説明

機能的α−4インテグリンタンパク質を発現できないマウス、および、α−4インテグリンタンパク質アンタゴニスト活性に関して化合物または薬剤を分析する方法、ならびにVLA−4受容体のシグナリング活性の調節因子の有効性を評価するための遺伝子マーカー

【課題】 α−4インテグリンタンパク質アンタゴニストとして可能性のある活性に関して薬剤を分析する方法を提供する。
【解決手段】 薬剤を投与された野生型マウスで測定された遺伝子マーカーのレベルが、コントロール野生型マウスで測定された遺伝子マーカーのレベルと比べて調節されることを検出することにより、該薬剤がα−4インテグリンタンパク質アンタゴニスト活性を有する可能性があることを示す。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)野生型マウスに薬剤を投与する工程;
(b)野生型マウスで遺伝子マーカーのレベルを測定する工程;および、
(c)工程(b)の測定値と、コントロール野生型マウスで測定された遺伝子マーカーのレベルとを比較する工程、
を含み、野生型マウスで測定された遺伝子マーカーのレベルが、コントロール野生型マウスで測定された遺伝子マーカーのレベルと比べて調節されることは、薬剤がα−4インテグリンタンパク質アンタゴニスト活性を有する可能性があることを示す、α−4インテグリンタンパク質アンタゴニストとして可能性のある活性に関して薬剤を分析する方法であり、
ここで遺伝子マーカーのレベルの調節は、
ハツカネズミ抗フォン−ウィルブランド因子抗体NMC−4κ鎖mRNA;
免疫グロブリンα重鎖,スイッチ領域およびconに関するマウス遺伝子;
H−2クラスI組織適合性抗原,D−Kα鎖前駆体;
ハツカネズミMHCクラスIのQa−1a抗原mRNA,完全cds;
ハツカネズミリボソームタンパク質L41のmRNA,完全cds;
マウスMHCクラスIのD領域細胞表面抗原(D2d)遺伝子,完全cds;
赤血球分化レギュレーターに関するハツカネズミmRNA,部分的;
NRNT(1e−92),完全配列[ハツカネズミ];
vc50e11.r1 Knowles Solterマウス2細胞ハツカネズミcDNAクローン778028;
NRNT(0.0):IIGPタンパク質に関するハツカネズミmRNA;
Igγ鎖、分泌型および膜結合型に関するマウスDNA,部分的;
NRNT(2e−61):PSMB5に関するハツカネズミDNA,完全cds;
P32507種と相同:ポリオウイルス受容体相同前駆体;
マウスIgの再配列させたH鎖のmRNA定常領域;
ハツカネズミmRNAのRHAMM;
R74638 MDB0793マウス脳,StratageneハツカネズミcDNA3’末端;
ハツカネズミの薄い耳(ep変異対立遺伝子)のmRNA,部分的cds;
mj35h09.r1 Soaresマウス胚NbME13.5 14.5ハツカネズミ
cDNAクローン4;
MUSGS00761マウス3’方向cDNA;MUSGS00761;クローンmb1494.TIGR clus;
P41725種と相同:脳の強化されたヒアルロナン結合タンパク質PRE;
D2Aドーパミン受容体に関するハツカネズミmRNA;
mo54b05.r1 Life Techマウス胚10 5dpc 1066501
6ハツカネズミcDNAのcds;
mt23g11.r1 Soaresマウス3NbMSハツカネズミcDNAクローン
621956 5’TIGRのc;
ハツカネズミBop1のmRNA,完全cds;
C75959マウス3.5−dpc胚盤胞cDNAハツカネズミcDNAクローンJ0
001C05;もしくは、
血液の幹細胞前駆体濃度、
を含む、遺伝子マーカーが、コントロール野生型マウスで測定された遺伝子マーカーのレベルと比べて増加することを含むか、
または
ここで遺伝子マーカーのレベルの調節は、
vm06f11.r1 Knowles Solterマウス胚盤胞B1ハツカネズミ
cDNAクローン;
ハツカネズミ主要組織適合遺伝子座クラスII領域;
ハツカネズミキャッピングタンパク質βサブユニットアイソフォーム1のmRNA,完全cds;
ペルオキシソーム内在性膜タンパク質PMP34に関するハツカネズミmRNA;
JABに関するハツカネズミmRNA,完全cds;
マウスインターフェロン調節因子1のmRNA,完全cds;
ハツカネズミGTPアーゼIGTPのmRNA,完全cds:
マウスspi2プロテイナーゼ阻害剤(spi2/eb1)のmRNA,3末端;
Q01514種と相同:インターフェロン誘導グアニル酸結合タンパク質;
P13765種と相同:HLAクラスII組織適合性抗原,DO B;
NRNT(3e−39):ヒトホスファチジルイノシトール(4,5)ビスリン酸5−ホスファターゼ;
ハツカネズミ(クローンU2)T細胞特異的タンパク質のmRNA,完全cds;もしくは、
マクロファージマンノース受容体に関するハツカネズミmRNA、
を含む、遺伝子マーカーが、コントロール野生型マウスで測定された遺伝子マーカーのレベルと比べて減少することを含む、
薬剤を分析する方法。
【請求項2】
(a)哺乳動物から第一の血液サンプルを採取し、第一の血液サンプル中の幹細胞前駆体濃度を測定する工程;
(b)薬剤を哺乳動物に投与する工程;
(c)哺乳動物から第二の血液サンプルを採取し、第二の血液サンプルで幹細胞前駆体濃度を測定する工程;および、
(d)第一の血液サンプルで測定された幹細胞前駆体濃度と、第二の血液サンプルで測定された幹細胞前駆体濃度とを比較する工程、
を含み、第二の血液サンプルで測定された幹細胞前駆体濃度が、第一の血液サンプルで測定された幹細胞前駆体濃度と比べて増加することは、薬剤がα−4インテグリンタンパク質アンタゴニスト活性を有する可能性があることを示す、可能性のあるα−4インテグリンタンパク質アンタゴニスト活性に関して薬剤を分析する方法。
【請求項3】
哺乳動物が、ヒツジ、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ、マウス、またはヒトである、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
(a)薬剤を哺乳動物に投与する工程;
(b)哺乳動物の血液で幹細胞前駆体濃度を測定する工程;および、
(c)哺乳動物の血液における幹細胞前駆体の測定濃度と、コントロール哺乳動物の血液における幹細胞前駆体の測定濃度とを比較する工程、
を含み、哺乳動物の血液の幹細胞前駆体濃度が、コントロール哺乳動物の血液の幹細胞前駆体濃度と比べて増加することは、薬剤がα−4インテグリンタンパク質アンタゴニスト活性を有する可能性があることを示す、可能性のあるα−4インテグリンタンパク質アンタゴニスト活性に関して薬剤を分析する方法。
【請求項5】
哺乳動物が、ヒツジ、ウシ、ウマ、イヌ、ネコ、マウスまたはヒトである、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
(a)化合物または薬剤を生物に投与する工程;
(b)生物から採取された生体サンプルで、VLA−4受容体シグナリングに関する遺伝子マーカーの発現レベルを測定する工程;および、
(c)工程(b)の遺伝子マーカーの発現レベルと、コントロール生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベルとを比較する工程、
を含み、ここで、生体サンプルとコントロール生体サンプルとで測定された遺伝子マーカーの発現レベルの差は、化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリングを調節することを示す、化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリング活性を調節するかどうかを決定する方法であり、
ここで生体サンプル中の遺伝子マーカーの発現レベルは、
ハツカネズミ抗フォン−ウィルブランド因子抗体NMC−4κ鎖mRNA;
免疫グロブリンα重鎖,スイッチ領域およびconに関するマウス遺伝子;
H−2クラスI組織適合性抗原,D−Kα鎖前駆体;
ハツカネズミMHCクラスIのQa−1a抗原mRNA,完全cds;
ハツカネズミリボソームタンパク質L41のmRNA,完全cds;
マウスMHCクラスIのD領域細胞表面抗原(D2d)遺伝子,完全cds;
赤血球分化レギュレーターに関するハツカネズミmRNA,部分的;
NRNT(1e−92),完全配列[ハツカネズミ];
vc50e11.r1 Knowles Solterマウス2細胞ハツカネズミcDNAクローン778028;
NRNT(0.0):IIGPタンパク質に関するハツカネズミmRNA;
Igγ鎖、分泌型および膜結合型に関するマウスDNA,部分的;
NRNT(2e−61):PSMB5に関するハツカネズミDNA,完全cds;
P32507種と相同:ポリオウイルス受容体相同前駆体;
マウスIgの再配列させたH鎖のmRNA定常領域;
ハツカネズミmRNAのRHAMM;
R74638 MDB0793マウス脳,StratageneハツカネズミcDNA3’末端;
ハツカネズミの薄い耳(ep変異対立遺伝子)のmRNA,部分的cds;
mj35h09.r1 Soaresマウス胚NbME13.5 14.5ハツカネズミ
cDNAクローン4;
MUSGS00761マウス3’方向cDNA;MUSGS00761;クローンmb1494.TIGR clus;
P41725種と相同:脳の強化されたヒアルロナン結合タンパク質PRE;
D2Aドーパミン受容体に関するハツカネズミmRNA;
mo54b05.r1 Life Techマウス胚10 5dpc 1066501
6ハツカネズミcDNAのcds;
mt23g11.r1 Soaresマウス3NbMSハツカネズミcDNAクローン
621956 5’TIGRのc;
ハツカネズミBop1のmRNA,完全cds;
C75959マウス3.5−dpc胚盤胞cDNAハツカネズミcDNAクローンJ0
001C05;もしくは、
血液の幹細胞前駆体濃度、
を含む、遺伝子マーカーにおいて、コントロール生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベルより大きく、これは、化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリング活性を拮抗することを示すか、
または
ここで生体サンプル中の遺伝子マーカーの発現レベルは、
vm06f11.r1 Knowles Solterマウス胚盤胞B1ハツカネズミ
cDNAクローン;
ハツカネズミ主要組織適合遺伝子座クラスII領域;
ハツカネズミキャッピングタンパク質βサブユニットアイソフォーム1のmRNA,完全cds;
ペルオキシソーム内在性膜タンパク質PMP34に関するハツカネズミmRNA;
JABに関するハツカネズミmRNA,完全cds;
マウスインターフェロン調節因子1のmRNA,完全cds;
ハツカネズミGTPアーゼIGTPのmRNA,完全cds:
マウスspi2プロテイナーゼ阻害剤(spi2/eb1)のmRNA,3末端;
Q01514種と相同:インターフェロン誘導グアニル酸結合タンパク質;
P13765種と相同:HLAクラスII組織適合性抗原,DO B;
NRNT(3e−39):ヒトホスファチジルイノシトール(4,5)ビスリン酸5−ホスファターゼ;
ハツカネズミ(クローンU2)T細胞特異的タンパク質のmRNA,完全cds;もしくは、
マクロファージマンノース受容体に関するハツカネズミmRNA、
を含む、遺伝子マーカーにおいて、コントロール生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベル未満であり、これは、化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリング活性を拮抗することを示す、
化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリング活性を調節するかどうかを決定する方法。
【請求項7】
コントロール生体サンプルが、化合物または薬剤の投与の前に生物から採取された生体サンプル、または、化合物または薬剤が投与されていない実質的に類似の生物から採取された生体サンプルを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベルが、コントロール生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベル未満であり、これは、化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリング活性を拮抗することを示し、ここで、遺伝子マーカーが、マクロファージマンノース受容体mRNA、JABに関するハツカネズミmRNA、完全cds、EST571535、およびEST AA154371からなる群より選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
化合物または薬剤が、タンパク質、化学物質、またはヌクレオチド配列、ホルモン、炭水化物またはレクチンを含む、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
化合物または薬剤が、免疫原としてVLA−4受容体を有する抗体、VLA−4受容体mRNAとハイブリダイズするアンチセンス分子、または、VLA−4受容体mRNAを開裂させるリボザイムである、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
(a)第一の生体サンプルを生物から採取する工程;
(b)第一の生体サンプルで、マクロファージマンノース受容体mRNA遺伝子マーカーのレベルを測定する工程;
(c)可能性のあるアンタゴニストを生物に投与する工程;
(d)第二の生体サンプルを生物から採取する工程;
(e)第二の生体サンプルで、マクロファージマンノース受容体mRNA遺伝子マーカーのレベルを測定する工程;および、
(f)工程(b)と工程(e)との測定レベルを比較する工程、
を含み、工程(e)で測定された遺伝子マーカーのレベルが、工程(b)で測定された遺伝子マーカーのレベルと比べて減少することは、可能性のあるアンタゴニストがVLA−4のシグナリング活性を拮抗することにおける有効性を有することを示す、VLA−4
受容体のシグナリングの可能性のあるアンタゴニストの有効性を決定する方法。
【請求項12】
第一および第二の生体サンプルが、体液、体の組織、または、それらの組み合わせを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
可能性のあるアンタゴニストが、タンパク質、ヌクレオチド配列、化学物質、または、それらの組み合わせを含む、請求項11に記載の方法。
【請求項14】
生物が哺乳動物である、請求項6に記載の方法。
【請求項15】
(a)化合物または薬剤と、生物からの生体サンプルとを接触させる工程;
(b)生体サンプルで、VLA−4受容体シグナリングに関する遺伝子マーカーの発現レベルを測定する工程;および、
(c)工程(b)で測定された遺伝子マーカーの発現レベルと、コントロール生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベルとを比較する工程、
を含む、VLA−4受容体のシグナリング活性を調節、特に拮抗する化合物または薬剤の能力を決定する方法であり、
ここで生体サンプル中の遺伝子マーカーの発現レベルは、
ハツカネズミ抗フォン−ウィルブランド因子抗体NMC−4κ鎖mRNA;
免疫グロブリンα重鎖,スイッチ領域およびconに関するマウス遺伝子;
H−2クラスI組織適合性抗原,D−Kα鎖前駆体;
ハツカネズミMHCクラスIのQa−1a抗原mRNA,完全cds;
ハツカネズミリボソームタンパク質L41のmRNA,完全cds;
マウスMHCクラスIのD領域細胞表面抗原(D2d)遺伝子,完全cds;
赤血球分化レギュレーターに関するハツカネズミmRNA,部分的;
NRNT(1e−92),完全配列[ハツカネズミ];
vc50e11.r1 Knowles Solterマウス2細胞ハツカネズミcDNAクローン778028;
NRNT(0.0):IIGPタンパク質に関するハツカネズミmRNA;
Igγ鎖、分泌型および膜結合型に関するマウスDNA,部分的;
NRNT(2e−61):PSMB5に関するハツカネズミDNA,完全cds;
P32507種と相同:ポリオウイルス受容体相同前駆体;
マウスIgの再配列させたH鎖のmRNA定常領域;
ハツカネズミmRNAのRHAMM;
R74638 MDB0793マウス脳,StratageneハツカネズミcDNA3’末端;
ハツカネズミの薄い耳(ep変異対立遺伝子)のmRNA,部分的cds;
mj35h09.r1 Soaresマウス胚NbME13.5 14.5ハツカネズミ
cDNAクローン4;
MUSGS00761マウス3’方向cDNA;MUSGS00761;クローンmb1494.TIGR clus;
P41725種と相同:脳の強化されたヒアルロナン結合タンパク質PRE;
D2Aドーパミン受容体に関するハツカネズミmRNA;
mo54b05.r1 Life Techマウス胚10 5dpc 1066501
6ハツカネズミcDNAのcds;
mt23g11.r1 Soaresマウス3NbMSハツカネズミcDNAクローン
621956 5’TIGRのc;
ハツカネズミBop1のmRNA,完全cds;
C75959マウス3.5−dpc胚盤胞cDNAハツカネズミcDNAクローンJ0
001C05;もしくは、
血液の幹細胞前駆体濃度、
を含む、遺伝子マーカーにおいて、コントロール生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベルより大きく、これは、化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリング活性を拮抗することを示すか、
または
ここで生体サンプル中の遺伝子マーカーの発現レベルは、
vm06f11.r1 Knowles Solterマウス胚盤胞B1ハツカネズミ
cDNAクローン;
ハツカネズミ主要組織適合遺伝子座クラスII領域;
ハツカネズミキャッピングタンパク質βサブユニットアイソフォーム1のmRNA,完全cds;
ペルオキシソーム内在性膜タンパク質PMP34に関するハツカネズミmRNA;
JABに関するハツカネズミmRNA,完全cds;
マウスインターフェロン調節因子1のmRNA,完全cds;
ハツカネズミGTPアーゼIGTPのmRNA,完全cds:
マウスspi2プロテイナーゼ阻害剤(spi2/eb1)のmRNA,3末端;
Q01514種と相同:インターフェロン誘導グアニル酸結合タンパク質;
P13765種と相同:HLAクラスII組織適合性抗原,DO B;
NRNT(3e−39):ヒトホスファチジルイノシトール(4,5)ビスリン酸5−ホスファターゼ;
ハツカネズミ(クローンU2)T細胞特異的タンパク質のmRNA,完全cds;もしくは、
マクロファージマンノース受容体に関するハツカネズミmRNA、
を含む、遺伝子マーカーにおいて、コントロール生体サンプルで測定された遺伝子マーカーの発現レベル未満であり、これは、化合物または薬剤がVLA−4受容体のシグナリング活性を拮抗することを示す、
VLA−4受容体のシグナリング活性を調節、特に拮抗する化合物または薬剤の能力を決定する方法。
【請求項16】
ハイスループット様式で実施される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
(a)第一の生体サンプルをマウスから採取する工程;
(b)第一の生体サンプルで、遺伝子マーカーJABに関するハツカネズミmRNA,完全cdsのレベルを測定する工程;
(c)可能性のあるアンタゴニストをマウスに投与する工程;
(d)第二の生体サンプルをマウスから採取する工程;
(e)第二の生体サンプルで、遺伝子マーカーJABに関するハツカネズミmRNA,完全cdsのレベルを測定する工程;および、
(f)工程(b)と工程(e)との測定レベルを比較する工程、
を含み、ここで、工程(e)で測定された遺伝子マーカーのレベルが、工程(b)で測定された遺伝子マーカーのレベルに比べて減少することは、可能性のあるアンタゴニストがVLA−4のシグナリング活性を拮抗することにおける有効性を有することを示す、VLA−4受容体のシグナリングの可能性のあるアンタゴニストの有効性を決定する方法。
【請求項18】
第一および第二の生体サンプルが、体液、体の組織、または、それらの組み合わせを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
可能性のあるアンタゴニストが、タンパク質、ヌクレオチド配列、化学物質、または、それらの組み合わせを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
(a)第一の生体サンプルをマウスから採取する工程;
(b)第一の生体サンプルで、遺伝子マーカーEST AA571535のレベルを測定する工程;
(c)可能性のあるアンタゴニストをマウスに投与する工程;
(d)第二の生体サンプルをマウスから採取する工程;
(e)第二の生体サンプルで、遺伝子マーカーEST AA571535のレベルを測定する工程;および、
(f)工程(b)と工程(e)との測定レベルを比較する工程、
を含み、ここで、工程(e)で測定された遺伝子マーカーのレベルが、工程(b)で測定された遺伝子マーカーのレベルに比べて減少することは、可能性のあるアンタゴニストがVLA−4のシグナリング活性を拮抗する有効性を有することを示す、VLA−4受容体のシグナリングの可能性のあるアンタゴニストの有効性を決定する方法。
【請求項21】
第一および第二の生体サンプルが、体液、体の組織、または、それらの組み合わせを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
可能性のあるアンタゴニストが、タンパク質、ヌクレオチド配列、化学物質、または、それらの組み合わせを含む、請求項20に記載の方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図17C】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公開番号】特開2009−17885(P2009−17885A)
【公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−225372(P2008−225372)
【出願日】平成20年9月3日(2008.9.3)
【分割の表示】特願2003−503768(P2003−503768)の分割
【原出願日】平成14年6月7日(2002.6.7)
【出願人】(500137976)アベンティス・ファーマスーティカルズ・インコーポレイテツド (76)
【Fターム(参考)】