説明

機能性シート

【課題】従来の金網では使用できなかった用途にも対応することができる全く新しい機能性シートを提供する。
【解決手段】線径が0.005mm〜0.15mmの金属線を網状に形成してなる金網シート1と、金網シート1の片面又は両面に、熱可塑性樹脂シート2が溶着された機能性シートAであって、引越し時の家具類や建設現場での梁端部等を機能性シートAで覆うことで衝突などによる家具への傷が付くことの防止や建設現場でのシート固定作業を簡易化できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、布地や紙のような柔らかさを醸し出す新たな機能性シートに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、金属線が網状に形成された金網は、公知のものである。
【0003】
金網は、その網目による通気性と、金属特有の強度とを利用して、例えば、フィルターやフェンス等の防護壁として利用されている。
【0004】
また、前記金網は、当該金網に未加硫のゴムシートを重ね合わせて加熱・加圧されたガスケットにも利用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
具体的には、前記ガスケットに利用する場合には、線径0.04〜2.0mmの金属線材を、編成或いは織成(4〜300メッシュ)して形成された金網シートを打抜きしてシリンダヘッドガスケット等に適合するよう所望の形状に加工した後、前記金網シートを耐熱性接着剤にディッピングし約50℃で乾燥して耐熱性接着剤のコーティング処理が行われる。
【0006】
次いで、前記金網シートと未加硫のゴムシートとを重ね合わせ、該未加硫のゴムシートが流動しない程度の温度と圧力で予備的に加熱・加圧し、その後、前記ゴムシートの加硫温度で加熱・加圧成型して、金網シートの網目空間内にゴムシートが浸透・充填された状態で金網シートとゴムシートとが一体化された前記ガスケットを形成するのである。
【0007】
しかしながら、このようなゴムシートを前記金網に重ね合わせて一体形成されたガスケットを製造する場合には、前記のように予備的に加熱・加圧した貼着一体状態では、前記ゴムシートは、未だ未加硫状態であって復元弾力がなく、前記金網シートから剥離し得る状態であるため、上金型及び下金型からなる成型装置のキャビティ内に前記金網シートとゴムシートとの貼着一体物を配置し、更に加熱・加圧成型する必要があった。
【0008】
また、前記ガスケットは、一般に2つの部材に挟まれて使用されるものであるため、当該ガスケットの厚み変形を防止するために、前記2つの部材からの挟持力(面圧)に耐え得るほどの十分な強度(硬さ)が求められる。
【0009】
そのため、前記金網をガスケットに利用する場合には、前記成型装置によって、いわゆるバッチ処理が必要とされるために、高コストであるうえ、生産性が悪いという問題があった。
【0010】
従って、これら金網シートとゴムシートが加熱・加圧成型されたものでは、その用途は、前記ガスケット以外には使用することができない。
【0011】
また、前記金網をゴムシート或いは軟質の合成樹脂シートの間に埋設して一体形成された保護用シートも開発されている(例えば、特許文献2、参照。)。
【0012】
この保護用シートは、表面が軟質の合成樹脂シートで覆われていると共に、内部には、前記金網が埋設されているため、例えば、前記保護用シートを、引越し時の家具類やエレベータの内側等、衝突され易い場所に覆うことで、当該家具類等に傷が付くことを防止できるものである。
【0013】
具体的には、前記保護シートは、例えば、建設現場や工場における梁端部等の保護対象物の形状に応じた形状に容易に形付けでき、しかもこの形付けされた形状を自力で保持できることによって、前記建設現場等における保護用のシート固定作業を簡易化できることを目的としたものである。
【0014】
そのため、前記保護用シートには、前記金網の軟鋼線の直径が、0.3mm〜0.5mm、メッシュ間隔が10mmの1m平方の軟質金網が用いられており、全体として厚さ3mmに形成されている。
【0015】
このように、前記保護用シートでは、前記金網を前記ゴムシートの間に埋設して一体形成された場合には、前記バッチ処理が行われるために、高コストであるうえ、生産性が悪いという問題が生じる。
【0016】
従って、この保護用シートでは、その用途は、前記ガスケットのような特定のもの以外には使用できないと考えられる。
【0017】
ところが、前記金網を前記合成樹脂シートの間に埋設して一体形成された場合であれば、例えば、ロール状の金網シートを、ロール状の合成樹脂シートの間に連続して溶着し、裁断することで、前記保護用シートを連続形成できるため、前記問題が生じることがなく、低コストであるうえ、生産性を高めることは可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
【特許文献1】特開2007−16861号公報
【特許文献2】実開平5−21044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
しかしながら、前記合成樹脂シートに金網が埋設された保護用シートでは、以下の問題が生じる。
【0020】
すなわち、この保護用シートは、金網が任意に形作けされた形状を自力で保持できる特性(以下、「保形性」と呼ぶ。)を備えたことで、従来にはなかった前記金網の新たな用途が開発された点では優れている。
【0021】
ところが、前記保形性を得るためには、前記金網の軟鋼線の直径(線径)は、ある程度の太さが要求されるため、具体的には、0.3mm以上の太さが必要と考えられる(特許文献2、段落[0015]参照。)。
【0022】
そのため、前記保護用シートでは、金網の重量によって、全体が高重量となり、人力で持ち運びできるのは、せいぜい1m平方程度のものしか製造できず、やはり生産性の問題がある。
【0023】
しかも、仮に1m平方以上の大きな保護用シートであれば、取り扱いが困難となり、人力での作業性も悪いという問題がある。
【0024】
そこで、本発明者等は、前記金網の新たな機能を鋭意研究した結果、当該金網の強度を利用せんとする従来の技術思想を逸脱して、従来にはなかった全く新しい機能性シートを提供するに至ったものである。
【課題を解決するための手段】
【0025】
前記課題を解決するために、
本発明の機能性シートは、線径が0.005mm〜0.15mmの金属線を網状に形成してなる金網シートと、前記金網シートの片面又は両面に、熱可塑性樹脂シートが溶着されたことを特徴にしている。
【0026】
本発明では、線径が0.15mm以下の金属線を網状に形成することで、前記保形性とは正反対の機能、すなわち、任意に形作られた形状を維持しない機能(以下、「柔軟性」と呼ぶ。)を得ることができる。
【0027】
そして、本発明は、このような柔軟性を備えた金網シートの片面又は両面に、熱可塑性樹脂シートが溶着されているので、まるで、布地や紙のような柔らかさを得ることができる。
【0028】
一方、線径が0.005mm以下では、金属線の耐久性が、金属以外の線条のものに比べて弱くなる恐れがあり、また、現在の製造技術では、金属線を網状に形成することが困難である。
【0029】
そのため、本発明の機能性シートによれば、柔軟性という新たな機能を得ることができるので、従来の金網とは異なる新たな素材として様々な用途に用いることができる。
【0030】
ここで、前記金属線としては、ステンレス、銅などの金属線が好ましいが、これらに限定されない。
【0031】
また、線径が0.005mm〜0.15mmの金属線を網状に形成すれば、前記柔軟性が得られることを認識しているが、前記線径は、夫々の用途によって適宜決定される。
【0032】
更に、本発明では、熱可塑性樹脂シートの表面に着色・模様等を付したり、或いは、前記熱可塑性樹脂シートの片面に、布・紙・ビニール・革等の軟質性シートが更に溶着されたことを特徴としている。
【0033】
そのため、本発明の機能性シートは、デザイン性も高めることができるので、より多くの用途に使用することが期待できる。
【0034】
具体的には、本発明の機能性シートは、布地や紙材の全部または一部として使用することができ、しかも、前記金網シートの硬質性(硬さ)・難燃性はそのまま保有されている。
【0035】
このような本発明の機能性シートを布地のように使用する場合には、例えば、衣類・バッグ・傘・帽子・ペンケース・靴・カーテン・壁材・床材など、様々なものを形成することができる。
【0036】
前記衣類に使用する場合には、金網シートの重量が適度な負荷となるため、例えば、ジョギング用ウェアとして使用することができる。
【0037】
前記バッグに使用する場合には、ビジネスバッグや手提げバッグの一部に本発明の機能性シートを用いることにより、内部が僅かに透けて見える独特な風合いを醸し出すことができる。
【0038】
前記傘に使用する場合には、当該傘の複数の骨組みに直接溶着することも可能となるうえ、前記金網シートの強度によって、例えば、暴風時に飛散される石や、氷などによって前記傘が破れずに防護盾として機能することもできる。
【0039】
更に、前記機能性シートは、直射日光等による紫外線を防止することも期待でき、従来の傘よりも紫外線の防止効果を高めることが期待される。
【0040】
また、前記熱可塑性シートに防火剤が混入されたものであれば、前記傘を火災時などに開いて、当該傘を防火用盾として機能させることも可能である。
【0041】
もちろん、前記傘は一般の雨傘又は日傘として使用できることは勿論である。
【0042】
前記帽子に使用する場合には、ゴルフ、野球などの鍔や本体部分に本発明の機能性シートを設けることで、前記同様に紫外線を防止できる。
【0043】
また、本発明に用いる金網シートは、少なくともナイロンや糸よりも強度を有しているので、特に、ゴルフや野球などでは、飛球に対するヘルメットのような安全性を得ることもできる。
【0044】
前記ペンケースに使用する場合には、本発明の機能性シートを前記ペンケースの全部又は一部に設けることで、当該ペンケース内部に入れた鉛筆等を外部から確認することができる。
【0045】
前記靴に使用する場合には、本発明の機能性シートを運動靴などの全部又は一部に設けることで、当該靴の強度を高めることができる。
【0046】
また、前記機能性シートの外面に金網シートを露出させれば、日中には金属線の反射光によって光沢感を醸し出すことができるうえ、夜には反射板としての効果を得ることができる。
【0047】
更に、前記金網シートは、通電性が高いので、例えば、当該金網シートを送受信用アンテナとして利用し、当該金網シートに電源を備えたICチップなどを連結することで、子供の居場所を探索可能なアンテナ付きの靴を製造することも可能である。
【0048】
前記カーテンに使用する場合には、前記熱可塑性シートに防火剤が混入されたものであれば、火災時などに延焼を防止することができる。
【0049】
また、前記カーテンを窓の外側に配置すれば、本発明の機能性シートの防水性によって、外部からの雨水を遮断できるうえ、直射日光を反射して、屋内への断熱効果を高めることもできる。
【0050】
前記壁材や床材に使用する場合には、前記熱可塑性シートに防火剤が混入されたものであれば、火災時などに延焼を防止することができる。
【0051】
しかも、前記熱可塑性樹脂シートの表面に着色・模様等を付すことで、従来の壁材や床材と同様、個々の要望に応じたデザインを製造することができる。
【0052】
更に、本発明の機能性シートを紙材のように使用する場合には、例えば、壁紙・照明カバーなど、様々なものを形成することができる。
【0053】
前記壁紙に使用する場合には、前記壁材・床材と同様、前記熱可塑性樹脂シートの表面に着色・模様等を付すことで、従来の壁紙と同様、個々の要望に応じたデザインを製造することができる。
【0054】
しかも、本発明の機能性シートであれば、外部からの電磁波と遮断する効果も期待できるため、例えば、前記壁紙を病院の病室、或いは、電車の車両内に貼着すれば、携帯電話等の電磁波が遮断された特殊な空間を容易に形成することも可能である。
【0055】
前記照明カバーとして使用する場合には、光源からの光を緩衝して、従来にはなかった温もりのある新たな素材感を醸し出すことができる。
【0056】
このように、本発明の機能性シートは、従来使用できなかった様々な用途を開発することができ、様々な新商品を製造することが期待できる。
【発明の効果】
【0057】
本発明に係る機能性シートによれば、従来の金網では使用できなかった用途にも対応することができ、様々な新商品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の機能性シートAの一実施形態を示した一部破断された状態の正面図である。
【図2】(a)は、図1の機能性シートAの拡大断面図であり、(b)は、機能性シートAの他の実施例を示した拡大断面図である。
【図3】本発明の機能性シートAを用いた商品例(手提げバッグ)を示す斜視図である。
【図4】(a),(b)は、本発明の機能性シートAの他の実施形態を示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0059】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0060】
図1は、本発明の機能性シートAの一実施形態を示した一部破断された状態の正面図であり、図2(a)は、図1の機能性シートAの拡大断面図である。また、図2(b)は、機能性シートAの他の実施例を示した拡大断面図を示している。
【0061】
ここで、図1、図2(a),(b)において共通する部位には、同一の符号を付して、重複する説明については省略している。
【0062】
本実施形態の機能性シートAは、線径が0.005mm〜0.15mmの金属線11を網状に形成してなる金網シート1と、この金網シート1の両面に溶着された熱可塑性樹脂シート2とより構成している。
【0063】
具体的には、金網シート1は、線径0.1mmの金属線11を、編成或いは織成したものであり、金属線11としては、ステンレス鋼(SUS301、SUS304、SUS316等)、鉄線、亜鉛鉄線、アルミニウム線、銅線、リン青銅線、ニッケル線、モネルメタル線等の中から、所望の用途に応じたものが採用される。
【0064】
また、金網シート1の形態としては、これら金属線11による、平織、綾織、畳織、平畳織、綾畳織、筵織、簾織等の織物、或いは結節網、無結節網、本目網、蛙叉網、ラッセル網、綟子網、織網等の中から、所望の用途に応じた編物が採用される。
【0065】
熱可塑性樹脂シート2は、ABS樹脂、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)、PMMA(アクリル)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PPE(ポリフェニレンエーテル)、PA(ナイロン/ポリアミド)、PC(ポリカーボネイト)、POM(ポリアセタール)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、LCP(液晶ポリマー)、フッ素樹脂、ウレタン樹脂等の中から、所望の用途に応じた熱可塑性樹脂材料をシート状に形成したものが採用される。
【0066】
また、前記熱可塑性樹脂材料には、難燃剤、老化防止剤、加工剤、加硫剤等のゴム薬品、或いは、カーボンブラック、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、ゼオライト等の無機充填材を加えたゴムコンパウンド等を添加することも可能である。
【0067】
このようにして形成された金網シート1を、二枚の熱可塑性樹脂シート2の間に重ね合わせて、既存の加熱プレス装置(不図示)によって加熱・加圧する。
【0068】
この加熱・加圧時の加熱温度は、熱可塑性樹脂シート2が流動しない程度の温度である。
【0069】
この加熱・加圧工程においては、熱可塑性樹脂シート2の一部が金網シート1の網目内に粘弾性変形を伴い押入され、この押入部分の楔的作用によって熱可塑性シート2と金網シート1とが相互に貼着一体とされる。
【0070】
また、図2(b)で示した機能性シートAのように、金網シート1の片面に、熱可塑性樹脂シート2を溶着する場合であっても、前記同様に貼着一体することができる。
【0071】
もっとも、この貼着一体状態は、図2(a)、(b)で示すような熱可塑性樹脂シート2の一部が金網シート1の網目内に完全に浸透していない状態の他、前記網目内に完全に浸透した状態でも構わない。
【0072】
このようにして、金網シート1及び熱可塑性樹脂シート2が一体形成された機能性シートAを製造できる。
【0073】
なお、本実施形態で説明した製造例は一例に過ぎず、本実施形態に限定されるものではないが、要は、熱可塑性樹脂シート2と金網シート1とが確実に一体形成されるものであれば採用可能である。
【0074】
また、本実施形態では、金網シート1が1枚の場合を例示しているが、当該金網シート1を2枚以上用いて、複数層の機能性シートAを一体形成することも可能である。
【0075】
図3は、本発明の機能性シートAを用いた商品例(バッグ)を示す斜視図である。
【0076】
以上のようにして形成された本実施形態の機能性シートAは、柔軟性を備えており、布地や紙材と同様に、容易に裁断や加工等を行うことができる。
【0077】
本実施形態では、手提げバッグの一部に機能性シートAを用いたものを例示しているが、これに限定されない。
【0078】
例えば、本実施形態の機能性シートAを前記手提げバッグの本体中央に配置されるようにして、予め型紙に合わせて裁断しておき、既存の手段で当該手提げバッグを形成する。
【0079】
すると、前記手提げバッグの本体中央には、図3で示すように、機能性シートAが配置されるため、当該手提げバッグの強度を高めることができるうえに防水性もあり、しかも、内部が僅かに透けて見える独特な風合いを醸し出すことができる。
【0080】
また、本実施形態では、図示しないが、熱可塑性樹脂シート2の表面に着色・模様等を付すことで、よりデザイン性の高い手提げバッグを形成することも可能である。
【0081】
図4(a),(b)は、本発明の機能性シートAの他の実施形態を示した断面図である。
【0082】
ここで、図1〜図3と共通する部位には、同一の符号を付して、重複する説明については省略し、以下では、本実施形態の特徴についてのみ説明する。
【0083】
図4(a)は、図2(a)で示した熱可塑性樹脂シート2の一方の表面に、布・紙・ビニール・革等の軟質性シート3が更に溶着された機能性シートAを示している。
【0084】
また、図4(b)は、図2(b)で示した熱可塑性樹脂シート2の片面(金網シート1とは逆の面)に、布・紙・ビニール・革等の軟質性シート3が更に溶着された機能性シートAを示している。
【0085】
本実施形態で示した機能性シートAは、所望の質感や着色・模様等が施された軟質性シート3が溶着されているので、当該機能性シートAが保有している難燃性・通電性・柔軟性等を備えながらも、外見上は、既存の布・紙・ビニール・革等と同一の印象を看者に与えることができる。
【0086】
以上の通り、本実施形態の機能性シートAによれば、従来の金網では使用できなかった様々な用途に対応することができ、様々な新商品を製造できると期待されるものである。
【符号の説明】
【0087】
A 機能性シート
1 金網シート
11 金属線
2 熱可塑性樹脂シート
3 軟質性シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
線径が0.005mm〜0.15mmの金属線を網状に形成してなる金網シートと、
前記金網シートの片面又は両面に、熱可塑性樹脂シートが溶着されたことを特徴とする機能性シート。
【請求項2】
熱可塑性樹脂シートの表面に着色・模様等が付されたことを特徴とする請求項1に記載の機能性シート。
【請求項3】
熱可塑性樹脂シートの片面には、布・紙・ビニール・革等の軟質性シートが更に溶着されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の機能性シート。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−173270(P2011−173270A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−37311(P2010−37311)
【出願日】平成22年2月23日(2010.2.23)
【出願人】(310003935)
【出願人】(310003924)
【Fターム(参考)】