説明

樹脂製包装袋の携帯ユニット

【課題】多数の樹脂製包装袋をコンパクトにパッケージ化した携帯ユニットであって、使用の際に樹脂製包装袋をパッケージから一枚ずつ取り出すことができる樹脂製包装袋の携帯ユニットを提供する。
【解決手段】携帯ユニットは、多数の樹脂製包装袋(1)を四つ折りに折り畳んでなる袋積層体(5)を携帯袋(10)の中に収納した構成を有する。携帯袋の表面には、容易に開封可能な線形開封手段(20)が設けられる。線形開封手段は、手指で包装袋を引き出すのに使用される線形又はスリット形開口(30)を形成する。開口は、携帯袋の一方の側縁(15)の側に偏在して、側縁と平行に直線的に延びる。開口と側縁との間の距離(T)は、携帯袋の幅(D)の1/4以下の寸法に設定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂製包装袋の携帯ユニットに関するものであり、より詳細には、多数の樹脂製包装袋をコンパクトにパッケージ化した携帯ユニットであって、使用の際に樹脂製包装袋をパッケージから一枚ずつ取り出すことができる樹脂製包装袋の携帯ユニットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
大規模商業施設の食品売場や、食品小売店舗等で食品を包装するのに使用される樹脂製の包装袋が広く実用に供されている。この種の袋は、家庭の生ゴミ等を廃棄するためのゴミ袋としても多くの家庭で利用されている。近年においては、犬等のペットの飼主は、ペットを散歩させる際にペットの糞を公共の路面から自宅に持ち帰る必要があることから、糞を収容して持ち帰るために、この種の袋を使用する飼主が非常に多い。
【0003】
このような樹脂製の包装袋を利用したペットの糞尿処理手段が特開2006−238726公報、特開平6−62698号公報等に記載されている。
【0004】
また、多数のティッシュペーパーをコンパクトに包装したポケットティッシュが広く普及している。ポケットティッシュは、駅の売店等で販売され、或いは、街頭などで広告・宣伝のために無償配布されている。使用において、消費者は、パッケージの線形開封手段(ミシン目)を開封してパッケージに開口(スリット)を形成し、ポケットティッシュを開口(スリット)から一枚ずつ取り出すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−238726公報
【特許文献2】特開平6−62698号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、樹脂製の包装袋をポケットティッシュのように包装した場合、パッケージの開口部から包装袋を取り出す際、複数の袋が繋がって引き出されたり、全部の包装袋が一緒に引き出されてしまう現象が生じやすい。これに対し、紙箱収納型のティッシュペーパーの如く、包装袋の一部をパッケージの開口から延出した状態に保持して、次に引き出すべき包装袋を引き出し易くする方法も考えられる。しかし、このような構成を採用した場合、パッケージ外に延出した包装袋の部分が汚染し易く、これは、衛生上の観点より望ましくない。
【0007】
このため、包装袋をポケットティッシュのようにパッケージ化して携帯することは、事実上、不可能であると長年に亘って考えられてきた。
【0008】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、多数の樹脂製包装袋をコンパクトにパッケージ化した携帯ユニットであって、使用の際に樹脂製包装袋をパッケージから一枚ずつ取り出すことができる樹脂製包装袋の携帯ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成すべく、多数の樹脂製包装袋(1)を折り畳んでなる包装袋の積層体を携帯袋(10)の中に収納してなる樹脂製包装袋の携帯ユニットであって、
前記携帯袋の表面には、容易に開封可能な線形開封手段(20)が設けられ、
前記線形開封手段は、手指で携帯袋内の前記包装袋を引き出すのに使用される線形又はスリット形開口(30)を前記携帯袋の表面に形成し、
前記開口は、前記携帯袋の一方の側縁(15)の側に偏在して、該側縁と平行に直線的に延び、前記開口と前記側縁との間の距離(T)は、前記携帯袋の幅(D)の1/4以下の寸法であることを特徴とする樹脂製包装袋の携帯ユニットを提供する。
【0010】
本発明の上記構成によれば、線形開封手段の開封により、線形又はスリット形開口が携帯袋の表面に形成される。開口は、前記携帯袋の側縁と平行に直線的に延び、開口と携帯袋の側縁との間の距離は、携帯袋の幅の1/4以下の寸法の範囲内に設定される。このような位置に線形又はスリット形開口を配置したパッケージに収納された包装袋においては、開口から包装袋を一枚ずつ取り出すことができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明の携帯ユニットによれば、多数の樹脂製包装袋をコンパクトにパッケージ化するとともに、使用の際に樹脂製包装袋をパッケージから一枚ずつ取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】樹脂製の包装袋を示す正面図である。
【図2】樹脂製包装袋を折り畳む過程を概略的に示す斜視図である。
【図3】樹脂製包装袋の積層体を更に折り畳む過程を概略的に示す斜視図である。
【図4】図2及び図3に示す袋の折り畳み過程を概念的に示す断面図である。
【図5】折り曲げた樹脂製包装袋の積層体を樹脂製の携帯袋の中に収納した状態を示す平面図、I−I線断面図及びII−II線断面図である。
【図6】線形開封手段(ミシン目)の構造を示す平面図である。
【図7】線形開封手段(ミシン目)の変形例を示す樹脂製携帯袋の平面図である。
【図8】図5に示す携帯ユニットの構成を概念的に示す断面図である。
【図9】図5に示す携帯ユニットから袋を引き出す状態を示す断面図である。
【図10】線形開封手段を携帯袋の中心部に配置した携帯ユニットの構成を比較例として示す断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の好適な実施形態によれば、上記線形開封手段(20)は、手指で容易に開封可能なミシン目(25、26)と、ミシン目から外方に亀裂が延びるのを阻止する終端手段(21、21')とから構成され、上記終端手段は、ミシン目の両端部に配置された半円状切込み部(21)又は円形開口(21')からなる。
【0014】
好ましくは、上記開口(30)と上記携帯袋の側縁との間の距離(T)は、5〜25mmの範囲内の寸法である。
【0015】
更に好ましくは、上記線形開封手段の長さ(W)は、上記包装袋(1)の幅(w)の0.65〜0.85倍の範囲内の寸法である。
【0016】
本発明の更に好適な実施形態によれば、上記積層体は、幅方向の中心線(X1)に沿った第1折り曲げ部(6)において2つ折りに折り曲げた多数の包装袋を積み重ねた後、幅方向の中心線(X2)に沿った第2折り曲げ部(7)において更に2つ折りに折り曲げてなる4つ折り形態の折り畳みであり、第2折り曲げ部は、線形又はスリット形開口(30)の偏在側に位置する側縁(15)に近接した位置に配置される。
【0017】
好ましくは、上記第1折り曲げ部(6)は、線形又はスリット形開口(30)が配置された面と同じ側に位置する積層体の面に配置される。
【実施例1】
【0018】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
【0019】
図1は、樹脂製包装袋1の構成を示す正面図である。
【0020】
樹脂製包装袋1は、半透明ポリエチレンフィルム等の樹脂フィルムからなり、頂部開口部2、シール底部3及びマチ部分4を有する。シール底部3には、袋1の全幅に亘って延びる線形融着部8がヒートシール装置(図示せず)によって形成される。
【0021】
図2及び図3は、袋1の折り畳み方法を概略的に示す斜視図である。
【0022】
袋1は、図2(A)及び図2(B)に示すように、幅方向軸線X1−X1を中心に二つ折りに折り曲げられる。第1折り返し部6において二つ折りに折り曲げられた多数の袋1(本例では約10枚程度の袋1)が、図3(A)に示すように同じ向きに積層される。多層に積み重ねられた袋1は、図3(A)及び図3(B)に示すように、幅方向軸線X2−X2を中心に更に折り曲げられ、第2折り返し部7が形成される。かくして形成された袋1の積層体5においては、一方の縁部に第1折り返し部6が上下整列配置され、反対側の縁部に第2折り返し部7が配置される。
【0023】
図4は、図2及び図3に示す袋1の折り畳み過程を概念的に示す断面図である。図4(A)及び図4(B)には、図2(A)及び図2(B)に示す折り畳み過程が同様に示されている。図4(C)及び図4(D)には、図3(A)及び図3(B)に示す折り畳み過程が同様に示されている。図示を簡略化するため、3枚の袋1を積み重ねて折り畳む過程が図4(C)及び図4(D)に示されているが、本実施例では、上記のとおり、10枚程度の袋1が積み重ねられる。
【0024】
図4(D)に示すように4つ折りに折り畳んだ袋1においては、片面の側(上面の側)に第1折り返し部6が位置し、反対面の側(下面の側)に開口部2及びシール底部3が位置する。なお、シール底部3は、開口部2の内側(上側)に位置する。
【0025】
図5は、このようにして折り曲げられた袋1の積層体5を樹脂製携帯袋10の中に収納してなる携帯ユニットを示す平面図、I−I線断面図及びII−II線断面図であり、図6は、線形開封手段(ミシン目)の構造を示す平面図である。
【0026】
携帯袋10として、ポケットティッシュの携帯袋と同様の仕様を有する透明又は半透明の樹脂フィルム製包装材を使用し得る。携帯袋10は、両端部16を熱シール部12によって封止した環状フィルム11からなり、内容物である袋1を携帯袋10から順次引き出すための開口を形成する線形開封手段20を有する。線形開封手段20は、ポケットティシュ用携帯袋と同様のミシン目であり、手指で容易に破断し、開封することができる。線形開封手段20は、ミシン目の切断によってスリット形の開口を携帯袋10に形成する。このスリット形開口の両端から亀裂が更に両側に延びるのを防止する終端手段21が線形開封手段20の両端部に設けられる。終端手段21は、図6に示すように半円状の切込みからなる。
【0027】
図7には、終端手段21の変形例が示されている。
【0028】
図7に示すように、円形開口を終端手段21'として線形開封手段20の両端部に形成することも可能である。但し、このような構成の終端手段21'を採用した場合、円形開口の打ち抜き時に生じる樹脂フィルムの打ち抜き材を廃棄処理する必要が生じるので、このような廃材処理を省略するには、図6に示すような半円状の切込み(終端手段21)を採用することが望ましい。
【0029】
図5(A)に示すように、線形開封手段20は、携帯袋10の中心部ではなく、片側に偏在した位置に配置されており、積層体5の第2折り返し部7が配置された縁部に接近した位置に位置決めされる。これは、線形開封手段が携帯袋の中心部に配置されるポケットティシュ用携帯袋と大きく相違する点である。
【0030】
ここに、当業界においては、樹脂製包装袋をポケットティシュ用の携帯袋と同様の携帯袋によって携帯するようにする試みが長年に亘って行われてきた。しかし、このような過去の試みは、いずれも成功にいたらず、製品化することもできなかった。これは、包装袋を携帯袋から引き出そうとすると、複数の包装袋が繋がって引き出されたり、多数の包装袋が開口から一緒に引き出されてしまい、袋を一枚ずつ引き出すことが不可能であったためである。このため、樹脂製包装袋をポケットティシュのような形態で包装して携帯可能にすることは不可能であると考えられてきた。
【0031】
この点について、図8〜図11を参照して更に説明する。
【0032】
図8は、図5に示す携帯ユニットの構成を概念的に示す断面図であり、図9は、図5に示す携帯ユニットから袋1を引き出す状態を示す断面図である。図8には、積層体5の最外層に位置する袋1の断面のみが実線で示され、その他の袋1の積層部分は、ハッチを付した断面により全体的に示されている。また、携帯袋10は、仮想線(一点鎖線)で示されている。
【0033】
図8及び図9には、線形開封手段20を開封して袋引き出し用のスリット形開口30を携帯袋10の上面に形成した状態が示されている。図8(A)、図8(B)及び図9に示すようにスリット形開口30から最外層の袋1を手指で携帯袋10の外側に引き出すことができる。図8(B)及び図8(C)に示すように、袋1の第1折り返し部6、開口部2及びシール底部3は、積層体5の上面及び下面に沿って移動し、袋1は、スリット形開口30から円滑に引き出される。
【0034】
図10は、線形開封手段20を携帯袋10の中心部に配置した携帯ユニットの構成を比較例として示す断面図である。
【0035】
図10(A)及び図10(B)に矢印で示す如く最外層の袋1をスリット形開口30から手指で携帯袋10の外側に引き出そうとすると、図10(C)に矢印で示す如く、内方且つ上方の圧力Pが第2折り返し部7に作用し、第2折り返し部7が変形する。このため、袋1をスリット形開口30から円滑に引き出すことができない。これは、袋1の下側部分の移動抵抗が比較的大きく、開口部2及びシール底部3が矢印方向に円滑に移動しないことに起因するものと考えられる。
【0036】
即ち、図5に示す携帯袋10において、仮に線形開封手段20を携帯袋10の中心部に配置した場合、携帯袋10内の袋1を一枚だけ引き出そうとすると、積層体5が変形してしまい、その結果、複数の袋1が繋がって引き出されたり、積層体5の全部の袋1が一緒に引き出されてしまう現象が生じる。
【0037】
これに対し、図5(A)に示されるように、線形開封手段20を積層体5の折り返し部6に接近した位置に偏在させると、図8及び図9に示すように、袋1を一枚ずつ引き出すことができる。
【0038】
図5に示す積層体5、携帯袋10及び線形開封手段20の寸法等は、次のとおりである。
携帯袋10の幅D=105mm
携帯袋10の長さL=155mm
積層体5の幅d=85mm
積層体5の長さ(袋1の幅)w=126mm
線形開封手段20(ミシン目)の長さW=91mm
終端手段21(半円状の切欠き)の直径R=5mm
携帯袋10の側縁15から開封手段20までの距離(寸法)T=15mm
携帯袋10の端縁16から開封手段20までの距離(寸法)S=32mm
ミシン目の切込み部25の長さJ=6mm
ミシン目の接続部26の長さK=2mm
【0039】
以上、本発明の好適な実施例について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内で種々の変形又は変更が可能である。
【0040】
例えば、上記実施例では、線形開封手段20として、手指で容易に破断可能なミシン目を採用したが、比較的容易に剥離可能な粘着テープ等の封止手段でスリット形開口を封止した構成の開封構造を線形開封手段20として採用しても良い。
【0041】
また、上記実施例では、第1折り返し部6は、開口30を形成した携帯袋10の面と同じ側(上側)に位置する積層体5の面に配置されているが、第1折り返し部6を、開口30と反対の側(下側)に配置しても良い。但し、このように積層体5の各部配置を設定した場合、開口30と同じ側(上側)に位置する開口部2及びシール底部3が引き出し時に分離又は離間し、図10に示す比較例と同様、内方且つ上方の圧力Pが第2折り返し部7に作用して第2折り返し部7が変形する傾向が生じ易いので、各部寸法及び各部配置の設定等には、殊に注意を要する。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明によれば、多数の樹脂製包装袋をコンパクトにパッケージ化した携帯ユニットであって、使用の際に樹脂製包装袋をパッケージから一枚ずつ取り出すことができる樹脂製包装袋の携帯ユニットを提供することができる。
【符号の説明】
【0043】
1 樹脂製包装袋
2 頂部開口部
3 シール底部
4 マチ部分
5 積層体
6 第1折り返し部
7 第2折り返し部
8 線形融着部
10 携帯袋
20 線形開封手段
21、21' 終端手段
30 スリット形開口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多数の樹脂製包装袋(1)を折り畳んでなる包装袋の積層体を携帯袋(10)の中に収納してなる樹脂製包装袋の携帯ユニットであって、
前記携帯袋の表面には、容易に開封可能な線形開封手段(20)が設けられ、
前記線形開封手段は、手指で携帯袋内の前記包装袋を引き出すのに使用される線形又はスリット形開口(30)を前記携帯袋の表面に形成し、
前記開口は、前記携帯袋の一方の側縁(15)の側に偏在して、該側縁と平行に直線的に延び、前記開口と前記側縁との間の距離(T)は、前記携帯袋の幅(D)の1/4以下の寸法であることを特徴とする樹脂製包装袋の携帯ユニット。
【請求項2】
前記線形開封手段は、手指で容易に開封可能なミシン目(25、26)と、ミシン目から外方に亀裂が延びるのを阻止する終端手段(21、21')とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯ユニット。
【請求項3】
前記終端手段は、前記ミシン目の両端部に配置された半円状切込み部(21)又は円形開口(21')からなることを特徴とする請求項2に記載の携帯ユニット。
【請求項4】
前記開口(30)と前記携帯袋の側縁との間の距離(T)は、5〜25mmの範囲内の寸法であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯ユニット。
【請求項5】
前記開口の長さ(W)は、前記包装袋(1)の幅(w)の0.65〜0.85倍の範囲内の寸法であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の携帯ユニット。
【請求項6】
前記積層体は、前記包装袋の幅方向の中心線(X1)に沿った第1折り曲げ部(6)において2つ折りに折り曲げた多数の前記包装袋を同じ向きに積み重ねた後、該積み重ねの幅方向の中心線(X2)に沿った第2折り曲げ部(7)において更に2つ折りに折り曲げてなる4つ折り形態の折り畳みであり、前記第2折り曲げ部は、前記開口(30)の偏在側に位置する前記側縁(15)に近接した位置に配置されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯ユニット。
【請求項7】
前記第1折り曲げ部(6)は、前記開口(30)が配置された前記携帯袋の面と同じ側に位置する前記積層体の面に配置されることを特徴とする請求項6に記載の携帯ユニット。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate


【公開番号】特開2010−163208(P2010−163208A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−266885(P2009−266885)
【出願日】平成21年11月25日(2009.11.25)
【出願人】(500411278)株式会社サンシャインポリマー (2)
【Fターム(参考)】