説明

歯ブラシブリッスルの立体匡整具

【課題】消費者自身が容易に先端の曲がりを修復し、再利用し、長期間使用可能な方法を提供する。
【解決手段】歯ブラシのヘッド基部に適合する歯ブラシキャップによって、外部から内在するブリッスル匡整櫛を制御し、使用によるブリッスルの曲がりを予防又は匡整する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、日常大多数の人が使用する歯ブラシのうち、行と列からなるブリッスルを有し、中央列ブリッスルを短く刈り込み、外側列には片側先細のブリッスルを長く、反対側の切断側をやゝ短く段差をつけて植毛する、所謂歯列を挟んで磨く歯ブラシを長期間に亘り快適に使用し得るよう発明されたが、ブリッスルの形態に関係なく歯ブラシヘッド部とブリッスルのピッチ、位置に適合すれば応用は可能である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
従来、歯ブラシは使用によってブリッスルの先端約1/3位は図4、5の様に外側に曲がり、全体に先端が開いた状態になる。各メーカーは買い換えるように奨めているが、消費者としては衛生上問題がなく、手間も掛からず、使用効果が同じならば買い換えの必要はないと考える。
【課題を解決する為の手段】
【0003】
歯ブラシ使用後の衛生については熱湯消毒が簡易で、殆んど手間も費用も掛からず有用であるが、ブリッスル先端の曲がり、特に歯ブラシの図5で示す軸方向の曲がりは匡整が難しく、本発明では歯ブラシに適合するキャップの内面に設ける匡整櫛を外側から移動し、図4と共に図5で示す軸方向の曲がりも匡整し得るようにした。
【発明の効果】
【0004】
歯ブラシの販売時に、匡整キャップも付属品として添付して販売し、毎回歯ブラシの使用後キャップを被せて置くか、1週間に一度位の割合でキャップを被せ、熱湯滅菌すると共にブリッスルの曲がりを匡整すれば、長期間新品同様に維持し得る。
【図面の簡単な説明】
【0005】
【図1】本歯ブラシブリッスルの立体匡整具の正面図
【図2】同側面図
【図3】匡整スライド櫛刃の三面図
【図4】匡整具不使用で2〜3ヶ月使用した場合の歯ブラシヘッド部の側面図
【図5】図4と90°別の角度から見た側面図
【符号の説明】
【0006】
1 匡整キャップ外郭
2 蝶番
3 係止具
4 匡整釦
5 ガイドスリット
6 ブリッスル匡整櫛
7 スライドスペース
8 通気孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
歯ブラシのヘッド基部に適合する歯ブラシキャップの外部から内在するブリッスル匡整櫛を制御し、使用によるブリッスルの曲がりを予防又は匡整する歯ブラシのキャップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−81736(P2013−81736A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−235465(P2011−235465)
【出願日】平成23年10月7日(2011.10.7)
【出願人】(391047570)
【Fターム(参考)】