説明

歩行型作業機

【課題】クラッチレバーを把持部とともに状況に応じた楽な操縦姿勢で把持可能とする。
【解決手段】機体後方へ延出するハンドル10にループ状の把持部11を備えた歩行型作業機1において、前記ハンドル10の把持部11の少なくとも左右一側に機体外側から内側へ屈曲する屈曲部分を形成して、該屈曲部分の近傍に当該屈曲部分に沿って屈曲したクラッチレバー15を設け、該クラッチレバー15の屈曲した両側に前記把持部とともに把持可能な操作部15a・15bを具備した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機体後方へ延出するハンドルを備えた歩行型作業機に関する。詳しくは、歩行型作業機に備えたハンドルの把持部の構成に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、機体後方へ延出するループ状のハンドルを備えた歩行型作業機は公知となっている。このような歩行型作業機は、ハンドルの後側に形成した把持部の近傍にデッドマン式クラッチレバーを当該把持部に沿って延びるように設け、その操作部をハンドルの把持部と同時に握ることでクラッチを接続し、離すことでクラッチを切断するように構成していた。(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平9−277846号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前述のような歩行型作業では、クラッチレバーは操作部を左右方向に延伸して、ハンドルの把持部とともに後側から握るようにしていたことから、クラッチを接続して作業を行う際に、機体後方から操縦を行う必要があった。ところが、内盛りの畝を成形する場合や耕耘後の圃場上を歩かずに作業をする場合、ハンドルの側方に位置して操縦を行わなければならなかったので、操縦姿勢が制限され、オペレータに過度な負担がかかることがあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
即ち、請求項1においては、機体後方へ延出するハンドルにループ状の把持部を備えた歩行型作業機において、前記ハンドルの把持部の少なくとも左右一側に機体外側から内側へ屈曲する屈曲部分を形成して、該屈曲部分の近傍に当該屈曲部分に沿って屈曲したクラッチレバーを設け、該クラッチレバーの屈曲した両側に前記把持部とともに把持可能な操作部を具備したものである。
【0006】
請求項2においては、前記ハンドルの把持部の左右両側に前記クラッチレバーを設け、該左右のクラッチレバーを互いに連動連結したものである。
【0007】
請求項3においては、前記ハンドルの把持部を滑り止め部材で被覆したものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
【0009】
請求項1においては、ハンドルの把持部とクラッチレバーとを機体後方または側方から圃場状態など状況に応じて楽な操縦姿勢で握ることが可能となる。したがって、オペレータに過度な負担がかかることもなく、安定した作業を行うことができる。
【0010】
請求項2においては、左右いずれか一方のクラッチレバーを握るだけで、クラッチの操作が可能となる。したがって、機体の左側方からでも右側方からでも操縦を行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
【0011】
請求項3においては、ハンドルの把持部をしっかりと把持して、操縦を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施例に係る歩行型作業機の側面図、図2は本発明の一実施例に係る歩行型作業機の平面図、図3はハンドルの把持部の平面図、図4は車輪の取付部の一部断面側面図、図5は車輪の取付部の背面図である。
【0014】
まず、本発明の一実施例に係る歩行型管理機1の概略構成について説明する。
【0015】
図1、図2に示すように、歩行型管理機1は、機体フレーム2上にエンジン3を搭載し、該機体フレーム2の下方に複数の耕耘爪4aを有するロータリ耕耘装置4を設けている。エンジン3とロータリ耕耘装置4との間にトランスミッション5を設けて、該トランスミッション5によりエンジン3とロータリ耕耘装置4とを連動連結している。
【0016】
機体フレーム2の後端部には、左右一対の車輪8を上下位置調節可能に取り付けている。これらの左右の車輪8には回転抵抗を付与可能とし、耕耘作業時には当該車輪8を回転不能として土中に差し込むことで、ロータリ耕耘装置4の牽引力に対する抵抗力を与えるようにしている。そして、左右の車輪8の上下位置を調節することにより耕深量を任意に設定することができるようにしている。
【0017】
機体フレーム2の後部には、ハンドル10を後上方へ延出するように設け、該ハンドル10の後側にループ状の把持部11を備えている。このハンドル10の把持部11近傍にはデッドマン式クラッチレバー15を設け、該クラッチレバー15によりトランスミッション5(またはベルトケース内)に設けたクラッチの断接操作を可能している。
【0018】
すなわち、クラッチレバー15を把持部11とともに握ることで、トランスミッション5のクラッチを接続して、駆動力をエンジン3から伝達し、ロータリ耕耘装置4を駆動させるようにしている。逆に、クラッチレバー15を離すことで、クラッチを切断して、駆動力の伝達を遮断し、ロータリ耕耘装置4を停止させるようにしている。
【0019】
次に、前記ハンドル10の構成について詳細に説明する。
【0020】
ハンドル10は、把持部11と、杆部12とで構成し、杆部12を機体フレーム2の後端部に前低後高に斜設し、該杆部12の後側上端に把持部11を略水平方向に連結して、側面視略へ字状に形成している。この把持部11は後部左右中央を除いてゴムや合成樹脂などで構成した滑り止め部材13で被覆し、しっかりと把持可能なものとしている。なお、後述するクラッチレバー15の操作部15a・15bを滑り止め部材で被覆することで、より確実に把持することが可能となる。
【0021】
ハンドル10において、杆部12は上下中途部で左右方向の軸周りに回動可能に構成し、その回動支点16を中心として当該杆部12に連結した把持部11を前方または下方へ回動することで、これを機体側に折り畳むこと、または、ハンドル10の高さを調節することができるようにしている。この回動支点16には、把手付き止めねじ17等の固定手段を設け、把持部11を任意の回動位置に固定可能としている。
【0022】
把持部11は平面視略3字状に形成し、機体内側に湾曲する左右の端部を杆部12の後端に連結して、その開口方向が略鉛直方向となるようにループ状に構成している。この把持部11では、後部左右両側に把持部外側から内側へ屈曲するL字状の屈曲部分を設け、その杆部12側から後方(前後方向)に延伸する把持部外側を縦把持位置11aと設定し、該縦把持位置11aの後端から略直交方向(左右方向)に延伸する把持部内側を横把持位置11b・11bと設定している。
【0023】
左右一側の縦把持位置11aのすぐ前には、エンジン3の回転数を調節してロータリ耕耘装置4の耕耘爪4aの回転数を調整するアクセルレバー18を設け、縦把持位置11aを把持したまま指先だけで操作可能としている。左右両側に備えた横把持位置11bの互いの間、すなわち把持部11の後部左右中央付近には機体前方へ凹む凹部11cを形成し、この凹部11cにエンジン3を停止させるストップボタン19を設けて、緊急時などにオペレータの体との接触で操作可能としている。
【0024】
また、左右両側の縦把持位置および横把持位置からなる屈曲部分の近傍にクラッチレバー15を設けている。クラッチレバー15は屈曲部分の下方でその形状に沿って平面視L字状に屈曲し、その屈曲部分の一側に前後方向に延伸する縦操作部15aを、他側に左右方向に延伸する横操作部15bを備えている。縦操作部15aは縦把持位置11aと、横操作部15bは横把持位置11bと平面視で略重合するように配置して、それぞれの操作部15a・15bと対向する把持位置11a・11bとを同時に把持可能としている。
【0025】
左右のクラッチレバー15は互いの間に所定間隔をおいて把持部11の凹部11cの左右両側に配置し、その縦操作部15aの前端で左右方向に延伸するロッド21の左右両端にそれぞれ連結している。このロッド21は把持部11の前側下方でその形状に沿って湾曲しており、左右中央付近で杆部12の後側上端に左右方向の軸回りに回動可能に支持して、クラッチレバー15を把持部11に近接または離間させる方向(上下方向)に揺動可能としている。
【0026】
ロッド21には連結片22を介してワイヤー23の一端を接続し、該ワイヤー23の他端をトランスミッション5に備えたクラッチに接続して、クラッチレバー15と当該クラッチとを連動連結している。そして、左右いずれか一方のクラッチレバー15を把持部11の外側に位置する縦把持位置11a、または把持部11の後側に位置する横把持位置11bと同時に握ることでクラッチを接続し、逆に離すことで切断するようにしている。
【0027】
ここで、前記連結片22は杆部12の後端内(カバー内)に配置して保護するとともに、左右中央に配置して左右いずれか一方のクラッチレバー15を握ればワイヤー23を同長さ引っ張ることができるようにしている。よって、従来のような左右のレバーを連結ロッドで連結して、片側でワイヤーの一端と接続する構成よりも、捩れて作用長が短くならず、部品点数も減少でき、邪魔にならないようになっている。
【0028】
こうして、クラッチレバー15を操作する場合に、縦操作部15aを把持部11の縦把持位置11aとともに握ることによって、耕耘作業を行いながら、左右のバランスをとって機体の姿勢制御を容易にしたり、機体の左右一側方にオフセットした状態で側方から操縦したりすることを可能としている。一方、横操作部15bを把持部11の横把持位置11bとともに握ることによって、機体の押し引きを容易にしたり、耕耘作業時に機体の姿勢を安定させた状態で後方から操縦したりすることを可能としている。
【0029】
以上のように、機体後方へ延出するハンドル10にループ状の把持部11を備えた歩行型作業機1において、前記ハンドル10の把持部11の少なくとも左右一側に機体外側から内側へ屈曲する屈曲部分(縦把持位置11aおよび横把持位置11b)を形成して、該屈曲部分の近傍に当該屈曲部分に沿って屈曲したクラッチレバー15を設け、該クラッチレバー15の屈曲した両側に前記把持部11とともに把持可能な操作部15a・15bを具備したことにより、把持部11とクラッチレバー15とを機体後方または側方から圃場状態や作業など状況に応じて楽な操縦姿勢で握ることが可能となる。たとえば硬い圃場や傾斜地などでは、機体後方から把持部11をしっかりと握ることができ、また軟らかい圃場や、耕耘跡を踏みたくない場合では、機体側方から把持部11を握ることができる。したがって、オペレータに過度な負担がかかることもなく、安定した作業を行うことができる。
【0030】
また、前記歩行型作業機1において、前記ハンドル10の把持部11の左右両側に前記クラッチレバー15を設け、該左右のクラッチレバー15を互いに連動連結したことにより、左右いずれか一方のクラッチレバー15を握るだけで、クラッチの操作が可能となる。よって、機体の左側方からでも右側方からでも操縦を行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
【0031】
また、前記歩行型作業機1において、前記ハンドル10の把持部11を滑り止め部材13で被覆したことにより、該ハンドル10の把持部11をしっかりと把持して、操縦を行うことができる。
【0032】
続いて、前記車輪8の構成について詳細に説明する。
【0033】
図4、図5に示すように、左右の車輪8は機体フレーム2の後端部に固設した取付プレート29に支持部材30を介して取り付けている。支持部材30は左右の支持アーム31と連結バー32とで構成し、各支持アーム31を上下方向に延伸するとともに、両支持アーム31の上端を連結バー32で連結して背面視略門字状に形成している。
【0034】
支持部材30はロータリ耕耘装置4の後方に前高後低に斜めに配置して、その支持アーム31の下端側に左右の車輪8をそれぞれ回転自在に支持している。なお、本実施例では、車輪8を左右一対のものとして左右両側に配置しているが、たとえば一つとして左右中央に配置するようにしてもよい。
【0035】
連結バー32の左右中央付近には支持ステー33を前記取付プレート29に面するように設け、該支持ステー33に左右一対の挿通孔33aを互いの間に所定間隔をおいて設けている。一方、取付プレート29に左右一対の長孔29aを上下方向に延伸するように互いの間に所定間隔をおいて設け、該長孔29aと当該支持ステー33の挿通孔33aとが一致するようにしている。
【0036】
そして、支持ステー33の挿通孔33aを取付プレート29の長孔29aの上下一部と一致させた状態で、挿通孔33aおよび長孔29aにボルト35を挿通し、これとナット36で支持ステー33を取付プレート29に締結して、支持部材30を機体フレーム2に固定している。
【0037】
ここで、取付プレート29の長孔29aに対する支持ステー33の挿通孔33aの位置を変更し、ボルト35及びナット36で支持ステー33を取付プレート29に締結することよって、支持部材30の機体フレーム2に対する上下方向の取付位置、すなわち左右の車輪8の上下位置を調節することができるようにしている。
【0038】
但し、車輪の上下位置を調節する構造は限定するものではなく、たとえば、支持部材を取付プレートに回動可能に取り付けて、上下方向に回動させることで、車輪の上下位置を調節するように構成することも、上下方向に螺子軸を設け、車輪側に設けた螺子管に螺装して任意の高さに変更することで上下位置を調節することも、機体側に固定したパイプに車輪側に設けた杆を上下方向に挿入し、これらにピンを挿入して任意の高さに変更することで上下位置を調節することも可能である。
【0039】
また、支持部材30に左右の車輪8に対して回転抵抗を付与する回転抵抗付与手段40を設けている。抵抗付与手段40は、左右のブレーキカム41と連結軸42とで構成し、各ブレーキカム41を上下方向に延伸して、両ブレーキカム41の上端側を連結軸42で連結している。そして、ブレーキカム41を支持部材30の支持アーム31に連結軸42を中心として回動可能なように支持している。
【0040】
ブレーキカム41は車輪8の前上方に対向配置し、当該車輪8の接地面から所定間隔だけ離間させている。そして、ブレーキカム41が通常状態では車輪8の接地面(外周面)に当接しない回動位置となり、後方(車輪8側)に回動した場合に、下端側外周面に形成した当接部41aで車輪8の接地面に当接する回動位置となって、車輪8に回転抵抗を付与することができるようしている。
【0041】
左右一方のブレーキカム41の上下中途部にはワイヤー43の一端を接続し、該ワイヤー43の他端を前記クラッチレバー15のロッド21に連結片22を介して接続して、当該ブレーキカム41をクラッチレバー15に連動連結している。こうして、クラッチレバー15をブレーキカム41の操作具とし、該クラッチレバー15を握ったときに、左右のブレーキカム41を連結軸42を中心として回動させて、その当接部41aを車輪8の接地面に当接可能としている。
【0042】
したがって、クラッチレバー15を握ってクラッチを接続する際に、同時にブレーキカム41で車輪8に回転抵抗を付与して、該車輪8を回転不能とし、これを土中に差し込むことで、ロータリ耕耘装置4の牽引力に対する抵抗力を与えることができる。これにより、前述のように車輪の上下位置を調節して、耕深量を任意に設定し、耕耘作業を行うことができる。
【0043】
一方、クラッチレバー15を離してクラッチを切断すると、これに伴って車輪8への回転抵抗の付与状態を解除して、該車輪8を回転可能とし、該車輪8で機体の移動を容易に行うことができる。こうして、クラッチレバー15による遠隔操作で車輪8へ回転抵抗を付与したり、その解除を行ったりして、機体の作業状態と移動状態への切り換えを容易なものとしている。
【0044】
なお、ブレーキカムの操作具は、クラッチレバーと別体としてハンドルの把持部近傍に設けることも可能である。あるいは操作具を設ける代わりに、ブレーキカムの回動位置を固定する手段を設けて、耕耘作業時に車輪の接地面に当接させて、回転抵抗を与える状態に固定する構成とすることも可能である。また、回転抵抗付与手段は特に限定するものではなく、車輪に回転抵抗を与えてその回転を不能、もしくは回転速度を減速させることができるものであればよく、車輪の側面にブレーキカムを当接させたり、車輪の回動軸にブレーキカムを当接させたりすることも可能である。
【0045】
以上のように、機体前部にロータリ耕耘装置4を備えた歩行型作業機1において、機体後部に車輪8を上下位置調節可能に取り付け、該車輪8に回転抵抗を付与可能とする回転抵抗付与手段40を設けたことにより、該回転抵抗付与手段40にて車輪8に回転抵抗を付与して、該車輪8でロータリ耕耘装置4の牽引力に対する抵抗力を十分に与えて、耕耘作業を行うことができる。また、車輪8への回転抵抗の付与を解除することで、該車輪8を用いて機体の移動を容易に行うことができる。
【0046】
また、前記歩行型作業機1において、前記車輪8を左右一対備えたことにより、機体を安定させて、作業および移動を行うことができる。
【0047】
また、前記歩行型作業機1において、前記機体後部に後方へ延出するハンドル10を設け、該ハンドル10の把持部11近傍に前記回転抵抗付与手段40の操作具、本実施例ではクラッチレバー15を配置したことによって、該回転抵抗付与手段40による車輪8への回転抵抗の付与およびその解除を遠隔操作することが可能となり、該車輪8を用いた作業状態から移動状態へ、あるいは逆に移動状態から作業状態への移行を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の一実施例に係る歩行型作業機の側面図。
【図2】本発明の一実施例に係る歩行型作業機の平面図。
【図3】ハンドルの把持部の平面図。
【図4】車輪の取付部の一部断面側面図。
【図5】車輪の取付部の背面図。
【符号の説明】
【0049】
1 歩行型作業機
10 ハンドル
11 把持部
11a 縦把持位置
11b 横把持位置
13 滑り止め部材
15 クラッチレバー
15a 縦操作部
15b 横操作部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体後方へ延出するハンドルにループ状の把持部を備えた歩行型作業機において、前記ハンドルの把持部の少なくとも左右一側に機体外側から内側へ屈曲する屈曲部分を形成して、該屈曲部分の近傍に当該屈曲部分に沿って屈曲したクラッチレバーを設け、該クラッチレバーの屈曲した両側に前記把持部とともに把持可能な操作部を具備したことを特徴とする歩行型作業機。
【請求項2】
前記ハンドルの把持部の左右両側に前記クラッチレバーを設け、該左右のクラッチレバーを互いに連動連結したことを特徴とする請求項1に記載の歩行型作業機。
【請求項3】
前記ハンドルの把持部を滑り止め部材で被覆したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の歩行型作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−296779(P2008−296779A)
【公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−145967(P2007−145967)
【出願日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【出願人】(000006851)ヤンマー農機株式会社 (132)
【Fターム(参考)】