気道感染症の予防及び/又は治療のためのヒト呼吸器合胞体ウイルス(hRSV)に指向性を有する改良アミノ酸配列及びこれを含むポリペプチド
hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合することができるアミノ酸配列、並びに1つ又は複数のかかるアミノ酸配列を含むか、又はこれから本質的になる、化合物又は構築物、特にタンパク質及びポリペプチドが提供される。本発明により提供されるアミノ酸配列、ポリペプチド、並びに治療用の化合物及び組成物は、安定性の改善、免疫原性の低下、及び/又はhRSVのタンパク質Fに対する親和性及び/又は結合活性の改善を示す。本発明は、予防目的及び/又は治療目的でのかかるアミノ酸配列、ポリペプチド、化合物又は構築物の使用にも関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)配列番号138〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157、
b)配列番号138〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するアミノ酸配列であって、
i)該アミノ酸配列が1位(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)にアスパラギン酸(Asp、D)を有し、
ii)該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、アミノ酸配列
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合するアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項2】
a)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157、
b)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するアミノ酸配列であって、
i)該アミノ酸配列が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)を有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、アミノ酸配列
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項1に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項3】
a)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157、
b)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するアミノ酸配列であって、
i)該アミノ酸配列が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)と、更に83位にアルギニン(Arg、R)、85位にグルタミン酸(Glu、E)、及び/又は105位にグルタミン(Gln、Q)とを有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、アミノ酸配列
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項1又は2に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項4】
1つ又は複数のアミノ酸残基が、Val5Leu、Ala14Pro、Ser19R、Ile20Leu、Glu44Gly、Ala74Ser、Gly78Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、Arg105Gln、Gln108Leu、及びGly54Dから選択される突然変異を受けており、1位のグルタミン酸がアスパラギン酸に変化している、配列番号5を含むか、又はこれから本質的になる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項5】
アミノ酸残基が、
Glu1Asp、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、及びGln108Leu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAla83Arg、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Asp85Glu、及びArg105Gln、又は
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、及びArg105Gln
の突然変異を受けた、配列番号5を含むか、又はこれから本質的になる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアミノ酸配列及び/又は1つ又は複数のナノボディ(登録商標)を含むか、又はこれから本質的になり、任意で1つ又は複数のペプチドリンカーを介して連結された、1つ又は複数の他のアミノ酸結合単位を任意で更に含む、ポリペプチド。
【請求項7】
多価ポリペプチドである、請求項6に記載のポリペプチド。
【請求項8】
少なくとも1つの請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)を含むか、又はこれから本質的になる二価又は三価のポリペプチドである、請求項7に記載の多価ポリペプチド。
【請求項9】
以下のポリペプチド:
a)配列番号142〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165、
b)配列番号142〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するポリペプチドであって、
i)前記ポリペプチド内に包含される第1のアミノ酸配列又はナノボディ(登録商標)が、1位にアスパラギン酸(Asp、D)を有し、
ii)該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、ポリペプチド
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項8に記載の三価ポリペプチド。
【請求項10】
以下のポリペプチド:
a)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165、
b)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するポリペプチドであって、
i)前記ポリペプチド内に包含されるアミノ酸配列又はナノボディ(登録商標)が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)を有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、ポリペプチド
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項8又は9に記載の三価ポリペプチド。
【請求項11】
以下のポリペプチド:
a)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165、
b)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するポリペプチドであって、
i)前記ポリペプチド内に包含されるアミノ酸配列又はナノボディ(登録商標)が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)と、更に83位にアルギニン(Arg、R)、85位にグルタミン酸(Glu、E)、及び/又は105位にグルタミン(Gln、Q)とを有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、ポリペプチド
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項8〜10のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項12】
1位のグルタミン酸がアスパラギン酸に変化しており、任意で配列番号53の一部を形成する少なくとも1つ(又は2つ、又は3つ全て)のナノボディ(登録商標)において、1つ又は複数(例えば2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個若しくは9個、10個、11個、又は12個)のアミノ酸残基が、Val5Leu、Ala14Pro、Ser19R、Ile20Leu、Glu44Gly、Ala74Ser、Gly78Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、Arg105Gln、Gln108Leu、及びGly54Aspから選択される突然変異を受けた、配列番号53を含むか、又はこれから本質的になる、請求項8〜11のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項13】
配列番号53の一部を形成する少なくとも1つのナノボディ(登録商標)において、アミノ酸残基が、
Glu1Asp、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、及びGln108Leu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAla83Arg、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Asp85Glu、及びArg105Gln、又は
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、及びArg105Gln
の突然変異を受けた、配列番号53を含むか、又はこれから本質的になる、請求項8〜12のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項14】
配列番号142〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つを含むか、又はこれから本質的になる、請求項8〜13のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項15】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の1つのアミノ酸配列及び/又は1つのナノボディ(登録商標)を含むか、又はこれから本質的になる一価構築物。
【請求項16】
請求項7〜14のいずれか一項に記載の多価ポリペプチド、例えば二価又は三価のポリペプチドを調製する際の請求項15に記載の一価構築物の使用。
【請求項17】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物をコードする核酸又はヌクレオチド配列。
【請求項18】
請求項7〜14のいずれか一項に記載の多価ポリペプチドをコードする遺伝子構築物の調製のための請求項15に記載の一価構築物をコードする請求項17に記載の核酸又はヌクレオチド配列の使用。
【請求項19】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を発現する、又は好適な状況下で発現することができる;及び/又は請求項17に記載の核酸若しくはヌクレオチド配列を含む、宿主又は宿主細胞。
【請求項20】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、又は請求項17に記載の核酸若しくはヌクレオチド配列を少なくとも1つ含む組成物。
【請求項21】
薬学的組成物である、請求項20に記載の組成物。
【請求項22】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、又は請求項20若しくは21に記載の組成物を製造する方法であって、
a)好適な宿主細胞若しくは宿主生物において又は別の好適な発現系において、請求項17に記載の核酸若しくはヌクレオチド配列を発現させる工程、又は
請求項19に記載の宿主又は宿主細胞が、少なくとも1つの、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、又は請求項20若しくは21に記載の組成物を発現及び/又は生成するような条件下で、前記宿主又は前記宿主細胞を培養及び/又は維持する工程、任意でその後に
b)このようにして得られた、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を単離及び/又は精製する工程
を少なくとも含む、方法。
【請求項23】
請求項7〜14のいずれか一項に記載の二価又は三価のポリペプチドを調製する方法であって、2つ以上の一価アミノ酸配列又は請求項15に記載の一価構築物と、例えば1つ又は複数のリンカーとを連結させる工程を少なくとも含む、方法。
【請求項24】
hRSV感染症を予防及び/又は治療する方法であって、薬学的に活性のある量の少なくとも1つの請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物を、それを必要とする被験体に投与することを含む、方法。
【請求項25】
呼吸器疾患、上気道感染症、下気道感染症、細気管支炎(肺における末梢気道の炎症)、肺炎、呼吸困難、咳、(再発性)喘鳴及び喘息のうちの少なくとも1つを予防及び/又は治療する方法であって、薬学的に活性のある量の少なくとも1つの請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物を、それを必要とする被験体に投与することを含む、方法。
【請求項26】
hRSV感染症の予防及び/又は治療用の薬学的組成物の調製における、及び/又は1つ又は複数の請求項24又は25に記載の方法における使用のための請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物の使用。
【請求項27】
呼吸器疾患、上気道感染症、下気道感染症、細気管支炎(肺における末梢気道の炎症)、肺炎、呼吸困難、咳、(再発性)喘鳴及び喘息のうちの少なくとも1つの予防及び/又は治療のための請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物。
【請求項28】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物と、肺送達に好適な担体とを含む薬学的組成物。
【請求項29】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物の肺送達に好適な、及び/又は請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を含む組成物の使用に好適な薬学的デバイス。
【請求項30】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を含む、液体(例えば固体微粒子又は液滴の懸濁液)用の吸入器、エアロゾル又は乾燥粉末吸入器である、請求項29に記載の薬学的デバイス。
【請求項1】
a)配列番号138〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157、
b)配列番号138〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するアミノ酸配列であって、
i)該アミノ酸配列が1位(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)にアスパラギン酸(Asp、D)を有し、
ii)該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、アミノ酸配列
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合するアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項2】
a)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157、
b)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するアミノ酸配列であって、
i)該アミノ酸配列が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)を有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、アミノ酸配列
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項1に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項3】
a)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157、
b)配列番号140〜配列番号141及び配列番号154〜配列番号157のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するアミノ酸配列であって、
i)該アミノ酸配列が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)と、更に83位にアルギニン(Arg、R)、85位にグルタミン酸(Glu、E)、及び/又は105位にグルタミン(Gln、Q)とを有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該アミノ酸配列が、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、アミノ酸配列
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項1又は2に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項4】
1つ又は複数のアミノ酸残基が、Val5Leu、Ala14Pro、Ser19R、Ile20Leu、Glu44Gly、Ala74Ser、Gly78Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、Arg105Gln、Gln108Leu、及びGly54Dから選択される突然変異を受けており、1位のグルタミン酸がアスパラギン酸に変化している、配列番号5を含むか、又はこれから本質的になる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項5】
アミノ酸残基が、
Glu1Asp、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、及びGln108Leu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAla83Arg、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Asp85Glu、及びArg105Gln、又は
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、及びArg105Gln
の突然変異を受けた、配列番号5を含むか、又はこれから本質的になる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の少なくとも1つのアミノ酸配列及び/又は1つ又は複数のナノボディ(登録商標)を含むか、又はこれから本質的になり、任意で1つ又は複数のペプチドリンカーを介して連結された、1つ又は複数の他のアミノ酸結合単位を任意で更に含む、ポリペプチド。
【請求項7】
多価ポリペプチドである、請求項6に記載のポリペプチド。
【請求項8】
少なくとも1つの請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)を含むか、又はこれから本質的になる二価又は三価のポリペプチドである、請求項7に記載の多価ポリペプチド。
【請求項9】
以下のポリペプチド:
a)配列番号142〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165、
b)配列番号142〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するポリペプチドであって、
i)前記ポリペプチド内に包含される第1のアミノ酸配列又はナノボディ(登録商標)が、1位にアスパラギン酸(Asp、D)を有し、
ii)該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、ポリペプチド
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項8に記載の三価ポリペプチド。
【請求項10】
以下のポリペプチド:
a)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165、
b)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するポリペプチドであって、
i)前記ポリペプチド内に包含されるアミノ酸配列又はナノボディ(登録商標)が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)を有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないアミノ酸配列と比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、ポリペプチド
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項8又は9に記載の三価ポリペプチド。
【請求項11】
以下のポリペプチド:
a)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165、
b)配列番号144〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つと僅か3つ、又は僅か2つ、又は僅か1つのアミノ酸差異を有するポリペプチドであって、
i)前記ポリペプチド内に包含されるアミノ酸配列又はナノボディ(登録商標)が、14位にプロリン(Pro、P)、19位にアルギニン(Arg、R)、20位にロイシン(Leu、L)、及び108位にロイシン(Leu、L)と、更に83位にアルギニン(Arg、R)、85位にグルタミン酸(Glu、E)、及び/又は105位にグルタミン(Gln、Q)とを有し(前記位置はカバットナンバリングにより求められる)、
ii)該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い親和性(前記親和性は表面プラズモン共鳴により測定されるようなものである)でhRSVのタンパク質Fと結合する、及び/又は該ポリペプチドが、該3つ、2つ又は1つのアミノ酸差異を有しないポリペプチドと比較して同じ、ほぼ同じ、又はより高い効力(本明細書で規定のような)を有するものとする、ポリペプチド
から選択される、hRSVのタンパク質Fに指向性を有する及び/又はこれと特異的に結合する、請求項8〜10のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項12】
1位のグルタミン酸がアスパラギン酸に変化しており、任意で配列番号53の一部を形成する少なくとも1つ(又は2つ、又は3つ全て)のナノボディ(登録商標)において、1つ又は複数(例えば2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個若しくは9個、10個、11個、又は12個)のアミノ酸残基が、Val5Leu、Ala14Pro、Ser19R、Ile20Leu、Glu44Gly、Ala74Ser、Gly78Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、Arg105Gln、Gln108Leu、及びGly54Aspから選択される突然変異を受けた、配列番号53を含むか、又はこれから本質的になる、請求項8〜11のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項13】
配列番号53の一部を形成する少なくとも1つのナノボディ(登録商標)において、アミノ酸残基が、
Glu1Asp、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、及びGln108Leu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAla83Arg、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びAsp85Glu、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、及びArg105Gln、
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Asp85Glu、及びArg105Gln、又は
Glu1Asp、Ala14Pro、Ser19Arg、Ile20Leu、Gln108Leu、Ala83Arg、Asp85Glu、及びArg105Gln
の突然変異を受けた、配列番号53を含むか、又はこれから本質的になる、請求項8〜12のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項14】
配列番号142〜配列番号145及び配列番号162〜配列番号165のうちの1つを含むか、又はこれから本質的になる、請求項8〜13のいずれか一項に記載の三価ポリペプチド。
【請求項15】
請求項1〜5のいずれか一項に記載の1つのアミノ酸配列及び/又は1つのナノボディ(登録商標)を含むか、又はこれから本質的になる一価構築物。
【請求項16】
請求項7〜14のいずれか一項に記載の多価ポリペプチド、例えば二価又は三価のポリペプチドを調製する際の請求項15に記載の一価構築物の使用。
【請求項17】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物をコードする核酸又はヌクレオチド配列。
【請求項18】
請求項7〜14のいずれか一項に記載の多価ポリペプチドをコードする遺伝子構築物の調製のための請求項15に記載の一価構築物をコードする請求項17に記載の核酸又はヌクレオチド配列の使用。
【請求項19】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を発現する、又は好適な状況下で発現することができる;及び/又は請求項17に記載の核酸若しくはヌクレオチド配列を含む、宿主又は宿主細胞。
【請求項20】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、又は請求項17に記載の核酸若しくはヌクレオチド配列を少なくとも1つ含む組成物。
【請求項21】
薬学的組成物である、請求項20に記載の組成物。
【請求項22】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、又は請求項20若しくは21に記載の組成物を製造する方法であって、
a)好適な宿主細胞若しくは宿主生物において又は別の好適な発現系において、請求項17に記載の核酸若しくはヌクレオチド配列を発現させる工程、又は
請求項19に記載の宿主又は宿主細胞が、少なくとも1つの、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、又は請求項20若しくは21に記載の組成物を発現及び/又は生成するような条件下で、前記宿主又は前記宿主細胞を培養及び/又は維持する工程、任意でその後に
b)このようにして得られた、請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を単離及び/又は精製する工程
を少なくとも含む、方法。
【請求項23】
請求項7〜14のいずれか一項に記載の二価又は三価のポリペプチドを調製する方法であって、2つ以上の一価アミノ酸配列又は請求項15に記載の一価構築物と、例えば1つ又は複数のリンカーとを連結させる工程を少なくとも含む、方法。
【請求項24】
hRSV感染症を予防及び/又は治療する方法であって、薬学的に活性のある量の少なくとも1つの請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物を、それを必要とする被験体に投与することを含む、方法。
【請求項25】
呼吸器疾患、上気道感染症、下気道感染症、細気管支炎(肺における末梢気道の炎症)、肺炎、呼吸困難、咳、(再発性)喘鳴及び喘息のうちの少なくとも1つを予防及び/又は治療する方法であって、薬学的に活性のある量の少なくとも1つの請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物を、それを必要とする被験体に投与することを含む、方法。
【請求項26】
hRSV感染症の予防及び/又は治療用の薬学的組成物の調製における、及び/又は1つ又は複数の請求項24又は25に記載の方法における使用のための請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物の使用。
【請求項27】
呼吸器疾患、上気道感染症、下気道感染症、細気管支炎(肺における末梢気道の炎症)、肺炎、呼吸困難、咳、(再発性)喘鳴及び喘息のうちの少なくとも1つの予防及び/又は治療のための請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物、及び/又は請求項20又は21に記載の組成物。
【請求項28】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物と、肺送達に好適な担体とを含む薬学的組成物。
【請求項29】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物の肺送達に好適な、及び/又は請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を含む組成物の使用に好適な薬学的デバイス。
【請求項30】
請求項1〜5のいずれか一項に記載のアミノ酸配列及び/又はナノボディ(登録商標)、請求項6〜14のいずれか一項に記載のポリペプチド、又は請求項15に記載の一価構築物を含む、液体(例えば固体微粒子又は液滴の懸濁液)用の吸入器、エアロゾル又は乾燥粉末吸入器である、請求項29に記載の薬学的デバイス。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図4E】
【図4F】
【図4G】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図4E】
【図4F】
【図4G】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図9A】
【図9B】
【図10A】
【図10B】
【図11A】
【図11B】
【公表番号】特表2012−528584(P2012−528584A)
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−513641(P2012−513641)
【出願日】平成22年6月7日(2010.6.7)
【国際出願番号】PCT/EP2010/057921
【国際公開番号】WO2010/139808
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(505166225)アブリンクス エン.ヴェー. (28)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年6月7日(2010.6.7)
【国際出願番号】PCT/EP2010/057921
【国際公開番号】WO2010/139808
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(505166225)アブリンクス エン.ヴェー. (28)
【Fターム(参考)】
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