機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法
【課題】 タキソールを含む機能性飲料水を簡単かつ安価に作ることができるようにする。
【解決手段】 イチイの木から、樹皮の部分を採取し、例えば、摂氏６０度乃至８０度程度の温水に浸出して抽出液を作る。この抽出液にはタキソールが含まれている。次に、この抽出液を濾過し、所定の保存容器に分注し、冷暗所で保管する。タキソールは、抗ガン作用を有していることが分かっており、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効である。従って、タキソールを含む上記抽出液、又は上記抽出液から作った機能性飲料水を飲むことにより、抗ガン作用が期待できる。
【解決手段】 イチイの木から、樹皮の部分を採取し、例えば、摂氏６０度乃至８０度程度の温水に浸出して抽出液を作る。この抽出液にはタキソールが含まれている。次に、この抽出液を濾過し、所定の保存容器に分注し、冷暗所で保管する。タキソールは、抗ガン作用を有していることが分かっており、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効である。従って、タキソールを含む上記抽出液、又は上記抽出液から作った機能性飲料水を飲むことにより、抗ガン作用が期待できる。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法に関し、特に、イチイの木から作られる機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、イチイの木に含まれるタキソールには抗ガン作用があることが分かっており、イチイの木からタキソールを抽出することが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イチイの木からタキソールのみを抽出することはコストがかかるという課題があった。
【０００４】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、イチイの木を温水に浸出してその成分を抽出することにより、簡単かつ安価にイチイの木に含まれるタキソールを含む機能性飲料水を作ることができるようにするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の機能性飲料水は、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液からなることを特徴とする。また、抽出液を濾過して得られる成分を含有してなるようにすることができる。請求項３に記載の機能性飲料水の製造方法は、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させることを特徴とする。また、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液を濾過するようにすることができる。本発明に係る機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法においては、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の機能性飲料水の製造方法について説明する。イチイの木から、樹皮の部分を採取し、例えば、摂氏６０度乃至８０度程度の温水に浸出して抽出液を作る。この抽出液にはタキソールが含まれている。次に、この抽出液を濾過し、所定の保存容器に分注し、冷暗所で保管する。
【０００７】タキソールは、抗ガン作用を有していることが分かっており、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効である。従って、タキソールを含む上記抽出液、又は上記抽出液から作った機能性飲料水を飲むことにより、抗ガン作用が期待できる。
【０００８】また、タキソールを含む上記抽出液及び機能性飲料水は、簡単かつ安価に作ることができるので、日常的にお茶代わりに飲むことにより、健康を維持、増進させることができる。特に、上述したように、タキソールには、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効であることから、上記抽出液及び抽出液から作った機能性飲料水にも抗ガン作用を有していることが期待でき、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効であると考えられる。
【０００９】なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。また、上記実施の形態で用いた具体的な数値は例であってこれに限定されるものではない。
【００１０】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法によれば、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させるようにしたので、イチイの木に含まれるタキソールを含む機能性飲料水を簡単かつ安価に製造することができる。
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法に関し、特に、イチイの木から作られる機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、イチイの木に含まれるタキソールには抗ガン作用があることが分かっており、イチイの木からタキソールを抽出することが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、イチイの木からタキソールのみを抽出することはコストがかかるという課題があった。
【０００４】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、イチイの木を温水に浸出してその成分を抽出することにより、簡単かつ安価にイチイの木に含まれるタキソールを含む機能性飲料水を作ることができるようにするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の機能性飲料水は、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液からなることを特徴とする。また、抽出液を濾過して得られる成分を含有してなるようにすることができる。請求項３に記載の機能性飲料水の製造方法は、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させることを特徴とする。また、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液を濾過するようにすることができる。本発明に係る機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法においては、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の機能性飲料水の製造方法について説明する。イチイの木から、樹皮の部分を採取し、例えば、摂氏６０度乃至８０度程度の温水に浸出して抽出液を作る。この抽出液にはタキソールが含まれている。次に、この抽出液を濾過し、所定の保存容器に分注し、冷暗所で保管する。
【０００７】タキソールは、抗ガン作用を有していることが分かっており、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効である。従って、タキソールを含む上記抽出液、又は上記抽出液から作った機能性飲料水を飲むことにより、抗ガン作用が期待できる。
【０００８】また、タキソールを含む上記抽出液及び機能性飲料水は、簡単かつ安価に作ることができるので、日常的にお茶代わりに飲むことにより、健康を維持、増進させることができる。特に、上述したように、タキソールには、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効であることから、上記抽出液及び抽出液から作った機能性飲料水にも抗ガン作用を有していることが期待でき、乳ガン、子宮ガン、肝臓ガン、及び皮膚ガンの一種などに有効であると考えられる。
【０００９】なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。また、上記実施の形態で用いた具体的な数値は例であってこれに限定されるものではない。
【００１０】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る機能性飲料水および機能性飲料水の製造方法によれば、イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させるようにしたので、イチイの木に含まれるタキソールを含む機能性飲料水を簡単かつ安価に製造することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項１】 イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液からなることを特徴とする機能性飲料水。
【請求項２】 前記抽出液を濾過して得られる成分を含有してなることを特徴とする請求項１に記載の機能性飲料水。
【請求項３】 イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させることを特徴とする機能性飲料水の製造方法。
【請求項４】 イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液を濾過することを特徴とする請求項３に記載の機能性飲料水の製造方法。
【請求項１】 イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液からなることを特徴とする機能性飲料水。
【請求項２】 前記抽出液を濾過して得られる成分を含有してなることを特徴とする請求項１に記載の機能性飲料水。
【請求項３】 イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させることを特徴とする機能性飲料水の製造方法。
【請求項４】 イチイの木の樹皮の部分を所定の温度の温水に浸出させて得られる抽出液を濾過することを特徴とする請求項３に記載の機能性飲料水の製造方法。
【公開番号】特開２００２−２３８５１７（Ｐ２００２−２３８５１７Ａ）
【公開日】平成１４年８月２７日（２００２．８．２７）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００１−４５０５２（Ｐ２００１−４５０５２）
【出願日】平成１３年２月２１日（２００１．２．２１）
【出願人】（５９８１０８７７７）
【出願人】（５０１０７２２５６）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１４年８月２７日（２００２．８．２７）
【国際特許分類】
【出願日】平成１３年２月２１日（２００１．２．２１）
【出願人】（５９８１０８７７７）
【出願人】（５０１０７２２５６）
【Ｆターム（参考）】
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