説明

水の構成を分析して「圧力波動伝播原理」を発明した結果、電解質膜を多孔質膜に変換した燃料電池

【課題】燃料電池は電解質膜より多孔質膜が最適である理由を証明する。
燃料電池は水素ガスと酸素ガスが結合する時発熱、発電して水を構成する。その「発熱、発電と構成された水の原理の実証」を詳細に理解できる発明が求められていた。
【解決手段】本発明は「粒子論」では解決出来ない問題点が多く原子核の基礎から検討し光波熱波電波の波動伝播からヒントを得て「空間の中での水素原子エネルギー状態」から圧力波動の発生伝播原理を発明した(図1)この原理を「圧力波動伝播原理」と記す。燃料電池で水結合ができる過程をこの「圧力波動伝播原理」で実証した結果より多孔質の使用は最適(図7)。水を冷却すれば氷結する理由は(図3)。水道水の凍結で鋼鉄製水道管を破裂するエネルギーが発生する理由は(図6)。水は流動性を表す理由は(図5)で解決できた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は「粒子論」での燃料電池で従来の電解質膜を原理の全く異なる「圧力波動伝播原理」による多孔質膜に変換して水素ガスと酸素ガスの間に多孔質膜を用い、酸素ガス部で燃焼させ水結合の終結まで発電する作用に関する。
【0002】
圧力波動伝播原理で「空間の中での原子エネルギー状態」とは、圧力が無い空間(宇宙空間)の中で水素原子核が回転運動したとき、原子核を中心としてその周囲の空間に環状原子運動方向性圧力量を作り出す。
そこで出来た環状回転運動方向性圧力量は空間(宇宙空間−圧力マイナス最低値)のため進行波動となり空間の全方向へ光速度で拡散(吸引)されて行く。(この内容を詳細に記すれば、音波は大気圧の振動で起動し、伝達進行して伝播して行く。宇宙空間には圧力が無い、光波熱波は、1、単に圧力の無い宇宙空間の全方向へ光速度で無限大の広さに吸引されて進行波の方式で伝播して行くだけではなく、2、その波動の構成は波動発生原子の原子核回転運動による波動発生回転方向性圧力量が現存していることを理解できれば、超遠距離の場でも光波熱波の到達地点の場でその仕事量を知ることが可能である)。(波動が始まる原理、図1)。
【0003】
本発明は燃焼の原理を実証できたので燃料電池に最適な多孔質膜の開発に協力。
外部熱波動エネルギーにより原子と原子は、原子核子環の核子が共に同方向回転運動の場合は吸引し合い接近する。超近距離まで共に吸引されてきた原子は原子核子環の核子自体の回転方向(原子核子環の核子は熱波動内部へ深く入れば熱波動は共に同回転方向熱波動として同波動になるが、相互の原子核子環の核子自体は超近距離のため反対方向回転圧力となる)そのため吸引力での超接近は摩擦を生じ反発力となる。その摩擦反発力は強熱発生となるので強熱は吸引作用を更に強化して反発力に勝る。その後摩擦反発力と強熱圧力は強熱放出で回転力は減少し、その場のエネルギー状態に適合した原子核子環の核子結合回転になれば、原子結合間隔が定まり結合は完成する。
【0004】
酸素原子と水素原子は原子の構成と吸引力に大差があるため、熱波動エネルギーで互いに吸引して接近するが、超近距離で摩擦反発力と熱圧力が発生する。酸素原子の摩擦反発力と熱圧力は水素原子の摩擦反発力と熱圧力より膨大であり、その摩擦反発力と熱圧力を発する酸素原子と水素原子での出力差が熱電流波動として放出される。それが(熱電流波動の発生原理)である。
この熱電流波動を集電材料で電流を集めるため水素原子と酸素原子は気体であるから、酸素原子と集電材料は水結合終了の瞬間まで接触状態を保持しなければならぬ。
これとは別に酸素原子と炭素原子の場合は原子核子環に大差がなく、吸引力は摩擦反発力を全て超高温熱と膨大な圧力に変換してしまい結合する。熱電流波動は発生しない。
【背景技術】
【0005】
従来には、燃料電池として電解質膜を用い水素原子をプロトンと電子に分離した粒子論で解説していた。発電効率を上げるために電解質膜の研究と水素ガスの採取、保存容器の開発に専念していた。燃料電池の基本は水素ガスと酸素ガスが水結合するとき発電するので、その水の詳細と原理を十分理解すことが製作に必須となる。しかし、粒子論では水を冷却すれば氷結する理由と、家庭用の水道水は凍結で鋼鉄製水道管を破裂する理由を図解で実証できない重大な欠点がある。
燃料電池の特許文献は全て粒子論に基づいて解説。粒子論以外での文献なし。
【非特許文献1】平成3年5月29日出願日第3-228161号 明細書
【非特許文献2】平成3年6月12日出願日第3-238615号 明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
燃料電池の電解質膜の動作原理と一般乾電池と蓄電池の発電理由を証明するのに粒子論は不確実である。
又、原子核の金属、非金属と半導体の原子核は如何なる原理で構成されているのか、粒子論では理論的にも表示されていない。
【0007】
燃料電池の高効率発電の開発と、水の詳細な原理と、水を冷却すれば氷結する理由と、水道水の凍結により鋼鉄製水道管を破裂する理由を粒子論では証明できない問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
燃料電池を理解するために一般蓄電池の作用動作原理の基本回路から解説。
実験用蓄電池で外部回路に負荷を付け導線で連結すると、電解質入り水溶液中の陰極板金属原子結合Znが連続的に融解分離するために金属原子結合Zn板から原子が融解分離する。
連続的な融解分離作用で発生する連続波動エネルギー(金属原子結合のため電流波動が多く少量の熱電流波動)を陽極板金属原子結合Cu方向へ押し出す。
蓄電池内の電解質入り水溶液中には空間のエネルギーが存在しないから波動エネルギー(電流波動、熱電流波動)と表示しても、ゼロ(0)値から最高値までの間でありマイナス(‐)値は存在しない。故に、電池の電圧はプラス電圧で直流電流である理由。
【0009】
「圧力波動伝播原理」を使用することにより金属の構成、非金属の構成エネルギー状態が推測でき詳細なる電解液の働きと、その出力電流の増加を可能にする。
又、蓄電池の電解質入り水溶液中で各金属原子の融解、分離、運動、結合、それ等の作用のとき発生する波動エネルギーは全て直流電流波動と少量の熱波動となる。
非金属原子の気体水素原子と気体酸素原子で水結合をするとき熱波動と熱電流波動を発生する、その原理を図4と図5に示す。燃料電池の多孔質膜は気体水素原子の通過量を制限し、気体酸素原子と水結合するとき発電する。その気体酸素原子部で発電した電圧を発電部と接地間の電圧として利用する。
気体酸素部で発電終了後水結合になった水蒸気と水は、気体酸素原子と電気的に分離遮蔽するために金属製網膜を用い高抵抗器で連結する。
【0010】
図4と図5は燃料電池の電解質膜を多孔質膜に変換するので広く応用することにより開発への道が開ける。又、図3と図6から水が冷却されて氷結する理由と、水道水が凍結により鋼鉄製水道管を破裂する理由を詳細に理解できる。
【0011】
結論として、燃焼の原理を発明したので全てを解決できる手段を得た。
概略は、外部よりの熱波動により気体水素原子核と気体酸素原子核子環の核子は同方向回転運動圧力圏内で互いに吸引する。その後、超接近して熱波動の内側に深く入るため各自の核子回転方向で摩擦反発力と熱圧力が発生する。熱圧力は摩擦反発力に勝るためと、気体酸素原子は気体水素原子の熱圧力と摩擦反発力に数倍も勝るため、気体酸素原子の余分な波動圧力は空間に(熱電流波動)として放出される。
この熱電流波動を集電材料で電流を集めるために水素原子と酸素原子は気体であるから、酸素原子と集電材料は水結合終了の瞬間まで接触状態を保持しなければならぬ。
(この熱電流波動とは、熱圧力波動が主体であるため電流波動は非常に弱い)。
【0012】
非金属原子(気体水素原子と気体酸素原子)が放出する熱電流波動の中の電流波動は、金属原子(亜鉛と銅)が放出する電流波動に比べて非常に弱い。
原子と原子が超接近により摩擦反発力と熱圧力で放出する波動(波長)は、超接近距離と密接な関係にあり(熱波動)から波長が次第に短くなると(熱電流波動)その後(電流波動)、最後は(磁力線波動)で終極は直線状態に最も近い(ガンマー線)となる。
【発明の効果】
【0013】
多孔質膜は安価で超高熱に耐久性がある多種類の素材を利用できる。部品素材の設計は図解ができて現実に幅広く理解され今後も燃料電池、その他の機器の改良研究開発への道となる効果がある。
又、圧力波動伝播原理を使用することにより金属、非金属と半導体の原子の性質や特徴も確実に理解できる。今まで不明であった放射性元素の構造を図解で知ることが可能となる。
【0014】
非金属の基本的な結合で証明された「水の詳細な原理」を完全で詳細に知り得たことである。図3では水が冷却されると氷結する原理と、図6では水道水が凍結のため鋼鉄製水道管が破裂する原理を酸素原子核子環結合と作用状態から詳細に理解と実証ができたので効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
従来から燃料電池の電解質膜の研究開発に大きな進展はなく粒子論には現実に理解不可能な箇所が多い。それで粒子論とは全く異なるが、現代科学の進歩に先駆けて「圧力波動伝播原理」の「空間での原子運動方向性圧力の原理」で基礎原子の状態から解説を進めて行く。空間(宇宙空間)の中に1個の原子が停止している場合、その原子の周囲は全て空間になっている。その原子は運動したとき空間に運動量として、その運動方向性圧力量が生み出される。2個の原子は異方向回転運動すれば、その運動方向性圧力量はその運動方向性圧力圏内にある原子に反発力を与え、同方向回転運動の原子には吸引力となる。
【0016】
図1は空間の中にある水素原子核が回転運動した場合、原子核の運動量として運動方向性圧力量が空間に作り出される。
(基本)何もない空間の中で水素原子核が回転運動したとき、その空間に水素原子核のN極S極に渦巻き吸引力作用を持ち、その力を核の表面中央付近から回転運動圧力量として放出する。そこで出来た回転運動方向性圧力量は進行波動となり空間の全方向へ光速度で放射される(又は宇宙中空間は真空のため−圧力マイナス最低値)のため拡散、吸引されて行く。(波動が始まる原理)。その圧力量の断面図。
(符号1)は水素原子核。(符号2)は原子核回転運動により周囲の空間に作り出された回転運動方向性圧力量。(符号3)は回転方向性圧力量が空間にドウナッツ形で拡大して行く形状。(符号4)は上下方向に(NS極に)極超近距離で回転方向に関係なく外側より原子核側へ強力な渦巻き吸引力を作る(核力)。(符号5)は符号4の上下方向から渦巻きで吸引された圧力エネルギーは放射状に原子核回転方向性を加えられ放射で符号2の状態となる。
【0017】
図2は酸素原子核子環である。右側に1個あるのは水素原子核。図は水素原子8個が核力で核力結合して酸素原子核子環を構成した図(以下環を構成している水素原子核を核子と記す)。
(符号103)は核子の回転方向で環の中心方向に向かって回る核子を内回り核子と呼び白色、反対に環の中心から外方向に回る核子を外回り核子と呼び黒色。黒色核子が2個連続した場は外回りの(合成出力となるので)圧力作用圏が長く伸びている。
故に、酸素原子核子環で核子の白と核子の黒黒が対角線上にある場は合成圧力圏が強力に超遠距離まで伸びる圧力作用圏を作る。対角線上に異色核子がない場は水素原子核子と同じような広さの作用圏となる。(符号105)は対角線上に核子の白と核子の黒黒の合成圧力作用圏で強力に超遠距離まで伸びる(結合するための作用手、略して結合手)。
【0018】
図3は酸素原子核子環の各核子がエネルギーを得て回転運動した場合に外部空間に伸ばす回転運動方向性圧力圏(略して圧力作用圏)、(結合手)である。酸素原子核子環には2方向に対角線上に核子の白と黒黒の超遠距離まで伸びる回転運動方向性圧力作用圏(符号21)がある。酸素原子の主役の結合手はこの(符号21)である。
(符号13)は内回り核子の白色3個の合成で作り出す垂直方向(Z軸)への圧力作用エネルギーである。また、鉄類の金属原子はこの内回り核子が非常に多く、その特徴はこの方向へ超強力圧力エネルギーを出し磁力線に近いエネルギーとなる。また電流波動も良く通す。
(符号15)と(符号15-16)は完全対角線上に核子の白と黒がありその合成で回転運動方向性圧力圏を作る、ケイ素原子と結合のときは必ず符号15-16部の温度変化で結合手方向が変化しない場所である。
故に、ケイ素原子と結合した酸素原子(ガラス類)は(符号21)には結合せず結合手として空間に超遠距離まで伸ばしている。それで毛髪類で摩擦すると静電気(摩擦熱電気)を発生して炭素系物質の紙切れを吸引する。実験で簡単に確認できる。
(同図中の下に描いた図は酸素原子の結合手方向の略図)。
又、追加として、2方向の超遠距離結合手(符号21-1)のY軸線上とX軸線上(符号21-2)の角度は常温で約104.5度、温度が低下すれば核子の白と核子の黒黒の合成圧力エネルギーは減少して104.5度以下となり完全対角線上の(図5に記すYaとXa)方向に水素原子核が偏って行き、水素原子核と酸素原子核子環の核子は金属結合状態に類似してくるので水の固体化現象が起こり、結果として氷の生成が始まる原因となる。
温度低下から冷却その後冷凍凍結と温度変化に応じて氷結合状態も変化する。故に、厚く氷結した湖面が凍結状態になれば巨大な膨張圧力で氷が割れて盛り上がる現象が現実に目で見られる(図6)。(厚く氷結した湖面が割れて盛り上がる御神渡り現象)。
(符号13)を詳細に記せば、(符号13)は内回り核子の白色3個の合成で作り出す垂直方向(Z軸)への圧力作用エネルギーで電流波動を僅か通す。鉄や銅の金属原子はこの内回り核子の白色核子が非常に多く電流波動を良く通す。
それで、水結合を(電気分解)するためには、電解質入りの水溶液の中に正極にプラス電気負極にマイナス電気の外部電流波動を加えれば、電解質入りの水溶液の中を電流波動が多く流れるので、酸素原子核子環の白色3個の核子をその外部電流波動が強力に回転運動させ垂直(Z軸)方向へ放射させるので酸素原子核子環自体が前進する作用となる。
また、酸素原子核子環の白色3個の核子が強力に回転させられるので、対角線上にある2個連結核子の黒黒の回転力を妨害して減少させる。それで水素原子核と結合していた回転方向性圧力作用圏(結合手、符号21-1、21-2)を急激に短縮させ、水素原子核との結合力を失い水素原子核を放出する。酸素原子核子環は電流波動の発源点(陽極)に向かって進むので(陽極)に集中する。(外部電流波動が酸素原子核子環の白色3個の核子を強制回転させるので微少しか発熱は起動しない)。以上は水結合の「電気分解」の詳細である。
【0019】
図4は酸素原子核子環の核子が伸ばした熱波動(符号93)の回転方向性圧力作用圏内に水素原子核は同方向回転で入り吸引力で接近して、超近距離になれば(水素原子核は熱波動の回転方向圧力作用圏の内側に入るため、熱波動は同回転方向で同波動になるが原子核回転力が反対に摩擦を受ける回転となる)ので摩擦力となり発熱が始まる地点(符号91)。
それより次第に接近と同時に強熱化して、(符号92)地点より酸素原子核子環の核子の合成回転力が発する膨大圧力は水素原子核の回転圧力に勝り、その余分の回転圧力は熱波動エネルギー(熱電流波動)の発生として放出される。(符号98)地点で熱電流波動の放出は最大値を表す。その後水素原子核の回転圧力は減少し、それに伴って酸素原子核子環の核子の回転圧力も減少するので、その場のエネルギー状態に適合した水結合間隔で水結合が完成する。
原子間隔と波長の関係は水素原子核が(符号93)の地点まで熱波動の吸引作用、 (符号66)付近に来れば熱電流波動の発生となり、(符号98)で熱電流波動の最大値、(符号67)で回転圧力の減少地点。(符号68)は電流波動、(符号69)は磁力線波動。
熱電流波動は熱圧力が高いが(電流波動)は弱い。
故に、波動の発生は酸素原子核子環の核子の色は黒色が多く非金属結合で(Y軸とX軸)方向へ放射で熱波動となり波長は長い。金属結合の鉄原子核子環の核子は多量で色は全て白色で垂直(Z軸)放射となり磁力線波動で極超短波長となる。同じく銅原子核子環の核子は多量で、白色に少量の黒色が混じり面心立方格子結晶で(Y軸とZ軸)の中間点放射となり(電流波動)で超短波長となる。また、最良の電流波動の導電体である。
結論として、酸素原子核子環の核子と水素原子核で水結合終結までに波動放射する原子間隔域内では(完全なる電流波動)を起動できない。それで電流波動域に近かずけるためには水結合場を超高温として酸素原子核子環の吸引力を強化すれば、電流の増加が可能となる。
また、原子結合間隔域で放射された発生波動の(源波動が逓倍に増加された波動)をプリズムで色分けして目視可能である。
水結合は水素原子核と酸素原子核子環の核子との間隔は大きいが、酸素原子核子環の核子が伸ばした回転運動方向性圧力作用圏で覆われて結合しているから、無色透明で流動体であり、如何なる物体にも接触して水で濡なす行為をする。電気分解などで回転運動方向性圧力作用を停止させ、原子を取り出せば気体水素原子と気体酸素原子となる。それで、水の無色透明の物質は酸素原子核子環の核子が空間に伸ばした回転運動方向性圧力作用であることが理解できる。(水圧とは何か、なぜ起動するのか、その原因と理由も理解できる)。
【0020】
図5は酸素原子核子環がY軸線上にある核子の黒Ya黒Yb方向へ結合圧力作用圏を伸ばした状態で、その合成圧力作用圏の中間付近に水素原子核が結合するので、水は完全なる流動性である。この流動性は水素原子核が上下左右前後に多少移動しても、結合は簡単に破れないので数千度の熱に耐えるから消火材に用いられている。
図は前図4の水結合完成部を拡大したもので、(符号98)地点で熱電流波動の最大値を表す。その後水素原子核の回転力が減少を始めると酸素原子核子環の核子も回転数を減少し、その場に適したエネルギー状態の回転数で水結合間隔(符号90)は定まり水結合が完成する。
【0021】
図6は酸素原子核子環の核子と水素原子核の各結合手による結合で水の会合図である。
(符号21は酸素原子核子環より2方向にあるからY軸方向に伸びるのを21-1でX軸方向に伸びるのを21-2と記す)。図より酸素原子核環は水素原子核をはさんで裏表と結合していることは21-1と21-2の符号で確かめられる。上層の酸素原子核環は表面で下層の酸素原子核子環は裏面となるので温度低下で酸素原子核子環は(符号13)による相互で反発が始まり、氷全体の巨大な膨張圧力が現れる。
温度が低下(熱波動の低下)すれば(図2)での核子の黒黒と対角線上の核子の白色の合成熱波動作用圏(符号105)が縮小して、核子の白色は単独で(符号103)の回転圧力運動となる。
酸素原子核子環には3個の白色核子があるので3個の合成圧力で(符号13)は強化され、各原子は(符号13)の相互で反発力が起動し巨大な膨張圧力となる。
現実の証拠は(厚く氷結した湖面が巨大膨張圧力で割れて盛り上がる御神渡り現象)。
なぜ同じ原子が結合するとき裏表結合するのかは、原子は空間に放射する圧力エネルギーの均衡を保つためである。全ての原子は1個では空間に放射するエネルギー(原子核子環の各核子が放射する回転運動方向性圧力作用で均衡が保たれず)、極端に偏るので2個で裏表結合して空間に対して均衡を保つためである。故に、空間の中にある全ての原子は同原子2個裏表結合単位で現存している。又その性質を利用して銅原子の中間に酸素原子を繋ぎ役としたのが「亜酸化銅であり半導体の性質」を示すから太陽光発電に現用されている。
【0022】
図7は燃料電池の多孔質膜の配置概略断面図です。(符号70)は接地に連結された冷却水である。(符号71)は気体水素原子核。(符号72)は多孔質膜で水素原子核の通過を制限します。(符号73)は気体水素原子核と気体酸素原子核子環の核子で水結合直前まで摩擦反発力と熱圧力波動の吸引力で、高温熱と熱波動エネルギー(熱電流波動)を放出する発電部で、気体酸素原子核子環の通路部内にあり、その熱電流波動を集電物体で集め負荷に導く。(符号74)は気体酸素原子核子環。(符号75)は水結合で出来た水蒸気。(符号76)は水結合で出来た水。(符号77)は高抵抗器であり、気体酸素原子核子環の通路内で、水結合で出来た水蒸気と水を、電気的に気体酸素原子核子環と分離遮蔽するための金属製網膜(符号79)に接続しています。(符号78)は燃料電池が発電した熱電流波動を消費する負荷。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】水素原子核。空間の中にある水素原子核が回転運動した場合、原子核の運動量として回転運動方向性圧力量が空間に作り出されている、その水素原子核と方向性圧力量の概略断面図。
【図2】酸素原子核子環の核子が回転運動で空間に作り出す回転運動方向性圧力範囲(結合手)。右側は水素原子核。その酸素原子核子環の核子回転方向と水素原子核の概略斜視図。
【図3】酸素原子核子環の各核子全体が各核子の回転運動方向で回転したとき空間に作りだす回転運動方向性圧力作用範囲(結合手)。その酸素原子核子環の核子の概略斜視図と下に描いた(結合手方向の平面略図)。
【図4】酸素原子核子環の核子が発する波動と水素原子核。波長(波動)と原子間隔は密接な関係にある。その波動の概略断面図。
【図5】酸素原子核子環は核子のYa黒Yb黒の2連続と対角線上の核子白の合成熱波動の図である。酸素原子核子環の核子のYa黒Yb黒の2連続の中間に水素原子核が結合状態にあり、水は完全なる流動性である。水結合の概略斜視図。
【図6】水の会合図で酸素原子核子環の裏表結合。氷結が膨張する原因は結合していない(符号13)が相互に反発するため。水の会合図の概略原子骨格結合平面図。
【図7】燃料電池の概略断面図。(符号79)は金属製網膜で気体酸素原子の通路内で気体水素原子と気体酸素原子で燃焼発電終了後に水結合した、水蒸気と水を電気的に分離遮蔽するための金属製網膜。燃料電池の各部品と材料の配置概略断面図。
【符号の説明】
【0024】
1 水素原子核
2 原子核回転運動により周囲の空間に作り出された回転運動方向性圧力量
3 回転方向性圧力量が空間にドウナッツ形で拡大して行く圧力波動の形状
4 上下(NS極)に超近距離で回転方向に関係なく強力に吸引できる渦巻き圧力(核力)
5 渦巻きで吸引された圧力エネルギーの放射
13 酸素原子核子環の核子が内回り(白色核子)3個で放射はZ軸線上へ、微少電流を通す
15 酸素原子核子環の核子が1個で外回り(黒色核子)でX軸とY軸の中間にある
16 酸素原子核子環の核子が1個で内回り(白色核子)で(前記符号15の完全対角線上にあり)X軸とY軸の中間にある(符合15-16)、温度が変化しても結合方向は不変の場所
18 酸素原子核子環
21 酸素原子核子環の核子が外回り(黒黒)2個連続で対角線上に内回り核子の(白)がありその合成圧力作用圏でX軸とY軸にある(下記符号21-1と21-2と全く同じものである)
21-1 酸素原子核子環の核子で外回り(黒黒)2個連続の合成圧力で、1方向はYb線上であり、他方向のYa線には完全対角線上に核子(白)がある(前記符号21と同じものである)
21-2 酸素原子核子環の核子で外回り(黒黒)2個連続の合成圧力で、1方向はXb線上であり、他方向のXa線上には完全対角線に核子(白)がある(前記符号21と同じものである)
66 この付近から熱電流波動の発生となる地点
67 原子核、核子の回転力が減少する地点
68 電流波動(主に金属結合で発生する、熱電流波動より波長が短く電流出力が大きい)
69 磁力線波動(鉄類金属のZ軸にあり垂直に放射する)
70 冷却水(接地に連結)
71 気体水素原子
72 多孔質膜層
73 気体水素原子と気体酸素原子で発熱発電して水結合する場で集電物体を含む
74 気体酸素原子
75 水結合で出来た水蒸気
76 水結合で出来た水
77 高抵抗器
78 発電電流波動を消費する負荷
79 (符号75と76)を電気的に遮蔽分離する金属製網膜
90 水素原子核と酸素原子核子環の核子で水結合が完成した間隔
91 水素原子核は酸素原子核子環の核子が発する熱波動の吸引力で接近し熱波動の内側に入ったために反発回転力で摩擦熱発生地点
92 酸素原子核子環の核子の余分な摩擦熱圧力は熱電流波動に変換され始まる地点
93 酸素原子核子環の核子の高温熱による熱波動
98 熱電流波動の最大地点
103水素原子核、酸素原子核子環の核子が回転運動で空間に作り出す回転方向性圧力範囲
105 酸素原子核子環の核子が2個黒黒の連続同回転で作る合成圧力量に環の対角線上にある核子白の同回転方向性圧力が加わる3個合成回転方向性圧力量の範囲




【特許請求の範囲】
【請求項1】
燃料電池の電解質膜の設計に、従来の「粒子論」とは全く異なる「圧力波動伝搬原理」を発明した。それは「空間の中での原子エネルギー状態」を基礎として、水素原子の構造(図1)と酸素原子の構造(図3)から燃焼の原理を証明し発電が起こる過程を図解で実証できた。水と氷の詳細の全てを原子核状態の分野から分析し、全ての状態を「目で見ることが可能な自然現象の結果」で実証できたので、燃料電池に多孔質膜を用いた設計方式を提供する。
【請求項2】
「圧力波動伝播原理」による燃料電池の改良、開発として水素原子核と酸素原子核子環の核子による燃焼の原理を実証できた。その結果(図4)により水結合場を超高温として酸素原子核子環の核子の吸引力を最強化すれば電流の増加が可能となり、超高温度としての利用も拡大できる。従来の粒子論では水を冷却すると氷結する理由と、水道水が凍結すると鋼鉄製水道管を破裂する理由を図解で実証できない重大な欠点があった。解決のため請求項1の「空間の中での原子エネルギー状態」を基礎として、従来とは全く異なる酸素原子核子環の構成方式で燃料電池の多孔質膜を設計する方法を提供する。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−272236(P2010−272236A)
【公開日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−120995(P2009−120995)
【出願日】平成21年5月19日(2009.5.19)
【出願人】(391034639)
【Fターム(参考)】