説明

殺線虫性組成物

本発明は殺線虫性化合物、殺線虫性組成物としてのその調合物、および線虫、好ましくは植物に寄生する線虫を抑制するためのその使用に関する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式XLI、XXIII、XXIV、I、III.V、VI、VIII、IX、XI、XII、XIV、XVI、XVII、XVIII、XX、XXI、XXVI、XXVII、XXIX、XXX、XXXI、XXXIII、XXXIV、XXXV、XXXVII、XXXIX、XLVII、L、LIII、LVIの化合物、またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはそれらの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物の殺線虫剤としての使用。
【請求項2】
少なくとも2種の化合物を使用する請求項1に記載の使用。
【請求項3】
式XLI、XXIII、XXIV、I、III.V、VI、VIII、IX、XI、XII、XIV、XVI、XVII、XVIII、XX、XXI、XXIV、XXVI、XXVII、XXIX、XXX、XXXI、XXXIII、XXXIV、XXXV、XXXVII、XXXIX、XLVII、L、LIII、LVIの化合物、またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはそれらの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量を含んで成る組成物の殺線虫剤としての使用。
【請求項4】
式XLI、XXIII、XXIV、I、III.V、VI、VIII、IX、XI、XII、XIV、XVI、XVII、XVIII、XX、XXI、XXIV、XXVI、XXVII、XXIX、XXX、XXXI、XXXIII、XXXIV、XXXV、XXXVII、XXXIX、XLVII、L、LIII、LVIの化合物、またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはそれらの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる少なくとも2種の化合物の有効量を含んで成る請求項3に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項5】
該化合物が式XLIII、XXV、II、IV、VII、X、XIII、XV、XVI、XIX、XXII、XXV、XXVI、XXVIII、XXIX、XXXII、XXXIII、XXXVI、XXXVIII、XL、XLII XLIII、XLIV、XLV、XLVI、XLVIII、XLIX、LI、LII、LIV、LV、LVII、LVIII、LIXの化合物、またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはそれらの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用。
【請求項6】
該化合物が式XLI;XXIIIまたはXXIV;I;VIIIまたはIX;XIまたはXII;XXVI;XXVII;XXXまたはXXXI;XXXIVまたはXXXV;XXXIX;およびXLIの化合物;またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはこれらの化合物のいずれかの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる殺線虫剤としての請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用。
【請求項7】
− 式XLIの化合物が式XLIIIを有するか;
− 式XXIIIまたはXXIVの化合物が式XXVを有するか;
− 式VIIIまたはIXの化合物が式Xを有するか;
− 式XIまたはXIIの化合物が式XIIIを有するか;
− 式XXVIIの化合物が式XXVIIIを有するか;
− 式XXXまたはXXXIの化合物が式XXXIIを有するか;
− 式XXXIVまたはXXXVの化合物が式XXXVIを有するか;
− 式XXXIXの化合物が式XLを有するか;或いは
− 式XLIの化合物が式XLIVを有する
請求項1〜4のいずれか一項に記載の使用。
【請求項8】
第1の化合物が式XXIIIまたはXXIVの化合物であり、少なくとも一つの他の化合物が式XXXまたはXXXIを有する請求項2または4に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項9】
該第1の化合物が式XXVを有し、少なくとも一つの他の化合物が式XXXIIを有する請求項8に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項10】
第1の化合物が式XLIの化合物であり、少なくとも一つの他の化合物が式XXIIIまたはXXIV;XXXまたはXXXI;XXXIVまたはXXXV;およびXLIの群から選ばれる請求項2または4に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項11】
該第1の化合物が式XLIIIを有し;そして
− 式XXIIIまたはXXIVの化合物が式XXVを有するか;
− 式XXXまたはXXXIの化合物が式XXIIを有するか;
− 式XXXIVまたはXXXVの化合物が式XXXVIを有するか;或いは
− 式XLIの化合物が式XLIVを有するブピラメートである
請求項10に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項12】
第1の化合物が式XXXIVまたはXXXVの化合物であり、少なくとも一つの他の化合物が式XIまたはXII;VIIIまたはIX;XLI;XXVI;XXXまたはXXXI;およびXXXIXの群から選ばれる請求項2または4に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項13】
該第1の化合物が式XXXVIを有するτ−フルバリネートであり、そして
− 式XIまたはXIIの化合物が式XIIIを有するフルフェナセトであるか;
− 式VIIIまたはIXの化合物が式Xを有するジメトモルフであるか;
− 式XXVIの化合物がイソキサフルトンであるか;
− 式XXXまたはXXXIの化合物が式XXXIIを有するピペロニルブトキシドであるか;
− 式XXXIXの化合物が式XLを有するチフェンスルフロンメチルであるか;或いは
− 式XLIの化合物が式XLIIIを有するブピラメートであるかまたは式XLIVを有するシプロジニルである
請求項12に記載の殺線虫剤の使用。
【請求項14】
第1の化合物が式XIまたはXIIの化合物であり、少なくとも一つの他の化合物が式XXXIXを有する請求項2または4に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項15】
該第1の化合物が式XIIIを有し、化合物XXXIXが式XLを有する請求項14に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項16】
第1の化合物が式XLIの化合物であり、少なくとも一つの他の化合物が式VIIIまたはIX;XIまたはXII;XXVII;およびXLIを有する化合物の群から選ばれる請求項2〜4のいずれか一項に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項17】
式XLIの該第1の化合物が式XLIVを有し;そして
− 式VIIIまたはIXの化合物が式Xを有するか;
− 式XIまたはXIIの化合物が式XIIIを有するか;
− 式XXVIIの化合物が式XXVIIIを有するか;或いは
− 式XLIの化合物が式XLIIIを有する
請求項16に記載の殺線虫性組成物の使用。
【請求項18】
該殺線虫剤が植物に寄生する線虫に対して活性である請求項1〜17のいずれか一項に記載の使用。
【請求項19】
式XLI、XXIII、XXIV、I、III、V、VI、VIII、IX、XI、XII,XIV,XVI,XVII,XVIII、XX、XXI、XXVI、XXVII、XXIX、XXX、XXXI、XXXIII、XXXIV、XXXV、XXXVII、XXXIX、XLVII、L、LIII、LVIの化合物、またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはそれらの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量を含んで成る殺線虫性組成物。
【請求項20】
少なくとも2種の化合物の有効量を含んで成る請求項15に記載の殺線虫性組成物。
【請求項21】
該化合物が式XLIII、XXV、II、IV、VII、X、XIII、XV、XVI、XIX、XXII、XXVI、XXVIII、XXIX、XXXII、XXXIII、XXXVI、XXXVIII、XL、XLII、XLIV、XLV、XLVI、XLVIII、XLIX、LI、LII、LIV、LV、LVII、LVIII、LIXの化合物、またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはそれらの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる請求項19または20に記載の殺線虫性組成物。
【請求項22】
式XLI;XXIIIまたはXXIV;I;VIIIまたはIX;XIまたはXII;XVI;XVIIまたはXVIII;XXIIIまたはXXIV;XXVI;XXVII:XXIX;XXXまたはXXXI;XXXIVまたはXXXV;XXXVII;XXXIX;XLI;XLVII;LIII;LVIの化合物、またはそれらの立体異性体、互変異性体、ラセミ体、プロドラッグ、代謝生成物、またはそれらの塩、エステルおよび/または溶媒和物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量を含んで成る請求項19に記載の殺線虫性組成物。
【請求項23】
− 式XLIの化合物が式XLIIIを有するか;
− 式XXIIIまたはXXIVの化合物が式XXVを有するか;
− 式Iの化合物が式IIを有するか;
− 式VIIIまたはIXの化合物が式Xを有するか;
− 式XIまたはXIIの化合物が式XIIIを有するか;
− 式XVIIまたはXVIIIの化合物が式XIXを有するか;
− 式XXIIIまたはXXIVの化合物が式XXVを有するか;
− 式XXVIIの化合物が式XXVIIを有するか;
− 式XXXまたはXXXIの化合物が式XXXIIを有するか;
− 式XXXIVまたはXXXVの化合物が式XXXVIを有するか;
− 式XXXVIIの化合物が式XXXVIIIを有するか;
− 式XXXIXの化合物が式XLを有するか;
− 式XLIの化合物が式XLIIを有するか;
− 式XLVIIの化合物が式XLVIXを有するか;
− 式LIIIの化合物が式LIVを有するか;或いは
− 式LVIの化合物が式LVIIIを有する
請求項22に記載の殺線虫性組成物。
【請求項24】
請求項1〜17のいずれかに定義された少なくとも1種の化合物、および少なくとも1種の次の成分:即ち表面活性剤、固体または液体の希釈剤の有効量を含んで成る殺線虫性組成物であって、表面活性剤または希釈剤が殺線虫性組成物において通常使用されることを特徴とする殺線虫性組成物。
【請求項25】
不織布繊維、および該繊維に共有結合的に結合しているかまたは安定に吸着されている式I〜LIXの化合物の群から選ばれる少なくとも1種の化合物の有効量を含んで成る繊維性殺線虫性組成物。
【請求項26】
請求項1〜17に定義された式I〜LIXの化合物の群から選ばれる少なくとも2種の化合物を含んで成る請求項25記載の繊維性殺線虫性組成物。
【請求項27】
該繊維が低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(エチレンオキシド)、酢酸ビニル、ウレタン、グラファイト、シリコーン、ネオプレン、ジソプレン、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニルピロリドン)、ポリ(エチルオキサゾリン)、ポリ(エチレンオキシド)−co−ポリ(プロピレンオキシド)共重合体、ポリ(ラクチド−co−グリコリド)、ポリグリコリド、ポリラクチド、ポロキサミン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシアルキル化されたセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリスクロース、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、アリプラスティックグリコール(alyplastic glycols)、ポリ芳香族酸、ポリウレタン、ポリ酢酸、ポリアミド、ポリ無水物、ポリカプロラクトン、ポリカーボネート、ポリジオキサノン、ポリエステル、水分散性ポリエステル、ポリエーテル−ブロック・ポリアミド共重合体、ポリヒドロキシアルカノート、ポリオレフィン、ポリオルトエステル、ポリオキシエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリトリメチレン、ペレフタレート、非分散性レーヨン、ヒアルロン酸、デキストラン、グラファイト、ヘパリン硫酸塩、コンドロイチン硫酸塩、ヘパリン、アルギネート、ゼラチン、コラーゲン、アルブミン、卵白アルブミン、または澱粉を含んで成る請求項25または26に記載の繊維性組成物。
【請求項28】
繊維がエチレン−酢酸ビニル共重合体を含んで成る請求項25または27に記載の組成物。
【請求項29】
繊維が生分解性である請求項25〜28のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項30】
請求項19〜29のいずれか一項に記載の組成物の殺線虫剤としての使用。
【請求項31】
請求項26〜29のいずれか一項に記載の繊維性組成物の被膜を含んで成る種子。
【請求項32】
請求項1〜17に定義された少なくとも1種の化合物を、殺線虫性組成物に通常に使用される表面活性剤または希釈剤と混合する段階を含んで成る請求項19〜29のいずれか一項に記載の殺線虫性組成物の製造方法。
【請求項33】
請求項1〜29のいずれか一項に定義された殺線虫性組成物を線虫に対して作用を及ぼすのに有効な量で保護すべき生物に施用することを含んで成る線虫の抑制方法。
【請求項34】
該生物が植物である請求項33に記載の方法。
【請求項35】
請求項1〜29のいずれか一項に定義された殺線虫性組成物を線虫に作用を及ぼすのに
有効な量で保護すべき生物が存在する場所に施用することを含んで成る線虫の抑制方法。
【請求項36】
該線虫が土壌中にいる植物に寄生する線虫である請求項31に記載の方法。
【請求項37】
請求項1〜29のいずれか一項に定義された殺線虫性組成物を取得し、該組成物から商品を製造する商品の製造方法。

【公表番号】特表2008−524152(P2008−524152A)
【公表日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−545965(P2007−545965)
【出願日】平成17年12月16日(2005.12.16)
【国際出願番号】PCT/EP2005/013574
【国際公開番号】WO2006/063848
【国際公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【出願人】(507047609)デブゲン・エヌ・ブイ (2)
【Fターム(参考)】