説明

機能性飲料

【課題】清涼飲料水、スポーツドリンクとして、また、口腔・咽喉・鼻洗浄に使用できる機能を兼ね備えた飲料、及び洗浄液、化粧品、医薬品、医薬外品を提供する。
【解決手段】主成分としては、天然成分であり、豊富な資源でもある茶・コーヒー・植物抽出液・酢に塩を添加して調合することにより、機能性飲料とする。また、茶・コーヒー・植物抽出液・酢に、塩・にがりを加えて得られた液を添加して洗浄液、化粧品、医薬品、医薬部外品とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中から選択された1種、又は複数に、塩又はにがりを加えたことを特徴とする飲料、洗浄液、化粧品、医薬品、医薬部外品に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の茶飲料、コーヒー飲料、植物抽出飲料・酢飲料には、水・甘味料・果汁・化学的合成品の食品添加物・化学的合成品以外の添加物・機能性新素材を利用した飲料がある。また、海洋深層水を利用した抽出飲料がある。(例えば特許文献1参照)また、マグネシウム、カリウムの量を調整した血流改善作用のある麦茶飲料などがある。(例えば特許文献2参照。)。
【特許文献1】特許第3545685号公報
【特許文献2】特開2005−151981号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来より、市販されている茶飲料、コーヒー飲料、植物抽出液飲料、酢飲料などは、砂糖・果糖・甘味料などの甘みを調整した飲料があるが、塩を加えて、機能性を持たせた飲料はない。
【0004】
そこで、本発明は以上のような従来の課題に着目してなされたものであり、茶飲料、コーヒー飲料、植物抽出液飲料、酢飲料などと塩とを組み合せることによって、スポーツドリンクや、口腔・咽喉・鼻洗浄としての新たな機能性を持ち合わせた飲料の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するために、茶・コーヒー・植物抽出液・酢飲料に、塩を加えて調合したことを特徴とする飲料である。そのときの塩分濃度は、0.1%〜10%が好ましく、さらには、0.1%〜3%が好ましく、さらに好ましくは、0.1%〜1.0%が良い。特に、体液とほぼ等張の塩化ナトリウム濃度となるように調合することが良く、生理食塩水と同等の塩分濃度が好ましい。また、使用される塩は、精製塩・岩塩・再製塩・自然海塩のいずれでも良い。
【0006】
該茶は、飲料用に使用されている茶であればいずれでも良く、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ハーブ茶などでも良い。
【0007】
該コーヒーは、飲料用に使用されている珈琲豆を使用したコーヒー飲料であればいずれでも良く、各種いずれの産地の珈琲豆を使用したものでも良く、ドリップコーヒー、インスタントコーヒー、水出しコーヒーなどでも良い。
【0008】
該植物抽出液は、飲料用に使用されている植物から各種の抽出方法により、抽出された抽出液であればいずれでも良い。
対象植物としては、食用となる植物であればいずれでもよく、例えば、月桃、ハーブ類(スターアニス、リコリス、マローブルー、リンデン、ローズピンク、サフラワー、ブルーベリー、レモンパーム、マジョラム、ベルベイタ、クローブ、ステビア、ローズレッド、ワイルドストロベリー、ペニーロイヤルミント、セージ、甜茶、メドウスウィート、マローブラック、ユーカリ、オルガノ、ハイビスカス(ローゼル))などでも良い。
【0009】
また、抽出方法も、既存の抽出方法で良く、例えば、圧搾法、水蒸気蒸留法、熱水抽出法、溶媒(アルコール)抽出法、吸着法、冷浸法(アンフルラージュ)などが使用できる。
【0010】
該酢飲料は、飲料用に使用されている酢、食酢を用いたものであればいずれでも良く、酢酸を3〜5%程度含み、その他に乳酸、コハク酸、リンゴ酸などの有機酸やアミノ酸、エステル類、アルコール類などを含むものでも良い。また、醸造酢でも合成酢などでも良い。
【0011】
また、本発明では、茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に塩またはにがりを加えて調合したことを特徴とする洗浄液としたものである。
塩分濃度は、0.1%〜10%が好ましく、さらには、0.1%〜3%が好ましく、さらに好ましくは、0.1%〜1.0%が良い。特に、体液とほぼ等張の塩化ナトリウム濃度となるように調合することが良く、生理食塩水と同等の塩分濃度が好ましい。また、使用される塩は、精製塩・岩塩・再製塩・自然海塩のいずれでも良い。
【0012】
また、本発明では、茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に塩またはにがりを加えて調合したことを特徴とする化粧品としたものである。
塩分濃度は、0.1%〜10%が好ましく、さらには、0.1%〜3%が好ましく、さらに好ましくは、0.1%〜1.0%が良い。特に、体液とほぼ等張の塩化ナトリウム濃度となるように調合することが良く、生理食塩水と同等の塩分濃度が好ましい。また、使用される塩は、精製塩・岩塩・再製塩・自然海塩のいずれでも良い。
【0013】
また、本発明では、茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に塩をまたはにがり加えて調合したことを特徴とする医薬品としたものである。
塩分濃度は、0.1%〜10%が好ましく、さらには、0.1%〜3%が好ましく、さらに好ましくは、0.1%〜1.0%が良い。特に、体液とほぼ等張の塩化ナトリウム濃度となるように調合することが良く、生理食塩水と同等の塩分濃度が好ましい。また、使用される塩は、精製塩・岩塩・再製塩・自然海塩のいずれでも良い。
【0014】
また、本発明では、茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に塩またはにがりを加えて調合したことを特徴とする医薬部外品としたものである。
塩分濃度は、0.1%〜10%が好ましく、さらには、0.1%〜3%が好ましく、さらに好ましくは、0.1%〜1.0%が良い。特に、体液とほぼ等張の塩化ナトリウム濃度となるように調合することが良く、生理食塩水と同等の塩分濃度が好ましい。また、使用される塩は、精製塩・岩塩・再製塩・自然海塩のいずれでも良い。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、茶・コーヒー・植物抽出液・酢と、塩又はにがりを用いて出来た飲料である為、従来の、茶・コーヒー・植物抽出液・酢飲料に比べて、飲料・スポーツドリンク・口腔洗浄・咽喉洗浄・鼻洗浄に使用できることから、今までにない新規味覚飲料である。
【0016】
また、本県沖縄においては、塩、薬草茶、薬効植物は豊富な資源である事から、大量に安価で安定した製造が可能である。
【0017】
また、化学品を使用しない安全な洗浄液、化粧品、医薬品、医薬部外品を提供できる。
【0018】
また、生理食塩水と同等の塩分濃度とすることにより、塩分濃度による浸透圧が緩和され、人体内の各組織の表面に付着した細菌などが簡単な洗浄により洗い流されやすくなる。
【0019】
また、茶やコーヒーや植物抽出液や酢に含まれる抗菌、殺菌作用と、上記の洗い流し作用との相互作用により、口腔洗浄・咽喉洗浄・鼻洗洗浄などに適した洗浄効果を奏するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
本発明の実施例について図面を用いて説明する。茶・コーヒー・植物抽出液・酢に塩を加える。
【0021】
なお、本発明の技術的範囲は、以下の実施例に限定されるものではなく、本明細書に記載した事項から明らかになる技術的思想の範囲全体に及ぶものである。
【実施例1】
【0022】
図1は、本発明による塩を含有する茶飲料の製造工程を示す図である。
【0023】
S−1)10gの緑茶葉を急須にいれる。
茶は市販の緑茶を用いた。
【0024】
S−2)80度〜90度のお湯(150cc)を注ぐ。
一般的に沸騰させた湯を用いても良い。
【0025】
S−3)1分から2分まつ。
茶が十分に抽出された状態であれば良い。
【0026】
S−4)抽出されたお茶に食塩(1.35グラム)を加える。
市販の食塩を用いた。適度の攪拌して十分に溶け込ませる。
【0027】
S−5)完成
十分に攪拌し、塩味を有する新規な茶飲料となった。
【0028】
上記に示す本発明による機能性飲料を試飲したところ、緑茶の香りと、塩味が調和しておいしい飲料となった。
【実施例2】
【0029】
図2は、本発明による塩を含有する植物抽出液飲料の製造工程を示す図である。
【0030】
T−1)純水沸騰
純水4Lを沸騰させる。沸騰後加熱をとめる。
【0031】
T−2)抽出植物浸漬
ハイビスカスを8g、リコリス2g、月桃4gを浸漬した。
抽出植物は、抽出溶媒に対して0.1〜10.0重量%程度が好ましい。
【0032】
T−3)抽出
30分間抽出を行った。10分おきに攪拌した。
【0033】
T−4)塩添加
抽出液に塩を24g加え、十分に攪拌した。
【0034】
T−5)完成
十分に攪拌して新規な植物抽出液飲料となった。
【0035】
上記に示す本発明による機能性飲料を試飲したところ、ハーブの香りと、塩味が調和しておいしい飲料となった。
【0036】
本発明による機能性飲料を用いてうがいをした、痰がよくきれ喉のイガイガがとれると共に歯茎の引き締まりと口の中で清涼感が広がった。
【0037】
また、同様にコーヒー及び酢に、塩を調合し0.1%〜1.0%の塩分濃度の飲料とした。
【0038】
〔試験例1〕
【0039】
月桃精油成分8種及び各種ハーブについて、病原菌や口腔内及び腸管内の常在細菌に対する抗菌活性について試験をおこなった。
【0040】
1)使用菌株
菌株は、図3、4に示す病原菌、口腔内常在菌、腸管内常在細菌を使用した。
【0041】
2)月桃精油成分
月桃精油成分は、図3に示す、α―ピネン、1.8−シネオール、p−シトン、ボルネオール、α−テルピネオール、カンファー、桂皮酸メチル、チモールの8種の成分を使用した。
【0042】
3)ハーブ
ハーブは、図4に示す、スターアニス、リコリス、マローブルー、リンデン、ローズピンク、サフラワー、ブルーベリー、レモンパーム、マジョラム、ベルベイタ、クローブ、ステビア、ローズレッド、ワイルドストロベリー、ペニーロイヤルミント、セージ、甜茶、メドウスウィート、マローブラック、ユーカリ、オルガノ、ハイビスカスの22種類を使用した。
【0043】
ハーブの水抽出液の調製は、各ハーブをミキサーで破砕したのち、2g秤量、これに20mlの蒸留水を加え、100℃で30分加温抽出した。これを3.000×gで20分間遠心した後、上清をとり孔径0.22μmのメンブレンフィルターを用いて濾過し、これを10%水抽出液として使用した。
【0044】
4)抗菌活性テスト
本テストは二つの方法により行った。
【0045】
a)ディスク法による抗菌活性テスト
ミューラーヒントンブロス(Difco)で培養した菌を生理食塩水で106 cfu/mlに調製し、ミューラーヒントン寒天培地に塗布。
【0046】
あらかじめ乾熱滅菌したディスク(直径6mm、東洋ろ紙)に各種月桃抽出25μlをそれぞれ滴下したのち乾燥させた。
【0047】
乾燥したディスクを被験菌を接種した培地上に置き、37℃、一晩培養したのち、ディスクの周囲に出現した阻止円の直径をディスクも含めてノギスにより計測した。
【0048】
溶レン菌、肺炎球菌は5%ヒツジ血液加ミューラーヒントン培地を使用し、インフルエンザ桿菌はヘモフィルステスト培地(ミューラーヒントン寒天培地、15μg/mlのNAD+15μg/mlウシへマチン+5mg/ml酵母エキス,pH7.4に調製)、嫌気性菌は変法GAM寒天培地をそれぞれ使用した。
【0049】
精油成分以外の抗菌力の測定:予め培養菌液を塗布した平板上に被験物質を直接 20μl滴下し、37℃で培養した。培養後明瞭な阻止円を認めたものを+とした。
【0050】
b)培養法
レンサ球菌やインフルエンザ菌の培養はローソク培養を、嫌気性菌はアナエーロバックを装着した嫌気ジャーで37℃,48時間培養した。他は好気培養をした。
【0051】
5)試験結果
各種微生物の増殖に及ぼす月桃精油成分の影響について図3に示す。試験した8種の精油成分のなかで、最も広いスペクトルを示したのはα−テルピネオールとチモール成分であり、ついで、α−ピネンと1.8−シネオールであった。
【0052】
P−シトン、ボルネオール、カンファーおよび桂皮酸メチルは今回使用した菌株すべてに対して増殖阻害活性を示さなかった。
【0053】
口腔内細菌の増殖を阻害したのはα−テルピネオールとチモール成分であり、残り6種の精油成分は効果が認められなかった。
【0054】
また、α−テルピネオールは、口腔内細菌のほかにMRSAやO−157や食中毒、歯周病菌および酵母に対して増殖阻害活性を示した。
【0055】
チモールはグラム陽性菌のStaphylococcus属、Streptococcus属、Enterobacteriaceae科の多くの属に対して活性が確認できた。
【0056】
また、図4は、22種のハーブ(10%水抽出液)を用いて各種細菌の増殖に与える影響について試験した結果を示す。
【0057】
1株以上の菌の増殖を阻害したハーブの抗菌スペクトルを示しており、最も広いスペクトルを示したのはハイビスカス(ローゼル)、ついで、マローブラック、リコリス、ローズピンク、メドウスウィート、クローブの順であった。
【0058】
また、代表的な3つの細菌、赤痢菌(B群)、腸管出血性大腸菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌に対する抗菌活性ついて、月桃精油成分8種を含む、以下の11種について試験した結果を図5に示す。
【0059】
1、α−ピネン 2、シネオール 3、P−シトン 4、ボルネオール 5、α−テルピネオール 6、カンファー 7、圭皮酸メチル 8、チモール 9、ローゼル(5% 10μl) 10、リコリス(5%) 11、もろみ黒酢
【0060】
6)結果の評価
近年の研究により、月桃の成分には消臭、防虫、抗菌効果のあることが明らかとなり、その有効利用に関する研究が盛んである。
【0061】
月桃の殺菌効果については黄色ブドウ球菌、大腸菌、肺炎桿菌および枯草菌等の細菌の増殖を抑制し、近年ではピロリ菌に対する抗菌活性が報告されている。また、白癬菌などの真菌に対しても抗菌活性を示すことがすでに報告されている。
【0062】
しかし、口腔内細菌や歯周病菌および呼吸器感染症の起炎菌に関する研究は少ない。
本試験では、月桃製油成分や各種ハーブ成分が歯周病菌、口腔内に常在するレンサ球菌、呼吸器感染症の原因菌および経口感染を起こす菌株の増殖に対する影響について検討した。
【0063】
月桃精油成分のなかでα−テルピネオールとチモール成分が口腔内レンサ球菌に対し、強い増殖抑制作用を示した。
【0064】
22種のハーブのなかで、マローブラックとハイビスカスは口腔内細菌の増殖抑制作用を示した唯一のものであった。
【0065】
〔試験例2〕
【0066】
上記の実施例2により製造した植物抽出液飲料を用いて、うがいを1週間行い、だ液検査を行った。
【0067】
1)試験条件
被検者:36歳男性
歯磨き回数1日2回(朝、晩)
喫煙なし
口腔ケア:特にせず
うがい:1日3回(朝、昼、晩)
うがい実施期間:1週間
【0068】
2)試験結果
だ液検査は、株式会社オーラルケア社のだ液検査キット:デントカルトを使用した。
【0069】
デントカルトは、WHO(世界保健機関)の疫学調査のほか、予防歯科医療の進んだ欧米の多くの大学・公的機関で使用されており、日本でも多くの大学で導入されているものである。
【0070】
a)ミュータンス菌の測定:DentocultSM
ミュータンス菌は、う蝕のきっかけをつくる菌で、う蝕の発生・進行の最大のバロメーターとなり、だ液中およびプラーク中のミュータンス菌をコロニーで識別するものである。
【0071】
b)ラクトバチラス菌の測定:DentocultLB
ラクトバチラス菌は、う蝕を進行させる菌で、炭水化物の摂取量が多いと増える傾向がある。そのため、検査結果から食生活の乱れなどを推測することができる。う窩の深部や不良補綴物周辺などに存在する菌である。
【0072】
図6にだ液中のミュータンス菌とラクトバチラス菌の測定結果を示す。
【0073】
(1)は、うがい実施前を示し、(2)は、うがい実施1週間後の測定結果を示す。
各々左側がラクトバチルス菌の測定結果(DentocultLB)であり、右側がミュータンス菌の測定結果(DentocultSM)である。
【0074】
ラクトバチルス菌については、減少しているが、同じ103程度であるが、ミュータンス菌については、著しい減少が確認された。
【0075】
〔試験例3〕
【0076】
上記の試験例2の試験条件において、うがい実施前とうがい実施1週間後とにおける口臭測定を実施した。
【0077】
試験装置:(有)ハセガワ 口臭測定器 オーラルクロマ
測定範囲:HS、CHSH、(CH
【0078】
口臭の主要原因成分である揮発性硫黄化合物(VSC)を三つのガス(硫化水素:HS、メチルカプタン:CHSH、ジメチルサルファイド:(CHS)に分類してそれぞれの濃度を測定するものである。
【0079】
測定結果を図7に示す。(1)は、うがい実施前、(2)は、うがい実施20分経過後の測定結果を示す。
【0080】
うがい実施前は、硫化水素が認知閾値を大きく超えているのに対して、うがい実施20分後においては、認知閾値を大きく下回っていることが確認された。
【0081】
本発明による植物抽出液飲料を用いてうがいを実施すると、口臭予防に効果があることが確認された。
【図面の簡単な説明】
【0082】
【図1】本発明による茶飲料の製造過程を示すフロー図である。
【図2】本発明による植物抽出液飲料の製造過程を示すフロー図である。
【図3】各種細菌の増殖に及ぼす月桃精油成分の抗菌活性試験結果を示す図である。
【図4】各種微生物の増殖に及ぼすハーブ水抽出液の抗菌活性試験結果を示す図である。
【図5】赤痢菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌に対する月桃精油成分、ハーブなどのディスク試験結果を示す図である。
【図6】だ液中のミュータンス菌とラクトバチラス菌の測定結果を示す図である。
【図7】口臭測定試験結果を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に、塩又はにがりを加えて調合したことを特徴とする飲料。
【請求項2】
茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に、塩又はにがりを加えて調合したことを特徴とする洗浄液。
【請求項3】
茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に、塩又はにがりを加えて調合したことを特徴とする化粧品。
【請求項4】
茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に、塩又はにがりを加えて調合したことを特徴とする医薬品。
【請求項5】
茶、コーヒー、植物抽出液、酢の中の1種、又は複数に、塩又はにがりを加えて調合したことを特徴とする医薬部外品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−161188(P2008−161188A)
【公開日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−316139(P2007−316139)
【出願日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【出願人】(505348739)農業生産法人有限会社月桃茶家 (4)
【Fターム(参考)】