説明

残高通知システム

【課題】利便性を高めることが可能な残高通知システムを提供すること。
【解決手段】車両が駐車されると、その場所が電子マネーの使用履歴のある場所であるか否かが判断される。肯定判断されると、現在の電子マネーの残高が、この場所に前回駐車されたときの電子マネーの使用金額以上であるか否かが判断される。否定判断されると、電子マネーの残高が表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子マネーの残高を通知する残高通知システムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プリペイド式の電子マネーシステムについて開示されている。このシステムによると、決済機能の付いた携帯端末を使用して、残高の範囲で買い物をすることができる。従って、現金を持ち歩く必要がなく利便性が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平9−190517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示されたものでは、表示スイッチの操作を契機として残高が通知される。このため、スイッチ操作が煩わしく、残高確認を行わないまま買い物をしてしまうケースも考えられる。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、利便性を高めることが可能な残高通知システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電子マネーの残高を通知する残高通知システムにおいて、車両の駐車場所と、その場所に車両が駐車されたときの電子マネーの使用履歴とが関連付けされ、前記使用履歴が関連付けされている駐車場所に車両が駐車されたとき、電子マネーの残高を通知する通知手段を備えることをその要旨としている。同構成によると、何らかのスイッチ操作を必要とすることなく、使用履歴の存在する駐車場所に車両が駐車されたことを契機に残高が通知される。このため、残高確認を行わないまま買い物をしてしまうといったこともなくなる。従って、利便性を高めることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の残高通知システムにおいて、前記通知手段は、残高に応じて通知の態様を変更することをその要旨としている。同構成によると、例えば、残高が少ない程、通知能力を高める等といったように、残高確認の必要度合に応じた態様で通知を行えるようになる。従って、ユーザに対し残高に応じて注意を喚起することができる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の残高通知システムにおいて、前記通知手段は、前記使用履歴が関連付けされている駐車場所に車両が駐車されたとき、その場所に車両が駐車されたときの電子マネーの使用履歴を基に、目安となる金額を設定し、残高がその目安の金額を下回っているとき、残高がその目安の金額を上回っているときよりも通知能力の高い態様で残高を通知することをその要旨としている。同構成によると、必ずしも同じ場所で同じ金額が使用されるとは限らないものの、その場所における目安の金額が設定され、この金額を下回る残高の場合には、通知能力の高い態様で通知が行われる。このように駐車場所に特有の金額を目安とすることで、必要以上の通知は行われないため煩わしくないとともに、場合によっては残高が多くても通知が行われるため注意喚起することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明にかかる残高通知システムの一実施の形態について、このシステムの構成とともに、同システムが適用される車両に適用された電子キーシステムの構成を示すブロック図。
【図2】残高通知システムの動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明にかかる残高通知システムの一実施の形態について説明する。この残高通知システムは、車両オーナが所持する車両キーと車両搭載の通信装置との間で車両周辺を通信エリアとする双方向通信が行われ、その通信エリアに車両キーが存在することを条件に車両制御が許容される電子キーシステムの適用された車両に適用される。そして、本実施形態では、上記車両キーとは別に車両オーナが所持する決済機能付きの携帯電話機(以下、単に携帯電話と称す)によるプリペイド式の電子マネーの残高を通知するシステムを例示する。
【0012】
まず電子キーシステムの構成について説明する。図1に示すように、電子キーシステム1は、車両キー2と、車両側のセキュリティ装置3とを備えるとともに、両者間で無線による双方向通信が可能となっている。
【0013】
車両キー2は、送受信機能を有するとともに、受信アンテナ21、受信回路22、マイコン23、送信回路24、送信アンテナ25を備えている。
受信アンテナ21は、セキュリティ装置3から送信されてくる呼び掛け信号を受信するための媒体である。受信回路22は、受信アンテナ21で受信された呼び掛け信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン23に出力する。
【0014】
マイコン23は、不揮発性のメモリ23aを備えるとともに、そのメモリ23aには、車両キー2に対し個別に設定されたIDコードが記憶されている。そして、マイコン23は、受信回路22から呼び掛け信号に関する受信信号が入力されたとき、呼び掛け信号に応答するために、上記IDコードを含む応答信号の原信号を生成するとともに、その原信号を送信回路24に出力する。
【0015】
送信回路24は、マイコン23から入力された原信号を所定周波数(本実施形態では312MHz)の電波に変調して、応答信号を生成する。送信アンテナ25は、送信回路24で生成された応答信号を送信するための媒体である。
【0016】
車両側のセキュリティ装置3は、送受信機能を有するとともに、送信回路31、送信アンテナ32、受信アンテナ33、受信回路34、照合制御装置35を備えている。
送信回路31は、照合制御装置35から入力される呼び掛け信号の原信号を所定周波数(本実施形態では134KHz)の電波に変調して、呼び掛け信号を生成する。送信アンテナ32は、送信回路31で生成された呼び掛け信号を車両周辺に送信するための媒体である。
【0017】
受信アンテナ33は、上記呼び掛け信号に応答するかたちで車両キー2から送信されてくる応答信号を受信するための媒体である。受信回路34は、受信アンテナ33で受信された応答信号を復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号を照合制御装置35に出力する。
【0018】
照合制御装置35は、不揮発性のメモリ35aを備えるとともに、そのメモリ35aには、自車両に適合する正規の車両キー2のIDコードが基準IDコードとして登録される。そして、照合制御装置35は、送信回路31及び送信アンテナ32といった送信系を通じて車両周辺に呼び掛け信号を送信したことに伴い、受信回路34から応答信号に関する受信信号が入力されたとき、それに含まれるIDコードについて、メモリ35aに登録済の基準IDコードに対する照合を行う。そして、照合制御装置35は、照合一致したことを条件に車両制御を許容する。尚、上記呼び掛け信号が車室外に送信され、この呼び掛け信号に応答するかたちで基準IDコードに一致するIDコードを含む応答信号が受信されたとき、車室外の通信エリアに車両キー2が存在することになるので、この車両キー2の所持者によるドアロックの施解錠が許容される。一方、上記呼び掛け信号が車室内に送信され、この呼び掛け信号に応答するかたちで基準IDコードに一致するIDコードを含む応答信号が受信されたとき、車室内に車両キー2が存在することになるので、この車両キー2の所持者によるエンジンの始動が許容される。
【0019】
そして、このエンジンの始動が許容された状態で、フットブレーキの踏み込み操作を伴いながら図示しない電源スイッチを操作すると、エンジンが始動される。一方、エンジンの始動が許容された状態で、フットブレーキの踏み込み操作を伴わずに電源スイッチを操作すると、その操作の度に、車両の電源状態が「OFF(イグニッションオフ)状態」→「ACC(アクセサリ)状態」→「ON(イグニッションオン)状態」→「OFF状態」→・・・といった順に遷移される。
【0020】
次いで残高通知システムの構成について説明する。図1に示すように、残高通知システム4は、携帯電話5と、車両側の残高通知装置6とを備えるとともに、両者間で無線通信が可能となっている。
【0021】
携帯電話5は、通話機能やメール機能に加えて、電子マネーによる決済機能を有するとともに、通信相手となる残高通知装置6からの要求に応えるかたちで電子マネーの使用履歴を送信する通信機能をさらに有している。
【0022】
車両側の残高通知装置6は、携帯電話5との通信を通じて電子マネーの使用履歴を取得する通信装置61、GPS(global positioning system の頭文字をとった全世界的な無線測位システム)機能により自車両の駐車場所に関する情報を取得する位置情報取得装置62を備えるとともに、通知制御装置63及び表示装置64をさらに備えている。通知制御装置63は、不揮発性のメモリ63aを備えるとともに、そのメモリ63aには、上記通信装置61で取得された携帯電話5による電子マネーの使用履歴と、上記位置情報取得装置62で取得された自車両の駐車場所に関する情報とが関連付けされて記録される。上記使用履歴には、電子マネーの使用日時や使用金額、さらには購入品目等の情報が含まれる。表示装置64は、通知制御装置63による制御のもと、携帯電話5による電子マネーの残高を表示により視覚的に通知する。
【0023】
尚、車両側の照合制御装置35と通知制御装置63とは車内通信ネットワークを通じて電気的に接続され、このネットワーク上に出力された各種信号は、このネットワークに接続された各種制御装置間で共有され、各制御装置は上記信号を用いてそれぞれの車両制御を行うようになっている。
【0024】
次に、残高通知システム4の作用について説明する。
ここでは車両オーナが、所定の駐車場所に車両を駐車してドアロックを施錠した後、決済機能付きの携帯電話5による買い物をすることが前提となる。やがて車両オーナが買い物を済ませて車両キー2及び携帯電話5を所持するかたちで車両に近づくと、車室外でのキー照合を通じてドアロックの解錠が許容され、この車両オーナは運転席ドアを開けて車室内に進入した後、このドアを閉める。そうすると今度は、車室内でのキー照合を通じてエンジンの始動が許容され、フットブレーキの踏み込み操作を伴いながら電源スイッチを操作すると、エンジンが始動される。
【0025】
そして、エンジンの始動を契機として、残高通知装置6からの要求に基づき、携帯電話5から電子マネーの使用履歴が送信される。尚、このとき、最後にドアロックが施錠されて以降の使用履歴が送信される。携帯電話5による電子マネーの使用履歴が通信装置61で取得されると、その使用履歴が自車両の駐車場所と関連付けされてメモリ63aに記録される。
【0026】
さて、図2に示すように、電子マネーの使用履歴がメモリ63aに記録されている状態で車両が駐車されると、ステップS1において、通知制御装置63は、その場所が、メモリ63aに記録されている駐車場所のいずれかに該当するか否かを判断する。尚、このとき、記録済の駐車場所に対し一定の範囲内に駐車されているか否かを判断する。そして、このステップS1の判断でいずれの駐車場所にも該当しないとき、一連の処理を終了する。
【0027】
一方、上記ステップS1の判断でいずれかの駐車場所に該当するとき、ステップS2において、通知制御装置63は、現在の電子マネーの残高が、この場所に前回駐車されたときの電子マネーの使用金額以上であるか否かを判断する。そして、このステップS2の判断で残高が前回の使用金額以上のとき、表示装置64による残高の表示を行うことなく、一連の処理を終了する。尚、残高の表示を行わないということは、残高がこの場所での前回の使用金額以上であることを示唆することになるので、表示無しの態様で残高の通知を行うことに相当する。
【0028】
一方、上記ステップS2の判断で残高が前回の使用金額未満のとき、ステップS3において、通知制御装置63は、電子マネーの残高を所定の時間に亘って表示装置64に表示する。
【0029】
本実施形態では、通知制御装置63及び表示装置64により、電子マネーの残高を通知する「通知手段」が構成されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
【0030】
(1)何らかのスイッチ操作を必要とすることなく、使用履歴の存在する駐車場所に車両が駐車されたことを契機に残高が通知される。このため、残高確認を行わないまま買い物をしてしまうといったこともなくなる。従って、利便性を高めることができる。
【0031】
(2)残高が多い場合には残高が表示されず、残高が少ない場合には残高が表示されるといったように、残高に応じて通知の態様が変更される。このように残高確認の必要度合に応じた態様で通知を行えるようになる。従って、ユーザに対し残高に応じて注意を喚起することができる。
【0032】
(3)必ずしも同じ場所で同じ金額が使用されるとは限らないものの、その場所における目安の金額が設定され、この金額を下回る残高の場合には、通知能力の高い態様で通知が行われる。このように駐車場所に特有の金額を目安とすることで、必要以上の通知は行われないため煩わしくないとともに、場合によっては残高が多くても通知が行われるため注意喚起することができる。
【0033】
(4)電子マネーの残高が前回の使用金額を下回っていることを条件に、その残高が表示される。残高が比較的多い場合には残高確認の必要度合はそれ程高くないので、そうした場合を除いて残高を表示することで、煩わしさから解放される。
【0034】
尚、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記実施形態では、エンジンの始動を契機として携帯電話5から残高通知装置6に対し電子マネーの使用履歴が送信される構成であったが、ドアロックの解錠或いはACC状態若しくはON状態への遷移等を契機として使用履歴が送信される構成であってもよい。
【0035】
・上記実施形態では、最後にドアロックが施錠されて以降の使用履歴が送信される構成であったが、最後にOFF状態へ遷移されて以降の使用履歴が送信される構成であってもよい。
【0036】
・上記実施形態では、携帯電話5と残高通知装置6との通信により使用履歴が送信される構成であったが、携帯電話5が車両キー2としての機能を有する場合において、この携帯電話5とセキュリティ装置3との通信により、例えば応答信号に付加するかたちで使用履歴が送信される構成であってもよい。
【0037】
・上記実施形態では、車両が駐車されたことを契機として使用履歴が通知される構成であったが、OFF状態へ遷移されたこと或いはP(パーキング)ポジションが選択されたこと或いはドアロックが施錠されたこと等を契機として使用履歴が通知される構成であってもよい。
【0038】
・上記実施形態では、車室内に設けられた表示装置64を用いて表示により視覚的に使用履歴を通知する構成であったが、上記別例によるようにドアロックが施錠されたことを契機として使用履歴が通知される場合には、車室外に車両オーナが居ることを前提に使用履歴が通知されるので、音による通知が行われてもよい。
【0039】
・車両オーナが車室外或いは車室内のいずれに居る場合にも通知が受けられるよう、車両キー2或いは携帯電話5といった携行品による通知が行われるようにしてもよい。
・いわゆるカーナビゲーションシステムが用いられて目的地の設定がなされた場合に、その目的地での前回の使用金額を目安として残高が通知されるようにしてもよい。
【0040】
・上記実施形態では、今回の駐車場所での前回の使用金額を目安として残高を通知する構成であったが、前回の使用金額の1.5倍或いは2倍の金額を目安として残高を通知するようにしてもよい。
【0041】
・その場所でのこれまでの平均使用金額或いは最高使用金額を目安として残高を通知するようにしてもよい。
・上記いずれかの目安を残高が上回る場合には通知の時間を短くするとともに、残高がその目安を下回る場合には通知の時間を長くすることで、残高に応じて通知の態様を変更するようにしてもよい。
【0042】
・残高確認をより確実なものとするために、通知を解除するための操作が行われたことを契機として残高の通知を解除するようにしてもよい。
・通知の態様を変更するにあたり、残高が多い場合には表示のみによる通知を行うとともに、残高が少ない場合には表示に代えて又は加えて音による通知を行うようにしてもよい。
【0043】
・残高が多い場合には音のみによる通知を行うとともに、残高が少ない場合には音に加えて表示による通知を行うようにしてもよい。
・電子マネーの残高をこの残高の多い少ないに関わらず通知するようにしてもよい。同構成によると、残高の多い少ないに関係なく残高の通知が行われる。従って、残高以上に買い物をしてしまうといったことが抑制される。
【0044】
・残高の多い少ないに関わらず、同じ通知能力での通知を行うようにしてもよい。
・今回の駐車場所が初めて駐車される場所のように、図2に示すステップS1で否定判断された場合でも、所定の金額を目安として、残高がその金額を下回っているとき、その残高が通知されるようにしてもよい。
【0045】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)前記通知手段は、前記使用履歴が関連付けされている駐車場所に車両が駐車されたとき、電子マネーの残高をこの残高の多い少ないに関わらず通知する請求項1〜3のいずれか一項に記載の残高通知システム。同構成によると、残高の多い少ないに関係なく残高の通知が行われる。従って、残高以上に買い物をしてしまうといったことが抑制される。
【0046】
(ロ)前記通知手段は、前記使用履歴が関連付けされている駐車場所に車両が駐車されたとき、電子マネーの残高が所定の金額を下回っていることを条件に、その残高を通知する請求項1〜3のいずれか一項に記載の残高通知システム。同構成によると、残高が比較的多い場合には残高確認の必要度合はそれ程高くないので、そうした場合を除いて残高を通知することで、煩わしさから解放される。
【0047】
(ハ)前記通知手段は、前記使用履歴が関連付けされている駐車場所に車両が駐車されたとき、電子マネーの残高が所定の金額を下回っているとき、その残高が前記所定の金額を上回っているときよりも通知能力の高い態様で残高を通知する請求項1〜3のいずれか一項に記載の残高通知システム。同構成によると、例えば、所定の金額を上回る残高の場合には、通知無しの態様で残高の通知が行われるとともに、所定の金額を下回る残高の場合には、残高の通知が行われる。或いは、所定の金額を上回る残高の場合には、表示による視覚的な通知のみが行われるとともに、所定の金額を下回る残高の場合には、表示による視覚的な通知に加え音による聴覚的な通知が行われる。いずれにせよ、残高確認の必要度合に応じた態様で通知が行われるため、ユーザに対し残高に応じて注意を喚起することができる。
【符号の説明】
【0048】
1…電子キーシステム、2…車両キー、3…セキュリティ装置、4…残高通知システム、5…携帯電話、6…残高通知装置、21…受信アンテナ、22…受信回路、23…マイコン、23a…メモリ、24…送信回路、25…送信アンテナ、31…送信回路、32…送信アンテナ、33…受信アンテナ、34…受信回路、35…照合制御装置、61…通信装置、62…位置情報取得装置、63…通知手段を構成する通知制御装置、63a…メモリ、64…通知手段を構成する表示装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子マネーの残高を通知する残高通知システムにおいて、
車両の駐車場所と、その場所に車両が駐車されたときの電子マネーの使用履歴とが関連付けされ、前記使用履歴が関連付けされている駐車場所に車両が駐車されたとき、電子マネーの残高を通知する通知手段を備える
ことを特徴とする残高通知システム。
【請求項2】
前記通知手段は、残高に応じて通知の態様を変更する
請求項1に記載の残高通知システム。
【請求項3】
前記通知手段は、前記使用履歴が関連付けされている駐車場所に車両が駐車されたとき、その場所に車両が駐車されたときの電子マネーの使用履歴を基に、目安となる金額を設定し、残高がその目安の金額を下回っているとき、残高がその目安の金額を上回っているときよりも通知能力の高い態様で残高を通知する
請求項1又は2に記載の残高通知システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2013−109405(P2013−109405A)
【公開日】平成25年6月6日(2013.6.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−251823(P2011−251823)
【出願日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)