説明

殺菌装置のための洗浄機器

【課題】本発明は、医療対象物のような対象物を殺菌するための殺菌装置に関する。
【解決手段】殺菌装置は、殺菌チャンバー(8)と、少なくとも1つの洗浄用通路(1)が設けられた通路システム(3)と、を備え、前記洗浄用通路は洗浄液をノズル(2)に搬送するよう構成され、このノズル(2)は実質的に横方向に向いており洗浄液を前記殺菌チャンバー(8)内で散布するようになっている。前記ノズル(2)を支持する前記洗浄用通路(1)は、迅速に着脱可能な連結器を有しており、当該連結器は少なくとも一端が通路システム(3)の静止部分にかみ合うよう協働するようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療対象物のような対象物を殺菌するための殺菌装置であって、殺菌チャンバーと、少なくとも1つの洗浄通路が設けられた通路システムとを備えたような殺菌装置に関する。この洗浄通路は、洗浄液をノズルに搬送するよう構成され、このノズルは実質的に横方向に向いており洗浄液を前記殺菌チャンバー内で散布するようになっている。
【背景技術】
【0002】
医療、実験室および製薬工業において、感染の拡大や細菌の成長を阻止するために、殺菌は重要な行為である。今日では、非常に多くの様々な種類の細菌装置があり、これらの細菌装置は、例えば、医療対象物、手術道具、容器、器具の入れ物、病院のベッド、台車、車いす、動物のおり、看護で用いられる機械部品、および他のかさばった対象物を殺菌するために、病院の病棟に導入されている。
【0003】
あるタイプの殺菌装置には、ウォークイン・チャンバーとして参照されるものが設けられている。このチャンバーは人が十分に入ることができるような大きさ、および/または、台車/カートまたは他の機器を入れることができるような大きさとなっている。概して、このような殺菌装置は殺菌チャンバーを備えており、ノズルが殺菌用液体を供給するためにこの殺菌チャンバーに開口している。ノズルは、通常は、ポンプを介して、公共の水システムから水が供給されるような分離された水タンクに接続している。一般には、殺菌チャンバーに存在する前記ノズルは、動作中に回転するプロペラ形のアームに設けられている。このようなプロペラ形のアームは、とりわけアームが殺菌チャンバーの底部に取り付けられている場合において、操作者にとって障害となる。他の形状の殺菌装置においては、殺菌ノズルは、スロープ(ramp)として参照されるようなものに設けられている。このスロープは、水平方向または鉛直方向に直線運動を行い、殺菌用液体を殺菌チャンバー内で散布するようになっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来技術には様々な問題点がある。例えば、回転運動や直線運動は、殺菌すべき対象物により妨げられ、移動中の装置を誤って妨害することがある。さらに、ノズルおよび移動自在のアーム/ビームは、清浄、メンテナンスまたは修理の際にこれらの要素を取り替えるときに、取り外しが困難である。また、対象物は同じ場所で短い期間しか清浄されないので、殺菌チャンバー内における対象物の効果的な清浄の能力が従来技術の更なる問題となる。このことにより、満足のいく殺菌結果を得るためには時間のかかる清浄工程が必要となる。
【0005】
迅速であり満足のいく殺菌を可能とするために、殺菌チャンバー内において適切な散布パターンを形成することが望ましい。また、望ましい殺菌機能を維持しながら、殺菌装置の機械部品の数を減らすことができることがより望ましい。
【0006】
最後に、頑丈でありコスト効率が良く、信頼性のある高性能の殺菌装置を提供することが有利となる。
【0007】
本発明の目的は、1または複数の上述した点について、従来の殺菌装置と比較して改善を行うことができる殺菌装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的は、冒頭に述べたタイプの殺菌装置であって、更にノズルを支持する洗浄用通路が、迅速に着脱自在な連結器を有しており、当該連結器は少なくとも一端が通路システムの静止部分にかみ合うよう協働するようになっていることを特徴とする殺菌装置により達成される。
【0009】
請求項1により規定される本発明によれば、より効率的な清浄および殺菌のような様々な利点、および従来技術と比較してノズルの散布パターンの改善された強度を得ることができる。
【0010】
この場合、「迅速に着脱自在な連結器」という言葉は、時間を浪費することなく効率的に取り付け/取り外しが行われるような単純な操作または道具を使用する連結器のことを指す。
【0011】
殺菌装置において、洗浄用通路は、通路システムの静止部分に対する着脱自在の補完部分を構成していることが望ましい。さらに、この洗浄用通路は、通路システムの静止部分に着脱自在に連結するために、軸方向に移動自在となっている。このことにより、洗浄用通路と、洗浄パイプ(洗浄用通路)に液体を供給するような通路システムの静止部分との間において安全で信頼性の高い連結を確実に行うことができる。このタイプの連結により、洗浄パイプの安全な保持を確実に行うことができるようになり、例えば動作中に容易に抜けることがなくなる。
【0012】
好ましくは、前記洗浄用通路の少なくとも一端は、着脱自在な連結のために、通路システムの静止部分に設けられた第1の受けスリーブ内において、軸方向に延びるバネ部材に挿入されるよう構成されている。このようなバネ部材への挿入によって、用いられるバネ力により洗浄用通路を望ましい取り付け状態に保持することができる。バネによる迅速な連結は、単純な方法により、道具を必要としない動作によって実行することができる。このため、単純かつ効果的な操作を行うことができるようになる。
【0013】
洗浄用通路の他端に取り付けられるよう構成された第2の受けスリーブが設けられることが好ましい。この場合、洗浄用通路は、第2の受けスリーブにおける最大の挿入距離よりも大きな挿入距離で第1の受けスリーブ内において挿入される。このことにより、通路システムに対する洗浄用通路の着脱自在な連結が行われるようになっている。この態様は、迅速な連結器を構成すると考えられる。洗浄用通路は、挿入距離が異なることにより、第2の受けスリーブに対してバネで押圧されることがより有利となり、取り付け済みの状態において洗浄用通路は第2の受けスリーブに対して押圧されることとなる。
【0014】
洗浄用通路は、殺菌チャンバー内に洗浄液を散布するために、その長手軸を中心として回転自在となっていることが好ましい。洗浄用通路は、水平方向、鉛直方向または他の方向に延びるよう構成することができ、効率的な洗浄パターンが得られ、殺菌を最適化することができる。
【0015】
回転自在に構成された洗浄通路は、使用の際に、殺菌チャンバー内に洗浄液を散布するために、回転振動を行うことがより有利となる。この場合、チャンバー内における対象物の適切な清浄が行われる。
【0016】
第1および第2の受けスリーブのうち少なくとも一つに、洗浄用通路を受けるためのバネ手段が設けられていることが好ましい。このバネ手段は、例えば洗浄用通路を所定の位置に押圧するコイル状のバネからなる。さらに、バネにより液体が当該バネを通って流れることができるようになり、この場合液体を通路システムの静止部分から洗浄用通路まで単純な方法で搬送することができるようになる。
【0017】
洗浄用通路の組合せ体が通路システムの静止部分に連結自在となっており、これらの洗浄用通路は個々に取り替えることができるようになっていることが好ましい。このことにより、例えば修理作業を単純なものとすることができ、さらに洗浄パイプが個々に異なる状態で適合され、この場合殺菌が最適化されるという利点が得られる。
【0018】
洗浄液を供給するための通路システムの静止部分には第1の受けスリーブが複数設けられており、これらの第1の受けスリーブは互いに離間して構成されているとともに複数設けられた洗浄用通路の各々に適合するようになっていることが好ましい。複数の回転振動する洗浄パイプを用いることにより、例えばパイプを部分的に正逆方向に往復するよう回転をさせることができ、良好な殺菌およびリンス結果が得られる。
【0019】
洗浄用通路は、殺菌チャンバーの側壁に沿って実質的に垂直方向に延びるよう構成されていることが好ましい。この場合、チャンバー内において対象物に対して強力な清浄が行われる。このことは、例えば完全な殺菌工程において時間を節約するために使用することができる。
【0020】
チャンバー内における位置に関して、例えば異なる種類の洗浄パイプを用いることもできる。隅に配置された洗浄パイプ、側壁に沿った洗浄パイプ、またはチャンバーの中心に配置された洗浄パイプが様々な方法により形成され、異なる種類のノズルが設けられる。さらに、洗浄パイプに沿った異なる位置で異なる種類の洗浄またはスプレーノズルを用いることができ、このことによりチャンバー内の殺菌すべき対象物に対して効果的な散布パターンが得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明の好ましい実施の形態を示す例示を行うために、本発明について添付図面を参照して以下に説明する。
【0022】
図1は、チャンバー8を備えた殺菌装置を示す。このチャンバー8は、殺菌の対象となる物を受け入れるよう構成されている。チャンバー8は、例えばステンレス鋼板からなる取り付け自在の壁、天井および床から部分的に形成されている。さらに、チャンバーの入口を開閉するための、移動自在に構成されたドアが取り付けられている。
【0023】
図2は、図1に示す殺菌装置に似た殺菌装置を示す。洗浄ノズルとして参照されるようなスプレーノズル2が、鉛直方向に延びる洗浄パイプ1に等間隔で互いに離間して設けられている。洗浄ノズル2は、チャンバー8内で効果的な散布パターンを形成するために、異なる高さレベルに位置決めすることができ、また異なる角度を向くようにすることができる。図示の実施の形態においては、ドアを挟んだ2つの側壁に沿って洗浄パイプが位置決めされている。しかしながら、例えば天井、後方の壁、またはチャンバーの中央のように、他の実施の形態において他の方法で洗浄パイプの位置決めを行うことも考えられる。
【0024】
洗浄パイプの下端連結部を通って切開された詳細部分を図3に示す。図3により、どのように洗浄液が通路3を通って洗浄パイプの開口へ上向きに流れるかが明らかとなろう。ここで、バネ5は、液体が洗浄パイプ1内へ流れるようにしており、この液体は洗浄ノズル2へ更に搬送されるようになっている。本実施の形態において、通路3は断面が四角形であり、チャンバー8の内部にある側壁のような隣接する表面に取り付け可能となっている。取り付け済みの状態においてバネ5は洗浄パイプ1を上方へ押圧し、バネ5に隣接する隙間を形成するようになっている。この隙間により液体がバネ5を通って流れる。通路3に取り付けられた受けスリーブ4は、バネ5を所定位置に維持し、パイプ1の案内およびシールを行うようになっている。
【0025】
この実施の形態において、迅速な連結器のバネ5は、洗浄パイプ1の下端連結部に設けられているが、バネがパイプ1の上端連結部に設けられることも他の実施の形態において考えられる。
【0026】
洗浄パイプ1の組合せ体に対してどのように回転振動が行われるかは図4により明らかである。本実施の形態において、洗浄パイプ1は、各々の長手軸を中心として、好ましくは40°および160°の間の角度で回転し、更に好ましくは90°および130°の間の角度で回転し、最も有利には120°の角度で回転する。この回転は正逆方向に往復するよう繰り返され、チャンバー8内における殺菌されるべき対象物に液体を散布するようになっている。このことにより、例えば、殺菌工程における洗浄(washing)、清浄(cleaning)および他の処理が行われる。
【0027】
また、洗浄パイプ1の駆動がどのように発生するのかについても図4より明らかである。モータまたは他の装置が洗浄パイプのうちの一つに連結され、回転動作を行うようになっている。この動作を他の洗浄パイプに伝えるために、アーム9が各洗浄パイプ1に取り付けられており、これらのアーム9は支柱7に連結されている。この支柱7は前述の動作を洗浄パイプの組合せ体に伝達するようになっている。本実施の形態において、例えば伝達用支柱(図示せず)が設けられており、この伝達用支柱は、一方の側壁にある洗浄パイプの組合せ体から前述の動作を他方の側壁にある洗浄パイプの組合せ体に伝達するようになっている。パイプ1の回転振動を行わせるような上述の構成は、例えばモータからチャンバーまでの、シールされた一つの導入部のみを必要とする。当業者にとって、洗浄パイプの動作の駆動がどのように発生するかは様々である。
【0028】
図5は、本発明の第1の実施の形態による洗浄パイプ1の取り付け工程を示す。図5aに示すように、洗浄パイプ1は、まずスリーブ6またはホルダーを当該洗浄パイプ1の第2の上端が受け入れない状態となるように傾けられる。そして、この洗浄パイプの第1の下端が第1の受けスリーブ4に挿入される。洗浄パイプの第1の下端が第1の受けスリーブ4に受け入れられたときに、このパイプの端部はスリーブ内でバネ5を押し込む。その後、洗浄パイプ1は傾けられて第2の端部を第2の受けスリーブ6に挿入することができるような状態となる。この動作は、第1のスリーブ4のバネ5により行われる。このバネ5は、洗浄パイプ1を第2の受けスリーブ6に向かって押圧しようとしている。第1の受けスリーブ4における挿入距離が、第2の受けスリーブ6における挿入距離よりも大きいことにより、洗浄パイプ1はコイル状のバネ5により所定箇所に維持される。洗浄パイプ1の取り外し工程は、順番を逆にすること以外は取り付け工程と同様のものとなる。
【0029】
図5は、洗浄用通路がその上端で閉じられていることを示している。さらに、上端のスリーブ6が回転自在に設けられており、液体を散布するために洗浄パイプ1と一緒に回転するようになっている。他の実施の形態においては、洗浄パイプ1は、液体の供給を上方から行うことができるように、開口端部が上方に設けられており、この場合上端および下端の付属品が取り換えられている。
【0030】
本発明による上述の実施の形態は、クレームにより定義された発明の概念から外れることのない範囲で、当業者にとって修正および変更が可能であることは明らかであろう。例えば、液体は洗浄パイプ1の両端から供給されるようになっていてもよい。また、例えば、下端にある第1の受けスリーブ4は、液体がその側壁を通過するよう構成されていてもよい。具体的には、例えばスリーブが通路3の底部まで下方に延びるとともにスリーブの側壁に孔が形成されており、液体がパイプ1の中に入るようになっていてもよい。図1乃至図5を考慮すれば、洗浄ノズルがチャンバー8内における他の位置に設置されるような構成を除外すべきではない。例えば、静止したまたは動いているノズルが通路システムの静止部分に直接的に設置されていてもよい。さらに、洗浄パイプ1は、例えばチャンバー8に温風を供給するための乾燥器が接続されるよう調整されていてもよい。
【0031】
異なる種類の洗浄ノズルが用いられてもよく、また、これらのノズルは、例えば、洗浄パイプに沿った位置に基づいて異なる方向を向いていてもよい。例えば、洗浄パイプ上で下端近傍に設けられた洗浄ノズルは、上方を向くようになっていてもよい。
【0032】
洗浄パイプ1は、直線状に細長く延びることを必ずしも必要としない。代わりに、例えば曲がっていたりある形を作っていたりしてもよく、殺菌チャンバー8内に液体を散布する際の望ましい効果を得るための突出部分を有していてもよい。
【0033】
さらに、例えば洗浄パイプや洗浄パイプの組合せ体は、清浄を最適化するために、殺菌チャンバー内で横方向に延びるよう構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明による殺菌装置の概略斜視図である。
【図2】図1の殺菌装置の一部分のより詳細について前方から斜めに見た斜視図であって、一部分が切り取られており、ノズルが設けられた洗浄パイプの一部分が拡大されているような図である。
【図3】上向きとなって洗浄パイプを通過するような殺菌液体の経路の部分斜視図である。
【図4】動作の際における洗浄パイプの組合せ体の動きを示す斜視図である。
【図5a】第1の取り付け状態における洗浄パイプの断面図である。
【図5b】第2の取り付け状態における洗浄パイプの断面図である。
【図5c】取り付け済みの状態における洗浄パイプの断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
医療対象物のような対象物を殺菌するための殺菌装置であって、
殺菌チャンバー(8)と、
少なくとも1つの洗浄用通路(1)が設けられた通路システム(3)と、
を備え、
前記洗浄用通路は洗浄液をノズル(2)に搬送するよう構成され、このノズル(2)は実質的に横方向に向いており洗浄液を前記殺菌チャンバー(8)内で散布するようになっており、
前記ノズル(2)を支持する前記洗浄用通路(1)が、迅速に着脱自在な連結器を有しており、当該連結器は少なくとも一端が通路システム(3)の静止部分にかみ合うよう協働するようになっていることを特徴とする殺菌装置。
【請求項2】
前記洗浄用通路(1)は、通路システム(3)の静止部分に対する着脱自在の補完部分を構成しており、当該洗浄用通路(1)は、通路システム(3)の静止部分に着脱自在に連結されるよう軸方向に移動自在となっていることを特徴とする請求項1記載の殺菌装置。
【請求項3】
前記洗浄用通路(1)の少なくとも一端は、着脱自在な連結のために、通路システム(3)の静止部分に設けられた第1の受けスリーブ(4)内において、軸方向に延びるバネ部材に挿入されるよう構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の殺菌装置。
【請求項4】
洗浄用通路(1)の他端に取り付けられるよう構成された第2の受けスリーブ(6)が設けられており、洗浄用通路(1)は、第2の受けスリーブ(6)における最大の挿入距離よりも大きな挿入距離で第1の受けスリーブ(4)内において挿入され、このことにより通路システムに対する洗浄用通路(1)の着脱自在な連結が行われるようになっていることを特徴とする請求項3記載の殺菌装置。
【請求項5】
前記洗浄用通路(1)は、洗浄液の散布のためにその長手軸を中心として回転自在となっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【請求項6】
回転自在に設けられた前記洗浄用通路(1)は、使用の際に、洗浄液の散布のために回転振動を行うことを特徴とする請求項5記載の殺菌装置。
【請求項7】
第1および第2の受けスリーブ(4、6)のうち少なくとも一つに、前記洗浄用通路(1)を受けるためのバネ手段(8)が設けられていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【請求項8】
洗浄用通路(1)の組合せ体が通路システム(3)の静止部分に連結自在となっており、前記洗浄用通路(1)は個々に取り替えることができるようになっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【請求項9】
洗浄液を供給するための通路システム(3)の前記静止部分には前記第1の受けスリーブ(4)が複数設けられており、これらの第1の受けスリーブ(4)は互いに離間して構成されているとともに複数設けられた洗浄用通路(1)の各々に適合するようになっていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の殺菌装置。
【請求項10】
前記洗浄用通路(1)は、殺菌チャンバー(8)の側壁に沿って実質的に垂直方向に延びるよう構成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の殺菌装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5a】
image rotate

【図5b】
image rotate

【図5c】
image rotate


【公表番号】特表2007−534436(P2007−534436A)
【公表日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−510657(P2007−510657)
【出願日】平成17年4月26日(2005.4.26)
【国際出願番号】PCT/SE2005/000605
【国際公開番号】WO2005/102398
【国際公開日】平成17年11月3日(2005.11.3)
【出願人】(502163340)ゲティンゲ ディスインフェクション アクチボラゲット (4)
【Fターム(参考)】