021】
尚、前記調整機構を構成する前記第1のプーリー27a、28aは請求範囲に記載された前記第1のプーリーを構成し、前記第2のプーリー27b、28bは前記第2のプーリーを構成している。また、前記第1のガイドワイヤー26aは前記第1のワイヤーを構成し、前記第2のガイドワイヤー26bは前記第2のワイヤーを構成している。また、前記第1のバランス調整部33aは前記第1の調整ウエイト部を構成し、前記第2のバランス調整部33bは前記第2の調整ウエイト部を構成している。さらに、前記測定子部15の内、第1の測定子部16は前記第1の測定子部を構成し、第2の測定子部17は前記第2の測定子部を構成している。
【0022】
さらに具体的な構成を説明すると、前記トップカバー13は、装置本体2の上部プレート9上に設けられた上部の第1及び第2のプーリー27a、27bと後述する回転センサであるポテンショメータ39等をカバーするように前記上部プレート9上に設けられている。
【0023】
ガイドシャフト14は、装置本体2の上部プレート9と下部プレート10とに固定されている。そして、このガイドシャフト14には、取付プレート18、21にネジ止めされた軸受けにより摺動可能に上下2つの第1及び第2の測定子部16、17が取り付けられている。
【0024】
第1の測定子部16は、第1のガイドワイヤー26aに第1の連結固定部24によって連結されている。この第1のガイドワイヤー26aは、前記上部プレート9上に取り付けられたプーリー27a及びコラム34aに取り付けられたプーリー28aによって摺動可能に保持されている。
【0025】
この第1のガイドワイヤー26aの逆側には、第1の測定子部16に係る操作力を可能な限り小さくするための、バランスウエイト重量によって調整可能な第1のバランス調整部33aが固定されている。
【0026】
一方、第2の測定子部17は、第2のガイドワイヤー26bに第2の連結固定部25によって連結されている。この第2のガイドワイヤー26bは、前記上部プレート9上に取り付けられたプーリー27b及びコラム34bに取り付けられたプーリー28bによって摺動可能に保持されている。
【0027】
この第2のガイドワイヤー26bの逆側には、第2の測定子部17に係る操作力を可能な限り小さくするための、バランスウエイト重量によって調整可能な第2のバランス調整部33bが固定されている。
【0028】
尚、前記第1及び第2のプーリー27a、28a、27b、28bは、それぞれの回動軸が平行となるように配設されており、またこれらの間には、前記ガイドシャフト14が配置された構成となっている。
【0029】
また、図2に示すように、前記上部の第1のプーリー27a及び第2のプーリー27bの回転軸には、それらの回転軸の回転量を検出して測定する回転センサであるポテンショメータ39がそれぞれ設けられている。すなわち、本実施の形態では、前記上部の第1のプーリー27a及び第2のプーリー27bの各回転軸と前記ポテンショメータ39の各測定軸とを兼用した構成となっている。
【0030】
また、装置本体2の正面側には、図1に示すように、前記第1及び第2のガイドワイヤー26a、26bをカバーするように表−横兼用L型カバー11、12及び表カバー31が設けられている。また、装置本体2の背面側には、図2に示すように、裏プレート30a、30bが設けられている。
【0031】
そして、この裏プーレート30a及び30b間には、前記第1及び第2の測定子部16、17の過旋回を機械的に制限して接触子41a、41b又は接触子42a、42bの装着を容易にするとともに、測定子間距離調整を行うネジ棒40dを螺合保持し、且つ第2の測定子部17の下方ストッパーである下位置設定ブロック40bが前板40a及びネジ40cにより締め付け挟持されている。
【0032】
上記構成で、第2の測定子部17の接触子41b、42bが、試験片100の下標線17bに挟持された状態で、前記下位置設定ブロック40b上面と取付プレート21下面を当接させて下位置設定ブロック40bの位置を固定し、更に第1の測定子部16の接触子41a、41bを上標線16aに挟持し、次にネジ棒40dを廻してその先端が取付プレート18上面にネジ止めされているストッパープレート40fの下面に当接するように調整して固定する。
【0033】
上記の状態で、同形試験片の試験を以降行う際は、第2の測定子部17を移動し、下位置設定ブロック40bに当接してクランプし、次に、第1の測定子部16のストッパープレート40f下面にネジ棒40dの先端が当接するように第1の測定子部16を移動し、接触子41a、42aを閉じてクランプするだけで位置決め操作が完了する。
【0034】
次に、前記第1及び第2のバランス調整部33a、33bの構成について、図3及び図4を参照しながら説明する。
図3は第1及び第2のバランス調整部の構成を示す構成図、図4は図3の第1及び第2のバランス調整部に用いられる調整ウエイトの構成を示す構成図である。
【0035】
図3に示すように、第1のバランス調整部33aは、例えば円筒状に形成されて第1のガイドワイヤー26aに固定される本体部34aと、この本体部34aに螺合して固定される補助ウエイト部36aとを有して構成される。
【0036】
本体部34aの中心には、第1のガイドワイヤー26aが挿通するための貫通孔が設けられている。そして、本体部34aの側面には、この貫通孔に連通する複数のネジ孔34bが設けられており、この複数のネジ孔34bにネジ34bを螺合することによって本体部34aを第1のガイドワイヤー26aに固定している。
【0037】
また、本体部34aの下部には、貫通孔よりも径が大きにネジ孔34eが形成されている。このネジ孔34eには、前記補助ウエイト部36aに形成されたネジ部36bが螺合される。
【0038】
補助ウエイト部36aは、前記本体部34aと略同径で且つ側面に切り欠きを有して形成された所定重量の重りである。この補助ウエイト部36aの上側には、所定の長さで突起する前記ネジ部36bが形成され、ネジ部を含む側面に切欠き36cを有している。そして、この補助ウエイト部36aは、このネジ部36bが本体部34aのネジ孔34eに螺合することにより本体部34aに固定される。
【0039】
また、第1のバランス調整部33aと補助ウエイト部36aを加えた重さで大体の釣合が確保され、図4に示す調整ウエイト35aの選択により操作力が許容される範囲内になるように微調整を行う。この調整ウエイト35aは、前記本体部34aと略同径で所定の厚みで且つ側面に切り欠き35bを有して形成された所定重量の重りである。また、この切り欠き35bは、前記主ウエイト部36aのネジ部36bに嵌合可能な径で、調整ウエイト35aの中心部まで形成されている。
【0040】
そして、この調整ウエイト35aを用いて、第1のバランス調整部33のバランス調整を行う場合には、ネジ部36bの螺合量を調整して露出するネジ部36aのスペースを確保し、この確保したスペースに調整ウエイト35aの切り欠き35bを嵌合する。その後、ネジ部36bをさらに螺合することで、この調整ウエイト35aを本体部34aに固定する。
【0041】
尚、この調整ウエイト35aは、最適なウエイト調整を行うために、厚みに応じてその重みが異なる複数種の調整ウエイト部を形成する。このことにより、適宜、重みの適した調整ウエイト35aを装着することができるので、より微細なバランス調整を容易に行うことが可能となる。また、操作力の調整及び確認は、各測定子部接触子を荷重計量器を介して引っ張ることで簡単に行うことができる。
【0042】
また、第2のバランス調整部33bについても、前記第1のバランス調整部33aと同様に構成される。
【0043】
従って、前記第1及び第2のバランス調整部33a、33bを標線間伸度測定装置1に設けたことにより、サーボ式追従機構を用いる代わりに、後述する第1及び第2の測定子部16、17に係る操作力が最小の操作力で伸びに対して追従できるように前記操作力を調整することが可能となる。
【0044】
次に、第1及び第2の測定子部の構成について図5から図9を参照しながら説明する。 図5から図9は第1及び第2の測定子部の構成を説明するもので、図5は第1の測定子部の上面及び第1の連結固定部の側面の構成を示す構成図、図6は第1及び第2の測定子部の連結固定部の側面図、図7は図6の第1及び第2の測定子部の正面図、図8は第1の測定子部に設けられたロック機構の構成を説明するための背面図、図9は第2の測定子部に設けられたロック機構の構成を説明するための背面図である。
【0045】
図1及び図5に示すように、第1及び第2の測定子部16、17は、端部に過旋回防止用切欠き18b、21bとストッパープレート40f、固定用ネジ孔21cを持つ取付プレート18、21と、これらの取付プレート18、21に開閉可能に取り付けられる開閉アーム19、20、22、23と、それぞれ試験片100を把持するための先端接触部41、42と、前記開閉アーム19、20、22、23をそれぞれ開状態にロックするためのロック機構52、52aとを後端部に有して構成されている。
【0046】
第1の測定子部16の具体的な構成について説明すると、第1の測定子部16の前記接触部41は、図2、図6及び図7に示すように、溝付きガイドベアリング41aにOリング42aを嵌め込んで構成され、試験片100の表面(例えば標線マーク)を把持する。
【0047】
溝付きガイドベアリング41aは、図6及び図7に示すように、ネジ66により開閉アーム19、20にネジ止め固定されている。また、これらの開閉アーム19、20は、取り付けシャフト60と無給油ブッシュ61により回動支持され、スペーサ62aを挟んで取り付けプレート18にUナット64により締め付け固定されている。
【0048】
スペーサー62aの外周と開閉アーム19、20の側面間に、ねじりバネ64aが挟持され撓み状態で挿入されており、このねじりバネ64aのバネカにより接触部41(Oリング42a)は、通常互いに接触、押圧、閉じる構成になっている。
【0049】
しかしながら、試験片へ接触部を取り付ける場合、開閉アーム19、20を開する必要があり、開閉アーム19、20の後端部を指で挟み内側に押すことで開操作が可能であるが、開状態を維持するためには押し続けることが必要である。そして、開閉アーム19、20は、前記ねじりバネ64aのバネ力により指を放せば閉じられるので、接触部41のOリング41a間に試験片100の表面を挟持することで標線を保持することができるようになっているが、2つの開閉アーム19、20を同時に指を押すことは容易でない。
【0050】
従って、実際に第1、第2の測定子部16、17を試験片100に装着する場合、開閉アーム19、20、22、23が開状態であると、回転ベース板3を回転操作して測定位置に移動の際、接触部41、42が試験片100を間に置く状態で移動できるため操作が容易になる。
【0051】
また、第2の測定子部17についても、前記第1の測定子部16の構成と略同様に構成されている。
すなわち、第2の測定子部17の接触部42は、図2、図6及び図7に示すように、溝付きガイドベアリング41bにOリング42bを嵌め込んで構成され、試験片100の表面(例えば標線マーク)を把持する。
【0052】
溝付きガイドベアリング41bは、図6及び図7に示すように、ネジ66aにより開閉アーム22、23にネジ止め固定されている。また、これらの開閉アーム22、23は、取り付けシャフト60aと無給油ブッシュ61aにより回動支持され、スペーサ62aを挟んで取り付けプレート21にUナット64により締め付け固定されている。
【0053】
スペーサー62aの外周と開閉アーム22、23の側面間に、ねじりバネ64aが挟持され撓み状態で挿入されており、このねじりバネ64aのバネカにより接触部42(Oリング42b)は、通常互いに接触、押圧する構成になっている。
【0054】
しかしながら、開閉アーム22、23は、この開閉アーム22、23の端部を指で挟み内側に押すことで開操作が可能であり、接触部42を開状態にさせる。そして、開閉アーム22、23は、前記ねじりバネ64aのバネ力により、閉じられることにより、接触部42のOリング41b間に試験片100の表面を挟持することで標線を保持することができるようになっている。
【0055】
次に、第1及び第2の測定子部16、17に設けられた開状態を保持するロック機構52、52aの構成について、図5、図6、図8及び図9を参照しながら説明する。
【0056】
上述したように前記第1及び第2の測定子部16、17は、前記開閉アーム19、20、22、23を機械的な開状態ロックするためのロック機構52、52aがそれぞれ設けられている。
【0057】
第1及び第2の測定子部16、17のロック機構52、52aは、図5から図9に示すように、ラッチロッド53、53a、ラッチロッドナット53c、L形状ラッチアーム70、70a、圧縮ばね71、71a、解放ボタン72、72a、解放ロッド73、73a、及び回転支持軸74等を有して構成されている。
【0058】
開閉アーム19、20、22、23の後端側の左右側面には貫通穴がそれぞれ形成され、これらの貫通孔にラッチロッド53、53aがそれぞれ挿通され、開閉アーム20側の穴にナット53cとEリング52dにより保持されている。尚、Eリング52dはラッチロッド53、53aを肩付きロッドにしても良い。
【0059】
対になる開閉アーム19側面内側には、ラッチ用円孔を設けたラッチアーム70が回転支持軸74で支持されている。また、ラッチロッド53は、ラッチアーム円孔を通じ更に開閉アーム19の孔を通過して突出している。
【0060】
開閉アーム19底面と圧縮バネ71によりラッチアーム70は、ラッチロッド53の外周に押圧されている。このような構成で開閉アーム19、20を限度まで押し込み開状態にすると、ラッチアーム70の円孔部にラッチロッド53の溝部53bが落ち込み嵌合し合うことで、開状態がロック(保持)される。
【0061】
このロック機構52による開状態の解除は、解放ボタン72を下方に押し下げることで、ラッチロッド53とラッチアーム70との咬み合い状態を解除することにより、ねじりバネ64aによるネジ力で開閉アーム19、20は、再び閉状態に戻ることになる。
【0062】
尚、第2の測定子部17のロック機構52aについても、前記ロック機構52と略同様に構成されている。但し、開閉アーム22、23には構造と底面が存在しないため、開閉アーム23端面に角形ブロック75をネジ76で固定し、角形ブロックとラッチアーム70間に挿入されている圧縮バネ71aにより、ラッチロッド53を押圧する構造となっている。
【0063】
従って、このように第1及び第2の測定子部16、17にそれぞれロック機構52、52aを設けたことによって、試験片100を各接触部41、42に把持する際に、それぞれの開閉アーム19、20、22、23をそれぞれ開状態にロックすることができるので、試験片100を容易に各接触部41、42間に配置することができる。また、それぞのロック機構52、52aを解除することで、開閉アーム19、20、22、23を閉じて試験片100を容易に各接触部41、42に把持することができる。
【0064】
このような構成の標線間伸度測定装置1の引張試験装置へと適用方法についてさらに具体的に説明すると、標線間伸度測定装置1は、前記したように試験片100の装着時には、回転ベース板3(図1参照)を介して図示しない引張試験装置の外側の待避位置へと回転させ、一方、試験片100の測定時には、前記回転ベース板3を介して図示しない引張試験装置の内側の測定位置へと最適で且つ操作し易い位置に移動させることが可能である。
【0065】
尚、回転ベース板3の回転軸の位置は、引張り中心から左右いずれの位置でも関係なく、待避位置に待避した際、試験片100のチャック部(図示せず)への試験片装着操作に影響を与えない位置であれば良い。
【0066】
また、回転ベース板3の回転軸の引張試験装置への装着は、別に設ける取り付け坂上にフランジ43によりネジ止め固定し、取り付け板を試験機テーブル(図示せず)又は移動クロスヘッド90(図13参照))に固定する。
【0067】
また、下部プレート9は、回転ベース板3上にネジ止め固定され、回転ベース板3は回転軸を、軸穴はカラー45で補強され、ロッド5、軸受46、フランジ43をナット6により締結、支持されている。
【0068】
また、回転ベース板3にストッパーアーム41がネジ3aによりネジ止めされ、側面に取り付けられたマグネットキャッチ48が引張試験装置コラム前面に吸着保持することで、待避位置を確保し、また測定位置は上部プレート9に取り付けられた取っ手部4の先端側のマグネットキャッチ8により引張試験装置面カバー等に吸着し、確保する。但し、移動クロスヘッド90(図13参照)に本装置を取り付ける場合、クロスヘッド上に吸着用ストッパー(別記)を別に取り付ることが必要である。
【0069】
尚、本実施の形態では、図10に示すように、裏プレート30上の所定位置に開口を設け、さらに、この開口を塞ぐように開閉可能な調整ウエイト交換用窓80を取り付けることで、第1又は第2の調整部33a、33bにおける調整ウエイト35aの交換又は調整を行うように構成しても良い。この場合、調整ウエイト交換用窓80には、取っ手80aが設けられ、またマグネットキャッチ81によって閉状態が保持されるようになっている。
【0070】
次に、本実施の形態の標線間伸度測定装置の作用について、図1から図9及び図13をを参照しながら説明する。
【0071】
いま、測定者が図1に示す標線間伸度測定装置1を用いて、試験片100の標線間の伸度測定を行うものとする。この場合、図1に示す標線間伸度測定装置1は、前記したように回転ベース板3によって引張試験装置に装着される。尚、この引張試験装置のチャック部92には、予め伸度測定を行う試験片100が装着されているものとする。
【0072】
ここで、本実施の形態では、標線間伸度測定装置1への試験片100の装着時には、この標線間伸度測定装置1の装置本体2を回転ベース板3(図1参照)を介して引張試験装置の外側の待避位置へと回転させる。
【0073】
そして、測定者は、第1及び第2の測定子部16、17の開閉アーム19、20、22、23の端部を指で挟み内側に押すことで開操作し、接触部41、42を順次開状態にさせる。
【0074】
このとき、第1及び第2の測定子部16、17は、ロック機構52、52aを有しているので、これら測定子部16、17の各接触部41、42をそれぞれ開状態にロックすることになる。
【0075】
そして、測定者は、前記回転ベース板3を介して引張試験装置の内側の測定位置へと標線間設定ゲージ40により試験片100を間に挟む形で操作し易い位置に移動させる。ここで、装置本体2はマグネットキャッチ8によって引張試験装置に固定されて、その測定位置が保持される。
【0076】
そして、測定者は、チャック部92に装着された試験片100を各接触部41、42に把持する際に、各接触部41、42(開閉アーム19、20、22、23)が開状態にロックされているので、試験片100を容易に各接触部41、42間に配置することができる。
【0077】
その後、測定者は、それぞのロック機構52、52aを解除することで、一度の操作で各接触部41、42(開閉アーム19、20、22、23)を閉じることができ、その結果、ねじりバネ64aのバネ力により、各接触部41、42が接触部41のOリング41a間に試験片100の表面を挟持すると同時に標線を保持することになる。
【0078】
そして、標線間伸度測定装置1への試験片100の装着が完了すると、試験片100の伸度の測定を行う。
【0079】
具体的には、試験片100が引張試験装置のチャック部92の移動により伸張すると、各接触部41、42は、開閉アーム10、20、22、23介して取付プレート18、21を移動させる。
【0080】
このとき、取付プレート18は、第1の取付部材24aのワイヤー取付ネジ56、バネ取付アングル54、張力調整用の引張バネ58、及び第1のガイドワイヤー26a(図5参照)を介して上下一対の第1のプーリー27a、28aを回転させる。また、取付プレート21については、標線位置設定ブロック40a、40bによって下方向への移動は抑制されているため、上方向については同様に作用し、すなわち、第2のプーリー27b、28bを回転させる。
【0081】
そして、前記第1及び第2の測定子部16、17の移動距離に比例したポテンシオメータ39の回転軸27bの回転角を電圧として出力させ、その出力差から標線間の伸度を測定する。
【0082】
さらに、前記標線間伸度測定装置1による標線間の伸度測定原理について、図13を参照しながら説明する。尚、上方向に引張力がある引張試験装置に適用したものとする。
【0083】
今、例えばポテンショメータ39に外径3.18cmの第1及び第2のプーリー27a、28aを取り付けてあるとすると、ポテンショメータ39の円周は、3.18×3.14≒10cm となる。
【0084】
従って、標線が10cm上方向に移動すると、ポテンショメータ39は、一回転することになる。
【0085】
10回転ポテンショメータ39に10Vの直流電圧を印加すると、1回転は1Vになる。尚、下標線ついても同様である。
【0086】
上下標線を試験片100に設けた際、上下のポテンショメータ39の出力電圧は、スタート時点では、(X0・X0・X0)V、(Y0・Y0・Y0)Vとなる。
【0087】
これがスタート時点なのでこの電圧をリセットして零にする。そして、測定試験スタート後、上標線、下標線共試験片100に引っ張られて上昇する。
【0088】
引張過程のある点での出力電圧は、それぞれ、(X1・X1・X1)V、(Y1・Y1・Y1)Vとなる。
【0089】
その点でのそれぞれのスタート点からの移動量の差、(X1・X1・X1)Vー(Y1・Y1・Y1)Vが、標線間の伸び量に相当する電圧となる。
【0090】
測定試験スタートから適宜所定時間の上下標線の電圧、ロードセル荷重信号電圧を同時に記録することで、引張試験で最も重要とされる応力−歪み曲線を再現することが可能となる。
【0091】
尚、スタート時の標線間距離相当電圧差は、下標線位置を前もってスケール等でマークしておき、その位置に上標線の第1の測定子部16を合わせて、その電圧を読み取り、次に上標線の位置まで、前記第1の測定子部16を移動し、再び電圧を測定後、電圧差を求めると、標線間距離相当分の電圧を求めることが可能である。また、この電圧差で伸び量相当電圧を割算すると、歪み量も求めることが可能となる。
【0092】
また、本実施の形態の標線間伸度測定装置1では、より精度よく、試験片100の弾性率の測定を行うための補正方法の実行が可能である。
【0093】
この場合、例えば標線間伸度測定装置1では、図11及び図12に示すように、第1及び第2の測定子部16、17に用いられる取付プレート18、21にそれぞれ荷重検出器82を設ける。この場合、荷重検出用ひずみゲージ82aは、図12に示すように、複数設けても良い。
【0094】
このような補正方法を図14を参照しながら説明する。
【0095】
本実施の形態の標線間伸度測定装置1では、上記構成により、試験片100の表面の変位が各第1及び第2の測定子部16、17を軽く動かすための操作力を第1及び第2のバランス調整部33a、33bの付加、除去で調整できることは、下記式(1)で明らかである。尚、式(1)において、第1の測定子部16の重量をWF とし、第1のプーリー27a、28aの摩擦力をFR とし、第1のバランス重量調整部33aの重量をWB とすると、
式(1)

となる。
【0096】
しかし、実際に調整を行うと、各操作力は、静摩擦−動摩擦の違い等の影響によりヒステリシスを生じ必ずしも一定ではない。
【0097】
従って、簡単なバランス調整の後、試験を行い、所定の伸び量に到達した際の各荷重の関係をコンピュータで同時記録し、即ちロードセルの指示荷重F、各第1及び第2の測定子部16、17の操作力f1 、f2 の同時記録を行い、計算によって真の引張荷重を求め、弾性率の計算を行う。
【0098】
操作力f1 、f2 の測定は、取付プレート18、22を図11及び図12に示すよう加工し、歪みゲージを貼り付けて荷重検出器82として構成して行う。
【0099】
ガイドシャフト14に摺動可能に保持されている第1及び第2の測定子部16、17が静的にバランスが合う条件は、前記式(1)の通りであり、第1及び第2のバランス調整部33a、33bのバランス重量Wf 、Wf′を最適に調整した後に、実際に試験を行い、試験中の前記各荷重を測定、記録して補正を行う。
【0100】
静摩擦力は動摩擦力に比べ通常大きいため、第1及び第2の測定子部16、17が一度移動し始めると、第1のプーリー27aの摩擦力FR は、小さくなり、操作力f1 、f2 の絶対値は通常小さくなる。
【0101】
補正方法は、例えば上下の第1及び第2の測定子部16、17を上方に変位させるために、各々の操作力f1 、f2 の力が必要とすると、作用、反作用で第1及び第2の測定子部16、17は試験片100に、操作力f1′ 、f2′ の力を与える。
【0102】
従って、ロードセルが実際に測定する力F=f0 −f1′−f2′となる。弾性率を求めるために必要な力は、測定する力Fでなく、真の引張力f0 なので、f0 =F+f1 +f2 の計算により、f0 を求め、荷重の補正を行った上で、下記式(2)にて弾性率の計算を行う。
【0103】
尚、式(2)において、弾性率をEとし、無負荷時の測定子部間距離をGL とし、負荷時の測定子部間距離をGL′とすると、
式(2)

となる。
【0104】
従って、以上、説明したように本実施の形態によれば、サーボ式追従機構を用いることなく、標線測定子部に係る操作力が最小の操作力で伸びに対して追従できるように前記操作力を調整可能に構成したことで、簡単な構成で且つ安価な標線間伸度測定装置1を構成できる。
【0105】
また、標線間伸度測定装置1を回転ベース板3を介して引張試験装置の外側の待避位置又は引張試験装置の内側の測定位置へと最適で且つ操作し易い位置に移動させることができ、さらに、第1及び第2の測定子部16、17に開状態をロックするとともに、1回の操作で試験片100を把持できるロック機構52、52を設けているので、試験片100への装着操作も容易に行うことができ、使い勝手の良い標線間伸度測定装置1を構成できる。
【0106】
尚、本実施の形態において、標線間伸度測定装置1を装着する引張試験装置については、引張方向が上方向である装置について説明したが、もちろんこれに限定されることはなく、引張方向が下方向の引張試験装置及びそれ以外の様々な引張試験装置についても、本実施の形態の標線間伸度測定装置1は適用可能である。
【0107】
尚、本発明は、以上述べた実施の形態及び変形例のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0108】
【図1】本発明の一実施の形態の標線間伸度測定装置の一部破断した正面図。
【図2】図1の標線間伸度測定装置の側面、背面方向及び下方向からみた構成図。
【図3】図1の第1及び第2のバランス調整部の構成を示す構成図。
【図4】図3の第1及び第2のバランス調整部に用いられる調整ウエイトの構成を示す構成図。
【図5】第1の測定子部の上面及び第1の取付部材の側面の構成を示す構成図。
【図6】第1及び第2の測定子部の連結固定部の側面図、
【図7】図6の第1及び第2の測定子部の正面図。
【図8】第1の測定子部に設けられたロック機構の構成を説明するための背面図。
【図9】第2の測定子部に設けられたロック機構の構成を説明するための背面図。
【図10】裏プレート上の開口に開閉可能に設けられた調整ウエイト交換用窓の構成図。
【図11】第1及び第2の測定子部の取付プレートの構成を示す構成図。
【図12】図11の取付プレートの断面図。
【図13】本実施の形態の標線間伸度測定装置の作用を説明するための説明図。
【図14】標線間伸度測定装置による操作力の補正方法を説明するための説明図。
【符号の説明】
【0109】
1…標線間伸度測定装置、
2…装置本体、
3…回転ベース板、
4…取っ手部、
9…上部プレート、
10…下部プレート10、
13…トップカバー、
14…ガイドシャフト14、
15…測定子部、
16…第1の測定子部、
17…第2の測定子部、
24…第1の連結固定部、
25…第2の連結固定部、
26a…第1のガイドワイヤー、
26b…第2のガイドワイヤー、
27a、28a…第1のプーリー、
27b、28b…第2のプーリー、
33a…第1のバランス調整部、
33b…第2のバランス調整部、
41、42…接触部。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1及び第2の測定子部によって把持された試験片の標線間の伸度を測定する標線間伸度測定装置において、
前記第1及び第2の測定子部に係る操作力が最小の操作力となるように前記操作力の調整可能な調整機構を設けたことを特徴とする標線間伸度測定装置。
【請求項2】
前記調整機構は、
装置本体に固定され、前記第1及び第2の測定子部が同軸上で摺動可能に取り付けられたガイドシャフトと、
前記第1の測定子部が第1の連結固定部によって連結される第1のワイヤーと、
前記第2の測定子部が第2の連結固定部によって連結される第2のワイヤーと、
前記第1のワイヤーを摺動可能に保持する上下一対の第1のプーリーと、
前記第2のワイヤーを摺動可能に保持する上下一対の第2のプーリーと、
前記第1のワイヤーに取り付けられ、前記第1の測定子部に係る操作力を、ウエイトの量によって調整可能な第1の調整ウエイト部と、
前記第2のワイヤーに取り付けられ、前記第2の測定子部に係る操作力を、ウエイトの量によって調整可能な第2の調整ウエイト部とを有して構成したことを特徴とする請求項1に記載の標線間伸度測定装置。
【請求項3】
前記第1及び第2の測定子部は、前記試験片の標線マークをそれぞれ把持する接触部を含む開閉アームをそれぞれ有し、これらの開閉アームは、開状態をロックするロック機構をそれぞれ備えるとともに、前記接触部による試験片の保持力がねじりバネの交換によって調整可能に構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の標線間伸度測定装置。
【請求項4】
前記装置本体は、引張試験装置の移動クロスヘッドと引張試験機の固定テーブルとのいずれにも取付可能であることを特徴とする請求項2に記載の標線間伸度測定装置。
【請求項5】
前記装置本体は、前記引張試験機の固定テーブル又は移動クロスヘッドに簡単に取付可能な回動部材により水平方向に回動自在に取り付けられ、前記装置本体が前記引張試験機に対して外側に回動した場合には前記第1及び第2の測定子部に試験片を把持操作する待避位置に前記装置本体を配置し、前記装置本体が前記引張試験機に対して内側に回動した場合には把持する試験片を間に挟む形で配置され、前記第1及び第2の測定子部を把持する試験片の標線に容易に位置決めすることが可能な測定位置に前記装置本体を配置可能とすることを特徴とする請求項2に記載の標線間伸度測定装置。
【請求項6】
前記上部の第1のプーリーの回転軸に、この回転軸の回転量を検出して測定する回転センサを設けて、前記上部の第1のプーリーの回転軸と前記回転センサの測定軸とを兼用したことを特徴とする請求項2に記載の標線間伸度測定装置。
【請求項7】
前記装置本体は、前記第1及び第2の測定子部の初期位置及び相対距離を機械的に設定可能な切欠きと調整可能なネジによる標線間距離設定ゲージを有し、この標線間設定ゲージによって複数の同形試験片の伸び測定を簡単に行えることを特徴とする請求項2に記載の標線間伸度測定装置。


【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【図12】

【図13】

【図14】


【公開番号】特開2009−109418(P2009−109418A)
【公開日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
物理学 | 測定;試験 | 材料の化学的または物理的性質の決定による材料の調査または分析 | 機械的応力の負荷による固体材料の強さの調査 | 細部 | 指示または記録手段の特殊な適用
【出願番号】特願2007−283897(P2007−283897)
【出願日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【出願人】(596092171)株式会社インテスコ
【Fターム(参考)】
機械的応力負荷による材料の強さの調査 | 調査方法;試験の仕方 | 引張試験
機械的応力負荷による材料の強さの調査 | 力を掛ける方法(時間的、空間的) | 静的負荷による試験
機械的応力負荷による材料の強さの調査 | 調査対象項目 | 弾性率 | 伸び弾性率(縦弾性係数)
機械的応力負荷による材料の強さの調査 | 試験装置;構成、部分構成(治具を含む) | 付属装置
機械的応力負荷による材料の強さの調査 | 測定対象 | 変位