説明

毛髪の新規な脱染方法及び毛髪の脱染剤セット

【課題】本発明は、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を維持でき、しかも、脱染処理後の仕上がり良好な毛髪の新規な脱染方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る毛髪の新規な脱染方法は、(1)染毛した毛髪に、システィン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを主成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温してアルカリ脱染する工程、(2)遠赤外線熱ウエットアイロン1により前記毛髪を挟み、No1液の一部を取りながら、毛髪をスルーし遠赤外線熱を作用させる工程、(3)グリオキサールを主成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程、(4)臭素酸ナトリウムを主成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程、(5)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程、からなる一連の工程により構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛髪の新規な脱染方法及び毛髪の脱染剤セットに関するものであり、詳しくは、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を維持でき、しかも、脱染処理後の仕上がりが良好な毛髪の新規な脱染方法及び毛髪の脱染剤セットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から一旦染毛剤により染色した毛髪を再度染色(新たな色を染毛)する際には、その前処理として脱染剤により毛髪を処理して脱染することが広く行われている。
【0003】
このような用途に使用される脱染剤としては、例えば、過硫酸塩やアルカリ剤を含む脱色剤用第一剤と過酸化水素水等を含む脱色剤用第二剤を混合し脱染剤として毛髪に塗布し脱染処理することが多い。
【0004】
ここで、過硫酸塩としては、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等の例を挙げることができる。
【0005】
脱染剤は、酸化染料等によって染色された毛髪の染料を引き抜く機能を有するとともに、毛髪のメラニン色素をも分解することから毛髪のメラニン色素が必要以上に分解されてしまうこととなり、それに応じて毛髪に対するダメージが大きくなるおそれがあった。
【0006】
特許文献1には、(A)混合調製時の含有量が1.0〜20質量%であるデンプンの1種以上。(B)過硫酸塩の1種以上。(C)過硫酸塩以外のアルカリ剤の1種以上であって、混合調製時の含有量が0.5〜10質量%であり、その100質量部中の95質量部以上が炭酸塩、リン酸塩、塩基性アミノ酸によって占められる構成からなる脱色・脱染剤組成物が提案されている。
【0007】
特許文献2には、過硫酸塩及びアルカリ化剤を含む脱染剤用第1剤と、酸化剤を含む脱染剤用第2剤とを1:1〜1:3で混合して得られる脱染剤組成物であって、pHが7〜9であり、かつ過硫酸塩の含有量が2〜35重量%の量である脱染剤組成物が提案されている。
【0008】
しかしながら、特許文献1の脱色・脱染剤組成物や、特許文献2の脱染剤組成物を用いて毛髪の脱染処理を実施しても、脱染処理後の仕上がり良好な毛髪を得ることは難しいものと推定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2010−173982号公報
【特許文献2】特開2009−196916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明が解決しようとする問題点は、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を維持できるとともに、脱染処理後の仕上がり良好となるような斬新な毛髪の脱染方法が存在しない点である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る毛髪の新規な脱染方法は、(1)染毛した毛髪に、化粧品として認可されているシスティン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを主成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を塗布し、前記毛髪を自然放置又は加温してアルカリ脱染する工程、(2)遠赤外線熱ウエットアイロンにより前記毛髪を挟み、No1液の一部を取りながら、毛髪をスルーし遠赤外線熱を作用させる工程、(3)グリオキサールを主成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布し、前記毛髪を自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程、(4)臭素酸ナトリウムを主成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布し、自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程、(5)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程、からなる一連の工程により構成されることを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1〜3記載の発明によれば、脱染作用を有する医薬部外品である過硫酸塩や過酸化水素を使用せずに脱染する方法であり、化粧品認可品であるNo1液のアルカリ脱染作用と、遠赤外線熱ウエットアイロン1のスルー操作と、グリオキサールを主成分とするNo2液の酸化脱染作用及び酸化定着作用と、臭素酸ナトリウムを主成分とするNo3液による酸化定着作用との相乗効果によって、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を長期間維持でき、仕上がりが良好な脱染された毛髪を得ることが可能な優れた効果を奏する毛髪の新規な脱染方法を実現し提供することができる。
【0013】
請求項4〜6記載の発明によれば、医薬部外品であるシスティン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニア等を主成分とする脱染剤によるアルカリ脱染作用と、グリオキサールを主成分とするNo2液の酸化脱染作用及び酸化定着作用と、臭素酸ナトリウムを主成分とするNo3液による酸化定着作用との相乗効果によって、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を長期間維持でき、仕上がりが良好な脱染された毛髪を得ることが可能な優れた効果を奏する毛髪の新規な脱染方法を実現し提供することができる。
【0014】
請求項7記載の発明によれば、請求項1〜3記載の発明に係る新規な脱染方法を実際に実施する場合の脱染処理の処理能率向上を図ることができる毛髪の脱染剤セットを実現し提供することができる。
【0015】
請求項8記載の発明によれば、請求項4〜6記載の発明に係る新規な脱染方法を実際に実施する場合の脱染処理の処理能率向上を図ることができる毛髪の脱染剤セットを実現し提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は本発明の実施例1に係る毛髪の脱染方法の処理工程を示すフローチャートである。
【図2】図2は本実施例1に係る毛髪の脱染方法に使用する遠赤外線熱ウエットアイロンの概略斜視図である。
【図3】図3は本発明の実施例2に係る毛髪の脱染方法の処理工程を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明は、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を維持でき、しかも、脱染処理後の仕上がり良好な毛髪の新規な脱染方法を実現し提供するという目的を、(1)染毛した毛髪に、化粧品として認可されているシスティン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを主成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温してアルカリ脱染する工程、(2)遠赤外線熱ウエットアイロンにより前記毛髪を挟み、No1液の一部を取りながら、毛髪をスルーし遠赤外線熱を作用させる工程、(3)グリオキサールを主成分とする酸化脱染剤であるNo2液を適宜の塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程、(4)臭素酸ナトリウムを主成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程、(5)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程、からなる一連の工程により構成することで実現した。
【実施例】
【0018】
以下、本発明の実施例に係る毛髪の新規な脱染方法及び毛髪の脱染剤セットについて詳細に説明する。
【0019】
(実施例1)
まず、本発明の実施例1に係る毛髪の新規な脱染方法について説明する。
【0020】
本実施例1に係る毛髪の新規な脱染方法は、図1に示すように、下記(1)〜(5)の一連の工程からなるものである。
【0021】
(1)アルカリ脱染工程
染毛料により染毛した毛髪に、水・セタノール・システィンHCl・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・ホホバ油・アモジメチコン・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・ジラウロイルグルタミン酸リシンNa・ケラチンアミノ酸・PCA−Na・プロリン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・イソロイシン・グリシン・セリン・トレオニン・バリン・ヒスチジン・フェニルアラニン・アルテアエキス・アルニカ花エキス・オドリコソウ花エキス・オノニスエキス・オランダカラシエキス・カミツレ花エキス・ゴボウ根エキス・スギナエキス・セイヨウアカマツ球果エキス・セイヨウキズタエキス・セイヨウノコギリソウエキス・セージ葉エキス・セロリエキス・タチジャコウソウエキス・ニンニクエキス・フキタンポポエキス・メリッサ葉エキス・ローズマリーエキス・ローマカミツレ花エキス・ジココジモニウムクロリド・イソプロパノール・PCA・炭酸水素アンモニウム・尿素・炭酸水素ナトリウム・システアミンHCl・BG・PG・セテス30・乳酸ナトリウム・ラウレス25・ペンテト酸5Na・ステアルトリモニウムクロリド・アンモニウム水・香料を成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を、例えばハケ、スポイト等の塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温してアルカリ脱染する。
【0022】
すなわち、染毛料の使用により酸化重合したパラフェニレンジアミン、2.6−ジアミノピリジン、パラアミノフェノール、メタアミノフェノール、オルトアミノフェノール、パラアミノオルトクレゾール、ニトロパラフェニレンジアミン、パラニトロオルトフェニレンジアミン、硫酸パラニトロメタフェニレンジアミン、レゾルシンに、前記システィン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニア等を主成分とするNo1液が反応し、還元剤とアルカリ剤が染毛料を分解するものである。
【0023】
(2)遠赤外線熱ウエットアイロンによる処理工程
次に、遠赤外線熱ウエットアイロン1により、上記アルカリ脱染工程終了後の前記毛髪を挟み、No1液の一部を取りながら、毛髪をスルーし遠赤外線熱を作用させる。
【0024】
この工程は、前記No1液による脱染効果を遠赤外線熱の作用により最大限引き出し毛髪に定着させるとともに、後述するNo2液の浸透を促進するための工程である。
【0025】
(3)毛髪の酸化脱染・定着工程
水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液を、例えばハケ、スポイト等の塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して毛髪を酸化脱染する。
【0026】
すなわち、前記アルカリ脱染工程でアルカリ脱染した染毛料に対して、No2液の主成分であるグリオキサールを前記パラフェニレンジアミン等などと反応させ、染毛料を更に分解し、なおかつ酸化定着させるものである。No2液は、アルカリ剤が残っている状態(アルカリ性において反応)で反応するので、No1液の上から重ねることが必須条件となる。
【0027】
上述したNo1液のみの脱染で放置しておくと、空気中の酸素を吸い分解した染料が時間が経てば経つほど再結合して色が戻ってくるので、それを止める効果としてNo2液が必須となる。
【0028】
(4)酸化定着工程
水・臭素酸Na・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ビルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液を例えばハケ、スポイト等の塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる。
【0029】
この酸化定着工程は、上述したNo1液の中に含まれる少量の還元剤(パーマ剤などに使用する成分)を毛髪に酸化定着させるために行うものである。
【0030】
(5)水洗・整髪工程
通常の態様で水洗し、毛髪を整髪し仕上げる。
【0031】
ここで、上述した(2)の処理工程に使用する遠赤外線熱ウエットアイロンについて説明する。
【0032】
この遠赤外線熱ウエットアイロン((株)アルファブレイン・ワールド製)1は、図2に示すように、各々基端側を略円筒状の軸支部5により開閉可能に軸支され、各突出側の平坦な対向面側を当接、解放可能として対向面間に毛髪Hを挟み込むとともに、各対向面に長方形状の髪押圧部3a、髪受部4aを設けた各々略直方体状の一対の握り片3、4を有する本体2を具備している。
【0033】
また、前記一対の握り片3、4の外周部には、各々トルマリン入りシリコンゴムを使用した鞘状の間接加熱体12、12を装着している。
【0034】
前記髪押圧部3aは、遠赤外線放出セラミックス(トルマリン入り)をコーティングした遠赤外線を放射する発熱板として機能する構成としている。
【0035】
また、本体2に電源ケーブル10を接続し、この電源ケーブル10の端部に取り付けたACプラグ11を商用電源(AC 100V)のコンセントに装着するように構成している。
【0036】
前記一対の握り片3、4の内の一方の握り片3における軸支部5と髪押圧部3aとの間の領域には、動作状態を知らせるLEDランプ6、温度調節スイッチ7、電源スイッチ8を設けている。
【0037】
更に、前記一対の握り片3、4のうちの他方の握り片4には、図2において上面側に現在温度を表示する温度表示部9を設けている。
【0038】
上述した本実施例1に係る毛髪の新規な脱染方法は、脱染作用を有する医薬部外品である過硫酸塩や過酸化水素を使用せずに脱染する方法であり、化粧品認可品であるNo1液のアルカリ脱染作用と、遠赤外線熱ウエットアイロン1のスルー操作と、グリオキサールを主成分とするNo2液の酸化脱染作用及び酸化定着作用と、No3液による酸化定着作用との相乗効果によって、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を長期間維持でき、仕上がりが良好な脱染された毛髪を得ることが可能な優れた効果を奏するものである。
【0039】
また、本実施例1においては、水・セタノール・システィンHCl・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・ホホバ油・アモジメチコン・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・ジラウロイルグルタミン酸リシンNa・ケラチンアミノ酸・PCA−Na・プロリン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・イソロイシン・グリシン・セリン・トレオニン・バリン・ヒスチジン・フェニルアラニン・アルテアエキス・アルニカ花エキス・オドリコソウ花エキス・オノニスエキス・オランダカラシエキス・カミツレ花エキス・ゴボウ根エキス・スギナエキス・セイヨウアカマツ球果エキス・セイヨウキズタエキス・セイヨウノコギリソウエキス・セージ葉エキス・セロリエキス・タチジャコウソウエキス・ニンニクエキス・フキタンポポエキス・メリッサ葉エキス・ローズマリーエキス・ローマカミツレ花エキス・ジココジモニウムクロリド・イソプロパノール・PCA・炭酸水素アンモニウム・尿素・炭酸水素ナトリウム・システアミンHCl・BG・PG・セテス30・乳酸ナトリウム・ラウレス25・ペンテト酸5Na・ステアルトリモニウムクロリド・アンモニウム水・香料を成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を図示しないNo1容器入りとし、水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液を図示しないNo2容器入りとし、水・臭素酸Na・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液を図示しないNo3容器入りとして、これらの容器の組み合わせにより毛髪の脱染剤セットを構成する。
【0040】
この毛髪の脱染剤セットにより、本実施例1に係る毛髪の新規な脱染方法を実際に実施する場合の脱染処理の処理能率向上を図ることができる。
【0041】
(実施例2)
次に、本発明の実施例2に係る毛髪の新規な脱染方法について説明する。
【0042】
本実施例2に係る毛髪の新規な脱染方法は、図3に示すように、下記(1)〜(4)の一連の工程からなるものである。
【0043】
(1)アルカリ脱染工程
染毛した毛髪に、医薬部外品であるシスティン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニア等を成分とする脱染剤を例えばハケ、スポイト等の塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温し、毛髪に付着させた染毛料を脱染する。
【0044】
(2)毛髪の酸化脱染・定着工程
水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液を例えばハケ、スポイト等の塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して、実施例1の場合と同様、染毛料に対して、No2液の主成分であるグリオキサールをパラフェニレンジアミン等などと反応させ、染毛料を更に分解し、なおかつ酸化定着させるものである。
【0045】
(3)酸化定着工程
水・臭素酸Na又は過酸化水素・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ビルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液を例えばハケ、スポイト等の塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる。
【0046】
この酸化定着工程は、実施例1の場合と同様、パーマ剤などに使用する成分を毛髪に酸化定着させるために行うものである。なお、使用する成分の補足として、システィン・システアミン・チオグリコール酸等を挙げることができる。
【0047】
(4)水洗・整髪工程
通常の態様で水洗し、毛髪を整髪し仕上げる。
【0048】
上述した本実施例2に係る毛髪の新規な脱染方法は、実施例1のNo1液を使用したアルカリ脱染工程に替えて、医薬部外品であるシスティン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニア等を成分とする脱染剤による毛髪の脱染工程を実施し、また、薬事法の規定による制限を考慮して遠赤外線熱ウエットアイロンによる処理工程を無くしたことが特徴であり、No2液による毛髪の酸化脱染工程、No3液による酸化定着工程、及び、水洗・整髪工程は既述した実施例1の場合と同様である。
【0049】
本実施例2に係る毛髪の新規な脱染方法は、システィン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニア等を成分とする脱染剤によるアルカリ脱染作用と、グリオキサールを主成分とするNo2液の酸化脱染作用及び酸化定着作用と、No3液による酸化定着作用との相乗効果によって、毛髪の損傷を最小限に抑え、脱染効果を長期間維持でき、仕上がりが良好な脱染された毛髪を得ることが可能な優れた効果を奏するものである。
【0050】
また、本実施例2においては、システィン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニア等を主成分とする脱染剤を図示しない容器入りとし、水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液を図示しないNo2容器入りとし、水・臭素酸Na又は過酸化水素・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ビルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液を図示しないNo3容器入りとし、これらの容器の組み合わせにより毛髪の脱染剤セットを構成する。
【0051】
この毛髪の脱染剤セットにより、本実施例2に係る毛髪の新規な脱染方法を実際に実施する場合の脱染処理の処理能率向上を図ることができる。
【0052】
なお、上述した実施例1、2における塗布具としては、ハケや、スポイトに限らず、各液を付着させ毛髪に塗布し得るものであれば良く、特に限定するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0053】
本発明は、一旦染毛剤により染色した毛髪を脱染し、新たな色の染毛を希望する顧客が訪れる美容院、理髪店等における毛髪脱染処理の分野において広範に幅広く適用可能である。
【符号の説明】
【0054】
1 遠赤外線熱ウエットアイロン
2 本体
3 握り片
3a 髪押圧部
4 握り片
4a 髪受部
5 軸支部
6 LEDランプ
7 温度調節スイッチ
8 電源スイッチ
9 温度表示部
10 電源ケーブル
11 ACプラグ
12 間接加熱体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記(1)〜(5)の一連の工程からなることを特徴とする染毛した毛髪の新規な脱染方法。
(1)染毛した毛髪に、システィン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを主成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を塗布し、前記毛髪を自然放置又は加温してアルカリ脱染する工程。
(2)遠赤外線熱ウエットアイロンにより前記毛髪を挟み、No1液の一部を取りながら、毛髪をスルーし遠赤外線熱を作用させる工程。
(3)グリオキサールを主成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布し、前記毛髪を自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程。
(4)臭素酸ナトリウムを主成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布し、自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程。
(5)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程。
【請求項2】
下記(1)〜(5)の一連の工程からなることを特徴とする染毛した毛髪の新規な脱染方法。
(1)染毛した毛髪に、システィン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを主成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温してアルカリ脱染する工程。
(2)遠赤外線熱ウエットアイロンにより前記毛髪を挟み、No1液の一部を取りながら、毛髪をスルーし遠赤外線熱を作用させる工程。
(3)グリオキサールを主成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程。
(4)臭素酸ナトリウムを主成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程。
(5)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程。
【請求項3】
下記(1)〜(5)の一連の工程からなることを特徴とする染毛した毛髪の新規な脱染方法。
(1)染毛した毛髪に、水・セタノール・システィンHCl・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・ホホバ油・アモジメチコン・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・ジラウロイルグルタミン酸リシンNa・ケラチンアミノ酸・PCA−Na・プロリン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・イソロイシン・グリシン・セリン・トレオニン・バリン・ヒスチジン・フェニルアラニン・アルテアエキス・アルニカ花エキス・オドリコソウ花エキス・オノニスエキス・オランダカラシエキス・カミツレ花エキス・ゴボウ根エキス・スギナエキス・セイヨウアカマツ球果エキス・セイヨウキズタエキス・セイヨウノコギリソウエキス・セージ葉エキス・セロリエキス・タチジャコウソウエキス・ニンニクエキス・フキタンポポエキス・メリッサ葉エキス・ローズマリーエキス・ローマカミツレ花エキス・ジココジモニウムクロリド・イソプロパノール・PCA・炭酸水素アンモニウム・尿素・炭酸水素ナトリウム・システアミンHCl・BG・PG・セテス30・乳酸ナトリウム・ラウレス25・ペンテト酸5Na・ステアルトリモニウムクロリド・アンモニウム水・香料を成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液を塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温してアルカリ脱染する工程。
(2)遠赤外線熱ウエットアイロンにより前記毛髪を挟み、No1液の一部を取りながら、毛髪をスルーし遠赤外線熱を作用させる工程。
(3)水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程。
(4)水・臭素酸Na・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ビルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程。
(5)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程。
【請求項4】
下記(1)〜(4)の一連の工程からなることを特徴とする染毛した毛髪の新規な脱染方法。
(1)染毛した毛髪に、医薬部外品であるシスティン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを成分とする脱染剤を塗布し、前記毛髪を自然放置又は加温して脱染する工程。
(2)グリオキサールを主成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布し、前記毛髪を自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程。
(3)臭素酸ナトリウムを主成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布し、自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程。
(4)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程。
【請求項5】
下記(1)〜(4)の一連の工程からなることを特徴とする染毛した毛髪の新規な脱染方法。
(1)染毛した毛髪に、医薬部外品であるシスティン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを成分とする脱染剤を塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温して脱染する工程。
(2)グリオキサールを主成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程。
(3)臭素酸ナトリウムを主成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程。
(4)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程。
【請求項6】
下記(1)〜(4)の一連の工程からなることを特徴とする染毛した毛髪の新規な脱染方法。
(1)染毛した毛髪に、医薬部外品であるシスティン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを成分とする脱染剤を塗布具により塗布し、前記毛髪を5分〜20分間自然放置又は加温して脱染する工程。
(2)水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液を塗布具により塗布し、前記毛髪を2分〜3分間自然放置して酸化脱染及び酸化定着する工程。
(3)水・臭素酸Na又は過酸化水素・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ビルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液を塗布具により塗布し、5分間以上自然放置して前記毛髪に酸化定着させる工程。
(4)通常の態様で水洗し、毛髪を整髪する工程。
【請求項7】
水・セタノール・システィンHCl・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・ホホバ油・アモジメチコン・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・ジラウロイルグルタミン酸リシンNa・ケラチンアミノ酸・PCA−Na・プロリン・アスパラギン酸・アラニン・アルギニン・イソロイシン・グリシン・セリン・トレオニン・バリン・ヒスチジン・フェニルアラニン・アルテアエキス・アルニカ花エキス・オドリコソウ花エキス・オノニスエキス・オランダカラシエキス・カミツレ花エキス・ゴボウ根エキス・スギナエキス・セイヨウアカマツ球果エキス・セイヨウキズタエキス・セイヨウノコギリソウエキス・セージ葉エキス・セロリエキス・タチジャコウソウエキス・ニンニクエキス・フキタンポポエキス・メリッサ葉エキス・ローズマリーエキス・ローマカミツレ花エキス・ジココジモニウムクロリド・イソプロパノール・PCA・炭酸水素アンモニウム・尿素・炭酸水素ナトリウム・システアミンHCl・BG・PG・セテス30・乳酸ナトリウム・ラウレス25・ペンテト酸5Na・ステアルトリモニウムクロリド・アンモニウム水・香料を成分とするアルカリ脱染剤であるNo1液と、
水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液と、
水・臭素酸Na・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ビルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液と、
から構成されることを特徴とする毛髪の脱染剤セット。
【請求項8】
医薬部外品であるシスティン・システアミン・炭酸水素ナトリウム・アンモニアを成分とする脱染剤であるNo1液と、
水・PG・グリオキサール・チャ乾留液・ジマレイン酸グリセリルTEA・グリチルリチン酸2K・アズレン・コカミドプロピルベタイン・オレイルアルコール・ミネラルオイル・レブリン酸・ソルビン酸・リン酸・ソルビン酸Na・リン酸Na・水酸化Na・エタノール・セトリモニウムクロリド・ラウリルトリムニウムクロリド・オレス−7・オレス−15・オレス−20・メチルパラベン・ブロピルパラベン・黄406を成分とする酸化脱染剤であるNo2液と、
水・臭素酸Na又は過酸化水素・セタノ−ル・ベヘントリモニウムクロリド・セトリモニウムクロリド・エタノール・ステアリン酸グリセリル・ミリスチン酸イソプロピル・ラネス−20・カニナバラ果実エキス・セイヨウサンザシ果実エキス・ラベンダー花エキス・タチジャコウソウエキス・セイヨウノコギリソウエキス・ローズマリー葉エキス・セージ葉エキス・ビルベリー葉エキス・キュウリ果実エキス・(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン・BG・香料・セテス−30・フェノキシエタノール・イソプロパノール・リン酸2Naを成分とする酸化定着剤であるNo3液と、
から構成されることを特徴とする毛髪の脱染剤セット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−144468(P2012−144468A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−3290(P2011−3290)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【出願人】(504293975)株式会社アルファブレイン・ワールド (3)
【Fターム(参考)】